2017年10月27日[1]
No.6361: 鍛高譚R ドライスパークリング / 合同酒精
たんたかたんあーる どらいすぱーくりんぐ / ごうどうしゅせい
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私にとっての鬼門と言えるGODO社の製品。これも手に入らないと思っていたのだが、先日大型スーパーで偶然発見。
9月26日発売の「鍛高譚Rドライスパークリング」。
グラスに注いだ液色は、透明感のある濃いめのピンク。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、非常にシャープな梅しそ。名前の通り、ドライな印象。
梅干しとは違い、酸っぱそうな匂いはない。少し苦そうである。
味はほとんど甘くない。かといって、梅干しのように酸っぱいわけでもない。
ただしそのような青臭い風味があって、甘さが抑え込まれているため、
キリッとして後味も引き締まっている。
アルコール分4%。
原材料名:赤しそ浸漬酒、ウォッカ、しそ焼酎、赤しそ蒸留酒、オリゴ糖、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、酸味料。
Rare<素材> 選び抜いた赤しそ
Rich<香り> 豊かで華やかな香り
Ruby<色> 赤しそ由来の鮮やかなルビー色
赤しその天然の色・風味、甘さを抑えたお酒です。食中酒としてご堪能ください。
鍛高譚Rは、しそ焼酎・鍛高譚に使われている赤しそを5倍以上使用したルビー色のお酒。
その鍛高譚Rを用いたR.T.D.として、昨年 鍛高譚Rスパークリング という製品が出たが、
あちらは甘さがつけられていた。こちらはほとんど甘くなく、まったく別の製品だ。
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チューハイ・カクテル等
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2017年10月27日[2]
No.6362: イセシマハイボール / 伊勢萬
いせしまはいぼーる / いせまん
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当サイトの特命リサーチャーである ブログ
回転寿司は永遠に不滅です 主宰・お寿司MAX副会長氏
から寄贈されたものだが、このような商品があることをまったく知らなかった。
三重県で主に焼酎や清酒をつくっている 伊勢萬 という会社の製品。
同社の「光年」という熟成焼酎(甲類乙類混和焼酎)に炭酸を加えてつくったハイボールだ。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、ほんのりとゴールドにも見える。
気泡は少なく、炭酸はあまり強くなさそう。
香りは、熟成焼酎らしく甘い樽香が目立つ。まるで樽熟させた白ワインのようでもある。
味は樽からくるバニラっぽい香味がふわっと広がり、非常に上品。
ほんのり甘いが、特に甘さが付けられているわけでもないので、焼酎本来の甘味だ。
アルコール感はかなり強い。
アルコール分8%。原材料:焼酎、食物繊維、炭酸ガス含有。
伊勢志摩で長い間愛されている熟成焼酎「光年」に炭酸を加えた地ハイボールです。
重厚な樫樽の香りとソーダの軽快な喉ごしをお楽しみ下さい。
(株)伊勢萬、三重県伊勢市小俣町明野576番地13。
基本的にソーダで割っただけだから、ベースの焼酎のもつキャラクターがそのまま活かされている。
度数が8%で飲みごたえもある。酒呑みのニーズに応える商品だ。
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チューハイ・カクテル等
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2017年10月28日[1]
No.6363: 僕ビール、君ビール。ミッドナイト星人 / ヤッホーブルーイング
ぼくびーる、きみびーる。みっどないとせいじん / やっほーぶるーいんぐ
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コンビニLAWSONで爆発的な売上を記録した 僕ビール、君ビール。の新たな派生商品「ミッドナイト星人」が登場。
ローソン、ナチュラルローソン、ポプラの酒類取扱店舗限定で、10月24日に発売された。
グラスに注いだ液色は、やや赤っぽいアンバー。泡はカフェオレ色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって泡持ちもとても良い。
見た目から、ロースティな香りがするのであろうと思いながら嗅ぐと、まったく違うのでびっくりする。
マスカットやトロピカルフルーツのような甘いホップ香が鮮烈に立ち、その陰にとてもひっそりとロースト香が隠れている。
極めて華やかな印象。
味は軽やかな苦味を伴いつつ、基本的には香りに感じた華やかさ、甘さを感じる。
最初の軽いアタックに苦味があるが、それがすぐに爽やかな香味に取って代わられる。
飲み込んだ後には、麦芽のじんわりした旨味とともに、もう一度苦味が戻ってきて、後を締めてくれる感じ。
目隠しで香りを嗅ぎ、味わったとしたら、この色はまったく想像できない。
既存品の 僕ビール、君ビール。(ビアスタイルはセゾン)を彷彿とさせる、鮮烈なホップ香の存在感が強いからだ。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
製造者:(株)ヤッホー・ブルーイング、
長野県軽井沢町長倉2148。
ハッとする味と香り。これが僕らのビール。
街は変わる、ビールも変わる。僕らの価値観、僕らのスタイルは、まったく新しいビールを生み出した。
ビアスタイル「ホッピーアンバー」
爽やかな柑橘系や、トロピカルフルーツの香り。のどをスッと駆け抜ける飲みやすさ。ありそうで、なかった味わい。
こんな手で来たか!と驚くとともに、ヤッホーブルーイングさんの巧みな戦略と、
それを支える確かな技術力に改めて感服。これが近所のコンビニで288円で買えるなんて、
もう街なかのビアホールなんかに行かなくてもいい、と思えてしまう。
店で飲んだら、1,000円払ってもぜんぜんいいと思える内容だ。
なお、今回の開発コンセプトと、パッケージのカエルのイラストとの関係について、同社サイトで次のように説明されている。
コンセプトは「あなたの知らないビールの世界がもっとある」です。
パッケージデザインには、シリーズのキャラクターであり、
"楽しいことを知っている友だち"の象徴として描いたカエルが登場します。
定番製品の「僕ビール、君ビール。」とは違い、
トレンチコートを身にまとったカエルは、「友だちの知られざる意外な一面」を表しています。
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ビール
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2017年10月28日[2]
No.6364: 果汁贅沢なお酒 和梨ミックス / 宝酒造
かじゅうぜいたくなおさけ わなしみっくす / たからしゅぞう
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以前から LAWSON で散発的に売り出されている「果汁贅沢なお酒」シリーズだが、
今回、見覚えのない缶を見つけたので買って帰った。
調べてみたらこの和梨ミックスは、昨年にも出ている。今回缶デザインが変わったようだ。
グラスに注いだ液色は、深く濁った薄黄色。
香りは、これぞ梨というわかりやすい香りだが、ベースにはりんご的なジューシーや生臭い感じもある。
味は香りの印象とは若干異なり、かなりりんごが前面に。さらにもっと甘い果汁の存在も感じられ、
原材料を見てみるとぶどうのようだ。
かなり甘味が強く、べたっとした口あたり。
飲み込んだ後にも、こってりとした甘さが口に残る。
アルコール分3%。果汁90%超。
原材料:果汁(ぶどう、りんご、和梨、洋梨、グレープフルーツ)、和梨果肉、アルコール、糖類、
酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC、チャ抽出物)、増粘剤(キサンタンガム)。
果汁をたっぷり90%以上使用した贅沢なお酒です(和梨果汁14%)。
香りの印象も、味わいも 昨年の製品 とは若干違う。
昨年は和梨果汁19%使用とのことだったが、今年は14%。
但し、今年は洋梨も使われているので、味にコクが出たのかもしれない。
こうして昨年の製品からリニューアルを遂げているということは、
他のフレーバーについても、今年に入ってリニューアル品が登場していた可能性がある。
確かにLAWSONで見かけることはあったが、どうせ昨年と同じものだろうと思って、買わなかった。
逃しているかもしれない。
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チューハイ・カクテル等
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2017年10月29日[1]
No.6365: とってもすっぱいレモンのお酒 レモンホリックハイボール / 合同酒精
とってもすっぱいれもんのおさけ れもんほりっくはいぼーる / ごうどうしゅせい
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8月29日に発売されたGODO「とってもすっぱいレモンのお酒 レモンホリックハイボール」。
入手できるとは思っていなかったが、つい先日、たまに立ち寄る大型店で偶然遭遇した。
グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁っている。
香りは、非常にシャープなレモン香で、相当に酸味が強そうだ。
味は香りの印象どおり、そして商品名のとおり、とっても酸っぱい。
果汁が多いから自然な味かと思いきや、かなり化粧品臭いようなくせがある。
炭酸のピリピリ感もあって非常にシャープ。
飲み込んだ後にも、非常に強い酸味が口に残る。
アルコール分4%。果汁15%。
原材料:レモン果汁、ウォッカ、スピリッツ、果糖ぶどう糖液糖/酸味料、炭酸ガス、香料。
レモン味のチューハイで、果汁が15%も入っている製品なんて初めて見た。
はっきり言って飲みにくいが、はまる人はいるに違いない。
なお、この製品と同時に、パクチーホリックハイボール、ピーチホリックハイボールという製品も出ているが、
まったくみつからない。
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チューハイ・カクテル等
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2017年10月29日[2]
No.6366: ブローリー プレミアムラガー / ドウシシャ(輸入)
ぶろーりー ぷれみあむらがー / どうししゃ
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元祖ビールテイスト飲料といえる「ブローリー」。かなり昔から存在する製品だが、当サイトでは取り上げていなかったため、
それをみつけた当サイトの中京地区在住ご協力者
森康哲さん がわざわざ贈ってくださったのだ。
ありがたくいただきたい。
グラスに注いだ液色は、やや暗い黄金色。泡もほのかにベージュっぽく色づいており、かなりきめ細かく、泡持ちも悪くない。
香りは、ノンアルコール特有の雑穀臭のようなものが感じられるものの、そんなに強烈ではなく、
ほんのりホップ香もあって、ビールに近い感じはある。
味はかなりクリアでバランスが良く、臭みも弱い。軽快な苦味とともに、
ビールっぽい麦芽の旨味のようなものも感じられる。
アルコール分0.9%以下。プリン体1mg未満。
原材料名:麦芽・しょ糖・ホップ・大麦。原産国名:オーストラリア。
輸入者:株式会社ドウシシャ、東京都港区高輪2-21-46。
ビール代わりとしては非常に優秀だが、アルコール分がゼロではないので、
これを飲んだ後に車の運転は厳禁である。
なお、リニューアル後と思われる製品も入手しているので、後日取り上げたい。
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低アルコール飲料
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2017年10月30日[1]
No.6367: 氷結 アップルヌーヴォー 2017 <期間限定> / キリン
ひょうけつ あっぷるぬーう゛ぉー 2017 <きかんげんてい> / きりん
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毎年この時期に出ているキリン氷結「アップルヌーヴォー」。
今年の発売日は、10月31日である。
グラスに注いだ液色は、極めて淡いシャンパンゴールド。細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る様は、スパークリングワインのよう。
香りは、フレッシュな感じのりんご香。酸が強そうだが、適度に穏やか。
昨年までの製品は、もっと尖っていたような感じもするが、今年はやや丸い印象がある。
味はキリッと酸が立っているが、やはり甘みも強い。アルコール感は穏やか。
飲み込んだ後にも、キュンとした酸味が残る。
アルコール分4%。果汁2.3%。
原材料:りんご果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
その年の秋に収穫された国産リンゴの氷結ストレート果汁を使用した、みずみずしい果汁感とすっきりとしたおいしさ。
原材料や果汁含有量、アルコール度数などを見る限り、
昨年の製品 と変わっていないようである。
香りの印象が違ったのは、単に私の感じ方の問題か。べつに鼻がつまったりしているわけではないけれど。
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チューハイ・カクテル等
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2017年10月30日[2]
No.6368: 氷結ストロング マスカット / キリン
ひょうけつすとろんぐ ますかっと / きりん
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氷結ストロング「マスカット」が今年の5月製造分から新しくなっているのだが、まだ取り上げていなかったので、
飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかにゴールドっぽく色づいている。
香りは、こってりと甘いマスカット香。押しが強い。
味は香りの印象どおり、甘味が強い。マスカットらしい、ころっとした甘さがあるが、酸も適度に効いている。
アルコール感は、もちろん強い。
アルコール分9%。果汁1.4%。原材料:ブドウ果汁(マスカット果汁)・ウォッカ・酸味料・香料
・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
マスカットの氷結ストレート果汁を使用した、爽やかな果汁感としっかりした飲みごたえ。
従来品 と比べると、果汁含有率が1.3%から1.4%へと、
わずかに増加した。しかし、それによる味の変化はわからなかった。
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チューハイ・カクテル等
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2017年10月31日[1]
No.6369: 本搾り 薫りぶどう&芳醇りんご / キリン
ほんしぼり かおりぶどう あんど ほうじゅんりんご / きりん
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事前に発売情報をつかんでいなかったのだが、店頭で偶然遭遇。キリン本搾り「薫りぶどう&芳醇りんご」。
普段、このような大手メーカーの商品の発売情報を取りこぼすことはあまりないので、
きっとサイト上で事前告知されていなかったものだろうと思い、調べてみると、イオングループ限定商品のようである。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある黄色。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、りんごのやや酸っぱく鉄っぽい匂いと白ぶどうの甘さがミックスされており、
それがどこか腐敗臭のような匂いを醸し出してしまっている。
味は、本搾りにしては甘い。一般的なチューハイとして考えれば、かなり抑制的な甘味ではあるが、
これは本搾りレベルの甘さではない。白ぶどうのややだらっとした甘さの伸びがあり、りんごの丸い酸がそこに加わる。
アルコール感は強くない。飲み込んだ後には、干しぶどうのような香味が残る。
アルコール分4%。果汁60%。糖類無添加。原材料:ぶどう・りんご・ウォッカ。
たっぷり果汁とお酒だけでできている、ギュッと搾ったぶどうとりんごのふくよかな果実味が楽しめるチューハイ。
原材料は果汁とウォッカだけなので、元祖本搾りのキャラクターを守っていると言えるが、
果汁が贅沢にも60%も入っていることで、少しべたつくような甘さになってしまっている。
これは、本搾りファンが求める本搾り像とはだいぶ違うように思う。べつに私が本搾りファンの代表ではないけれど、
こういうことをして欲しくない、というのが正直なところ。
缶に書かれているような「ふくよかな果実味」を売りにしたければ、他のブランドでやればいいのだ。
イオンさん主導の企画なのか、キリンさんの持ち込みなのかわからないが、
なぜこんなことをしたのか、理解に苦しむ。いや、質が低いというのではない。
コストのかかった贅沢な商品なのだが、本搾りの名でだらっと甘さが残るようなものを出すべきではないと、私は思う。
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チューハイ・カクテル等
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2017年10月31日[2]
No.6370: ブローリー マイスター プレミアムラガー / ドウシシャ(輸入)
ぶろーりー まいすたー / どうししゃ
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一昨日、元祖ビールテイスト飲料といえる ブローリー プレミアムラガー を飲んだが、
その時、リニューアル後と思われる製品を入手済である旨書いた。
その製品が、この「ブローリー マイスター」である。
グラスに注いだ液色は、暗くくすんだ黄金色で、ほぼアンバーと言えるほど濃い。
泡もほのかにベージュっぽく色づいており、かなりきめ細かく、泡持ちも悪くない。
香りは、軽快なホップ香があるものの、少しきなこのようなニュアンスも感じられる。
但し、そんなに臭みが強烈なわけではない。
味は香りに感じたきなこ、あるいはとうもろこし粉のような粉っぽさや古ぼけた感じがあるが、
苦味がしっかりとあり、さらにドライ系ビールのような金属的なタッチがあるので、概ねすっきりしていて、
後キレも悪くない。
アルコール分0.9%。原材料名:麦芽・しょ糖・ホップ・大麦。原産国名:オーストラリア。
輸入者:株式会社ドウシシャ、東京都港区高輪2-21-46。
一昨日飲んだ 従来品 との違いはあまり感じられなかったが、少しだけコクが強くなったかもしれない。
やはり0.9%ではあってもアルコール分があるので、完全ノンアルコールとは明らかに味わいが違う。
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低アルコール飲料
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2017年11月1日[1]
No.6371: −196℃ ストロングゼロ 梨ダブル <2017限定出荷> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ なしだぶる <2017げんていしゅっか> / さんとりー
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サントリー -196℃ ストロングゼロ の期間限定「梨ダブル」。昨年もこの時期に出ていたものであるが、
今年の発売日は、10月31日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
香りは、非常にナチュラルな感じの和梨香。ふんわりと甘い。洋梨も入っているようだが、
あまり感じない。
味はかなり甘味が強い。アルコールのボリュームによる甘さというのもあるが、
甘味料による甘味づけがかなりわざとらしいとも言える。
梨特有の渋味のようなものも感じられ、たっぷりとした味わいである。
アルコール分9%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。洋梨果汁1%。和梨浸漬酒使用。
原材料:洋梨、和梨、ウオツカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
果実まるごとの梨浸漬酒と、果汁をダブルで使用。
ストロングな果実感とストロングな飲みごたえ!
昨年の製品 との違いは、アルコール度数が8%が9%に上がったこと。
これは、現在このストロングゼロのシリーズが基本的に全部9%に揃えられているから。
最近は安くてガツンとくるチューハイの受けが良いのだ。
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チューハイ・カクテル等
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2017年11月1日[2]
No.6372: 麦とホップ The gold 限定冬パッケージ / サッポロ
むぎとほっぷ ざ・ごーるど げんていふゆぱっけーじ / さっぽろ
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サッポロ麦とホップの「冬パッケージ」。発売を知らなかったのだが、店頭で偶然発見。
いつも書いていることだが、このような季節限定デザイン缶は、サッポロさんのお得意とするところで、
1年のうち何回もリリースされる。
ところが、販売店によっては仕入れがないことがあり、ほとんど目にしないまま過ぎてしまうこともある。
出会えればラッキー。みつけたら必ず購入することにしている。
中身は通年品の 麦とホップ なので、味についてのレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
素材:リッチゴールド麦芽・ゴールデンアロマホップ一部使用。
製法:上質なコクを引き立たせ、さらに高品質な泡も実現するこだわりの製法を採用。
9月下旬に ハロウィンデザイン缶 が出たばかり。
こんな頻度で出れば、全部をフォローするのはたいへんだ。
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新ジャンル
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2017年11月2日[1]
No.6373: TOKYO CRAFT ヴァイツェン <2017 WINTER LIMITED> / サントリー
とうきょうくらふと う゛ぁいつぇん / さんとりー
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サントリー TOKYO CRAFT シリーズから冬季限定「ヴァイツェン」が出た。
発売日は、10月31日。
グラスに注いだ液色は、やや淡い黄金色で濁りがない。
泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、ヨーグルト、バナナなど、甘酸っぱくヴァイツェンらしい。
味は香りの印象どおり甘酸っぱく、やさしい。ふわっと甘く、ヨーグルトのような酸っぱさだが、
あまり尖りがなく、穏やかなで大人しい飲みごこち。
飲み込んだ後には、麦の旨みの余韻がしっかりと残る。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽(大麦麦芽、小麦麦芽)、ホップ。
TOKYO CRAFT は伝統と革新が融合する街「TOKYO」に愛着と敬意を込めて創りあげたビールです。
[ヴァイツェン] 小麦麦芽を使用し、上面醗酵酵母で醸造しています。
苦味を抑えた"フルーティーな香りとまろやかで爽快な余韻"をお楽しみください。
缶の説明のとおり、苦味がかなり抑えられているので、穏やかで女性的な味わいといえる。
ヴァイツェンとしても大人しいほうで、飲み慣れない人にも飲みやすいタイプ。
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ビール
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2017年11月2日[2]
No.6374: 素滴しぼり 果汁100%チューハイ ピンクグレープフルーツ / 富永貿易
すてきしぼり かじゅう100ぱーせんとちゅーはい ぴんくぐれーぷふるーつ / とみながぼうえき
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神戸居留地ブランドで有名な富永貿易が販売している「素滴しぼり」というチューハイ。
当サイトでは今年5月に 白ぶどう を掲載したが、今日は「ピンクグレープフルーツ」を飲みたい。
近所の LAWSON STORE 100 で売られていたものである。
グラスに注いだ液色は、深い山吹色。見た目はポンジュースのようだ。気泡は多くなく、炭酸は弱そう。
香りは、非常にフレッシュ感のある柑橘香で、苦味がかなり強そう。少し化粧品っぽい感じがあるのは、香料だろうか。
だがそれも不自然というほどではない。アルコール臭はほとんどしない。
味は香りの印象どおり、ナチュラルでジューシーな、まさにグレフル。
苦味は強く、甘さは穏やか。酸もそんなに強烈ではない。まさに自然な味わいだ。
アルコール分4%。果汁100%(濃縮還元)。原材料:グレープフルーツ果汁、スピリッツ、香料。
製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。販売者:富永貿易(株)、神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
なお、果汁100%といっても濃縮還元なので、水を使っていないわけではない。
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チューハイ・カクテル等
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2017年11月3日[1]
No.6375: 蔵人ハイボール / 佐多宗二商店
くらびとはいぼーる / さたそうじしょうてん
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鹿児島県の蔵元 佐多宗二商店 と LAWSON が共同で開発し、10月31日に発売された「蔵人ハイボール」。
芋焼酎「亀寿の明り」(きじゅのあかり)をベースに炭酸で割った甘くないハイボールで、
全国のローソン酒販店での取扱いである。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでしばらくの間は、細かな気泡がグラスの中で踊っているが、
程なくして収まる。
グラスに鼻を近づけると、ふわっと甘く、ピュアな芋焼酎の香りが感じられる。
かなり上品な印象だ。
味はしっかり濃い。特別にフレーバーなどは添加されていないので、不自然な香味はないが、
焼酎が本来持つ甘味やコクがある。しっかりと"いも"を感じるので、ふだん芋焼酎を飲み慣れない人には、
少々取っつきにくいかもしれない。
アルコール分9%。原材料:スピリッツ、酸味料。
製造者:三幸食品工業(株)、広島県東広島市安芸津町三津4215番地3。
販売者:オアシス(株)、大阪府吹田市豊津町8-10。
蒸溜にとことんこだわりました。
例えば、同じレシピの料理を作る時、強火で30分かけて作るか、弱火で60分かけて作るかでは、
味が違う料理になることを想像できると思います。また、普通の鍋で作るか、圧力鍋で作るかで、
味が違う料理になることも想像できると思います。
蒸溜も同じ。
芋焼酎「亀寿の明り」は間接加熱蒸溜で醸し出された香りと、ブランデーの様な熟成感が特徴の芋焼酎。
そのフルーティーな香りは炭酸割りにぴったり。どんな食事にもあう、とことん自由なハイボールです。
ローソンのニュースリリースでは、この商品について次のような説明がされている。
「蔵人ハイボール」に使用する、佐多宗二商店の焼酎「亀寿の明り」は、
フルーツブランデーなど世界の蒸留酒造りに古くから使われている「間接加熱蒸留器」によって蒸留した芋焼酎を使用しています。
蒸留釜の外側から、モロミを間接的に温めることで、醸し出されたきめ細やかなブランデーのような熟成感のある香りを感じられます。
ローソンと佐多宗二商店は、"新しい焼酎ハイボール" の提案による、
食事の際のアルコール飲料の選択肢の拡大をめざして共同開発をいたしました。
芋焼酎の香りは、一見食事に合わせづらいように感じるかもしれないが、さつまいもであるから、
同じ根菜を使った煮物などには合うだろうし、味噌などの発酵食品とも相性は悪くないと思われる。
なお、蔵元との共同開発商品ということであるが、実際につくっているのは、
缶チューハイなどのOEMメーカーとして有名な 三幸食品工業 で、販売者も、
OEM製造や販売を生業とする オアシス という会社である。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43042LSEE#03 |
2017年11月3日[2]
No.6376: ブラックニッカ クリアハイボール / アサヒ(ニッカ)
ぶらっくにっか くりあはいぼーる / にっか(あさひ)
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アサヒから出ている「ブラックニッカ クリアハイボール」だが、以前に取り上げた缶とデザインが変わっていたので、入手した。
変わったのはかなり前なのかもしれないが。
大きな変更点としては、WILKINSON の文字があり、ウィルキンソン炭酸が使われるようになったことである。
グラスに注いだ液色は、淡い琥珀色だが、ハイボール缶にしては、かなり濃い方。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てるが、程なくして収まる。
香りはしっかりウイスキー。一般的なハイボール缶のように、
万人受けを狙った適度な濃さではなく、しっかりと強く、深みのある味わいが想像される。
味は香りの印象どおり、強いアルコール感があって、濃いめの味が楽しめる。
ウィルキンソン炭酸を使用していることから、見た目以上に炭酸の刺激が強く、
それがキリッとシャープな口あたりをつくっている。
アルコール分9%。原材料:モルト、グレーン。
製造者:ニッカウヰスキー(株)。販売者:アサヒビール(株)。
当サイトで以前にレビューしたときは、アルコール度数は7%で、レモン果汁も入っていたし、
香料や酸味料も使われていた。今の製品は、純粋にウイスキーと炭酸のみ。
まったく違う製品に生まれ変わったようである。
いや、過去の製品を追ってみると、2008年にレビューした ブラックニッカ クリアブレンドハイボール
とほぼ同じ製品ではないか。
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チューハイ・カクテル等
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2017年11月4日[1]
No.6377: 麦とホップ にごり / サッポロ(非売品)
むぎとほっぷ にごり / さっぽろ(ひばいひん)
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麦とホップ「にごり」。これは市販品ではない。
通年品の麦とホップで行われていた「ゼッタイもらえる!プレゼントキャンペーン」の賞品なのだが、
私自身が応募したわけではなく、当サイトの特命リサーチャーである ブログ
回転寿司は永遠に不滅です 主宰・お寿司MAX副会長氏
から寄贈されたものである。2本あるうちの1本をお裾分けということで、非常に貴重なものを戴いてしまった。
ありがたく味わいたい。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄オレンジ色。
泡はほぼ白(かすかに黄色っぽい)で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちもとても良い。
香りは、まるでヴァイツェンのようなトロピカルフルーツの甘い香りや、少しヨーグルトっぽいニュアンスをもちつつも、
麦芽の力強さをしっかりと感じさせる。
味は、まず香りの印象どおりの軽快な酸が感じられる。苦味は穏やかと思いきや、かなりしっかりと押してくる。
果実のようなフレッシュ感と、無濾過であることからくるアミノ酸的なじんわりとした旨味が口に広がり、
甘酸っぱい余韻を長く残す。
アルコール分6%。原材料:麦芽・ホップ・大麦。
麦とホップということで、飲むまで 新ジャンル だと思っていた。ところが、香りも味も密度が濃く、しっかりとしているので、
「えっ、これが新ジャンル!?」と大いに驚いたのだが、表示を見てみたら、なんと「ビール」と書かれている。
つまり、麦とホップといいながら、酒税法上ビールに該当する麦芽使用量ということである。
ビールであることを前提に改めて味わってみれば、フレッシュさ、軽快さを際立たせた、
それでいて旨み深いビールと言えるだろう。
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ビール
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2017年11月4日[2]
No.6378: TOPVALUチューハイ レモン / 合同酒精
とっぷう゛ぁりゅちゅーはい れもん / ごうどうしゅせい
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イオングループP.B.である TOPVALUチューハイのパッケージがだいぶ前から新しくなっているのだが、
まだ掲載していなかった。ということで、まず今日は「レモン」を取り上げたい。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、ほんのり黄色っぽいようにも見える。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、GODO製品らしい、ガラスクリーナーのような、作り物っぽいレモン香だが、あまり強くは香らない。
味はすっきり軽やか。酸が強いのだが、甘さもあるので、飲みにくくはない。
むしろ、非常に飲み飽きない仕上がりになっている。アルコール感は、そこそこある。
アルコール分6%。レモン果汁2.7%。
原材料:ウォッカ、スピリッツ、レモン果汁/酸味料、炭酸ガス、香料、甘味料(アセスルファムK)。
製造者:合同酒精(株)。販売者:イオン(株)。
中身も変わっていないのかと思いきや、旧製品 と比べると、
新たに甘味料が用いられるようになった。
だが、レモンの酸が際立っているので、甘味料特有の口に残る感じはほとんどない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43043DAEE#UK |
2017年11月5日[1]
No.6379: 冬物語 <限定醸造> / サッポロ
ふゆものがたり <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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今年でめでたく30年目を迎えるという季節限定ビールのパイオニア、サッポロ「冬物語」。
今年の発売は、10月31日であった。
グラスに注いだ液色は、極めて深い黄金色で、淡いアンバーに近い。
泡もほんのり黄色っぽく、当初は力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りはずっしりと重たく、とても凝縮感がある。モルトの力強さの上に、ほんのりとホップ香が乗っている感じ。
味は香りの印象どおりビシッとした苦味や渋味を感じ、非常に分厚い。
エキス分が濃い感じで、ほろっとした甘味が口に残るとともに、舌の奥に重たい苦味が残る。
アルコール分6%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
パッケージデザインは、昨年 とほぼ一緒。
ちりばめられている雪の結晶の配置と大きさが違うくらい。
中身も変わっていないのかと思ったが、ニュースリリースの説明では、ちょっと違うようだ。
今年は、香ばしく薫るウィーンモルトをより増量し、本格的な味わいに磨きをかけ「冬のまろやか仕込」により、
贅沢でまろやかなコクに仕上げました。
というのが説明で、いっそうコク深い味わいになっているようだ。
ところで、この冬物語は年々流通量が減っているような気がする。私の生活圏内では、
近年は仕入れてくれる店がとても少ないため、探し出すのに苦労する。
今年はめでたい30周年だというのに、地味なパッケージを大きく変えることなく、
販売店への売り込みも成功していないように見受けられる。こんな調子だと、今後の存続が危ぶまれる。
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ビール
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2017年11月5日[2]
No.6380: TOPVALUチューハイ グレープフルーツ / 合同酒精
とっぷう゛ぁりゅちゅーはい ぐれーぷふるーつ / ごうどうしゅせい
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昨日 レモン を飲んだ、イオングループP.B.である TOPVALUチューハイ。
今年リニューアルしたものと思われるが、今日は2種めとして「グレープフルーツ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
香りは、他社製品でもよくありがちな、ガムのように甘いグレフル香。
味は香りの印象どおり甘みが強いが、苦味も強い。
アルコール感は適度。かなり人工的な味わいで、飲み込んだ後には、わざとらしい苦味が口に残る。
この苦味のために、甘さはそんなに残らない。
アルコール分5%。グレープフルーツ果汁4.2%。
原材料:ウォッカ、グレープフルーツ果汁/炭酸ガス、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
製造者:合同酒精(株)。販売者:イオン(株)。
昨日飲んだ レモン 同様、以前 は使われていなかった甘味料が使われるようになった。
より一層人工的な味わいになったと言える。
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チューハイ・カクテル等
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