ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.11341−11360


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2025年7月22日[1]
No.11341: 北海道生ビール <ファミリーマート限定復刻> / サッポロ
 ほっかいどうなまびーる <ふぁみりーまーとげんていふっこく> / さっぽろ
サッポロ 北海道生ビール サッポロ 北海道生ビール review
 缶にもしっかり書かれているが、ファミリーマート限定商品のサッポロ「北海道生ビール」。 発売日は、7月8日。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、当初よく盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、爽やかで軽快。ややハーブっぽいなホップ香が強いのだが、サッポロビールらしく、その背後に麦芽の力強さ。
 味は苦味が最初にくるもののまろやか。スッキリした透明感ある口当たり。甘味は弱いが、じんわりとした旨味が広がる。 適度なジューシーさ。キレがあり、クリアな後味。
 アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(国内製造、外国製造)、ホップ、米、コーン、スターチ。
 軽いけれども決してスカスカではなく、しっかり飲みごたえがある。新ジャンル等とは異なる本物のビールの底力。 暑い季節に何杯でも飲めてしまう、ドリンカビリティの優れた製品。
種別 ビール
CODE:45860FMMTS#14
2025年7月22日[2]
No.11342: CAINZ ストロング ドライ / カインズ
 かいんず すとろんぐ どらい / かいんず
CAINZ ストロングドライ CAINZ ストロングドライ review
 ホームセンター CAINZ(カインズ)で売られているP.B.「ストロング ドライ」。 当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈されたものである。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が多量グラスの中を立ち上っている。
 香りは、ほんのりライムのような柑橘香があり酸っぱそうだが、アルコール臭のほうが圧倒的に強い。
 味は香りに感じたキュンとした酸味がアクセントとなり、レモンかライムのような風味だが、 やはりアルコール感が極めて強い。
 アルコール分9%。果汁0.6%。糖類無添加。原材料名:ウオッカ(国内製造)、果汁(ライム、レモン、グレープフルーツ、シークヮーサー) /炭酸、酸味料、香料。 販売者:株式会社カインズ 埼玉県本庄市早稲田の杜1-2-1。製造所:三幸食品工業株式会社K 広島県東広島市安芸津町三津4215-3。
 香りにも味にも確かに柑橘を感じたが、4種も使っていることに驚いたというか、かなり味づくりに工夫があることがわかる。
 但し、味はあくまでも正統派ドライチューハイという感じ。甘くなく、酒臭い感じが、酒飲みにぴったり。 
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45860PRST#UK
2025年7月23日[1]
No.11343: パッションフルーツとあの日の告白 <夏限定> / オリオン(アサヒ)
 ぱっしょんふるーつとあのひのこくはく <なつげんてい> / おりおん(あさひ)
アサヒ・オリオン パッションフルーツとあの日の告白 アサヒ・オリオン パッションフルーツとあの日の告白 review
アサヒ・オリオン パッションフルーツとあの日の告白
 アサヒ・オリオン「パッションフルーツとあの日の告白」。
 現在のところ、アサヒ社サイトには発売情報、商品情報がなく、正式な発売日がいつなのかわからないが、 店頭で見かけるようになったのはこの1週間以内である。
 オリオン社が自ら販売するオリジナル商品は、6月24日発売と発表されている。 こちらアサヒ販売品は、少なくとも7月に入ってからの発売のようである。

 グラスに注いだ液色は、透明感のある、しかし少し暗い赤色。 勢いよく注ぐと、ピンク色の泡が盛り上がるが、あまり力はなく、すぐに減衰。
 香りは、パッションフルーツの甘酸っぱさと、ビールっぽい香りが共存。 非常にバランスが良いと感じる。
 口に含んだ最初のアタックにはかなり甘酸っぱい印象があるものの、 すぐに麦らしい風味が追随。軽やかだが、苦味もしっかり。 飲み込んだ後には、軽い苦味とともにパッションフルーツの甘酸っぱさが残る。
 アルコール分5%。麦芽使用率25%未満。沖縄県産パッションフルーツ由来エキス使用。無果汁。 原材料名:麦芽、ホップ、スターチ、糖類(国内製造)、パッションフルーツエキス/酸味料、香料、野菜色素、酸化防止剤(ヤマモモ抽出物)。 製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。 販売者:アサヒビール株式会社 東京都墨田区吾妻橋1-23-1。
 ベースが麦芽使用率25%未満の発泡酒だから味わいが軽快。ビールがベースでないことが、むしろ良い結果になっている。
 それにしても、かなり攻めた商品名だと思う。こういう詩的な商品名は、何かの記憶を呼び起こされる人には刺さるが、 多くの人に訴求するとは思えない。もちろん、限定品だからこそできた冒険であろう。
 なお、同時発売品「シークヮーサーと君とみた空」は、追って掲載する。
種別 発泡酒
CODE:45861DAKO#UK
2025年7月23日[2]
No.11344: シチリアンブラッドオレンジサワー / KALDI COFFEE FARM
 せとうちぶらっどおれんじさわー / かるでぃこーひーふぁーむ
KALDI シチリアンブラッドオレンジサワー KALDI シチリアンブラッドオレンジサワー review
KALDI シチリアンブラッドオレンジサワー
 KALDI COFFEE FARM「シチリアンブラッドオレンジサワー」。
 だいぶ前に店頭で現物を発見して購入したもので、発売日は不明。先月には存在していたはずである。

 グラスに注いだ液色は、やや濁りのある淡いオレンジ。
 香りは、はじけるジューシーさのある柑橘香。さらにアルコール臭がほんのり。
 味は香りの印象通り、酸味が立っているが、バランスを取るように甘味もつけられている。 さらに、皮のような苦味も。飲み込んだ後には、若干ヒリっとするような酸味が残る。
 アルコール分5%。果汁10%。 原材料名:ブラッドオレンジ果汁(ブラッドオレンジ(イタリア産))、果糖ぶどう糖液糖、ウオッカ、イソマルトオリゴ糖シラップ /酸味料、炭酸、香料、パープルキャロット色素、ビタミンC。販売者:株式会社キャメル珈琲 東京都世田谷区代田2-31-8。 製造者:三幸食品工業株式会社K 広島県東広島市安芸津町三津4215-3。
 缶裏に、次の説明文がある。
 「文明の十字路」とよばれるイタリアのシチリア島。
 ブラッドオレンジは11世紀にアラブからもたらされたと言われています。 エトナ火山由来のミネラルたっぷりの土壌と、寒暖差のある気候により美味しいブラッドオレンジが育ちます。 まさにブラッドオレンジそのものの濃厚な甘みと酸味、ちょっぴりほろ苦いピール感をお楽しみください。
 イタリアシチリア産有機JAS認証 ストレートブラッドオレンジ果汁10%
 ストレート果汁を10%も使っている贅沢なサワーで、廉価版缶チューハイなどとは一線を画す内容だと言える。 しかも決して甘ったるくはないので、酒好きにも好まれる味わいに仕上がっている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45861KDES#UK
2025年7月24日[1]
No.11345: シークヮーサーと君とみた空 <夏限定> / オリオン(アサヒ)
 しーくゎーさーときみとみたそら <なつげんてい> / おりおん(あさひ)
アサヒ・オリオン シークヮーサーと君とみた空 アサヒ・オリオン シークヮーサーと君とみた空 review
アサヒ・オリオン シークヮーサーと君とみた空
 アサヒ・オリオン「シークヮーサーと君と見た空」。
 昨日掲載した パッションフルーツとあの日の告白 との同時発売である。
 昨日も書いたが、現在のところ、アサヒ社サイトには発売情報、商品情報がなく、正式な発売日がいつなのかわからない。
 オリオン社が自ら販売するオリジナル商品は、6月24日発売と発表されている。 こちらアサヒ販売品は、少なくとも7月に入ってからの発売のようである。

 グラスに注いだ液色は、透明感のある、しかし少し暗い青色。 勢いよく注ぐと、水色の泡が盛り上がるが、あまり力はなく、すぐに減衰。
 香りは、想像以上にシークヮーサーの甘酸っぱさが強い。ビールらしさは相対的に弱い。
 味は香りの印象通り甘酸っぱく、シャープな口当たりなのだが、飲み進めると、ビールっぽさもしっかり感じられる。 苦味は弱い。飲み込んだ後には、キュンとした酸っぱさとともに、ベースの発泡酒の穏やかな旨味も残る。
 アルコール分5%。麦芽使用率25%未満。沖縄県産シークヮーサー由来エキス使用。無果汁。 原材料名:麦芽、ホップ、スターチ、糖類(国内製造)、シークヮーサーエキス/酸味料、香料、クチナシ色素。 製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。 販売者:アサヒビール株式会社 東京都墨田区吾妻橋1-23-1。
 昨日飲んだ姉妹品同様、ベースが麦芽使用率25%未満の発泡酒だから味わいが軽快で、良い結果を生んでいる。
 映画のワンシーンで使われてもおかしくないような商品で、これはコンビニで売るといいのではないかと思っていたら、 やはりLAWSONで2種揃って売られているのを発見した。ビールがあまり得意でないという若者にも、これなら受け入れられるのではないか。
種別 発泡酒
CODE:45862DAKO#UK
2025年7月24日[2]
No.11346: 有頂天エイリアンズ / ヤッホー・ブルーイング
 うちょうてんえいりあんず / やっほーぶるーいんぐ
ヤッホーブルーイング 有頂天エイリアンズ ヤッホーブルーイング 有頂天エイリアンズ review
ヤッホーブルーイング 有頂天エイリアンズ
 ヤッホーブルーイングとセブン-イレブンが初めて共同開発した商品「有頂天エイリアンズ」。
 5月21日から首都圏及び長野県、山梨県のセブン-イレブンで先行発売、その後6月11日から全国発売となったようである。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。 泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、グレープフルーツやスウィーティーのような柑橘香と、白ぶどうのような甘さを感じる。
 口当たり滑らかながら、キュンと柑橘っぽい酸味がくる。その後、苦味がぐぐっと押してくる。但し、苦味は強烈ではなく、ボディはスリム。 キレがあり、飲み込んだ後には、酸味とフルーツ的甘さが残る。
 アルコール分6%。原材料名:大麦麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、小麦麦芽、ホップ、オーツ麦、糖類。
 缶裏に、次のような文章がある。
 踊ろよ、地球人。
 搾りたてのフレッシュジュースのようなあふれるトロピカルフレーバーとシルキーな口当たり。 クラフトビールのニュースタンダード「HAZY IPA」がワレワレノ心を解放する。
 準備はイイか?自由時間をぶちアゲろ!
 ヤッホーさんは、LAWSONで 僕ビール、君ビール。が成功してから、すっかり蜜月関係となったはずなので、 セブンから出すというのは、何だかイケナイ関係を目撃してしまったような感じがする。 しかし、どこで発売しても、一目でヤッホーブルーイングの製品とわかるパッケージとネーミングセンスは素晴らしい。
 HAZY IPA というビアスタイル自体は、もう日本でも目新しいものではないが、 コンビニで様々な顧客層にアピールするのは有意義であろう。
 この不倫関係(失礼!)が、今後どう発展するのか、見守りたい。
種別 ビール
CODE:45862SEST#43
2025年7月25日
No.11347: 麒麟特製 アセロラサワー <期間限定> / キリン
 きりんとくせい あせろらさわー <きかんげんてい> / きりん
キリン特製 アセロラサワー キリン特製 アセロラサワー review
 麒麟特製サワーシリーズの期間限定「アセロラサワー」。発売日は、7月22日。

 グラスに注いだ液色は、透明感のあるごく淡いピンク色。 グラスの中を細かな気泡が多量立ち上るのが見える。
 香りは、シンプルに酸っぱそうなアセロラ。さくらんぼや梅にも似ている。
 味は香りの印象通り、非常に甘酸っぱい。シンプルな味だけに、酸味が際立つ。 アルコール感も度数以上にしっかり感じられる。甘味も、酸とバランスを取るかのようにしっかりついており、 甘味料特有のだらっとした後味が少し気になる。
 アルコール分6%。無果汁。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。 原材料名:ウオッカ(国内製造)、シトラスエキス、糖類/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK・スクラロース)、野菜色素。
 原材料の中に「糖類」があるのに、「糖類ゼロ」表記があるのは誤りでは?と思う人もあるかもしれない。 このあたりは、缶にも説明があるのだが、100mlあたり糖類0.5g未満の場合、「糖類ゼロ」と表記して良いルールがある。 だから、間違いではないのだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45863DAEE#03
2025年7月26日
No.11348: 彩響ソーダ / 薩摩酒造
 あやひびきそーだ / さつましゅぞう
薩摩酒造 彩響ソーダ 薩摩酒造 彩響ソーダ review
薩摩酒造 彩響ソーダ
 薩摩酒造の本格焼酎・彩響(あやひびき)を用いた缶入りR.T.D.「彩響ソーダ」。 発売日は、7月1日。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。非常に細かな気泡が多量グラスの中を立ち上るのが見える。
 香りは、メロンのように甘く青臭くフルーティな香りであり、知らずに飲んだら、発泡性清酒では?と思う。 そのくらい、青臭い吟醸香が強い。メロンのようでもあり、キュウリのようでもある。
 味は香りの印象そのまま、吟醸酒のようである。若草やメロンっぽいフルーツ香をまとい、パンのような酵母臭も。 甘さはすっきり。キレがあり、飲み込んだ後にはふんわり甘いフルーツ香が漂う。
 アルコール分5%。原材料名:本格焼酎(国内製造)/炭酸、酸味料。 販売者:薩摩酒造株式会社 鹿児島県枕崎市立神本町26番地。製造所:三幸食品工業株式会社 広島県東広島市安芸津町三津4215-3。
 清酒酵母が生み出すフルーティーな"吟醸香"とまるで"青リンゴ"のようなフレッシュで爽やかな香りが特徴のこれまでにない本格焼酎です。 様々な料理を引き立てる、澄み切った味わいをぜひお楽しみください。
 フルーティーな吟醸香は、清酒酵母によるものである。缶にこの説明がなくても、明らかに日本酒に近い風味というか、 およそ焼酎とは感じられない味わいには驚かされる。缶入りR.T.D.としてすごいというより、そもそも「彩響」という焼酎がすごい。
 前知識なく飲んで、これが芋焼酎だと瞬時にわかる人は多くないのではないか。いや、清酒を飲み慣れない人なら、 むしろ香りにだまされずに芋焼酎のニュアンスを感じ取れるのかもしれない。 なまじ吟醸酒の青臭さを熟知していると、それにだまされてしまうのかもしれない。
 清酒とは違う柔らかな甘味があり、すっきりとした後味。美しい味わいの焼酎である。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45864DAKO#25
2025年7月27日
No.11349: サッポロサワー 氷彩 1984 涼しレモン仕立て <限定> / サッポロ
 さっぽろさわー ひょうさい 1984 すずしれもんじたて <げんてい> / さっぽろ
サッポロサワー 氷彩 1984 涼しレモン仕立て サッポロサワー 氷彩 1984 涼しレモン仕立て review
 サッポロサワー 氷彩 1984 シリーズの限定「涼しレモン仕立て」。 発売日は、7月23日。
 レモンだけでなく、ミントも使っているため、「涼し」という名前が付けられているものと思われる。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡がグラスの中を立ち上っている。
 香りは、氷彩らしい深みがありながら、レモンの爽やかさと、さらにミントの香りが立つ。
 味は香りの印象通りレモンの酸とミントのスーッとした風味が目立つが、ベースのお酒の旨みがある。 爽やかでありながら、適度な深み。アルコール感はしっかりめ。 飲み込んだあとにも、酸味のほか、ハーブの風味が残る。
 アルコール分7%。果汁0.3%。原材料名:ウォッカ(国内製造)、ブランデー、レモン果汁、ミントエキス、糖類 /炭酸、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
 夏らしく爽やかに仕上がっていながらも、氷彩らしい飲みごたえがある。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45865DAEE#04
2025年7月28日
No.11350: 焼酎ハイボール 大衆酒場の和風モヒート / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる たいしゅうさかばわふうもひーと / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール 大衆酒場の和風モヒート タカラ 焼酎ハイボール 大衆酒場の和風モヒート review
タカラ 焼酎ハイボール 大衆酒場の和風モヒート
 タカラ焼酎ハイボール「大衆酒場の和風モヒート」。発売日は、7月22日。

 グラスに注いだ液色は、やや濁っているようにも見える淡いゴールド。 焼酎ハイボールらしく、大粒の気泡が勢いよく踊っている。
 香りは、ミントの青臭いハーブ香が立ち、焼酎らしさを少しマスクしている。 爽やかで、軽快。
 味は焼酎ハイボールなので甘味がほぼなく、非常にシャープなので、香りの印象とはだいぶ違う。 グッとアルコールが強く、焼酎のほのかな甘味が後から来る。 キレが良く、飲み込んだ後には青臭さが残る。
 アルコール分7%。果汁0.9%。プリン体ゼロ。糖質ゼロ。甘味料ゼロ。 原材料名:焼酎(国内製造)、ライム果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。

 チューハイは昭和20年代後半の東京下町の大衆酒場で"焼酎ハイボール(酎ハイ)"として生まれたといわれています。 大衆酒場では甲類焼酎にライムとミントを添えた"焼酎ベース"の和風モヒートが人気です。 その味わいを追求した爽やかな風味とキレのある辛口をお楽しみください。
 大衆酒場で和風モヒートが人気だとは、私は知らなかった。飲んだのも初めてである。 焼酎ベースだから、ラムベースとは違ってあっさりとして、飲み飽きない。爽やかでありながら、 アルコール感は強い。チューハイに紫蘇を使うことは珍しくないから、ミントを使っても違和感はない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45866DAEE#06
2025年7月29日[1]
No.11351: ゼロサワー ソルト&ライチ <数量限定> / サンガリア
 ぜろさわー そると あんど らいち <すうりょうげんてい> / さんがりあ
サンガリア ゼロサワー ソルト&ライチ サンガリア ゼロサワー ソルト&ライチ review
 LAWSON限定 サンガリア・ZEROサワーシリーズの「ソルト&ライチ」。 発売日は、7月22日。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が多量勢いよくグラスの中を立ち昇っている。
 香りは、シンプルで甘いライチ香。いかにも香料だが、間違えようのない香りだ。
 味は香りの印象通り、シンプルに甘い。もっと塩を感じるかと思っていたが、 しょっぱさはほとんど感じない。むしろ、甘味に厚みが出ており、これが塩の効果かと思う。 飲み進めると、その塩の旨みのようなものがさらに実感される。
 アルコール分5%。果汁1%。糖類0。プリン体0。 原材料名:ライチ果汁、ウォッカ(国内製造)、食塩/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、ステビア)、ビタミンC。
 製造者:株式会社 日本サンガリアベバレッジカンパニー 大阪市東住吉区中野4-2-13。 製造所:三重県伊賀市依那具字柳原844-1。
 ライチ味のチューハイは、ともすると甘味がだらっとして、引き締まらない味わいになりがちだから、 塩を混ぜるのは良い工夫である。
 夏向けに塩を使ったサワーと言えば、塩レモンが定番ではあるが、 ライチが塩とこんなに相性が良いというのは、発見である。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45867LSEK#07
2025年7月29日[2]
No.11352: ドラフトグリーン / トライアル(韓国産新ジャンル)
 どらふとぐりーん / とらいある
トライアル ドラフトグリーン トライアル ドラフトグリーン review
 九州発祥のスーパー・トライアル で売られている新ジャンルの糖質オフ製品「ドラフトグリーン」。 韓国の OB製とのこと。
 同店は私の生活圏内に存在しないので、この商品も知らなかったのだが、 当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈されたものである。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白で粗く、当初こそ盛り上がるが、すぐに減衰。
 香りは、意外にもきちんとホップ香が感じられる。
 味はスッキリとして苦味が弱く、軽快な飲みごこち。ただ、当初こそクセがほとんどないと感じられたものの、 時間が経ち温度が上がってくると、雑穀臭のようなものがどんどん強くなってくる。 印象が良かったのは最初だけで、新ジャンル特有の不自然な甘味も最後には感じられる。
 アルコール分4%。糖質70%OFF。原材料名:発泡酒(麦芽、コーン、スターチ、食物繊維、ホップ)、スピリッツ(大麦、米)/炭酸ガス。
 原産国名:韓国。輸入者及び引取先:(株)トライアルカンパニー 福岡県福岡市東区多の津1-12-2。
 最初は爽やか、スッキリとして好印象だったが、すぐに香りが変化し、やはり凡庸な新ジャンルであることが判明。
種別 新ジャンル
CODE:45867LSEK#07
2025年7月30日
No.11353: −196 レモン / サントリー
 いちきゅーろく れもん / さんとりー
サントリー -196 レモン サントリー -196 レモン review
サントリー -196 レモン
 サントリーチューハイ「−196」(イチキューロク)ブランドのスタンダードラインが新しくなった。
 通年品としてレモン、シャインマスカット、白桃 の3種が登場し、いずれも爽やかなブルーを基調とした缶で統一されている。 発売日は、7月29日。
 まずは「レモン」から飲んでみたい。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が多量グラスの中を立ち上っている。
 香りは、あまりジューシー感がなく、皮の青臭さのようなものが強調されたレモン香。 定番チューハイとしては、少し意外だ。
 味もかなり引き締まっている。酸のアタックがそれなりに強く、甘味は抑制的。 シャープだが少し伸びのある味わいで、アルコール感は強くない。 サントリーさんお得意の浸漬酒が使われているので、爽やかなコクがある。
 アルコール分5%。果汁1%。レモン浸漬酒使用。 原材料名:レモン、ウォッカ(国内製造)、糖類/酸味料、炭酸、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
 甘味は糖類によるもので、人工甘味料は使われていない。それが自然な甘さを生んでおり、 甘味が引っかかるようなことはない。レモンの皮のような青臭さがずっと続き、それも爽やかさに一役買っている。
 思えば、−196ブランドは、2022年に誕生した CRAFT-196℃ シリーズが空振りに終わったことで、 いわば真ん中が不在の状態のまま2024年にブランドリニューアルし、高アルコールの ストロングゼロシリーズと、 無糖シリーズの2本柱体制となっていた。 そのため、スタンダードクラス(中アルコールで糖類を用いたもの)は置き去りにされてきた。
 今回の −196 スタンダードクラスは、CRAFT-196℃ の反省を踏まえたものと考えられ、 クラフト感を大切にしながら、あまり大げさに構えずに「中道」を目指したメジャーブランドの再構築と言える。
 ただ、ライバル社の キリン氷結 がその圧倒的ブランド力でスタンダードクラスを温存させながら、 無糖シリーズを伸ばしているのとは立場が異なり、 ストロングのイメージが付いてしまっている −196ブランドの中道スタンダードを今さらアピールされても、 消費者がそれを受け入れるかどうかは、微妙である。
 サントリーさんのチューハイ戦略としては、中道スタンダードは こだわり酒場シリーズ(5%ではなく7%ではあるが)に注力するほうが良いのではないか。 私はそのように思う。
 そうか!今書いていて思ったが、ほろよいは3%、こだわり酒場は7%だから、その真ん中を埋める5%の定番品を伸ばしたいと考えるのは、 総合酒類メーカーとしては至極当然のことなのか。でも、ここはかなり厳しい市場ではないかと思われる。 売り方巧者のサントリーさんをもってしても、相当難しい戦いを強いられるのではないだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45868DAEE#01
2025年7月31日
No.11354: −196 シャインマスカット / サントリー
 いちきゅーろく しゃいんますかっと / さんとりー
サントリー -196 シャインマスカット サントリー -196 シャインマスカット review
サントリー -196 シャインマスカット
 サントリーチューハイ「−196」(イチキューロク)ブランドのスタンダードラインが新しくなった。
 通年品としてレモン、シャインマスカット、白桃 の3種が登場し、いずれも爽やかなブルーを基調とした缶で統一されている。 発売日は、7月29日。
 今日は「シャインマスカット」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が多量グラスの中に見える。
 香りは、たっぷりと甘そうな白ぶどう香。かなりくどい味が想像される。
 味は確かに甘いが、甘ったくならないようにとの意図が感じられる。酸味が立ち、軽い苦味も感じられる。 妖艶さとスッキリ感の両立。ただ、飲み込んだ後には、やっぱり甘かったと感じてしまう。
 アルコール分5%。果汁1%。シャインマスカット浸漬酒使用。 原材料名:ぶどう、ウォッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 フルーティ感が持ち味という点では、昔ながらのチューハイ的な特徴を持っているが、それをくどくならないバランスに仕上げている。 この技巧はなかなかのものだが、すごいと感じないさりげなさであることから、大ヒットは難しいように思う。 これを好む人がどれだけいるのか、よくわからないところがある。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45869DAEE#02
2025年8月1日
No.11355: −196 白桃 / サントリー
 いちきゅーろく はくとう / さんとりー
サントリー -196 白桃 サントリー -196 白桃 review
サントリー -196 白桃
 サントリーチューハイ「−196」(イチキューロク)ブランドのスタンダードラインが新しくなった。
 通年品としてレモン、シャインマスカット、白桃 の3種が登場し、いずれも爽やかなブルーを基調とした缶で統一されている。 発売日は、7月29日。
 ここまで、レモンシャインマスカット と飲み進めているので、 今日は3種目として「白桃」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が多量グラスの中に見える。
 香りは、たっぷりと甘そうな白桃香。いかにも香料だが、よくありがちな香りでもある。
 味は確かに甘いが、香りの印象ほど甘ったくはない。適度に酸味を立たせ、後味もかなりすっきりするように甘さ設計されている。 桃らしい豊潤さとある意味生臭い感じの味わい。アルコール感は強くない。若干の苦味も残す。
 アルコール分5%。果汁1%。白桃浸漬酒使用。 原材料名:もも、ウォッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 今回の大幅リニューアルで、スタンダードラインはレモン、シャインマスカット、白桃の3種となったわけだが、 レモン以外は甘味の強い果実が2種選択されている。このチョイスをみれば、 シリーズの位置づけとメインターゲット層が自ずと浮き彫りになってくる。
 ほろよいブランドがお酒デビュー層の20代あたりをターゲットとし、こだわり酒場ブランドや、-196ブランドのうちストロングゼロや無糖は、 中年以降の飲み慣れた層が主ターゲットだとすると、今回の-196スタンダードラインは、初心者マークが取れ、 日常的にアルコールをたしなむ習慣が付きつつある若者や主婦層に飲んで欲しいのだろう。
 度数5%でしっかりお酒感がありながら、飲みにくさはなく、だからといってジュースもどきでもない。絶妙な立ち位置で、巧妙な戦略であることがわかるが、 そもそもこの層がどれだけいるのか。他社製品ファンを寝返らせるだけの魅力があるのか?ということを考えると、 かなり厳しい戦いを強いられるのではないだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45870DAEE#03
2025年8月2日
No.11356: ジムビームハイボール缶 アップルハイボール / サントリー
 じむびーむはいぼーるかん あっぷるはいぼーる / さんとりー
ジムビームハイボール缶 アップルハイボール ジムビームハイボール缶 アップルハイボール review
 サントリー ジムビームハイボール缶「アップルハイボール」。 発売日は、7月22日。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡いゴールド。わずかに濁りがあるように見える。 細かな気泡が多量グラスの中を立ち上っている。
 香りは、ジムビームらしい土臭い香りが確かにあるものの、りんごの甘酸っぱさも際立つ。かなり爽やかな印象だ。
 味は香りの印象通り、バーボン特有の土臭さとフルーティ感が溶けている。バランスは良い。 本格的味わいと爽やかさの同居。飲み込んだ後にも、土臭いような風味が余韻として残る。
 アルコール分5%。無果汁。 原材料名:ウイスキー(アメリカ製造)、スピリッツ、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 世界No.1バーボンブランド「ジムビーム」のハイボール缶です。
 前回発売は、今年(2025年)1月。 その前が、昨年(2024年)7月。概ね半年毎に出ているのを見ても、 かなり好評な製品だとわかる。
 一般的に、大手メーカーの出すハイボール缶は、ふだんウイスキーを飲み慣れないような人にも親しんでもらえるように、 飲みやすく仕上げているものが多い中、この製品は、バーボンらしいキャラクターをちゃんと出しつつ、 飲みにくくならないように、爽やかさも追求している。かなり幅広い層に支持されているのではないだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45871DAEE#11
2025年8月3日
No.11357: 氷結 塩ライチ <期間限定> / キリン
 ひょうけつ しおらいち <げんてい> / きりん
キリン 氷結 塩ライチ キリン 氷結 塩ライチ review
 キリン 氷結シリーズの期間限定「塩ライチ」。発売日は、7月29日。 昨年も同時期に出ていたものである。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。多量の細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
 香りは、シンプルで間違えようのないライチ香。甘さに、少しだけ苦さが混じったような香り。
 味は香りの印象通り、ライチらしい優しい甘さなのだが、だらっとせず、若干引き締まっている。 これが塩の効果か。アルコール感は弱い。 飲み込んだ後には、優しい甘さと、塩由来と思われる旨味が残る。
 アルコール分5%。果汁1.9%。イタリア産岩塩使用。 原材料名:ライチ果汁、ウォッカ(国内製造)、食塩、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 みずみずしくジューシーでありながら、スッキリした甘さのライチが楽しめる、夏にぴったりな爽快なおいしさをお楽しみください。
 中身は 昨年の製品とまったく同じだと思われる。 氷結らしくお化粧の効いた味わいであり、後味まで非常にキレイである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45872DAEE#05
2025年8月4日
No.11358: ザ・プレミアム・モルツ <ジャパニーズエール> セブンズエール <限定出荷> / サントリー
 ざ・ぷれみあむ・もるつ <じゃぱにーずえーる> せぶんずえーる <げんていしゅっか> / さんとりー
サントリー ザ・プレミアム・モルツ セブンズエール サントリー ザ・プレミアム・モルツ セブンズエール review
 サントリー ザ・プレミアム・モルツ <ジャパニーズエール> の限定「セブンズエール」。
 7種のホップを用いており、セブン&アイグループ限定商品でもあるためのネーミングである。
 公式の製品情報がみつからないのだが、どうやら7月15日の発売だったようである。
(参考とさせていただいたサイト → https://nabebiere.com/suntory_thepremiummalts_sevens_ale/2025/07/10834/

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。 泡はほぼ白色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、ふくよかで甘く、オレンジのような柑橘っぽさもあって、 ベースにはモルト由来と思われる穀物っぽい香りがしっかりとある。
 味は香りの印象通り甘くファットで、柑橘様の酸も感じられる。 苦味は穏やか。ただ、ナショナルブランドの通年品、香るエールと比べると、苦味は強いかも知れない。 飲み込んだ後にも、甘酸っぱさと軽い苦味が残る、
 アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造、国内製造)、ホップ。
 上品で華やかな香り、上質な苦みと心地よい余韻のエールビールです。
 当初は 昨年(2024年)5月に発売されたもので、およそ14か月ぶりの再販売となるが、 中身は変わっていないようである。
 "The PREMIUM MALT'S" と大きく書かれていることから、サントリーの製品であることは一目でわかり、 大きく書かれた"7"の文字と、"セブンズエール" の商品名からは、セブン&アイの限定商品であろうことが想像できる。 非常に秀逸なネーミングと戦略である。
種別 ビール
CODE:45873SEST#20
2025年8月5日
No.11359: SUNTORY WORLD WHISKY 碧 Ao 海薫るハイボール缶 / サントリー
 さんとりー わーるど・うぃすきー あお うみかおるはいぼーるかん / さんとりー
サントリー 碧 海薫るハイボール缶 サントリー 碧 海薫るハイボール缶 review
 サントリーからまたスペシャルなハイボール缶が出た。
 SUNTORY WORLD WHISKY「碧 Ao 海薫るハイボール缶」。発売日は、8月5日。缶に「限定」等の文字はないが、 数量限定品である。
 「碧」というのは、サントリーから出ているウイスキーのブランドで、世界の5大ウイスキー (スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズ)原酒をブレンドしてつくられたもので、 発想力はすごいものの、飲むまで味の想像がつかない(ウィスキー好きであればあるほど)不可思議なウイスキーである。 それを単純にソーダ割りしたものが、この製品というわけである。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡いゴールド。非常に細かな気泡がグラスの中に多量見える。
 香りは、りんごのように爽やかでフルーティ。適度な深み。スモーキーさはあまり感じない。
 味は香りの印象通りフルーティで軽快。香りに感じなかったスモーキーさが若干感じられる。 まろやかな口当たり。あまり力強く押してくることのない、ほどほどの分厚さ。 きれいな後味。飲み込んだ後にも、爽やかなフルーティ感が余韻として残る。
 中身を知らずに飲んで、これが5種のブレンドであるとわかる人など、いないだろう。 碧を日頃積極的に売っているバーテンダーさん以外は。
 アルコール分9%。原材料名:モルト、グレーン/炭酸。原料原産地名:カナダ製造、アメリカ製造(グレーンウイスキー)。
 海を越えて世界中の多彩な原酒を集め、それぞれの原酒の個性を活かすように丁寧にブレンド。 世界の多様な原酒が織りなす、甘やかでスモーキーな香味をお愉しみください。
 海薫るというネーミングだが、べつに潮の香りがするわけではない。
 購入するまで、同社の大ヒットシリーズ「サントリープレミアムハイボール」の新作かと思っていたが、 値段を見てそれは違うのだとわかった。あちらは国産モルト原酒のみを用い、標準的な販売価格は1本税込660円。 こちらは(コンビニ購入で)1本税込358円であった。
 プレミアムハイボール(白州、山崎)のシリーズは、大ヒット商品であることは間違いないが、 毎回購入している私の経験からすると、2023年発売当初にはあった世間の熱狂も徐々に落ち着き、飽きられはしないまでも、 多くの消費者が「慣れてきた」感覚はある。夢から覚め、冷静になってみれば「やっぱり高いな」と。 そういうタイミングで、この絶妙に安い商品を投入してきたサントリーさんは、さすがと言わざるを得ない。
 もちろん、一般的なハイボール缶と比べれば高いが、中身は本物(炭酸で割っただけ)。 「碧 Ao」というウィスキーを知っているという人の方がまだ圧倒的に少ないと思うので、 インパクトは十分。試しに買ってみようという需要はかなりあると思われる。
 こういううまい戦い方を、他社も学ぶべきだと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45874LSEK#00
2025年8月6日
No.11360: −196 無糖 冷凍みかん <限定> / サントリー
 いちきゅうろく むとう れいとうみかん <げんてい> / さんとりー
サントリー 196℃ 無糖 冷凍みかん align= サントリー 196℃ 無糖 冷凍みかん align= review
 サントリー −196(イチキューロク)無糖シリーズの限定「冷凍みかん」。 発売日は、8月5日。

 グラスに注いだ液色は、微かに白濁。細かな気泡が多量グラスの中に見える。
 香りは、非常に抑制的な柑橘香。オレンジの皮のような苦さを彷彿とさせる。
 味は甘味が微かで、苦味が強調されている。香りの感じた柑橘の皮のイメージだ。 酸味も立っている。アルコール感はしっかり。飲み進めると、より苦さが際立ってくる。 キレが良く、飲み込んだ後にも酸っぱさ、苦さが残る。
 アルコール分7%。みかん果汁1%。みかん浸漬酒使用。 原材料名:みかん、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 原材料を見ても、実にシンプル。果実由来の甘さを活かし、過度の味付けをしていない。
 冷凍みかんというネーミングは、サントリーさんが以前から採用している戦略のようなもので、 夏にぴったりな味わいだというイメージづけには貢献している。確か瞬間凍結果実を用いて浸漬酒をつくっていたと思うので、 まったく間違いはないのだが、だったらシリーズの他の製品も全部冷凍〜という名前にしたほうがよいはず。 冷凍のインパクトが最もプラスに活きるのが、みかんだからだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45875DAEE#01

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