2018年4月27日[1]
No.6701: ウィルキンソン・ハード 無糖グレープフルーツ <期間限定> / アサヒ
うぃるきんそん・はーど むとうぐれーぷふるーつ <きかんげんてい> / あさひ
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ウィルキンソン・ハード無糖シリーズの 期間限定「無糖グレープフルーツ」。
発売日は、4月24日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、大きな気泡が踊る。
その後も、小さい気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、一般的なグレフルチューハイのような、甘いニュアンスがある。あれ?このシリーズって、
もっとストイックな感じのはずなのに、意外に甘い香りがするなあ、という印象。
ところが、口に入れると、ほぼ味がないように感じる。ふわっと甘さはあるが、
それが果汁なのか、アルコール感なのかはわかりにくい。いや、厳密には果汁は使っていないから、
グレープフルーツスピリッツの甘さということか。
飲み進めると、すぐに胃の中がほかほかしてきて、高アルコールを実感する。
炭酸のビリビリ感があるので、くどさはなく、ひたすらハードで強い。
アルコール分9%。無果汁。GIN使用。甘味料0。プリン体0.0。糖質0。
原材料:ジン、グレープフルーツスピリッツ、酸味料、香料。
2018年4月〜2018年6月までの出荷予定
今年の1月に期間限定として出た 無糖ライム は、
まさにこのシリーズの魅力をストレートに伝える名品だったが、グレフルはどうしても甘いニュアンスがあるので、
「ハード」に徹しきれない感じがある。少し飲みやすいが、そもそもこのシリーズに、飲みやすさは要らないと思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43217DAKO#03 |
2018年4月27日[2]
No.6702: のんある気分 すっきり梨サワーテイスト <限定出荷> / サントリー
のんあるきぶん すっきりなしさわーていすと <げんていしゅっか> / さんとりー
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4月17日に発売された、サントリー のんある気分 シリーズの限定品2種。
先日既に 香る白桃スパークリング を飲んでいるので、今日はもう一方の「すっきり梨サワーテイスト」を。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかに濁っているように見える。
香りは、和梨らしいやさしい甘さと、少し苦そうなニュアンスも。
味は香りの印象どおり、ほんのりと甘いが、かなり抑制的で、スキッとした飲み口。
まさに「すっきり梨サワーテイスト」という商品名どおりのキャラクターだ。
飲み込んだ後には、甘味料特有のだらっとした甘さが、少し舌の上に残る。
アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。果汁1%。炭酸飲料。
原材料名:日本なし果汁、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
梨サワーを思わせる、すっきりみずみずしいおいしさ。嬉しいカロリーゼロ&糖類ゼロ。
なぜ今このシーズンに"梨推し"なのかはわからないが、暖かい時季にもすっきり飲めるのは確か。
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ノンアルコール飲料
CODE:43217DAKO#10 |
2018年4月28日[1]
No.6703: 僕ビール、君ビール。裏庭インベーダー / ヤッホーブルーイング
ぼくびーる、きみびーる。うらにわいんべーだー / やっほーぶるーいんぐ
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コンビニ LAWSONグループで人気商品となっている「僕ビール、君ビール。」の新作「裏庭インベーダー」。
ローソン・ナチュラルローソン・ポプラ限定で、4月24日の発売である。
グラスに注いだ液色は、ややオレンジがかった濃いめの黄金色で、かすかに濁りがあるように見える。
泡はほぼ白で、当初よく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、力強く鮮烈なホップ香が圧倒的な存在感を示す。マスカットのような爽やかさのほか、
パパイヤやパッションフルーツを思わせる甘くトロピカルで濃密な香り。
口に含むと、当初力強い苦味の塊がグッと押してくるのだが、それ以上に豊かな甘味が広がる。
I.P.A.のようなボリューム感がありながら、実はかなり柔らかいタッチ。苦味もそんなに強烈ではない。
穏やかで奥深い。飲み込んだ後にも、非常にジューシーで官能的な余韻が続く。
アルコール分5%。原材料:大麦麦芽・小麦麦芽・ホップ。
製造者:(株)ヤッホー・ブルーイング、
長野県軽井沢町長倉2148。
ハッとする味と香り。これが僕らのビール。
世界は変わる、ビールも変わる。僕らのライフスタイルをちょっとだけ変えてくれるビールは新しい明日を作るのかもしれない。
ビアスタイル「イージーホップクリームエール」
トロピカルでクリーンなホップ香が押し寄せる、スッキリとした口当たり。
缶に書かれた上記味の説明も、実に的確である。甘いホップ香が押し寄せてくるのに、不思議に口当たりはスッキリとしている。
そこにギャップがあり、そのギャップがこのビールの一つの大きな魅力である。
この一筋縄ではいかない、複雑で奥深いビールが、街のコンビニで税込288円で売られている。
いつから日本はこんなビール大国になってしまったのか。
お代を倍くらい払わせて下さいと言いたくなる、感動を禁じ得ない1本だ。
なお、今回の商品について、ヤッホーブルーイングのサイトでは次のように説明されている。
みんなのビールの常識を侵略する。
僕ビール、君ビール。裏庭インベーダー
今度のかえる君は、個性的なクラフトビールで日本人のビールの常識を侵略するインベーダー。
トロピカルで爽やかなホップ香は、この季節にぴったり。いつの間にか、冷蔵庫を占領されないようにお気をつけください。
パッションフルーツのような香りと、爽やかな苦みのバランス。
ライトで爽やかな飲み口が特徴の「アメリカン・クリームエール」のレシピをベースに、ホップの香りをより引き出すためのアレンジを加え、
さらにホップによる香りづけを2度もおこなう贅沢な造りにしました。新種ホップ「HBC431」の柔らかな口当たりと、しっかりとした飲みごたえは、
初夏に吹く風のよう。まさに太陽の下で飲みたいビールです。
ビアスタイル「イージーホップクリームエール」とは?
クリームエールは、19世紀のアメリカに起源を持つビアスタイルで、苦味が少なくライトで爽やかな味わいが特徴です。
「僕ビール、君ビール。裏庭インベーダー」は、その伝統的なレシピをベースに、ホップの香りが引き立つようにアレンジを加えました。
クリームエールの特徴である軽快な飲み口はそのままに、ホップが華やかにふわりと香る、
新しいククラフトビールの提案をお楽しみください。
※ イージーは、ホップの軽やかで柔らかに香る様子を表現しています。
(原文ママ)
ネーミングも非常にしゃれている。気づいたら自宅の裏庭に、UFOに乗ってやってきた侵略者(invader)がいる。
今まで遭ったことがないのに、いつのまにか心を、冷蔵庫を占領されている。
我が家の冷蔵庫の一角も、しばらくはこのビールに占拠されそうだ。
ただ、ほんのちょっとだけ懸念がある。最近、LAWSON店頭でのこのシリーズの存在感が、以前ほどない。
売れ行きもだいぶ鈍ってきているのだろうか。おそらく、ブランド自体が多くの人々のお馴染みとなり、
やや陳腐化してしまったのかもしれない。だが、コアなファンだけの奇抜な商品に成り下がってしまったら、非常にもったいない。
多くの人に経験してもらい、未だピルスナー信仰の根強いこの国の多くの消費者に、覚醒してもらいたい。
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ビール
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2018年4月28日[2]
No.6704: クリアモルト / キリン
くりあもると / きりん
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4月24日に、ファミリーマート・サークルK・サンクス限定で発売された新ジャンル「クリアモルト」。
缶に「国内製造」とあり、メーカー名がわかるようには記されていないが、
製造者はキリンビールである。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡は純白でかなり粗く、当初こそ盛り上がるが、泡持ちは良くない。
香りは、すぐに新ジャンルとわかる甲類焼酎のような甘い香りが全開。特に技巧を凝らさず、
パンチで押していこうという感じだ。ほのかにホップ香が立っている。
味は香りの印象どおり甘く、そして渋い。ビールらしいコクは乏しい。
ググッと押してくる感じで、クリアモルトという名前なのに、
そんなにクリアな印象はない。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)、大麦スピリッツ。
販売者:(株)ファミリーマート。製造場:麒麟麦酒(株)。
キリンらしいしっかり感があって、それなりに飲みごたえがあるが、
だからこそビールではないことが際立ってしまう。スーパーで100円未満ならともかく、
コンビニで123円も出してこれを買う意味が見いだせない。
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新ジャンル
CODE:43218FMEEK#04 |
2018年4月29日[1]
No.6705: 氷結 ゴールデンミックス <期間限定> / キリン
ひょうけつ ごーるでんみっくす <きかんげんてい> / きりん
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キリン氷結の期間限定「ゴールデンミックス」。発売日は、4月24日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかに黄色っぽく見える。ゴールデンミックスの名前どおり。
香りは、キウイ特有の尖った酸がキュンと立つとともに、パインの甘さも感じさせる。
口当たりは香りの印象どおり甘酸っぱく、軽快。スッキリとして、バランスが良い。
飲み込んだ後にも、パインの甘さとキウイの酸っぱさが口に残る。
アルコール分4%。果汁1.2%。原材料:果汁(パインアップル・りんご・キウイフルーツ)・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
ゴールデンパイナップル、シナノゴールド、ゴールドキウイの氷結ストレート果汁を使用。
ゴールデンなフルーツが出会って生まれた、楽しいひとときにぴったりの金の氷結。
果汁は4%しか入っていないとは言うものの、贅沢な味わいの共演である。異種フルーツ風味の組み合わせで、
ここまでバランスがうまく取られているのは、氷結ならではと言える。
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チューハイ・カクテル等
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2018年4月29日[2]
No.6706: クリアモルト 糖質70%オフ / キリン
くりあもると とうしつ70ぱーせんとおふ / きりん
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4月24日に、ファミリーマート・サークルK・サンクス限定で発売された新ジャンル「クリアモルト」。
缶に「国内製造」とあり、メーカー名がわかるようには記されていないが、
製造者はキリンビールである。
昨日 レギュラー品 を飲んだが、今日は同時発売の「糖質70%オフ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡は純白でかなり粗く、当初こそ盛り上がるが、泡持ちは良くない。
香りは、糖質オフということで、昨日飲んだレギュラー版と比べると、臭みが弱い。
確かに新ジャンル特有の甲類焼酎みたいなアルコールの甘いニュアンスと、
乾いた穀物臭があるのだが、その濃度が薄い感じ。
口当たりはかなりすっきりと軽快だが、やや取って付けたような苦味と、
やはり穀物香がある。飲み込んだ後には、ややだらけた感じの甘さが口に残る。
アルコール分4%。原材料名:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類、食物繊維)、大麦スピリッツ。
販売者:(株)ファミリーマート。製造場:麒麟麦酒(株)。
同じキリンさんのつくるナショナルブランドでは、飲みごたえとクリアさを両立させた 本麒麟 や、
粗暴でガツンとくる強さの のどごしストロング など、最近ヒット作が多い。
そんな中、販路限定のいわゆる留型商品とはいえ、この商品を今リリースする意図がよくわからない。
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新ジャンル
CODE:43219FMEEK#05 |
2018年4月30日[1]
No.6707: 9工場の一番搾り 横浜づくり <横浜工場限定醸造> / キリン
9こうじょうのいちばんしぼり よこはまづくり <よこはまこうじょうげんていじょうぞう> / きりん
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4月17日に発売となったこの春のキリン「9工場の一番搾り」。
9工場それぞれの地域での限定販売であり、私の住む関西地方で流通している 神戸づくり は既に掲載した。
今日飲む「横浜づくり」は、関西では売っていないが、東京駅で売られているのを発見したので、買ってきた。
グラスに注いだ液色は、濃いめの黄金色。以前はもっとオレンジっぽかったようにも思うから、
少し薄くなったかもしれない。
泡はほんのり黄色っぽく色づき、力強く盛り上がって、泡持ちも概ね良い。
香りは、深く甘いホップ香が立つ。分厚い味わいが想像される。
味は香りの印象どおり甘いが、苦味や渋みもビシッとある。滑らかな口当たりだがパンチもあり、ストロングな味わいだ。
アルコール分6%。原材料:麦芽・ホップ。
缶裏には、次のような説明文がある。
神奈川うまれですから、神奈川で楽しむのが一番。
横浜の風を感じる、爽やかな味わい。横浜工場限定の、特別な味わいです。
横浜工場醸造長 岡田義宗
東京で買って、大阪で飲んだ。まったく横浜とは無縁な行動だが、いつか みなとみらい の夜景でも見ながら飲んでみたいものだ。
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ビール
CODE:43220DSTK#13 |
2018年4月30日[2]
No.6708: パインサワー ゼロ <数量限定> / サンガリア
ぱいんさわー ぜろ <すうりょうげんてい> / さんがりあ
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LAWSON で入手したサンガリア「パインサワー ゼロ」。数量限定の文字がある。
調べてみるとローソン・ポプラ限定商品ということらしい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、ツンと酸が立つが、基本的に甘味の強そうなパイン香。
味は香りの印象どおり、甘味が強い。パインらしい甘さというよりは、
甘味料特有のだらっと引っかかる甘さだ。
酸も立っているが、甘味の方が強い。果汁っぽいジューシーなコクなどはまるでない。
アルコール分5%。着色料0。糖類0。プリン体0。
原材料名:パインアップル果汁、ウォッカ/香料、炭酸、酸味料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
チープな味で、ジューシー感がないのにただ甘い。取り柄のない缶チューハイ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43220LSEE#UK |
2018年5月1日[1]
No.6709: THAT'S HOP Polaris & Apollo の魔法 / ジャパンプレミアムブリュー
ざっつ・ほっぷ ぽらりす あんど あぽろのまほう / じゃぱんぷれみあむぶりゅー
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サッポロビールの100%子会社で、クラフトビールプロジェクトのために作られたジャパンプレミアムブリューから
発売された INNOVATIVE BREWER THAT'S HOP「Polaris & Apolloの魔法」。発売日は、4月24日。
これまで、このシリーズの販売エリアは基本的に関東甲信地方のファミマ限定であったが、
今回から中部以西にも拡大された。具体的には、
東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・長野県・三重県・
愛知県・岐阜県・滋賀県・京都府・大阪府・奈良県・和歌山県・兵庫県のファミリーマート・サークルK・サンクスのほか、
クイーンズ伊勢丹(一部店舗)、紀ノ國屋(一部店舗)ヤオコー(八百幸成城店)での取り扱いがある。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡はほぼ白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも概ね良い。
香りは、少し尖りのある柑橘のような爽やかなホップ香が、スーンと突き抜けるようにやってくる。
とても清々しいが、そのベースにはモルトの甘い穀物香もある。
口当たりは、香りに感じた柑橘のようなキュッとした酸味がまずあるが、力強く収斂性のある苦味が同時に押す。
ホップが全面的にフィーチャーされてはいるものの、サッポロビールらしい麦芽の力強さが下支えしている。
音楽に例えると、華やかな主旋律を重たいベースラインがしっかりと支えている感じだ。
アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。販売者:ジャパンプレミアムブリュー(株)、製造場:サッポロビール(株)。
これまでに飲んだ Nelson Sauvinの真髄 と
絶妙のMosaic & citra はホップの香味をひたすら押してくる感じだったが、
今回はバランスの良い重たさを感じた。
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ビール
CODE:43221FMEEK#08 |
2018年5月1日[2]
No.6710: NIPPON PREMIUM 千葉県産和梨のチューハイ / 合同酒精
にっぽんぷれみあむ ちばけんさんわなしのちゅーはい / ごうどうしゅせい
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今年3月20日に発売された GODO NIPPON PREMIUM「千葉県産和梨のチューハイ」。
流通量の少ないGODO社製品ゆえ、入手できるとは思っていなかったが、つい先日、東京出張の折に遭遇し、購入した。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、しっかり甘さを湛えた、落ち着いた和梨香。派手さはないが、かなりナチュラル。
味は香りの印象ほど甘味が強くなく、適度な酸味と軽い苦味を伴う。
このシリーズに共通した特徴だが、香りの派手さに反して味にくどさはなく、
すっきりとクリアなキャラクターだ。
アルコール分3%。果汁1.2%。
原材料名:和梨果汁(千葉県産豊水)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、酸味料、香料。
千葉で育ったみずみずしい豊水梨。ジューシーで豊かな甘味をギュッと閉じ込めました。
缶には、千葉県のキャラクター「チーバくん」をあしらった「フード・アクション・ちば」のロゴマークが描かれており、
千葉県産品でつくられた製品であることが一目で分かる。
ところで、千葉が日本一の梨産地であることは、結構知られるようになったが、
知名度アップに貢献した一番の功労者は、最近姿を見なくなった
ふなっしー ではないだろうか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43221DMDTK#42 |
2018年5月2日[1]
No.6711: INNOVATIVE BREWER ビアチェッロ / ジャパンプレミアムブリュー
いのべーてぃぶぶりゅわー びあちぇっろ / じゃぱんぷれみあむぶりゅー
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サッポロビールの100%子会社で、クラフトビールプロジェクトのために作られたジャパンプレミアムブリューから
発売された INNOVATIVE BREWER「BEER CELLO(ビアチェッロ)」。発売日は、4月24日。
昨日飲んだ同社の Polaris & Apolloの魔法 と同日発売だが、こちらはちょっとジャンルが違い、
4月からの酒税法改正に伴ってビール表記が可能となった、オレンジピール等を用いた製品。
取扱店舗は、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・長野県・三重県・
愛知県・岐阜県・滋賀県・京都府・大阪府・奈良県・和歌山県・兵庫県のファミリーマート・サークルK・サンクスのほか、
クイーンズ伊勢丹(首都圏エリアの一部店舗)、紀ノ國屋(一部店舗)ヤオコー(八百幸成城店)である。
グラスに注いだ液色は、ややオレンジがかった濃いめの黄金色。泡はほぼ白色で少し粗く、
さわさわと盛り上がるのだが、程なくして減衰。
香りは、ホップの清々しさに、オレンジ的柑橘香が混じっているので、やや尖りを感じる。
味は香りの印象どおり、とても爽やか。酸味がアクセントになっているものの、
苦味や渋みもしっかりと感じる。ただ、飲み込んだ後にはキュートな酸味の余韻が苦味を上回っているので、
重たいビールを飲んだという感じはない。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ、グレープフルーツピール、オレンジピール。
販売者:ジャパンプレミアムブリュー(株)、製造場:サッポロビール(株)。
果皮を浸漬させたジューシービターな新しいビアジャンル
グレープフルーツピールとオレンジピールが使われていることにより、キュンとした酸味が立っているが、
ホップの爽やかさとうまくバランスし、ビールとしての飲みごたえもしっかりある。
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ビール
CODE:43222FMEEK#09 |
2018年5月2日[2]
No.6712: おいしいチューハイプレミアム 濃厚オレンジ / 宝酒造
おいしいちゅーはいぷれみあむ のうこうおれんじ / たからしゅぞう
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最近あまり見かけなくなった、タカラおいしいチューハイ。
一時期通年販売をやめ、期間限定品となっていたのだが、
昨年秋に「おいしいチューハイプレミアム」と名を変え、濃厚りんご と
濃厚赤ぶどう の2種が通年品として復活。
それでも、(私の生活圏内だけのことかもしれないが)取扱店はそんなに広がっていないようだ。
この「濃厚オレンジ」は、今年3月13日の発売。当初一生懸命探したが、全然見つからず、半ば入手をあきらめていた。
ところが、つい先日、ファミリーマートの冷蔵ケースにひっそりと並んでいるのを発見。めでたく購入した。
グラスに注いだ液色は、山吹色にも近い、深い黄色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、コクのありそうなオレンジ香だが、わざとらしくなく、大人しく香る。
味はオレンジ果汁のもつ酸味や苦味が前面に出て、しっかり飲みごたえがある。
度数が低いはずなのに、アルコール感もちゃんとある。最近流行の強アルコールとか、ドライテイストではなく、
手づくり感覚、いや、それ以上の濃厚さがウリ。
果汁50%。アルコール分3%。原材料名:果汁(オレンジ、レモン)、オレンジピューレ、オレンジエキス、
アルコール、糖類/酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンE、チャ抽出物)。
たっぷりの果汁50%と果実ピューレ&果実エキスを使用した濃厚な味わいです。
一時期、おいしいチューハイシリーズは、糖類不使用を看板に、甘味料を使うようになっていた。
私はそれを当サイトで批判していたのだが、昨年からの通年化に伴って、また昔のように糖類を使うようになった。
甘味料に比べてカロリーはアップするのかもしれないが、味わいは自然になる。
原点回帰を歓迎したい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43222FMEEK#50 |
2018年5月3日[1]
No.6713: 直搾り [日本の農園から] 浜松ルビーグレープフルーツ / 宝酒造
じかしぼり [にほんののうえんから] はままつるびーぐれーぷふるーつ / たからしゅぞう
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ゴールデンウイークというのは、各社とも新製品のリリースはお休みとなるものだが、
大手缶チューハイメーカーの中で、唯一宝酒造だけは、
直搾りの季節限定品2種を、5月1日に発売した。
2種のうち、今日は「浜松ルビーグレープフルーツ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、極めて薄いピンク色で、濁りがある。
香りは、揮発成分が多そうで、非常にフレッシュ感のあるグレフル香。
かなり酸と苦味が強そうである。
味は香りの印象どおりジューシーで、酸味が強い。タカラ製品にしては、甘味もしっかりある。
おそらく、グレープフルーツは甘味を抑えてしまうと苦くなりすぎるので、このバランスになったものと思われる。
飲み込んだ後には、苦味と酸味とほんのり甘味が口に残る。
アルコール分4%。果汁1%。原材料名:果汁(グレープフルーツ、晩柑)、グレープフルーツペースト、
焼酎(国内製造)、糖類/酸味料、香料、野菜色素。
日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。
静岡産浜松ルビーグレープフルーツをまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
浜松とグレープフルーツがイメージとしてつながらないが、
日本では栽培困難といわれていたグレープフルーツを、浜松では平成18年から栽培を初め、
同22年に実を成らせることに成功したとのこと。
こうやって国産グレープフルーツがアルコール飲料として採用されることで、
全国的な知名度が上がるといい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43223DAKO#02 |
2018年5月3日[2]
No.6714: スーパードライ / アサヒ
すーぱーどらい / あさひ
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新旧飲み比べ |
アサヒスーパードライが新しくなっている。4月上旬から順次出荷とのことである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、
当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、乾いたモルト香が中心で、華やかさはない。かなり地味である。
口に含むと苦味がググッときて、香りに感じた乾いた穀物のような味わいが広がるのだが、
従来品にはなかった酸味が少し感じられ、味に奥行きが出たようにも感じる。
飲み込んだ後にも、強い苦味、渋味とともに、軽い酸が残る。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
変化を確認するため、旧製品(右写真で小さいほうの缶)と飲み比べてみた。
やはり、旧製品は非常にカラッとしてスリムでシャープだが、新製品は微かに酸が感じられ、
苦味のパンチも強くなったように感じた。
ニュースリリースでは、
今回、仕込み・発酵・ろ過の各工程において新たな醸造管理技術を導入し、
ビールの泡もちに寄与する成分を従来品に比べ約1割高めるとともに、脂質酸化物を低減させることでキレ味を向上させ、
"洗練されたクリアな味" にさらに磨きをかけました。
と説明するが、私にはあまりキレ味の向上が実感できなかった。むしろ、これまで徹底的に金属的だった味わいに、
少しジューシーな広がりが付加されたというか、少し色がついてしまったようにも感じた。
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ビール
CODE:43223DAKO#RN04U |
2018年5月4日[1]
No.6715: 雷電 カンヌキIPA / オラホビール(信州東御市振興公社)
らいでん かんぬきIPA / おらほびーる(しんしゅうとうみししんこうこうしゃ)
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信州東御市振興公社のクラフトビールブランド・OH!LA!HO! BEER(オラホボール)の
派生商品「雷電 カンヌキIPA」。
発売を知らずに、たまたま売られているのに遭遇したのだが、発売日は4月17日だったようである。
グラスに注いだ液色は、濃いめの黄金色。泡はやや黄色っぽく色づき、非常にきめ細かく、
力強くこんもりと盛り上がって、泡持ちも非常に良い。
香りは、I.P.A.(インディア・ペールエール)らしく、かなり青臭いホップ香が強い。
トロピカルフルーツの甘さもあるが、若々しい青さの方が強い。
口に入れると、かなりスリムなボディで、当初はすうーっと入ってくる。
豊かな甘味も伴う。ところが、そのすぐ後に、圧倒的な力強さや収斂性を持って、強烈な苦味がやって来る。
そして、舌の根っこ両脇にずっと居座る。
この苦さは、同じ国産I.P.A.の中でも群を抜く インドの青鬼(ヤッホーブルーイング)
に匹敵する。いや、こちらのほうが上かもしれない。
アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。
販売者:長野県東御市県281番地2、(株)信州東御市振興公社
口当たりが清々しく、決して重たくはないので、すいすいと入ってくるが、苦味だけが口中にどんどん蓄積される感じ。
販売者のサイトでは、本品を次のように説明している。
東御市出身の勝率9割を誇る力士、雷電為右衛門の禁じ手「閂」(かんぬき)をその名に冠したビール。
柑橘系のパッションフルーツを思わせる香りと、2杯目を誘う飲みやすさが特徴です。
このビールを「飲みやすい」というのはちょっと違和感があるが、分厚さがないから確かにくどくは感じない。
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ビール
CODE:43224SIHS#18 |
2018年5月4日[2]
No.6716: 直搾り [日本の農園から] 北海道産ふらのメロン / 宝酒造
じかしぼり [にほんののうえんから] ほっかいどうさんふらのめろん / たからしゅぞう
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タカラ直搾り [日本の農園から] シリーズの限定品「北海道産ふらのメロン」。発売日は、5月2日。
昨日飲んだ 浜松ルビーグレープフルーツ と同時発売されたものである。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄いオレンジ。まさに北海道のメロンのイメージである。
香りは、かなり甘味の強そうな、だがコクはあまりなさそうなメロン香。直搾りシリーズにして、ここまで甘そうなものは珍しい。
味は香りの印象どおり甘味が強いが、味わいのコクは今ひとつ。
もちろん、味を強くしたらこってりとしてしまい、直搾りらしさが失われるので、これで良いのだとは思うが。
飲み込んだ後には、少し浮ついた甘味と、軽い酸味が残る。
アルコール分4%。果汁1%。
原材料:メロン果汁、焼酎(国債製造)、糖類/酸味料、香料、パプリカ色素。
日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。
北海道産ふらのメロンをまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
昨年 も同時期に販売されたものであるが、中身は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43224DAKO#03 |
2018年5月5日[1]
No.6717: よろしく千萬あるべし 焼酎ハイボール ドライレモン / 八海醸造
よろしくせんまんあるべし しょうちゅうはいぼーる どらいれもん / はっかいじょうぞう
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清酒八海山で有名な 八海醸造 がつくる米焼酎の炭酸割り商品。
当サイトでは昨年11月に よろしく千萬あるべし 焼酎ハイボール を取り上げているが、
今日飲むのは、その派生商品「ドライレモン」だ。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
注いだ当初は多くの気泡が踊っているが、すぐに落ち着く。
香りは、米焼酎のもつ麹香のようなパンチに、爽やかな柑橘香が乗る。アルコールはかなり強そうだ。
味は極めてドライ。甘さがほとんどなく、レモンのキュンとした酸が効いている。
もちろん、しっかりした焼酎の飲みごたえがあり、本格的。
飲み込んだ後にも、豊かなアルコール感とレモンの鋭い酸味が残っている。
アルコール分8%。果汁3%。原材料名:米焼酎、レモン果汁/炭酸、酸味料、香料。
販売者:八海醸造(株)、新潟県南魚沼市長森1051。製造場:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、
栃木県下野市下石橋561。
前回掲載時にも書いたが、よろしく千萬あるべし とは、八海醸造がつくっている米焼酎の銘柄。
宜有千萬(=よろしく千萬あるべし)という、中国で古くから用いられている吉語に由来し、
「限りなく多くの福が得られるように」と願う言葉だそうである。
前回掲載したドライでない方の製品は、度数12%でレモン果汁、ゆず果汁が入っていた。
見た目も、少し濁りのある液体で、果汁の存在をしっかりと感じさせた。今日飲んだドライレモンは、
透明で果汁の存在をあまり感じさせず、度数がやや低いこともあり、すっきりした味わいである。
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チューハイ・カクテル等
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2018年5月5日[2]
No.6718: TOPVALU ハイボール / 合同酒精
とっぷばりゅ はいぼーる / ごうどうしゅせい
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イオングループP.B.である TOPVALU ブランドの缶入りハイボールが、つい最近新しくなって店頭に並んでいるのを発見。
発売がいつなのかは不明だが。
グラスに注いだ色は、淡いゴールド。とはいえ、缶入りハイボールの中では濃い方。
細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、しっかりとしたウイスキー香が感じられ、シンプルだが、だいぶ濃そうな印象。
味は香りの印象どおり、しっかりと濃い。
レモンのような香味がアクセントにはなっているものの、アルコール感が強いために、そんなに爽快感はない。
アルコール分9%。原材料:ウイスキー、スピリッツ、糖類/炭酸ガス、香料、酸味料、カラメル色素。
販売者:イオン(株)。製造所:合同酒精(株)。
当サイトで以前に取り上げた 従来品 は、アルコール度数が8%だったので、
1%高くなった。そのため、飲みごたえが増し、今受けるタイプに生まれ変わったと言えよう。
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チューハイ・カクテル等
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2018年5月6日[1]
No.6719: ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム ダイヤモンド麦芽の恵み <数量限定> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ ますたーずどりーむ だいやもんどばくがのめぐみ <すうりょうげんてい> / さんとりー
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サントリー ザ・プレミアム・モルツ の2018年サマーギフト限定商品が各種投入されているが、
その中に、手土産需要に対応した6瓶、あるいは6缶入りの「カジュアルギフト」も用意されている。
今日飲む ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム「ダイヤモンド麦芽の恵み」は、
通常のマスターズドリーム、マスターズドリーム無濾過 とともに、各2本ずつ計6本のカジュアルギフトとして、
4月24日に発売されたものである。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色で、琥珀に近い。泡はやや黄色っぽく色づき、非常にきめ細かく、
力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、ギッシリと目の詰まったようなモルト香があり、重厚。
そこに、爽やかなホップ香が静かに乗る。
味は香りの印象どおりしっかり凝縮感があるが、清々しい香味のために、そんなに重たさは感じない。
滑らかな飲み口。但し、飲み込んだ後には、しっかりとした苦味が舌の両脇に残っている。
アルコール分4.5%。原材料:麦芽、ホップ。
プレモルらしいコクがありながら、甘さやこってり感はそれほどない。度数がやや低めであるのもその一因だろう。
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ビール
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2018年5月6日[2]
No.6720: こだわりの贅沢 沖縄産マンゴー <限定生産> / 北海道麦酒醸造
こだわりのぜいたく おきなわさんまんごー <げんていせいさん> / ほっかいどびーるじょうぞう
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ユニーグループのP.B.であるプライムワンの上位ブランドとして位置づけられている「こだわりの贅沢」シリーズの
チューハイ「沖縄産マンゴー」。当サイトの中京地区在住ご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
3か月ほど前に戴いたのだが、その時点で既に発売から半年くらい経っているとのことだったので、
今はもう存在しないと思われる。
グラスに注いだ液色は、濁りのある深い黄色。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、非常にナチュラルで、押しの強くないマンゴー香。甘味は強そうだが、くどそうではない。
味はたっぷりとした甘味がありながら、香りの印象どおりくどさはない。
さらっとした飲み口なのに、深みがある。
飲み込んだ後にも甘さが残るが、軽い苦味も伴う。
アルコール分3%。果汁15%。
原材料:マンゴー、スピリッツ、糖類、ペクチン、カロチン色素、野菜色素、酸味料、香料、ビタミンC。
沖縄産マンゴーを贅沢に使用した果汁感たっぷりのお酒です。
沖縄産マンゴーなのに、製造しているのは北海道麦酒醸造(株)。べつにいいのだけれど、
同社はこういったP.B.のみならず、ナショナルブランドでもその知名度は全国区になりつつある。商売上手ではある。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43226PRST#UK |