2018年11月12日[1]
No.7081: もぎたて まるごと搾りアセロラ <期間限定> / アサヒ
もぎたて まるごとしぼりあせろら <きかんげんてい> / あさひ
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事前に発売情報をつかんでおらず、店頭で偶然遭遇した商品。
アサヒ もぎたて の期間限定「まるごと搾りアセロラ」。
同社のニュースリリースを探しても情報がない。売られていたのはイオン系スーパーであり、
調べてみると、イオングループ限定商品だとわかった。
発売日は、11月6日と推測される。
同日発売の もぎたて まるごと搾り柚子 と同時に店頭に並べられていたからだ。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。かすかに色づいているようにも見えなくないが。
香りは、まさにシンプルなアセロラ香。尖りのある酸が想像されるスッキリとした香り。
味は香りの印象どおり酸味が刺すように鋭いのだが、同時に強い甘味も感じる。
これは、鋭い酸とのバランスを取るためと思われる。さらに、高アルコールが味に厚みを与えている。
飲み込んだ後には、やはり強い酸の余韻が残る。
アルコール分9%。果汁0.5%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。着色料ゼロ。
原材料:ウオッカ、アセロラ果汁、ブドウ種子エキス、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、ビタミンC。
2018年11月〜2019年1月までの出荷予定
もぎたてシリーズは、甘味のこってりしたものが多いが、
極めて酸の強いアセロラは、甘さをある程度中和するので、シリーズに適したフレーバーではあると思う。
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チューハイ・カクテル等
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2018年11月12日[2]
No.7082: 銀河高原ビール デュンケルヴァイツェン / 銀河高原ビール
ぎんがこうげんびーる でゅんけるう゛ぁいつぇん / ぎんがこうげんびーる
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発売されているのを知らず、もう2か月以上経ったのだが、
たまたま売られているのに遭遇し、購入した。
8月30日発売の銀河高原ビール「デュンケルヴァイツェン」。
グラスに注いだ液色は、濁りのあるブラウン。泡はベージュ色で非常にきめ細かく、
力強く盛り上がって、泡持ちもとても良い。
香りは麦茶のような焙煎香に、チョコのような甘さ。ホップよりもモルト香が優勢。
口当たりはとても柔らかく優しい。ロースティな香味は控えめで、
苦味も穏やか。ふんわりと甘さが広がる。
同社の通常のヴァイツェンのような、トロピカルフルーツ的甘酸っぱさはほぼなく、
力強さも感じないが、甘やかな余韻が長く続く。
アルコール分5.0%。原材料:麦芽100%(小麦、大麦)・ホップ。
ココアを思わせる穏やかで甘い香り。小麦・ロースト麦芽を使用した、栗色で優しい味わいのビール。
上記缶の説明を見て、確かにココアっぽいなと感じた。私は最初チョコのようだと感じたのでそう書いたが、
まあ同じカカオで似たようなものである。
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ビール
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2018年11月13日[1]
No.7083: 麦とホップ 冬小麦 <限定醸造> / サッポロ
むぎとほっぷ ふゆこむぎ <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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サッポロ 麦とホップ の期間限定品「冬小麦」。発売日は、本日11月13日。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。
泡は純白でわりときめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、ふわっと軽いホップ香に、小麦を使った製品らしく、甘いモルト香がからむ。
軽快だが、深みも感じさせる。麦とホップシリーズに特有のソフトクリームみたいな甘さが、
さらにパワーアップした感じだ。
味は香りの印象どおり、甘くて軽い。
小麦使用だからイメージどおりの味わいであるものの、ちゃんとしたビールと違ってコクが足りないために、
新ジャンル特有の上滑りするような甘さばかりが目立ってしまっている。
これを、冬にピッタリな滑らかさと捉えるか、麦とホップの悪いところが強調されていると捉えるか。
飲み込んだ後にも、深みのない浮ついた甘味が口に残る。
アルコール分6%。原材料:発泡酒(麦芽(大麦麦芽・小麦麦芽)、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
この冬だけのなめらかな飲み心地。素材が良ければ、それだけでうまい。
麦とホップらしいといえば、まさにらしい製品。後味がくどくたって、いいじゃないか。
飲みごたえがあれば。そういった突き抜けた開き直りのようなものを感じる。
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新ジャンル
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2018年11月13日[2]
No.7084: こくしぼり プレミアム 白ぶどう <限定出荷2018> / サントリー
こくしぼり ぷれみあむ しろぶどう <げんていしゅっか2018> / さんとりー
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11月6日発売の サントリー こくしぼりプレミアム「白ぶどう」。
もう1種、赤ぶどう とともに発売されたが、まだあまり出回っていないようで、入手するのに苦労した。
グラスに注いだ液色は、しっかりめ深いシャンパンゴールド。
細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇り、まさにスパークリングワインのよう。
香りは、ぶどうの甘さと、白ワインっぽい酸っぱさを彷彿とさせるが、かなりシャープである。
味も香りの印象どおり、鋭い酸がアクセントになっている。白ワインらしいミネラル感と苦味があって、
甘さはかなり抑え込まれている。飲み込んだ後にも、苦味と酸味が口に残る。
アルコール分5%。果汁15%。
原材料:ぶどう、スピリッツ、ワイン、ブランデー、糖類、酸味料、香料。
この製品は、昨年(2017年)12月に セブン&アイグループ限定商品 として初登場したが、
今年は、同じ製品を店舗限定なく全国発売するもの。
こくしぼりプレミアムの白ぶどう関係では、昨年(2017年)4月に、薫る白ぶどう という商品が出ていたが、
もっと甘味が強かった。また、今年(2018年)9月には、
プレミアムでない通常のこくしぼりシリーズの 白ぶどう が出た。
ぶどう味は良く売れるということなのだろうか。
一般的には甘味を強くすることが多いのだが、こうやってシャープに仕上げるとまるで違ったキャラクターになる。
色んな製品に仕立てることができるから、使い勝手が良いということか。
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チューハイ・カクテル等
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2018年11月14日[1]
No.7085: TOKYO CRAFT バーレイワイン <SEASON LIMITED> / サントリー
とうきょうくらふと ばーれいわいん / さんとりー
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サントリー TOKYO CRAFT シリーズの限定品「バーレイワイン」。
発売日は、昨日11月13日。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色で、オレンジに近い。
泡はほんのり黄色。非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、清々しく、甘く、深い。非常に強いインパクトと凝縮感。
味も香りの印象どおり圧倒的なボリューム感がある。
甘味も苦味も渋味もアルコール感も共に強い。
飲み進めると、甘さや苦さがどんどん強まってくるような感じがする。
アルコール分9%。原材料:麦芽、ホップ。
TOKYO CRAFT は伝統と革新が融合する街「TOKYO」に愛着と敬意を込めて創りあげたビールです。
[バーレイワイン] 19世紀にイギリスで生まれたといわれる、くつろぎ時間にゆっくり楽しめるビアスタイルです。
麦の濃密で豊かなコクと余韻をお楽しみください。
バーレイワインというスタイルは、アルコール度数も強いのが特徴で、
上記説明文の通り、その濃密な味をゆっくり時間をかけて楽しむべきものである。
日本ではまだこのスタイルのビールをつくっているところは少ないし、まして大手メーカーでは、初めてではないだろうか。
ぜひ単発で終わらせることなく、継続的に販売して欲しいものである。
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ビール
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2018年11月14日[2]
No.7086: こくしぼり プレミアム 赤ぶどう <限定出荷2018> / サントリー
こくしぼり ぷれみあむ あかぶどう <げんていしゅっか2018> / さんとりー
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11月6日発売の サントリー こくしぼりプレミアム「赤ぶどう」。
昨日掲載した 白ぶどう と同時発売されたものである。
グラスに注いだ液色は、やや赤みの強い紫。
気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、赤玉スィートワインのような、甘いぶどうジュース的なチープな赤ワイン香があり、
さらにそこにぶどうジュースを混ぜたようなフルーティさ。
口当たりは、酸がかなり強い。香りの印象とは打って変わって、甘味はかなり抑えめ。
渋味が強いので、想像以上に赤ワインっぽい味。
シャープな味わいで、飲み込んだ後にも、強めの酸味としっかりした渋味が口に残る。
アルコール分5%。果汁15%。
原材料:ぶどう、スピリッツ、ワイン、糖類、酸味料、香料、ぶどう果皮色素。
昨日飲んだ 白ぶどう とは、まさに好対照で、良いコンビだと言える。
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チューハイ・カクテル等
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2018年11月15日[1]
No.7087: 本搾りチューハイ 冬柑 <期間限定> / キリン
ほんしぼりちゅーはい ふゆかん <きかんげんてい> / きりん
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キリン本搾りチューハイの期間限定「冬柑」。発売日は、11月13日。
グラスに注いだ液色は、かすかに黄色っぽく濁っている。
香りは、ゆずの青臭さ、グレープフルーツの苦い雰囲気が強い。適度なジューシー感も感じる。
味は香りの印象どおり ゆず あるいは すだち のグリーンな味わいが強く、シャープ。
甘さはほぼない。グレープフルーツ的なジューシーな味わいの伸びがある。
後キレが非常に良いが、飲み込んだ後には、苦味が残る。
果汁11%。アルコール分5%。糖類無添加。
原材料:グレープフルーツ・ゆず・レモン・すだち・かぼす・ウオッカ。
たっぷり果汁とお酒だけでできている、ゆず・すだち・かぼすの上品な香りとほのかな苦味が特徴の、
ギュッと搾った5種の柑橘のさっぱりとした味わいが、冬の味覚にぴったりなチューハイ。
昨年の製品 から変わった点は、
アルコール度数が6%から5%に下がったこと、果汁含有率が10%から11%になったこと、新たにレモン果汁が加わったこと
である。
緑っぽい味わいなのは、ゆずだけでなく、いずれも和食に酸味のアクセントとして使われるすだち、かぼすも用いられているから。
この原料を見れば、冬の鍋料理に合わないわけはない。
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チューハイ・カクテル等
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2018年11月15日[2]
No.7088: ヱビスビール 日本の鉄道ヘッドマークメタルチャーム 銀河 / サッポロ
ゑびすびーる にっぽんのてつどうへっどまーくめたるちゃーむ ぎんが / さっぽろ
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コンビニエンスストア限定で10月10日に発売されたヱビスビール「日本の鉄道ヘッドマークメタルチャーム」シリーズ。
昨年春にも出されていたものだが、今年は事前に行った人気投票によって選ばれた12種を発売。
当初は購入するつもりはなかったのだが、最初にたまたま「くろしお」を入手。
もう店頭在庫もだんだん少なくなってきていることから、もう次はないかな?と考えていたところ、
「トワイライトエクスプレス」も入手。
こうなると、購入意欲に火がついてしまった。
今日コンビニでみつけたのは、こちら「銀河」である。
中身は通常のヱビスビールなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
銀河は、鉄道ファンに「思い出深いブルートレインは?」と尋ねたら上位にくるであろう列車ではないか。
東京〜大阪間を、日本一の大動脈である東海道本線経由でなんと1949年から2008年まで、足掛け60年も運行されていた寝台急行列車である。
新幹線開業によって、役割は終わったとも考えられたが、40年以上も新幹線と共存してきた。
それは、東京や大阪に早朝に到着するという、新幹線にはない優位性があったからだが、
寝台列車や長距離列車が整理されていく時代の流れによって、姿を消したものである。
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ビール
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2018年11月16日[1]
No.7089: ほろよい 冬みかん <限定> / サントリー
ほろよい ふゆみかん <げんてい> / さんとりー
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サントリーほろよいの冬限定「冬みかん」。毎年この時季に出ているものである。
今年の発売は、11月13日。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。見た目だけだと、ハイボールみたいな感じ。
気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、コクのないチープな感じのオレンジ香。
味は酸よりも甘味が強い。だから、あまりさっぱり感はない。これでも甘さを抑え気味にしているのだろうなという感じはあるが、
アルコールも弱く、やわらかい飲み口。
アルコール分3%。みかん果汁1%。
原材料:みかん、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、紅花色素、野菜色素。
温州みかんのやさしい甘味を引き出した、冬にうれしい心和む味わいに仕上げました。
昨年の製品 と、中身は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
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2018年11月16日[2]
No.7090: スーパードライ 東京2020 オリジナルデザイン缶 / アサヒ
すーぱーどらい とうきょう2020 おりじなるでざいんかん / あさひ
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アサヒビールは、東京2020オリンピック・パラリンピックのゴールドパートナー(ビールメーカーで唯一)ということで、
関連商品が既に出ている。
今日取り上げるこちらは、同社の看板商品である スーパードライ の「東京2020オリジナルデザイン缶」。
中身は通常商品なので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
アサヒ社の特設サイトを見ると、全国各地域ごとに、違ったデザインの缶が発売されているようであるが、
私の住む 近畿エリアのみ、現在のところ掲載がない。この缶も掲載がないので、ごく最近リリースされたものなのだろうか。
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ビール
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2018年11月17日[1]
No.7091: 99.99 クリアグレープフルーツ / サッポロ
ふぉーないん くりあぐれーぷふるーつ / さっぽろ
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売上好調とみられるサッポロ 99.99(フォーナイン)に、新顔「クリアグレープフルーツ」が登場。
発売日は、11月13日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。かすかに黄色いかな?という程度。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てているが、
すぐに収まり、その後は非常に細かな気泡がグラスの中を立ち昇る。
グレフルチューハイは、甘味の強いものが多いので、いくらクリアグレープフルーツとはいえ、
本当にクリアなのだろうか? その実力を確かめたい。
香りは、苦味部分が強調されたグレフル香。甘そうな雰囲気はあまりなく、
少し薬臭いような感じがある。
口に含んだ瞬間、香りの印象どおり苦味がググッと押してくる。
甘さはかなり抑え込まれているが、しばらくすると、甘味料だろうか、ふわっとした甘さが広がるのを感じる。
ジューシー感はなく、上澄み液を飲んでいるかのようで、ピリピリした炭酸の刺激と相まって、
全体としてはシャープな味わい。ただやはり、飲み込んだ後にはふんわり甘さが口に残ってしまう。
これは何とかならないのか。
アルコール分9%。高純度ウォッカ使用※。原材料:ウォッカ、グレープフルーツ、糖類/炭酸、酸味料、香料、甘味料(スクラロース)。
※エタノール以外の有機物割合が0.01%未満のウォッカ使用
甘味料が入っているが、いっそのこと使わなかったらどうだろう。
それだと苦すぎて、飲めたもんじゃないのだろうか。
思い切って、飲めたもんじゃないような製品を出したらどうだろう。
それをしそうなのは、宝酒造くらいのものか。そのくらい突き抜けないと、
サッポロさんがこの分野で頭角を現すのは難しいのではないか。
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チューハイ・カクテル等
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2018年11月17日[2]
No.7092: 全力しっそー / 合同酒精
ぜんりょくしっそー / ごうどうしゅせい
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これが手に入るとは、夢にも思っていなかった。
今年6月26日に、北海道限定で発売されたGODO「全力しっそー」。
同社から出ている人気の紫蘇焼酎「鍛高譚(たんたかたん)」をソーダで割ったシンプルな缶チューハイである。
紫蘇(しそ)だから「全力しっそー」という、オヤジギャグみたいな、それでもインパクト絶大な商品名。
鍛高譚がリニューアルしたのを機に、発売されたものである。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
そんなに炭酸が強いわけではないが、細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、引き締まった紫蘇香。うめぼしのようなニュアンスではなく、
紫蘇の葉の匂いをダイレクトに嗅いだような、甘くなさそうで、渋そうな、青臭さ。
味は香りの印象どおり、甘味はほとんどない。
すっきりとクリアな紫蘇味。だが、そんなに紫蘇が強いわけでもなく、
ひたすらすっきりとした味で、焼酎のアルコール感もキッチリ感じられる。
くどさはない。
アルコール分6%。原材料名:焼酎甲類88%(さとうきび糖蜜)、焼酎乙類12%(デーツ、しそ)/炭酸ガス。
鍛高譚:ソーダ=1:2で割った味わいです。
鍛高譚は、稀有な紫蘇焼酎として、かなり多くの料飲店で扱われており、ファンも多いと思われる。
もちろん、酒販店でもボトル入りが売られている。
単にソーダで割るだけなら、自宅でも簡単に作れそうだが、常にこのベストバランスを実現するのは難しい。
配合比を厳密に量ったとしても、どんな炭酸水を使うかで、味わいも変わってくる。
そういう意味では、こうして理想的なモデルを提示してくれるのはありがたいし、
ファンも増えるに違いない。
今回私がこれを入手したのは、関西のとあるイオンモールで、何故仕入れてくれていたのかは不明。
商品名も面白いし、缶もインパクトがある。ぜひ正式に全国発売して欲しい製品である。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43421AEIT#144 |
2017年11月18日[1]
No.7093: 焼酎ハイボール 強烈ゆずサイダー割り <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる きょうれつゆずさいだーわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボールの冬限定「強烈ゆずサイダー割り」。発売日は、11月13日であった。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。
注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、大粒の気泡がグラスの中を踊っている。
香りは、ジューシー感のほとんどない、柑橘の皮だけのようなグリーンな香り。
サイダー割りということだが、サイダーらしさはあまりない。甘いニュアンスがほぼないからだ。
焼酎のアルコール臭さだけが強い。
味は、まさにゆずらしい青臭さがあり、甘さはほぼない。どこがサイダーなのか?と聞きたくなるシャープさ。
強い炭酸のビリビリした舌触りと、こちらも強いアルコール感。
味気ないくらいにあっさりした後味。
アルコール分7%。無果汁。プリン体ゼロ。糖質ゼロ。甘味料ゼロ。
原材料:焼酎(国内製造)、ゆずエキス、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、ヘスペリジン。
昨年もこの時季に出ていたのだが、私自身の昨年のコメントを読んでみて、少し驚いた。
昨年は、「ゆずの香りはほとんどみつからない」と書いてある。
ところが今年は、ゆずというか、とにかく青臭い柑橘香がわりとはっきりと感じられた。
中身が変わったのだろうか。ニュースリリースを見る限り、特にそんなことは書いてない。
昨年の私の香りの嗅ぎ方が甘かったのか。
このシリーズに慣れ親しんだから、特徴をはっきりと捉えられるようになったのか。
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チューハイ・カクテル等
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2018年11月18日[2]
No.7094: こくしぼり プレミアム ぶどう ロゼワイン仕立て <2018限定出荷> / サントリー
こくしぼり ぷれみあむ ぶどう ろぜわいんじたて <2018げんていしゅっか2018> / さんとりー
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先日、11月6日発売の サントリー こくしぼりプレミアム 白ぶどう と 赤ぶどう を取り上げた。
今日飲むのは、同日にセブン&アイグループ限定商品として発売された こくしぼりプレミアム「ぶどう ロゼワイン仕立て」だ。
グラスに注いだ液色は、ロゼといってもかなり深い赤。この色だけで言うと、
tavel(タヴェル)地区のロゼに近い。細かな気泡が、グラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、確かにロゼワインだ。華やかすぎることなく、適度に引き締まっており、
赤ワインにも近い。ほんのりとぶどうっぽい甘さも潜む。
味は軽快な赤ワインみたいな酸と、軽い甘さ。さらに柔らかな渋味も。
ただ甘いだけではない上品さがある。
アルコール分5%。果汁15%。
原材料:ぶどう、スピリッツ、ワイン、ブランデー、糖類、酸味料、香料。
既レビューの 白ぶどう、赤ぶどう のちょうど中間を行くような製品。
私の家の近所のセブンイレブンでは、赤も白も置いてないが、このロゼだけは大量に置いてある。
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チューハイ・カクテル等
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2018年11月19日[1]
No.7095: 焼酎ハイボール 濃いめゆず割り <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる こいめゆずわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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セブンイレブン店頭で偶然遭遇して入手。セブン&アイグループ限定商品と思われるタカラ焼酎ハイボール「濃いめゆず割り」。
これまでセブン&アイグループ限定商品としては、濃いめレモン、
濃いめサイダー割り、濃いめ梅干割り と、
3種の濃いめが出ており、これが4種めとなる。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと淡い黄緑色。かすかに濁りがある。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立て、グラスの中を大きな気泡が踊る。
香りは、グリーンな感じの柑橘香をベースに、
焼酎の酒臭い感じがかなりある。香料が控えめな分、アルコール臭が際立っている感じ。
味は香りの印象どおり、ゆずの青臭さが際立っている。
酸はそんなに尖っているわけではないが、甘味がほとんどないために、
非常にシャープな味わい。
飲み進めると、豊かなアルコール感が実感される。
さらに強烈な炭酸がビリビリ舌を刺激する。後キレは良い。
アルコール分9%。果汁0.6%。甘味料ゼロ。プリン体ゼロ。糖質80%オフ。
原材料:焼酎(国内製造)、ゆず果汁、レモン果汁、糖類/酸味料、香料、カラメル色素。
缶裏にはイラストと共に、次のような説明文がある。
タカラ焼酎ハイボールは東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追究したキレ味爽快な辛口チューハイです。
【濃いめゆず割り】は、これまでのタカラ焼酎ハイボールにはない、アルコール度数9%の力強い飲みごたえが特長のゆずチューハイです。
「ゆず」の爽やかな香りと酸味を、この時期ならではのおでん等のお料理とともにお楽しみください。
確かに、おでんに合いそうだ。ダシのよくしみた大根に、からしではなく柚子コショウをつけて食べたら、
このチューハイはバッチリだろう。そう考えると、セブンイレブンでおでんと一緒に買いたくなる。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43423SEST#UK |
2018年11月19日[2]
No.7096: いちばん桜 <2019季節限定醸造> / オリオン
いちばんざくら <2019きせつげんていじょうぞう> / おりおん
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毎年この時季に出ている「オリオン いちばん桜」。
オリオンビールの通常販売エリア(沖縄県及び奄美地区)で売っているもの。
今年の発売日は、11月6日であった。
グラスに注いだ液色は、オリオンビールにしては、わりとしっかりめの黄金色。
泡は純白できめ細かく、当初は力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、ホップの清々しい香りがふわっと立ち、そのベースには甘い穀物っぽいモルト香がある。
味はすっきりとクリアだが、しっかり苦味が下支えしている。ただ軽やかなだけでない、飲みごたえがある。
アルコール分5%。麦芽100%。原材料:麦芽、ホップ。
今年の缶は、これまでとは少し違い、金色があしらわれている。商品名も金文字だ。
その結果、非常に華やかな印象になっている。
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ビール
CODE:43423WAKB#13 |
2018年11月20日[1]
No.7097: 金麦 濃いめのひととき <限定醸造> / サントリー
きんむぎ こいめのひととき <げんていじょうぞう> / さんとりー
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サントリー金麦の季節限定派生商品「濃いめのひととき」。
発売日は、11月20日。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。
泡は当初よく盛り上がるが、泡持ちはあまり良くない。
香りは、これぞ新ジャンルという、甘そうなアルコール臭が強い。
確かに味が濃そうではあるが、雑味も強そう。
味は苦味と渋味が強く、ガシッとしているので、香りの印象ほど甘くはない。
恐れていた雑味も、それほどではない。さすが金麦、うまくまとめてきたなという印象。
飲み込んだ後に残る余韻に、やはり新ジャンル特有の臭みがあるが、
強い渋味が引き締めてくれるので、ビールっぽい感じはする。
アルコール分6%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
たとえばサッポロ麦とホップの場合、濃く造った製品はソフトクリームみたいな変な甘さが強調されがちだし、
キリンのどごしの場合は、ボンドみたいな臭みが非常に気になる。その点、サントリーさんのこの製品は、
濃いのにクリアさを保っている。
もっと酷評しようかと思っていたのに、意外にも優秀な出来に驚いた。
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新ジャンル
CODE:43424KSES#00 |
2018年11月20日[2]
No.7098: トロピカルコレクション マンゴーのビアカクテル / オリオン
とろぴかるこれくしょん まんごーのびあかくてる / おりおん
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今年7月10日の発売であったオリオントロピカルコレクション「マンゴーのビアカクテル」。
オリオンビールの通常の販売エリアである沖縄県及び奄美地区で売られたもの。
実は、共同開発したアサヒビールが全国に向けて販売した、アサヒオリオン マンゴーのビアカクテル
については、既にレビュー済。中身はそれと全く同じものである。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白でやや粗く、当初こそ盛り上がるが、泡持ちはあまり良くない。
香りは、まずふわっとマンゴーの甘酸っぱさが立つが、そのベースにはビールらしいモルト香がある。
味は香りの印象と少し違って、甘さよりもまずズシッと重たい苦味が先に来る。
もちろん、マンゴーの甘酸っぱさもあるのだが、やや控えめ。
だから後キレもよく、強い苦味の余韻が口に残る。
オリオンビール+アサヒビール共同開発。アルコール分5.5%。果汁0.1%。麦芽使用率25%未満。
原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ、糖類、マンゴーピューレ、大豆食物繊維、
酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)。
麦芽使用率25%未満でありながら、ビールっぽいコクがあるのがすばらしい。
昨年の今ごろには、パイナップルのビアカクテル という製品が売られていた。
甘酸っぱい味わいである点は同じだが、味のバランスとしては、今年の製品のほうが良いと思った。マンゴーのコクのある甘さが、
発泡酒の苦味に負けていないからだ。
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発泡酒
CODE:43424WAKB#133 |
2018年11月21日
No.7099: 桃すごい ネクターサワー 完熟ピーチ / サッポロ
ももすごい ねくたーさわー かんじゅくぴーち / さっぽろ
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サッポロネクターサワーの派生商品「桃すごい ネクターサワー 完熟ピーチ」。
発売日は、11月20日。
グラスに注いだ液色は、ややくすんだ感じの深い黄色。しっかりと濁りがある。
香りは、濃密で生っぽい白桃香。まさにネクターだ。
味は意外にも酸味が強め。だからネクターらしい濃密さがありながら、さっぱりもしている。
甘味は強いが、飲み込んだ後は、強めの酸味が引き締める。
果汁60%。アルコール分3%。
原材料:もも、ウォッカ、糖類/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC。
昨年までは 特濃ピーチ という名前であったが、今年は「完熟ピーチ」。
味もほぼ同じだと思うのだが、若干今年のほうが酸味が鋭いような感じもした。
昨年の私自身のコメントを見て比べる限りではあるが。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43425DAEE#01 |
2018年11月22日
No.7100: ヱビス 薫るルージュ <限定醸造> / サッポロ
ゑびす かおるるーじゅ <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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サッポロヱビスから派生商品「薫るルージュ」が出た。
発売日は、11月20日。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いアンバーと濃いめのブロンドの中間くらい。
ルージュというほど、赤々とはしていない。泡はほんのりベージュ色で、当初よく盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、ヱビスらしい濃密さだが、ほんのり甘いニュアンスもあるのが特徴。
口に含むと、まずビシッと強い苦味と渋味がくる。
香りの印象では、もっとふわっと柔らかく女性的なのかと思ったが、かなり力強く男性的。
モルトの力強さ、凝縮感とともに甘やかな伸びもある。
その様々な要素が、飲み込んだ後の余韻として長く残る。
アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。
甘く香ばしい薫り。赤みがかった美しい色。グラスに注いで、薫りや色を楽しみながら、特別なひと時をお楽しみ下さい。
上記缶の説明のとおり、美しい色を見ながら、秋の夜長にじっくり時間をかけて楽しみたい。
よくビール各社が、缶ビールの飲み方として「グラスに注いで」ということを強調するのだが、
そのくらい、缶から直接飲む人が少なくないということなのだろう。
たとえ屋外の花見であってもプラカップ等を持参し、必ず注いで飲む私のような人間からすると信じられないことである。
ビールは、注いで泡を立て、適度に炭酸の口当たりを柔らかくして飲んだ時に、本当の実力を発揮する。
ただ、夏のビーチでバドワイザーやオリオンドラフトを飲む時や、
バーベキューのお供に川で冷やしたスーパードライを飲む時だけは、缶から直接飲んだほうがおいしいとは私も思う。
そういう特殊なシチュエーションでなく、室内で飲む時には、グラスに注いで、泡をしっかり立てて飲んでいただきたい。
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ビール
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