2020年2月29日[1]
No.7901: 氷結ストロング 巨峰スパークリング / キリン
ひょうけつすとろんぐ きょほうすぱーくりんぐ / きりん
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昨日、キリン 氷結ストロングシリーズ の サワーレモン を飲んだが、
今日は同時発売の「巨峰スパークリング」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い紫色。透明感あるピンク色と言ってもいい。
香りは、巨峰というほどのコクはなさそうな赤ぶどう香。ほどほどの甘さ。化粧品のような、人工的な匂い。
味はぶどうの甘味というより、甘味料の甘さが目立つ。ぶどうの皮のような渋味が少し。
コクがないのだが、それが悪いというわけではなく、コクがないからこそ、軽妙な味わいになっている。
但し、アルコール感は強烈。
アルコール分9%。果汁0.6%。原材料名:ぶどう果汁、ウオッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
信州産巨峰の氷結ストレート果汁を主に使用した、上品な香りとフルーティな果実感、しっかりした飲みごたえ。
巨峰味といえば、既に通年品として 氷結ストロング巨峰 がある。
そのリニューアル版かと思いきや、本品は、氷結スパークリングシリーズの新作という位置づけらしい。
ということは、同じアルコール9%で、巨峰が2品併存するのか。
確かに本品は濃さがなく、香りに華やかさがあるので、キャラクターは違う。でも、購買層は重なると思われるので、
ずっと併存させるのは難しいのではないか。
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チューハイ・カクテル等
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2020年2月28日[2]
No.7902: くらしモア 爽生(韓国産新ジャンル / 輸入:日本流通産業)
くらしもあ そうなま
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ニチリウ(日本流通産業)グループP.B.である くらしモア ブランドの新ジャンル「爽生」。
前回取り上げたのが2013年だったから、もう7年くらい経つ。
その間にリニューアルもしているのだろうが、まったく捕足していなかった。
そもそも巷に多くある流通グループのP.B.を全部完璧にフォローするなど無理な話だから最初から諦めているし、
新ジャンルには執着もないからコンプリートしようとも思ってはいない。
しかし今回、当サイトの中京地区ご協力者
森康哲さん から寄贈されたので、
改めて飲んでみる次第である。
グラスに注いだ液色は、しっかり濃いめの黄金色。新ジャンルにしては、かなり濃い印象。
泡は粗く、勢いよく注げば盛り上るが、すぐに減衰。
香りを嗅ぐと、ふわっと甘い匂いが立っており、米ぬかのような匂いもあり、いかにも新ジャンル。
いや、初期の頃の発泡酒を彷彿とさせる。日に当たって酸化したビールのような臭みもあるが、
これは製造から日が経っているためだろう。
味はコクがなく、適度な苦味があるものの、甲類焼酎のような甘味がある。
香りに感じた雑穀臭のようなものはそれほど強烈ではないが、
味わいらしきものもない。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(コーンスターチ、麦芽、大麦、ホップ)、スピリッツ(米、大麦)/炭酸ガス。
気軽にゴクゴク飲めるP.B.だが、残念ながらビールらしさとはほど遠い。
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新ジャンル
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2020年2月29日[1]
No.7903: 大分かぼすサワー / KALDI COFFEE FARM
おおいた かぼすさわー / かるでぃこーひーふぁーむ
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KALDI COFFEE FARM の「大分かぼすサワー」は、当サイトで2017年に一度取り上げている。
私がいつも立ち寄るカルディでは、しばらく売られているのを見なかったが、最近また店頭に並んでいるので買ってみた。
グラスに注いだ液色は、しっかりと濁りのある薄黄緑色。
KALDIのチューハイシリーズは、だいたいこうやって濁っているものが多い。
香りは、苦味の強そうな柑橘香で、非常に青臭い。華やかさはなく、あまり派手には香らない。
酸もそれほど強そうな印象はない。
味は、香りの印象とはやや異なり、苦味と酸味がともに強い。
甘さは抑え気味である。適度なジューシー感。アルコール感は強くない。
アルコール分5%。果汁10%。
原材料名:かぼす果汁(かぼす(大分県産))、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸、酸味料。
販売者:株式会社キャメル珈琲、東京都世田谷区代田2-31-8。
製造場:三幸食品工業株式会社K、広島県東広島市安芸津町三津4215-3。
缶裏に、次の説明文がある。
大分県は日本一の温泉県、かぼすの名産地です。
温暖な気候の中、太陽の光をいっぱい浴びて、愛情たっぷり育てられた「かぼす」をぎゅっと搾っただけの贅沢な果汁で造りました。
香り高く、酸味たっぷり、ちょっとビターな大人テイストです。
前回取り上げたときは、製造者がアシードブリューだったが、今回は三幸食品工業。
原材料も、ウォッカと果糖ぶどう糖液糖の表記順が変わっていることから、若干のレシピ変更もあったのだろう。
飲んだ感想としては、酸味の強烈さがちょっと和らぎ、飲みやすくなったかな?と感じた。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43890KDES#UK |
2020年2月29日[2]
No.7904: くらしモア 爽生 糖質70%オフ(韓国産新ジャンル / 輸入:日本流通産業)
くらしもあ そうなま とうしつ70ぱーせんとおふ
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昨日、ニチリウ(日本流通産業)グループP.B.である くらしモア ブランドの新ジャンル「爽生」を飲んだ。
今日は同シリーズの「糖質70%オフ」を。
こちらも当サイトの中京地区ご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡は粗く、勢いよく注げば盛り上るが、すぐに減衰。
香りは、昨日飲んだオフでない 爽生 と同じく、ふわっと甘い匂いが立っている。
但し、雑穀臭は弱い。
口当たりは糖質オフらしく、比較的すっきり。味はもちろんコクがなく、炭酸水のよう。
苦味はわりとあり、新ジャンル特有の甘さは弱め。
アルコール分4%。原材料名:発泡酒(液糖、麦芽、食物繊維、ホップ)、スピリッツ(米、大麦)/炭酸ガス。
味わいがない分、特有の雑穀臭も弱く、すっきりと飲める。
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新ジャンル
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2020年3月1日[1]
No.7905: TOPVALU チューハイ レモン カロリーハーフ / 合同酒精
とっぷう゛ぁりゅ ちゅーはい れもん かろりーはーふ / ごうどうしゅせい
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イオンP.B.であるTOPVALU チューハイシリーズには、
以前から カロリーハーフシリーズが存在しているが、当サイトでは長らく取り上げていなかった。
ということで、現在売られているものを。
まずは「レモン」から。
グラスに注いだ液色は、無色透明。ほんのわずかに濁っているかな?とも見える。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、GODO製品らしい、芳香剤あるいはガラスクリーナーみたいな、作り物っぽいレモン香だが、あまり強くは香らない。
味はすっきりクリア。酸味が立っているが、酸っぱすぎず、苦味も伴う。甘味は抑え気味。
アルコール感はほぼ感じない。
アルコール分3%。レモン果汁1.0%。プリン体0。
原材料名:ウォッカ、レモン果汁/酸味料、炭酸ガス、香料、甘味料(アセスルファムK)。
販売者:イオン株式会社、千葉市美浜区中瀬1-5-1。製造所:合同酒精株式会社、千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
甘味料が使われているが、控えめであり、酸味の爽やかさの陰に隠れている。
安売りP.B.商品として大事な要素といえる飲み飽きないキャラクターである。
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チューハイ・カクテル等
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2020年3月1日[2]
No.7906: 深葉啤酒 / TAIWAN BEER
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当サイトの中京地区ご協力者
森康哲さん から寄贈されたもので、
TAIWAN BEER による紅茶風味のビール。
「阿薩姆紅茶風味」と書かれており、アッサム茶の風味らしい。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色で、やや濁りがある。
泡はやや粗く、勢いよく注げば盛り上るが、程なくして減衰。
香りは、確かにふわっと紅茶が香る。
ビールらしい力強さは感じない。
味は香りの印象どおり、爽やかな紅茶味。ほのかな甘さ。アルコール感は極めて弱く、やさしい飲み心地。
炭酸の刺激も弱い。
酒精成分3.0度。原料:大麦芽、蓬葉米、啤酒花、液態蔗糖、紅茶粉、紅茶萃取液、香料。
紅茶がふわっと香ってきたとき、ノンアルコールビールや、劣化したビールを思い出した。
それらは時に紅茶の茶葉みたいな香りが立っているからだ。しかし本品は、正真正銘紅茶の香りであった。
日本でも麦芽使用量の少ない新ジャンルなどで、紅茶風味をつけた製品をつくってみればいいのではないか。
麦芽不足をうまくごまかせるのではと思う。
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ビール
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2020年3月2日[1]
No.7907: JAPAN Highball レモン / 宝酒造
じゃぱん・はいぼーる れもん / たからしゅぞう
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タカラから新しいチューハイブランド JAPAN HIGHBALL(ジャパン・ハイボール)が誕生。
発売日は3月3日で、レモンと梅の2種があるが、まず「レモン」のほうを飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかに濁りがあるようにも見える。
注いでいる時、ジュワジュワと炭酸が踊り、その後も細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りを嗅ぐと、ほんのり上品にレモンが感じられるが、焼酎のアルコール臭さが強い。
口当たりは炭酸のビリビリ感が強く、非常にシャープ。甘味が非常に弱く、すっきりとしているが、
焼酎の味わいがしっかりと感じられ、本格的。
キレは良いが、飲み込んだ後にはしっかりアルコール臭が残る。
アルコール分8%。果汁2%。プリン体0・甘味料0。
原材料名:焼酎(国内製造)、レモン果汁、レモンエキス、糖類/炭酸、酸味料、香料。
JAPAN HIGHBALL という商品名。缶の片面に風神、もう片面に雷神のイラスト。
Shochu With Soda の文字。これは外国人に買って欲しい商品だということがわかる。
実際、タカラ社のニュースリリースでは、次のように商品説明している。
宝焼酎「JAPAN」ハイボールは、原料に由来する自然な甘みを活かした焼酎を絶妙にブレンドした、
すっきりと飲みやすく、まろやかな味わいが特長の宝焼酎「JAPAN」をベースに、強炭酸で仕上げたハイボールです。
フレーバーは定番の<レモン>と訪日外国人に人気の<梅>の2種類です。
パッケージは宝焼酎「JAPAN」同様、尾形光琳の「風神雷神図屏風」をモチーフに、
両面に"風神・雷神"を配したインパクトのあるデザインで、訪日外国人など新規ユーザーの獲得を目指します。
JAPAN は同社の焼酎で、
ボトルに風神雷神図が描かれている。それを果汁とソーダで割ったのが今回の製品である。
外国人に好まれるパッケージであると同時に、日本人にも好感度は高い。今回、期間限定でのリリースのようではあるが、
定番化できる魅力を持っている。但し、昨今の肺炎騒動で旅行者が激減している折から、
インバウンド消費を狙ったこのような商品は、残念ながらかなりの苦戦が予想される。
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チューハイ・カクテル等
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2020年3月2日[2]
No.7908: TOPVALU チューハイ グレープフルーツ カロリーハーフ / 合同酒精
とっぷう゛ぁりゅ ちゅーはい ぐれーぷふるーつ かろりーはーふ / ごうどうしゅせい
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イオンP.B.であるTOPVALU チューハイシリーズの カロリーハーフの現行品。
昨日 レモン を飲んだが、今日は「グレープフルーツ」を。
グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、苦味の強そうなグレフル香だが、あまりジューシーな感じはなく、いかにも作り物っぽい。
味は香りの印象どおり苦味が強く、甘さは抑えめ。但し、甘味料特有の薄ら甘い感じが、
飲み込んだ後に残る。ただ、酸味も適度に立っているため、爽やかさはある。
アルコール感は弱い。
アルコール分3%。グレープフルーツ果汁1.0%。プリン体0。
原材料名:ウォッカ、グレープフルーツ果汁/炭酸ガス、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)。
販売者:イオン株式会社、千葉市美浜区中瀬1-5-1。製造所:合同酒精株式会社、千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
低カロリー商品の宿命とも言える甘味料のくせはあるが、控えめな使用であり、比較的さっぱりした飲み口となっている。
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チューハイ・カクテル等
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2020年3月3日[1]
No.7909: JAPAN Highball 梅 / 宝酒造
じゃぱん・はいぼーる うめ / たからしゅぞう
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タカラから新しいチューハイブランド JAPAN HIGHBALL(ジャパン・ハイボール)が誕生。
発売日は3月3日で、レモンと梅の2種がある。
昨日既に レモン を飲んでいるので、今日はもう一方の「梅」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色に近いが、ほんのりと淡いゴールドに色づいている。
注いでいる時、ジュワジュワと炭酸が踊り、その後も細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、キュンと酸っぱそうな梅。品良く軽やかに香るが、ベースに焼酎のアルコール臭がある。
味は非常に抑制的。甘味が極めて弱く、炭酸がビリビリと刺激的。
一般的な梅酒ソーダとは大きく違い、味が薄いと思うくらいに甘味がない。
昨日飲んだレモンほど焼酎の味わいが強くはないが、飲み進めると、度数が強いことが実感される。
アルコール分8%。無果汁。プリン体0・甘味料0。
原材料名:焼酎(国内製造)、梅酒、糖類/炭酸、酸味料、香料。
この製品は一般的な梅酒ソーダではなく、焼酎がメインであって、梅の風味づけに梅酒が使われているようだ。
単純な発想のようでいて、類似商品は少ない。
梅フレーバーは外国人に人気だから選ばれたとのことであるが、
こんなにストイックな梅味チューハイは稀少だから、日本人にも人気が出るに違いない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43893DAKO#00 |
2020年3月3日[2]
No.7910: 寶クラフト 埼玉越生ゆず <地域限定> / 宝酒造
たからくらふと さいたまおごせゆず <ちいきげんてい> / たからしゅぞう
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びん入り 寶クラフト シリーズの「埼玉越生ゆず」。
販売エリアは埼玉県、東京都、千葉県および神奈川県の一部地域ということなので、
関西在住の私としては、入手はあきらめていた。ところが今般、
当サイトの中京地区ご協力者
森康哲さん から寄贈され、飲む機会に恵まれた。
発売は2018年2月27日ということで、およそ2年前であるが、
地域限定品としてまだ続いているということなのだろう。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁った薄黄色。
香りは、フレッシュ感あふれる、ジューシー感の強い柚子香。
まさに柚子らしくグリーンな感じで、酸味と苦味が強そうな印象。
口に含んで最初に思うのは、非常に苦味が強いということ。
酸味ももちろん強いのだが、苦味のほうが前面に出ている。
香りの印象ほどジューシー感はなく、非常にストイック。
飲み込んだ後にも、極めて強い苦味と酸味が口に残る。
果汁2%。アルコール分8%。
原材料名:ゆず(越生町産)、ゆずペースト、ゆずスピリッツ(国内製造)、焼酎、糖類/酸味料、香料。
一般的にゆず味チューハイというと、強い酸味を制するためにかなりの甘さをつけるケースが多いのだが、
この製品は甘くするのではなく、酸味そのものを抑え、さらに苦味を際立たせることで味わいに立体感を持たせている。
甘くないゆず味チューハイとして、非常に稀少で貴重な製品だ。
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チューハイ・カクテル等
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2020年3月4日[1]
No.7911: タカラcanチューハイ ライム / 宝酒造
たからかんちゅーはい らいむ / たからしゅぞう
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缶を見て、色は見慣れないものの、デザインからすぐタカラcanチューハイだとわかる。
3月3日発売の タカラcanチューハイ「ライム」。ご存知の方も多いと思うが、
以前は通年品として存在していた。それがいつの間にか姿を消していた。
ファンからの要望が多かったということで、今般、数量限定ではあるが復活の運びとなったものである。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。注いでいる時、ジュワジュワと音を立て気泡が踊るが、程なくして収まる。
香りは、スキッと透明感のあるライム香。特有のグリーンな香りではあるが、それほど強くは香らない。
味は非常にシャープ。甘さが抑え込まれ、だからといって酸味が強いわけでもなく、
アルコール感だけは豊かなので、ひたすらピュアな味わい。
アルコール分7%。果汁3%。原材料名:焼酎(国内製造)、ライム、レモン、糖類/炭酸、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)。
プレミアムの理由
・11種類の樽貯蔵熟成酒 ・シチリア産手摘みライム ・クリアな炭ろ過水
酒呑みの好む本格的な味わい。最近流行のストロング系でもなく、飲みやすいライト系でもない、
クラシカルなスタイルである。
今回は数量限定発売とのことだが、我々ファンが大量購入して早々に売り切れれば、
再度定番化を考えて頂けるかもしれない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43894DAKO#01 |
2020年3月4日[2]
No.7912: こだわり酒場のレモンサワー / サントリー
こだわりさかばのれもんさわー / さんとりー
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サントリー こだわり酒場のレモンサワー が、新しくなった。
1月下旬以降、順次切り替えられている。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てているが、程なくして収まり、細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、キリッとシャープなレモン香。酸味と苦味が強そうで、フレッシュ感満載。
味は香りの印象どおり酸味と苦味が強く、透明感がある。
はじけるようなレモンのフレッシュ感、ジューシー感。アルコール感もしっかり。
アルコール分7%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、スピリッツ(国内製造)、焼酎/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
レモンありのままのおいしさとお酒の余韻を楽しめる、すっきりと甘くないレモンサワー。
甘くない本格的な味わいはそのまま。従来から非常に完成度の高い製品なので、正直、
どこが変わったのかも分からないくらいだ。強いて言えば、よりすっきり感が増したかな?とは感じたが、真相は分からない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43894DAKO#RN01L |
2020年3月5日[1]
No.7913: もぎたて 沖縄産たんかん <期間限定> / アサヒ
もぎたて おきなわさんたんかん <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒ もぎたて の期間限定「沖縄産たんかん」。発売日は、3月3日。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、フレッシュ感があり、なおかつ甘味とコクのありそうな柑橘香。
たんかんらしい分厚さだが、オレンジの皮のような苦そうな感じも強い。
味は確かに苦味が目立つが、甘さは抑えめで、その分酸味が立っている。
飲み進めると非常に強いアルコール感が感じられ、口の中に尖った酸味と苦味が蓄積される感じ。
アルコール分9%。果汁0.4%。糖類ゼロ。
原材料名:ウオッカ(国内製造)、タンカン果汁、ブドウ種子エキス/炭酸、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
2020年3月〜5月までの出荷予定
たんかんはオレンジの中では甘味の強い部類だから、アルコール9%の製品となると、相当にこってりした味わいなのではないかと想像したが、
意外にもシャープなつくりで飲み飽きない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43895DAKO#02 |
2020年3月5日[2]
No.7914: 本麒麟 / キリン
ほんきりん / きりん
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キリンの新ジャンル「本麒麟」が新しくなっている。2020年1月中旬製造品からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白で新ジャンルにしてはきめ細かく、泡持ちも悪くない。
香りは、従来品 と同じく、新ジャンルらしい甘さがふわっと香るが、大人しい。
味は香りの印象どおり、最初は少し甘く感じるが、後に続く苦味と渋味も強い。
ただ、各要素が主張し合い、少しもたついた感じもする。
飲み込んだ後には、苦味、渋味、甘味が口に残っている。
アルコール分6%。原材料:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)、大麦スピリッツ。
より一層の力強さを求めた結果、ややバランスを欠く仕上がりになってしまったような気もする。
もちろん、新ジャンルの中では高品質の商品であることは間違いないが、ライバル社も色々頑張っている。
特に最近の製品では、当サイトでも絶賛したように、サッポロゴールドスター の存在は驚異であろう。
過度に力強い飲みごたえを求めるよりも、洗練された味わいバランスを目指さないと、そのうち飽きられてしまうのではないか。
人気商品だからこそ、苦言を呈しておきたい。
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新ジャンル
CODE:43895DAKO#RN01M |
2020年3月6日[1]
No.7915: キリン・ザ・ストロング いちごホワイトサワー <期間限定> / キリン
きりん・ざ・すとろんぐ あっぷるさいだー さわー <きかんげんてい> / きりん
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キリン・ザ・ストロングの期間限定「いちごホワイトサワー」。
発売日は3月3日。
名前からして、甘ったるい味が想像されるが、どうだろうか。
グラスに注いだ液色は、濁りがあって、極めて淡いピンク色。いちごミルクとしたら、薄い。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てているが、程なくして静まる。
香りは、イメージどおりのいちごミルク。たっぷりと甘そうな香りが漂っている。
味は、確かに香りの印象どおり甘味が強いが、見た目どおりコクがないので、
上澄みのような甘さ。甘ったるくはない分、ウォッカの酒臭さが際立つ。
炭酸のビリビリ感も相まって、刺激の強い味わい。
アルコール分9%。無果汁。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。
原材料名:ウオッカ(国内製造)、シトラスエキス/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
グッとくる飲みごたえ、突き抜ける爽快感。甘酸っぱい"いちご"が香る、ヨーグルトテイストのストロング。
商品名も、いちごミルクではなく、いちごホワイトというところがミソである。
牛乳や練乳ではない、ヨーグルトテイスト。だからこってりではない。
なかなか工夫の見られる製品で感心するが、毎日飲みたくなるようなものではないだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43896DAKO#03 |
2020年3月6日[2]
No.7916: 麦彩(ベトナム産新ジャンル / 輸入:中部流通)
むぎいろ
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岐阜県多治見市に本社がある スーパーマーケット バロー のP.B.新ジャンル「麦彩」(むぎいろ)。
当サイトの中京地区ご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
例によって、戴きものながら厳しく評価したい。
グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。
新ジャンルにしては、泡は概ねきめ細かく、当初はよく盛り上がって、泡持ちも悪くない。
一方、香りはまさに新ジャンル。ふわっと甘い匂いに、紅茶の茶葉みたいな香りが混じる。
劣化したビールの匂いにも近い。
味は概ねクリアだが、香りに感じた紅茶っぽさや雑味が感じられる。
ビールらしい味わいは乏しい。苦味が強めであるのが救いで、
そのため、後キレも悪くない。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(麦芽、米、糖類、ホップ)、スピリッツ(糖蜜、大麦)。
原産国:ベトナム。輸入者及び引取先:中部流通株式会社、岐阜県多治見市大針町661-1。
缶に「ベルギー産ファインモルト100%使用」とあり、「ヨーロピアンテイスト」の文字もある。
新ジャンルだから麦芽使用比率は低いながらも、使っているのはすべてベルギー産のモルトだということ。
しかし、ハッキリ言ってヨーロピアンテイストとは思わない。最近は、もっとピュアな味の国産新ジャンルも増えているから、
本品に限ったことではないが、このようなP.B.の存在意義は、ひとえに安い、
そして毎日飲んでも飲み飽きない軽さという点に尽きるのではないか。
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新ジャンル
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2020年3月7日[1]
No.7917: 寶 抹茶スイーツのお酒 茶和 抹茶和三盆 / 宝酒造
たから まっちゃすいーつのおさけ さわ まっちゃわさんぼん / たからしゅぞう
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宝酒造から新しい 抹茶スイーツのお酒 シリーズ「茶和」(さわ)が誕生。
発売日は、3月3日。
3種のラインナップで登場したが、まずは「抹茶和三盆」から紹介。
グラスに注いだ液色は、濁りのある緑色。
とても美しい抹茶色。
香りは、しっかりと深みのある抹茶で、渋味が強そうだが、甘味も強そう。
味は香りの印象どおり、深いお茶感とともに、強い甘味がある。
まさに抹茶スイーツだ。
無炭酸であり、渋味もそんなに強くはないので、引っかかりがなく、スムーズな口当たり。
飲んでいる時アルコール感は弱いが、次第に胃の中がホカホカしてくるようである。
アルコール分6%。
原材料名:抹茶(茶葉:京都産)、緑茶エキス、アルコール、焼酎、水あめ(国内製造)、果糖ぶどう糖液糖、
和三盆糖/香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)、セルロース、加工でんぷん。
抹茶スイーツのような甘い味わいの無炭酸のチューハイです。お干菓子として抹茶にあう"和三盆"の上品な甘さと
宇治抹茶のほろ苦さをお楽しみください。
昨秋に出た 大人の抹茶チューハイ の再発売かと最初は思ったが、あちらは微炭酸でアルコール分3%の製品だったのに対し、
こちらは無炭酸で6%。より濃厚でしっかりとした飲みごたえがある。甘くて飲み口が良いので油断してゴクゴク飲むと、
6%にやられる。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43897DAKO#04 |
2020年3月7日[2]
No.7918: 麦彩 リッチテイスト(ベトナム産新ジャンル / 輸入:中部流通)
むぎいろ りっちていすと
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岐阜県多治見市に本社がある スーパーマーケット バロー のP.B.新ジャンル 麦彩(むぎいろ)シリーズの「リッチテイスト」。
当サイトの中京地区ご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。
新ジャンルにしては、泡は概ねきめ細かく、当初はよく盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、レギュラーの麦彩と同じ。ふわっとホップ香が感じられるものの、
麦芽が少ないことによる雑穀臭のようなものが感じられる。
味は苦味と渋味がビシッと強く、甘さはない。それなりに重みはあるが、
商品名のようにリッチテイストか?と言われると、少し違う。ビールらしいコクではないからだ。
それでも、新ジャンル特有の臭みは弱く、甘さがないのは長所である。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(麦芽、米、糖類、ホップ)、スピリッツ(糖蜜、大麦)。
原産国:ベトナム。輸入者及び引取先:中部流通株式会社、岐阜県多治見市大針町661-1。
レギュラーの 麦彩 と同じく、缶に「ベルギー産ファインモルト100%使用」とある。
その肝心のモルトの使用量が少ないため、物足りなさは否めないが、
毎日飲んでも飲み飽きないキャラクターであることが救い。
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新ジャンル
CODE:43897PRST#UK |
2020年3月8日[1]
No.7919: 寶 抹茶スイーツのお酒 茶和 抹茶黒みつ / 宝酒造
たから まっちゃすいーつのおさけ さわ まっちゃくろみつ / たからしゅぞう
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宝酒造から新しい 抹茶スイーツのお酒 シリーズ「茶和」(さわ)が誕生。
発売日は、3月3日。
3種あるうち、昨日 抹茶和三盆 を飲んだ。
今日は2種めとして「抹茶黒みつ」を。
グラスに注いだ液色は、濁りのある深緑色。
昨日飲んだ 抹茶和三盆 と比べ、かなり深くくすんだ色。
香りは、しっかりと深みのある抹茶。渋味と甘味がともに強そう。
味は香りの印象どおり、深いお茶感とともに、強い甘味がある。
昨日飲んだ 抹茶和三盆 と比べ、さらに甘味が深くて、コクがある。
飲んでいる時アルコール感は弱いが、次第に胃の中がホカホカしてくるようである。
アルコール分6%。
原材料名:抹茶(茶葉:京都産)、緑茶エキス、アルコール、焼酎、水あめ(国内製造)、果糖ぶどう糖液糖、
黒糖蜜(黒糖:沖縄産)/香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)、セルロース、加工でんぷん。
抹茶スイーツのような甘い味わいの無炭酸のチューハイです。
抹茶スイーツの定番"黒みつ"独特の濃厚な甘さと宇治抹茶のほろ苦さをお楽しみください。
抹茶の魅力が詰まった稀有なチューハイであることは間違いないが、
この製品をいつどんなシチュエーションで飲めばいいのか、どんな人がファンになるのか、
なかなか難しい。
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チューハイ・カクテル等
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2020年3月8日[2]
No.7920: 麦彩 ホワイト(ベトナム産新ジャンル / 輸入:中部流通)
むぎいろ ほわいと
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岐阜県多治見市に本社がある スーパーマーケット バロー のP.B.新ジャンル 麦彩(むぎいろ)シリーズの「ホワイト」。
当サイトの中京地区ご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
新ジャンルにしては、泡は概ねきめ細かく、当初はよく盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、レギュラーの麦彩に感じた、昔の発泡酒みたいな雑穀臭や、紅茶の茶葉みたいな
匂いがベースにあるものの、コリアンダー使用によるホワイトビールっぽい香りが立つのが特徴。
口当たりは、基本的に甘酸っぱい。ホワイトらしい特徴だが、コクがなく、雑味が感じられる。
苦味や渋味は弱い。飲み込んだ後にも、酸味が口に残る。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(麦芽、米、糖類、ホップ)、スピリッツ(糖蜜、大麦)/炭酸ガス、香料、カラメル色素。
原産国:ベトナム。輸入者及び引取先:中部流通株式会社、岐阜県多治見市大針町661-1。
レギュラーの麦彩と同じく、缶に「ベルギー産ファインモルト100%使用」とある。
また、「オレンジオイルとコリアンダーが醸し出すフルーティーな味わい」とも書かれている。
コクの足りない新ジャンルをこのようにホワイト仕立てとするのは、巧妙なやり方である。
国産大手でいうと、サッポロホワイトベルグ がこれに相当する。
他社も真似すればいいのに、と思う。
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新ジャンル
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