2021年4月8日[1]
No.8621: 富士山 / アサヒ
ふじさん / あさひ
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2年ほど前からイオングループ限定で散発的に発売されているアサヒ「富士山」。
今回の発売日は、4月6日だったようである。
前回発売 が昨年(2020年)7月21日だったので、
およそ8か月ちょっとで再登場となった。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りはホップの清澄で甘い香りとともに、かなり土臭い穀物っぽい香りも感じる。
クリーンな口当たりで、クリアな味わいが広がる。ほんのりとした甘みとふくよかさ。
マイルドな苦味。適度なボリューム感と後キレの良さが両立。
前知識なく飲んだら、これがエールとはわかりにくいだろう。
国産原料100%使用。アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(大麦(国産))、ホップ、米。
華やかな香りと澄みきった味わいの日本のプレミアムエール。
パッケージデザインは、「東海道五拾三次之内 由井 薩埵嶺」(歌川広重)。
これが選ばれた理由は、昨年採用した「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」(葛飾北斎)が好評だったからとのことである。
わざわざ「日本の」と謳っているのは、原材料に米を用いているからと思われる。
華やかなだけでなく、繊細さも持ち合わせているのが特徴。
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ビール
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2021年4月8日[2]
No.8622: サッポロ黒ラベル デアリングタクト デザイン缶 / サッポロ
さっぽろくろらべる でありんぐたくと でざいんかん / さっぽろ
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サッポロ黒ラベル「デアリングタクト」デザイン缶。
黒ラベルに限らずサッポロ社の缶製品には、デザイン缶が多い。毎回売上が伸びるという成功体験に基づくものであろうか。
デザイン缶の中にも、多くの人が一目でわかるものもあれば、一部の人たちにしかわからないものもある。
今回のこの缶は、さしずめ後者であろう。
缶には、最上部に「史上初!無敗三冠牝馬」の文字があり、馬のイラストとともに DARING TACT(デアリングタクト)
の名前がある。さらに、三冠を遂げたであろう3つの賞「第80回桜花賞 2020.4.12」「第81回優駿牝馬 2020.5.24」
「第25回秋華賞 2020.10.18」が誇らしげに掲げられている。
まあ、これらを見れば、ギャンブルをまったくやらない私とはいえ、競馬であることはわかる。
サッポロ社の発売情報などを検索してみても、これがいつどのチャネルで発売されたのか、まったくわからない。
ただ、今回私が入手したのはファミリーマートであり、やはり同じようにファミマで見つけたというブログやツイッターなどが複数ある。
実際、今のところ、他のコンビニやスーパー等では見当たらない。
なお、中身は通常の黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
このデアリングタクトだけでなく、もう1種、コントレイルという競走馬のデザイン缶も出ているようなのだが、
私は遭遇していない。
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ビール
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2021年4月9日[1]
No.8623: 樽ハイ倶楽部 梅干しサワー <期間限定> / アサヒ
たるはいくらぶ うめぼしさわー <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒ 樽ハイ倶楽部 の期間限定「梅干しサワー」。
発売日は、4月6日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てて踊っているが、
程なくして静まる。
香りは、非常に尖りのある、とても酸っぱそうな梅干し香。
梅の香りではない。梅酒の香りでもない。梅干しの香りだ。
口当たりは香りの印象どおりシャープで酸っぱい。但し、梅干しを頬張った時のような顔をしかめる酸っぱさではない。
コクのない、酸っぱさの外側だけといった味だから、飲みにくい酸っぱさではない。
軽やかで透明。強いアルコール感を実感した後、梅干しのエキス分を感じるような味。
さっぱりしているから、もう一口を誘う。
アルコール分8%。無果汁。
原材料名:ウオッカ(国内製造)、ウメエキス(南高梅)、酵母エキス、糖類/炭酸、酸味料、香料。
期間限定品ということだが、売れ行きが良ければぜひ定番化して欲しい製品だ。
大衆居酒屋では、昔から焼酎のお湯割りに梅干しを落として飲むのが、特に中高年に人気の飲み方である。
お湯割りは香り立ちが良いので、ツンと香る梅干しは相性が良いのだが、反面、すぐに酔いが回るので、たくさんは飲めない。
しかし、サワーなら回りが遅く爽やかなので、どんどん飲める。そういった魅力が、この製品にはある。
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チューハイ・カクテル等
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2021年4月9日[2]
No.8624: 本丸時間 月のかけら / 合同酒精
ほんまるじかん つきのかけら / ごうどうしゅせい
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今年(2021年)1月21日にファミリーマート限定で発売され、
瞬く間に売り切れてしまった商品。
ブラウザゲーム・刀剣乱舞 on line と ファミリーマートのコラボによる「本丸時間」だが、
2種出たうち私は1種(鶴のほまれ)しか入手できず、もう1つは完全に諦めていた。
その旨を記したところ、
当サイトのご協力者
森康哲さん が確保されていた
この「月のかけら」を贈ってくださった。ありがたく味わいたい。
グラスに注いだ液色は、透明感のある美しいマリンブルー。
カクテルやかき氷の ブルーハワイ みたいな色。
香りは、深みのない軽いレモン香がアルコール臭に溶けている。
GODO社のレモンサワーらしいとも言える。
口当たりはすっきりとしている。まず甘さがなく、味わいにあまりコクも感じない。
酸味がキュンと効いていて、とても軽やか。
もっとアルコールが強いのかと思っていたら、まったくそんなことはない。
キリッとして、キレも良い。
アルコール分3%。果汁2%。
原材料名:レモン果汁、ウォッカ(国内製造)、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、酸味料、香料、着色料(青色1号)。
この「月のかけら」は、ゲームに登場する三日月宗近をイメージした商品とのこと。
あっという間に売り切ってしまった商品だから、もうどこにも残っていないだろう。
だからこの記事も、誰の役にも立たないことだろう。ただ私のコレクターとしての欲求を満たしただけという。
こういった商品を買った人たちは、空き缶を大事に保管しているんだろうか。
缶のデザインだけで爆売れするのなら、GODOさんはこういった商売をもっとしたらいい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44295PRST#87 |
2021年4月10日[1]
No.8625: −196℃ ストロングゼロ ガツーンとサイダーサワー / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ がつーんとさいだーさわー / さんとりー
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サントリー −196℃ ストロングゼロ「ガツーンとサイダーサワー」が新しくなっている。
4月上旬からのリニューアルとのことだから、切り替わったばかりである。
グラスに注いだ色は、無色透明。注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立て、
その後も大粒の気泡が踊っているが、程なくして静まる。
香りは甘く、まさにサイダーだが、ベースにはしっかりアルコール臭もある。
口当たりはまず炭酸のビリビリした刺激が口中全体で感じられ、同時にサイダーらしいしっかりした甘みが感じられる。
さらに、甘みと共にかなりのアルコール臭さ。
この強烈さは、これからの季節にぴったりである。
アルコール分9%。レモン浸漬酒使用。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。
原材料名:レモン、ウオツカ(国内製造)、スピリッツ/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
ところで先日、缶を落として破裂させてしまったトラブルを報告したが、
今回もまた冷蔵庫に入れる際に手を滑らせ、缶を落としてしまった。
しかも、前回は冷蔵庫内で落としただけだったが、今回は床に落ちて転がった。
結果、缶の端がつぶれてしまったが、破裂することはなかった。
この製品も強炭酸が売りなのに、缶は無事だった。厚みが違うのだろうか。
先日の缶がなぜ破裂したのか、謎は深まるばかり。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44296LSEK#RN04U |
2021年4月10日[2]
No.8626: サザンスター 超スッキリの青 / オリオン
さざんすたー ちょうすっきりのあお / おりおん
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オリオンの新ジャンルブランド「サザンスター」が新しくなった。
今年2月製造分からのリニューアルなのだが、昨年6月 に変わったばかりなので、
約8か月での再リニューアルである。
通年2種のうち、まず「超スッキリの青」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は白色できめ細かく、泡持ちも悪くない。
香りは、すっきりと透明。新ジャンル特有の臭みなどはほぼ感じられず、
軽快なホップ香と、その背後にしっかり麦芽の力強さを感じる。
口に含むと、まずピリッとした刺激とともに、クリアな口当たり。
苦味がしっかりとし、甘みはほぼない。香りの印象どおり透明感のある味わいで、
商品名のとおり、超スッキリ。キレも良い。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類)、
スピリッツ(大麦)。
サザンスターブランドには元々バリエーションはなく、この青が元祖サザンスターであった。
今回のリニューアルでは、沖縄県産米を使用することで「沖縄クラフト」に進化したとされる。
私が感じた従来品との違いは、液色はやや薄くなったが泡持ちが向上し、
香り、口当たり、喉ごしのすべてに磨きがかかり、よりすっきりした印象。
以前にも増して、優秀な新ジャンルとなった。
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新ジャンル
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2021年4月11日[1]
No.8627: 樽ハイ倶楽部 プレーンサワー / アサヒ
たるはいくらぶ ぷれーんさわー / あさひ
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先日、アサヒ 樽ハイ倶楽部 の期間限定 梅干しサワー を掲載したが、
実は通年品も同日(4月6日)から新しくなっている。
通年2種のうち、今日は「プレーンサワー」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てて踊っているが、
程なくして静まる。
香りは、レモンライムのような爽やかな柑橘香。シンプルだが少し甘そうで、アルコール臭はとても強い。
味は香りの印象どおり少し甘いが、炭酸の刺激がビリッとくる。
柑橘系の味わいですっきりしているが、飲み込んだ後にはほんのりと甘味が残る。豊かなアルコール感。
アルコール分8%。無果汁。原材料名:ウオッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
缶裏に「お家でアレンジしてみよう!」として、
レモンを足してレモンサワー、乳性飲料を足して乳性サワー、梅干しを足して梅干しサワーという例が書かれている。
だが、単に強いお酒感を楽しみたい人は、このまま飲むのがいいだろう。
リニューアル前は「大人のサワー」という名前だったが、わかりにくかったからか、
今回「プレーンサワー」に名前が変わった。
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チューハイ・カクテル等
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2021年4月11日[2]
No.8628: サザンスター 刺激の黒 / オリオン
さざんすたー しげきのくろ / おりおん
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オリオンの新ジャンルブランド「サザンスター」が新しくなった。2月製造分からのリニューアルである。
通年2種のうち、昨日既に 超スッキリの青 を掲載済。
こちら「刺激の黒」は、昨年6月30日に誕生したものだが、約7か月ほどで新しくなったことになる。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、泡持ちも良い。
香りはキリッと金属的。新ジャンル特有の臭みや甘さなどはなく、ひたすら透明である。
ホップはあまり強くは香らず、モルトのニュアンスが強い。
口当たりは苦味が強く、非常にシャープ。
すっきり透明な味わいだが、飲み込んだ後には、かすかに甘さが残る。
アルコール分4%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類)、
スピリッツ(大麦)。
超スッキリの青 と同様、こちらも沖縄県産米使用となり「沖縄クラフト」を名乗っている。
しかし、味わいに大きな変化は感じなかった。
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新ジャンル
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2021年4月12日[1]
No.8629: −196℃ ストロングゼロ ガツーンとレモネードサワー / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ がつーんとれもねーどさわー / さんとりー
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サントリー ストロングゼロの「ガツーンとレモネードサワー」。
4月6日にローソン限定で売り出されたようである。
グラスに注いだ液色は、透過性のある濃いめのピンク色。注いでいる時、淡いピンク色の泡が盛り上がり、
その後は多量の気泡がグラスの中で踊っている。ピンクレモネードサワーだが、本当にここまでピンク色とは驚かされる。
香りは、尖りのあるフレッシュなレモン香で、かなりしっかり深みを感じる。
味は香りの印象どおり酸味が強いものの、それ以上に甘味が強い。
甘味料の甘さにアルコールのボリューム感が呼応して、くどいくらいの飲みごたえがある。
すぐに酔いが回りそうな強さ。
飲み込んだ後には、甘味料特有のだらっとした甘さが口中全体に残る。
アルコール分9%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、ウオッカ(国内製造)/酸味料、炭酸、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、赤色40号。
いわば酸っぱくて、甘くて、強烈なアルコール。すべての要素が強い。
缶に9%と書いてあるから、お酒に弱いと自覚のある人は手に取らないと思うが、
若者向けのような派手なパッケージに似つかわしくない硬派な中身だから、気をつけた方がいい。
ところで、昨年は ガツーンとピンクサワー という名前で出ていたようなのだが、
なんと当サイトではフォローできていなかった。今さら仕方がないが、情報収集を怠らないよう、
改めて自覚した次第である。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44298LSEE#06 |
2021年4月12日[2]
No.8630: 贅沢搾り ぶどう / アサヒ
ぜいたくしぼり ぶどう / さんとりー
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アサヒ 贅沢搾り シリーズが新しくなっている。発売日は、3月9日。
通年5種のうち、
これまで レモン、
グレープフルーツ、桃、
キウイ の4種を掲載済。残る1種がこの「ぶどう」である。
グラスに注いだ液色は、やや透過性のある深い赤紫色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、ころっと甘いぶどう香。さらに酸味も渋味も強そうである。
味はそれほど甘ったるいわけではなく、酸味が効いている。もちろんぶどうらしい渋味も強いので、比較的引き締まっている。
果汁が多いだけあって、ナチュラルである。
アルコール分4%。果汁37%。
原材料名:ウオッカ、ぶどう果汁(アメリカ製造、アルゼンチン製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
果実1/2房分と書かれているが、品種はわからない。これだけ果汁が入っているのに、
味わいバランスの整え方が良く、あまりくどさはない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44298DAEE#34 |
2021年4月13日[1]
No.8631: パーフェクト サントリービール / サントリー
ぱーふぇくと さんとりーびーる / さんとりー
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本日4月13日が発売日となっているサントリーの糖質ゼロ「パーフェクト サントリービール」。
糖質ゼロビールとしては後発ということもあり、どうしてもライバル社の製品と比較されてしまうであろうが、
パーフェクトという大げさな名前には、サントリー社の自身もうかがえる。
早速飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。泡はほぼ白であまりクリーミーさはなく、
新ジャンルのようにサワサワと盛り上がって、泡持ちもほどほど。
やはりダメかとガッカリしながら香りを嗅ぐと、
意外にもしっかりと力がある。系統としては同社のザ・モルツ、あるいはプレモルのような甘くボリューム感のある香り。
少し新ジャンル寄りのもっさりとしたネチっこさがなくはないが。
口に含んだ瞬間、プレモルのような甘いコクを感じる。いや、そこまでボリューム感はないので、
新ジャンルの金麦ザ・ラガーに似ている。苦味と渋味も強く、グッとくる押しがある。
ややバランスに欠ける点はあるが、これが糖質ゼロとは驚きである。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、糖類。
失礼ながらまったく期待していなかったので、ここまでしっかりした飲みごたえがあるとは驚いた。
キリン 一番搾り 糖質ゼロ が、悪く言うとスカスカでビールらしさがほぼないのに対し、
こちらは申し分のない力強さ。
体を気遣って糖質ゼロ製品を選ぶユーザーは、日頃から水っぽいものばかり飲まされていると思うから、
糖質ゼロなのにこんなに飲みごたえがあるというのは、純粋に嬉しいだろう。キリン製品と飲み比べたら、
圧倒的にこちらのほうを選ぶ人が多いのではないか。
ただ、後発であり、「どうせものまねだろう」と捉えられてしまいがちな点と、
パーフェクトという名前が醸し出す胡散臭さにより、過小評価される恐れはある。
当サイトからの提案としては、(1)糖質オフ製品は軽くて飲みやすく、しかも健康にいいからと考えている人にはキリン製品を、
(2)体のことを考えたいけれど、これまで味気ない糖質オフ製品に物足りなさを感じている人には本品を勧めたい。
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ビール
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2021年4月13日[2]
No.8632: NIPPON PREMIUM 福島県産白桃 / 合同酒精
にっぽんぷれみあむ ふくしまけんさんはくとう / ごうどうしゅせい
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GODO NIPPON PREMIUM「福島県産白桃」。昨年(2020年)3月下旬からリニューアルしたものであるが、ようやく発見した。
実はリニューアル前の製品は入手していないので、初めて飲む。
グラスに注いだ液色は、わずかに濁りのある薄黄色。
香りは、桃らしいというか、しっかり香料でつくられた白桃香という感じ。
甘くふくよかである。
口に含むと、最初にピリッと炭酸の刺激を感じ、次いで桃の甘さが広がる。
ただ、その甘さは幾分か抑制的であり、べたつくような甘さではない。
適度にすっきりと透明感があり、飲み飽きない。軽い苦味も感じる。アルコール感は弱い。
アルコール分3%。果汁7%。原材料名:白桃果汁(愛媛県産いよかん)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、酸味料、香料。
原料原産地名:国内製造(果糖ぶどう糖液糖)。
丁寧に手摘みで収穫された白桃のみずみずしさをギュッと閉じ込めました。
メーカーサイトによると、福島県産の白桃「あかつき」「まどか」「川中島」などの果汁を用いたとのこと。
果汁が少ないので濃厚さはないが、それなりに生っぽい味わいには仕上がっている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44299AELQKW#RN2003 |
2021年4月14日[1]
No.8633: 99.99 クリアレモン / サッポロ
ふぉーないん くりあれもん / さっぽろ
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サッポロ 99.99(フォーナイン)が新しくなった。
4月6日のリニューアル発売である。
通年4種あるうち、まず入手できた「クリアレモン」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てているが、すぐに静まり、
その後は細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、すっきり尖りのあるレモン香と、しっかりアルコール。
口に含むと、まずピリピリとした炭酸の刺激を感じ、
次いでレモンの尖りある酸味が感じられ、追ってアルコール臭さがくる。
そこそこのジューシー感。透き通った味わいで、キレが良い。
アルコール分9%。原材料名:ウォッカ(国内製造)、レモン果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料。
レモンのキリッと引き締まった酸味をお楽しみください。
リニューアルによってどう変わったのか、ハッキリ言って気づかなかったが、
洗練された味わいは健在。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44300KSES#08 |
2021年4月14日[2]
No.8634: 桜DRAFT <限定醸造> / 網走ビール
さくらどらふと <げんていじょうぞう> / あばしりびーる
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少し前に入手してあった 網走ビールの限定品「桜ドラフト」。
発売情報などを知らずに、現物に偶然遭遇して買ったものだが、調べてみると発売日は2月23日だったようである。
グラスに注いだ液色は、透過性のある美しいピンク色。ビールとは思えない。
泡もほんのりピンク色。泡持ちはほどほど。
香りを嗅ぐと、ほんのり桜の匂いがする。
但し、ベースにはモルトの穀物っぽい香りがある。
味も非常に控えめながら、確かに桜のかすかに甘い香味がある。
ただ、苦味がしっかりあって、ビールらしい味わいの方が圧倒的に強い。
実は麦芽使用率が低く、カテゴリーとしては発泡酒なのだが、ガシッとした苦味の骨格があって、飲みごたえは十分。
飲み込んだ後にも、しっかり苦味の余韻が残り、甘さや浮ついた感じはない。
アルコール分5%。麦芽使用率25%未満。
原材料名:糖類(国内製造)、麦芽、ホップ、桜花/着色料(アントシアニン色素)、香料。
春にしか出会えない特別なひと時を
桜をイメージさせるピンク色で、春の訪れを告げる桜の美しさを表現しました。
原材料には桜の花びらを使用し、ほんのり甘くフルーティーな味わいに仕上げています。
グラスにそそぎ淡い桜色とほのかに広がる桜の香りをお楽しみください。
今年の春は暖かく、関東や関西ではとっくに桜の季節を過ぎてしまった。
もっと早くに飲めば良かったが、こうして改めて桜気分を味わうのもいいだろう。
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発泡酒
CODE:44300LSEE#50 |
2021年4月15日[1]
No.8635: 樽ハイ倶楽部 レモンサワー / アサヒ
たるはいくらぶ れもんさわー / あさひ
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アサヒ 樽ハイ倶楽部 の通年品が新しくなっている。
発売日は4月6日。
通年2種のうち、既に プレーンサワー は掲載しているので、今日はもう一方の「レモンサワー」を。
今回はパッケージだけのリニューアルなので、味については簡単にコメント。
グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が多量。
香りは、透明で甘酸っぱいレモン香。
味はほろっと甘味があり、炭酸の刺激がそれを締める。
アルコール感しっかり。
アルコール分8%。果汁1%。原材料名:ウオッカ(国内製造)、レモン果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料。
樽ハイ倶楽部は、1984年に発売された日本初の飲食店専用のサワーブランドです。
昨年、缶入りR.T.D.として発売された時に私が予想したとおり、売れ行きはなかなか好調のようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44301DAKO#09 |
2021年4月15日[2]
No.8636: Japanese Spirit ペールエール / 黄桜
じゃぱにーず・すぴりっと ぺーるえーる / きざくら
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黄桜から出ている「Japanese Spirit」という名のペールエール。
偶然入手したものだが、調べてみると、昨年(2020年)4月13日の発売だったようで、
当サイトで昨年掲載している For Your Dream というゴールデンエールと同時に出されたもの。
グラスに注いだ液色は、濁りのある深い黄金色。オレンジ色に近い。泡は少し黄色で非常にきめ細かく、
力強く盛り上がって泡持ちも非常に良い。
香りは甘く深みのあるホップ香が立つ。フルーティで力強い。
味はまず強い苦味が来て、その後ほんのり甘味が広がる。
デリカシーを伴う適度なコク。ペールエールとしてはほどほどの重さ。
飲み込んだ後にも苦味が長く残り、ほわっとした甘さも余韻として残る。
アルコール分5%。原材料名:麦芽、ホップ。
2020年春発売ということで、明らかにインバウンド需要を狙った商品。
あてが外れた黄桜さんはさぞかしガッカリであろうが、品質的に申し分ないので、
我々国内の人間がたくさん買ってあげたいビールだ。
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ビール
CODE:44301SEHISO#UK |
2021年4月16日[1]
No.8637: 淡麗グリーンラベル / キリン
たんれいぐりーんらべる / きりん
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キリン淡麗グリーンラベルが新しくなっている。今年(2021年)3月製造分からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
泡はやや粗く、当初はよく盛り上がるが、程なくして減衰。
香りは、いかにも昔ながらの発泡酒という雑穀臭と、ホップの軽く爽快な香りが同居。
味は非常にクリア。苦味が適度で、透明感がある。
飲み込んだ後には、特有の臭みが若干残るが、それほど強くはない。
アルコール分4.5%。糖質70%オフ。麦芽使用率25%未満。原材料名:麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類(国内製造)。
リニューアルに関し、ニュースリリースでは次のように説明している。
今回のリニューアルでは、ホップの配合比率を最適化することで、爽やかな飲み口を維持しながら、
ビールらしい飲みごたえと味わいを強化しました。
実は昨年(2020年)3月にも一度リニューアルが敢行されていたのに、当サイトでは取り上げていなかった。
今から探しに行けば、まだ旧製品が残っているかもしれないので、入手したら掲載したい。
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発泡酒
CODE:44302DAEE#RN03 |
2021年4月16日[2]
No.8638: NIPPON PREMIUM 沖縄県産パイナップル / 合同酒精
にっぽんぷれみあむ おきなわけんさんぱいなっぷる / ごうどうしゅせい
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GODO NIPPON PREMIUM「沖縄県産パイナップル」。昨年(2020年)4月下旬からリニューアルしたものであるが、
ようやく発見した。
グラスに注いだ液色は、透明感のある薄黄色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、甘酸っぱいパイン香がツンと香り立つ。シンプルで、力強い。
味はスキッと透明感のある酸味の尖った口当たりながら、甘味もしっかりとある。
生のパインというよりは、きれいに整えられたパイン味。
アルコール感は弱い。飲み込んだ後にも、しっかり甘さの余韻が残る。
アルコール分3%。果汁4.5%。原材料名:パイナップル果汁(沖縄県産パイナップル)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、酸味料、香料。
原料原産地名:国内製造(果糖ぶどう糖液糖)。
太陽をたっぷり浴びて育まれたパイナップルのジューシーさをギュッと閉じ込めました。
今回たまたま仕事途中で初めての店に立ち寄って発見したが、私の通常行動範囲内では、本当にGODO社製品を見かけない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44302AELQKW#RN2004 |
2021年4月17日[1]
No.8639: のどごし<生> / キリン
のどごし<なま> / きりん
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当サイトでずっと酷評している キリン「のどごし生」がまた新しくなった。3月製造品からのリニューアルである。
当サイトで把握している限り、これが12回目のリニューアル。即ち13代目の製品ということになる。
当サイトでは当然、そのすべてをフォローしている。
(初代、2代目、
3代目、4代目、
5代目、6代目、
7代目、8代目、
9代目、10代目、
11代目、12代目)
グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。泡はかすかに黄色できめ細かく、
当初はこんもりと盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、従来からある接着剤(木工用ボンド)みたいな匂いがまず感じられる。
ハッキリ言って清々しさはない。
時間が経って温度が上がると、その臭さは強くなる。ただ、昔よりは着実に良くはなっているが。
味は苦味が弱く、ボリューム感はもちろんない。口当たりはさらっとしているが、
やはり香りに感じた接着剤みたいな風味はずっと居座っている。
軽い酸味。人工的な後味。ビールらしさはない。
アルコール分5%。原材料名:ホップ、糖類(国内製造)、大豆たんぱく、酵母エキス。
ニュースリリースでは、今回のリニューアルを次のように説明している。
特許技術である「新ブラウニング製法」の仕込工程の時間を見直すことで、うまみを残して飲みごたえを強化しながらも、
雑味を残さず、飲んだ後の後キレも向上させました。飲んだ瞬間のグッとくるうまさと、
飲んだ後の後キレの落差をより大きくすることで、「磨き抜かれた爽快なうまさ」を実現しました。
確かに以前の製品に比べると、雑味は軽減されてはいる。
しかし、爽快なうまさと言われると、大いに違和感がある。
売れることが品質の証明ではないし、売れることが正義でもない。
しかし、ブランドを確立することの大切さを、しみじみと考えさせられる。
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新ジャンル
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2021年4月17日[2]
No.8640: 寶 極上レモンサワー 熟成つけ込みレモン / 宝酒造
たから ごくじょうれもんさわー じゅくせいつけこみれもん / たからしゅぞう
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寶 極上レモンサワー シリーズのパッケージが新しくなっている。
3月23日リニューアル発売。
通年3種のうち、既に 丸おろしレモン を掲載済。
今日は「熟成つけ込みレモン」を飲みたい。
中身はリニューアル前 と変わっていないが、簡単にレビュー。
グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁っている。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワ音を立てて踊り、その後もグラスの中を細かな気泡が立ち昇っている。
香りは、はちみつレモンのように甘さと酸味が両方強そう。
味は香りの印象どおり酸味に尖りがあり、その後甘味がくる。
タカラ社製品にしては、甘さ設定が強いと思う。
果汁8%。アルコール分7%。
原材料名:レモン、レモンシロップ、レモンエキス、焼酎(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料、トレハロース。
レモンを糖につけ込んだ熟成感のある濃厚な味わい
現在のようなレモンサワーブームが訪れるずっと前から、タカラさんは様々なレモンフレーバーのR.T.D.を提供してきた。
この 極上レモンサワーシリーズ は、同社の確かな技術力が結実した高品質なブランドである。
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チューハイ・カクテル等
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