2020年5月12日
No.8041: サントリー ブルー / サントリー
さんとりー ぶるー / さんとりー
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サントリーから新ジャンルの新製品「サントリーブルー」が登場。
発売日は、5月12日。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡はやや粗く、当初こそよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、いかにも新ジャンルといった感じの甘いニュアンスが強く、コクはあまりなさそう。
口当たりは、非常にスッキリ。香りに感じた甘さはそれほど強くなく、
軽快な苦味が効いている。少しだけヨーグルトっぽい甘酸っぱさがあるのは、エール酵母のゆえだろうか。
この甘酸っぱさがコク不足を補っている。
飲み込んだ後には、軽い苦味と酸味が残る。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
缶に「超スッキリ!!」「天然水とエール酵母」などの文字がある。
確かにスッキリした味わいで、エールの特徴も感じられる。なかなか優秀な新ジャンルだ。
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新ジャンル
CODE:43963DAKO#00 |
2020年5月13日
No.8042: 北海道 奇跡の麦 きたのほし <限定醸造> / サッポロ
ほっかいどう きせきのむぎ きたのほし <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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5月12日に発売された サッポロ「北海道 奇跡の麦 きたのほし」。
限定品である。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。泡は少し黄色っぽくてきめ細かく、
力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、かなり地味。ホップ香がとても大人しく、系統としては同社の黒ラベルに近い。
しっかり麦を感じさせる。
口に入れた瞬間苦味を、次いで柔らかい甘みが広がるのを感じる。香りの印象どおり華やかさはなく、
土っぽい落ち着きと麦の甘味。適度なコクとキレ。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(国内製造、外国製造)、ホップ。
缶裏に、次の説明が。
奇跡の麦「きたのほし」は、長年の研究の末、1万種を超えるコレクションの中から、
ビールの香味劣化の要因となる酵素を持たない麦を発見し、北海道の優良ビール大麦と掛け合わせて2016年に品種登録された大麦です。
麦を特にフィーチャーした製品ということで、確かにしっかり飲みごたえがある。反面、非常に地味なビールなので、
飲んだ時のインパクトはそんなに大きくない。飲み飽きないキャラクターではあるものの、
もう一度飲みたい!という強い情動は喚起しない。
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ビール
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2020年5月14日
No.8043: 氷結 レモフル <期間限定> / キリン
ひょうけつ れもふる / きりん
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キリン氷結の期間限定「レモフル」。発売日は、5月12日。
レモン+グレープフルーツで、「レモフル」ということらしい。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、グレープフルーツの苦そうで甘そうな感じが強いが、良く嗅ぐと、同時にレモンっぽいジューシーな酸のニュアンスがある。
なかなか複雑。
口に含むと、まず酸味のアタックが強い。これはレモンの特徴だ。次に、グレープフルーツの皮のような苦さがある。
適度な甘味も伴うものの、バランス的には酸の尖りが強い。
酸が押したり、甘味でちょっと引いたり、絶妙なさじ加減と言える。アルコール感は強からず、弱からず。
アルコール分5%。果汁3.1%。原材料名:果汁(レモン、グレープフルーツ)、ウオッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
レモンとグレープフルーツという、いわばチューハイ2大スターの共演。ありそうでなかった味わいと言える。
別の見方をすれば、決して一緒になることはなかった水と油の同居。
イデオロギー的に保守の政治家が、革新的な政策を取り入れているような。恥も外聞もない無節操さというか。
2種の味わいをうまくバランスさせているのは、さすが氷結だ。中庸な味わいを実現している。
でも、なんだかなあ・・という思いは消えない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43965DAKO#02 |
2020年5月15日
No.8044: もぎたてストロング 宮崎産日向夏 <夏限定> / アサヒ
もぎたてすとろんぐ みやざきさんひゅうがなつ <なつげんてい> / あさひ
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アサヒ もぎたてストロング「宮崎産日向夏」。夏限定品で、発売日は5月12日。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、苦味が強調されたような柑橘香。酸味も決して弱そうではないが、
苦味のインパクトとそれを下支えするアルコールの甘いボリューム感が濃厚な香りをつくり、
あまり尖りを感じない。
味は香りの印象よりはシャープ。酸味のアタックが実はかなり強いが、
やはりアルコールの厚みがかなりある。決して甘いとか、くどいとかではないが、少し薄めて飲みたいと思ってしまう。
アルコール分9%。果汁1%。人工甘味料ゼロ。
原材料名:ウオッカ(国内製造)、日向夏果汁、ブドウ種子エキス、糖類/炭酸、酸味料、香料。
缶に人工甘味料ゼロと書かれているとおりだが、その代わりに糖類が使われている。
私の嗜好としては、糖類の自然な甘さのほうが良いと思うが、カロリーを気にする人は、人工甘味料のほうがありがたいのかもしれない。
なお、以前は単に「もぎたて」と称していたこのブランドは、今年4月から「もぎたてSTRONG」と名前を変えた。
実はそのリニューアルにより、人工甘味料の使用をやめたとのこと。
通年6種あるが、当サイトでは未掲載なので、今後順次取り上げていきたい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43966DAKO#03 |
2020年5月16日
No.8045: ジムビームハイボール缶 アップルハイボール / サントリー
じむびーむはいぼーるかん あっぷるはいぼーる / さんとりー
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サントリーから ジムビームハイボール缶「アップルハイボール」が登場。
発売日は、5月12日。
グラスに注いだ液色は、透明感のある淡い黄金色。ハイボールにしては、かなり薄い。
香りは、爽やかなリンゴ香が目立つが、ベースにはしっかりバーボンの存在が感じられる。
味は香りの印象どおり、リンゴらしい甘酸っぱさがしっかり。
だが、チューハイのように軽やかなのではなく、しっかりバーボンの味。
飲み込んだ後には、甘酸っぱさが口に残る。
アルコール分5%。無果汁%。
原材料名:ウイスキー、スピリッツ、糖類/炭酸、酸味料、香料。
なんと無果汁だが、キリッとしたリンゴの甘酸っぱさが上手に表現されている。飲んでいる間、
ずっとリンゴ果汁が入っているのかと思っていた。
度数設定が5%と、ハイボール缶にしてはライトなので、リンゴ風味と相まって非常に爽やかだ。
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チューハイ・カクテル等
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2020年5月17日
No.8046: 軽井沢ビール クラフトザウルス ブラックIPA / ヤッホー・ブルーイング
かるいざわびーる くらふとざうるす ぶらっくIPA / やっほー・ぶるーいんぐ
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ヤッホーブルーイングの軽井沢エリア限定クラフトビールである「軽井沢ビール クラフトザウルス」シリーズの季節限定商品
「ブラックIPA」。発売日は、4月16日だったようである。
本来、地域限定商品であるが、私が入手したのは大阪市内のスーパー成城石井である。
ブラックIPAというビアスタイルは初体験なので、あまり味の想像がつかない。
グラスに注いだ液色は、ほぼ漆黒。泡はカフェオレ色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって泡持ちも非常に良い。
香りを嗅ぐと、いわば普通のIPA。色を見なければ、ブラックとはまったく思わない。
トロピカルフルーツのように甘く華やかなホップ香が立つ。
味はIPAらしく、非常に苦味が強い。もちろん、トロピカルな甘いニュアンスも。
やっぱり黒を感じないと思いながら飲み進め、温度が上がってきたときに、変化が。
エスプレッソのような焦げ臭が立ち、ゆっくり味わってみると、ロースティな味わいがかなり出ている。
この変化はドラマチックともいえる。
飲み込んだ後には、非常に収斂性の強い苦味とほんのりとした甘味が口に残る。
アルコール分6.5%。原材料名:大麦麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、小麦麦芽、ホップ。
製造者:株式会社ヤッホーブルーイング、
長野県軽井沢町長倉2148。
軽井沢から始まるビールの革命記。クラフトビールの異次元体験へ。
ブラックの概念を覆す衝撃。麦芽のロースト香とホップの爽やかさが時空を超えて融合する。
誰も知らなかった軽井沢の時間がはじまる。
「クラフトザウルス・ブラックIPA」で、暗闇の大地を切り裂く未知の味わいを体験してください。
上記缶の説明文は少々大げさと言われそうだが、「ブラックの概念を覆す衝撃」とは、まさにそのとおり。
大げさでも何でもない。焙煎麦芽の焦げ臭さが、芳しいホップ香の邪魔をすることなく、少し後ろに控えていたと思ったら、
ひょっこり顔を出す。
IPAらしくふんだんに使われたビターホップの苦さが矢面に立ち、麦芽の焦げ感をうまく統御している。
では苦味一辺倒かといえば決してそうではなく、豊満な甘味と、それを囲い込むロースティな香味が後から鼻抜けし、
得も言われぬバランス感で終わる。
入手価格は税別329円だったが、申し訳ないくらいの内容。500円以上でもいい。
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ビール
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2020年5月18日
No.8047: −196℃ ブラックパンチ <限定> / サントリー
まいなす196ど ぶらっくぱんち <げんてい> / さんとりー
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ファミリーマート限定商品の サントリー「−196℃ ブラックパンチ」。発売日は、5月12日。
毎年だいたいこの時季に出ているものである。
グラスに注いだ液色は、まさにコーラ色。注いでいる時、大粒の気泡がジュワジュワと踊っているが、程なくして静まる。
香りも、まさに見た目どおり、コーラの薬草っぽい香り。そこにアルコール臭ほんのり乗っている。
味もほぼコーラ。非常に甘味が強く、こってりとしている。アルコール9%なので、当然強いはずなのだが、
コーラ自体の甘味の陰に隠れている印象。ただ、飲み進めると、確かに強いことを実感する。
アルコール分8%。レモン浸漬酒使用。原材料名:レモン、スピリッツ(国内製造)/炭酸、カラメル色素、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
缶に「ガツンとコーラ」と書かれているとおり、ガツンとした最初のアタックが強い。
だがその後、くどいほどの甘味がくるので、ハッキリ言って飲み飽きするコッテリ味である。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43969FMEEK#06 |
2020年5月19日
No.8048: 寶 極上レモンサワー 黄金マイヤーレモネード <限定> / 宝酒造
たから ごくじょうれもんさわー おうごんまいやーれもねーど <げんてい> / たからしゅぞう
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昨年7月に初登場し、通年品かと思っていたらいつの間にか消えていた、寶 極上レモンサワー シリーズの「黄金マイヤーレモネード」
が帰ってきた。発売日は、5月12日。今回は「限定」と明記されている。
グラスに注いだ液色は、濁りのあるしっかりめのレモン色。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワ音を立てて踊っているが、程なくして静まる。
香りは、キュンと尖りのあるレモン香で、フレッシュ感があるが、派手に香らないところがタカラらしい。
しかし味はやはり非常に酸っぱく、甘さは抑えられている。
適度に焼酎のコクがある。
飲み進めると、しっかり焼酎を実感し、ほんのり甘さも感じるが、それ以上に酸っぱさが蓄積される。
果汁0.2%。アルコール分7%。
原材料名:レモンペースト、レモンシロップ、マイヤーレモン(国産)、レモンエキス、焼酎(国内製造)、糖類/酸味料、
炭酸、香料、トレハロース。
国産のマイヤーレモンと、樽熟成した黄金色の宝焼酎で、やわらかな甘味とコクのあるレモネードの味わいに仕上げました。
宝焼酎がサワーのうまさの秘訣です。
さすが、マイヤーレモンらしいコクがあるが、焼酎がしっかり主張するところはタカラ製品らしいと言えるだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43970DAKO#07 |
2020年5月20日[1]
No.8049: 麦とホップ THE HOP <限定醸造> / サッポロ
むぎとほっぷ ざ・ほっぷ <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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5月19日が発売日となっている サッポロ麦とホップ「THE HOP」(ザ・ホップ)。期間限定品だ。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白でかなりきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、やや青臭いホップ香が立つ。適度に軽やかで、少し甘い。
通年品の 麦とホップ と同系統の甘さだが、それほどくどそうではない。
味は香りの印象とは少し異なり、最初に強い苦味がビシッとくる。その後、ほわっとした甘さが広がるのだが、
ホップの清々しい香味がかなり効いている。かなり優秀だ、と思った矢先、やっぱり甘味がどんどん蓄積されてくる。
その甘さのまわりには、トゲトゲした苦味がまとわりついている。
粗暴な味といえる。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
最高級ファインアロマホップ一部使用。
非常に若く暴れた感じの味だが、ホップの特徴が出ており、それが長所であろう。
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新ジャンル
CODE:42971DAEE#01 |
2020年5月20日[2]
No.8050: スーパードライ GO FOR 2020 KANPAI JAPAN ファミリーマート限定デザイン缶 / アサヒ
すーぱーどらい GO FOR 2020 KANPAI JAPAN ふぁみりーまーとげんていでざいんかん / あさひ
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東京2020ゴールドパートナーであるアサヒビールからは、実にたくさんのオリパラ関連デザイン商品がリリースされており、
様々な販売店で、様々な商品を見かける。
そのすべてをフォローするのは至難の業で、すべてフォローしようとも思っていないのだが、
見つけた時には買うことにしている。
このデザイン缶は、先日コンビニ・ファミリーマートで発見したもの。
どういう缶なのかまったくわからなかったが、色々と検索してみると、これはどうやらファミマ限定のデザイン缶であるようだ。
中身は通常のスーパードライなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
麦芽の製造地順・割合は、一昨年の使用実績。
さらりとした飲み口、キレ味さえる、いわば辛口の生ビールです。
五輪の延期が決まり、当初「TOKYO 2020」デザイン商品はお宝になるか?と期待したが、
1年延期しても名称は変えないとの発表があったので、こういった商品もそのまま販売継続となっているわけだ。
だが、来年本当に開催できるのだろうか。アサヒさんはじめ、ゴールドパートナー企業の皆さんには悪いが、
来年も結局開催できないのではないか?という声が大きくなっている。
するとこういった商品も、やっぱりお宝になる可能性がある!?
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ビール
CODE:43971FMEEK#UK |
2020年5月21日[1]
No.8051: 本搾りチューハイ ライム / キリン
ほんしぼりちゅーはい らいむ / きりん
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キリン本搾りシリーズの新顔「ライム」。発売日は、5月19日。
ずっと前から存在していたように思うが、定番品として存在していたのは、
メルシャン時代のこと。
キリンブランドに移行したのが2008年だから、もう12年以上も昔の話。
その後、期間限定品として出されたこともあったが、
今回ついに通年品ラインナップに加わることとなった。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。果汁が多いゆえの濁り方。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、青臭く苦そうで、かつジューシーな柑橘香。まさにライムそのもの。
味は、まったく甘くない。酸味と苦味が強く、ライムの尖った風味がそのまま味わえる。
アルコール感も強め。飲み込んだ後には、強い酸味と苦味が口に残る。
果汁13%。アルコール分6%。原材料名:ライム、ウオッカ/炭酸。
原材料表記がシンプルなことが、このシリーズの魅力。即ち、ウォッカを果汁と炭酸で割っただけ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43972DAEE#02 |
2020年5月21日[2]
No.8052: 一番搾り サッカー日本代表応援缶2020 / キリン
いちばんしぼり さっかーにっぽんだいひょうおうえんかん2020 / きりん
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このような商品が出ているのを知らず、店頭で偶然発見して購入。
キリン 一番搾り「サッカー日本代表応援缶2020」。
発売日は、4月28日だったようである。
サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)をずっとサポートしているキリンビールは、以前からこのようなデザイン缶を定期的にリリースし続けている。
当サイトでは全部把握しているわけではないが、見つけたらなるべく買うようにはしている。
中身は通常の一番搾りなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
缶には、表裏両面に「2019/11/19キリンチャレンジカップ2019 ベネズエラ戦先発メンバー」イラストがある。
通常、このようなデザイン缶は、片面だけ特別なデザインがされていて、裏側は通常商品と同じであることが多い。
しかし今回のこの商品は、裏も表も同じデザインというのが面白い。
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ビール
CODE:43972DAKO#23 |
2020年5月22日[1]
No.8053: −196℃ ストロングゼロ ダブル パイナップル <夏限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶる ぱいなっぷる <なつげんてい> / さんとりー
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-196℃ストロングゼロシリーズの期間限定「ダブルパイナップル」。発売日は、5月19日。
前回出たのが昨年1月だったので、およそ1年4か月ぶりの登場である。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸はあまり強くはなさそう。
香りは、ツンと甘酸っぱいパイン香が立つ。
味は、香りの印象どおり甘酸っぱい。但し、甘さはいかにも甘味料といった感じで浮ついていて、
あまりコクはない。アルコール感は非常に強い。
飲み込んだ後には、甘酸っぱさと共に、若干の苦みも残る。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。パイナップル果汁1%。パイナップル浸漬酒使用。
原材料名:パイナップル、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
パイナップルまるごとのしっかり果実感でうまい!
昨年の製品 から中身は変わっていないようである。
以前はこのストロングゼロシリーズは、どんな味のものも「食事に合う」と言い張っていた。
さすがにこの甘いパイナップルが食事に合うとは、無理があるだろうと思っていたら、
今年その表記は消えた。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43973DAEE#03 |
2020年5月22日[2]
No.8054: ザ・プレミアム・モルツ 東京仕込 2020夏めく東京デザイン缶 / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ とうきょうじこみ 2020なつめくとうきょうでざいんかん / さんとりー
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先月、ザ・プレミアム・モルツ「東京仕込」を取り上げたが、
こちらは同じ東京仕込の別デザインバージョン。
切り絵作家 久保修氏のオリジナルデザインによる「2020夏めく東京」と名付けられたイラストがついている。
後から出された商品だと思うが、こちらも首都圏エリア限定商品と推測されるものの、私が入手したのは地元大阪のスーパー。
ふだん関西で流通している京都工場製のプレモル(通常デザイン)と一緒に売られていた。
なお、先日飲んだ 東京仕込 と同じくこちらも武蔵野工場製造(缶記載の製造所固有記号:F)であるから、
味も同じである。我々関西人がふだん飲んでいる京都工場製のものと比べ、
香りと味がともに少しスリム。甘いニュアンスが弱く、キリッと苦味が強い。
後味ももたつかない。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。天然水100%仕込。
溢れだす華やかな香りと深いコクをお楽しみください。
サントリー社は、昔、工場ごとに味わいに違いがあることを敢えて売り文句にして、モルツを売っていた時期がある。
あの頃のように、またプレモルでも各工場で造られたものを飲み比べられるように、全国に全種流通させて欲しい。
もちろん、輸送コストがかかるから、恒常的にやって欲しいとまでは言わない。期間限定でセット販売してくれたら、
まとめ買いしたいと思う。
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ビール
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2020年5月23日[1]
No.8055: 男梅ハイボール <限定> / サッポロ
おとこうめ はいぼーる <げんてい> / さっぽろ
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サッポロ 男梅サワー の派生商品「男梅ハイボール」。発売日は5月19日。
昨年(2019年)7月 に初登場した商品だが、約10か月ぶりに帰ってきた。
グラスに注いだ液色は、アイスティのような、透明感のある薄茶色。細かな気泡が、グラスの中を断続的に立ち昇る。
ハイボールなので、ウイスキーの香りを想像すると、まったくそんなことはなく、
通常の男梅サワーみたいに、梅の酸っぱい匂いが強い。但し、良く嗅ぐと、ベースにウイスキーっぽい香りをみつけることができる。
味もやはり、梅しそのような塩気が強い。甘味は抑え込まれている。
香りの印象どおり、ウイスキーらしい味わいはほぼないのだが、飲み込んだ後、酸味の余韻がしばらく残り、
その酸味が消えた後に、ようやくウイスキーっぽい味わいが顔を出す。
アルコール分7%。
原材料名:梅、梅干エキス、スピリッツ、ウイスキー、糖類/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC、カラメル色素、果実色素。
しょっぱい旨さはそのままに、強炭酸で仕上げた爽快なハイボールです。
個人的にはもう少しウイスキーの味わいを出したほうが良かったのではないかと思うのだが、
男梅のキャラクターが壊れないようにとの配慮なのだろう。
酸っぱい、しょっぱいハイボールである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43974DAEE#04 |
2020年5月23日[2]
No.8056: ザ・プレミアム・モルツ 香るエール 東京仕込 2020夏めく東京デザイン缶 / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ かおるえーる とうきょうじこみ 2020なつめくとうきょうでざいんかん / さんとりー
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昨日、ザ・プレミアム・モルツ 東京仕込 2020夏めく東京 デザイン缶 を掲載した。
切り絵作家 久保修氏のオリジナルデザインによるイラストがついたデザイン缶である。
こちらは、同じデザインの「香るエール」であるが、同じく大阪府内のスーパーで入手した。
中身は、先月掲載した 東京仕込 と同じ武蔵野工場(缶記載の製造所固有記号:F)
で製造された首都圏エリア限定商品と思われる。
関西で通常売られている京都工場製のものと比べ、
香りも味もややすっきり感があり、女性的な味わいが特徴である「香るエール」にしては、
少しスリムな感じがする。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
フルーティーで豊かな味わいのエールビールです。
夏の青空を背景にした東京タワーのイラストが、元々青色である香るエールの缶体にぴったりとマッチしており、
違和感はまったくない。
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ビール
CODE:43974DAEE#UK |
2020年5月24日[1]
No.8057: 焼酎ハイボール 強烈サイダー割り <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる きょうれつさいだーわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボールの限定品「強烈サイダー割り」。発売日は、5月19日。昨年もこの時期に出ていたものである。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、大きめの気泡がグラスの中で踊る。
香りは、焼酎ハイボールシリーズにしては、かなり甘く、いかにもサイダー。但し、ベースにはアルコール臭がほのかにある。
口に含むと、ビリビリと炭酸の刺激が強い。
サイダーらしい甘い香りだったのに、口に入れた瞬間、味がほぼしない不思議。
アルコール感はしっかりとある。
アルコール分7%。無果汁。プリン体ゼロ。糖質ゼロ。甘味料ゼロ。
原材料名:焼酎(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
昨年の製品 と中身は変わっていないようである。
一般的なサイダー味チューハイのように、甘味のしっかりした味を想像して飲むと、「なんだこの味のなさは」と愕然とするだろう。
怒りを感じるかもしれない。だが、これが持ち味なのであり、甘いチューハイを求める人は、飲んではいけない。
ビリビリ炭酸が効いていて、キリッとスパッとキレが良い。ひたすら爽快なチューハイを求める人向けである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43975DAEE#05 |
2020年5月24日[2]
No.8058: ゴードー ラムダークハイボール / 合同酒精
ごーどー らむだーくはいぼーる / ごうどうしゅせい
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「ゴードー ラムダークハイボール」は、昨年(2019年)1月29日に発売されたものである。
GODO製品の多くは、なぜか私の生活圏内ではほとんど見かけず、
いつも入手を最初から諦めている。以前は必死に探したりもしたが、みつからないことの方が圧倒的に多いので、
最近では探すこと自体をやめている。
そんな中、この製品は、当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈頂いたものだ。
グラスに注いだ液色は、紅茶のような琥珀色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りを嗅ぐと、ラム酒の深い甘さが感じられる。確かにラムだが、かなり人工的な感じがする。
味も、ほぼ香りの印象のまま。アルコール感が深い。
ラム特有の干しぶどうみたいな少しひねた味わいだが、少しゴムっぽい香味がある。
甘さが抑えられているため、コクが足りない感じもする。
飲み込んだ後にも、薬草っぽいラムの香味が口中いっぱいに残る。
アルコール分9%。プリン体・糖質・甘味料0。
原材料名:ラム(ジャマイカ製造)、醸造アルコール/炭酸ガス、カラメル色素。
香料などは使われていないので、これはラムのナチュラルな味わいなのだろう。但し、醸造アルコールも添加されているので、
その分コクがなく、少し不自然さを醸し出している元凶かもしれない。
カウンターバーなどで、ダークラムをロックやストレートで飲むことがある私にとっては、
ラム独特の風味に違和感はまったくないが、むしろ私のような人間は特殊であろう。
その私からして、この製品はピュアなラムとはちょっと違うかな?と感じる。
まして、ラムを飲んだことのない人からすると、おそらく飲みにくいことこの上ない。
一口飲んだだけで、ダメだと感じるかもしれない。
カクテルではなく、ラムを単体で飲んだことがあり、それを嫌いではないという人向け。
それ以外の人には、お勧めしない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43975DAEE#05 |
2020年5月25日[1]
No.8059: パインアメサワー / 三菱食品(製造者:オエノンプロダクトサポート)
ぱいんあめさわー / みつびししょくひん
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三菱食品「パインアメサワー」は、昨年7月 に一度取り上げている。
しばらくその姿を見なかったのだが、先日また近所のスーパー店頭に並んでいるのを発見。
缶デザインに変わった様子はないし、恐らく再発売なのだろうと思いつつ、念のため買ってきた。
ご存じない方のために一応説明しておくと、パインアメ とは、
大阪市に本社を置く パイン株式会社 がつくるキャンディで、パイナップルを輪切りにしたような形状が特徴である
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。気泡は少なく、炭酸は強くなさそうである。
香りは、パインの甘酸っぱさが立つ。一般的なパインチューハイほどのジューシー感はなく、やはりパインアメをモチーフにしているだけあって、
アメのような匂いである。
味は、香りの印象ほど甘くなく、結構シャープ。確かに甘さはあるがコクはなく、
その代わりに酸味がキュンと立っている。スキッとした味で、後キレも悪くない。
果汁2%。アルコール分4%。
原材料名:パインアップル果汁、醸造アルコール(国内製造)、梅酒、果糖、砂糖、オリゴ糖/炭酸、酸味料、香料。
販売者:三菱食品(株)、東京都文京区小石川1-1-1。製造場:オエノンプロダクトサポート(株)、兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
前回飲んだ時と、味の違いは感じなかったが、原材料名を比べてみると面白い。
前回製品は「醸造アルコール(国内製造)、パインアップル果汁、果糖、砂糖、うめ、オリゴ糖/炭酸、酸味料、香料」となっていて、
特徴的な違いとしては、前回「うめ」使用から、今回「梅酒」使用に変わっている(単なる表記上の問題か)。そして何より、
前回の製造者は三幸食品工業であった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:43976DAEE#UK |
2020年5月25日[2]
No.8060: 99.99 クリアレモン / サッポロ
ふぉーないん くりあれもん / さっぽろ
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サッポロ 99.99(フォーナイン)の通年品が新しくなっているのだが、未掲載であった。
発売日は、3月31日だったので、もう2か月近く経つ。
定番4種あるうち、今日は「クリアレモン」を紹介。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てているが、
すぐに収まり、その後は非常に細かな気泡がグラスの中を立ち昇る。
香りは、すっきりとして尖りのあるレモン香。そこにふんわりアルコールの甘いニュアンスが加わる。
口当たりはすっきりとクリア。確かに香りに感じたレモンの酸味が強いのだが、
ジューシー感が強調されることなく、透き通った味わいで、キレも非常に良い。
アルコール分9%。原材料名:ウォッカ、レモン、糖類/炭酸、酸味料、香料。
レモンのキリッと引き締まった酸味をお楽しみください。
まさに「硬派」という言葉がぴったりくる缶チューハイ。同じ硬派でも、例えばタカラ焼酎ハイボールのようなオヤジくさいキャラクターとは違い、
洗練された都会の大人テイストだ。
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チューハイ・カクテル等
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