2020年9月8日[1]
No.8221: セブンプレミアム ザ・ブリュー / サントリー
せぶんぷれみあむ ざ・ぶりゅー / さんとりー
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セブン&アイグループのP.B.である セブンプレミアムの新ジャンル「ザ・ブリュー」がいつの間にか新しくなっていたので、買ってみた。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。勢いよくグラスに注ぐと、泡は当初力強く盛り上がり、
泡持ちも悪くない。
香りは、新ジャンルにしては臭みが弱く、ホップ香がほんのりではあるがちゃんと感じられる。
但し、新ジャンルらしい甘そうな匂いも漂う。
味は非常に軽快。しっかりめの苦味が、新ジャンル特有の甘さを覆い隠している。
飲みごたえはないが、それがむしろすっきりした味をつくっているから、この仕上がりは良い。
飲み込んだ後に、少しだけ甘いニュアンスが残るが、それもわずかであり、とても優秀な新ジャンルだと言える。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
製造者:サントリービール(株) 東京都港区台場2丁目3-3。
以前の ザ・ブリュー は、パッと見てどこがつくっているのかすぐにはわからないデザイン
(但し、SUNTORYとハッキリ書かれてはいる)
だったと言えるが、今回の製品は、缶を見た瞬間に、サントリーだとわかる。昔あった
ジョッキ生 を彷彿とさせるデザインだ。
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新ジャンル
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2020年9月8日[2]
No.8222: ほろよい アイスティーサワー / サントリー
ほろよい あいすてぃーさわー / さんとりー
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サントリー ほろよい シリーズの現行通年品。2019年8月初旬から缶デザインが新しくなったものであるが、
当サイトでは未掲載だったので、少しずつ飲み進める。
今日は、「アイスティーサワー」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ややくすんだ薄茶色。少し薄いアイスティーのよう。
香りは、まるで粉末インスタント紅茶のような、あまりコクがなく、甘味の強そうな紅茶香。
味はわりとしっかりめの紅茶の渋味に、ほのかにレモン風味がついている。
アルコール感はほぼない。炭酸の刺激も弱い。
アルコール分3%。レモン果汁0.1%。原材料名:レモン、紅茶、スピリッツ、さとうきび抽出物、糖類(国内製造、アメリカ製造)/炭酸、
酸味料、香料。
紅茶の華やかな香りとすっきりと心地よい余韻が楽しめる、ほろよいならではの味わいです。
いまや紅茶味の缶チューハイは取り立てて珍しいものではないが、定着させた立役者の一人が、
この製品ではないかと思う。そのくらい、定番感がある。
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チューハイ・カクテル等
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2020年9月9日[1]
No.8223: セブンプレミアム ザ・ブリュー 糖質70%オフ / サントリー
せぶんぷれみあむ ざ・ぶりゅー とうしつ70ぱーせんとおふ / さんとりー
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セブン&アイグループのP.B.である セブンプレミアムの新ジャンル「ザ・ブリュー」が新しくなっている。
昨日、レギュラー版の ザ・ブリュー を飲んだが、今日は「糖質70%オフ」を。
グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。泡もほんのり黄色っぽく色づいており、
かなり粗いが、勢いよく注いだら、最初だけ盛り上がった。
香りは、糖質オフらしく、かなりクリア。わずかにホップ香もする。
新ジャンル特有のやや甘いニュアンスもあるが、わずか。
口当たりもすっきりクリア。透明感のある代わりにビールらしいコクはないが、適度な苦味がある。
後キレはもちろん良い。
アルコール分4%。天然水100%仕込。
原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類、食物繊維)、スピリッツ(小麦)。
昨日飲んだレギュラー版同様、缶に「新!」と書かれているから新しくなっているのだろうが、
前作 を飲んだ時のことを覚えていないし、
自分自身の記録を見ても、違いはよくわからなかった。
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新ジャンル
CODE:44083SEST#UK |
2020年9月9日[2]
No.8224: ザ・プレミアム・モルツ ダイヤモンドの恵み <限定醸造> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ だいやもんどのめぐみ <げんていじょうぞう> / さんとりー
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サントリー ザ・プレミアム・モルツの限定派生商品「ダイヤモンドの恵み」。
発売日は、9月8日。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、通年品のプレモルと同系統だが、インパクトはもっと強い。とても華やかで、甘く奥深い。より一層先鋭な印象だ。
味は香りの印象どおり甘いコクと苦味が強く、フレッシュでやや荒削りなところがある。
圧倒的なボリューム感と飲みごたえ。飲み込んだ後にも、甘苦い余韻が長く残る。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
深いコク、複層的にふくらむ香りをお楽しみください。
世界の生産量のわずか0.01%しかない超希少なダイヤモンドホップを一部使用。
ダイヤモンドホップ×ダイヤモンド麦芽が織りなす特別なプレモルです。
すべての要素が強く、ジューシーで官能的。
プレモルファンならすぐに好きになってしまう、分かりやすいキャラクター。
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ビール
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2020年9月10日[1]
No.8225: キリン・ザ・ストロング 豊潤レモンサワー <期間限定> / キリン
きりん・ざ・すとろんぐ ほうじゅんれもんさわー <きかんげんてい> / きりん
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キリン・ザ・ストロング の限定派生商品「豊潤レモンサワー」。
発売日は、9月8日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。注いでいる時、ジュワジュワと炭酸が音を立て、
その後も細かな気泡が断続的にグラスの中を立ち昇る。
香りは、非常にフレッシュ感の強い、揮発成分の多そうなレモン香。レモンの皮をギュッと搾ってほとばしった果汁の香りみたいだ。
味は、酸と苦味が強いだけでなく、ジューシーで厚みがある。これが豊潤と名付けられたゆえんなのだろう。
甘味は結構強いと思うのだが、鋭すぎる酸味がそれを凌駕しているので、あまり甘いとは感じられない。
飲み込んだ後も、口の中がヒリヒリする感じだ。もちろん、アルコール感もしっかり。
アルコール分7%。果汁2.3%。プリン体ゼロ。
原材料名:ウオッカ(国内製造)、レモン果汁、シトラスエキス、糖類/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
レモンの豊かな濃い味わい。レモンのうまさにこだわる麒麟の特製サワーです。
缶の表記を見ても、CMなどを見ても、まるで 麒麟特製サワー というブランドであるかのようだが、
あくまでも缶上部に小さく書かれている「KIRIN THE STRONG」というのが正式なブランド名のはずである。
まさかこのまま知らん顔して、あたかも昔から「麒麟特製サワー」という名前であったかのように、過去を消し去るつもりだろうか。
もっとも、この製品などはアルコール分7%であり、通年ラインナップの9%より弱い。
もはやストロングという名前では一括りに出来ない商品展開であり、もちろん、これで売れるのならどんどん変化(進化)させていけばいい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44084KSES#02 |
2020年9月10日[2]
No.8226: ほろよい もも / サントリー
ほろよい もも / さんとりー
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サントリー ほろよい シリーズの現行通年品。2019年8月初旬から缶デザインが新しくなったものであるが、
当サイトでは未掲載だったので、少しずつ飲み進める。
今日は、「もも」を飲みたい。
グラスに注いだ色は、ほんのりと白濁。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、とても甘くやさしい桃。桃缶詰のシロップのようである。
味は香りの印象どおり、柔らかくてやさしい甘味が中心で、かなり生っぽい味わい。
アルコール感は弱い。
アルコール分3%。果汁1%。桃浸漬酒使用。原材料名:桃、スピリッツ、桃浸漬酒、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
みずみずしい白桃の甘味とやわらかな香りがとけあった、やさしい味わいです。
これぞほろよいを代表するフレーバーといえる、フルーティで甘く、やわらかい味わい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44084DAEE#RN1908U |
2020年9月11日[1]
No.8227: いいちこ 下町のハイボール / 三和酒類(製造:アシードブリュー)
いいちこ したまちのはいぼーる / さんわしゅるい
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日本一有名な麦焼酎と言っても過言ではない「いいちこ」ブランドの缶入りハイボールがついに出た。
その名も「いいちこ 下町のハイボール」。
発売日は、9月8日。コンビニ先行販売とのこと。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時はジュワジュワと炭酸が音を立てているが、程なくして静まる。
缶を開けたときから、さらっとした柑橘香が漂っている。グラスに鼻を近づけると、
いかにも いいちこ らしいとてもクリアな焼酎香がする。くせのない麦焼酎の香りと、極めて控えめな青い柑橘香のバランスがとても良い。
味はほぼ甘くない。すっきりした麦焼酎の味わいに、軽い酸味が呼応。
使われているのは果汁ではなく かぼすスピリッツ なので、酸に尖りがなく、まろやかで適度な深みがある。
度数7%と決して弱くはないものの、アルコール感はそれ以上。しっかり飲みごたえがある。
アルコール分7%。プリン体0。糖質0。香料0。甘味料0。原材料名:本格麦焼酎(国内製造)、かぼすスピリッツ/炭酸。
販売者:三和酒類株式会社 大分県宇佐市山本2231-1。製造所:アシードブリュー株式会社宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。
多くのファンを持つ いいちこ だから、これはすぐさま人気商品に躍り出るだろう。私の行動範囲内だけのことかもしれないが、
まだ近所の大手コンビニではまったく扱われていない。これ、ローソンさんあたりで大々的にプロモーションしたら、
大爆発するかもしれない。
いいちこ については、ただ飲みやすいだけで初心者向けの焼酎だといった酷評も一部で聞かれるが、
そのような意見は、通ぶりたい中途半端な酒呑みの戯言であると、私は思う。
一方で、これだけ売れていることが正統派の証という意見もあるようだが、それにも私は同調しない。
売れれば正義といった物言いは危険である。世にプロモーション上手なだけで売れている商品はいくらでもある。
品質を冷静に見て判断したいものである。こうしたアレンジ商品を飲むと改めてわかるが、
風味づけをしてもベースの焼酎の味わいがしっかり活きていることが、
何よりお酒としてのポテンシャルが高いことを表しているのではないだろうか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44085ASU3#03 |
2020年9月11日[2]
No.8228: ほろよい 白ぶどう / サントリー
ほろよい しろぶどう / さんとりー
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サントリー ほろよい シリーズの現行通年品。2019年8月初旬から缶デザインが新しくなったものであるが、
当サイトでは未掲載だったので、少しずつ飲み進める。
今日は、「白ぶどう」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、甘くやさしいぶどう香。アルコール臭はまったくしない。
味は香りの印象どおり、甘味がしっかりあるが、濃さがないこともあって、くどい感じはない。
アルコール感はほぼ感じられない。
果汁1%。アルコール分3%。原材料名:ぶどう、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
白ぶどうのみずみずしい果実感が口いっぱいに広がる、さわやかな味わいです。
白ぶどうは ほろよい ブランド誕生当時には存在していなかったものだが、
2016年に仲間入りし、今や代表的なフレーバーの1つとなっている。ほろよい のコンセプトに合った、やさしい味わい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44085DAEE#RN1908U |
2020年9月12日[1]
No.8229: ウィルキンソン ジンジャエール ハイボール <期間限定> / アサヒ
うぃるきんそん じんじゃえーる はいぼーる <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒ「ウィルキンソン ジンジャエール ハイボール」。発売日は、9月8日。
そもそもウィルキンソンR.T.D.シリーズは、ウィルキンソン・ハードナイン、ウィルキンソン・ドライセブンなどの
チューハイテイスト商品がまずあり、その派生商品として、ウイスキーソーダである ウィルキンソン・ハイボールが通年品で登場。
本品は、そのアレンジ商品であることから、いわば派生の派生である。
缶を開ける時、ブフヮッと大きな音がするのがウィルキンソンの特徴。グラスに注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、
その後もグラスの中で大粒の気泡が踊っている。
液色は、濃いめの黄金色でやや暗い。ウィスキーの色というより、ウィルキンソンジンジャエールの色。
香りは、ウィルキンソンジンジャエールを知らない人だと、少しびっくりするかもしれない濃さ。
カナダドライジンジャーエールのような少し甘い感じを想像していると、かなり薬臭い感じで驚くだろう。
シャープで、辛みの強そうな香りである。
味は香りの印象どおり、ピリッと辛みの強い口当たり。それと同時に、しっかり濃いウイスキーの味わいも広がる。
日頃トリスハイボールみたいなライトな缶ハイボールばかり飲んでいる人には、少々飲みづらいかもしれない。
飲み込んだ後にも、喉の奥を刺すような辛みが残る。
アルコール分9%。NIKKA WHISKY ウイスキー使用。
原材料名:ウイスキー(国内製造)、レモンスピリッツ、食物繊維、糖類/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素。
パンチのある缶ハイボールを探している人にはぴったりの製品。炭酸が強く、ショウガの辛さが効いているが、
ウイスキーはそれほど濃厚でないために、後キレが良い。かなり間口の狭い製品ではあるが、マニアが喜んでくれればいいという潔さを感じる。
なお、いつも書いていることだが、ウィルキンソンは「ジンジャエール」であって、「ジンジャーエール」ではない(伸ばさない)。
無論、ginger(生姜)の意味であることは同じだが、ウィルキンソンブランドにおいて統一されている表記であり、
本品もそれを踏襲している。また、WILKINSON は ウィルキンソンであって、ウイルキンソンではないので、その点も注意。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44086KSES#04 |
2020年9月12日[2]
No.8230: ほろよい サイダーサワー / サントリー
ほろよい さいだーさわー / さんとりー
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サントリー ほろよい シリーズの現行通年品。2019年8月初旬から缶デザインが新しくなったものであるが、
当サイトでは未掲載だったので、少しずつ飲み進めている。
今日は、「サイダーサワー」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時は、ジュワジュワと音を立てているが、すぐに静まる。
香りは、確かにサイダーなのだが、本物のサイダーは非常にガス圧が強く、
香りを嗅ごうとするとピチピチ踊る液体が鼻に掛かるものだが、本品は炭酸が強くないので、かなり穏やかな印象。
味は香りの印象どおり、甘味がかなりあるが、酸味も効いているため、結構シャープである。
アルコール感は弱く、夏には氷を入れてゴクゴク飲みたいタイプ。
アルコール分4%。原材料名:スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
クリアな甘味と爽快な飲みごたえが楽しめる、すっきりとしたサイダーのお酒です。
この製品も実に ほろよい シリーズにふさわしいフレーバーで、飲み飽きないキャラクターだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44086DAEE#RN1908U |
2020年9月13日[1]
No.8231: ライフガード ウォッカ / チェリオ
らいふがーど うぉっか / ちぇりお
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チェリオ「ライフガード ウォッカ」。昨年(2019年)4月15日に発売された商品のようだが、初入手。
以前は ライフガードチューハイ と言っていた商品である。
先週、LAWSONで「お試し引換券」対象商品となっていたため、60pontaポイントでゲットした。
グラスに注いだ液色は、透明感のある黄緑色。とてもアルコール飲料とは思えない、毒々しい色。
いや、メロンリキュールをソーダで割ったら、こんな感じか。
香りは、かなり強そうなエナジードリンクといった感じ。チェリオのライフガードって、こんなに薬臭かっただろうか。
味は甘味が極めて強く、心なしか口当たりがとろっとしている。炭酸がそれほど強くないので、
それも甘ったるさを感じさせる一因。なぜもっとガス圧を高く設定しなかったのか?と思う。
飲み込んだ後には、ひたすら薬臭さと、甘ったるさが口に残る。
アルコール分7%。
原材料名:ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖、はちみつ/炭酸、香料、酸味料、V.C、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、
カフェイン、ナイアシン、グルタミン酸Na、パントテン酸Ca、グリシン、アスパラギン酸Na、
アラニン、イソロイシン、フェニルアラニン、ヘスペリジン、V.B2、V.B6、スレオニン、葉酸、 V.B12。
製造者:株式会社チェリオ中部、愛知県小牧市大字河内屋新田字下岩倉杁510-1。
ウォッカを使用した、アルコール7%のライフガード風味のチューハイです。
7種のビタミンと7種のアミノ酸を配合しました。
いつの頃からか、エナジードリンクは強さを競うようになってしまった。おそらく、レッドブルがコンビニで売れ出した頃からか。
自販機でよく見かける製品も然り。軽やかで飲みやすかったアサヒ・ドデカミンに今ではストロングが登場したり、
サントリー・デカビタCにダブルスーパーチャージなんて商品も投入されている。
強いのが得意でない私は、そういった商品を普段は買おうとは思わないのだが、つい先日、暑くて喉が渇いた時、
駅ホームの自販機で思わず炭酸を求めてドデカミンストロングを買ってしまい、ちょっと後悔した。
この製品も、ここまで濃くしなくてもいいのでは?と思える甘さと強さで、
ハッキリ言って飲み飽きる。普段強いエナジードリンクを多飲している人にはいいのかもしれないが。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44087LSEK#517 |
2020年9月13日[2]
No.8232: のどごし<生> / キリン
のどごし<なま> / きりん
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キリン「のどごし生」が新しくなっている。5月上旬製造品からのリニューアルである。
当サイトで把握している限り、これが11回目のリニューアル。即ち12代目の製品ということになる。
当サイトでは当然、そのすべてをフォローしている。
(初代、2代目、
3代目、4代目、
5代目、6代目、
7代目、8代目、
9代目、10代目、
11代目)
グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。これは以前から変わらない。泡はほんのり黄色でやや粗く、
当初はこんもりと盛り上がるが、泡持ちはあまり良くない。
香りは、従来からある接着剤(木工用ボンド)みたいな匂いがだいぶ弱くはなったもののまだ残っており、
そこに少しだけホップのような香りがつけられている。但し、時間が経って温度が上がってくると、ボンド臭さはどんどん強くなる。
味は苦味が弱く、さらっとしているものの、やはりビールではない人工的な風味が強い。
例えて言えばアクリル板を接着剤で貼り付けようとしているような。
軽い酸味があり、コクがなく、ケミカルな風味に終始。
アルコール分5%。原材料名:ホップ、糖類(国内製造)、大豆たんぱく、酵母エキス。
それにしても、こんなに頻繁にリニューアルを繰り返しているブランドも珍しい。常に進化しているといえば聞こえがいいが、
ずっと試行錯誤の途中というか、右往左往しているというか。
当サイトではずっと酷評し続けているが、べつにキリンさんに恨みがあるわけでもなく、嫌いなわけでもない。
むしろ大変お世話になっている大切な存在である。だからこそ、率直に苦言を呈している。
個人的な好みの話ではない。商品の品質的に、まったく評価できない。ビールの模倣にすらなっていない。
これをビール代わりに飲んで満足する舌を持っている人が、ある意味うらやましい。
開発に携わっている技術者さんにも、同情を禁じ得ない。こんな製品をつくりたくて、天下の麒麟麦酒に入ったわけではないだろうに。
酒税法改正を機に、発泡酒や新ジャンルの存在意義というものを、もう一度見直す必要がありそうだ。
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新ジャンル
CODE:44087DAKO#RN05U |
2020年9月14日[1]
No.8233: スタイルフリー <生> / アサヒ
すたいるふりー <なま> / あさひ
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今年新しくなったアサヒスタイルフリーをまだ取り上げていなかった。
3月下旬製造分からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は粗く、
当初こそ力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りはあまり強く立たず、モルトの穀物っぽさが中心。ホップ香も少し感じられるが、爽やかな香りとは言い難い。
ただ、昔の発泡酒みたいな雑穀臭はほぼ感じない。
味も香りの印象どおり、すっきりとクリア。ひたすら透明で、悪くいえばほぼコクはない。
その分、臭みもほぼなく、水のように後キレが良い。苦味はしっかり感じられる。
アルコール分4%。糖質0。原材料名:麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類(国内製造)酵母エキス、
食物繊維、大豆たんぱく/カラメル色素。麦芽使用率25%未満。
ニュースリリースでは、
今回のクオリティアップでは、麦の風味豊かなミュンヘン麦芽を原材料として新たに採用することで、
麦の豊かな味わいや“ビールらしい”本格的な飲みごたえを高めました
と説明しているが、そんなに飲みごたえが高まったとは感じなかった。
ビールらしいか?というと、正直そんなにビールらしいとも思えなかった。
だが、このキャラクターこそ、スタイルフリーの良さである。
当サイトで繰り返し主張しているように、発泡酒や新ジャンルで、へたに飲みごたえを追求しても、ロクなことにならない。
麦芽が少ないなら少ないなりに、潔い割り切りが必要なのである。
やはりスタイルフリーは、引っかかりのない透明感が魅力なのだから、コクがなくさらっとして、水っぽいのが長所と言える。
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発泡酒
CODE:44088DAEE#RN03L |
2020年9月14日[2]
No.8234: TOPVALU BESTPRICE 辛口 焼酎ハイボール 沖縄県産シークヮーサー / 合同酒精
とっぷう゛ぁりゅ べすとぷらいす からくち しょうちゅうはいぼーる おきなわけんさんしーくゎーさー / ごうどうしゅせい
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もう1か月以上前からイオングループのスーパー店頭に並んでいる、TOPVALU BEST PRICE シリーズの
辛口焼酎ハイボール「沖縄県産シークヮーサー」。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いレモン色。注いでいる時、ジュワジュワと大きな音を立て、
その後も細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、焼酎の酒臭さが極めて強く、そこに少し緑っぽい柑橘香が寄り添っている。
もっとパキッとしたシークヮーサー香が漂うのかと思っていたら、思いのほかストイックだ。
ところが、味は酸味が効いている。柑橘味なのか、単なる酸味料による人工的なものなのか判然としないが(多分後者)、
とにかくキュッと酸っぱく、そして同時にものすごく強いアルコール感がくる。
甘味はほぼなく、スパッと切れる。
アルコール分7%。シークヮーサー果汁0.2%。
原材料名:焼酎、シークヮーサー果汁(沖縄県産シークヮーサー)、糖類/炭酸ガス、酸味料、香料、カラメル色素。
販売者:イオントップバリュ株式会社、千葉県千葉市美浜区中瀬1-4。
製造場:合同酒精株式会社、千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
よく言えばシンプル。悪く言えば荒削りで酒臭い。味わうというよりは「あおる」と言ったほうがぴったりくる。
単純に酔える缶チューハイ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44088DAKO#UK |
2020年9月15日[1]
No.8235: 贅沢搾り PLUS 柑橘ミックス ヨーグルトテイスト / アサヒ
ぜいたくしぼり ぷらす かんきつみっくす よーぐるとていすと / あさひ
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今年2月に期間限定品として販売された 贅沢搾りPLUS の2種が帰ってきた。
好評を博したようで、通年品として売られることになったのだ。発売日は、9月15日。
2種あるうち、今日は「柑橘ミックス ヨーグルトテイスト」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、甘いヨーグルト香に、オレンジのような柑橘香が混じる。適度に酸っぱそうだが、
フルーツカルピスみたいに甘そうな印象。
味は香りの印象とはだいぶ異なり、オレンジっぽい柑橘の酸味が完全に勝っている。
かなりシャープで、ヨーグルト風味は控えめ。飲み込んだ後にも、酸味と若干の苦味が残る。
アルコール分4%。果汁15%。
原材料名:ウォッカ、オレンジ果汁、ライム果汁、はっ酵乳、グレープフルーツ果汁、スウィーティー果汁、
糖類/炭酸、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料、乳化剤。
限定販売の時と、中身が若干異なる。数値に表れているのは、果汁が17%から15%へと、少し減ったこと。
飲んだ感想としては、酸味がよりシャープになった感じである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44089KSES#00 |
2020年9月15日[2]
No.8236: CAMBODIA PREMIUM BEER MANCHESTER CITY FC デザイン缶 / KHMER BEVERAGES
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当サイトの協力者
森康哲さん から寄贈されたカンボジア産ビール。
その名も"CAMBODIA PREMIUM BEER"で、おそらく広告の契約を結んでいるであろう MANCHESTER CITY FC.の選手のイラストがある。
残念ながら私はサッカーに関する知識がまったくないので、誰なのか皆目わからない。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
泡はほぼ白色でやや粗く、勢いよく注ぐとかなり盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
おそらくこれは鮮度とも関係があるのだろう。
香りは、やはり鮮度がやや落ちていると思われる雑穀臭のようなものをわずかに感じるが、
清々しいホップ香が確かにあり、新鮮ならばもっと香っていたことだろう。
口当たりは非常に軽快。苦味のアタックが弱く、透明感ある味わいで、ほのかに甘い。
但し、その甘さは後には残らず、キレは良い。
味わいの系統としては、バドワイザーなどのアメリカンライトラガーに近い。
Alc5%Vol. INGREDIENTS:MALT,HOPS,YEAST AND WATER
原材料として麦芽、ホップ、酵母と書かれており、いわゆるオールモルトビールであることがわかる。
基本的に多くの日本人にも好まれるであろう、すっきりクリアな味わいである。
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ビール
CODE:44089PRST#UK |
2020年9月16日[1]
No.8237: 贅沢搾り PLUS ベリーミックス ヨーグルトテイスト / アサヒ
ぜいたくしぼり ぷらす べりーみっくす よーぐるとていすと / あさひ
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今年2月に期間限定品として販売された 贅沢搾りPLUS の2種が再登場。これを機に、通年品となった。
発売日は、9月15日。
2種あるうち、昨日既に 柑橘ミックス ヨーグルトテイスト を飲んでいるので、
今日はもう一方の「ベリーミックス ヨーグルトテイスト」を。
グラスに注いだ液色は、濁りのある暗い赤紫色。
香りは、いちごの甘さが強く、そこにヨーグルトの甘酸っぱさが加わる。とても濃密な香りだが、
ブルーベリーやラズベリーはあまり感じられない。
味は酸味の設定が強く、香りの印象ほど甘ったるくはない。いちごっぽさとともに、
ラズベリー風味も確かに感じられる。アルコール感は弱い。適度なコクと立った酸味のため、
意外にもキレがある。
アルコール分4%。果汁10%。人工甘味料無添加。
原材料名:ウォッカ、りんご果汁、いちご果汁、カシス果汁、はっ酵乳、ブルーベリー果汁、レッドラズベリー果汁、
糖類/炭酸、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料、乳化剤。
昨日飲んだ 柑橘ミックス のほうは、今回の通年化に際して中身を少し変えたようだが、
こちらの製品は2月の限定販売の時と中身は同じ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44090KSES#01 |
2020年9月16日[2]
No.8238: GANZBERG キャンペーン缶 / GANZBERG BREWERY
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昨日に引き続き、当サイトの協力者
森康哲さん から寄贈されたカンボジア産ビールを飲む。
グラスに注いだ液色は、やや濃いめの黄金色。
泡はほぼ白色で概ねきめ細かく、泡持ちはほどほど。
おそらくこれは鮮度とも関係があるのだろう。
香りは、やはり鮮度がやや落ちていると思われる雑穀臭を少し感じるものの、
基本的にはホップ香と甘いモルト香がバランスして、適度なコクが想像される。
味は柔らかな苦味と軽い甘味。適度なボリューム感。
コクがありながら、切れも悪くない。
Alc.5%Vol. INGREDIENTS:MALT,YEAST,HOPS,WATER
原材料として麦芽、酵母、ホップと書かれており、いわゆるオールモルトビールであることがわかる。
昨日飲んだCAMBODIA PREMIUM BEERと同様、基本的に多くの日本人に好まれるであろう味わい。
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ビール
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2020年9月17日[1]
No.8239: ベジバル オレンジMix / キリン
べじばる おれんじみっくす / きりん
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キリンから果実と野菜を使った新しい缶カクテル「ベジバル」(VegeBar)が誕生。
発売日は9月15日。3種あるうち、まずは「オレンジMix」(オレンジ&マンゴー&キャロット)を飲みたい。
グラスに注ぐと、液体には繊維質を多く含み、どろっとした見た目。
色は鮮やかな深い朱色。
香りは、マンゴーとりんごの甘さが強調され、酸味とか、野菜の青臭さはほぼ感じない。
にんじんが使われているようだが、にんじん臭さはまったくない。
口に含むと、どろっとした口当たり。
味はりんごやオレンジの爽やかさが際立ち、甘さ設定は弱い。
にんじん臭さはやはりない。
最後まで爽やかな味わい。
アルコール分4%。果汁18%。野菜汁15%。
原材料名:果実(オレンジ、マンゴー、りんご)、にんじん(アメリカ)、アルコール、糖類/酸味料、
増粘多糖類、香料。
食感はどろっとしているが、味はとても爽やか。野菜臭さがまるでないので、
健康志向で飲みたい人には少し物足りないかもしれないが、万人受けする味わいである。
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チューハイ・カクテル等
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2020年9月17日[2]
No.8240: ABC EXTRA STOUT / ARCHIPELAGO BREWERY
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当サイトの協力者
森康哲さん から寄贈されたカンボジア産スタウト(濃色エール)。
グラスに注いだ液色は、ほぼ漆黒。グラスの向こう側が見えない。
泡はミルクチョコレート色で非常にきめ細かく、クリーミーに盛り上がって、泡持ちも非常に良い。
香りは、深いロースト香とホップの清々しい香りが良いバランス。とても重たく、深みがある。
口に入れた瞬間、シルクのような舌触りながら、味は苦味のアタックがかなり強く、男性的な印象。
その後のチョコレートのような甘味の広がりもすごく、スケールが大きい。ビターチョコレートを頬張ったかのような深み。
飲み込んだ後にも、ロースティな香味がいつまでも続く。
Alc.8%Vol. INGREDIENTS:WATER, MALTED BARLEY, HOP EXTRACT, SUGAR
失礼ながら予想を大きく上回る、申し分ないクオリティのスタウトであった。
これなら全世界で高い評価を受けるに違いない。私はすっかり虜になってしまった。
じっくりと時間をかけ、少し温度が上がったくらいがちょうどいい飲みごろになる。
サラミやソーセージ、ビーフジャーキーはもちろん、焼き魚にも、肉じゃがにも、あるいはぜんざいやあんみつにだって合いそうな、
懐の深さを持っている。
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ビール
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