2017年12月12日
No.6441: クリアアサヒ クリアブラック <限定醸造> / アサヒ
くりああさひ くりあぶらっく <げんていじょうぞう> / あさひ
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12月5日発売のクリアアサヒ「クリアブラック」。
同ブランド初の黒であり、注目度は高いと思われるが、どういうわけか私の生活圏内では、
まだほとんど出回っていない。色々探し回っていたのだが、まったく出会えず、
昨日ようやく近所のスーパーに入荷しているのを発見した。
グラスに注いだ液色は、深い焦げ茶。かすかに透過性があり、濃いめのアイスコーヒーくらいの色。
泡はベージュ色できめ細かく、当初は力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、軽やかなロースト香が立つが、ベースにクリアアサヒらしいソフトクリームみたいな甘いニュアンスがある。
適度な軽やかさ。
味は香りの印象どおり軽妙な焦げ感と、酸味がアクセントになり、甘さとコクは今ひとつ。
押しが弱いので、苦味がありながらもくいくい飲めるキャラクター。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、麦芽エキス、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
新ジャンルの黒というと、通年販売されているサッポロ 麦とホップ 黒
が思い起こされるが、人気ブランド・クリアアサヒがその気になれば、大きくシェアを奪い取ることは容易だと思う。
この製品は重たすぎず、飲み飽きないので、多くのリピーターを獲得できるであろう。
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新ジャンル
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2017年12月13日
No.6442: グランドキリン 梟の森 <限定醸造> / キリン
ぐらんどきりん ふくろうのもり <げんていじょうぞう> / きりん
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2015年12月にびん入り製品が出された、グランドキリン「梟の森」(ふくろうのもり)。
このたび、ファミリーマート(+サークルKサンクス)限定で、缶入りで復活した。発売日は、
12月5日。
缶に、WHEAT STRONG ALE と書かれ、小麦を使った高アルコールのエールであることがわかる。
グラスに注いだ液色は、濁りのある深いオレンジ。
泡はやや黄色っぽく、力強く盛り上がって、泡持ちもとても良い。
香りは、トロピカルフルーツにヨーグルトを掛けたような甘酸っぱさの上に、ハーブっぽいホップ香が乗っている。
深みはあるが、かなり酸が強そうな印象である。
味は香りの印象どおり甘酸っぱく、凝縮感がある。
柔らかく、スムーズな喉ごし。やや粉っぽいところもあるが、フルーティな香味が口いっぱいに広がり、
その後を軽い苦味が追いかけてきて、重層的な味わいだと言える。
アルコール分7.5%。原材料:麦芽(大麦麦芽・小麦麦芽)・ホップ・糖類。
冬の夜更けにゆっくりと味わいたい、ふくよかな薫り、深い余韻をお楽しみください。
以前 びん入り で出た時と、基本的に中身は同じだと思うが、やや透明感が強いというか、
その分パンチに欠けるというか、あっさり気味のように感じたのは、多分私の気のせいだろう。
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ビール
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2017年12月14日
No.6443: ほろよい メロン <限定> / サントリー
ほろよい めろん <げんてい> / さんとりー
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サントリー ほろよい シリーズに限定品「メロン」が出た。発売日は、12月12日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。メロンということで緑色を想像していたが、まったく違った。
気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、ほわっと甘いクリームソーダのよう。果物のメロンというよりは、ソフトクリームみたいな野太い甘さを連想させる。
味は香りの印象どおり甘さがたっぷりとあるが、濃厚さがないので、さらっとした飲み口。
アルコール感はほとんどなく、ゴクゴク飲める。
飲み込んだ後にも、強めの甘さが口に残る。メロンっぽいが、明らかにメロンではない不思議な味。
アルコール分3%。メロン果汁0.1%。原材料:メロン、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
これまでにも出ていたと思っていたが、当サイトの記録によると、2012年から2014年まで3年連続で
メロンサワー という商品があったものの、
文字通り毒々しい緑色のメロンサワーだった。今回のように無色のメロンは初めて。
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チューハイ・カクテル等
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2017年12月15日
No.6444: ドライプレミアム 豊穣 ワールドホップセレクション 華やかな薫り <限定醸造> / アサヒ
どらいぷれみあむ ほうじょう わーるどほっぷせれくしょん はなやかなかおり <げんていじょうぞう> / あさひ
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アサヒから年末のギフト限定としてドライプレミアム豊穣「ワールドホップセレクション」
詰め合わせセットがリリースされている。今年は特に自分用に注文することはせず、入手もあきらめていたのだが、
本来ギフト専用であるはずのこの商品が、先日から近所のLAWSON店頭に並んでいるため、購入してみた。
ギフト用としては3種あるようだが、LAWSONで売られていたのはそのうちの「華やかな薫り」1種のみであった。
グラスに注いだ液色は、しっかり濃い黄金色。
泡はほぼ白で当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、乾いた感じのホップ香が穏やかに香り、そのベースにモルトの凝縮感ある香りがある。
口当たりは最初軽やかに感じるが、実は苦味が強い。濃厚なエキス分がずしっと存在感を示し、
ジューシーな香味が続くが、外側だけ固い感じで、舌の奥に苦味だけが長く居座る。
アルコール分6%。ドイツ産希少ホップ マンダリナババリア使用。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
香りは大人しめなのに、苦味のパンチが強い。これが使われているホップの特徴なのだろうか。
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ビール
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2017年12月16日
No.6445: セブンプレミアム プライムハイボール / サントリー
せぶんぷれみあむ ぷらいむはいぼーる / さんとりー
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発売を知らなかったのだが、セブンイレブン店頭で偶然遭遇。
知らなかったとはいえ、パッケージを見れば、グループP.B.である セブンプレミアム の一商品であることはわかる。
グラスに注いだ液色は、深めのゴールドと淡いアンバー(琥珀)の中間程度。
注いでいる時、ジュワジュワと気泡が音を立てて踊るが、ほどなくして減衰。
香りは非常に落ち着いている。華やかさはあまりなく、ウイスキー香があまり立ち昇らない。
どっしりと落ち着いているが、ふわっとレモンの爽やかさが香っている。
味は香りの印象以上にウイスキーの味わいがちゃんとする。甘みがあって、アルコール感が豊か。
飲みごたえがあるのに、レモンがほのかに香って、適度な軽やかさがある。
アルコール分8%。原材料名:ウイスキー、レモンスピリッツ、レモン、糖類、香料、酸味料、炭酸ガス含有。
この商品はセブン&アイグループとサントリースピリッツ株式会社の共同開発商品です。
サントリー社の人気商品トリスハイボールなどと比べると、しっかりした飲みごたえがあるので、
初心者向けではない。ウイスキーを飲み慣れた人が、ある程度の本格感を求めて飲むべきもの。
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チューハイ・カクテル等
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2017年12月17日
No.6446: もぎたて 宮崎産日向夏 <期間限定> / アサヒ
もぎたて みやざきさんひゅうがなつ <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒ もぎたて の期間限定「宮崎産日向夏」。
発売日は、12月12日。
グラスに注いだ液色は、やや黄色っぽく濁っている。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、とてもジューシーで甘酸っぱい柑橘香。
キュンと立った酸に、深いアルコール感。苦味も強そう。
味は香りの印象以上にボリューム感がある。
最初に感じるのは強い甘味だが、苦味も、酸味も、アルコール感もすべて予想以上に強い。
全方位的にストロングだから、このまま飲むより、氷を入れたくなる。
アルコール分9%。果汁1%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。着色料ゼロ。
原材料:ウオッカ、日向夏果汁、ブドウ種子エキス、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
2017年12月〜2018年2月までの出荷予定
このシリーズらしい濃厚さと圧倒的な飲みごたえ。柑橘系チューハイは一般に爽やかなイメージがあるが、
この製品は爽やかさを求めて飲んではいけない。こってりして、くどいから。
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チューハイ・カクテル等
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2017年12月18日[1]
No.6447: こくしぼり プレミアム 白ぶどう <2017限定出荷> / サントリー
こくしぼり ぷれみあむ しろぶどう <2017げんていしゅっか> / さんとりー
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セブンイレブン店頭で偶然遭遇したこちらは、
店頭POPでセブン&アイグループ限定商品と書かれていた。
サントリー「こくしぼり プレミアム 白ぶどう」。発売日は定かではないが、
先週くらいから店頭で見かける。
グラスに注いだ液色は、しっかりめのゴールド。
細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇り、スパークリングワインのよう。
香りは、白ワインっぽい酸や苦味を感じさせ、かなりシャープ。もっと甘ったるいものを想像していたので、
軽い驚きである。
味も香りの印象どおり、キリッと酸が立ってシャープ。白ワインみたいなミネラル感と苦味があって、
甘さはかなり抑え込まれている。飲み込んだ後には、苦味と酸味が残るので、
非常に引き締まった味わいである。
アルコール分5%。果汁15%。白ワイン使用。
原材料:ぶどう、スピリッツ、ワイン、ブランデー、糖類、酸味料、香料。
今年4月に、薫る白ぶどう という製品が出ていたので、
てっきりまた同じ内容のものかと思っていた。
ところが、ガラリと違う味であった。あちらはかなり甘味が強かったが、
今回の製品は非常にストイック。そもそもぶどう浸漬酒は使われておらず、白ワインがアクセントとなっている点が特徴だ。
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チューハイ・カクテル等
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2017年12月18日[2]
No.6448: ザ・プレミアム・モルツ 2018年干支デザイン <戌歳> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ 2018えとでざいん <いぬどし> / さんとりー
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今や年末年始恒例となっているサントリー ザ・プレミアム・モルツの干支デザイン缶。
2018年は「戌歳」。今年の発売日は11月28日であった。
中身は通常のプレモルなので、味についてのレビューは割愛する。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
溢れだす華やかな香りと深いコクをお楽しみください。
イラストは中央に張り子の犬とその下に「迎春」の文字。背後には富士山と日の出。
このようなデザイン缶は、基本的にギフト用として開発されたものと思われるが、
小売店で普通に売る時にも、店頭で非常に目立つので、買う気がなくても手に取り、
思わず買ってしまう消費者は多いだろう。私の場合は見つけてしまった以上、買うのは義務と自ら思っている。
なお、同時に 香るエール の干支デザイン缶も登場しており、入手済なので、後日紹介したい。
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ビール
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2017年12月19日[1]
No.6449: スーパードライ みがき麦芽仕込み <特別限定醸造> / アサヒ
すーぱーどらい みがきばくがじこみ <とくべつげんていじょうぞう> / あさひ
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アサヒスーパードライ「みがき麦芽仕込み」。発売日は、12月19日。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、
泡持ちはほどほど。
香りは、スーパードライらしい金属的な鋭さがあるかと思えば、ビシッと苦そうなホップ香が立ち、
かなりの凝縮感がある。通年品スーパードライにはない、やや甘いニュアンスも含む。
口に入れると、強い苦味が押してくるのだが、ただ押しが強いだけでなく、
モルトの力強さというか、じわっとした旨味が感じられる。飲み込んだ後には、
収斂性のある苦味が舌の奥に残る。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
アサヒさんは、まるでスーパードライというブランドネームが完全無敵であるかの如く、
次々と派生商品を繰り出してくる。まあ、今のところほぼ無敵と言えなくもないのだが、
ここまでドライにおんぶに抱っこだと、背負いきれなくなる懸念がある。
消費者からすると、「またドライか」と食傷気味になり、どこがどう違うのか、どうせ似たようなビールじゃないのかと、
手を出してくれなくなる恐れもある。
幸いなことに、どれも飲み飽きないキャラクターなので、飲んでもらえればそれなりに受け入れられるとは思うが、
見た目だけで飽きられないように工夫することが、肝要ではないか。近年のドライの横展開を見ていて、そう思う。
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ビール
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2017年12月19日[2]
No.6450: ザ・プレミアム・モルツ 香るエール 2018年干支デザイン <戌歳> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ かおるえーる 2018えとでざいん <いぬどし> / さんとりー
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昨日、ザ・プレミアム・モルツの 2018年干支デザイン缶 を掲載したが、
今日は同時発売の ザ・プレミアム・モルツ 香るエール の同じデザイン缶を。
発売日は11月28日であった。
中身は通常の香るエールなので、味についてのレビューは割愛する。
アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。
フルーティーで豊かな味わいのエールビールです。
昨日紹介した 通常のプレモル と同様、イラストは中央に張り子の犬とその下に「迎春」の文字。背後には富士山と日の出。
同じイラストでもベースの色が青だから、かなり違う印象がある。
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ビール
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2017年12月20日
No.6451: 銀座ライオンスペシャル <限定醸造> / サッポロ
ぎんざらいおんすぺしゃる <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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サッポロビールから、同社が運営するビアホール 銀座ライオン の名を冠した商品
「銀座ライオンスペシャル」が登場。発売日は、12月19日。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。
泡もややベージュ色で、当初は力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、乾いた穀物のようなモルトのニュアンスが強く、実にサッポロビールらしい。
芳しいホップ香が立つが、あくまでもおとなしく、華やかさはない。かすかにロースティな感じがある。
味はとても力強い。ググッと強い苦味が押してきて、そのあと、じんわりとした旨みが広がる。
深みがあり、ジューシーな余韻が長く続く。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
2009年、日本最古のビアホール「銀座ライオン」創業110周年を記念して、生ビールの達人たちが集まり、
特別な限定ビールが醸造されました。そのビールをモデルに缶にて限定発売。
缶入り製品は 2010年 に 銀座ライオンプレミアム として初めて発売され、
2013年 にも再発売された。
今回「銀座ライオンスペシャル」と名を変え、4年ぶりに戻ってきたことになる。
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ビール
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2017年12月21日
No.6452: 氷結 紅ほっぺ <期間限定> Aデザイン / キリン
ひょうけつ べにほっぺ <きかんげんてい> Aでざいん / きりん
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キリン氷結の期間限定「紅ほっぺ」。発売日は、12月19日。
静岡県のブランドいちご 紅ほっぺ の果汁を用いたものである。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、ほんのりピンクに色づいている。
細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、甘く華やかないちご。氷結らしくピュアで、かなりのジューシー感がある。
味は香りの甘い印象に比べて酸味が効いていて、かなりシャープな印象。
甘さも決してないわけではないが、酸とのバランスからくどさはなく、後味もすっきり。
アルコール分4%。果汁0.3%。
原材料:いちご果汁(紅ほっぺ果汁)・ウオッカ・糖類・酸味料・香料。
こだわりの静岡産紅ほっぺの氷結ストレート果汁を使用した、フルーティでこくのある甘味のみずみずしい氷結。
この製品は販売期間中に缶デザインが切替になるそうで、
ニュースリリースではこの第1弾を「Aデザイン」としている。
今後しばらく経ってからBデザインが登場するとのことで、特に発売日の設定などはなく、
一定数出荷後の切替となるのであろう。しばらく注視が必要だ。
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チューハイ・カクテル等
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2017年12月22日[1]
No.6453: カルピスサワー 濃い贅沢 濃厚いちご <期間限定> / アサヒ
かるぴすさわー こいぜいたく のうこういちご <きかんげんてい> / あさひ
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カルピスサワーの期間限定「濃い贅沢 濃厚いちご」。発売日は、12月19日。
グラスに注いだ液色は、絵の具のようなパステルピンク。いちごミルク色だ。
香りは、ミルクがたっぷりで甘そうないちご香。
味も香りの印象どおり、極めて甘味が強い。
炭酸のピリピリ感があるからくどさが緩和されているものの、
薄める前のいちごカルピス原液を飲んでしまったかのような濃さ。
果汁1%。アルコール分5%。
原材料:ウオッカ、いちご果汁、脱脂粉乳、食物繊維、乳酸菌飲料、糖類、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素、野菜色素、乳化剤。
2017年12月〜2018年2月までの出荷予定
昨年は 濃い贅沢 完熟いちご という名の商品であった。
原材料を見る限り、昨年の製品と中身は同じもののようである。
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チューハイ・カクテル等
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2017年12月22日[2]
No.6454: ヱビス ザ・ホップ 2017 / サッポロ
ゑびす ざ・ほっぷ 2017 / さっぽろ
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2017年夏のギフト(お中元)限定商品の1つとしてリリースされた「ヱビス ザ・ホップ 2017」。
贈答用セットとしてのみ売られていたので、単品での流通はなし。
入手は諦めていたのだが、売れ残りをバラして売られているのに遭遇したので、買ってみた。
発売からもう恐らく半年以上過ぎているが、飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。純白の泡は非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、
泡持ちも良い。
香りは透明感があって清々しく、やや甘いホップ香が立つ。鮮烈で、フルーティ。
口当たりはとても柔らか。甘くジューシーで、柔らかな苦味を伴う。
絹のような舌触りと喉ごし。とても美しい味わいだ。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
中元ギフト限定の味わい
高品質で香り高いチェコ・ザーツ産ファインアロマホップを一部使用。
原料のホップや製法にこだわり、ホップの香りを引き出しました。
洗練されたホップの旨みと上品で爽やかな香りを楽しめる限定醸造のヱビスです。
以前は通年品として売られていた商品だが、今ではこうして年1回程度、ギフト専用として登場するのみである。
味の微調整はあるのかもしれないが、基本線は変わっていない。
みずみずしく、香り高く、清澄で、セクシーな味わいのビールだ。
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ビール
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2017年12月23日[1]
No.6455: こくしぼり プレミアム 華やぐ西洋梨 <季節限定> / サントリー
こくしぼり ぷれみあむ はなやぐせいようなし <きせつげんてい> / さんとりー
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サントリー こくしぼりプレミアムの限定品「華やぐ西洋梨」。
発売日は12月19日。
グラスに注いだ液色は、微かに濁りのある薄黄色。
細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、やや甘さの抑えられた大人しい洋梨香。そんなに強くは香らないところが、かえってナチュラルな印象。
味は、香りの印象よりは甘味が強いかな?とも思えるが、濃厚ではなく、基本的にすっきりとした口当たり。
果汁が多いので、ナチュラルな味。りんごも使われているので、やや酸味があり、伸びやかな味わい。
アルコール感は強くない。
アルコール分5%。果汁20%。ラ・フランス浸漬酒使用。
原材料:西洋なし、りんご、ラ・フランス浸漬酒、ワイン、糖類、酸味料、香料。
昨年12月 にも出ていた製品で、原材料を見る限り、同じもののようである。
ワインの存在感はあまりなく、主役の梨が前面に出ている。
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チューハイ・カクテル等
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2017年12月23日[2]
No.6456: 銀河高原ビール アメリカンペールエール / 銀河高原ビール
ぎんがこうげんびーる あめりかんぺーるえーる / ぎんがこうげんびーる
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この 銀河高原ビール「アメリカンペールエール」が発売されたのは9月5日。
実は当サイトで既に 缶入り をレビューしている。
中身は同じものだと思うが、同時発売のびん入りも確保してあった。
飲む機会なくここまで来てしまったのだが、鮮度のこともあるので、そろそろ飲んでおこう。
グラスに注いだ液色は、かなりにごりのある深いオレンジと淡いアンバーとの中間。
泡もベージュ色に色づき、非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、甘いカラメル香と、オレンジのような柑橘っぽい酸を感じさせる鋭さが同居。
味は香りに感じた甘酸っぱさ、ロースティな感じとともに、強いがまろやかな苦味と渋味がくる。
奥深く、落ち着きがある。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽100%・ホップ。製造者:(株)銀河高原ビール、岩手県和賀郡西和賀町沢内貝沢3-647-1。
ラベルには賞味期限が 2018.5.中 とあるから、まだまだ大丈夫というか、無濾過のため、
ちょうど良く瓶内で熟成してくれていたのかもしれない。
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ビール
CODE:43092YMOZ#109 |
2017年12月24日[1]
No.6457: はちみつ男梅サワー <限定> / サッポロ
はちみつおとこうめさわー <げんてい> / さっぽろ
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サッポロから12月19日に発売された限定品「はちみつ男梅サワー」。
グラスに注いだ液色は、やや透明感のある暗赤色。通常の男梅サワーとほぼ変わらない、くすんだ色。
香りも、通常の男梅サワーとの違いがわからず、梅しそみたいな青臭さがあるが、
少しだけ尖りがないというか、ふわっと甘いニュアンスがある。
口に含むと、男梅サワーらしい甘酸っぱさ、青臭さがあって、かなりシャープ。
想像していたほど甘くもなく、どこがはちみつなんだ?と思わなくもない。
しかし、通常の男梅サワーは、ひたすら酸っぱいのに対し、こちらはかなりマイルドだ。
はちみつを期待するから意外だと感じるだけで、かなり穏やかにまとめられているのは確か。アルコール感も弱い。
アルコール分3%。
原材料:梅・はちみつ・梅肉エキス・スピリッツ・糖類・酸味料・香料・果実色素・ビタミンC・カラメル色素。
おつかれさんに、梅ぇがしみる。
一、自分に甘い時間を作れ 一、清く正しく美しく休め 一、何もしない贅沢を知れ 一、働いた後は気楽になれ
通常の男梅サワーと原材料を比べてみると、はちみつが加わっているのみ。
しかし、他の原料の配合比率などももちろん違うだろうし、そもそも度数も違う。
"らしさ"を残しつつ、飲みやすく仕上がっている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43093MVES#05 |
2017年12月24日[2]
No.6458: ヱビス 和のつむぎ <限定醸造> / サッポロ
ゑびす わのつむぎ <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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10月10日に、お歳暮ギフト限定商品として発売された ヱビス「和のつむぎ」。
最近はこのようなギフト限定商品が多く出ているので、全部をフォローするのは大変。
この商品も、当初は購入するつもりはなかったのだが、12本とか24本ではなく、6本パックをみつけたので、入手した。
グラスに注いだ液色は、濃い黄金色と淡いアンバーの中間で、オレンジ色に近い。
香りは、力強いモルトを感じさせる、凝縮感ある甘さが特徴的。
ややロースティな感じで、落ち着いている。
味は苦味が強いものの、甘さとまろやかさがある。野太いが、固さはなく、柔らかく妖艶。
飲み込んだ後には、強めの苦味が舌の奥に残る。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
厳選された国産原料の味わい
国産麦芽を贅沢に使用し、その旨味をじっくりと引き出すことで、上質でまろやかな味わいに仕上げました。
いつもよりさらに贅沢な限定醸造のヱビスです。
「和」を前面に出しているだけあって、じんわりと奥深い味わいがある。
ただ、繊細な和食には、やや合わせづらいかもしれない。
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ビール
CODE:43093YMMS#75 |
2017年12月25日[1]
No.6459: 氷結 紅ほっぺ <期間限定> Bデザイン / キリン
ひょうけつ べにほっぺ <きかんげんてい> Bでざいん / きりん
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キリン氷結の期間限定「紅ほっぺ」。発売日は、12月19日。
静岡県のブランドいちご 紅ほっぺ の果汁を用いたものである。
実はこの商品、2種類出ている。21日付で1種めを掲載した時に説明しているが、
缶デザインが2種あり、既掲載分が Aデザイン、本日掲載分が「Bデザイン」とされている。
ニュースリリースの説明では、当初まずAデザインを発売し、
販売途中でBデザインに切り替えるとのことだったので、しばらくしてから切り替わるのだろうと考えていた。
ところが、まだ6日しか経っていないのに、本日近所のLAWSON店頭にこのBデザインが並んでいるのを発見。
急遽購入した。
中身は当然同じものなので、味については既掲載の Aデザイン をご参照いただきたい。
アルコール分4%。果汁0.3%。
原材料:いちご果汁(紅ほっぺ果汁)・ウオッカ・糖類・酸味料・香料。
こだわりの静岡産紅ほっぺの氷結ストレート果汁を使用した、フルーティでこくのある甘味のみずみずしい氷結。
今まで缶チューハイでこんな試みを見たことがないが、なぜ突然、こんなことを始めたのだろう。
缶デザインが変わるといっても、そんなに劇的に変わったわけではない。文字の配置が変わったくらいで、
全体的な色合いは同じなので、知らないと見過ごしてしまうだろう。こんなことで売上が伸びるとも思えない。
もしかすると、複数のデザイン案の中から最終決定する際に、この2つが甲乙つけがたいということになり、
だったら変則的だが両方出してしまえ、なんて話になったのだろうか。私の勝手な想像だけれど。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43094LSEE#06 |
2017年12月25日[2]
No.6460: 銀河高原ビール ヴァイツェンボック / 銀河高原ビール
ぎんがこうげんびーる う゛ぁいつぇんぼっく / ぎんがこうげんびーる
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銀河高原ビールの期間限定「ヴァイツェンボック」。
発売日は12月5日。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある深いオレンジ。
泡はほんのりベージュ色で力があり、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはそこそこ。
香りは、バナナやパパイヤなどのトロピカルっぽい甘いフルーツ香が立ち、ヴァイツェンらしいが、
銀河高原の通年ヴァイツェンのようなヨーグルトっぽいニュアンスはなく、とても大人しい。
味は香りの印象どおり甘酸っぱいが、滑らかで柔らかい口当たりと喉ごし。
飲み込んだ後には、バナナのような甘さが余韻として残る。女性的でやさしい印象である。
アルコール分6.0%。原材料:麦芽100%(小麦・大麦)・ホップ。
製造者:(株)銀河高原ビール、岩手県和賀郡西和賀町沢内貝沢3-647-1。
度数6%とは思えぬ穏やかさで、くいくい飲めてしまう。クリスマスシーズンに暖かい部屋で飲むのにぴったり。
なお、当サイトでは 一昨年 に一度取り上げているが、もしかすると昨年も出ていたのを見落としたかもしれない。
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ビール
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