2019年7月15日[2]
No.7461: 寶 極上レモンサワー 黄金マイヤーレモネード / 宝酒造
たから ごくじょうれもんさわー おうごんまいやーれもねーど / たからしゅぞう
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寶 極上レモンサワー シリーズの新顔「黄金マイヤーレモネード」。
発売日は、7月16日。
グラスに注いだ液色は、濁りのあるレモン色。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワ音を立てて踊っているが、程なくして静まる。
香りは、キュンと尖りフレッシュ感のあるレモン香。但し、それほど派手さはなく、穏やかに香る。
味は香りの印象以上に酸が鋭く、甘みはほとんどない。
爽やかなのに適度なコクを感じるのは、レモン果汁のせいではなく、樽熟成酒のゆえであろう。
酸っぱいので、あまりアルコールが強いようには感じないが、
飲み進めると、ほのかな甘さと、度数7%の強さを実感する。
果汁0.2%。アルコール分7%。
原材料名:レモンペースト、レモンシロップ、マイヤーレモン(国産)、レモンエキス、焼酎(国内製造)、糖類/酸味料、
炭酸、香料、トレハロース。
繁盛店のレモンサワーを参考に、樽貯蔵熟成酒とレモンにこだわったひとクラス上のレモンサワーです。
黄金色になるまで樽貯蔵した焼酎のコクと国産マイヤーレモンで作ったレモネードの甘みが特徴です。
このシリーズは、当初2種で登場し、その後新顔が順次通年品として加わり、全6種となっていた。
本品は7種めの通年品であるが、現在のところ1つも終売にならずに、全種続いている。
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チューハイ・カクテル等
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2019年7月16日[1]
No.7462: 氷結ストロング 塩ライチ <期間限定> / キリン
ひょうけつすとろんぐ しおらいち <きかんげんてい> / きりん
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キリン氷結ストロングの期間限定「塩ライチ」。発売日は、7月16日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに濁っているようにも見える。
注いでいる時、ジュワジュワと炭酸が音を立てているが、程なくして収まる。
香りはまさにライチど真ん中。シンプルで甘そう。塩の感じはあまりない。
味はライチ特有の高貴な甘さ中心だが、ミネラル的なコクと、グレフル由来の軽い酸味を感じる。
ライチだけだと少し冗長な甘さにもなってしまいがちなところ、適度な旨みやキレを与えている。
アルコール感は弱いように見えて、すぐに胃の中が温かくなってくる。
アルコール分9%。果汁0.9%。糖類0。プリン体0。
原材料:果汁(ライチ、グレープフルーツ)、ウオッカ(国内製造)食塩/炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
ライチとグレープフルーツの氷結ストレート果汁を使用し、
"塩"がアクセントの爽やかな果汁感としっかりした飲みごたえ。
グレープフルーツのW氷結ストレート果汁を使用
一般論として、夏の暑い時季に高アルコールは重たすぎるというか、うっとうしいものだが、
この製品は塩気と酸味が効いていることから、爽やかに飲める。
なかなか手の込んだ製品だ。
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チューハイ・カクテル等
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2019年7月16日[2]
No.7463: 粋生 プレミアム(タイ産新ジャンル/輸入者:インターナショナルブランズジャパン)
いきなま ぷれみあむ
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インターナショナルブランズジャパン(I.B.J.)加盟の酒販店で扱われている新ジャンル「粋生」シリーズは、
これまで当サイトで何種か取り上げているが、そのほとんどは、
当サイトのご協力者・森康哲さん
(森康哲のブログ 運営者)から寄贈されたものである。
今回もまた同氏から贈って頂いたもの。ありがたく飲みたい。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。新ジャンルにしては濃い。
泡もわりときめ細かく、当初は力強く盛り上がるものの、泡持ちはほどほど。
香りを嗅ぐと、花のような、ライチのような少し甘い、白ワインみたいな匂いがする。
劣化した匂いというわけではなさそう。副原料である米のもつ穀物臭だろうか。
味はもちろん甘いわけではないが、香りに感じたライチっぽさが少しある。
この風味が気にならなければ独特の飲みごたえと捉えられるが、気になる人はつらいだろう。
苦味はわりとしっかりめ。後味も概ねクリアだが、新ジャンル特有のふわっとした甘味が少し残る。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(米・麦芽・ホップ・カラメル色素)・スピリッツ(小麦)。
原産国:タイ。輸入者及び引取先:インターナショナルブランズジャパン株式会社、仙台市青葉区上杉1-17-30。
缶には、プレミアム<辛口DRY> との表記がある。残念ながら、プレミアムと謳うほど高品質ではなく、
昔の新ジャンルを思い出させる雑穀臭が気になる。
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新ジャンル
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2019年7月17日[1]
No.7464: ニッカ 淡麗辛口ハイボール クリアジンジャー <期間限定> / アサヒ
にっか たんれいからくちはいぼーる くりあじんじゃー <きかんげんてい> / あさひ
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ニッカ 淡麗辛口ハイボール の期間限定「クリアジンジャー」。
発売日は、7月17日。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。この見た目は、普通のハイボールと言えるが、
ジンジャーエールの色とも言える。カラメル色素で、ここまで濃くなっているのであろう。
注いでいる時、ジュワジュワと大きな音を立てているが、その後はたくさんの細かな気泡が、グラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、ジンジャーがかなり強い。もちろん、そのベースにはウイスキーの香り。
わりとこってり感がある。
味は辛めのジンジャーエールのように、適度な甘さとともに、喉を若干刺すような辛みがある。
さらに、ウイスキーのアルコール感もしっかり。
淡麗辛口の名の通り、さらっとした飲み口ではあるが、決して味気ないわけではない。
無果汁。アルコール分7%。瀬戸内産レモンエキス入り。プリン体0.0。人工甘味料0。
原材料名:ウイスキー(国内製造)、レモンエキス、糖類/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素。
ハイボール人気も一時のブームが過ぎ、もうすっかり定着した感がある。
このようにアレンジしたハイボール缶が手軽に入手できるようになったのは、うれしい限りである。
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チューハイ・カクテル等
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2019年7月17日[2]
No.7465: 粋生 プレミアムグリーン(タイ産新ジャンル/輸入者:インターナショナルブランズジャパン)
いきなま ぷれみあむぐりーん
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インターナショナルブランズジャパン(I.B.J.)加盟の酒販店で扱われている新ジャンル「粋生」シリーズ。
昨日「粋生プレミアム」を飲んだが、今日は糖質オフ製品の「粋生プレミアムグリーン」を飲む。
当サイトのご協力者・森康哲さん
(森康哲のブログ 運営者)から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。新ジャンルにしては濃いし、糖質オフ製品とはとても思えないほど。
泡はやや粗く、当初こそ盛り上がるが、泡持ちは良くない。
香りの系統は、昨日飲んだプレミアムと同様、少しフラワリーな感じがある。ただ、かなり弱い。
味は基本的にすっきりとクリア。糖質オフ製品なのでコクはなく、
さらっと後キレも良い。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(米・麦芽・ホップ・カラメル色素)・スピリッツ(小麦)。
原産国:タイ。輸入者及び引取先:インターナショナルブランズジャパン株式会社、仙台市青葉区上杉1-17-30。
缶には、プレミアム<辛口DRY> との表記がある。残念ながら、プレミアムと謳うほど高品質ではなく、
昔の新ジャンルを思い出させる雑穀臭が気になる。
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新ジャンル
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2019年7月18日[1]
No.7466: クリアアサヒ 関西仕立て <関西限定> / アサヒ
くりああさひ かんさいじたて <かんさいげんてい> / あさひ
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2016年に誕生した「クリアアサヒ 関西仕立て」が、今年もまた帰ってきた。
今回の発売日は、7月17日。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。
泡は純白でわりと細かく、当初はよく盛り上がり、泡持ちも悪くない。
香りは、いかにも新ジャンルという甘さが目立つが、
同時に麦芽の凝縮感も感じさせ、通年品のクリアアサヒよりもさらに力強い印象。
味は甘みがややもさっとした感じだが、同時に苦味のパンチもある。
さらにふんわりと甘みが広がり、それは後味にも残る。渋味も伴うので、
後仕舞いは悪くない。
アルコール分6%。原材料:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
関西限定 吹田工場製造
缶裏には、「関西で愛されて130年」「アサヒビール創業の地 関西・大阪」とある。
ニュースリリースでは、「関西の食卓の基本である"関西だし"を使った料理との相性の良さを追求しました」との説明がある。
確かに、このふんわりした甘さは、ダシの旨みと相性は良いように思うが、味に深みが足りない点は、残念と言わざるを得ない。
ビールでなく新ジャンルであるから、これが限界に違いない。
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新ジャンル
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2019年7月18日[2]
No.7467: 一番搾り プレミアム / キリン
いちばんしぼり ぷれみあむ / きりん
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ギフト限定商品のキリン「一番搾り プレミアム」。
最近は、中元・歳暮時季にギフト限定として、このような製品が各社から大量投入されるので、
その全部をフォローするのは大変。ということで、積極的に入手することをしていないため、
この製品も以前から存在しているのにもかかわらず、未掲載であった。
そんな中、当サイトの中京地区在住ご協力者
森康哲さん から贈って頂いた。
製造が昨年12月で、賞味期限が今年8月ということで、製造から時間が経ってしまっているが、
飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、しっかりと深い黄金色。泡はほぼ白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも概ね良い。
香りは、通年品の一番搾りにはない、爽やかで清々しいホップ香が強く感じられる。
キリンビールでここまで芳しい第一印象のものは珍しい。
味は香りの印象どおりハーブや花のような華やかさがあるものの、ビシッと強い苦味が押す。
この辺がキリンビールだなあと思う。サントリーやサッポロ製品なら、とことん華やかでふくよかな味わいに仕上げるだろうが、
この製品は適度に締まりのある味わいになっている。但し、深みのゆえ、飲み込んだ後にはジューシーで甘く、
フラワリーな余韻が長く残る。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。第一等品東北産ホップ使用。
キリン社サイトには、次のような説明がある。
100年にわたるキリンのホップ栽培の歴史が育んだ、日本生まれの香り高いホップ「IBUKI」をふんだんに使用。
仕込み段階に加え、発酵過程でも漬け込むこだわりの製法を採用。
さらに、ホップの使用量と配合を最適化し、より深く豊かな香りを実現しました。
華やかさと締まり、ジューシーなコクと苦味の重さ。一見相反するような要素が同居している、稀有な魅力を持ったプレミアムビールだ。
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ビール
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2019年7月19日
No.7468: 塩スイカサワー <限定出荷> / サッポロ
しおすいかさわー <げんていしゅっか> / さっぽろ
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セブン&アイグループ限定商品のサッポロ「塩スイカサワー」。
昨年も出ていたものである。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄ピンク。
すいかのイメージとはちょっと違うかな?と思う。
香りは、生っぽいすいか香で、かなりリアル。
確かに塩をかけたような感じもある。
味は塩気が強く、適度なフルーティさもある。香りに感じたすいか特有の生臭い感じは控えめ。
アルコール感はあまり強くない。
アルコール分6%。果汁1%。
原材料名:スイカ、ウォッカ、食塩、糖類/炭酸、酸味料、香料、野菜色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
昨年の製品 と比べ、少し生臭い感じが和らいだかな?と感じなくもないが、気のせいだろうか。
見た目も昨年はもっと透明度が高かったように思う。
ところで、昨年の缶には"Salty Suika"と書かれていたが、今年は"Salt and Suika"。
確かに、Salty Suika だと、すいか自体が塩っぱい味という意味合いに取られてしまうが、
塩を掛けたすいかを表現するなら、今年の表記が正解だろう。
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チューハイ・カクテル等
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2019年7月20日[1]
No.7469: パインアメサワー / 三菱食品(製造者:三幸食品工業)
ぱいんあめさわー / みつびししょくひん
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三菱食品から出た「パインアメサワー」。発売日は、7月16日。
私は発売情報をつかんでいなかったのだが、最近、近所のスーパーに大量入荷していた。
説明の必要もないとは思うが、パインアメ とは、
大阪市に本社を置く パイン株式会社 がつくるロングセラーのキャンディ。
パイナップルを輪切りにしたような形の黄色いあめで、誰もが一度は口にしたことがあるのではないだろうか。
そのパインアメがなんとお酒になったのだ。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。きっと毒々しい黄色をしているのだろうと想像していたが、
見事に裏切られた。気泡は少なく、炭酸は強くなさそうである。
香りは、パイナップルのキュンとした甘酸っぱさが再現されているのだが、やはりかなり甘そうな印象。
味は、香りの印象を裏切り、かなりシャープ。口に含んだ瞬間は、やはり甘いと感じるものの、
コクやジューシー感を潔く諦めることで、パインの酸っぱくてやや苦いところだけを強調した感じがある。
だから爽やかで、これなら食事にも合わせられるかもしれない。パインだけに、真っ先に思い浮かぶのは酢豚だが。
飲み込んだ後には、あっさりとした甘酸っぱさがほのかに残る。
果汁2%。アルコール分4%。
原材料名:醸造アルコール(国内製造)、パインアップル果汁、果糖、砂糖、うめ、オリゴ糖/炭酸、酸味料、香料。
販売者:三菱食品株式会社、東京都大田区平和島6-1-1。製造場:三幸食品工業株式会社、広島県東広島市安芸津町三津4215番地3。
三菱食品のニュースリリース を確認すると、
この製品のこだわりが次のように詳細に記されている。
甘酸っぱさを再現するためにまず始めたのはベースづくり。
パインアメの甘酸っぱくてジューシーな味わいと、味の立体感を再現するため、精製工程で敢えて梅の香味を抑えた梅酒を使用して、
パイナップル果汁を前面に出したベースをつくりました。
ベースのアルコールは、和歌山県産南高梅を100%使用した本格梅酒を使用。梅酒の基となる原料は、
新鮮で大粒の「和歌山産南高梅」。長年の経験と技術によりつくられた高品質な梅が採用されています。
2種類のパイナップルフレーバーを独自にブレンド。
パインアメ本来の持つ、ふわっとしたエステル香を再現する為、2種類のパイナップルフレーバーを使用。
ブランデーのような、トップで甘い香りがほのかに漂う熟成香と、
ヨーグルトに似たラクトン系の甘酸っぱい香りのパイナップルフレーバーをブレンドしています。
2種類のパイナップルフレーバーは梅酒の持つ複雑な甘みとよく馴染み、そこに梅由来のやさしい酸味が隠し味となって、
味にまとまりが生まれています。
こうして開発の工夫を説明してくれると納得するし、大切に味わおうという気持ちにもなる。
大量に売る大手メーカーだって、こういう製品説明をすればいいのにと思う。どんな製品も、適当につくりましたなんてことはないわけだから。
これはこの夏、プチブームを生みそうな予感すらする。どれだけの店で扱ってもらえるか。
大手コンビニ店頭に並べてもらえれば、若いOLや女子大生に買ってもらえそうな製品だ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43666KSES#04 |
2019年7月20日[2]
No.7470: 一番搾り 祇園祭 2019 デザイン缶 / キリン
いちばんしぼり ぎおんまつり 2019 でざいんかん / きりん
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キリン 一番搾り の「祇園祭2019」デザイン缶。
6月から出回っている商品で、7月下旬まで数量限定での発売だそうで、先日たまたま近所のスーパーで発見した。
中身は通常の一番搾りのため、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
缶表面下方に「神輿渡御」、缶裏面に「山鉾巡行」のイラストがあり、
さらに「時を超えて・祇園祭2019 THE TIMELESS GION MATSURI」の文字がある。
華やかで、なおかつ可愛らしい缶。
京都市内なら、もしかすると大量に出回っているのかもしれないが、同じ関西でも大阪ではほとんどお目に掛からない。
こういう季節を感じさせる商品は、ふだん買わない人にもアピールするから、
この時期は全部切り替えるくらいに攻勢を掛けるべきだと思うのだが。
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ビール
CODE:43666FRES#UK |
2019年7月21日[1]
No.7471: UCC BLACK 珈琲麦酒 / 三井食品(製造者:黄桜)
UCCぶらっく こーひーびーる / みついしょくひん
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6月25日に発売された「UCC BLACK 珈琲麦酒」。製造は黄桜で、販売は三井食品。
言うまでもなく UCC BLACK は、缶コーヒーの有名銘柄であるが、そのコーヒー豆を仕込みに使ったビールである。
グラスに注いだ液色は、深い黒。グラスの向こう側がほぼ見えない。この見た目は、かなり濃いめのアイスコーヒーである。
泡は深いベージュ色できめ細かく、こんもりと盛り上がるが、泡持ちはそこそこ。
香りを嗅いでびっくりするのは、ほぼコーヒーそのものということ。
UCC BLACK無糖の缶を開けた時と似た、焦げ臭の強い珈琲香。ふくらみはあまりなく、ロースト香が強調されているところが似ている。
口に入れた瞬間、酸味がキュンと感じられるが、すぐにコーヒーらしいロースティな香味が後追い。
バランスとしては、その焦げ感や苦味が強いが、舌先に強めの酸味が残る。コーヒーとビールの酸味が呼応しているよう。
アルコール分5%。原材料名:麦芽、ホップ、焙煎コーヒー豆。
製造者:黄桜株式会社、京都市伏見区塩屋町228。
2018年4月の酒税法改正により、副原料としてコーヒーを使用したものも「ビール」表記が認められるようになった
(酒税法3条12号ロ、同法施行令6条1項2号、同法施行規則4条2項6号)。
この製品は麦芽、ホップ、コーヒー豆のみを使用しているため、しっかりとしたコクがあるとともに、
ピュアな味わいである。想像していた以上に素晴らしい出来映え。
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ビール
CODE:43667KSES#26 |
2019年7月21日[2]
No.7472: 寶 極上レモンサワー 瀬戸内レモン / 宝酒造
たから ごくじょうれもんさわー せとうちれもん / たからしゅぞう
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寶 極上レモンサワー シリーズのパッケージが新しくなっている。
2月26日からの発売で、もう5か月くらい経っている。だいぶ前に入手しているが、
飲む機会がないまま今日まで来た。
ということで、今日は「瀬戸内レモン」を取り上げる。
中身はリニューアル前と変わっていないが、簡単にレビュー。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。液中に細かな繊維質が浮遊している。
香りはスキッとしたレモン香。
味は酸が立ち、ほとんど甘くない。キリッとした辛口。
果汁0.1%。アルコール分7%。原材料名:レモン、レモンエキス、レモンスピリッツ(国内製造)、焼酎、糖類/酸味料、香料。
繁盛店のレモンサワーを参考に、樽貯蔵熟成酒とレモンにこだわったひとクラス上のレモンサワーです。
<瀬戸内レモン>は希少な瀬戸内レモンの果汁とエキスを使用した、すっきり甘くない味わいです。
シリーズは全5種あるので、順次取り上げたい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43667YMOZ#RN02 |
2019年7月22日[1]
No.7473: 私のレモンサワー / 宝酒造
わたしのれもんさわー / たからしゅぞう
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発売を知らず、店頭で偶然発見して入手。
宝酒造「私のレモンサワー」という製品だが、現在のところどこを探しても情報はみつからない。
入手したのはイオン系スーパーであることから、もしかするとイオングループ限定商品なのかもしれない。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。気泡はそんなに多くない。
香りは、スキッと透明感のあるレモン香。非常にフレッシュな印象だ。
味は酸が鋭く、甘さは非常に弱い。飲み進めると、はっきり酸っぱいと感じる。
味の系統としては、最近人気の サントリーこだわり酒場のレモンサワー とか、
博水社 ハイサワー缶 に近いのだが、一層洗練されてシャープな感じだ。
アルコール分7%。果汁5%。原材料名:レモン、レモンペースト、レモンエキス、焼酎(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料。
樽貯蔵熟成酒とレモンのしっかりした果汁感が特長のレモンサワーです。
レモンサワーで果汁5%というのは、かなり高果汁と言える。それゆえのシャープさで、
最近のレモンサワーブームに合わせた、非常にタイムリーな製品だ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43668DAEE#UK |
2019年7月22日[2]
No.7474: 寶 極上レモンサワー 丸おろしレモン / 宝酒造
たから ごくじょうれもんさわー まるおろしれもん / たからしゅぞう
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今年2月26日にリニューアル発売となった、寶 極上レモンサワー シリーズ。
中身の変更はなく、パッケージのみの刷新である。
昨日、瀬戸内レモン を飲んだが、今日は2種めとして「丸おろしレモン」を。
グラスに注いだ液色は、黄色くしっかり濁りあり。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てているが、程なくして収まる。
香りは、フレッシュ感のあるレモン香。酸味だけでなく、苦味もかなり強そう。
味は非常にシャープ。甘さはほぼなく、強い苦味と酸味が特徴。
歯がキシキシする感じすらある。アルコールは強いのだが、酸味のためにあまり強くは感じない。
果汁11%。アルコール分7%。原材料名:レモン、レモンペースト、レモンスピリッツ(国内製造)、焼酎、糖類/酸味料、香料。
繁盛店のレモンサワーを参考に、樽貯蔵熟成酒とレモンにこだわったひとクラス上のレモンサワーです。
<丸おろしレモン>はすりおろしたような、複雑で贅沢な果実感が特長です。
度数が強く、酸味や苦味も強い。容赦ないほど荒削りな味わい。より"本物感"を追求した缶チューハイといえる。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43668YMOZ#RN02 |
2019年7月23日[1]
No.7475: 果実の瞬間 シークヮーサーチューハイ <数量限定> / アサヒ
かじつのしゅんかん しーくゎーさーちゅーはい <すうりょうげんてい> / あさひ
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イオングループ限定商品と思われるアサヒ 果実の瞬間「シークヮーサー」。
発売日も定かではないが、店頭に並び始めた時期から推測するに、7月16日ではないかと思われる。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに濁っているかな?という程度。
気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは非常に青臭く、その点で実にシークヮーサーらしいが、一方でかなりジューシーな感じもある。
味は香りの印象どおりグリーンな感じで、なおかつジューシー。
酸味が鋭いものの、甘さもかなり付けられている。
アルコール感は弱い。
果汁0.1%。アルコール分4%。原材料名:アルコール、シークヮーサー果汁、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
酸っぱいが、甘みもあって、ジューシー。ザ・万人受け と言いたくなる味。その意味で、キリン氷結シリーズに通ずるものがある。
実はパイナップルも同時発売されている。後日取り上げたい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43669DAEE#UK |
2019年7月23日[2]
No.7476: 寶 極上レモンサワー つけ込み塩レモン / 宝酒造
たから ごくじょうれもんさわー つけこみしおれもん / たからしゅぞう
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今年2月26日にリニューアル発売となった、寶 極上レモンサワー シリーズ。
中身の変更はなく、パッケージのみの刷新である。
これまで、瀬戸内レモン、丸おろしレモン を飲んでいるが、今日は3種めとして「つけ込み塩レモン」を。
グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。
炭酸は注いでいる時ジュワジュワと音を立てているが、程なくして収まる。
香りは、フレッシュ感のある塩レモン香だが、塩レモンということで、少ししょっぱそうな匂いがある。
味は香りの印象どおりシャープ。強い苦味と酸味、塩気が渾然一体となり、
爽やかな飲みごこちとキレの良さ。
果汁0.1%。アルコール分5%。原材料名:レモン、レモンエキス、焼酎(国内製造)、食塩、糖類/酸味料、香料。
繁盛店のレモンサワーを参考に、樽貯蔵熟成酒とレモンにこだわったひとクラス上のレモンサワーです。
<つけ込み塩レモン>は塩でレモンを漬け込むひと手間で、酸味の角が取れたまろやかな果実感が特長です。
最近よく売れている缶チューハイといえば、とにかく度数が高くてお得感のあるものか、
お酒に弱い若者にも飲みやすい低アルコールのものに二極化しているように思うが、
その狭間で、酒場のサワーに近いこのような製品への支持も根強い。
地味で目立たないが、頑張って欲しいシリーズだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43669YMOZ#RN02 |
2019年7月24日[1]
No.7477: 果実の瞬間 パインチューハイ <数量限定> / アサヒ
かじつのしゅんかん ぱいんちゅーはい <すうりょうげんてい> / あさひ
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昨日、イオングループ限定商品と思われるアサヒ 果実の瞬間 シークヮーサー を飲んだが、
今日は同時発売の「パイン」を。
発売日は定かではないが、店頭に並び始めた時期から推測するに、7月16日ではないかと思われる。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、たっぷりと甘いパイン香。ピュアでシンプル。
味は香りの印象どおり甘くジューシー。やさしい味わいで、アルコール感も弱い。
適度な酸味があり、くどくはない。
果汁0.9%。アルコール分4%。原材料名:アルコール、パイナップル果汁、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
昨日の シークヮーサー 同様、こちらも ザ・万人受け と言いたくなる味。
度数も4%で飲みやすく、嫌みがない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43670YMOZ#UK |
2019年7月24日[2]
No.7478: 寶 極上レモンサワー 熟成つけ込みレモン / 宝酒造
たから ごくじょうれもんさわー じゅくせいつけこみれもん / たからしゅぞう
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今年2月26日にリニューアル発売となった、寶 極上レモンサワー シリーズ。
中身の変更はなく、パッケージのみの刷新である。
これまで、瀬戸内レモン、丸おろしレモン、つけ込み塩レモン を飲んでいるが、
今日は4種めとして「熟成つけ込みレモン」を。
グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色く濁っている。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワ音を立てて踊り、その後もグラスの中を大量の細かな気泡が立ち昇る。
香りは、このシリーズに共通の、酸っぱくて苦そうなレモン香なのだが、この製品はコクも感じさせる深みのあるレモン香。
味はもちろん酸が強いのだが、さらに甘みも強い。この点、シリーズ他商品とは大きく異なる。
爽やかで、かつ、飲みごたえもある。
果汁8%。アルコール分7%。糖づけレモンシロップ使用。
原材料名:レモン、レモンシロップ、レモンエキス、焼酎(国内製造)、糖類/酸味料、香料、トレハロース。
繁盛店のレモンサワーを参考に、樽貯蔵熟成酒とレモンにこだわったひとクラス上のレモンサワーです。
<熟成つけ込みレモン>はレモンをじっくり砂糖につけ込み、熟成感のある贅沢なコクが特長です。
タカラのサワー製品の中では異端とも言える甘さが特徴だが、シリーズに1種くらいこんな製品があってもいいだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43670DAKO#RN02 |
2019年7月25日[1]
No.7479: サッポロラガービール 2019 / サッポロ
さっぽろらがーびーる 2019 / さっぽろ
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普段はびん入り製品のみが料飲店限定で展開されている「サッポロラガービール」。
時折こうして缶入り製品が、酒販店を通じて全国販売されている。
当サイトで把握している限り、これまで
2008年、
2009年、2014年、
2016年7月、同年11月、
2017年6月、同年11月、
2018年7月、2018年10月
と9回登場し、これが10回目。今回の発売日は、7月23日である。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、まさにサッポロビールといえるやや甘い穀物香があり、そこにほんのりとホップ香の爽やかさが乗っている。
味は香りの印象どおり、大人しい。苦味がしっかりと引き締まっていて、質実剛健。
アルコール分5%。原材料:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
缶裏に、次のような説明文がある。
北海道でビールづくりが始まった当初は、瓶詰後の異常発酵や微生物汚染などの対策が大きな課題でした。
1888年、ドイツ人技師の指導のもと低温殺菌技術を導入。
「SAPPORO・DAMPF・BIER」が誕生します。DAMPFとはドイツ語で蒸気のこと。蒸気を活用して比較的低温で加熱殺菌することで、
長期保存や遠距離輸送が可能になり、販路拡大へと繋がりました。
ラベルの赤い星は「北極星」。日本で最も歴史あるビールブランド、サッポロラガービール。
サッポロさんがこれを通年販売しないのは、黒ラベルと食い合うことを恐れているためであろう。
キリンクラシックラガーや、サントリーザ・モルツなどの現状を見れば、懸念も致し方ないのかと思う。
しかし一方で、こうした消極姿勢が、シェアを伸ばせない元凶のようにも思える。
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ビール
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2019年7月25日[2]
No.7480: 寶 極上レモンサワー しょうがレモン / 宝酒造
たから ごくじょうれもんさわー しょうがれもん / たからしゅぞう
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今年2月26日にリニューアル発売となった、寶 極上レモンサワー シリーズ。
中身の変更はなく、パッケージのみの刷新である。
これまで、瀬戸内レモン、丸おろしレモン、つけ込み塩レモン、
熟成つけ込みレモン を飲んでいるが、
今日は5種めとして「しょうがレモン」を。
グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワ音を立てて踊っているが、程なくして静まる。
香りは、鋭いレモン香が立つ。シリーズ共通のシャープさで、意外にも生姜は強く感じない。
味もスッキリとレモンの酸が強いのだが、ほんのり生姜っぽい風味もある。辛味は弱い。
後味は非常に爽やか。飲み進めると、確かに生姜味であることはわかるが、あくまでも控えめである。
レモン果汁2%。生姜汁0.2%。アルコール分6%。高知産生姜&皮ごとレモンペースト使用。
原材料名:レモン、生姜、レモンエキス、焼酎(国内製造)、糖類/酸味料、香料。
繁盛店のレモンサワーを参考に、樽貯蔵熟成酒とレモンにこだわったひとクラス上のレモンサワーです。
<しょうがレモン>はおろし生姜の刺激と皮ごとレモンペーストの苦みと酸味が楽しめる爽やかな味わいです。
これで、リニューアル5種を全部掲載した。他に2種が加わっているので、現在では通年品全7種となっている。
すべてが長く生き残るのは容易ではないだろう。瀬戸内レモン と 丸おろしレモン は安定した人気があるのではないかと推測するが、
他はどうだろうか。見守っていきたい。
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チューハイ・カクテル等
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