2018年11月1日[1]
No.7061: 冬物語 <限定醸造> / サッポロ
ふゆものがたり <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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1988年に誕生し、今年で30周年(発売31年目)となる サッポロ「冬物語」。
今年の発売日は、10月30日。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。例年よりは少し薄い気がする。
泡はほぼ白色で非常にきめ細かく、クリームのように盛り上がって、泡持ちも良い。
香りはサッポロらしく重ため。派手に香ることなく、モルトの穀物っぽい甘さがある。
味は香りの印象どおり苦味と渋味が強く、分厚い味わい。
だが、尖りがなく丸っこい味わいで、甘味も強く、それが柔らかく広がっていく感じ。
昨年よりやさしい味に仕上がっているように思う。
アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
サッポロ社のニュースリリースでの説明によると、
今年は「麦芽を増やしたことで、贅沢でまろやかなコクがより進化しました」とある。
「まろやか」というところがポイントで、深い甘みが今年の長所だと思う。
缶左肩に "30th" "SINCE 1988" の表示がある。まさに長い歴史を誇るパッケージだが、
残念なことに、年々目にする機会が減っているように感じる。
私の生活圏内だけのことかもしれないが、取扱店が非常に少なく、
今のところ今回買った店以外ではまだ見ていない。
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ビール
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2018年11月1日[2]
No.7062: hite EXTRA COLD / HITE JINRO
はいと えくすとら・こーるど / はいと・じんろ
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韓国産ビール「hite EXTRA COLD」。
当サイトの中京地区在住ご協力者
森康哲さん から寄贈頂いたものである。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。泡は純白でやや粗く、
当初こそよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは清冽なホップ香が立ち、非常に軽快な印象。
味は香りの印象どおり澄みきっていて、軽い。
苦味は弱く、ひたすら透明感がある。
商品名からわかるとおり、冷たく感じる製法ということもあり、余計に軽やかな飲み口だ。
アルコール分4度以上5度未満。原材料:麦芽、ホップ、コーンスターチ。
原産国:大韓民国。輸入者及び引取先:眞露株式会社、東京都港区六本木4-4-8。
国産でいうと、アサヒスーパードライ 瞬冷辛口 が、冷涼感を特徴としたビールだが、
あちらのほうがビール感というか、飲みごたえが上で、この製品はより一層軽やかで、
悪く言うとビールらしい飲みごたえが乏しい。
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ビール
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2018年11月2日
No.7063: −196℃ ストロングゼロ ダブルオレンジ <限定2018> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶるおれんじ <げんてい2018> / さんとりー
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サントリー・-196℃ ストロングゼロシリーズの期間限定「ダブルオレンジ」。
昨年もこの時期に出ていたものである。今年の発売日は、10月30日。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。
果汁がたった1.5%しか入っていないのにこの濁りとは、おそらくオレンジ浸漬酒によるものだろう。
香りは、チープな感じのオレンジ香。
ツンと酸が立っているが、アルコール臭も混じっている。
味は苦味が極めて強く、続いて鮮明な酸味が感じられる。
香りの印象からもっと甘いものを想像していたのに、見事に裏切られた。
ただ、最初のアタックとは違い、飲み進めると甘さがどんどん口中に蓄積されてくる感じがある。
アルコール分9%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。オレンジ果汁1.5%。オレンジ浸漬酒使用。
原材料:オレンジ、ウオツカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
果実まるごとのオレンジ浸漬酒と、果汁をダブルで使用!
ストロングな果実感とストロングな飲みごたえ!
このストロングゼロシリーズも、昔のような甘ったるい味わいの物は減り、
高アルコールにもかかわらず、こうしてシャープな味わいの物が増えた、
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チューハイ・カクテル等
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2018年11月3日
No.7064: セブンプレミアム クリアクーラーストロング レモン&ライムサワー / アサヒ
せぶんぷれみあむ くりあくーらーすとろんぐ れもん あんど らいむさわー / あさひ
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セブン&アイグループのP.B.である セブンプレミアム のチューハイ「クリアクーラー」にストロングが仲間入り。
まずは「レモン&ライムサワー」1種の登場で、発売日は10月30日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てて気泡が踊っているが、程なくして収まる。
香りは、すっきりと尖りのある柑橘香。レモンのほうが目立ち、ライムは引っ込んでいる感じ。
味は苦味が強くてキリッとしている。酸も立ってはいるが、酸っぱいというほどではない。
アルコールが強いはずなのに、そんなに強くは感じない。味のバランスのせいだろうか。
ただ、飲み進めていくと、確かに高アルコールであることが次第に実感される。
アルコール分9%。果汁1%。人工甘味料ゼロ。
原材料:ウオッカ、レモンライムスピリッツ、レモン果汁、ライム果汁、糖類、酸味料、香料。
果実の風味をより感じていただくため、氷点凍結仕込みのフルーツスピリッツを加えています。
この商品はセブン&アイグループとアサヒビール株式会社の共同開発商品です。
ストロング系チューハイも、最近はサントリー -196℃ストロングゼロ がシャープな方向に変化しているように、
甘ったるくないものが主流となっている。この製品もそのトレンドに沿うものである。
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チューハイ・カクテル等
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2018年11月4日[1]
No.7065: トリスハイボール ピールレモン / サントリー
とりすはいぼーる ぴーるれもん / さんとりー
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10月30日にファミリーマート・サークルK・サンクス限定で発売された
「トリスハイボール ピールレモン」。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てて気泡が踊っているが、すぐに収まる。
香りは、ほんのり柔らかいウイスキー香の上に、さっぱりレモン香が乗る。
スッキリとした味が想像される。
味はウイスキーのアルコール感がわりとしっかりとあり、軽い苦味を感じる。
レモンの酸味もしっかりあるので、非常にさっぱりとした仕上がり。
アルコール分6%。レモンピール浸漬酒使用。果汁0.1%。
原材料名:ウイスキー、レモンスピリッツ、レモン、糖類、香料、酸味料。
通年品を初め、トリスハイボール各商品は、「トリスハイボール缶○○」という名前であることが通例となっているが、
今回のこの商品は、ファミリーマートのサイトで「トリスハイボール ピールレモン」と紹介されており、「缶」の文字がない。
なので、当サイトでもそれに従う。
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チューハイ・カクテル等
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2018年11月4日[2]
No.7066: こだわりの贅沢 白桃&洋梨 <限定生産> / 北海道麦酒醸造
こだわりのぜいたく はくとう あんど ようなし <げんていせいさん> / ほっかいどびーるじょうぞう
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おそらく今年の初めのほうに出ていたであろう製品を今飲む。
ユニー系スーパーのP.B.である「こだわりの贅沢」シリーズの「白桃&洋梨」。
当サイトの中京地区在住ご協力者
森康哲さん から寄贈頂いたものである。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、桃らしさが前面に出ているが、特有の生臭さがそんなに強くない。
おそらく洋梨が混じっているからだろう。だが、その梨自身の香りはあまり感じない。
口に含むと、意外にも炭酸のピリピリした感じが強い。
味は白桃の甘さ中心だが、洋梨がうまくそれを薄めているというか、
伸びのある味わいに仕立てている。香りでは梨はほとんど主張していなかったが、
味はかなり存在感がある。飲み込んだ後には、白桃+洋梨のしっかりした甘味が口に残る。
アルコール分3%。果汁30%。
原材料:もも、洋なし、スピリッツ、糖類/酸味料、香料、ビタミンC。
このシリーズらしい丁寧なつくりで、好感が持てる。果汁が30%も入っていて濃厚ながら、
決してくどくない仕上がり。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43408PRST#UK |
2018年11月5日[1]
No.7067: ザ・プレミアム・モルツ 2018 初摘みホップヌーヴォー <限定出荷> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ 2018 はつづみほっぷぬーう゛ぉー <げんていしゅっか> / さんとりー
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毎年この時季の恒例となっているサントリー ザ・プレミアム・モルツ「初摘みホップヌーヴォー」。
今年の発売日は、明日11月6日。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡はほぼ白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちもとても良い。
香りは、通年品のプレモルと同様、甘く芳しいホップ香だが、青臭いフレッシュ感が際立っているのが特徴。
口に含むと、まずガシッとした苦味と、唇裏にまとわりつく渋味が強く感じられる。
同時に、プレモルらしいボリューム感を伴うジューシーな甘さが広がる。
だが、あくまでも苦味のほうが強く、飲み込んだ後にも暴れた感じの苦味と渋味が口に残る。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
2018年に収穫された初摘みホップのみずみずしい香りをお楽しみ下さい。
※当製品は、2018年に収穫されたザーツ産ファインアロマホップを使用しています。
缶裏に次の文章がある。
華やかな香りを求めて
我々の目指す香りを生み出すには、ビールの本場チェコで採れる世界最高級のファインアロマホップが欠かせません。
今年も収穫されたばかりのホップを特別に空輸で、取り寄せました。
ビール醸造家 岡 賀根雄
通年品と同等以上の鮮烈なホップ香、分厚いボディ感だけでなく、
若々しさも兼ね備えているので、プレモルファンならば一度は試して欲しい。
ここまで明確にキャラ立ちした国産ピルスナーは珍しい。
一方、アンチプレモルファンの言うわざとらしすぎるホップ香や、
くどい甘さ、後キレの悪さがあるので、そのような人は決して飲んではいけない。
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ビール
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2018年11月5日[2]
No.7068: こだわりの贅沢 北海道 ブルーベリー&プルーン <限定生産> / 北海道麦酒醸造
こだわりのぜいたく ほっかいどう ぶるーべりー あんど ぷるーん <げんていせいさん> / ほっかいどびーるじょうぞう
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先日たまたま地元のスーパーで北海道物産展が行われた時に店頭に並んでいたもの。
缶に書かれた「こだわりの贅沢」というブランドは、ユニー系スーパーのP.B.のはずなのだが、
今回購入したのは、阪急オアシスという関西の地場スーパー。どういうルートで仕入れたのかは不明。
グラスに注いだ液色は、鮮やかだが、やや濁りのある赤紫。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、ブルーベリーの甘酸っぱさが強くて、軽快な印象。
味は香りの印象どおり甘酸っぱいが、タンニンのコクのようなものもある。
果汁が20%も入っているから当然ではあるが、ブルーベリーとプルーンの合わせ技で、
しっかり力強さも生まれている。
アルコール分3%。果汁20%。
原材料:プルーン、ブルーベリー、スピリッツ、糖類/酸味料、香料、ビタミンC。
今や北海道麦酒醸造の製品は全国に出回っており、近所のスーパーでみつけた時にも驚きはない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43409HOSH#UK |
2018年11月6日[1]
No.7069: −196℃ ストロングゼロ 林檎ダブル <限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ りんごだぶる <げんてい> / さんとりー
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サントリー -196℃ ストロングゼロ の期間限定「林檎ダブル」。発売日は、本日11月6日。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある淡いゴールド。
香りは、ツンと酸の立った感じのりんご香だが、青りんごではないのでそれほど鋭さはなく、
適度に甘味がありそう。
味は、香りの印象ほど甘くはなく、酸がキリッと効いている。アルコール感が強く、苦味もある。
パワフルだが、適度に後味はシャープ。
アルコール分9%。糖類ゼロ。りんご果汁2%。りんご浸漬酒使用。
原材料:りんご、ウオツカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素。
果実まるごとのりんご浸漬酒と、果汁をダブルで使用! ストロングな果実感とストロングな飲みごたえ!
昨年 は8月下旬発売だったが、
今年は2か月ほど遅くなった。中身は変わっていないようであるが。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43410DAEE#00 |
2018年11月6日[2]
No.7070: ヱビスビール 日本の鉄道ヘッドマークメタルチャーム くろしお / サッポロ
ゑびすびーる にっぽんのてつどうへっどまーくめたるちゃーむ くろしお / さっぽろ
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コンビニエンスストア限定で10月10日に発売されたヱビスビール「日本の鉄道ヘッドマークメタルチャーム」シリーズ。
昨年春にも出されていたものだが、今年は事前に行った人気投票によって選ばれた12種を発売。
既に1か月近く店頭に並んでいるのは知っていたが、
当サイトでは昨年全種コンプリートしていることもあり、今年は買うつもりはなかった。
しかし、まったく取り上げないのもどうかと思い、1種だけ買ってきた。
入手したのは昨年も発売された「くろしお」である。
中身は通常のヱビスビールなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
特急くろしおは、JR西日本が、京都・新大阪から和歌山(白浜・新宮)まで運行している列車で、
関西在住の私にはなじみがあるため、今回これを購入した。
あと11種もあり、コンビニ店頭在庫もだいぶ減ってきているので、今回はもうこれ以上購入する予定はない。
ちなみに、全12種とは、
「北斗星、雷鳥、カシオペア、銀河、白山、あずさ、さくら、トワイライトエクスプレス、はやぶさ、くろしお、はつかり、つばさ」
とのことである。
こうしてみると、カシオペアとかトワイライトエクスプレスに出会ったら買ってみたいなという気もしてきた。
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ビール
CODE:43410FMEEK#27 |
2018年11月7日[1]
No.7071: ザ・プレミアム・モルツ 香るエール 2018 初摘みホップヌーヴォー <限定出荷> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ 2018 はつづみほっぷぬーう゛ぉー <げんていしゅっか> / さんとりー
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一昨日、サントリー ザ・プレミアム・モルツ 初摘みホップヌーヴォー を飲んだが、
今日は、同時発売されている「香るエール」のほうの「初摘みホップヌーヴォー」を飲む。
発売日は、11月6日である。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡はほぼ白で非常にきめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、通年品の香るエールと同様、甘く柔らかいホップ香が立つ。基本的に濃厚な印象ではあるが、適度なフレッシュ感も併せ持つ。
味も通年品と同様、まずは柔らかいのだが、若干角が立っているというか、
不思議な「暴れ感」がある。まろやかな甘味が中心なのだが、飲み込んだ後に苦味、渋味のほか、若干の青臭さが残る。
アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。
2018年に収穫された初摘みホップのみずみずしい香りをお楽しみ下さい。
※当製品は、2018年に収穫されたザーツ産ファインアロマホップを使用しています。
缶裏に次の文章がある。
華やかな香りを求めて
我々の目指す香りを生み出すには、ビールの本場チェコで採れる世界最高級のファインアロマホップが欠かせません。
今年も収穫されたばかりのホップを特別に空輸で、取り寄せました。
ビール醸造家 岡 賀根雄
香るエールは、通常のプレモル(ラガー)とは違い、元々柔らかく女性的なキャラクターだから、
やさしく豊潤な飲みごたえが特徴。この初摘みホップヌーヴォーは、
ただ柔らかいだけでなく、少し荒削りな若さがあるのが魅力である。
いかにもプレモルシリーズらしい明確な個性があるので、スーパードライ一筋、キリンラガー命、なんて人には、
きっと好まれないと思う。
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ビール
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2018年11月7日[2]
No.7072: キリン・ザ・ストロング ハードドライ / キリン
きりん・ざ・すとろんぐ はーどどらい / きりん
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好調のキリン・ザ・ストロング「ハードドライ」のパッケージが新しくなっている。
7月中旬製造品からのリニューアルである。
中身は 従来品 と同じなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分9%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。
原材料:ウオッカ・シトラスエキス・酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
ハードな炭酸感×ハードな味わい×ハードなアルコール感。グッとくるドライの刺激と飲みごたえ。
ニュースリリースでは、今回の刷新を次のように説明している。
ドライならではのおいしさが伝わるみずみずしいデザインを、さらにブラッシュアップしました。
「後味スッキリ」というアイコンを追加することで、味覚を分かりやすく表現し、聖獣に影をつけて立体的にしました。
お客様からは、「氷のイラストが冷たそうで、全体的に強さを感じられる」「飲みごたえがありそう」などの声をいただいています。
パッと見てほとんど気づかないくらいの変更だが、黄色地に黒文字で書かれた「後味スッキリ」のアイコンが目印となろう。
このようなデザイン変更には大きく分けて2つの方法論がある。
1つはかなり大胆なデザイン変更で、主にブランドのテコ入れを目的に採用される。
ロングセラーのマンネリ化を防ぐような効果もあり、過去にはキリン一番搾り、サントリーザ・プレミアム・モルツ等でも行われ、
一目で新しくなったことがわかる変更だ。
もう1つは今回のこの製品のように、従来のイメージを崩さないよう、
どこが変わったのかよくわからない変更だ。これは、今まさに上り調子の商品でよく採用される方法で、
違う商品だと思われては困る場合に採用される。
人気商品ながら頻繁にリニューアルしているサントリー金麦などで行われている。
売上絶好調の最中にファンに逃げられては困るので、これまでのパッケージで物足りない部分の補正という意味合いが強いだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43411DAKO#RN07M |
2018年11月8日[1]
No.7073: TOKYO 隅田川ブルーイング ゴールデンエール <限定発売> / アサヒ
とうきょう すみだがわぶるーいんぐ ごーるでんえーる <げんていはつばい> / きりん
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今年6月に首都圏エリアのコンビニエンスストア限定で発売された「TOKYO 隅田川ブルーイング ゴールデンエール」が、
めでたく全国発売に漕ぎつけた。発売日は、11月6日。
アサヒビールが1994年にクラフトビール製造会社として設立した (株)隅田川ブルーイング による開発商品で、
同社が大規模工場向けに開発したレシピに基づきアサヒビールの工場で製造された商品とのことである。
ふだんは飲食店専用商品として提供されているのだが、今回は缶入り商品として、全国の酒販店で扱われるものである。
中身は、当サイトでも取り上げた6月販売品と同じものであるが、改めてレビューしたい。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡はやや黄色できめ細かく、当初はよく盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、柔らかくて深みのあるホップ香が特徴。サッポロやサントリーのような、派手な際立たせ方ではないが、
アサヒビールにしては、思いのほか華やかだと感じる。もちろんラガーではなくエールだから当然といえば当然ではあるが。
味も香りの印象どおり、柔らかなタッチで、適度なコクがある。
決して華やかすぎることなく、軽やかな苦味を伴うマイルドさだ。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
東京隅田川ブルーイングが開発を行い、アサヒビール名古屋工場で製造した商品です。
6月にレビューした時、「できれば全国発売して欲しい」と書いた。
その私の希望が叶えられたわけだが、今のところこれを入手した店(LAWSON)以外の店ではまったく見ない。
ニュースリリースでは、「コンビニエンスストア業態を中心に」との表現で、コンビニ限定とは書いていないので、
他の店舗でも売られていてよさそうなものであるが、まだ出回っていない。もっと流通して欲しいものである。
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ビール
CODE:43412LSEE#02 |
2018年11月8日[2]
No.7074: ホワイトグレープサワー <数量限定> / サンガリア
ほわいとぐれーぷさわー <すうりょうげんてい> / さんがりあ
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コンビニの ローソン・ポプラ限定商品である サンガリア糖類ゼロチューハイシリーズの新顔「ホワイトグレープサワー」。
発売日は、10月23日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、いかにも白ぶどうというこってりした甘さ。
やや単調である。
味は香りの印象どおりぶどうらしい甘味が強いが、同時に炭酸のピリピリ感と、
酸味もかなり効いている。だから、思っていたほどくどくはなく、
キリッとした味わい。アルコールの強さはあまり感じない。飲み込んだ後には、ぶどうらしい渋味も残る。
アルコール分5%。果汁1%。着色料0、糖類0、プリン体0。
原材料:ぶどう果汁、グレープエキス、ウォッカ/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、ステビア)。
製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、大阪市東住吉区中野4-2-13。
製造所:三重県伊賀市依那具字柳原844-1。
もっと甘ったるいものを想像していたが、意外にも軽快であった。
甘味は決して弱いわけではないのだが、他の要素とのバランスが良い。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43412LSEE#16 |
2018年11月9日[1]
No.7075: TOKYO 隅田川ブルーイング ペールエール <限定発売> / アサヒ
とうきょう すみだがわぶるーいんぐ ぺーるえーる <げんていはつばい> / きりん
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昨日、TOKYO 隅田川ブルーイング ゴールデンエール を飲んだが、
今日は同時発売の「ペールエール」を飲む。発売日は、11月6日。
アサヒビールが1994年にクラフトビール製造会社として設立した (株)隅田川ブルーイング による開発商品で、
同社が大規模工場向けに開発したレシピに基づきアサヒビールの工場で製造された商品とのことである。
ふだんは飲食店専用商品として提供されているのだが、今回は缶入り商品として、全国の酒販店で扱われるものである。
グラスに注いだ液色は、淡いアンバー。泡は淡いベージュ色できめ細かく、
当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、ややブラウンな感じで甘いホップ香と、カラッとした穀物っぽいモルト香を感じる。
味は香りの印象ほどロースティではなく、引き締まった苦味とクリアな伸びがある。
このクリアさ、スリムな仕上げがアサヒらしい。こってり感はなく、ドリンカビリティに優れている。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
東京隅田川ブルーイングが開発を行い、アサヒビール名古屋工場で製造した商品です。
非常にスタイリッシュな味わいで、TOKYOの名を冠するにふさわしいキャラクターであると思う。
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ビール
CODE:43413LSEE#03 |
2018年11月9日[2]
No.7076: 愛のスコール みかんサワー <数量限定> / サッポロ
あいのすこーる みかんさわー <すうりょうげんてい> / さっぽろ
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サッポロビールと南日本酪農協同(デーリィ)
のコラボによる、愛のスコールホワイトサワー の派生商品「愛のスコール みかんサワー」が数量限定で登場。
発売日は、11月6日。
グラスに注いだ液色は、まさに乳酸飲料にみかんを混ぜた色。言い換えれば、絵の具の白にオレンジ色を混ぜた感じ。
香りは、想像以上に"みかん"。乳酸飲料の甘酸っぱさよりも、柑橘の尖りある酸が前に出て、フレッシュな感じ。
味は香りの印象どおり、みかんの酸が感じられるものの、乳酸飲料の甘酸っぱさが強い。
適度にやさしく、適度にこってり感があり、最後に強めの甘さが口に残る。炭酸は弱い。
アルコール分4%。果汁1%。原材料:うんしゅうみかん、乳等を主要原料とする食品、ウォッカ、糖類/炭酸、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、
黄色4号、黄色5号。
想像どおり、愛のスコールとみかん味が合うということを証明してくれている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43413DAEE#03 |
2018年11月10日[1]
No.7077: 僕ビール、君ビール。流星レイディオ / ヤッホーブルーイング
ぼくびーる、きみびーる。うらにわいんべーだー / やっほーぶるーいんぐ
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コンビニ LAWSONグループで人気商品となっている「僕ビール、君ビール。」の新作「流星レイディオ」。
ローソン・ナチュラルローソン・ポプラ限定で、10月30日の発売である。
グラスに注いだ液色は、ややオレンジがかった濃いめの黄金色で、かすかに濁りがあるように見える。
泡はほぼ白で、当初よく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、このシリーズに共通の特徴である、パッと鮮烈なホップ香が香り立つ。
青りんごのようでもあり、グレープフルーツのようでもある。非常に濃密で、非常に苦そう。
口に含むと、ビシッと強い苦味に圧倒される。香りの印象ほど甘さに伸びがなく、
シャープな味わい。もちろん、コクがないわけでなく、ジューシーで力強い飲みごたえ。
飲み込んだ後には、最初からずっと続いている苦味のほか、渋味と若干の辛みが残る。
アルコール分5%。原材料:大麦麦芽・ライ麦麦芽・ホップ。
製造者:(株)ヤッホー・ブルーイング、
長野県軽井沢町長倉2148。
ハッとする味と香り。これが僕らのビール。
いま、見えているものだけが、世界のすべてだろうか。
明日とビールを自分らしく選ぶ。そんな夜も、いいじゃないか。
ビアスタイル「ライペールエール」
シトラスを思わせるジューシーなホップ香、爽やかな味わいにライ麦のスパイシーな余韻。
基本的にはビシッと重たいペールエールだが、
ライ麦を使っているということで、独特の穀物っぽい後味もある。
なお、ヤッホーブルーイングのニュースリリースでは、
このビールの発売に合わせてクラフトビールとラジオの関係を調査したところ、
「クラフトビール好きにはラジオ好きが多い」「クラフトビール好きとラジオ利用者は探求心が強く自分磨きに積極的」
「ラジオ好きは圧倒的にお酒を飲む頻度が高い」といった共通点や親和性が明らかになったとのこと。
また、次のような開発背景の説明もある。
【開発背景】ビール離れの若者に新しいビール体験を
ヤッホーブルーイングは2014年よりローソンと共同開発したオリジナルクラフトビール
「僕ビール、君ビール。」シリーズを販売しています。
若い世代が抱く「ビールはおじさん世代の飲み物」といったイメージを覆す「自分たち世代のビール」として、
思わずハッとする個性的な味わいと香りのクラフトビールを開発し、
ビール離れの若者に新しいビール体験を提供することを目指しています。
ラジオDJかえる君が、流星のラジオ局からクラフトビールカルチャーをお届けします
今回は、シリーズのキャラクターである"かえる君"がラジオDJに扮します。
流星にあるラジオ局から、画一的な味のビールが主流の日本へ、
個性的なクラフトビールの魅力を発信するというストーリーをネーミングとパッケージで表現しました。
ライ麦由来の独特なボディ感とシトラスのようなフルーティなホップ香
ビアスタイルは「ライペールエール」。
ヤッホーブルーイング初のライ麦を使用したビールです。
シトラスのようなフルーティなホップの香りが軽快な、飲みやすいビールです。
一般的にビールには大麦を用いますが、一部ライ麦を使用することにより、独特のボディ感と、
飲んだ後にかすかに感じられるスパイシーな余韻をお楽しみいただけます。
飲み進めるごとに、ビールの様々な表情を感じていただける秋の夜長にぴったりのビールです。
相変わらず、よく練られた企画に基づき、その発想を軽く凌駕する圧倒的な創作力、技術力に裏打ちされた見事な作品。
たった288円で体験できる異世界だ。
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ビール
CODE:43414LSEK#11 |
2018年11月10日[2]
No.7078: もぎたて まるごと搾り柚子 <期間限定> / アサヒ
もぎたて まるごとしぼりゆず <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒ もぎたて の期間限定「まるごと搾り柚子」。発売日は、11月6日。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと濁りのある薄黄色。気泡は少なく、炭酸は強くはなさそう。
香りは、青臭さと適度なジューシー感のある柑橘香。
柚子にしてはかなりふくらみがある。
味は香りの印象以上にボリューム感がある。甘さが強く、酸味も強く、そして苦い。
肉感的柚子といった風情。強烈なアルコール感が与える分厚い飲みごたえ。
その濃さに負けていない尖った酸味が、飲み込んだ後にも口中に居座る。
アルコール分9%。果汁0.4%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。着色料ゼロ。
原材料:ウオッカ、ゆず果汁、ブドウ種子エキス、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
2018年11月〜2019年1月までの出荷予定
さすが、もぎたて シリーズらしい製品。1本で満足したい、しっかり酔いたいという人にお勧め。
これまでにも出ていたように思っていたが、柚子味はなんと今回初登場である。
冬向きの良いチョイスだ。
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チューハイ・カクテル等
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2018年11月11日[1]
No.7079: キリン・ザ・ストロング ゴールドサワー Vodka <期間限定> / キリン
きりん・ざ・すとろんぐ ごーるどさわー うぉっか <きかんげんてい> / きりん
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キリン・ザ・ストロングの期間限定「ゴールドサワー Vodka(ウォッカ)」。
発売日は、11月6日。
グラスに注いだ液色は、透明感のある黄色。かき氷用のレモン味シロップを薄めたような色で、少し毒々しい。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立て、大きな気泡が踊っているが、程なくして収まる。
香りは、エナジードリンク。但し、最近流行りのそれではなく、
オロナミンCみたいな、往年のドリンクに近く、さらに薬臭くした感じ。
口に含むと、強めの炭酸がピリピリと感じられる。
味は香りの印象どおり薬臭く、甘味が強い。アルコール感も強烈だ。
飲み込んだ後にも、エナジードリンクらしい強烈さと甘味が残る。
アルコール分9%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。
原材料:ウオッカ・シトラスエキス・酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)・紅花色素・アルギニン。
ハードな炭酸感×ハードな味わい×ハードなアルコール感。突き抜ける爽快感、グッとくる刺激と飲みごたえ。
これぞ期間限定品という見本のような商品。インパクトが強く、個性が際立っている。
一度飲めば、もういいやと、飽きられてしまうかもしれないが、一度でも手に取ってくれればいいという潔さを感じる。
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チューハイ・カクテル等
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2018年11月11日[2]
No.7080: ヱビスビール 日本の鉄道ヘッドマークメタルチャーム トワイライトエクスプレス / サッポロ
ゑびすびーる にっぽんのてつどうへっどまーくめたるちゃーむ とわいらいとえくすぷれす / さっぽろ
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コンビニエンスストア限定で10月10日に発売されたヱビスビール「日本の鉄道ヘッドマークメタルチャーム」シリーズ。
昨年春にも出されていたものだが、今年は事前に行った人気投票によって選ばれた12種を発売。
購入するつもりはなかったのだが、先日、1種だけ買ってみようということで、
「くろしお」を入手し、掲載した。それで終わりにするつもりだったが、
「トワイライトエクスプレス」という魅力的なヘッドマークに遭遇してしまい、
まんまと買わされる羽目に。
中身は通常のヱビスビールなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
トワイライトエクスプレスは、大阪〜札幌間の寝台特急として1989年から2015年まで運行されていた。
長距離を走破する数少ない列車として大人気を博していたが、車両の老朽化(これは方便だろう)や、
北海道新幹線の開業に伴って青函トンネルの継続使用が困難になること、
並行在来線が第三セクターに移管されること等を理由として廃止されるに至った。
JR西日本、JR東日本、JR北海道という3社をまたぐ運行だったことも、大きな理由の一つだろう。
近年、このようなJR複数社をまたぐ列車が相次いで廃止の憂き目に遭っていることは、
鉄道ファンにとって極めて悲しいことである。
なお、廃止のわずか2年後の2017年から新たに TWILIGHT EXPRESS 瑞風 の名で、
京都・大阪〜下関間を走る列車が創設されている。人気列車をみすみす葬ったままにする手はないので、
JR西日本1社内完結で復活させたというわけだ。
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ビール
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