2025年8月19日[1]
No.11381: ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム LIMITED EDITION #37 / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ ますたーずどりーむ りみてっど・えでぃしょん しゃーぷ37 / さんとりー
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サントリー ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリームの限定派生商品「#37」。
発売日は、8月5日。少し掲載が遅くなってしまった。
グラスに注いだ液色は、濃いめの黄金色。
泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、ミントのような爽やかなホップ香が立つが、基本的には甘い。
味はほんのりとした甘味と野太いコク。さらに苦味も非常に強い。
飲み進めると、ギュッと収斂性のある苦味が舌の奥にしっかりと残る。
キレはあまり良くなく、甘味の余韻が残る。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造、国内製造)、ホップ。
かろやかで艶のある味わい。風がそっと吹く、透きとおる涼の佇まい。
なぜ #37なのか。その説明が、同社製品サイトにある。
【第三十七候】 涼風至(りょうふういたる)
“日本ならではの時季に抱く気持ち”と“マスターズドリームならではの夢の世界”を繋ぎ合わせたいという想いから、季節の移り変わりを示す【七十二候】に着目。
第三弾として、“涼しい風が立ち始める”という意味がある【第三十七候「涼風至(りょうふういたる)】を本製品ではモチーフとしております。
心地よい風が通り抜け、心がスッと透きとおるような【涼】を感じることができる季節限定のマスターズドリームとなるように「#37」とネーミングしました。
"かろやかで艶のある味わい"とのことだが、あまり軽やかさというものを感じなかった。もっとも、前作#26 や
前々作#18 と比べれば導入部が確かに軽快であり、爽やかさもあるのだが、その後に濃いコクが待っている。
マスターズドリームらしい芯の太さを持っているのに、入りが柔らかいというのが、私の感想である。
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ビール
CODE:45888DAKO#14 |
2025年8月19日[2]
No.11382: オールフリークリア レモン&ライム / サントリー
おーるふりーくりあ れもん あんど らいむ / さんとりー
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サントリーのノンアルコールビールテイスト飲料 オールフリーの派生商品・オールフリーclear(クリア)。
発売は今年の4月22日であったので、もう4か月ほど前になる。
2種あるうち、今日は「レモン&ライム」を紹介。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。オールフリーだけれどもビールっぽい色ではない。
そこが clear たるゆえんである。炭酸はまるでサイダーのように大粒の気泡が踊っている。
香りは、ジンライムのようで、カクテルっぽい。人工的ではあるが、ライム香がやや強い。
味は甘味がほぼなく、クリア。香りの印象通りカクテルっぽく、軽い酸味がある。
キレが良く、飲み込んだ後にもライムの風味が残る。
アルコール分0.00%。糖質ゼロ。カロリーゼロ。プリン体ゼロ。無果汁。炭酸飲料。
原材料名:食物繊維(アメリカ製造)、ミントエキス、柑橘抽出物、レモンピールエキス/炭酸、酸味料、香料、クエン酸K、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
元々「オールフリー」はノンアルコールビールテイスト飲料のブランドだが、この製品は缶にも「サワーテイスト」と書いてあるように、
ノンアルコールのサワーである。オールフリーというブランド名は、アルコールフリーだけでなく、
糖類、カロリー、プリン体がゼロという含意で、この製品はそれに合致しているということである。
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ノンアルコール
CODE:45888DAEE#119 |
2025年8月20日[1]
No.11383: 氷結 mottainai 浜なし / キリン
ひょうけつ もったいない はまなし / きりん
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本来なら規格外などとして捨てられてしまうはずの果実を用いてつくる「氷結 mottainai」シリーズ。
昨年から始まった企画だが、その第一弾「浜なし」が再販となった。
発売日は、8月19日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。非常に細かな気泡がグラスの中を立ち昇る様は、スパークリングワインのようである。
香りは、甘味が強そうな和梨。氷結らしく、ツンと力強く香る。
味は香りの印象通り甘味が強め。ただ、和梨の特徴から、くどさは感じない。
飲み込んだ後にも、梨の甘い香味が口に残るのだが、嫌みはない。
アルコール分5%。果汁0.2%。
原材料名:日本なし果汁、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
果汁豊富で甘く、みずみずしいおいしさが特長の、横浜のブランド梨「浜なし」を使用。
缶裏に、次の説明がある。
氷結mottainaiは、日本各地のおいしいのに訳あって捨てられてしまう予定の果物を搾ってつくった、
果実のフードロス削減につながる特別な氷結です。本商品の売上1本につき1円が日本の農家支援に活用されます。
中身は 昨年の製品から変わっていないようである。この企画は昨今のSDGsの観点から好ましい企画なので、
今後も続けてほしいものである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45889DAKO#01 |
2025年8月20日[2]
No.11384: オリオン ザ・ドラフト 0次会デザイン缶 "はじめちゃってまーす!" / オリオン
おりおん ざ・どらふと ぜろじかいでざいんかん / おりおん
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オリオン ザ・ドラフト「0次会デザイン缶」。
今年5月製造分から順次切り替えとのことで、缶デザインは3種ある。
今日はそのうち、「はじめちゃってまーす!」と書かれた缶を紹介する。
なお、中身は通常の オリオン・ザ・ドラフト なので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。沖縄県産大麦使用 やんばるの水仕込み。
原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ。
製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。
ニュースリリースには、次のような説明がある。
「0次会」とは、公式な飲み会(1次会)の前に、仲の良いメンバーでちょこっと集まって楽しむ、気軽なひとときのこと。
会社の飲み会では気を遣ってしまうことも多いなか、0次会では、リラックスした雰囲気で“はじめちゃう”楽しさがあります。
0次会なる名称を私は聞いたことがなかったが、いかにも沖縄らしい緩さという感じがする。
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ビール
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2025年8月20日
No.11385: −196 秋りんご <限定出荷> / サントリー
いちきゅーろく あきりんご <げんていしゅっか> / さんとりー
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サントリーチューハイ -196 の秋限定3種。毎年の恒例となっているが、今年の発売日は、8月19日。
3種のうち、今日は「秋りんご」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いゴールド。非常に細かな気泡がグラスの中に見える。
香りは、ツンとシャープなりんご香。甘味も酸味もともに強そう。
味は確かに甘味がしっかり感じられるものの、酸味の方が優勢で、爽やかな飲み口。
アルコール感は強くない。飲み込んだ後にも、酸味、甘味と、軽い苦味が残る。
アルコール分4%。りんご浸漬酒使用。青森産サンつがる使用。
原材料名:りんご、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
カラメル色素。
絶妙な甘味設定で、飲み飽きないのに味わいしっかり。濃すぎないところがちょうどいい。
昨年のもの から変わっていないようであった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45890DAEE#01 |
2025年8月21日[2]
No.11386: オリオン ザ・ドラフト 0次会デザイン缶 "参加者、募集中!" / オリオン
おりおん ざ・どらふと ぜろじかいでざいんかん / おりおん
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オリオン ザ・ドラフト「0次会デザイン缶」。
今年5月製造分から順次切り替えとのことで、缶デザインは3種ある。
昨日「はじめちゃってまーす!」と書かれた缶を紹介したが、今日は「参加者、募集中!」と書かれた缶をする。
中身は通常の オリオン・ザ・ドラフト なので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。沖縄県産大麦使用 やんばるの水仕込み。
原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ。
製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。
なお、ラインナップにはもう1種「飲んでから駆けつけまーす!」という缶もあるが、
私が購入した店ではその缶は見当たらず、入手できていない。
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ビール
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2025年8月22日[1]
No.11387: −196 秋梨 <限定出荷> / サントリー
いちきゅーろく あきなし <げんていしゅっか> / さんとりー
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サントリーチューハイ -196 の秋限定3種。毎年の恒例となっているが、今年の発売日は、8月19日。
3種のうち、今日は「秋梨」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。非常に細かな気泡が、グラスの中を立ち昇っている。
香りは、シンプルで優しい甘さを感じさせる和梨香。
味は香りの印象ほど甘味は強くなく、適度に引き締まっている。
甘さのほか、軽い苦味も感じる。アルコール感は弱い。
飲み込んだ後には、ほのかな甘味とともに、軽い苦味が口に残る。
アルコール分4%。梨浸漬酒使用。栃木産幸水使用。
原材料名:梨、スピリッツ、ブランデー、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
昨日飲んだ 秋りんご もそうだが、フルーティーでありつつ、甘味は抑制的。
昔は、この手の製品は甘味が強いのが一般的だったが、今はこうしてスッキリ感のある味わいが主流である。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45891DAKO#03 |
2025年8月22日[2]
No.11388: ISEKADO BEYOND THE PACIFIC / 伊勢角屋麦酒(二軒茶屋餅角屋本店)
いせかど びよんど・ざ・ぱしふぃっく / いせかどやびーる(にけんぢゃやもちかどやほんてん)
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伊勢角屋麦酒(二軒茶屋餅角屋本店)の ISEKADO BEYOND THE PACIFIC(ビヨンド・ザ・パシフィック)。
当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈されたものだが、
ニュースリリースによると、発売は今年(2025年)2月5日だったようである。
グラスに注いだ液色は、極めて淡いイエロー。泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、トロピカルフルーツの甘さとともに、コリアンダーのような香りがある。
だが、原材料を見ると、コリアンダーは使われていない。ホップだけで、強いハーブ香が生まれている。
口当たりはスッキリと軽やかに感じるが、実は苦味が非常に強い。ホップがふんだんに使われていることがわかる。
但し、ボディ感はそれほどでもない。基本的にはドライで、キレも良い。
飲み込んだ後にも、非常に強い収斂性のある苦味が残る。
アルコール分5.5%。原材料名:大麦麦芽(外国製造)、米、ホップ。
製造者:有限会社二軒茶屋餅角屋本店 三重県伊勢市神久6-8-25。
製造所:伊勢角屋麦酒 下野工場 三重県伊勢市下野町564-17。
アメリカ西海岸から太平洋を越えて日本に至る物語を一杯に込めた Pacific Dry Pilsner。マンゴーやオレンジなどの華やかなホップアロマと、
お米由来のドライさが織りなす爽快なキレと清涼感。アメリカ北西部のホップにフィーチャーした West Coast Pilsner を日本の感性で再構築しました。
上記缶説明にもあるように、米がキーポイントになっている。華やかで力強い香りから始まり、副原料の米による繊細な味わいとキレ。
まさにハイブリッドなピルスナーだと言うことができる。
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ビール
CODE:45891PRST#UK |
2025年8月23日[1]
No.11389: −196 秋ぶどう <限定出荷> / サントリー
いちきゅーろく あきぶどう <げんていしゅっか> / さんとりー
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サントリーチューハイ -196 の秋限定3種。毎年の恒例となっているが、今年の発売日は、8月19日。
3種のうち、これまで 秋りんご、秋梨 と飲み進めてきたので、今日は3種目として「秋ぶどう」を。
グラスに注いだ液色は、透過性のある極めて淡いピンク色。
細かな気泡がグラスの中を立ち上っている。
香りは、ころっと甘いぶどう香。巨峰らしく、コクがありそう。
味は香りの印象通り甘味が強いのだが、香りに感じたほどにはコクがないので、さらっとした飲み口。
軽い渋味と酸味。飲み込んだ後にも、柔らかい甘味と軽い渋味が残る。
アルコール分4%。巨峰浸漬酒使用。山梨産巨峰使用。
原材料名:ぶどう、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、ぶどう色素、甘味料(アセスルファムK)。
3種共通だが、この秋ぶどうも中身は 昨年から変わっていない。
いずれも軽やかで抑制的な甘味が特徴。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45892DAKO#04 |
2025年8月23日[2]
No.11390: スーパードライ イチロー殿堂入りデザイン缶 <数量限定> / アサヒ
すーぱーどらい いちろーでんどういりでざいんかん <すうりょうげんてい> / あさひ
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アサヒスーパードライ「イチロー殿堂入りデザイン缶」。
全国のセブン-イレブン 酒類取扱店にて7月25日に発売されたものである。
先日、350ml入りのレギュラー缶を取り上げたが、今日は500ml入りロング缶。
中身は通常品のスーパードライにつき、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
缶には、「殿堂入りおめでとうございます」の文字とともに、打席に入るときのイチロー選手の姿が描かれている。
先日掲載した350mlレギュラー缶のほうは、守備につくイチロー選手の姿だったが、こちらは打撃。
ファンならば両方買いたくなる心理をうまく突いている。
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ビール
CODE:45892SEEK#29 |
2025年8月24日[1]
No.11391: 贅沢搾り PREMIUM 和梨 <数量限定> / アサヒ
ぜいたくしぼり ぷれみあむ わなし <すうりょうげんてい> / あさひ
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アサヒ贅沢搾りPREMIUM の限定「和梨」。発売日は、8月19日。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、甘くジューシーな和梨。さっぱりとしつつ、適度なコクがありそう。とても自然な印象。
味は香りの印象通り、甘味が強めなのだが、和梨らしい穏やかなジューシー感。
アルコール感も弱い。飲み込んだ後には、ほんのり甘味が口に残る。
アルコール分4%。果汁5%。人工甘味料無添加。
原材料名:ウオッカ、日本なし果汁、糖類(国内製造)/炭酸、香料、酸味料。
昨年同時期に出ていたもので、1年ぶりの販売ということになる。
昨年の製品と中身は同じかと思ったが、
原材料名をよく見比べると、最後の香料と酸味料の順番が変わっている。まったく違いはわからなかったが。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45893DAEE#05 |
2025年8月24日[2]
No.11392: サントリー生ビール 大阪・関西万博デザイン缶 / サントリー
さんとりーなまびーる おおさか・かんさいばんぱくでざいんかん / さんとりー
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サントリー生ビール「大阪・関西万博デザイン缶」。
先日たまたまコンビニ(LAWSON)で発見して入手したものだが、発売情報は事前に得ていなかった。
現在万博開催中なので、もっと各所で見かけても良いようなものだが、今のところ他店では遭遇しない。
中身は通常の サントリー生ビールなので、味のレビューは割愛する。
既掲載記事 を参照されたい。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、コーン、糖類。
当サイトでも時折話題にしているが、万博フリークの私としては、永久保存したい缶である。
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ビール
CODE:45893LSEK#UK |
2025年8月25日
No.11393:チョーヤの本格梅割りサワー / チョーヤ
ちょーやのほんかくうめわりさわー / ちょーや
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8月5日に関西2府4県のセブンーイレブン限定で発売された「チョーヤの本格梅割りサワー」。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い赤銅色。やや濁りがある。
非常に細かな気泡が少量グラスの中を立ち上っている
香りは、しっかりコクのありそうな、甘味や甘酸っぱさの深い梅酒香。
味は香りの印象とはやや異なり、苦味が主体であまりコクはなく、引き締まった味。
酸っぱさが際立つ。甘味は抑制的。飲み込んだ後には、軽い苦味が残る。
アルコール分5%。原材料名:梅(紀州産南高梅)、酒精、砂糖、赤紫蘇抽出液、梅干エキス/炭酸。
梅酒のチョーヤならでは。梅らしい深いコクがあって、反対に上っ面だけの甘酸っぱさはない。
引き締まって食事にも合わせやすそうなサワーである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45894SEST#20 |
2025年8月26日
No.11394: 銀座ライオン ビヤホールスペシャル <限定醸造> / サッポロ
ぎんざらいおん びやほーるすぺしゃる <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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7月23日に発売された「銀座ライオン ビヤホールスペシャル」。
少し遅くなってしまったが、取り上げたい。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。
泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りに華やかさはない。サッポロビールらしく、落ち着いたモルト香中心。少し土臭いような感じがあり、力強さを感じる。
味は強い苦味とともに、ほんのりとした甘さ。渋味も強い。かなりのボリューム感。
キレは悪くなく、飲み込んだ後には強い苦味とじんわり旨みが残る。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
前回発売は、昨年12月なので、およそ7か月ぶり。中身はもちろん変わっていない。
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ビール
CODE:45895DAEE#34 |
2025年8月27日[1]
No.11395: 季節の檸檬堂 秋香る白ぶどうとレモン <期間限定> / コカ・コーラ
きせつのれもんどう あきかおるしろぶどうとれもん <きかんげんてい> / こか・こーら
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コカ・コーラ 檸檬堂 シリーズ の期間限定・季節の檸檬堂「秋香る白ぶどうとレモン」。
発売日は、8月18日。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。細かな気泡が多量グラスの中を立ち上るのが見える。
香りは、甘い白ぶどう香が目立つ。但し、ベースのレモンも酸っぱそう。
味の方はレモンの酸味が強く、ぶどうの甘さを制御。飲み進めると、白ぶどうらしい甘い風味が広がるものの、
やはり甘ったるさはない。飲み込んだ後には、甘く優しいぶどう風味と、レモンのキュンとする酸味がともに残る。
アルコール分4%。果汁4%。原材料名:レモン、ブドウエキス、スピリッツ、食塩、
果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/炭酸、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)。
製造者:コカ・コーラボトラーズジャパン(株) 東京都港区赤坂9-7-1。
季節の檸檬堂シリーズとしては、6月16日に発売された 夏のラムネとレモン に続き、
およそ2か月の間隔を置いての秋商品ということになる。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45896LSEK#09 |
2025年8月27日[2]
No.11396: KROMBACHER PILS
くろんばっは ぴるす
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近所のイオン系スーパーで売られているドイツの KROMBACHER PILS(クロンバッハ・ピルス)。
これまで飲んだことがないと思って購入したが、実は2022年に一度取り上げていた。
しかし、缶デザインが少し変わっているので、再度取り上げることとする。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。やや濁りがあるようにも見える。
泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りを嗅ぐと、少し劣化臭を感じる。飼料のような雑穀臭。但し、それほど強いわけではない。
輸入品なので、鮮度の問題であろう。元々華やかさのないビールで、引き締まったモルト香が主体。
味は苦味が強いものの、ボリューム感はなく、すっきり。ほろっとした甘味が少しある。
キレがあり、飲み込んだ後にも苦味が残る。
アルコール分4.8%。原材料名:麦芽、ホップ。
原産国名:ドイツ。輸入者:コルドンヴェール(株)東京都千代田区神田錦町1-1。引取先:仙台市宮城野区榴岡3-7-35。
1803年創業のビールメーカーが造る本格派ビール。優しく主張するモルトフレーバーと心地よい苦みが特徴です。
前回飲んだときと、基本的に感想は変わらない。
ほどほどの苦みで、飲み飽きないキャラクターである。
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ビール
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2025年8月28日[1]
No.11397: 秋味 <限定醸造> / キリン
あきあじ <げんていじょうぞう> / きりん
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今年で発売35年目を迎える秋限定ビールのロングセラー、キリン「秋味」。
缶にも "since 1991" の表記がある。今年の発売日は、8月19日。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡は純白できめ細かく、当初はよく盛り上がり、泡持ちも悪くない。
香りに華やかさはなく、穀物っぽいモルトの香が主体。
味は香りの印象通り、ビシッと強い苦味が中心だが、軽い酸味が伴う。ボリューム感はほどほど。
適度なキレがあり、飲み込んだ後にも、強い苦味が残る。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
麦芽たっぷり1.3本分
苦味が中心で、あまり強く香り立たない。ピルスナーばかりを飲んできた多くの日本人には非常に親しみやすいキャラクター。
様々なスタイルの缶ビールが流通するようになった昨今でも、コンスタントに売れ続ける理由がわかる。
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ビール
CODE:45897DAKO#09 |
2025年8月28日[2]
No.11398: ISEKADO 吟醸ロゼIPA作 / 伊勢角屋麦酒(二軒茶屋餅角屋本店)
いせかど ぎんじょう ろぜ あい・ぴーえー ざく / いせかどやびーる(にけんぢゃやもちかどやほんてん)
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伊勢角屋麦酒(二軒茶屋餅角屋本店)の ISEKADO 吟醸ロゼIPA作(ZAKU)。
当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、深い濁りのあるややくすんだピンク色。ピンクグレープフルーツの果汁見たいな見た目である。
泡もほんのりピンク色で概ねきめ細かく、注いでいる時はしっかり盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りもフルーティ。ラズベリーの甘酸っぱさが非常に強く、ジューシー。
ただ、ベースにはIPAらしいホップ香がしっかりとある。吟醸酵母が使われているようだが、
いわゆる吟醸香はほとんど感じられない。甘酸っぱさが際立っているからだろう。
味も甘酸っぱいが、苦みもしっかり。重層的な味わい。飲み進めると、ベリーの甘酸っぱさと、
ホップの苦みがともに主張し、いずれも負けていない。その分、モルトの存在感は控えめかも知れない。
飲み込んだ後にも、甘酸っぱさと苦さがともに残る。
アルコール分6.5%。品目:発泡酒(麦芽使用率50%以上)。
原材料名:大麦麦芽(外国製造)、小麦麦芽、ラズベリー、糖類、酒米、小麦、ホップ、ブラックベリー、酒粕。
製造者:有限会社二軒茶屋餅角屋本店 三重県伊勢市神久6-8-25。
製造所:伊勢角屋麦酒 下野工場 三重県伊勢市下野町564-17。
伊勢角屋麦酒×[作]清水清三郎商店コラボレーション特別限定醸造
吟醸酵母が生み出す華やかな香りと、ラズベリー&ブラックベリーの甘酸っぱさが調和したロゼ色のヘイジーIPA。
三重の酒蔵・清水清三郎商店「作」の酒粕を使用し、奥深い味わいに仕上げました。ISEKADOの伝統と革新が生んだ、
新たなSake Yeast Beer の可能性を感じる一杯。温度変化で広がる吟醸香と果実の風味をお楽しみください。
清酒の酵母と酒粕を使用し、そこにベリーを合わせるという、独創的な作品。この発想力に驚くが、
同時にビールとしての完成度も非常に高い。ビアカクテルではなく、しっかりビールに仕上がっている。
なお、品目が発泡酒となっているのは、酒税法上ビールに認められていない原材料が使われているからだろう。
だから、わざわざ麦芽使用率50%以上と書かれているものと思われる(50%未満だと、それだけでビールの要件を満たさず、発泡酒となるため)。
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ビール
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2025年8月29日[1]
No.11399: −196 王林 <限定出荷> / サントリー
いちきゅーろく おうりん <げんていしゅっか> / さんとりー
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サントリーチューハイ「−196」(イチキューロク)の限定「王林」。
発売日は、8月26日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が多量グラスの中に見える。
香りは、ツンと酸っぱそうなりんご香が立つ。王林といえば、酸味の穏やかなりんごというイメージだが、
この香りはかなりシャープである。
味は香りの印象通り、酸味が主体。キュンとした口当たり。適度に甘さを抑えてシンプルな味わい。
飲み進めても、甘ったるさを感じず、すっきりしている。ジューシーでありながらくどくないのは、このシリーズ共通の特徴か。
アルコール分5%。果汁2%。王林浸漬酒使用。
原材料名:りんご、ウォッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
今回の限定品もそうだが、現行の -196シリーズを飲んで思うのは、ジューシー感とスッキリ感のバランスがとても良く、
その点がキリン氷結シリーズに似ている。ロングセラーを目指すブランドとしては、理想的な戦略ではある。
さらに、氷結ほどお化粧感が強くないのは、浸漬酒をうまく使っているからだろう。
飲みやすく、万人受けするけれど、記憶に残らない。この切り口で生き残れるのかどうか。
私は少々懐疑的ではあるのだが、今後を見守りたい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45898DAEE#03 |
2025年8月29日[2]
No.11400: Dead Cat IPA / 伊勢角屋麦酒(二軒茶屋餅角屋本店)
でっど・きゃっと あい・ぴーえー / いせかどやびーる(にけんぢゃやもちかどやほんてん)
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伊勢角屋麦酒(二軒茶屋餅角屋本店)の「Dead Cat IPA」。
当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、濁りのある淡いイエロー。
泡は純白で概ねきめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、グレープフルーツ的な柑橘、白ぶどう、甘いトロピカルフルーツ、ハーブの混じる鮮烈なホップ香。いかにもIPA。
味もジューシーで最初は軽快に感じる。ところが、ホップの苦みはしっかり。爽やかでありつつ、適度な重たさ。
飲み進めると、柑橘風味がどんどん広がり、飲み込んだ後にも爽やかな苦みとジューシー感が残る。
アルコール分7.0%。原材料名:大麦麦芽(ドイツ製造)、糖類、ホップ。
製造者:有限会社二軒茶屋餅角屋本店 三重県伊勢市神久6-8-25。
製造所:伊勢角屋麦酒 下野工場 三重県伊勢市下野町564-17。
オレゴン州のレジェンド、Rogue AlesとコラボしたPacific Northwest IPA。
彼らのハウス酵母PacMan Yeastで発酵し、チヌック、ストラータ、モザイク、WCHB-102の4種のホップを使用。
ダンク&パイニーなアロマに、ベリーやトロピカルのニュアンスが重なる。クリスピーでドライな飲み口が魅力の一杯。
缶に表記された上記説明を見るだけでも、非常に贅沢なビールであることがわかる。複雑でありながら、明瞭な個性である。
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ビール
CODE:45898PRST#UK |