2021年7月16日
No.8801: すらっと 南国ライチサワー <期間限定> / アサヒ
すらっと なんごくらいちさわー <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒ すらっと の期間限定「南国ライチサワー」。発売日は、7月13日。
グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。注いでいる時は細かな気泡が躍っているが、すぐに静まる。
液体の中に大粒の果粒(グレープフルーツ)が少量浮遊している。
香りは、甘く優しいライチ香で、シンプル。
味は香りの印象どおり非常に甘味が強い。ライチ特有の甘さだが、
そこにグレープフルーツ果肉が加わることで、若干のシャープさが足されている。
ただ、飲み込んだ後にはだらっとした強い甘味が口に残る。
台湾産ライチ果汁0.1%。アルコール分3%。
原材料名:アルコール(国内製造)、果粒(グレープフルーツ)、ライチ果汁、
糖類/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)。
果汁とは異なる果実の果肉を入れる手法は、すらっとシリーズで以前から行われていることで、
何ら目新しいものではないが、ライチの甘さをグレフルが抑制する効果は、決してバカにはできない。
また、昨日飲んだ 旬果搾りれも吉 では、レモン果汁にグレフル果肉という、
いわば近隣種の合わせ技であったように、色んな組み合わせが考えられて、面白い。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44393LSEE#09 |
2021年7月17日
No.8802: 99.99 クリアシトラス <限定> / サッポロ
ふぉーないん くりあしとらす <げんてい> / さっぽろ
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99.99%の高純度ウォッカを使用し、アルコール9%のチューハイ サッポロ99.99(フォーナイン)
の限定品「クリアシトラス」。発売日は、7月13日。
シトラス(citrus)は柑橘だが、本品で使われているのはライムとレモンである。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。かすかに色づいているかな?という程度。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てているが、
すぐに静まり、その後は細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、レモンのジューシー感とライムのグリーンな柑橘香が、うまく調和しており、
ベースにしっかりウォッカの香りもする。
口当たりはこのシリーズらしく、非常にさっぱり。
酸味が鋭く、ほのかに甘く、後味が苦い。アルコール臭さも非常に強い。
アルコール分9%。果汁0.1%。原材料名:ウォッカ(国内製造)、ライム果汁、レモン果汁、糖類
/炭酸、酸味料、香料。
このシリーズは酒臭く、甘くないのに、ほのかにジューシー感がある。このキャラクターは独特のものといえる。
たとえばサントリー製品は、ドライといいながら結構甘みがついていたり、タカラ製品なら甘くないだけでなくジューシーさもまったくなく、
ただ酒臭いといったキャラクターがあるが、そのどちらでもないのが99.99だ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44394DAEE#04 |
2021年7月18日
No.8803: 和がさね酎ハイ 国産ゆず&生姜 / アサヒ
わがさねちゅうはい こくさんゆず あんど しょうが / あさひ
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7月13日にファミリーマートで先行発売された アサヒ「和がさね酎ハイ」。
400mlのボトル缶入り製品で、2種がある。
2種のうち、まず「国産ゆず&生姜」のほうから飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと濁りのある薄黄色。
気泡は少なく、炭酸は強くはなさそう。
香りは、ジンジャーエールのような生姜の香りが立っていて、シャープな印象だが、
それほど辛そうではない。さらに、ゆずの引き締まった柑橘香もある。
口当たりは意外にもふわっと甘く、ジューシーな感じがある。
生姜の利かせ方がとても上品で、辛みはほとんど感じない。
ゆず由来の爽やかさが活かされ、やさしい飲み口なのだが、
飲み込んだ後、喉や胃の中が、ほっこりと温かくなっており、しっかり生姜を実感する。
果汁0.1%。アルコール分5%。
原材料名:ウオッカ、ゆず果汁、食塩、糖類(国内製造)/炭酸、
酸味料、香辛料抽出物、香料。
缶裏側に、次の説明が。
国産ゆず
程よい甘みの中にもゆず特有の渋味苦味が味わえる大人仕立てに。
香る生姜
生姜ならではのスパイシーな香りが、ゆずの爽やかな香りを引き立てます。
生姜を使っているということで、もっとパンチの強い味わいを想像していたが、
極めて上品な使い方であって、押しは弱い。
和の素材を合わせた「和がさね」の名にふさわしい、気品のある味わいと言える。
ただ、ひとつだけ苦言を呈するとすれば、もう少し甘さを抑えても良かったような気がする。
そうすると辛さが目立ってしまうのかもしれないが、そこは生姜の添加量で調整して欲しい。
それにしても、ゆずと生姜というチョイスに夏らしさはまったくない。
むしろ冬に出して欲しい味わいだという気がするのだが、
ファミマでとりあえず売ってみてから、秋以降に全国発売を模索するのだろうか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44395LSEE#05 |
2021年7月19日
No.8804: 和がさね酎ハイ 国産田熊すだち&和山椒 / アサヒ
わがさねちゅうはい こくさんたくますだち あんど わざんしょう / あさひ
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7月13日にファミリーマートで先行発売された アサヒ「和がさね酎ハイ」。
400mlのボトル缶入り製品で、2種がある。
2種のうち、昨日既に 国産ゆず&生姜 を飲んでいるので、
今日はもう一方の「国産田熊すだち&和山椒」を。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと濁りのある薄黄色。
気泡は少なく、炭酸は強くはなさそう。
香りは、尖りのある青臭い柑橘香で、杉樽の香りにも似ている。
山椒の香りは、しっかり嗅がないとよくわからない。
口当たりは極めてシャープ。ヒリつくようなすだちの酸味が主体で、
やはり山椒はあまり感じない。ところが、飲み込んだ後に胃の中がほっこりする感じがあり、
これが山椒なのかと気づく。酸がシャープで香辛料のホットな感じもあるから、
ダジャレっぽく言えば、酸っパイシーだ。
飲み込んだ後にも、鋭い酸が口に残り、
胃の中はますます温かくなっている。
果汁0.7%。アルコール分5%。
原材料名:ウオッカ(国内製造)、山椒スピリッツ、田熊すだち果汁、糖類/酸味料、炭酸、香料。
缶裏側に、次の説明が。
国産田熊すだち
まろやかな酸味が特長で、「幻の柑橘」とも呼ばれる希少な田熊すだちを使用。
香る和山椒
和山椒を漬け込み蒸留したスピリッツを使用。実はミカン科のため、田熊すだちとの相性も抜群。
田熊すだちは、別名「直七」(なおしち)とも呼ばれる柑橘で、
尾道市田熊地区で発見されたもの。一般的なすだちと同様、食酢として使われてきたもので、
このお酒も刺身や焼き魚との相性は良さそう。
(直七は、以前 アサヒ もぎたて にて採用されている)
昨日飲んだ 国産ゆず&生姜 もそうであったように、こちらも夏に飲むより秋以降の涼しい気候に合いそうである。
アサヒさんということで、ヒット商品 檸檬クラフト と同じボトル缶を使用しているが、
ブランドキャラクターは180度違う。
こちらは大ヒットとまでは行かないだろうが、コアなファンは生みそうである。
少なくとも私は、秋にサンマの塩焼きを食すときに飲みたいと思った。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44396LSEE#09 |
2021年7月20日[1]
No.8805: −196℃ ストロングゼロ ダブル オレンジ <限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶる おれんじ <げんてい> / さんとりー
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サントリー -196℃ ストロングゼロシリーズの期間限定「ダブル オレンジ」。
昨年は出ていなかったようで、当サイトで把握している限り、2年ぶりである。
今年の発売日は、7月20日。
グラスに注いだ液色は、ほんのり濁りのある薄黄色。
注いでいる時は、大粒の気泡が踊っているが、すぐに静まる。
香りは、キュッと鮮烈で、揮発成分の多そうな柑橘香。但し、オレンジなので丸みがあり、
それほど酸っぱそうではない。
味は苦味と酸味が極めて強く、甘さもそれなりにある。アルコール感も強烈。
全体的に押しが強く、はっきりとわかりやすい味。
安いのに強く、お買い得だなあと思う人は多いだろう。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。オレンジ果汁1.5%。オレンジ浸漬酒使用。
原材料名:オレンジ、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、酸化防止剤(ビタミンC)。
昨年からのコロナ禍で、各社の販売サイクルにも変化が見られるようだ。
家飲み需要でチューハイは健闘しているだろうが、一方で、買い物に行く回数を減らしている人も多いので、
店頭で目新しい商品に出会う機会も減っているだろう。その中でうまく市場開拓をしていかなければならないから、
メーカーさんはたいへんだろう。
当サイトの情報が少しでも売上拡大に貢献し、また、お酒好き消費者の皆さんのお役に立てれば幸いである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44397DAEE#00 |
2021年7月20日[2]
No.8806: ジムビームハイボール缶 ライム&トニックハイボール / サントリー
じむびーむはいぼーるかん らいむ あんど とにっくはいぼーる / さんとりー
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サントリーから出ている ジムビームハイボール缶 の派生商品「ライム&トニックハイボール」。
発売日は、7月13日。
缶に限定等の文字はないが、期間限定品とのこと。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い薄黄色で、微かに濁りがあるようにも見える。
注いでいる時は、炭酸が音を立てているが、すぐに静まる。
香りを嗅いで一番強く押してくるのは、やはりジムビームらしいバーボンの香り。
そこにトニックウォーターの薬草っぽく甘い匂いと、尖りあるライム香がほのかに。
味は酸味がキュンと立っていて、シャープ。はっきりと酸っぱいが、
グレーンウイスキー独特の味わいが強い。トニックらしいハーブっぽい香味と甘さ。
この幾重にも重なる独特のくせを好ましく感じる人には、ピタリとはまる。
一方、バーボンを飲み慣れない人には、バーボン臭さが助長されているため、
取っつきにくいだろう。
アルコール分5%。ライム浸漬酒使用。
原材料名:ウイスキー、スピリッツ、ライム、食塩、糖類/炭酸、酸味料、香料。
世界No.1バーボンブランド「ジムビーム」のハイボール缶です。
世のハイボール缶には、いわば初心者向け商品が多いのだが、
しっかりウイスキーらしい味わいを楽しみたい人には、このジムビームは打ってつけである。
ただ、ジューシー感もあるので、決してヘビーすぎるわけではない。
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チューハイ・カクテル等
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2021年7月21日[1]
No.8807: ザ・プレミアム・モルツ 香るエール サファイアホップの恵み <限定醸造> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ かおるえーる さふぁいあほっぷのめぐみ <げんていじょうぞう> / さんとりー
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サントリー ザ・プレミアム・モルツ 香るエールの限定品「サファイアホップの恵み」。
発売日は7月20日。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡はほぼ白色できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、香るエールシリーズ共通の甘くボリューム感のあるホップ香が強い。
さすが、ホップをフィーチャーしているだけのことはある。フルーティで濃密でありながら、やさしい。
この香りの存在感はすごい。
味も基本的に甘くて分厚い。妖艶なコクがあり、基本的には柔らかいが、苦味もしっかりとあるところはプレモルらしい。
噛んで味わえるくらいのジューシーさ。
飲み込んだ後には、優しい甘さと軽い酸味が口に残っている。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
希少品種サファイアホップを使用。"爽やかで、かろやかな余韻"が愉しめる今だけの特別な<香る>エールです。
缶は基本的にプレモルデザインながら、ターコイズブルー(青緑色)を採用し、宝石のサファイアを彷彿とさせる。
売り場でもよく目立ち、存在感抜群。家飲み需要増大で良いビールが売れている昨今、多くの人の目にとまる商品だろう。
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ビール
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2021年7月21日[2]
No.8808: NAGAHAMA IPA SPECIAL / 長浜浪漫ビール
ながはま あい・ぴー・えー すぺしゃる / ながはまろまんびーる
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滋賀県長浜市の 長浜浪漫ビール による「NAGAHAMA IPA SPECIAL」。
実は当サイトで 5年ほど前 に一度取り上げているのだが、
今回久しぶりに買ってみた。何も変わっていないだろうと思い、ただ普通に晩酌のための購入だったが、
よくみると製造者が変わっている。それで急遽、ここにアップすることにした。
グラスに注いだ液色は、極めて濃い黄金色で、オレンジに近く、淡いアンバー(琥珀)といってもいいくらいの色
(写真は光の関係で、より濃く写っているが、実際はもう少し透明感がある)。
泡はほんのりベージュ色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、鮮烈なホップ香が押し寄せる。IPAらしいトロピカルフルーツのような甘さ。
味は苦味がしっかりと強い。圧倒的なボリューム感のある甘やかなコクがあるが、
それを取り囲む苦味の存在感が極めて大きい。
飲み込んだ後にも、収斂性のある苦味が舌の奥に残っている。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(フランス製造)、ホップ。
販売者:長浜浪漫ビール株式会社 滋賀県長浜市朝日町14の1。
販売場:滋賀県長浜市五村193。製造所:エチゴビール株式会社 新潟県新潟市西蒲区松山2。
琵琶湖のほとり NAGAHAMA の名を冠したビールが、実は新潟でつくられている。
以前購入したときには、自社ブルワリーで製造したものだったのだが、
おそらく増産するために、製造委託を始めたのだろう。
製造者エチゴビールは、日本のクラフトブルワリーの先駆け的存在。そこが引き受けてくれたということも、
このビールの品質の高さが証明されていると言えるだろう。
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ビール
CODE:44398SIH3#UK |
2021年7月22日[1]
No.8809: 贅沢搾り PLUS 3種の柑橘 <期間限定> / アサヒ
ぜいたくしぼり ぷらす 3しゅのかんきつ <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒのチューハイ 贅沢搾り シリーズの期間限定「3種の柑橘」。
発売日は、7月20日。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、非常に酸と苦味が強そうな柑橘香。
グレフルが中心と思われるが、柑橘系の香水のような上品な香り。
味は酸味がキュンと強いが、同時に苦味もしっかり感じられる。
その両者が口中に居座るので、甘さはあまり感じない。もちろん甘くないわけではないが、
バランス的にとてもシャープ。
果汁は多くないが、ジューシー感があり、飲み込んだ後は、ヒリヒリするくらいの酸味が口に残っている。
アルコール分4%。果汁9%。
原材料名:ウオッカ、レモン果汁(メキシコ製造)、日向夏果汁、グレープフルーツ果汁、糖類/炭酸、
酸味料、香料、ビタミンC。
贅沢搾りブランドは、基本的に高果汁がウリの缶チューハイだが、
このPLUSシリーズは、ただ果汁だけではない付加価値を付けた商品群。
本品は「クエン酸1800mg」がアピールポイントで、酸っぱさを楽しむチューハイと言える。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44399DAEE#02 |
2021年7月22日[2]
No.8810: 果実工房 船橋なしサワー <限定出荷> / 合同酒精
かじつこうぼう ふなばしなしさわー <げんていしゅっか> / ごうどうしゅせい
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イオン限定商品である「船橋なしサワー」の第2弾。千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」とのコラボ商品。
私自身は発売を知らず、当サイトの協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
この商品の 第1弾 は、2019年10月に発売されたが、
調べてみるとこの第2弾は、どうやら2020年11月20日発売だったようで、既に8か月くらい経過している。
グラスに注いだ液色は、かすかに白濁。細かな気泡が、グラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、たっぷりと甘そうな和梨の香り。少し苦そうなニュアンスも持つ。
口当たりは炭酸のピリッとした刺激と共に、非常に上品な甘みが感じられる。
前作はもっと甘かったように記憶しているが、今作はかなり甘さを抑え込んだなという印象。
アルコール感は弱い。
もちろん、食事には合わせにくいが、飲み込んだ後にはほのかな甘さと軽い苦味が口に残る。
アルコール分3%。果汁0.5%。船橋産豊水使用。
原材料名:梨果汁(千葉県船橋市産梨)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、
酸味料、香料。原料原産地名:国内製造(果糖ぶどう糖液糖)。
製造者:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
第二弾!!
船橋産豊水梨のおいしさがつまった船橋なしサワーが出来たなっしー♪
みんなが幸せでありますように♪ 梨汁ブシャー!!
テレビではあまり見なくなった ふなっしー ではあるが、イベントは相変わらず大盛況だというし、
グッズの売り上げもすごいらしい。だからこうしてコラボ商品も継続してつくられるのだろう。
私は"ゆるキャラ"としてというより、彼の聡明なところや、ボランティア精神あふれる姿勢に共感を覚える。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44399PRST#244 |
2021年7月23日[1]
No.8811: 富士山 / アサヒ
ふじさん / あさひ
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2019年からイオングループ限定商品として散発的に発売されているアサヒ「富士山」。
国産の素材を使ったビールで、いかにも日本的なパッケージが人気の商品だが、今回が第4弾となる。
明確な発売日はわからないが、店頭で発見した日から推測して、7月20日ではないかと思われる。
第3弾 発売が今年(2021年)4月8日だったので、
およそ4か月弱での再登場である。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、少し甘く優しいホップ香と、穀物っぽいモルト香も感じる。
口当たりは丸みがあり、エールらしさを感じるものの、苦味もわりとしっかり感じられる。
適度なボリューム感と甘いコクがあるが、後キレも良い。
国産原料100%使用。アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(大麦(国産))、ホップ、米。
華やかな香りと澄みきった味わいの日本のプレミアムエール。
パッケージデザインは、葛飾北斎「富嶽三十六景 凱風快晴」。
もし外国人がたくさん訪れるような状況であったら、日本土産として相当売れたであろうが、
せめて我々日本人が家飲み用にせっせと購入しようではないか。
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ビール
CODE:44400DAEE#03 |
2021年7月23日[2]
No.8812: シゲキックスチューハイ ソーダ味 / 三菱食品
しげきっくすちゅーはい そーだあじ / みつびししょくひん
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昨年7月に初登場した シゲキックスチューハイ が帰ってきた。
三菱食品が UHA味覚糖の人気商品
シゲキックス とコラボして生まれた缶チューハイである。
再発売を知らずに店頭で偶然遭遇したが、調べてみると発売は7月13日だったようである。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
注いでいる時、まるでサイダーのように炭酸がシュワーっと音を立てているが、程なくして静まる。
香りは、レモンライムのような酸っぱい香りで、サイダー的な甘さもある。
口に含んだ瞬間、強烈な酸味が感じられる。シゲキックス特有の強い酸味で、
少しすうーっとした感覚もある。
甘さもあるはずだが、突出した酸味が甘さをあまり感じさせない。
アルコール感はあまり強くない。
アルコール分5%。
原材料名:ウオッカ(国内製造)、砂糖/酸味料、炭酸、香料、甘味料(スクラロース)。
販売者:三菱食品(株) 東京都文京区小石川1-1-1。製造場:オエノンプロダクトサポート(株)
兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
昨年の製品はアルコール7%だったが、今年は5%に下げている。酸が強烈で高アルコールよりも、
度数を下げることでむしろ酸味を際立たせようという戦略か。
夏の夜に氷を入れたグラスに注いで飲むのが良さそうだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44400DAEE#10 |
2021年7月24日[1]
No.8813: オリオン ザ・ドラフト 初仕込 <限定醸造> / オリオン
おりおん ざ・どらふと はつじこみ <げんていじょうぞう> / おりおん
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オリオンから7月13日に発売された ザ・ドラフト「初仕込」。
今年収穫された大麦を使ったビールである。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡は純白で概ねきめ細かく、泡持ちも悪くない。
香りは、通年品のザ・ドラフト同様、乾いた穀物のようなモルト香が強く、地味である。
やはり味も通年品とあまり変わらないのかな?と思う。
ところが、口に含んだ瞬間、感じるのはかなり酸味が前に出てくるということ。
荒削りで、一点突破ともいえるような鋭く切れ込む酸味。
それと同時にざらっとした苦味も感じるので、ワイルドな印象。
味わいの基本は紛れもなく オリオン ザ・ドラフト なのだが、
初仕込という名前を見た上で飲むから余計にそう感じるのか、
若くて暴れた味わいだ。
アルコール分5%。伊江島産大麦使用 やんばるの水仕込み。
原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ。
製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-42。製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。
他社でも、時々、収穫したての素材を使った商品が出されることがあるが、
大抵は大きく味わいが変わることはなく、並べて飲み比べてみないと明確な違いがわからないものも多い。
今回もそのつもりで飲んでみたが、一口めから「違う」と感じた。
もともとシンプルでボリューム感のないビールだから、余計に気づくのだろうか。
これなら「初仕込」と銘打って売り出した意味は大きい。
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ビール
CODE:44401WALIUM#11 |
2021年7月24日[2]
No.8814: キウイサワー ゼロ <数量限定> / サンガリア
きういさわー ぜろ <すうりょうげんてい> / さんがりあ
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LAWSON・ポプラ限定商品とみられるサンガリアのチューハイゼロシリーズの「キウイサワー ゼロ」。
先日、店頭にて発見したものだが、発売情報を探してみても、よくわからない。
当サイトで2年前(2019年)に一度取り上げているので、2年ぶりということになるが、
昨年出ていたのかどうかもわからない。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、ほんの少し黄色っぽく色づいているよう。
注いだ当初は、細かな気泡が踊っているが、すぐに収まる。
香りは、キウイ特有の生臭い、甘酸っぱい匂い。
味は香りの印象どおり、キュンと甘酸っぱいが、それほどくどさはない。
後味には、甘酸っぱさとともに、軽い苦味すら感じる。
アルコール分5%。果汁1%。着色料0。糖類0。プリン体0。
原材料名:キウイフルーツ果汁、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
製造者:株式会社日本サンガリアベバレッジカンパニー 大阪市東住吉区中野4-2-13。
製造所:三重県伊賀市依那具字柳原844-1。
前回掲載時と中身は変わっていないようである。アルコールは中庸で、味わいもシンプルで飲みやすい。
ただ、甘味料特有のだらっとした甘みが引っかかるのは気になる。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44401LSEK#UK |
2021年7月25日[1]
No.8815: ザ・プレミアム・モルツ 東京仕込 / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ とうきょうじこみ / さんとりー
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サントリー ザ・プレミアム・モルツ「東京仕込」。
当サイトでは、昨年春 に一度取り上げている。あれから1年とちょっと。
関西在住の私が、東京にも行かずにまさかまた入手できるとは思っていなかったし、
そもそも今年もまたリリースされたことすら知らなかった。
調べてみると、7月13日に首都圏エリア限定発売。
公式サイト情報では、
取り扱い店舗は
「いなげや」、「オオゼキ」、「オザム」、「オーケー」、「KYリカー」、「コモディイイダ」、「サミット」、
「東急ストア」、「なんでも酒や カクヤス」、「マルフジ」、「ライフ」など11チェーンを中心に、
一部他のチェーンでも取り扱っている場合があるとのこと。私が今回入手したのは、ドン.キホーテで、
しかも関西の店舗である。
こちら関西で普段出回っている通年品のプレモルは、基本的に京都工場製なので、
味わいは若干異なる。早速飲んでみよう。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は白色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、プレモルらしい甘く厚みのある香りだが、
関西通年流通品と比べると、甘さは少し大人しい。その結果、モルトの穀物っぽい匂いが少し強く感じられる。
味も、基本的にプレモルらしく優しい甘さが感じられるが、やはりボリューム感がそれほどなく、
軽く酸味が立ち、苦味の収斂性も少し穏やかな気がする。
但し、後口にはしっかり苦味が残る。もっさりした甘さなどはあまりない。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。天然水100%仕込。
溢れだす華やかな香りと深いコクをお楽しみください。
当サイトでは、いつもレギュラー缶(350ml入り)を入手、掲載することを基本としているが、
今回入手できたのは、ロング缶(500ml)のみ。待てばレギュラー缶も入手できるかもしれないが、
できないかもしれない。だから、出会ったこの機会を逃さないように、ロング缶を買った。
やはり昨年飲んだ時と同様、京都工場製のプレモルとは、だいぶ異なる。
香りと味わいの甘さが弱めでシャープ。もたつきがなくスタイリッシュ。
洗練された味わいだ。
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ビール
CODE:44402DQES#12 |
2021年7月25日[2]
No.8816: 艦これ 瀬戸内レモンサワー 夏のさわやか二航戦mode「飛龍」 / 北海道麦酒醸造
かんこれ せとうちれもんさわー なつのさわやかにこうせんもーど「ひりゅう」 / ほっかいどうびーるじょうぞう
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ブラウザゲーム「艦隊これくしょん -艦これ- 」とローソンのコラボ商品が半年ぶりに登場した。
前回(2021年1月)は、缶チューハイは3種展開であったが、今回は2種。
発売日は、7月20日だったようである。
まずは、瀬戸内レモンサワー・夏の爽やか二航戦mode「飛龍」から紹介。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。気泡は少なめ。
香りは、爽やかな尖りと苦味を想起させるレモン香。
しっかりレモンを感じる点は、サッポロ社の レモン・ザ・リッチや、
タカラ社の 極上レモンサワーなどを思わせる。
味はまず強い酸が感じられ、シャープなのだが、ジューシーさと甘いコクもある。
この少し厚めのコクは、塩であろう。飲み込んだ後には、適度な苦味も口に残る。
果汁5%。アルコール分5%。
原材料名:レモン(国産)、糖類、スピリッツ、食塩/炭酸ガス、酸味料、香料。
製造者:北海道麦酒醸造株式会社 北海道小樽市高島1-8-16。
製造者は前回3種と同じく、北海道麦酒醸造。
一方、原材料名を見ると、レモンと糖類の表記順が入れ替わっているが、味は変わらないように感じた。
いや、少しシャープになったのだろうか。今となっては比べるすべはないが。
なお、前回は3種(蒼龍、速吸、伊47)
とも中身は同じ瀬戸内レモンサワーであったが、今回のもう一種はレモンではなく、みかんだ。明日、掲載予定。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44402LSEK#05 |
2021年7月26日[1]
No.8817: ザ・プレミアム・モルツ 香るエール 東京仕込 / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ かおるえーる とうきょうじこみ / さんとりー
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昨日、サントリー ザ・プレミアム・モルツ「東京仕込」を飲んだが、
今日は同時リリースされた「香るエール」の「東京仕込」を飲む。
7月13日に首都圏エリアで発売されたものである。
昨年春 に一度取り上げているが、
関西在住の私が今年もまた入手できるとは思っていなかった。
公式サイト情報によると、
取り扱い店舗は
「いなげや」、「オオゼキ」、「オザム」、「オーケー」、「KYリカー」、「コモディイイダ」、「サミット」、
「東急ストア」、「なんでも酒や カクヤス」、「マルフジ」、「ライフ」など11チェーンを中心に、
一部他のチェーンでも取り扱っている場合があるとのことだが、私が今回入手したのは、大阪のドン.キホーテである。
グラスに注いだ液色は、やや黄色みの強い淡い黄金色。
泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、非常に柔らかで、甘くジューシー。
味も香りの印象どおり、香るエールらしい乳酸的な甘酸っぱさと、ボリューム感。
そこに、引き締まった苦味が少し加わる。しっかりした飲みごたえ。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
フルーティーで豊かな味わいのエールビールです。
昨日飲んだレギュラーのプレモル「東京仕込」は、当地関西でふだん売られている京都工場製のものと比べて、
かなりシャープな印象を受けたが、こちら香るエールは、そこまで違いを感じなかった。
香るエールらしいファットな飲みごたえが確かにあった。
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ビール
CODE:44403DQES#13 |
2021年7月26日[2]
No.8818: 艦これ させぼ温州みかんサワー 夏の由良ゆらご褒美搾りmode「由良」 / 北海道麦酒醸造
かんこれ させぼうんしゅうみかんさわー なつのゆらゆらごほうびしぼりもーど「ゆら」 / ほっかいどうびーるじょうぞう
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ブラウザゲーム「艦隊これくしょん -艦これ- 」とローソンのコラボ商品が半年ぶりに登場した。
前回(2021年1月)は、缶チューハイは3種展開であったが、今回は2種。
発売日は、7月20日。
2種のうち、昨日既に 瀬戸内レモンサワー・夏の爽やか二航戦mode「飛龍」を掲載済なので、
今日は、させぼ温州みかんサワー・夏の由良ゆらご褒美搾りmode「由良」を紹介。
グラスに注いだ液色は、しっかり深いみかん色。この色を見て驚いた。
勝手にだが、もっと薄いものを想像していたので。
気泡は非常に少なく、炭酸は弱そう。
香りは、見た目のとおりしっかりとみかん。ポン・ジュースみたいに、しっかり果汁。
それもそのはず、果汁含有量はなんと45%であった。そこに、ほのかにアルコール臭が乗っている。
味はみかんジュースを薄めた感じで、酸と甘味がともにマイルド。
炭酸のピリピリ感があって、少しシャープな印象だが、アルコールの味もちゃんと感じられる。
コクがないから酸味と苦味が前に出ているが、それゆえにさらっと飲めるから夏向きかもしれない。
果汁45%。アルコール分5%。
原材料名:みかん(国産)、スピリッツ/炭酸ガス。
製造者:北海道麦酒醸造株式会社 北海道小樽市高島1-8-16。
原材料は、実にシンプル。だから、わざとらしい濃さがなく、あっさりしすぎているくらい。
好感の持てるポイントである。
こういった商品は、ともするとパッケージ重視で、中身は二の次といったものが多い。
だから、このシリーズも全然期待をせずに飲んだのだが、ここまで真面目につくられているとは驚きだ。
ご褒美搾りmodeという名前に偽りなし。
キリン 本搾り オレンジ とクオリティはほとんど変わらない。
最初は缶が欲しいからという理由で買ったとしても、リピートする人は多いように思う。
ただ、限定品なので、すぐに店頭からなくなってしまう恐れがある。
この企画が今後も続くなら、ぜひ別の味も出して欲しい。キリン本搾りの真似をすればいいというわけではないが、
高果汁のグレープフルーツなんか飲んでみたい。若い人にも受けるだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44403LSEK#06 |
2021年7月27日[1]
No.8819: 潤いホップの惚れ惚れエール / エチゴビール
うるおいほっぷのほれぼれえーる / えちごびーる
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エチゴビールから発売された「潤いホップの惚れ惚れエール」。
発売日は、7月13日であった。ビアスタイルは、HAZY IPA。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い濁りのある淡いオレンジ色。
泡はほんのりベージュ色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、甘くトロピカルで、なおかつ青臭い鮮烈なホップ香が立つ。
味はたっぷりとジューシーで、甘く濃い。但し、アルコールのボリューム感や苦味は優しい。
このまろやかさ、苦味の大人しさがこのビールの特徴である。
但し、飲み込んだ後には、しっかりと苦味が残る。
アルコール分6%。原材料名:大麦麦芽(イギリス製造・ドイツ製造)・小麦麦芽・ホップ・オーツ麦。
HAZY(ヘイジー)IPAというビアスタイルは、濁りのあるIPAだが、
ホップの香味の強さに比べて苦味はそれほどでもなく、一般的なIPAよりも飲みやすい。
魔性の魅力を持ったビールだ。
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ビール
CODE:44404SIH3#14 |
2021年7月27日[2]
No.8820: SAKE TONIC ライム / 吉乃川(製造:合同酒精)
さけ とにっく らいむ / よしのがわ
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ファミリーマートが、新潟の清酒吉乃川とのタイアップにより開発した「SAKE TONIC(サケ トニック)」。
発売日は、7月20日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
注いでいる時、ジュワジュワ音を立てているが、気泡はすぐに静まる。
香りは、ライムらしい青臭い柑橘香がふわっと香り、爽やかだが、
背後にアルコール臭がする。ウォッカトニックのよう。
味は甘みが結構あり、香りに感じたライムの爽やかさが広がるとともに、しっかりとアルコールの飲みごたえがある。
日本酒ベースのはずだが、日本酒臭さはほとんど感じず、ウォッカみたいなピュアな味わい。
飲み込んだ後にも、ライムの香味としっかりめの甘さが口に残る。
アルコール分5%。無果汁。原材料名:清酒(国内製造)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、酸味料、香料。
製造者:合同酒精株式会社。
缶に次の説明文のようなものが書かれている。
Yoshinogawa Sake Brewery's Junmai Sake is blended with tonic taste sparkling water and lime peel flavor.
清酒吉乃川をベースにしたカクテルだが、不思議なくらい清酒の味はしない。
元々吉乃川がすっきりした酒だということもあるが、一緒にウォッカが使われているからこそだろう。
ちょうど 1年前 にも出されたが、オレンジフレーバーであった。今回は第2弾ということで、
ライムフレーバーに変わった。昨年の私自身の記録を見ても、今年と同じように、
とても日本酒とは思えないと記されている。
商品名に Sake とあるから、日本酒嫌いの人は手に取らないかもしれないが、
そういう人にこそ飲んでみて欲しい。目から鱗が落ちること、間違いない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44404FMEEK#07 |