2024年9月29日[1]
No.10881: COEDO 茜音 -AKANE- / コエドブルワリー
こえど あかね / こえどぶるわりー
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コエドビールから発売された季節限定商品「茜音 AKANE」。
発売を知らず、LAWSONで偶然遭遇したものだが、べつに店舗限定などではないようである。
グラスに注いだ液色は、微かに濁りの見られるごく淡いアンバー。
泡はややベージュっぽい色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも概ね良い。
香りは、爽やかな柑橘とハーブの混じり合ったホップ香だが、やや青っぽいので、草むらのような感じもする。
華やかさはあまりない。
味はややブラウンな感じを伴う軽やかな苦味。穏やかなジューシー感。
じんわりとモルトを感じる上品な旨味。
飲み込んだ後には、軽い苦味と渋味が残るが、余韻は短め。
アルコール分5.0%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
製造者:〒350-1150 埼玉県川越市中台南2-20-1 株式会社協同商事コエドブルワリー。
ホップのフローラルな香りとそれを引き立てるシトラスの香り。控えめな苦味の奥にあるのは淡い琥珀色のモルトの旨み。
秋風や夕暮れの美しい日本の情景を想い浮かべさせてくれるような優しい味わいのアメリカンペールエールです。
秋の味覚と共に「食中酒」で是非お楽しみ下さい。
一口飲んだときは、特徴に乏しい味わいだなと、失礼ながら感じてしまったのだが、
缶説明にあるように、確かに秋の夕暮れを感じさせる色調と、繊細な味わい。
この繊細さは、日本の秋を表現しているのだと思えば、愛しく感じられる。
ビアスタイルはアメリカン・ペールエールなのに、和を感じるのは面白い。
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ビール
CODE:45563LSEE#UK |
2024年9月29日[2]
No.10882: グレフルマニア スィート / アサヒ
ぐれふるまにあ すぃーと / あさひ
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一昨日から、アサヒ グレフルマニア を飲んでいる。
昨年(2023年)4月に九州エリア限定でテスト販売された後、終売となってしまったブランドである。
今日飲むのは、シリーズの「スィート」だが、賞味期限が半年ほど前に切れてしまっているのは、
これまでの製品と同じである。
そのことを踏まえた上で、こちらも飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄オレンジ色。他2種がもっと薄黄色に近かったのとは異なり、
ピンクグレープフルーツのような見た目。細かな気泡が多量グラスの中を立ち上っている。
香りはしっかりと苦味が強そうで、なおかつ甘味もありそうなグレフル香。
発酵臭のようなものが感じられる点は、他2種と一緒。
味は香りの印象通りジューシーで甘く、苦い。スィートというだけあって、
甘味設定はこれが一番強い。しかし、グレフルらしい苦味と、少しヒリっと来るような酸味もあるので、
甘ったるいわけではない。
飲み込んだ後には、しっかりめの甘味、苦味、酸味も残る。
賞味期限超過ながら、まったく劣化を感じなかった。
アルコール分7%。果汁3%。原材料名:ウオッカ、グレープフルーツスピリッツ、グレープフルーツ果汁、
糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
飲みやすさは、3種の中でこれが一番。飲むまでは、ラインナップにスィートなど必要か?と思っていたが、
これはこれで悪くない。
3種飲んでみて、かなり企画として練られた商品であったと感じた。成功しなかったのは残念だが、
時期と場所が悪かったような気もするから、ブランド名等をもういちど練り直して、
再挑戦するのもいいのではないかと、個人的には思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45563PRST#UK |
2024年9月30日[1]
No.10883: ゼロサワー 和梨 <数量限定> / サンガリア
ぜろさわー わなし <すうりょうげんてい> / さんがりあ
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LAWSON限定商品 サンガリア ゼロサワーシリーズの「和梨」。
先週店頭で発見したものだが、具体的な発売日は不明。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、微かに濁っているようにも見える。梨果汁のゆえか。
非常に細かな気泡が、グラスの中を立ち上っている。
香りは、和梨のしっかりした甘さとアルコールが混じり合い、かなり濃厚な感じ。
味は香りの印象以上にこってりと甘い。和梨っぽさを香料で追求した結果、必要以上に濃くなってしまった感じ。
果汁感はほぼなく、この甘さは人工甘味料特有のものである。
アルコール感はしっかり。飲み込んだ後にも、だらっとした甘さが口に残る。
果汁1%。アルコール分5%。糖類0。プリン体0。
原材料名:日本なし果汁、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、ビタミンC。
製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー 大阪市東住吉区中野4-2-13。
製造所:三重県伊賀市依那具字柳原844-1。
このゼロサワーシリーズで和梨味は初めてではないか。少なくとも当サイトではこれまで取り上げていない。
果汁が少ないから、そのままでは梨味にならないので、香料、甘味料等で一生懸命梨らしく仕上げようとしているのだが、
甘味付けが少々やり過ぎのように感じた。このシリーズはジャンキーな感じが持ち味だから、これでいいのかもしれないが、
大手メーカーの出す梨味チューハイと比べると、不自然な感じが強い。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45564LSEK#UK |
2024年9月30日[2]
No.10884: SINGHA シンハー
しんはー
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タイを代表するビール「シンハー」。
当サイトでは既に取り上げているのだが、
今日取り上げるのは、1934年当時のデザインを復刻したものだそうで、
当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈いただいたものである。
中身は通常品だが、簡単にレビューしておこう。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、
力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは爽やかでハーブっぽいホップ香が主体。やや甘いニュアンスも。
口当たりは極めてクリア。苦味は弱め。甘味はほぼ感じない。雑味がなく、キレは抜群。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、糖類。原産国:タイ。
輸入者及び引取先:アイコン・ユーロパブ株式会社 東京都新宿区大京町14-5。
私自身もこの缶にこれまでどこかで出会っていたかもしれないが、当サイトでは基本的に海外ブランドを積極的に取り上げることはしていないので、
スルーしていたわけである。
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ビール
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2024年10月1日[1]
No.10885: WATTA ハスカップ&グァバ <数量限定> / オリオン
わった はすかっぷ あんど ぐぁば <すうりょうげんてい> / おりおん
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オリオンチューハイ WATTAシリーズの限定「ハスカップ&グァバ」。
沖縄県と北海道の産品を用いた「どさんこしまんちゅプロジェクト」の第2弾商品で、発売日は7月16日であった。
販売エリアは、全国。
グラスに注いだ液色は、透明感のある淡い紫色。くすんだピンク色とも言える。細かな気泡が少量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、基本的に酸っぱそうなのだが、スウーッとしたハーブのように感じられる。
おそらく、甘酸っぱいグァバとハスカップが混じり合った結果かと思われる。
味は香りの印象通り非常に甘酸っぱい。特にグァバがしっかりと感じられ、ハスカップは控えめ。
これもおそらく、普通に混ぜるとハスカップの方が強いため、バランスを取ろうとして、グァバ優勢の味わいに仕立てているものと思う。
香りに感じたスウーッとした感じがあり、さらに軽い苦味も伴って、かなりシャープな味わい。
飲み込んだ後にも、酸っぱさがきっちり残る。
アルコール分5%。果汁0.1%。沖縄県産グァバ由来エキス・北海道産ハスカップ果汁使用。
原材料名:ハスカップ果汁、グァバエキス、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、野菜色素。
販売者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。
製造所:オエノンプロダクトサポート株式会社 兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
「どさんこしまんちゅプロジェクト」について
「沖縄と北海道から日本を元気にしよう!」をスローガンに、端(沖縄)と端(北海道)で力を合わせて新たな価値創造に取組み、
沖縄・北海道の地域経済の発展を目指すプロジェクトです。
プロジェクトの第1弾は、メロン&マンゴー で、
かなり甘味の強い仕上がりだったが、こちらは酸味主体でシャープな仕上がり。ただ、甘味も弱いわけではないので、
食事と合わせるのは難しいかもしれない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45565WALIUM#77 |
2024年10月1日[2]
No.10886: BLUE LEMON FARM 愛媛県産 無糖レモンチューハイ / 三幸食品工業
ぶるー・れもん・ふぁーむ えひめけんさん むとうれもんちゅーはい / さんこうしょくひんこうぎょう
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三幸食品工業がつくる愛媛県産「無糖レモンチューハイ」。
グラスに注いだ液色は、微かに濁りのある薄黄色。
細かな気泡が少量グラスの中に見える。炭酸はあまり強くなさそうである。
香りは、キリッとシャープなレモン香。甘味はなさそうである。
味は香りの印象通り酸味主体で、苦味も強い。甘味はない。
レモンの皮のような風味。飲み込んだ後にも、歯がキシキシとするような酸味が口に残る。
アルコール分5%。果汁1%。
原材料名:醸造アルコール(国内製造)、レモン果汁/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC。
青いレモンの島と呼ばれる愛媛県岩城島で木の上で完熟させてから収穫する糖度の高い完熟レモンを使用した無糖がうれしいレモンサワーです。
今回これを入手したのはH2Oリテイリング(阪急阪神グループ)のスーパー 阪急オアシス。
今のところ他店ではこの商品は見かけない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45565HONC#UK |
2024年10月2日[1]
No.10885: 船橋なしサワー <限定出荷> / 合同酒精
ふなばしなしさわー <げんていしゅっか> / ごうどうしゅせい
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イオン限定商品である「船橋なしサワー」。千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」とのコラボ商品である。
発売日は情報がなくわからないが、店頭で発見したのが9月30日だったので、10月1日設定かもしれない。
グラスに注いだ液色は、かすかに黄色っぽく濁りあり。細かな気泡が少量グラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、かなりナチュラルな和梨。ツンと香り立ち、甘い。
味は香りの印象通り甘いが、炭酸の刺激が良いバランスを取っている。
コクがないため、さらっとした味わい。アルコール感も弱い。
アルコール分3%。果汁1%。
原材料名:梨果汁(千葉県船橋市産梨)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、
酸味料、香料。原料原産地名:国内製造(果糖ぶどう糖液糖)。
製造者:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
船橋市産梨のおいしさがつまった船橋なしサワーができたなっしー♪
みんなが幸せでありますように♪
この商品は、当サイトで把握している限り、2019年に販売開始し、その後2022年まで毎年登場していたが、
昨年(2023年)は販売がなかったようである。コロナ禍でもずっと続いていたのに、昨年一旦ストップした理由はわからないが、
今年また復活した。
船橋が一大梨産地であることや、千葉県が梨生産量全国一であるのが知れ渡ったのも、
ふなっしーの貢献によるところが大きい。
メディアであまり見かけなくなった現在でも、こうしてコラボ商品が出れば、一定の人気を博する。
全国的に見て、それぞれ公認キャラクターである熊本のくまモンや、滋賀県彦根市のひこにゃんなどと並び、
非常に集客力、商品販売力をもったキャラクターだと言える。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45566DAEE#UK |
2024年10月2日[2]
No.10888: ザ・プレミアム・モルツ 京都謹製 / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ きょうときんせい / さんとりー
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ザ・プレミアム・モルツ「京都謹製」。発売日は、9月24日。
同社サイトの製品情報によると、販売エリアは明記されていないので、全国で入手できる可能性はあるが、
私自身が近畿エリア在住のため、実際はわからない。
中身は通常のプレモルで、こちら関西ではふだんから京都工場製造品が出回っているため、
何ら変わりはない。他工場製造品が出回っているエリアにお住まいの方なら、
普段飲んでいるものとは違うものということになる。
どの大手メーカー品でも言えることだが、複数の工場で生産している場合、
基本的に原材料や製造方法はまったく同じだが、用いている水が違うことにより、
味わいに違いが生まれる可能性がある。
食品の一般論で言えば、用いる水によって仕上がりが異なるのは好ましくないと考えられるから、
通常は同じ味になるように成分等を整えることもできるはずであるが、水の持ち味を活かした方が良いと考える飲料ならば、
あえて製造工場毎に違う味の製品をリリースするという戦略もありうる。
だから、製造工場名が記載されていなくても、地域毎に味が異なることはあり得るし、
さらに工場名を明記して、差別化を図れば立派な販売戦略となる。
サントリーさんは、かなり以前からこの手法を取ってきた。パッケージに工場名を明記して、
違いを楽しんで下さいという戦略である。
さて、本品の味について、見ておこう。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、しっかり甘さをまとった鮮烈なホップ香が強いが、モルトの凝縮感も感じさせるかなりのボリューム感。
口に含んだ瞬間は、スッキリとクリーンな口当たりなのだが、苦味とともにふくよかな甘味も感じられる。
重たくなりすぎないのは、苦味のアクセントが全体を引き締めているからだと思われる。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造)、ホップ。
鮮やかに広がる華やかな香りと、深いコクをお楽しみください。
<天然水のビール工場> 京都で丹精込めてつくったザ・プレミアム・モルツです。
昔のプレモルは、もっともっさりとした味わいの印象があったが、本品はよく言えばスタイリッシュ。
しかしこれは、プレモルという製品自体が何度かリニューアルを経て変わってきたものであり、
京都工場製だからではない。現行品同士を並べて比べてみるということをしない限り、
違いがあるかどうかわからないだろう。
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ビール
CODE:45566DAEE#08 |
2024年10月3日[1]
No.10889: サッポロ黒ラベル エクストラモルト / サッポロ
さっぽろくろらべる えくすとらもると / さっぽろ
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サッポロ黒ラベルの数量限定派生商品「エクストラモルト」。発売日は、10月1日。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちも悪くない。
香りは、通年品の黒ラベルと同じく、乾いた穀物を思わせるモルト香が中心。質実剛健。
味わいはクリア。苦味は強いが、なめらかな喉越し。
通年品黒ラベルほどの強さはない。キレがあり、飲み込んだ後にはしっかり苦味が残る。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造、国内製造)、ホップ、米、コーン、スターチ。
前回エクストラモルトが出たのは3年前の 2021年。
2022年 と 2023年はエクストラドラフト、
今年(2024年)3月には エクストラブリュー という製品が出ている(エクストラブリューは2020年以前にも存在)。
このように、黒ラベルの派生商品は、不規則に投入されているのだが、黒ラベル自体のブランド力があるので、
毎回コンスタントに売れているのだろうと思われる。
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ビール
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2024年10月3日[2]
No.10890: 山陰ハイボール / 松井酒造
さんいんはいぼーる / まついしゅぞう
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近所のスーパーでみつけたハイボール缶「山陰ハイボール」。
つくっているのは、鳥取県の松井酒造。「山陰」「鳥取」「大山」「倉吉」など、
地域の地名を冠したウイスキーを製造販売しているメーカーで、この製品は、
ブレンデッドウイスキーである「山陰」をソーダで割ったものである。
グラスに注いだ液色は、極めて淡いゴールド。ハイボール缶というのは、見た目が薄いものが多いものだが、
その中でもこの製品はかなり薄いと感じる。細かな気泡が少量立ち上るのが見える。
香りは、甘い樽香主体だが、スッキリとしたキャラクターであり、上品。
但し、少しだけ工業用エタノールみたいなピュアアルコール臭が感じられる。
味も香りの印象通り、非常に軽やか。風味は甘いが、炭酸のピリッとした刺激もあり、
舌ではほぼ甘さを感じない。キレがあり、飲み込んだ後にはふんわり甘い香りは残るが、大人しい。
鳥取生まれのウイスキー使用。アルコール分7%。原材料名:ウイスキー(国内製造)、食物繊維/炭酸、酸味料。
製造者:松井酒造合名会社 鳥取県倉吉市上古川656-1。
製造所:鳥取県倉吉市福庭町1丁目297-1。
酸味料が使われているところは少し残念だが、それでもわざとらしさや作られた感じはほぼなく、
品の良い仕上がり。大手メーカーの普及品よりも、かなりナチュラルな味わいだと感じる。
近年は缶入りR.T.D.の1ジャンルとして、ハイボール缶がすっかり定着し、サントリーやニッカなどの大手だけでなく、
こうして地域柄を前面に出したいわゆるご当地ハイボールもどんどん増えている。
この製品は200円未満で売られており、大手製品に飽きた消費者の受け皿となる可能性を大いに秘めている。
具体的な名前を出して恐縮だが(販売力の違いがあるからご容赦頂きたい)、個人的にはトリスハイボールを買うよりも、
こちらを選択する。
400円、500円、600円もするような高額ハイボールは、いわゆるご褒美買い需要をカバーするハレの日商品だと言えるが、
本品のような低価格帯のものは、日常大量に売れることで利益を生む商品だと思うので、
当サイトとしては、大きくプッシュしておきたい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45567DAEE#UK |
2024年10月4日[1]
No.10891: KAVALAN BAR COCKTAIL DRY トリプルシェリーカスク シングルモルトハイボール / 金車(輸入:日本酒類販売)
かう゛ぁらん・ばー・かくてる・どらい とりぷるしぇりーかすく しんぐるもるとはいぼーる / きんしゃ(にほんしゅるいはんばい)
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台湾製 KAVALAN ウイスキーを用いた缶入りR.T.D.「KAVALAN BAR COCKTAIL DRY トリプルシェリーカスク シングルモルトハイボール」。
販路限定ではないと思うのだが、LAWSONで推していて、「お試し引換券」の対象商品にもなっていた。
LAWSONでは、9月24日が発売日とされている。
グラスに注いだ液色は、ハイボール缶にしてはしっかり濃いめのゴールドで、やや黄色みが強い。
細かな気泡がグラスの中を立ち上るのが見える。
香りはシェリー樽由来の非常に甘酸っぱい樽香が強い。奥深く、そして爽やかさもある。
口に含むと、まず炭酸のピリッとしたいい刺激が来る。甘味はほのかだが、
香りに感じたバニラ+干しぶどうのような樽香が広がる。
シングルモルトゆえの純粋でありながら、芯のある香味。豊かな余韻。
アルコール分8%。原材料名:ウイスキー/炭酸。
原産国名:台湾。輸入者及び引取先:日本酒類販売株式会社 東京都中央区新川1-25-4。
KAVALAN BAR COCKTAIL トリプルシェリーカスク シングルモルトハイボールはカバラントリプルシェリーカスクとソーダだけで作ったハイボールです。
トリプルシェリーカスクはオロロソ、モスカテル、ペドロヒメネスの3つの樽で熟成したウイスキーをブレンドしたもので、
シェリー樽由来のフルーティさを感じるウイスキーソーダに仕上がっています。
KAVALAN BAR COCKTAIL シリーズは、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC2023)にて
「Best Asian Distillery Of the Year 2023」に輝いた、台湾の「カバラン蒸留所」で製造された原酒をベースに使用したカクテルです。
自然豊かな台湾「雪山」山麓の清らかな伏流水が使用されています。
この KAVALAN BAR COCKTAIL シリーズは、これまで当サイトで全4種、ウイスキーハイボールだけでも2種を取り上げているが、
今回の製品のクオリティは、頭一つ抜けている。それもそのはず、LAWSONでの販売価格は495円と、一般的なハイボール缶の倍以上の価格となっている。
今回、「お試し引換券」対象商品となっていたものの、私はゲットできなかったので、普通に購入した。
高額ハイボール缶は、サントリープレミアムハイボール白州や山崎(いずれも660円)が先鞭をつけ、
品質が高ければ高価格でも売れるという実績から、他社もちらほらと追随している
(たとえば、黄桜プレミアムハイボールなど)。
その流れに乗った商品と考えられるが、さすがに600円オーバーでは戦えないとの判断からか、500円未満での勝負となった。
品薄で、多くの人が飢餓感すら覚えている白州や山崎といった巨大ブランドほどの競争力はないので、
この商品が爆発的にヒットするとは考え難いが、十分価格に見合った内容だとは思う。
ただ、シェリー樽由来のフルーティで甘酸っぱい香りを好ましいと思うか思わないかによって、評価は大きく分かれるかもしれない。
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チューハイ・カクテル等
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2024年10月4日[2]
No.10892: ザ・プレミアム・モルツ <ジャパニーズエール> 香るエール 京都謹製 / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ <じゃぱにーずえーる> かおるえーる きょうときんせい / さんとりー
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先日、ザ・プレミアム・モルツ「京都謹製」を取り上げたが、今日は、同時発売された「香るエール」の「京都謹製」缶を。
発売日は、9月24日であった。
中身は通常の香るエール(京都工場製)だが、味を見ておこう。
グラスに注いだ液色は、やや黄色みの強い淡い黄金色。泡はほぼ白色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、甘く優しく深い。少し乳酸系の酸っぱそうなニュアンスがある。
味は、柔らかいタッチと奥深いコク。香りの印象通り甘酸っぱいが、苦味も強く、そのことで、幾分かシャープさを与えてもいる。
ボリューム感があり、飲み込んだ後にも、しっかり甘酸っぱい余韻が残る。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造)、ホップ。
みずみずしい香り、豊かな味わいのエールビールです。
<天然水のビール工場> 京都で丹精込めてつくった香るエールです。
今回のデザイン缶は、はっきり通年品とは違うデザインであり、売場で目立っている。
私の生活圏内では、多くのコンビニやスーパーで取り扱いがあり、通常デザインの商品と並べている店もある。
デザイン違いが並んでいたら、私のような人間は両方買いたくなる(但し、中身が同じであることを知っているため通常品は買わない)が、
そうでなくても多くの人の目を引くことは間違いないだろう。
サントリーさんをはじめ、ビールメーカー各社は、地元密着をうたい、ご当地品をその地域で販売する戦略をとることが少なくないが、
むしろ他地域で売ることを考えた方がいいのではないか(流通コストの問題はあろうが)と思う。
この商品も、地元関西は二の次に、むしろ東京のスーパーなどで、大々的に「京都謹製」をプロモーションしたら、
ふだんプレモルに無関心な人にも買ってもらえるのではないだろうか。
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ビール
CODE:45568DAEE#10 |
2024年10月5日[1]
No.10893: ジムビームハイボール缶 ハニーハイボール / サントリー
じむびーむはいぼーるかん はにーはいぼーる / さんとりー
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サントリー ジムビームハイボール缶「ハニーハイボール」。
発売日は、10月1日。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールドで、かすかに濁りがあるように見える。
細かな気泡が多量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、ジムビームらしい土臭さの中にも華やかさがあり、少し甘いニュアンスも。
味は香りの印象以上に土臭い感じが強く、ハニーハイボールというだけあって甘い。
その甘さが飲みやすくしてくれているわけだが、香りとのバランスは決して良くない。
例えて言うなら、ゴボウにハチミツを掛けて食べやすくしました、みたいな感じ。
ただ、酸味がうまく効いているので、甘ったるいわけではない。
飲み込んだ後には、バーボンらしい余韻とほんのり甘酸っぱさが口に残る。
アルコール分5%。原材料名:ウイスキー(アメリカ製造)、スピリッツ、はちみつ、糖類/炭酸、酸味料、香料。
世界No.1バーボンブランド「ジムビーム」のハイボール缶です。
ふだん例えばトリスハイボールや、せいぜい角ハイボールくらいしか飲んだことがない人が、
同じサントリーだからと手を出すと、少々面食らうかもしれない。
バーボンを飲み慣れていない人には、少々ハードルが高いようにも感じる。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45569LSEK#04 |
2024年10月5日[2]
No.10894: TOPVALU BESTPRICE 無糖チューハイ ゆず / 合同酒精
とっぷう゛ぁりゅ べすとぷらいす むとうちゅーはい ゆず / ごうどうしゅせい
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イオングループP.B.である TOPVALU BESTPRICE の「無糖チューハイ ゆず」。
先週くらいに店頭で発見し、入手したもの。
缶のほぼ中央に「無糖 CHU-HI」と書かれているだけで、その右下に小さく「国産ゆず果汁使用」とあるから、
辛うじて柚子味なのだとわかるが、もっと大きく「ゆず」と書くべきではないのか。
グラスに注いだ液色は、無色透明だが、微かに濁りがあるようにも見える。
細かな気泡が多量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、青臭い柑橘香で、最初はゆずなのか、シークヮーサーなのか、よくわからない。かなりジューシー。
アルコール臭がほのかに。
味はまったく甘くない。酸味が極めて強く、香りに感じたグリーンな柑橘風味。
苦味も強い。キレが抜群で、飲み込んだ後にも、強い酸の刺激と苦味が残るのみ。
アルコール分5%。原材料名:ウォッカ(国内製造)、ゆず果汁。添加物:炭酸ガス、酸味料、香料。
販売者:イオントップバリュ株式会社 千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1。
製造場:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
結局最後まで、ゆずなのか、シークヮーサーなのか、はっきりと判別はできなかった。
以前に取り上げた 無糖シークヮーサー との明確な違いは、アルコール度数が 7%か 5%かくらいであり、
甘味がなく、酸が鋭く、青臭い柑橘香である点はまったく変わらない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45569DAKO#UK |
2024年10月6日[1]
No.10895: 大山ハイボール / 松井酒造
だいせんはいぼーる / まついしゅぞう
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先日、鳥取県の松井酒造がつくる 山陰ハイボール を取り上げたのだが、
今日は同じ松井酒造による「大山ハイボール」を飲みたい。
赤ワイン樽仕上のウイスキー「大山」をソーダで割ったもので、
調べてみると先日掲載した 山陰ハイボールとともに、5月から一部店舗で先行販売していたらしく、
この10月から全国販売に至ったものである。
グラスに注いだ液色は、極めて淡いゴールド。細かな気泡がグラスの中を少量立ち上るのが見える。
香りは、甘くクリスピーな樽香がしっかりと立つ。ミルクチョコレートのような深く優しい甘さである。
味も香りの印象通り甘く、そしてまろやかで深い。非常に優しいタッチで、アルコール感にも強烈なところはないのに、
しっかりとウイスキーの深みを感じる。飲み込んだ後にも、ふわっと甘い香味が口の中に残っているのがわかる。
赤ワイン樽仕上げのウイスキー使用。アルコール分7%。原材料名:ウイスキー(国内製造)、食物繊維/炭酸、酸味料。
製造者:松井酒造合名会社 鳥取県倉吉市上古川656-1。
製造所:鳥取県倉吉市福庭町1丁目297-1。
販売価格は、なんと税込198円。正直言って、安すぎる。酸味料が添加されているとはいうものの、
こんなにナチュラルで、ウイスキー本来のキャラクターがそのまま出ているハイボール缶が200円未満とは、驚愕以外の何物でもない。
先日飲んだ山陰ハイボールには少し人工的な風味を感じたが、こちら大山ハイボールはすごいの一言。
最近、ハイボールブームに便乗して高額商品が増えている中、この価格でこの内容は無敵である。
価格を知らずに飲んだら、私は間違いなく300円以上の値を付ける。
松井酒造さん! いくら市場競争力がまだないとの自覚があったとしても、これを100円台で売ってはいけません。
原価率が低く利益は確保していたとしても、他社製品と比べてコストパフォーマンスが高すぎる。
こんなものを出されたら、日常飲むハイボール缶はもうずっとこれでいいとすら思ってしまう。
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チューハイ・カクテル等
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2024年10月6日[2]
No.10896: 新潟限定ビイル 風味爽快ニシテ アルビレックス新潟缶 / サッポロ
にいがたげんていびいる ふうみそうかいにして あるびれっくすにいがたかん / さっぽろ
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サッポロビールの地域限定商品である「新潟限定ビイル 風味爽快ニシテ」。
当サイトでこれまで2度ほど取り上げているが、今日掲載するのは地元のサッカーチームである「アルビレックス新潟」缶。
今年(2024年)2月14日に新潟県限定で発売されたものである。
関西在住の私は基本的に入手するすべがなかったが、
当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈され、飲むに至った。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。
泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、爽やかで軽やかなホップ香が立つ。とても香り高い。
口当たりは、きりっとドライ。軽快な飲み口だが、少し丸みもある。
軽いのにじんわりと旨味があり、実にサッポロビールらしいキャラクターと言える。
飲み込んだ後にも、軽妙な苦味と香りに感じた爽やかな香味が残る。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
缶には、"Albirex NIIGATA"のロゴと、「俺たちの誇り新潟」の文字もある。
このビール自体がもう長年続いており、すっかり地元に定着している製品のようである。
しっかりした旨味がありながら飲み飽きないキャラクターであり、一定のファンをガッチリつかんでいるのであろう。
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ビール
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2024年10月7日
No.10897: 愛知クラフトジンキヨスソーダ / 清洲桜醸造
あいちくらふとじんきよすそーだ / きよすざくらじょうぞう
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偶然スーパーの店頭でみつけた「愛知クラフトジンキヨスソーダ」。
愛知県で清酒 清洲桜、清洲城信長 などをつくっている清洲桜醸造による「愛知クラフトジン キヨス」
を用いたR.T.D.である。
グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が多量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、深いジュニパーベリーに爽やかな柑橘香が混じり合う。
基本的に爽やかなのに、鼻腔の奥にスッと入ってくるシャープさがある。
口に含むとその香味が広がるが、香りに感じた以上に柑橘の爽やかさが際立っている。
正体はみかんである。ジュニパーベリーだけでつくるジンとは違い、やや丸みがあって、ジューシーな風味がある。
甘味はもちろんない。スッキリと軽快で、まろやか。
飲み込んだ後にも、爽快な香味が余韻として長く残る。
アルコール分8%。原材料名:スピリッツ(国内製造)/炭酸。
販売者:清洲桜醸造株式会社 愛知県清須市清洲1692。製造所:大東乳業株式会社 岐阜県各務原市松本町2丁目466番地。
愛知ゆかりのボタニカル
・蒲郡みかん ・西尾の抹茶 ・稲沢の金時生姜 含む10種のボタニカル使用
ジュニパーベリーと爽やかな柑橘系の香りが特徴のジャパニーズクラフトジン
原材料名を見れば、品質は一目瞭然。クラフトジンをソーダで割っただけである。
ただ、製造は自社ではなく、OEM生産を多く手がけている大東乳業に委託している。
飲んで柑橘が使われていることはわかったが(ただ、みかんだとは特定できず)、
抹茶はまったくわからなかった。生姜に関しては、言われてみれば確かにピリッと引き締まった感じはあったが、
それが生姜だと当てることは正直難しい。
原料の風味が活かされていないわけではなく、それらが渾然一体となって複雑な風味となっている。
しかも、愛知県ゆかりの材料ばかりで、これぞご当地ジンの極みと言えるだろう。
こういうローカル色豊かな製品が全国に流通することはまことに好ましい限り。
クラフトジンがひっそりとブームになっている昨今だからこそ、もっと売れて欲しい製品だ。
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チューハイ・カクテル等
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2024年10月8日
No.10898: 焼酎ハイボール 特製 梨サイダー割り <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる とくせい なしさいだーわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボールの限定品「特製 梨サイダー割り」。発売日は、10月8日。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。通年品の焼酎ハイボールドライに近い。
注いでいる時は炭酸が大きな音を立て、その後は多量の気泡がグラスの中を立ち上っている。
香りは、ふわっと上品な和梨の香りが、焼酎の中に溶け込んでいる。
果実香が大人しいため、アルコール臭が際立つ。
焼酎ハイボールシリーズにしては、それほど炭酸が強烈でないため、
口に含んだ瞬間のピリッとしたインパクトも強くない。梨の甘い香りはあるものの、舌で甘味は感じない。
ただ、少し酸味は感じる。宝焼酎のピュアなアルコール感主体。
飲み込んだ後にも、軽い酸味が口に残る。
アルコール分5%。プリン体ゼロ。甘味料ゼロ。
原材料名:焼酎(国内製造)、梨エキス、糖類/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素。
缶裏には、次の説明がある。
チューハイは昭和20年代後半の東京下町の大衆酒場で"焼酎ハイボール(酎ハイ)"として生まれたといわれています。
この元祖酎ハイの味わいを追求した宝焼酎ベースのキレ味爽快な辛口チューハイ、それがタカラ「焼酎ハイボール」です。
爽やかな香りとみずみずしい味わいが特長の"梨サイダー"を「焼酎ハイボール」らしい辛口な味わいに仕上げました!
この時期だけの味わいをアルコール5%でお楽しみください!
缶体のベース色がシルバーなのは、5%シリーズの特徴である(7%はゴールド)。
長いタカラ焼酎ハイボールブランドの歴史の中でも、梨味は初めてではないだろうか。
押しの弱いフレーバーなので、度数設定を高くしてしまうと香りが活きないとの判断で5%にしたのかもしれない。
まったく甘くない仕上がりはまさに焼酎ハイボールであり、これなら食中酒にもできる。
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チューハイ・カクテル等
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2024年10月9日
No.10899: −196 無糖 ダブルレモン ALC.4% / サントリー
いちきゅうろく むとう だぶるれもん あるこーる4ぱーせんと / さんとりー
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サントリー −196(イチキューロク)シリーズの「無糖 ダブルレモン ALC.4%」。
発売日は、10月8日。
先行して発売されているアルコール6%製品に続いて、4%もラインナップに加わる形だ。
グラスに注いだ液色は、少し黄色っぽく濁っている。気泡は少なめで、炭酸は強そうではない。
香りは、弾けるようなレモン香。シャープで、かなり酸味と苦味が強そう。
味はまったく甘い。無糖だから当たり前ではあるが、まず強い苦味を感じ、酸味もそれに追随。
意外と酸っぱくないと思いながら飲み進めると、口中に酸味がどんどん蓄積されてくる。
飲み込んだ後には、酸とともに強い苦味も残っている。
アルコール分4%。レモン果汁2%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
6%製品と味わいはほぼ同じであり、度数だけが低い。もちろん、度数が低い分、味の厚みは少し劣るが、
飲みごたえはしっかりある。
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チューハイ・カクテル等
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2024年10月10日
No.10900: 氷結 無糖ウメ <期間限定> / キリン
ひょうけつ むとううめ <きかんげんてい> / きりん
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キリン氷結「無糖ウメ」。
今年(2024年)3月に期間限定品として売り出したところ、好評だったとして、このたび通年販売となった。
発売日は、10月8日。
中身は限定販売時と同じと推定されるが、いちおう味を見ておこう。
グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、甘酸っぱい梅。いかにも香料だが、ツンと香り立つ。
無糖チューハイにしては、とても強い香りだ。
味はやはりしっかりと酸っぱい。さらに苦味も伴うのだが、甘さはほぼない。
梅味から甘味だけ取り去ったかのような味わい。当然キレは良い。
アルコール感はしっかり。飲み込んだ後には、酸の刺激が残る。
アルコール分7%。果汁0.6%。
原材料名:うめ果汁、ウオッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
爽やかなウメの香りと飲み心地。甘くない、スッキリ爽快なおいしさの無糖ウメチューハイです。
ニュースリリースでは、今回通年販売になった旨だけが告知されており、中身が変わったとは書かれていなかったので、
まったく同じものという認識で飲んだのだが、なんと果汁含有率が0.5%から0.6%へと微増している。
たったコンマ1ポイントの増量だが、従来品比2割増だと言うこともできる。
では、味が変わったのか?と言えば、まったくわからなかったというのが、正直なところだ。
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チューハイ・カクテル等
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