ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.8721−8740


 HOME  ビール・発泡酒・チューハイの部屋メニューへ戻る  前へ  次へ

2021年5月31日[1]
No.8721: 國盛 ぶどうのお酒 スパークリング / 中埜酒造
 くにざかり ぶどうのおさけ すぱーくりんぐ / なかのしゅぞう
國盛 ぶどうのお酒 スパークリング 國盛 ぶどうのお酒 スパークリング review
國盛 ぶどうのお酒 スパークリング
 5月25日にファミリーマート限定で発売された「國盛 ぶどうのお酒 スパークリング」。 昨日飲んだ みかんのお酒スパークリング と同時に出されたものだ。

 グラスに注いだ液色は、やや透過性のある薄紫色で、泡まで紫。 気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、ころっと甘いぶどう香。 一般的なぶどうチューハイとあまり変わらないが、果汁分が多いことだけはわかる。 アルコール臭はあまりない。
 味はコクのある甘酸っぱいぶどう味で、炭酸のビリッとした刺激がアクセントになっている。 アルコール感は弱い。飲み進めると、どんどん酸っぱさが強く感じられる。 よって、甘ったるい感じはさほどない。
 ぶどう果汁30%。アルコール分4%。 原材料名:ぶどう(アメリカ産)、レモン、醸造アルコール、糖類/炭酸、酸味料、香料。 販売者:中埜酒造株式会社 愛知県半田市東本町2丁目24番地。 製造所:大東乳業株式会社 岐阜県各務原市松本町2丁目466番地。
 KUNIZAKARI ぶどうのお酒はぶどうのみずみずしい果汁感がたっぷり。 深い味わいと濃厚な香りのお酒です。
 レモンが使われていることで、酸が立って適度にシャープな味わいになっている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44347FMEEK#06
2021年5月31日[2]
No.8722: 美酢 ビネガーサワー ざくろ / CJ FOODS JAPAN
 みちょ びねがーさわー ざくろ / しーじぇーふーずじゃぱん
美酢 ビネガーサワー ざくろ 美酢 ビネガーサワー ざくろ review
美酢 ビネガーサワー ざくろ
 フルーツビネガーを使ったお酒 美酢(ミチョ)を用いたR.T.D.美酢ビネガーサワーの「ざくろ」。
 私の生活圏内では見かけない商品なのだが、 当サイトの協力者 森康哲さん が寄贈してくださったものである。

 グラスに注いだ液色は、鮮やかな赤紫。注いでいる時は気泡が踊っているが、すぐに静まる。
 香りは、ざくろらしい甘酸っぱさに、しっかりはっきり酢の匂いが混じる。
 味もやはりざくろが前面に出て、コクのある甘酸っぱさだが、 喉の奥に酢酸の刺激を若干感じる。フルーティな味わいながら、飲み進めると、果実酢であることが実感される。
 アルコール分4%。果汁11%。 原材料名:ざくろ果汁(イスラエル製造)、ざくろ酢、スピリッツ、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 ざくろは女性に嬉しいスーパーフードで、ほんのりとした甘味とフルーティーな味わいをお楽しみいただけます。
 上記缶の説明にもあるように、商品ターゲットは明らかに女性である。 このように健康をうたったお酒は、今後も増えるだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44347PRST#UK
2021年6月1日[1]
No.8723: 愛のスコール ホワイトサワー フルーツミックス <数量限定> / サッポロ
 あいのすこーる ほわいとさわー ふるーつみっくす <すうりょうげんてい> / さっぽろ
サッポロ 愛のスコール ホワイトサワー フルーツミックス サッポロ 愛のスコール ホワイトサワー フルーツミックス review
サッポロ 愛のスコール ホワイトサワー フルーツミックス
 サッポロビールと 南日本酪農協同(デーリィ) のコラボによって生まれた 愛のスコール ホワイトサワー の数量限定派生商品「フルーツミックス」。 発売日は、6月1日。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。フルーツミックスというより、レモンのよう。
 香りはバナナが強く、同時にパインのような甘酸っぱさがある。しかし、パインは使われていないようなので、 これはマンゴーなのか。いずれにせよ、フルーツの甘酸っぱさ以外に、乳性飲料のこってり感がしっかりとある。
 口当たりは炭酸のピリッとした刺激から入るものの、すぐに強烈な甘味が襲う。 バナナジュースだけでも、ここまで甘くはないだろうという、重層的な甘さ。 フルーツ牛乳のイメージではまったくない。こってりとしたコクと甘味は、マンゴーなのかバナナなのか、 まったく正体がわからない。
 アルコール分4%。果汁1%。原材料名:乳等を主要原料とする食品、もも果汁、バナナ果汁、マンゴー果汁、ウォッカ、 糖類/炭酸、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料、黄色4号、黄色5号。
 缶に、「昔なつかしく、やさしい味わい。」とあるが、 あまりやさしいとは思えない。こんなに甘味を強くする必要があったのだろうか?と感じた。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44348DAEE#00
2021年6月1日[2]
No.8724: ビネガーサワー りんご / 合同酒精
 びねがーさわー りんご / ごうどうしゅせい
GODO ビネガーサワー りんご GODO ビネガーサワー りんご review
GODO ビネガーサワー りんご
 Mizkan(ミツカン)と 合同酒精 のコラボによる ビネガーサワー「りんご」。 発売日は、昨年9月8日だったようである。
 例のごとくGODO社製品は私にとって入手困難であり、今回も当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈されたものである。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄色で、透明感がある。 気泡は少なく、炭酸は弱そう。
 香りは、透明タイプのりんごジュースのように、スキッとした甘酸っぱさだが、 そこに酢の匂いが乗っている。ただ、酢の刺激はそんなに強くない。
 味も香りの印象どおり、りんごのまろやかな甘酸っぱさに、酢酸の刺激が加わって、少しピリッとした舌触り。 バランス的にはりんごが優勢で、さわやかな味わい。 飲み込んだ後には、酸味とともに軽い苦味が残る。
 アルコール分3%。果汁1%。ミツカン黒酢使用。 原材料名:米黒酢、りんご果汁、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/炭酸ガス、酸味料、 香料、カラメル色素。製造者:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
 「ミツカン黒酢のヒミツ」
 国産玄米だけを豊富に使用した黒酢。旨み成分を豊富に含み、 やわらかな酸味とまろやかな味わいが特長です。
 1缶あたり黒酢8ml配合!
 昨日飲んだ 美酢ビネガーサワー と比べると、こちらのほうがバランスが良く、酢の刺激がうまくコントロールされている。 もちろん、りんごと酢の相性がいいということもあろう。
 これは好みの問題もあるので一概には言えないが、より酸っぱいのが好きという人には、 この製品は少々物足りないかもしれない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44348PRST#266
2021年6月2日[1]
No.8725: パインアメサワー <限定> / 三菱食品(製造者:オエノンプロダクトサポート)
 ぱいんあめさわー <げんてい> / みつびししょくひん
三菱食品 パインアメサワー 三菱食品 パインアメサワー review
三菱食品 パインアメサワー
 三菱食品「パインアメサワー」。今年が3年目で、発売日は5月18日であった。  パインアメ とは、 大阪市に本社を置く パイン株式会社 がつくる パイナップルの輪切り型をしたキャンディである。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。気泡は少なく、炭酸は強くなさそうである。
 香りは、甘酸っぱいパイン香だが、ジューシー感はない。果汁ではなく、まさにパインアメのイメージ。
 味は酸味が立っていて、キリッとシャープ。甘さは香りの印象ほど強くない。 昨年の製品よりも、あっさりとしたキャラクターになったのではと思う。 飲み込んだ後には、軽い苦味も残る。
 果汁2%。アルコール分4%。 原材料名:パインアップル果汁、醸造アルコール(国内製造)、梅酒、果糖、砂糖、オリゴ糖/炭酸、酸味料、香料。
 販売者:三菱食品(株) 東京都文京区小石川1-1-1。 製造場:オエノンプロダクトサポート(株) 兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
 パインアメのお酒ということで、相当甘いのでは?と思われがちだが、 かなりすっきりと仕上がっている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44349DAEE#15
2021年6月2日[2]
No.8726: TAIWAN BEER HONEY LAGER / 台湾啤酒
 たいわんびーる・はにーらがー / たいわんびーる
台湾啤酒 HONEY LAGER 台湾啤酒 HONEY LAGER review
台湾啤酒 HONEY LAGER
 発売を知らず、LAWSON店頭で偶然発見した「台湾啤酒 HONEY LAGER」。
 5月25日の発売で、ローソン限定商品らしい。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。 泡は純白でやや粗く、勢いよく注ぐと盛り上がるが、泡持ちはあまり良くない。
 ベースになっている台湾ビールは日本のピルスナーに近く繊細なので、 穀物っぽい控えめなモルト香が中心だが、そこにはっきりと甘い蜂蜜の香りが混ざっている。 その蜂蜜の甘さが濃密で、明確なキャラクターをつくっている。
 味は舌先で甘さを感じ、舌の奥でビールの軽い苦味を感じる。 その甘さはまるでハイビスカスの花のような華やかさを伴い、軽やかながらエレガント。
 飲み込んでしばらく待つと、苦味だけが残っていることに気づき、はっきりビールだと実感する。 もう一口飲むと、甘さがまた広がり、やさしい表情になる。そして時間をおくとまた甘さが引いて苦味が残り・・ という繰り返しになる。
 アルコール分4.5%。麦芽使用率50%以上。原材料名:麦芽、米(台湾産)、糖類、蜂蜜、ホップ。 原産国名:台湾。輸入者及び取引先:東永商事株式会社 横浜市中区新山下3-2-9。
 台湾ビールと台湾特産の龍眼ハチミツをブレンドしました。 ハチミツの甘い香りと、程よい甘さが楽しめます。

 台湾啤酒とは?
 1919年創業の、台湾内シェアナンバーワンビールブランド。定番のラガービールの他、 台湾の食材や果物を活かしたビールを数多く手掛けています。
 くしくもつい先日、今流行している台湾カステラを食べたところなのだが、 華やかな蜂蜜の香りがかなり似ている。異国情緒と言ったらいいんだろうか、 この製品も日本の蜂蜜を使った製品とは少しキャラクターが違うように感じる。
種別 ビール
CODE:44349LSEK#08
2021年6月3日[1]
No.8727: 夏の味の金麦 ザ・ラガー / サントリー
 なつのあじのきんむぎ ざ・らがー / さんとりー
サントリー 夏の味の金麦 ザ・ラガー サントリー 夏の味の金麦 ザ・ラガー review
 サントリー 金麦「ザ・ラガー」が、5月製造分から「夏の味」製品になっている。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。 泡はほぼ白色で、勢いよく注ぐと盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りを嗅ぐと、ほぼ新ジャンルらしさを感じない。ブラインドでこの香りだけを嗅いだら、ビールと言ってしまうだろう。 しっかり麦の力強さを感じ、ほんのりホップ香が漂っている。
 味はふわっとした甘味が少しだけあって、その後すぐに強い苦味の押しが来る。 先制パンチとしてはすばらしいが、やはりコク不足は否めず、さらに飲み進めると、 どんより甘味が舌の奥に感じられる。ただ、新ジャンルでこの飲みごたえはすごい。
 アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
 金麦は季節に合わせて味わいを変えています。食卓に、いつでもおいしい金麦を。
 新ジャンルをここまで持ってきたメーカーさんの頑張りと、一方で、新ジャンルでできることの限界も感じる。
 予算制約の中でビール代わりの新ジャンルを求めている人には理想に近い1本だが、やはりビールとの違いは明確にある。 反面、軽いから新ジャンルが好きという人には、苦すぎ重たすぎと感じられるかもしれない。そう考えると、 意外と間口の狭い製品なのかもしれない。
種別 新ジャンル
CODE:44350DAEE#RN05
2021年6月3日[2]
No.8728: 愛のスコール ホワイトサワー / サッポロ
 あいのすこーる ほわいとさわー / さっぽろ
サッポロ 愛のスコール ホワイトサワー サッポロ 愛のスコール ホワイトサワー review
サッポロ 愛のスコール ホワイトサワー
 先日、愛のスコールホワイトサワーの限定品 フルーツミックス を購入したとき、 店頭に一緒に並んでいるのを見て、缶デザインが以前と違っているのに気づいたので買ってみた。 通年品の「愛のスコールホワイトサワー」である。

 グラスに注いだ液色は、しっかり深みのある白色。細かな白い泡が盛り上がっている。
 香りは、愛のスコール そのままの甘酸っぱさ。 アルコール臭はほとんどしない。
 味もスコールらしい甘さと炭酸の刺激。穏やかな酸味にほんのりとアルコール感。 やさしい飲み口。
 アルコール分4%。原材料:乳等を主要原料とする食品、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料。
 不覚にも知らなかったが、調べてみると、昨年(2020年)3月3日にリニューアルという情報が出てきた。 でも、飲んでみると、中身はそれ以前から変わっていないように思う。
 缶裏に1971年発売当時の 愛のスコール のびんデザインが描かれている。 宮崎発の商品が全国区となり、50年愛され、こうしてお酒にもなっている。 素晴らしいことである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44350DAEE#UK
2021年6月4日[1]
No.8729: 夏の味の金麦 糖質75%オフ / サントリー
 なつのあじのきんむぎ とうしつ75ぱーせんとおふ / さんとりー
サントリー 夏の味の金麦 糖質75%オフ サントリー 夏の味の金麦 糖質75%オフ review
サントリー 夏の味の金麦 糖質75%オフ
 サントリー 金麦3種が、5月製造分から「夏の味」製品になっている。
 既に レギュラーの 金麦 と、ザ・ラガー を飲んでいるので、 今日は「糖質75%オフ」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。糖質オフ製品にしては、しっかりめの色。 泡はほぼ白色でやや粗く、勢いよく注ぐと盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、軽いホップ香が感じられ、新ジャンル特有の甘い匂いは弱い。 すっきりとクリアな印象。
 味も香りの印象どおり、クリア。苦味がしっかり付けられ、糖質オフにしてはパンチがある。 新ジャンル特有の浮ついた甘さはなく、スパッとキレも良い。
 アルコール分4%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類、食物繊維)、スピリッツ(小麦)。
 爽やかに仕立てた金麦のオフを夏の料理とご一緒にどうぞ。
 金麦3種の中でも、特に変化のわかりにくいのがこの糖質オフ。 そもそも季節ごとに変える必要があるのか?と、特にこの糖質オフについては思ってしまう。
種別 新ジャンル
CODE:44351DAEE#RN05
2021年6月4日[2]
No.8730: 氷結 シチリア産レモン / キリン
 ひょうけつ しちりあさんれもん / きりん
キリン 氷結 シチリア産レモン キリン 氷結 シチリア産レモン review
キリン 氷結 シチリア産レモン
 キリン 氷結 が新しくなっている。今年(2021年)3月製造分からのリニューアルである。
 スタンダードシリーズ全8種、ストロングシリーズ全6種があり、 スタンダードシリーズのうち みかん、ウメ、パイナップル、ストロングシリーズのうち サワーレモン、 ライムシークヮーサー、ピーチ&マンゴー の各種はパッケージのみの変更だが、 それ以外のものは中身も変わっている。
 まだ全部入手できたわけではないが、確保したものから飲むこととし、 まず今日は「シチリア産レモン」を取り上げる。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかに濁りがある。
 香りは、弾けるような鮮烈なレモン香であり、氷結らしく、かなり人工的に整えられたような印象。
 飲んだ瞬間に感じたのは、あれっ?こんなにすっきりしていたかな?ということ。 甘味がとても抑制的で、キュンとする酸味が前面に出ている。 苦味すら感じる。アルコール感はほどほど。 飲み込んだ後には、尖りある酸味と苦味が口に残る。
 アルコール分5%。果汁2.7%。原材料名:レモン果汁、ウォッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 シチリア島で収穫されたレモンを主に使用した、みずみずしくスッキリ爽快なおいしさをお楽しみください。
 缶に「まるで搾りたてのレモン感」とあり、確かに弾けるような酸味が特徴。 だがやはり、良くも悪くも美しく整えたお化粧感があるのが、氷結。昔の製品に比べて、 かなり甘さが抑えめになった点は評価できるが。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44351DAKO#RN03
2021年6月5日[1]
No.8731: 前略 好みなんて聞いてないぜSORRY うま味一番だしアロマ仕立て ホワイトIPA / ヤッホーブルーイング
 ぜんりゃく このみなんてきいてないぜそーりー うまみいちばんだしあろまじたて ほわいとIPA / やっほーぶるーいんぐ
前略好みなんて聞いてないぜSORRY 前略好みなんて聞いてないぜSORRY review
前略好みなんて聞いてないぜSORRY
 ヤッホーブルーイングの意欲作「前略 好みなんて聞いてないぜSORRY」シリーズの 「うま味一番だしアロマ仕立て ホワイトIPA」。なんとかつお節を用い、そのうま味を活かしたエールだ。
 当サイトで前回取り上げたのが 2013年。 その間のことは把握していないが、ともかく8年ぶりに飲む。
 ちょっと前に、成城石井の店頭で偶然発見して購入したものだが、 正式な発売日は、調べてもよくわからなかった。

 グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。 泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは非常に華やか。トロピカルなホップ香とコリアンダーのスパイシーさが立ち、ふわっとやさしい。
 口当たりはすっきりと軽やか穏やかだが、ベースにはしっかり強い苦味がある。 その柔らかい甘さとずっしりした苦味の双方が主張する反面、真ん中のボディ感はややスリム。 飲み込んだ後には甘やかな旨味の余韻が長く、それと共に収斂性のある苦味が舌奥に残っている。
 アルコール分6.5%。原材料名:大麦麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、小麦麦芽、ホップ、かつお節、 コリアンダーシード、オレンジピール。
 缶裏には、次のような説明文がある。
 I'm sorry. 普通のビールは、造りません。
 ビールには、もっといろんな味や個性があっていい。 「前略好みなんて聞いてないぜSORRY」には、そんな意志を込めた。 既存のビアスタイルやレシピにとらわれない。純粋に、自由に、自分たちが心から飲みたいビールを、 季節ごとに味を変え造りあげる。

 うま味一番だしアロマ仕立て ホワイトIPA
 業界初の一番だし製法を用いかつお節からうまみを抽出。4種のホップをはじめとする10種の薫りを、 うまみ成分から醸し出した薫りと融合させる。 複雑かつ華やかでジューシーなアロマが押し寄せる前代未聞のエール、ここに誕生。
 かつお出汁の味がするわけではないので、心配無用である。しかし、仕上がりの柔らかさ、 繊細さは不思議に「和」を感じさせる。造り方はトリッキーでも、味は実に親しみやすい、 飲み飽きないキャラクターだ。
種別 ビール
CODE:44352SIUM#UK
2021年6月5日[2]
No.8732: 氷結 グレープフルーツ / キリン
 ひょうけつ ぐれーぷふるーつ / きりん
キリン 氷結 グレープフルーツ キリン 氷結 グレープフルーツ review
 キリン 氷結 が新しくなっている。今年(2021年)3月製造分からのリニューアルである。
 スタンダードシリーズ全8種、ストロングシリーズ全6種があり、 スタンダードシリーズのうち みかん、ウメ、パイナップル、ストロングシリーズのうち サワーレモン、 ライムシークヮーサー、ピーチ&マンゴー の各種はパッケージのみの変更だが、 それ以外のものは中身も変わっている。
 昨日、シチリア産レモン を飲んだが、今日は2種目として「グレープフルーツ」を。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だがかすかにオレンジっぽく色づいているかな?という程度。若干の濁りもある。 気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、昔ながらのグレフルチューハイらしく、甘苦い感じのグレフル香。氷結らしく、ジューシー感もある。
 味は甘味を抑えられ、キリッとした酸と苦味が感じられる。 かなりシャープで、飲み込んだ後には、軽い苦味と酸味、ほんのりと甘味も残る。
 アルコール分5%。果汁4.2%。原材料名:グレープフルーツ果汁、ウォッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 ホワイトとルビーのグレープフルーツを使用した、 みずみずしくスッキリ爽やかなおいしさをお楽しみください。
 従来品 との違いを感じなかった。ジューシーでありながら、甘さ抑え気味の味の調え方は、さすが氷結と言える。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44352DAKO#RN03
2021年6月6日[1]
No.8733: PILSNER URQUELL ピルスナー ウルケル
 ぴるすなー うるける
PILSNER URQUELL PILSNER URQUELL review
PILSNER URQUELL
 チェコの元祖ピルスナーである「ピルスナー ウルケル」の缶入り製品が発売された。 発売日は6月1日。首都圏ではそれに先行して4月6日に発売されたようである。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。 泡は純白で非常にきめ細かく、泡持ちも悪くない。
 香りは非常に落ち着いている。どっしりと重みがあり、少し青臭い穀物的なモルト香が主体。 華やかさはない。
 口に含むと、まず収斂性のある苦味がずしっと感じられる。 パンチは強いものの、ボディはスリムであり、浮ついた甘さなどはない。 最後までビシッとした苦味が続き、後口も引き締まっている。
 アルコール分4%以上5%未満(4.4%)。 原材料名:麦芽、ホップ。原産国名:チェコ。輸入者及び引取先:アサヒビール株式会社
 缶裏には、次のような説明文がある。
 ピルスナーウルケルは、1842年にチェコ・ピルゼンで誕生した一般的なピルスナースタイルの元祖となる歴史あるビールです。 当時から変わらない醸造所、製法、チェコ産の原料を使用し、伝統を守り、こだわりを持って醸造しています。
 2017年にアサヒビールが買収したことで、日本の資本が保有する醸造所となった。 伝統あるビールをこうしてアサヒさんのルートを通じて気軽に買えるようになったことは喜ばしいことである。
種別 ビール
CODE:44353DAKO#05
2021年6月6日[2]
No.8734: 氷結 みかん / キリン
 ひょうけつ みかん / きりん
キリン 氷結 みかん キリン 氷結 みかん review
 キリン 氷結 が新しくなっている。今年(2021年)3月製造分からのリニューアルである。
 スタンダードシリーズ全8種、ストロングシリーズ全6種があり、 スタンダードシリーズのうち みかん、ウメ、パイナップル、ストロングシリーズのうち サワーレモン、 ライムシークヮーサー、ピーチ&マンゴー の各種はパッケージのみの変更だが、 それ以外のものは中身も変わっている。
 一昨日に シチリア産レモン、昨日 グレープフルーツ を飲んだが、 今日は3種目として「みかん」を。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに濁っているようにも見える。 気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、甘味が強そうで、苦そうな柑橘香。みかんの皮みたいな匂い。 アルコール臭は強くない。
 味は適度にスッキリとし、穏やかな酸味と甘味がある。 果汁感はほぼない。飲み込んだ後には、甘味と軽い苦味が残る。
 アルコール分5%。果汁0.3%。 原材料名:うんしゅうみかん果汁、ウオッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 今回はパッケージのみの変更で、中身は変わっていないのだが、缶表記も"NEW design"とあり、 単なるデザイン変更であることを律儀にも伝えている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44353DAKO#RN03
2021年6月7日[1]
No.8735: オリオン ザ・ドラフト プレミアム シークヮーサー <2021特別醸造> / オリオン
 おりおん ざ・どらふと ぷれみあむ しーくゎーさー <2021とくべつじょうぞう> / おりおん
オリオン ザ・ドラフト プレミアムシークヮーサー オリオン ザ・ドラフト プレミアムシークヮーサー review
オリオン ザ・ドラフト プレミアムシークヮーサー
 オリオンから数量限定「オリオン ザ・ドラフト プレミアム シークヮーサー」が登場。 発売日は、6月1日。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。 泡はやや黄色で概ねきめ細かく、勢いよく注ぐと盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 シークヮーサーということで、甘酸っぱい香りを想像したが、 ビールらしいホップとモルトの香りが主体で、そこに柑橘の酸っぱそうな匂いが寄り添っている。
 味は苦味がしっかり強くて引き締まっている。 確かに果汁の酸味がそこはかとなく感じられるものの、いわゆるフルーツビールのようなジューシーさはない。 これはもちろん、後から割ったカクテルではなく、醸造過程で果汁などを用いていることから生まれる一体感である。 飲み込んだ後に、ほのかに柑橘の爽やかさが残る。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、シークヮーサー果汁、 シークヮーサー粉末。 製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。 製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。
 シークヮーサー果汁の香りと皮までまるごと乾燥させたドライシークヮーサーが織りなす爽やかな風味が特長のビールです。
 ひとことで感想を言うと、「普通にビールの味」。しっかりと飲みごたえがあって、苦味が強くて、 シークヮーサー風味はほんのり。夏にぴったり、爽やかなビールだ。 
種別 ビール
CODE:44354WALIUM#06
2021年6月7日[2]
No.8736: 氷結 もも / キリン
 ひょうけつ もも / きりん
キリン 氷結 もも キリン 氷結 もも review
 キリン 氷結 が新しくなっている。今年(2021年)3月製造分からのリニューアルである。
 スタンダードシリーズ全8種、ストロングシリーズ全6種があり、 スタンダードシリーズのうち みかん、ウメ、パイナップル、ストロングシリーズのうち サワーレモン、 ライムシークヮーサー、ピーチ&マンゴー の各種はパッケージのみの変更だが、 それ以外のものは中身も変わっている。
 これまで、シチリア産レモングレープフルーツみかん の3種飲んでおり、 今日は4種目として「もも」を。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。
 香りは、甘く華やかな白桃香。氷結らしく、きれいにお化粧したような香り。
 味は甘味が強く、香りの印象どおり華やか。軽い酸味と苦味も伴っているため、 そんなにこってり感はない。人工的に、きれいにまとめられている。
 アルコール分3%。果汁1.8%。原材料名:もも果汁、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 ジューシーなももを使用した、みずみずしくスッキリ爽快なおいしさをお楽しみください。
 アルコール3%設定で飲みやすく、強いお酒が苦手な人にお勧め。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44354DAKO#RN03
2021年6月8日
No.8737: ほろよい 夏ライチ <限定> / サントリー
 ほろよい なつらいち <げんてい> / さんとりー
サントリー ほろよい 夏ライチ サントリー ほろよい 夏ライチ review
 サントリー ほろよい の限定品「夏ライチ」。発売日は、6月8日。

 グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
 香りは、たっぷりと甘いライチ。非常にシンプル。
 味は香りそのまま。ライチ特有の高貴な香味。甘さ。アルコール感はとても弱く、チューハイとは思えない軽さ。 飲み込んだ後にもやさしい甘さと、若干の苦味のようなものが口に残る。
 アルコール分3%。果汁1%。原材料名:ライチ、ぶどう、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 ライチの華やかな香りとすっきりした甘さで、夏に嬉しい味わいです。
 濃厚ではなく、甘ったるさはないので、暑い季節にもスッキリと飲める。
 ほろよいシリーズのメインターゲットである若者層、特に女性に受けが良いであろう製品。 かなりの人気を獲得するに違いない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44355DAKO#00
2021年6月9日[1]
No.8738: サッポロビール園 サマーピルス / サッポロ
 さっぽろびーるえん さまーぴるす / さっぽろ
サッポロビール園 サマーピルス サッポロビール園 サマーピルス review
サッポロビール園 サマーピルス
 サッポロから出た限定品「サッポロビール園 サマーピルス」。発売日は、6月8日。
 1966年に札幌市で開業した サッポロビール園 の55周年を記念して醸造された限定ビールである。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。 泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、サッポロビールらしく落ち着いており、しっかり穀物っぽいモルトの香りが主体。 ただ、軽快で爽やかなホップ香が控えめに香っている。
 口当たりはキリッとしてシャープな印象だが、苦味の押しは弱く、爽やか。 軽やか、クリアで、甘味は弱い。適度なジューシー感で、キレがある。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
 札幌の地で誕生し、地元の方々や多くの観光客に愛され続けてきたサッポロビール園。その開園55周年を記念して醸造された、 この夏だけの限定ビールです。北海道の夏空のような、爽快な味わいをお楽しみください。
 まさに商品名にふさわしい、軽やかなビール。缶デザインも爽やかで、リピートしたくなる魅力あふれる製品。
種別 ビール
CODE:44356DAEE#01
2021年6月9日[2]
No.8739: 氷結 パイナップル / キリン
 ひょうけつ ぱいなっぷる / きりん
キリン 氷結 パイナップル キリン 氷結 パイナップル review
 キリン 氷結 が新しくなっている。今年(2021年)3月製造分からのリニューアルである。
 スタンダードシリーズ全8種、ストロングシリーズ全6種があり、 スタンダードシリーズのうち みかん、ウメ、パイナップル、ストロングシリーズのうち サワーレモン、 ライムシークヮーサー、ピーチ&マンゴー の各種はパッケージのみの変更だが、 それ以外のものは中身も変わっている。
 これまで、シチリア産レモングレープフルーツみかんもも の4種飲んでおり、 今日は5種目として「パイナップル」を。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。
 香りは、甘酸っぱいパイン香だが、ジューシー感はそれほどでもなく、どこか上っ面だけの香りという感じがする。
 味は香りの印象どおりとても甘酸っぱいが、特に酸味が強調されている。 甘ったるさはなく、軽い苦味も伴って、キレが良い。
 アルコール分5%。果汁1.6%。原材料名:パインアップル果汁、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 南国のパイナップルを使用した、みずみずしくスッキリ爽快なおいしさをお楽しみください。
 缶デザインのみの変更であり、中身は変わっていない。先日飲んだ みかん と同じように、 缶には"NEW design"と書かれており、デザインだけの変更であることを示している。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44356DAKO#RN03
2021年6月10日
No.8740: セブンプレミアム −196℃ イエローショット / サントリー
 せぶんぷれみあむ まいなす196ど いえろーしょっと / さんとりー
セブンプレミアム -196℃ イエローショット セブンプレミアム -196℃ イエローショット review
 昨年までいわゆる留型商品として、セブン&アイグループ限定で販売されていた サントリー −196℃ ストロングゼロ イエローショット が、 今年は正式に同グループのP.B.である「セブンプレミアム」の名を冠して登場した。
 6月8日発売の「セブンプレミアム −196℃ イエローショット」。
 ストロングゼロの名前がなくなったが、べつにアルコールが弱くなったわけではなく、 単に名前が長くなるのを避けただけだろう。

 強炭酸なので、注いでいる時にはジュワジュワ大きな音を立て、多量の気泡がグラスの中で踊る。 その後も大粒の気泡がたくさん見える。 液色は少し濁りのある薄黄色で、レモンスカッシュというか、ビタミンC入りのスポーツドリンクみたい。
 香りはまさにレモンスカッシュ。但し、甘さはしっかり強そうで、アルコール臭がほんのりとする。
 口当たりは、とにかくビリビリと炭酸が強い。 次いでレモンの強い酸味がくる。さらにはしっかり甘味もくる。 すべての要素が強いが、基本的には夏向きの爽快な味わい。ただ、飲み進めると、すぐにアルコールの強さを実感する。 飲み込んだ後には、エナジードリンクのような薬臭さが残る。
 アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。レモン果汁0.1%。レモン浸漬酒使用。 原材料名:レモン、ウオツカ(国内製造)/酸味料、炭酸、香料、ビタミンC、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、黄色4号。
 近所のセブンイレブンでは大量に並べられていたので、毎回売れ行きが良いであろうことが窺える。 缶には「チューハイ レモンスカッシュ」とも書かれていて、商品特性が一目でわかる。お手本のような上手な売り方である。
 前回発売 が昨年12月で、 なぜ冬に売るのだろう?夏に出せばいいのに、と思ったものだが、今回は期待通りに夏に出して頂いた。 コストパフォーマンスも良好だし、これはまたヒットするだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44357SEST#02

 HOME  ビール・発泡酒・チューハイの部屋メニューへ戻る  前へ  次へ