2018年7月9日[1]
No.6841: 贅沢LAGER 琥珀のキレ <限定醸造> / サントリー
ぜいたくらがー こはくのきれ <げんていじょうぞう> / さんとりー
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7月3日にコンビニの ファミリーマート・サークルK・サンクス 限定で発売された、
サントリー「贅沢LAGER 琥珀のキレ」。
グラスに注いだ液色は、オレンジがかった淡いアンバー。
泡はベージュ色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも非常に良い。
香りは、キュンと柑橘っぽい酸っぱさと、フラワリーな華やかさがあり、そのベースには、
ギッシリと目の詰まったような穀物っぽいモルト香が鎮座している。
味は香りの印象どおり酸味が立ち、同時にざらめのような甘さが広がる。
フラワリーな感じの原因の一端は、コリアンダーシードだったのかと気づく。
飲み進めると、どんどんアルコールのボリューム感を感じ、重たいのだが、不思議に後キレは悪くない。
アルコール分7%。原材料:麦芽、ホップ、コリアンダーシード。
缶裏には、次のような説明文がある。
贅沢の秘密
3種の麦芽*が織りなす、コク深い高濃度麦汁とコリアンダーシードで、芳醇で後味のキレがよいビールに仕上げました。
* ミュンヒナー麦芽(一部使用)、旨味麦芽、濃色麦芽
妖艶な味わいなのに、後キレも両立しているのが不思議。飲み疲れるタイプなので、
1本にじっくり時間をかけ、温度が上がってくるのを待って、魅力を堪能したい。
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ビール
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2018年7月9日[2]
No.6842: −196℃ サイダーパンチ <限定> / サントリー
まいなす196ど さいだーぱんち / さんとりー
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7月3日にコンビニの ファミリーマート・サークルK・サンクス 限定で発売された、
サントリー「−196℃ サイダーパンチ」。
グラスに注いだ液色は、無色透明。高炭酸であろうから、注いでいる時、もっとジュワジュワしたものを想像していたが、
意外にも大人しい。注いだ後は、きめ細かな気泡がグラスの中を昇っている。
香りは非常に軽やか。他社製品では、ラムネ味というと甘さが強そうな香りのものが多いが、
この製品は爽快感が前面に出ている。
口に入れた瞬間、味わいもやはり軽やかだと感じるのだが、すぐに強い甘味が広がる。
くどいとも思える甘さとアルコール感が押すが、炭酸のビリビリした舌触りと、軽い酸味が、
爽やかさを醸し出している。
アルコール分8%。原材料名:レモン、スピリッツ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
サイダーの強炭酸な刺激感と、-196℃ならではのレモン浸漬酒による爽快感を楽しめる、
夏にぴったりなサイダーチューハイです。
軽快な酸味の正体がレモン浸漬酒だったとは、言われて初めてわかる。
だから、他のサイダー味チューハイにはないコクがあったのかと気づかされる。
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チューハイ・カクテル等
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2018年7月10日[1]
No.6843: 本搾りチューハイ 夏柑 <期間限定> / キリン
ほんしぼりちゅーはい なつかん <きかんげんてい> / きりん
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キリン本搾りチューハイの期間限定「夏柑」。発売日は、7月10日。
グラスに注いだ液色は、ややオレンジがかった濁りのある黄色。
香りは、苦味の強そうな鋭い柑橘香だが、内にこもった感じで、強くは香らない。
味は香りの印象どおり非常にシャープ。苦味と酸味が強く、甘味はほとんどない。
アルコール感は、ほどほど。
果汁24%。アルコール分5%。糖類無添加。
原材料:グレープフルーツ・オレンジ・はっさく・なつみかん・ウオッカ。
昨年の製品 と中身は同じかと思ったのだが、
よく見ると、原材料表記の順番が違う。はっさくとなつみかんが入れ替わっているのだ。
昨年はなつみかんのほうが先に来ていたのだが、今年ははっさくの含有量のほうが多くなったのであろう。
いずれにせよ、高品質は保たれており、本搾りファンを裏切らない仕上がりとなっている。
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チューハイ・カクテル等
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2018年7月10日[2]
No.6844: 濃いのどごし<生> / キリン
こいのどごし<なま> / きりん
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セブン&アイグループ限定で発売されたキリン「濃いのどごし<生>」。発売日は、7月10日。
グラスに注いだ液色は、オレンジに近い、深い黄金色。
泡は粗く、当初こそ盛り上がるが、すぐに減衰。
香りは、昔の のどごし生 を思い出させるような、木工用ボンドみたいな臭みがベースにあり、
そこに少しだけホップの爽やかな香りが乗っている。
味は、香りに感じた独特の臭みが強く押してきて、とにかくボリューム感はある。
ビールのコクとはまったく違うインパクト。強い苦味で覆われているが、旨味は皆無。
飲み込んだ後には、腐敗したような酸味とまとわりつく渋味が口に残る。
アルコール分6%。原材料:ホップ・糖類・大豆たんぱく・酵母エキス。
最近、通年品の のどごし<生> がリニューアルし、以前あった雑味が軽減され、
だいぶクリアな味わいに生まれ変わった。そのことを当サイトでは好意的に受け止めたが、一方で、
従来の のどごし ファンにとっては、水っぽくなったと評価されてしまうのでは?とも考えた。
今回この「濃いのどごし」では、そのような往年のファンを満足させるような、
ググッと強い押しが復活している。私の評価では、これは飲みごたえでもなんでもなく、
ただ臭みが強いだけの、ビールとはまったく違う雑味以外の何物でもないのだが、
少なからぬ消費者には、歓迎されるのかもしれない。
こんなことを書くと、またK氏は のどごし を目の敵にしていると言われそうだが、
評価できないものを評価できないと素直に言うことが、当サイトの役割である。
このクオリティのものを「のどごし」などという名前で出していること自体、私には信じられない。
何を美味しいと感じるかは各人の嗜好だから勝手にしてくれればいいが、この製品を高品質と評価する人がいるとすれば、
私はその人の味覚を信じない。
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新ジャンル
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2018年7月11日[1]
No.6845: 愛のスコール ブルーソーダサワー <数量限定> / サッポロ
あいのすこーる ぶるーそーださわー <すうりょうげんてい> / さっぽろ
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サッポロビールと南日本酪農協同(デーリィ)
のコラボによる、愛のスコールホワイトサワー の派生商品「愛のスコール ブルーソーダサワー」が数量限定で登場。
発売日は、7月10日。
グラスに注いだ液色は、絵の具の白と青を混ぜたようなパステルブルー。
泡もほんのり水色。
香りは、スコールらしい乳酸飲料の爽やかさに、いわゆるブルーハワイソーダみたいなソーダフレーバーが加わる。
両者が渾然一体となって、アイスキャンディみたいな香りになっている。
味は香りの印象よりは幾分か濃厚。ソーダの爽やかさよりも、乳製品のコクのほうが目立っている。
もちろんこのコクは、愛のスコール独特のものだが、甘さ設定がもう少し弱いほうが爽やかさが強調され、
良かったのでは?とも思う。
アルコール分4%。原材料名:乳等を主要原料とする食品、ウォッカ、糖類/炭酸、香料、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、青色1号。
飲むまでは、スコールにブルーソーダなんて、相性はどうなのだろう?と、懸念していた。
色を見ても毒々しい。しかし、香りを嗅いでその爽やかさに感心し、味もスコールらしさがしっかり出ていて好印象。
人に例えると、見た目は奇抜な格好をしていて取っつきにくいが、話すと非常にフレンドリ−で、
気さくな人柄だったという感じ。
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チューハイ・カクテル等
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2018年7月11日[2]
No.6846: グランドキリン ギャラクシーホップ <限定醸造> / キリン
ぐらんどきりん ぎゃらくしーほっぷ <げんていじょうぞう> / きりん
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7月10日に発売された、グランドキリン「ギャラクシーホップ」。
これが出るのは今回が初めてではない。2015年7月と、
2016年7月に、いずれもコンビニ限定のびん入り商品として発売。
今回、2年ぶりの登場となる。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。やや黄色みが強い。泡は純白でやや粗く、当初は力強く盛り上がるが、
泡持ちはほどほど。
香りは、マスカットのような甘さと柑橘の皮のような苦さを湛えた、清々しいホップ香が強い。
口に入れると、その華やかでやや青いホップの香味がいっぱいに広がる。
苦味は穏やかで、非常にスリムなボディ。だから、最初に感じた清々しさが、ずっと続く。
透明感があり、軽やか。だが、シャープな苦味が存在感を主張し、スッと後キレが良い。そこが実にキリンビールらしいといえる。
飲み込んだ後には、ほわーんと果実のような甘味も漂っている。
アルコール分4.5%。原材料:麦芽(大麦麦芽・小麦麦芽)・ホップ。
夏、夜、香り爽やか
トロピカルフルーツを思わせる、ホップの爽やかな香り。
夏の夜空を眺めながらお楽しみください。
ビアスタイルは、セッションIPA。
缶に書かれた説明のとおり、夏の夜、風呂上がりにでも空の星を眺めながら飲みたい。
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ビール
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2018年7月12日[1]
No.6847: もぎたて 宮崎産日向夏 <期間限定> / アサヒ
もぎたて みやざきさんひゅうがなつ <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒ もぎたて の期間限定「宮崎産日向夏」。
発売日は、7月10日。
グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。いや、ちょっと黄色っぽいか。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、まず苦味が強そうで、そして酸味もありそうな柑橘香。適度なジューシー感と、豊かなアルコール感がある。
相当に苦い味を想像して口に入れると、確かに苦味がグッとくるものの、それ以上に甘味が強い。
甘味料の甘味であり、アルコールのボリューム感もそれに加わる。
飲み進めると、やはり苦味も強いことに気づく。濃くて、すぐ酔えるチューハイだ。
アルコール分9%。果汁1%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。着色料ゼロ。
原材料:ウオッカ、日向夏果汁、ブドウ種子エキス、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
2018年7月〜2018年9月までの出荷予定
前回出たのは、昨年の12月だったから、7か月で再発売となったわけだ。
これでもか!と、強いチューハイだから記憶に残る味わいだが、だからこそ、残念ながら毎日飲みたいとは思わない製品でもある。
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チューハイ・カクテル等
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2018年7月12日[2]
No.6848: 金麦 花火デザイン缶 / サントリー
きんむぎ はなびでざいんかん / さんとりー
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毎年この時期に出されている、サントリー金麦の花火デザイン缶。
当サイトで把握している限り、2011年から毎年発売が確認されている。
いつも私は事前に発売情報を知っているわけではなく、店頭で偶然発見する。
だいたい、商品の入れ替わりの激しいコンビニでみつけることが多く、
今回も近所のセブンイレブンで売られているのをたまたま発見した。
中身は通常の金麦なので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
2011年 から継続的に毎年買っているが、
2012年、
2013年、
2014年、
2015年、
2016年、
2017年
と、毎年微妙にデザインが変わっている。
だいたいいつも片面だけのデザインだったが、今回は全面にわたって花火の上がる夜景がデザインされている。
金麦はもともと紺色ベースの缶だから、夜空を表現するのに打ってつけである。
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新ジャンル
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2018年7月13日[1]
No.6849: 塩ライチサワー <限定出荷> / サッポロ
しおらいちさわー <げんていしゅっか> / さっぽろ
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つい先日から近所のセブンイレブン店頭に並んでいるサッポロ「塩ライチサワー」。
昨年も出ていたもので、セブン&アイグループ限定商品である。発売日は定かではないが、
先日レビューした キリン濃いのどごし と同時に発見したので、同じ7月10日なのかもしれない。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、高貴なライチ香が立つ。だが、ライチだけでなく、何かが混じった匂い。
実はそれは塩なのだが、その結果、飴のような匂いになっている。
味はライチの甘さよりも、塩気が勝っている。だから口当たりがさっぱりしていて、
飲み込んだ後にも塩気がしっかり残る。
アルコール分6%。果汁1%。
原材料:ライチ・ウォッカ・食塩・糖類・酸味料・香料。
昨年の製品と中身は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43294SEST#UK |
2018年7月13日[2]
No.6850: −196℃ ストロングゼロ ドライ・ザ・シャープ <夏限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ どらい・ざ・しゃーぷ <なつげんてい> / さんとりー
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サントリー −196℃ ストロングゼロ の夏限定「ドライ・ザ・シャープ」。発売日は、7月10日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立て、大きめの気泡がグラスの中を踊る。
香りは、通常の ストロングゼロドライ と同じような、レモンとライムが混じり合ったような柑橘香。
味は、通常の ストロングゼロドライ に近いものの、もっと甘くない。
だからといって酸味が強いわけでもなく、結果、苦味が前面に出ている感じ。
飲み進めても、甘さが口に残らないので、食事には合わせやすそう。
アルコール分9%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。ライム浸漬酒使用。
原材料:レモン、ライム、ウオツカ、スピリッツ、香料、酸味料、クエン酸K、酸化防止剤(ビタミンC)。
抜群のキレ味で食事とさらにうまい 今だけの限定ドライ!
まさにドライ味チューハイに求められる条件を、見事に満たした製品。
通年品のドライ をこちらに置き換えてもいいのではないかとすら思う。
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チューハイ・カクテル等
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2018年7月14日[1]
No.6851: アサヒ・オリオン 夏いちばん <夏季限定醸造> / オリオン(アサヒ)
あさひ・おりおん なついちばん <かきげんていじょうぞう> / おりおん(あさひ)
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オリオンビールの「夏いちばん」は、本拠地沖縄で 2013年 に生まれた商品だが、
それと中身が同じものを、業務提携しているアサヒビールが「アサヒオリオン 夏いちばん」として
2014年 から全国向けに販売している。
今年で全国発売5年目ということになるが、年々目にする機会が減っているようにも感じる。
よって、入手も容易ではない。今回は、私鉄駅構内のコンビニで偶然遭遇したが、今のところ他店では一切見ない。
今年の発売日は、6月26日であった。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡は純白できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、清々しいホップ香が目立つが、そのベースにはしっかりと凝縮感あるモルト香が感じられる。
味は透明感があり軽やかな口当たりだが、苦味もしっかりある。
そのバランスが非常に良く、華やかさはないが、ドリンカビリティと飲みごたえを両立している。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
麦芽100%×アロマホップ100%
花火をあしらった缶デザインはほぼ毎年変わっていない。夏の風物詩としてもっと売れても良いと思うが、
沖縄以外の消費者からすると、オリオンビールの軽やかなイメージとはちょっと違うので、
期待を裏切られたと感じてしまう人が多いのだろうか。残念なことである。
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ビール
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2018年7月14日[2]
No.6852: 寶 極上レモンサワー つけ込み塩レモン / 宝酒造
たから ごくじょうれもんさわー つけこみしおれもん / たからしゅぞう
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寶 極上レモンサワー シリーズに新顔登場。7月10日発売の「つけ込み塩レモン」だ。
これまで、瀬戸内レモン と 丸おろしレモン
の2種での展開であったが、これが3種めとなる。
グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。
炭酸は注いでいる時ジュワジュワと音を立てているが、程なくして収まる。
香りは、まさに塩レモン。苦そうなレモン香に、しょっぱそうな匂いが混じる。
味は非常にシャープ。このシリーズに共通のことだが、
甘味がほぼなく、強い酸と苦味でまとめられている。さらにこの製品は塩気が加わり、
暑い時季にぴったりの味わい。飲み進めると、口中に塩気と苦味と酸味が蓄積される。
果汁0.1%。アルコール分5%。原材料名:レモン、レモンエキス、焼酎(国内製造)、食塩、糖類/酸味料、香料。
繁盛店がこだわるレモンサワーの味わいを参考に、樽貯蔵熟成酒を厳選しブレンドした宝焼酎と、
こだわりのレモンを使用したひとクラス上のレモンサワー。
<つけ込み塩レモン>は、塩でレモンをつけ込むひと手間で、酸味の角が取れたまろやかな果実感が特長。
いろいろなレモンサワーの味わいをお楽しみください。
この3作目も、シリーズのブランドイメージにぴったり合う素晴らしい出来映え。
酒好きのための缶チューハイと言えるから、私のような中年世代に大きくアピールするが、
実は若い女性にも受けそうな製品だと思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43295DAEE#04 |
2018年7月15日[1]
No.6853: 果実の瞬間 たんかんチューハイ <数量限定> / アサヒ
かじつのしゅんかん たんかんちゅーはい <すうりょうげんてい> / あさひ
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今やブランド自体が風前の灯と言えるかもしれないアサヒ・果実の瞬間だが、
突然この「たんかんチューハイ」が現れた。
正式な発売情報がないので、詳細は分からないが、私が今回発見したのはイオン系のスーパーであり、
購入したのは昨週末であることから、イオングループ限定で7月10日発売ではないかと推測する。
ネット検索して辛うじて引っかかってくるのも、イオンネットスーパーくらいのものだからだ。
だいたい、"果実の瞬間"&"たんかん"でググると、当サイトの過去記事が多くヒットするくらいであり、
世間に流通する情報が少ないことが分かる。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。かすかに色があるかな?という程度。
気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、一般的なたんかんチューハイにありがちな、駄菓子っぽいチープなオレンジ香。
実際のたんかんは甘味にコクがあるから、だいぶイメージは違うのだが。
味は香りの印象どおり甘味が強いが、コクはない。
アルコール感は弱く、まるでフレーバーウォーターみたいにゴクゴク飲める。
酸味は穏やかで、苦味もない。
果汁0.3%。アルコール分4%。原材料:アルコール、タンカン果汁、糖類、酸味料、香料。
実は私自身忘れていたが、2015年にイオングループ限定で出ている。
その時の記事と見比べてみると、果汁が1.2%から今回0.3%と、4分の1になっている。
また、全国発売品としては2012年に出ており、その時も果汁は1.2%であった。
べつにコストカット策だといって批難するつもりはない。どうせ風味は糖類+酸味料+香料でつくられているわけだし、
仕上がりが良ければ問題ない。
爽やかで軽やかで、それでいてしっかり甘味のある昔懐かしいタイプの缶チューハイだから、
多くの人に好まれるキャラクターであろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43296DAEE#UK |
2018年7月15日[2]
No.6854: 瀬戸内レモンサワー / KALDI COFFEE FARM
せとうちれもんさわー / かるでぃ こーひー ふぁーむ
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KALDI で扱われている「瀬戸内レモンサワー」は、シリーズ第1弾の商品で、当サイトでも2年前に取り上げている。
今回また店頭で発見し、同じ商品なら買うつもりはなかったが、POPに、今年はレモンが不作で価格も高騰していることから
果汁を減らして云々・・と、色々エクスキューズが書かれていたので、それならということで、買ってみた。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。
香りは、やや内にこもってはいるが、かなり酸が強そうで、フレッシュな感じのレモン香。
味も香りの印象どおり、非常に酸味が強い。しっかりとコクがある。
甘さもそれなりにはあるが、レモンの皮のような苦味がアクセントになっていて、
爽やかに仕上がっている。
飲み込んだ後にも、強い酸と苦味が口に残る。
アルコール分5%。果汁10%。
原材料名:レモン果汁、ウォッカ、糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、オリゴ糖シラップ/炭酸、酸味料、香料。
製造者:三幸食品工業(株)、広島県東広島市安芸津町三津4215-3。
販売者:(株)キャメル珈琲、東京都世田谷区代田2-31-8。
缶裏に、次の説明文がある。
瀬戸内の海のさわやかな風と太陽の日差しをたっぷりと浴びて育った「瀬戸内レモン」を
使ったレモンサワーです。レモンをぎゅっと搾っただけの贅沢な果汁で、甘酸っぱく爽やかな口当たりに
仕上げました。ちょっぴりビターな甘さ控えめ大人テイストです。
2年前 の当サイトの記事を確認してみると、
何と果汁含有率は10%で同じである。昨年に高果汁のものが出ていたのか?とも思ったが、
調べてみてもその形跡はない。肝心の味については、2年前のものを覚えているわけではないので定かではないが、
私自身の記述を見る限り、大きく変わっているようにも思えない。
いや、写真を見比べると、2年前の商品はもっと液体が濁って、濃い色をしていた。今回はだいぶ薄くなっている。
缶のイラストも変わっているので、リニューアル品だということは見た目で分かる。
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チューハイ・カクテル等
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2018年7月16日[1]
No.6855: ホワイトホース・ハイボール / キリン
ほわいとほーす・はいぼーる / きりん
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7月10日にキリンから発売された「ホワイトホース・ハイボール」。
ホワイトホースといえば、言わずと知れたスコッチウイスキーの有名銘柄だが、
そのウイスキーを使った缶入りハイボールが、満を持してデビューしたのだ。
グラスに注いだ液色は、やや黄色みの強い、淡い黄金色。
香りはクリスピーで、ややスモーキーな樽香を伴う。ちゃんとしたスコッチウイスキーだ。
味は最初のアタックでキュンとしたレモンのような柑橘風味があり、
爽やかな第一印象だが、すぐにしっかりとした飲みごたえがあることに気づく。
アルコール感も豊かで、熟成感があるので、ウイスキーを飲み慣れない人にはつらいかもしれない。
アルコール分6%。
原材料:ウイスキー・糖類・香料・カラメル色素。
製造者:静岡県御殿場市芝怒田970 キリンディスティラリー(株)。販売者:東京都中野区中野4-10-2 麒麟麦酒(株)。
最近はハイボールブームで、缶入り製品もたくさん出されているが、
ふだんあまりウイスキーを飲み慣れない人や、チューハイファン向けのものも多い。
そんな中、この製品はスコッチウイスキーらしさがちゃんとあって、スコッチ好きのための缶ハイボールだと言える。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43297DAEE#06 |
2018年7月16日[2]
No.6856: 道産素材 余市ぶどう / 北海道麦酒醸造
どうさんそざい よいちぶどう / ほっかいどうびーるじょうぞう
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フィルムを剥がしたところ |
北海道麦酒醸造のチューハイは、これまで当サイトでもたくさん取り上げており、
この「道産素材」ブランドの商品も、これまでいくつか掲載した。
今日飲むのは、「余市ぶどう」というチューハイで、パッケージを見るとわかるとおり、
白ぶどうと黒ぶどうをブレンドして使われている。
グラスに注いだ液色は、ごく薄い赤紫。ぶどうチューハイとしては薄め。
香りは、ころっと甘味の強そうなぶどう香だが、濃厚さはない。
味も香りの印象どおり甘味が強いのだが、適度な爽やかさがあり、渋味も感じる。
アルコール感は弱く、すいすい飲める。
飲み込んだ後にも、しっかりした甘味と、ぶどう特有の渋味が口に残る。
果汁15%。アルコール分3%。原材料:ぶどう、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、ビタミンC。
北海道の素材にこだわった果実感あふれるチューハイです
北海道・余市産の白ぶどう(ナイアガラ種)にキャンベル種などの黒ぶどうをバランスよくブレンドしました。
なお、この会社の製品の特徴だが、パッケージは缶に直接印刷してあるのではなく、
印刷されたフィルムが無地の缶の上に貼られている(右写真)。おそらくこのほうがコスト的に安くできるのだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43297TKHES#UK |
2018年7月17日[1]
No.6857: 明日の塩ライチサワー <限定> / サントリー
あしたのしおらいちさわー <げんてい> / さんとりー
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サントリー 明日のサワー シリーズに期間限定「塩ライチサワー」が登場。
発売日は、7月17日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。まるでスパークリングワインのように、
細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、甘くて高貴な典型的なライチ香。そこに、ライチとは別にほの甘い感じというか、
混じりけを感じる。もちろんそれが塩だ。
味はライチの甘さがしっかりあって、そこにほんのり塩気が混じる。
そんなにしょっぱいわけではない。だから、普通のライチサワーだといわれれば、そんな気もする。
アルコール分5%。果汁1%。
原材料:ライチ、りんご、ぶどう、スピリッツ、焼酎、食塩、糖類、酸味料、アスパラギン酸Na、香料、
アルギニン、グルタミン酸Na、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
すっきりソルティライチの味わい。笑顔とともに、明日にむかって楽しい時間をおすごしください。
先日飲んだ、セブン&アイグループ限定商品の 塩ライチサワー(サッポロ社製)は、もっと塩気が強く、
いわばシャープな味わいだったが、こちらはかなりしっかり甘味が強く、キャラクターがだいぶ違う。
ただ、塩気が良い具合に甘さを補強しつつ緊張感を与えているような感じなので、爽やかさを失ってはいない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43298DAKO#00 |
2018年7月17日[2]
No.6858: セブンプレミアム クリアクーラー シチリア産レモンサワー / アサヒ
せぶんぷれみあむ くりあくーらー しちりあさんれもんさわー / あさひ
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先日、セブンプレミアム クリアクーラーの期間限定 すっきりパインサワー を取り上げた。
その時、缶デザインが以前のものと微妙に違うので、もしかすると通年ラインナップもリニューアルしているのかもしれないと書いた。
それで、早速確認しに行くと、案の定、これまでとは違う缶デザインのものが売られていた。
この「シチリア産レモンサワー」の缶には、左肩に「果実感UP!」と書かれている。
従来品とどう違うのか、早速飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、従来品と同じく、やや芳香剤っぽい人工的な感じのあるレモン香だが、柔らかく、穏やかである。
味は、酸味がキュッと立って鋭さがあるが、それと拮抗するように甘みもしっかりある。
また、アルコール感もしっかり。
果汁3%。アルコール分6%。原材料:ウオッカ、レモンライムスピリッツ、
レモン果汁、糖類、酸味料、香料。
果実の風味をより感じていただくため、氷点凍結仕込みフルーツスピリッツを加えています。
この商品はセブン&アイグループとアサヒビール株式会社の共同開発商品です。
正直なところ、果実感がアップしたかどうか、よくわからなかった。
果汁含有率も従来品と同じ3%である。
だが、安いP.B.でアルコール分6%。しかもこの飲みごたえ。こうやって丁寧にマイナーチェンジを繰り返してくれるならば、
消費者としては大歓迎である。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43298SEST#UK |
2018年7月18日[1]
No.6859: キリン・ザ・ストロング ハードシークヮーサー <期間限定> / キリン
きりん・ざ・すとろんぐ はーどしーくゎーさー <きかんげんてい> / きりん
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好調の キリン・ザ・ストロング シリーズから期間限定「ハードシークヮーサー」が登場。
発売日は、7月17日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、ほんのり黄色っぽくも見える。
比較的高炭酸なので、注いでいる時、ジュワジュワと音を立てて、気泡が踊る。
香りは、苦味の強そうな柑橘香。シークヮーサーらしい青臭さもあるにはあるが、大人しい。
それよりむしろアルコール臭のほうが強い。
味は非常に収斂性のある強い酸味が特徴。豊かなアルコールによる甘味もベースにはあるが、
酸の刺激が強く、全体の印象をつくっている。そこに炭酸のピリピリした刺激も加わり、
さらにはしっかりアルコール感も。飲み込んだ後には、強い酸と、それを取り囲むような甘味が口に残る。
アルコール分9%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。無果汁。
原材料名:ウオツカ・シトラスエキス・酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK)。
ハードな炭酸感×ハードな味わい×ハードなアルコール感。
爽やかなシークヮーサーの香り、グッとくる刺激と飲みごたえ。
キリン・ザ・ストロングの缶には、キリンビールのトレードマークである伝説の麒麟のイラストが大きく描かれている。
これは、同社が力を入れている商品であることの証であるが、今のところ多くの消費者に受け入れられ、
好調を維持しているようである。しかしながら、ストロング系チューハイは、今一番競争の激しいカテゴリーである。
もう少し他社との差別化を図れる要素がないと、ロングセラーとはなり得ないのではないかと、危惧する。
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チューハイ・カクテル等
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2018年7月18日[2]
No.6860: セブンプレミアム クリアクーラー グレープフルーツサワー / アサヒ
せぶんぷれみあむ くりあくーらー ぐれーぷふるーつさわー / あさひ
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昨日、セブンイレブンP.B.商品であるアサヒ クリアクーラー の シチリア産レモンサワー を飲んだが、
今日は「グレープフルーツサワー」を。
昨年飲んだ時とは缶が変わっており、リニューアルしたと認められるので。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。少しオレンジっぽい。
注いでいる時はシュワシュワ気泡が踊っているが、すぐに収まる。
香りは、苦味のかなり強そうなグレフル香。一般的なグレフルチューハイによくある、ガムのような甘さもあるが、
幾分かシャープな印象だ。
味は香りの印象以上に、苦味がくっきりしている。甘さは抑制的で、
酸味も立っている。アルコール感はしっかり。
果汁5%。アルコール分6%。氷点凍結仕込み。
原材料:ウオッカ、グレープフルーツスピリッツ、グレープフルーツ果汁、糖類、酸味料、香料。
果実の風味をより感じていただくため、氷点凍結仕込みのフルーツスピリッツを加えています。
この商品はセブン&アイグループとアサヒビール株式会社の共同開発商品です。
昨日の レモン に引き続き、こちらも缶左肩に「果実感UP!」と書かれているのだが、
こちらも 従来品 との違いはよくわからなかった。
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チューハイ・カクテル等
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