2018年6月18日[1]
No.6801: クリアアサヒ 関西仕立て <関西限定> / アサヒ
くりああさひ かんさいじたて <かんさいげんてい> / あさひ
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2016年に誕生した「クリアアサヒ 関西仕立て」が今年も帰ってきた。
発売日は、6月19日。
グラスに注いだ液色は、新ジャンルにしてはしっかりめの黄金色。
泡は純白でわりときめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
グラスに鼻を近づけると、ふわっと甘い香りが立ち、いかにも新ジャンル。
いや、通常の新ジャンルっぽい甘さというよりは、あえて甘くやさしい感じにつくりましたといった香り。
味も香りの印象どおり、ふわっと甘く軽い。苦味や渋味は大人しいので、
非常に当たりが弱く、まろやか喉ごし。濃さはそれほどでもない。
アルコール分6%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
関西限定 吹田工場製造
昨年の製品は、もう少し苦味の押しがあり、くどい印象もあったが、今年はより柔らかく、
捉え所のないような味になった。良く言えばしなやか。悪く言えば間延びした味だ。
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新ジャンル
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2018年6月18日[2]
No.6802: ABASHIRI ゴールデンエール / 網走ビール
あばしり ごーるでんえーる / あばしりびーる
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当サイトで以前に ABASHIRI ホワイトエール という発泡酒を飲んでいるが、
同じ造り手(網走ビール)による「ABASHIRI ゴールデンエール」を紹介する。
グラスに注いだ液色は、かなり濁りのある暗い黄金色。いや、褐色に近い。
泡も少し茶色っぽく、当初は力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、ホップの爽やかさもあるものの、黒糖のような甘さが強く、重たい印象。
味は香りの印象ほど重たくはなく、ボリューム感はほどほど。だが、軽い口あたりながら苦味に力がある。
甘いニュアンスと苦味がやや分裂気味で、コクが乏しいのは、鮮度が悪いからではないかと感じる。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
缶裏には、次のような説明文がある。
シンプルかつ個性的 淡く美しい黄金色。
北海道網走産麦芽を使用。麦本来の甘味とコク。ホップの魅力的な香りと柑橘系の果皮のような爽やかな苦味。
スッキリとした口当たりは、シンプルだけどクセになる。
上記説明文と違うところが多々ある。まず、淡く美しい黄金色ではなく、濁って暗く、褐色に近かった。
麦の甘味やコクはやや乏しく、ホップ香も弱かった。
一方、柑橘系の苦味という点はその通りで、ゆずのような苦味が感じられた。
以上を総合すると、やはり熱でやられ、少し変質してしまったのではないかと推測される。
残念だけれど、まあ飲めないレベルではなかった。
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ビール
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2018年6月19日
No.6803: −196℃ ストロングゼロ マンゴーダブル <夏限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ まんごーだぶる <なつげんてい> / さんとりー
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−196℃ ストロングゼロの限定品「マンゴーダブル」。発売日は、6月19日。
マンゴー浸漬酒とマンゴー果汁をダブルで使っているから、マンゴーダブルである。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。かすかに黄色っぽいかな?とも感じる。
香りは、たっぷりと甘いマンゴー香。他の果実とは間違えるはずのない、しっかりとマンゴーだ。
味は香りの印象どおり、非常に甘い。想像の3倍くらい上を行く甘さ。
マンゴーらしい甘さというよりは、マンゴー果汁にガムシロップをたくさん入れたような、不自然な甘さ。
果汁のコクはなく、ただ上滑りする甘さだ。
夏にこの甘さが受けるのかどうかはわからないが、潔い味づくりだと言える。
アルコール分9%。マンゴー果汁0.8%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。マンゴー浸漬酒使用。
原材料名:マンゴー、ウオツカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
このくどさを活かすのには、どうしたらいいかと考えたところ、フルーツポンチに掛けたらいいのではないかと気づいた。
大きめのクープグラスまたはサンデーグラスに缶詰のフルーツポンチを盛りつけ、その上からこのチューハイをどぼどぼ掛ければ、
甘くてフルーティーですぐ酔えるお手軽フルーツカクテルが出来あがるだろう。
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チューハイ・カクテル等
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2018年6月20日[1]
No.6804: サッポロファイブスター <北海道サッポロビール園限定ビール> / サッポロ
さっぽろふぁいぶすたー <ほっかいどうさっぽろびーるえんげんていびーる> / さっぽろ
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6月19日にセブン&アイグループ限定、期間限定で発売されたサッポロ「ファイブスター」。
当サイトで把握している限り、前回の発売は2016年4月で、約2年ぶりの登場ということになる。
元々「サッポロビール園」のみで提供しているビールを缶入りで全国発売するものであり、
札幌市周辺のビールファンにはおなじみの銘柄かもしれない。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、重たく凝縮感のあるモルト香の上に、控えめなホップ香が乗っている。
味は香りの印象どおり、苦味が強い。ビシッとした渋味も伴い、更にはふわっと甘味も感じる。
いや、甘味というよりは、旨味というべきか。
飲み込んだ後には、強い苦味と渋味が残る。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
1967年、サッポロファイブスターは、プレミアムビールの先駆けとして誕生し、本格的なコクのある
味わいで、当時高い人気を博しました。現在、北海道のサッポロビール園でしか飲めない
プレミアムビールを、数量限定で全国発売します。
質実剛健という言葉がぴったりくる、サッポロビールらしいジャパニーズ・ピルスナーだ。
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ビール
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2018年6月20日[2]
No.6805: 直搾り [日本の農園から] 福島産あかつき桃 <限定出荷> / 宝酒造
じかしぼり [にほんののうえんから] ふくしまさんあかつきもも <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
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タカラ直搾りの限定品「福島産あかつき桃」。発売日は、6月12日。
既にレビュー済の 栃木産もてぎブルーベリー と同時発売された片割れである。
こちらだけ遅れてしまったのは、なかなかみつけることができなかったからである。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。
香りは、柔らかく甘い白桃香。かなりナチュラルで、桃らしい生臭い感じがよく出ている。
味も香りの印象どおり、一口目はふわっと甘い。しかし、酸も適度に効いている。
軽快な飲み口だが、直搾りにしては、甘さ設定が強い。
アルコール分4%。果汁3%。原材料:桃果汁、焼酎(国内製造)、糖類/酸味料、香料。
日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。
福島産あかつき桃をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
昨年 もこの時期に出ていたものであるが、中身は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
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2018年6月21日
No.6806: 贅沢搾り ぶどう <期間限定> / アサヒ
ぜいたくしぼり ぶどう <きかんげんてい> / さんとりー
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アサヒ 贅沢搾り の期間限定「ぶどう」。発売日は、6月19日。
グラスに注いだ液色は、深い赤紫色だが、若干透過性がある。
香りは、たっぷりと甘いぶどう香。酸味も強そうなので、ややシャープな印象。
アルコール感はほぼ感じない。
味は香りの印象どおり、甘酸っぱい。酸味の設定が強めなので、
甘味や渋味もしっかりあるのにもかかわらず、あまりくどくは感じない。
アルコール分4%。果汁37%。
原材料:ウオッカ、ぶどう果汁、糖類、酸味料、香料。
2018年6月〜8月までの出荷予定
果汁1/2房分 と書いてある。このシリーズに共通のことだが、この高果汁によってヘルシーな味わいが生まれ、
甘味料を使わず糖類を使っているため、後味が良い。
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チューハイ・カクテル等
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2018年6月22日[1]
No.6807: りらくす やわらかオレンジビネガー <限定> / サッポロ
りらくす やわらかおれんじびねがー <げんてい> / さっぽろ
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サッポロ りらくす シリーズに限定品「やわらかオレンジビネガー」が登場。
発売日は、6月19日。実はこれを入手したのは今月10日で、随分前からひっそり店頭に並んでいた。
グラスに注いだ液色は、やや暗い黄金色。細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、コクの感じられない、ややチープな感じのオレンジ香で、酢酸っぽい匂いも混じる。
味はかなり甘味設定が強い。甘味料特有と思われる、コクのない上滑りした甘さだ。
果実酢の酸味を強調しすぎると飲みにくくなるとの懸念からか、不自然な感じの甘さが逆に気になる。
アルコール分8%。無果汁。原材料:果実酢・ウォッカ・糖類・酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK,スクラロース)
・ビタミンC・カラメル色素。
このブランドが登場した時に感じ、当サイトにもそのように書いたのだが、
女性受け、健康志向、高アルコールと、トレンドを盛り込みすぎて、
誰をターゲットとしているのかわかりにくい製品になってしまっている。
果実酢を使った健康志向ならば低アルコールにしなければならないし、強いお酒好きの女子をターゲットとするなら、
むしろもっと男前のブランドイメージとすべきだ。
昔からサッポロ社が何度チューハイにチャレンジしても玉砕続きなのは、ピントのずれた戦略にその理由がありそうだ。
もちろん、サッポロさんの名誉のために付け加えておくと、不二家とのコラボによるネクターサワー、
ノーベル製菓とのコラボによる男梅サワー、デーリィとのコラボによる愛のスコールホワイトサワーなど、
コラボ製品はそれなりに成功を収めている。既存の人気ブランドを前面に出すという明確な戦略が功を奏しているからで、
わかりやすさこそが成功のカギを握っていると言える。
キリン氷結、タカラ焼酎ハイボール、サントリーストロングゼロ、アサヒもぎたてなど、
このR.T.D.の世界では、消費者に訴えたいものが明確なブランドは受け入れられる。そうでないブランドの存続は難しいだろう。
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チューハイ・カクテル等
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2018年6月22日[2]
No.6808: スーパードライ がんばれ!阪神タイガースデザイン缶 / アサヒ
すーぱーどらい がんばれ!はんしんたいがーすでざいんかん / あさひ
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アサヒ スーパードライの「がんばれ!阪神タイガース」デザイン缶。
私の住む関西では、時折このようなタイガースデザインの商品を見かける。当サイトでも以前から何度か取り上げているが、
毎年少しずつデザインが変わったりしつつ、ずっと存続している。
アサヒ社のニュースリリースによると、今年は3月27日発売で、販売予定数量がなくなり次第終了とのことであるが、
3か月近く経ってようやく発見した。
いつもこのようなデザイン缶は、特に探し回ることはせず、偶然遭遇したら購入するというスタンスで臨んでいるから、
余計に発見が遅くなるし、入手できずに終わる年もある。前回入手は 2016年 だったので、
約2年ぶりである。
中身は通常の スーパードライ なので、味についてのレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
スーパードライ自体は、今年4月上旬から中身がリニューアルしており、
今日飲んだ缶は5月下旬製造のものだったからもちろん最新の製品である。
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ビール
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2018年6月23日[1]
No.6809: トリスハイボール缶 レモン&ライム / サントリー
とりすはいぼーるかん れもんあんどらいむ / さんとりー
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トリスハイボールの夏季限定「レモン&ライム」。発売日は6月19日。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。ウイスキーソーダ割りとしては薄いが、
トリスハイボールはこんなものだろう。
香りは、キリッと爽やかな柑橘香が立つ。では軽いのか?と思うと、ウイスキー香もちゃんと感じられる。
味は香りの印象どおり鋭い酸味が効いている。軽快で爽やかな飲み口だが、
アルコール感が弱いわけでは決してない。ウイスキー臭さがあまりないから、
チューハイ感覚で飲める。これこそが、トリハイの目指すところなのだろう。
アルコール分6%。レモン浸漬酒使用。ライム果汁0.1%。
原材料名:ウイスキー、レモン浸漬酒、ライム、糖類、酸味料、香料。
昨年 の製品と、中身は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
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2018年6月23日[2]
No.6810: オールフリー オールタイム / サントリー
おーるふりー おーるたいむ / さんとりー
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6月19日にコンビニエンスストア限定で発売されたサントリー「オールフリー オールタイム」。
ペットボトルに入った透明のビールテイスト飲料で、仕事中にでも飲めるという触れ込みの商品である。
発売日当日から LAWSON の「お試し引換券」対象商品となっており、販売価格147円のところ 40ponta ポイントで頂いてきた。
ペットボトルのキャップをひねると、プシューッと大きな音がする。
かなりガス圧が強いであろうことが分かる。
グラスに注ぐと、ジュワジュワ音を立てながら、大きめの気泡が踊る。
液色は無色透明。ビールのような泡立ちはまったくない。ほぼ炭酸水だ。
香りは、通常のオールフリーのような、軽いながらもノンアルコールビール特有の酸化したビールみたいな臭みがあり、
そこに鋭い柑橘香が乗っている。むしろその柑橘香が強いために、ノンアルチューハイに近い。
味は香りの印象どおり、キュンとした柑橘系の酸味が強い。ただ、麦芽っぽいコクもあることにはある。
酸味ほどではないが、軽い苦味や渋味もアクセントになっている。
炭酸飲料。原材料名:麦芽/炭酸、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)、苦味料、甘味料(アセスルファムK)。
一言でいって、甘くない炭酸飲料である。ビールの代わりではまったくない。
わずかとはいえ、麦芽っぽい味わいがあるのにもかかわらず、ビールらしいと感じられないのは、やはり見た目によるところが大きい。
人が口に入れるものの味を捉える時、実は視覚と嗅覚の役割が極めて大きい。舌だけで味わっているわけではなく、
むしろ、目と鼻をふさいで飲食したら、ほとんどのものの味はよくわからない。
食べるということ、飲むということのそのような本質を、改めて感じさせてくれる。
軽い風味のついた炭酸水だと割り切って飲むべきだろう。
なお、商品名だが、なぜ ALL-FREE ALL-TIME なのだろう。ALL-TIME,ALL-FREE のほうがしっくりくるように、
私には思えるのだが。
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ノンアルコール飲料
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2018年6月24日[1]
No.6811: おいしいチューハイプレミアム 濃厚パインミックス <期間限定> / 宝酒造
おいしいちゅーはいぷれみあむ のうこうぱいんみっくす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
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タカラ おいしいチューハイプレミアム の期間限定「濃厚パインミックス」。
発売日は、6月19日。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
非常に細かい繊維質が、液中に浮遊している。
香りは、パイン缶詰のような、濃厚で甘そうなパイン香。ただ、あくまでもナチュラルであり、
強い香りづけなどはされていない。
味は香りの印象どおり生っぽく、穏やかで甘酸っぱい。しっかり果汁感があるため、
味わいが濃いようでいて、適度なすっきり感もある。
果汁50%。アルコール分3%。
原材料:果汁(パイナップル、りんご)、パイナップルピューレ、パイナップルエキス、アルコール、糖類、/酸味料、香料。
たっぷりの果汁50%と果実ピューレ&果実エキスを使用した濃厚な味わいです。
おいしいチューハイシリーズが昨年、現在の「プレミアム」に衣替えし、
それ以前の甘味料使用(=糖類不使用)から糖類使用となり、
より味が濃厚になったと言える。
元々は糖類も甘味料も使わない製品だったが、
2012年以降のリニューアルで甘味料を使うようになった。
その時、当サイトではそのことを酷評した。薄ら甘い甘味料は、このシリーズの良さを減殺してしまうと感じたからだ。
果汁の甘味だけに頼る昔のやり方に戻ったわけではないが、甘味料添加より糖類添加のほうが、
果物の持ち味を殺さないように思うので、私はこれで正解だと思う。
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チューハイ・カクテル等
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2018年6月24日[2]
No.6812: クリアアサヒ がんばれ!阪神タイガースデザイン缶 / アサヒ
くりああさひ がんばれはんしんたいがーすでざいんかん / あさひ
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一昨日、アサヒスーパードライの「がんばれ!阪神タイガースデザイン缶」を掲載した。
私の住む関西地方で主に流通しているもので、今年の3月27日に数量限定で発売されたものである。
こちらは同時発売された クリアアサヒ「がんばれ!阪神タイガースデザイン缶」である。
中身は通常の クリアアサヒ なので、味についてのレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
クリアアサヒは、元々黄色系を基調(ゴールド、オレンジ等)とした缶デザインなので、阪神タイガースのイメージには合っている。
さらにこの商品は黒の縦縞まで描かれ、一目でそれとわかる。
中身は同じであっても、このようなデザイン缶は、大きくファンに訴求する。
アサヒさんは関西発祥の会社だから、今後もタイガースの後押しをお願いしたい。
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新ジャンル
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2018年6月25日[1]
No.6813: スミノフアイス オレンジスプラッシュ <夏限定> / キリン
すみのふあいす おれんじすぷらっしゅ <なつげんてい> / きりん
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スミノフアイス「オレンジスプラッシュ」。夏限定品のようで、発売日は6月19日であった。
グラスに注いだ液色は、濁りのある黄色。
低果汁オレンジドリンクの外観。
香りは、コクのないオレンジ香で、非常にチープな感じ。アルコール臭さがそこに加わる。
味は香りの印象とは大きく異なり、甘味と酸味がともに強い。キュッとくる甘酸っぱさの押しが強いために、
アルコール感は当初そんなには感じない。ところが、飲み進めると、確かに高アルコールであることが実感される。
その意味では、しっかりカクテルっぽい。
飲み込んだ後にも、強めの甘味とヒリヒリした酸味が口に残る。
アルコール分8%。無果汁。原材料:ウォッカ・糖類・酸味料・香料・黄色4号・黄色5号。
原産国:韓国、輸入者:麒麟麦酒(株)。
プレミアムウオッカ「スミノフ」をベースにした、強めの炭酸・アルコール8%の、はじける甘さのオレンジテイスト(無果汁)。
このシリーズは、一貫して無果汁でつくっているのが面白いところではあるが、糖類、酸味料、香料、
着色料でこの味わいをつくり上げているのだから、中途半端に少ない果汁を入れるよりも、品質は安定するのだろう。
なお、発売日当日から LAWSON の「お試し引換券」対象商品となっており、販売価格248円のところ 90ponta ポイントで頂いてきた。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43276LSEK#06 |
2018年6月25日[2]
No.6814: TOPVALU ストロングドライ / 合同酒精
とっぷう゛ぁりゅ すとろんぐどらい / ごうどうしゅせい
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もうだいぶ時間が経ってはいるが、イオンP.B.であるTOPVALUブランドのストロングチューハイが新しくなっている。
既に レモン と グレープフルーツ を掲載しており、
今日は3種めとして「ドライ」を飲む。
グラスに注いだ色は、無色透明。
香りはあまりないのかと思いきや、キリッとしたレモン香がある。
それでも、一般的なレモンチューハイと比べると、そこまでのジューシー感はない。
その分、アルコール臭が強い。
味はキュンとした酸っぱさを伴いながらも、やはりアルコール感が強い。
口当たりはさっぱりしているのに、ガツンとくる飲みごたえ。
飲み進めると、胃の中がどんどん温かくなってくるようだ。
アルコール分9%。
原材料名:ウォッカ、スピリッツ、レモン果汁/炭酸ガス、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)。
販売者:イオン(株)、製造所:合同酒精(株)。
TOPVALU ストロングチューハイ に、これまで ドライ というのはなかったので、これが初ということになろう。
近年人気の甘くない高アルコールチューハイの市場に、こうやって安売P.B.も参戦することで、
やや価格の高いナショナルブランドが食われるというよりは、相乗効果でさらに売上が伸びるのではないだろうか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43276DAKO#UK |
2018年6月26日[1]
No.6815: −196℃ ストロングゼロ まるごと青りんご <夏限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ まるごとあおりんご <なつげんてい> / さんとりー
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−196℃ストロングゼロシリーズの夏限定「まるごと青りんご」。
発売日は、6月26日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。かすかに黄色っぽいかな?と感じる程度。
香りは、シャキッと酸味の強そうな青りんご香で、とてもシャープ。
味は香りの印象どおり、りんごにしては強めの酸味が特徴的だが、高アルコールなので、ふわっとした甘味がある。
飲み込んだ後には苦味も残る。一口で「強い」と思える飲みごたえ。
アルコール分9%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。りんご果汁2.7%。青りんご浸漬酒使用。
原材料:りんご、ウオツカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
果実まるごとの青りんご浸漬酒と、果汁をダブルで使用! ストロングな果実感とストロングな飲みごたえ!
前回の発売は、昨年12月。
その前が、昨年1月。
今回、半年のインターバルで再登場となったわけだが、
りんごは基本的に冬の果物でありながら、青りんごの爽やかさは夏に受けるので、この時期に出してOKである。
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チューハイ・カクテル等
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2018年6月26日[2]
No.6816: TOPVALU ストロングチューハイ ぶどう / 合同酒精
とっぷう゛ぁりゅ すとろんぐちゅーはい ぶどう / ごうどうしゅせい
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イオンP.B.であるTOPVALUブランドのストロングチューハイが昨年頃から新しくなっている。
既に レモン、グレープフルーツ、
ドライ の3種を掲載しており、今日は4種めとして「ぶどう」を飲む。
入手しているのはこれが最後である。
グラスに注いだ液色は、薄い赤紫。注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てている。
香りは、コクと華やかさのあるぶどう香。どこかブルーベリーにも似た尖りや酸っぱそうなニュアンスもあり、
普通のぶどう味チューハイとはやや様相が異なる。原材料を見てみると、赤ぶどうだけでなく、
マスカット(白ぶどう)果汁も使われているようで、それがこの華やかさをつくっているのであろう。
味は、香りの印象と大きく異なり、口に入れた瞬間、こってり重たい甘さがまず感じられる。
甘味のほか、渋味もアルコール感も非常に強烈で、それらすべての要素がケンカし合っている感じ。
味の芯の強さは、巨峰のキャラクターかもしれない。
ある意味臆面もない粗暴さだから、まさにストロングチューハイだと言える。
アルコール分9%。
原材料名:ウォッカ、マスカット果汁、グレープ果汁、巨峰果汁/炭酸ガス、酸味料、香料、ブドウ果皮色素、
甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)。
販売者:イオン(株)、製造所:合同酒精(株)。
たとえ度数が高くても、あっさり系がトレンドの昨今にあって、このこってりしたつくりはある意味挑戦的でもある。
1本で十分満足のいく缶チューハイと言えるのではないだろうか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43277DAKO#UK |
2018年6月27日[1]
No.6817: 氷結ストロング パイン <期間限定> / キリン
ひょうけつすとろんぐ ぱいん <きかんげんてい> / きりん
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キリン氷結ストロングの期間限定「パイン」。
発売日は、6月26日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
香りは、甘味の強そうなパイン香。氷結らしく、ジューシー感が強調され、
酸味も強そうである。
味は香りの印象どおり非常に甘酸っぱいが、
アルコールのボリューム感が極めて強い。
だから余計に甘さがたっぷりしているようではあるが、
適度に苦味も効き、後味が引き締まっているようにも感じる。
アルコール分9%。果汁1.8%。原材料:パインアップル果汁・ウォッカ・酸味料・香料
・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
パイナップルの氷結ストレート果汁を使用した、甘くジューシーな果汁感としっかりした飲みごたえ。
当サイトで把握している限り、氷結ストロングシリーズでパインが出たのは、
2016年7月 以来、2度目である。
前回は パイナップル という名前だったが、今回はシンプルに「パイン」。
原材料等を見る限り、中身は変わっていないようではあるが。
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チューハイ・カクテル等
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2018年6月27日[2]
No.6818: ローソンセレクト ゴールドマスター / キリン
ろーそんせれくと ごーるどますたー / きりん
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コンビニ LAWSON で扱われているP.B.ローソンセレクトの新ジャンル「ゴールドマスター」
が新しくなった。これまで海外製造だったものを国内に変更。つくっているのはキリンだ。
今年5月29日から関東地方を皮切りに順次切り替えということで、
私の住む関西でもこの新製品が出始めた。
通常版と糖質70%オフ商品の2種があるが、今日は通常版のゴールドマスターを飲みたい。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。新ジャンルにしてはしっかりめ。泡はやや粗く、
当初はよく盛り上がるが、泡持ちは良くない。
香りは、新ジャンルらしい、うにゃっと甘いニュアンスがあって、中身の濃さがうかがえる。
ホップ香は前面に出てこない。
味も香りの印象どおり重たく、もさっとした口当たり。
甘味が強く、それを追いかけるように苦味も強く、ひとことで言うとくどい感じ。
後キレも悪く、すっきりしない。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)、大麦スピリッツ。
販売者:(株)ローソン。製造場:麒麟麦酒(株)。
缶に「麦のうまみと豊かな味わい」と書かれており、確かに「豊かな味わい」といえばそうなのかもしれないが、
「麦のうまみ」というほどビールらしい味わいはない。
当サイトでいつも書いていることだが、新ジャンルは下手に飲みごたえを出そうとすると、
甘く重い雑味が出るばかりで、あまり良いことはないから、飲みごたえなどを追求しないほうがマシである。
中心的ユーザーの嗜好を考えても、軽やかで飲みやすいほうが良いのではないか。
その意味で、従来の 海外製造 の製品ほうがマシだったと私は思う。このえぐみを伴う重たさは、
一部で好意的に受け止められるであろうが、製品のクオリティを冷静に判断すれば、
今回は進化というより後退と私は受け止める。ただ、キリン のどごし生 が売れているのを見ればわかるように、
とにかく独特の押しの強ささえあれば、それを飲みごたえと捉えてくれるファンも多い。
従って、麒麟麦酒がつくっているという表記と、口に入れたらガツンと重たいという2点だけで、
短絡的においしいと言ってくれる人が多いのかもしれないから、私などが余計な口を挟まないほうが良いのであろう。
だが、私は評価しません。
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新ジャンル
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2018年6月28日[1]
No.6819: カルピスサワー 濃い贅沢 レモン はちみつ仕立て <期間限定> / アサヒ
かるぴすさわー こいぜいたく れもん はちみつじたて <きかんげんてい> / あさひ
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6月26日に発売された カルピスサワー 濃い贅沢「レモンはちみつ仕立て」。
グラスに注いだ液色は、深いカルピスホワイトに、若干黄色が入っているようにも見える。
香りは、カルピスの甘酸っぱさに負けず劣らず、キュンと尖ったレモン香が主張している。
いずれにせよ、濃厚そうな香りだ。
味は香りの印象どおり、キュンと立ったレモンの酸味を最前線に、
カルピスらしいコクのある甘酸っぱさが包囲。
さらに、はちみつの"こってり感"ある甘さが追いかける。
幾重にも積み重なったようなコクの洪水。適度な爽やかさはあるものの、
基本的にどっしりと濃い味わいだ。
アルコール分5%。原材料:ウォッカ、レモン果汁、脱脂粉乳、食物繊維、乳酸菌飲料、はちみつ、
糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
乳化剤。
2018年6月〜8月までの出荷予定
「カルピスサワー」「CALPIS SOUR」はアサヒ飲料(株)の登録商標です。
爽やかなチューハイや、最近流行りのガツンと重たいチューハイを求めるような人には勧めないが、
カルピスファンにはぜひ飲んでほしい。ただ濃いだけではない、味がさねの妙味というか、
丁寧なつくり込みが実感できる。
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チューハイ・カクテル等
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2018年6月28日[2]
No.6820: ローソンセレクト ゴールドマスター 糖質70%オフ / キリン
ろーそんせれくと ごーるどますたー とうしつ70ぱーせんとおふ / きりん
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コンビニ LAWSON で扱われているP.B.ローソンセレクトの新ジャンル「ゴールドマスター」
が新しくなった。これまで海外製造だったものを国内に変更。つくっているのはキリンだ。
今年5月29日から関東地方を皮切りに順次切り替えということで、
私の住む関西でもこの新製品が出始めた。
通常版と糖質70%オフ商品の2種があるうち、昨日既に 通常版 を掲載済。
今日は「糖質70%オフ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は粗く、ほとんど盛り上がらず、すぐに減衰。
香りは、新ジャンル特有の雑穀臭や甘さがあるが、濃厚ではないので、嫌らしくない。
もちろん、ホップ香などは前面に出てこない。
口当たりはカラッと軽く、適度な透明感がある。
それとともに、新ジャンルらしく、甲類焼酎みたいなアルコールの甘さがある。
ただ、押しが強くないので、基本的にはクリアで、ごくごくいける味だ。
アルコール分4%。原材料名:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類、食物繊維)、大麦スピリッツ。
販売者:(株)ローソン。製造場:麒麟麦酒(株)。
缶に「シャープで爽快な味わい」とある。確かに爽やかに飲めるキャラクターであり、
これなら食事の邪魔もしないであろう。
昨日、通常版のゴールドマスターを飲んだ時、無理にコクを出そうとするとロクなことがないと、
いわば酷評した。それは私個人の好みで言っているのではなく、品質的に評価できないということである。
一方、こちら糖質オフ製品は、度数設定も低く、潔く飲みごたえのようなものを捨てたことで、
透明感のある味に仕上がっている。しょせんビールとは別物なのだから、
refreshment という一つの長所を追求するこの姿勢は評価できる。
そう、味なんかなくて良いのだ。どうせ新ジャンルなのだから。
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新ジャンル
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