2021年8月17日
No.8861: 秋味 <限定醸造> / キリン
あきあじ <げんていじょうぞう> / きりん
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今年で発売31年目を迎える秋限定ビールのロングセラー、キリン「秋味」。
缶にも "since 1991" の表記がある。今年の発売日は、8月17日である。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡は純白できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、爽やかなホップ香が控えめながら香るところが実にキリンらしく、
さらにしっかりとした凝縮感と力強さのあるモルト香がうまくバランスしている。
味をひと言でいうなら、苦いがジューシー。苦味と渋味がしっかりと押し、
それと同時に"甘い"と感じられるほどのエキス分のコク。
そして、力強いのに澄んだ後味と、適度なキレ。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
秋だけの限定醸造 麦芽たっぷり1.3本分
計算され尽くしたような、美しい味わいバランス。キリンラガービール よりは甘いコクが優り、
最近人気の スプリングバレー豊潤 ほど押しは強くない。
秋に限定せず、通年販売してほしいくらい、独自の立ち位置を守るビールだ。
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ビール
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2021年8月18日
No.8862: クリアアサヒ 秋の宴 <限定醸造> / アサヒ
くりああさひ あきのうたげ <げんていじょうぞう> / あさひ
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クリアアサヒの限定品「秋の宴」。毎年この時期に出ているものであるが、
今年の発売日は、8月17日。
グラスに注いだ液色は、透過性のある濃いアンバー(琥珀色)。
泡は淡いベージュで概ねきめ細かく、当初は力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、ふわっと甘いロースト香が立ち、柔らかな印象。
クリアアサヒが本来持つ、新ジャンルらしい甘い匂いをうまく覆っていて、
さらに苦味も強そう。
口当たりはビシッと苦く、そしてほろっと甘い。
適度なロースト感があって、それらのバランスも良い。
新ジャンルにしてはコクがある。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
今週火曜17日は、秋の新製品が各社から一斉に出た。昨日飲んだ キリン秋味、
今日飲んだ クリアアサヒ秋の宴 のほか、サントリー、サッポロもそれぞれ限定新ジャンルをリリース。
まだ8月だが、気分はもう秋である。
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新ジャンル
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2021年8月19日
No.8863: −196℃ 秋梨 <限定出荷> / サントリー
まいなす196ど あきなし <げんていしゅっか> / さんとりー
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サントリー -196℃ の秋限定品3種が出た。発売日は、8月17日。
3種のうち、まず今日は「秋梨」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。非常に細かな気泡が、グラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、実に和梨らしい穏やかさ。甘みが強そうである。
味は香りの印象どおり、和梨の甘さと軽い苦味。
ジューシー感は適度。アルコール感は弱い。
アルコール分4%。梨浸漬酒使用。栃木産幸水使用。
原材料名:梨、スピリッツ、ブランデー、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
ずっとこの時期限定で、継続して毎年出されてきたが、
昨年(2020年)は世情を鑑みて、発売がなかったようだ。
だから、2019年 以来、2年ぶりに取り上げたのだが、味は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
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2021年8月20日
No.8864: 麦とホップ 薫る焙煎 <限定醸造> / サッポロ
むぎとほっぷ かおるばいせん <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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麦とホップの秋限定品「薫る焙煎」。発売日は、8月17日。
グラスに注いだ液色は、濃い黄金色と淡いアンバー(琥珀色)の中間くらい。
泡はほんのりベージュ色で概ねきめ細かく、当初は力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、通年品 麦とホップ と同系統のソフトクリームみたいな甘い匂いをベースにしているが、
ロースト香がそれをうまくマスク。しっかりとモルトの凝縮した香りがある。
口当たりは苦み走って重たさがあり、ロースティで甘いコクが続く。
但し、新ジャンル特有の甘さはうまくコントロールされており、
飲み込んだ後には苦味と渋味がしっかり残る。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
缶裏に、次の文章がある。
ひと手間かけた秋の焙煎
焙煎麦芽による、芳しい薫りと豊かなコク。秋薫る晩酌をあなたに。
先日飲んだ、クリアアサヒ秋の宴 のほうが一層力強いコクがあったように思う。
ただ、香りや口に含んだ瞬間のインパクトは、こちらのほうが強いように感じた。
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新ジャンル
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2021年8月21日
No.8865: 金麦 琥珀の秋 <2021限定醸造> / サントリー
きんむぎ こはくのあき <2021げんていじょうぞう> / さんとりー
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サントリー金麦の限定品「琥珀の秋」。発売日は、8月17日。
昨年もこの時期に出ていたものである。
グラスに注いだ液色は、透過性のある淡いアンバー(琥珀)。
泡はほんのりベージュ色で、勢いよく注ぐと力強く盛り上がり、泡持ちも悪くない。
香りは、軽いロースト香に爽やかなホップ香が溶け合って、香ばしく甘い。
新ジャンルとしては、とても深みがあり、本格的。
味も香りの印象通り、適度にロースティで、苦味もしっかり。
ただ、そこにふわっとした甘さが加わるので、やはり新ジャンルだと実感する。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、コーン、糖類)、スピリッツ(小麦)。
昨年 の私自身のコメントを改めて読み、本品を大絶賛していることに少々驚いた。
なぜなら今年は、そこまで感動しなかったからだ。おそらく、各社の新ジャンルのクオリティが上がっているので、
少々のことでは感動しなくなっているのだろう。
と、ここで昨年の製品と原材料を見比べてみたら、昨年は使われていなかった「コーン」が今年は使われている。
そんなことで判別できるほどの差異が生まれるのか?と問われたら返答に苦しむが、
ベースとなっている発泡酒のコクが若干後退したか、あるいはバランスとしてスピリッツの添加量が増えたのか。
原因はわからないが、新ジャンルらしい浮ついた甘味が昨年よりも若干強くなったように感じるのだ。
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新ジャンル
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2021年8月22日
No.8866: 贅沢搾り 国産和梨 <秋限定> / アサヒ
ぜいたくしぼり こくさんわなし <あきげんてい> / あさひ
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アサヒ贅沢搾りの秋限定品「国産和梨」。発売日は、8月17日。
ニュースリリースによると、贅沢搾りブランドで国産果汁を使用したものは初めてとのこと。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色に近いが、ほんのりと白濁している。
気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、大人しいがリアルな和梨香。果汁は5%とのことなので、ほとんど香料であろう。
和梨の香りは表現しやすいためか、各社とも自然な香りのものが多いのだ。
味は香りの奥ゆかしさ同様、甘味が抑制的で、あっさりとした口当たり。
軽い酸と苦味も伴う。飲み進めると、実は結構甘いことが実感されるのだが、
上品な仕上がりではある。
アルコール分4%。果汁5%。人工甘味料無添加。
原材料名:ウオッカ、日本なし果汁、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
人工甘味料を使っていないことにより、甘さが引っかからない自然な味わいになっている。
お酒感が弱いので、間口の広い製品と言えよう。
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チューハイ・カクテル等
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2021年8月23日[1]
No.8867: −196℃ 秋りんご <限定出荷> / サントリー
まいなす196ど あきりんご <げんていしゅっか> / さんとりー
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サントリー -196℃ の秋限定品3種が出た。発売日は、8月17日。
3種のうち、先日既に 秋梨 を取り上げたが、今日は2種目として「秋りんご」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いゴールド。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、ツンと甘酸っぱそうな、混じりけのない感じのりんご香。
味は香りの印象どおり口当たりがすっきりとし、酸が立っている。但し、甘味も弱いわけではない。
一方、アルコール感は弱い。
アルコール分4%。りんご浸漬酒使用。青森産サンつがる使用。
原材料名:りんご、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
カラメル色素。
秋梨のところでも書いたが、この秋限定品は昨年は出ておらず、2年ぶり。
その 前回の製品 から、中身は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44431DAEE#06 |
2021年8月23日[2]
No.8868: TAIWAN BEER TEA LAGER / 台湾啤酒(輸入:東栄商事)
たいわんびーる・てぃーらがー / たいわんびーる(とうえいしょうじ)
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ちょっと前に LAWSON店頭で発見して入手しておいた「台湾啤酒 TEA LAGER」。
発売日は、7月27日だったようである。
グラスに注いだ液色は、黄色みの強い、淡い黄金色。アイスレモンティーのような見た目。
泡は純白でかなり粗く、勢いよく注ぐと盛り上がるが、泡持ちは悪い。
香りは、蜂蜜の甘さとバラの華やかさが混じったような感じで、
紅茶らしさはあまりない。いや、よく嗅ぐと、お香を焚いた部屋で飲む紅茶のような香り。
味は香りの印象ほど甘くなく、しっかりと紅茶を感じると同時に、コクのないビールの味わい。
あまりバランスが良いとは言えないが、軽やかで飲みやすい。
飲み込んだ後には、軽い甘味、苦味、渋味が残る。
アルコール分3%。麦芽使用率50%以上。原材料名:麦芽、糖類、米(台湾産)、ホップ、紅茶パウダー、紅茶エキス。
原産国名:台湾。輸入者及び取引先:東永商事株式会社 横浜市中区新山下3-2-9。
台湾ビールにアッサム紅茶をブレンドしました。
紅茶の豊かな香りと、ほんのりとした甘みを楽しめます。
台湾啤酒とは?
1919年創業の、台湾内シェアナンバーワンビールブランド。定番のラガービールの他、
台湾の食材や果物を活かしたビールを数多く手掛けています。
今年(2021年)5月に、同じ造り手の HONEY LAGER がローソンで売られていたが、
今回は続編ということだろう。
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ビール
CODE:44431LSEK#27 |
2021年8月24日[1]
No.8869: −196℃ 秋ぶどう <限定出荷> / サントリー
まいなす196ど あきぶどう <げんていしゅっか> / さんとりー
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サントリー -196℃ の秋限定品3種が出た。発売日は、8月17日。
3種のうち、既に 秋梨 と 秋りんご を取り上げているので、
今日は3種目として「秋ぶどう」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、透過性のある極めて淡いピンク色。ぶどうなので、もっと濃い紫色が想像されたが、
拍子抜けするくらいに色が薄い。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、見た目に反し、ころっと甘そうなぶどう香。
味は香りの印象どおり基本的には甘味が強い。ただ、こってり感はなく、さらっとした口当たり。
軽い酸と渋味も伴う。
アルコール分4%。巨峰浸漬酒使用。山梨産巨峰使用。
原材料名:ぶどう、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、ぶどう色素、甘味料(アセスルファムK)。
他2種のところでも書いたが、この秋限定品は昨年は出ておらず、2年ぶり。
その 前回の製品 から、中身は変わっていないようである。
巨峰らしさはあまりないが、こうしたあっさりしたタイプの方が、近年好まれるということか。
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チューハイ・カクテル等
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2021年8月24日[2]
No.8870: ザ・プレミアム・モルツ 開運招き猫デザイン缶 / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ かいうんまねきねこでざいんかん / さんとりー
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ザ・プレミアム・モルツ「開運招き猫」デザイン缶。
発売情報をつかんでおらず、店頭で偶然遭遇したものだが、
調べてみると8月3日の発売だったようである。
ただ、入手できたのはロング缶のみ。探せばどこかにレギュラー缶は売られているのだろうが、
みつかるとも限らないので、とりあえずロング缶をゲットしておいた。
なお、中身は通年販売のプレモルなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造)、ホップ。天然水醸造。
溢れだす華やかな香りと深いコクをお楽しみください。
LINEポイントが当たる「開運くじ」がついているが、
あいにく私はLINEを使っていない(※)ため、トライしていない。
※:正確には、業務上の必要がありLINEアプリはダウンロードしてあって数回使ったが、
基本的に誰にもIDは教えていないし、勝手に取得されないようにしているし、
企業なども含めて友達登録はしていないし、LINEクーポンなども一切使っていない。
箱入り状態だから、どこからも誰からも連絡は来ない。
今時LINEを使っていないなんて孤立したいのか?との苦言を頂くかもしれないが、
LINEのように、気軽にいつでも特に用がなくても送れてしまうSNSなど、
私にとってただの時間の浪費としか思えない。
LINEがなければ繋がることができないという程度の人とはそもそも繋がりたくもない。
最近妻が「一人暮らしの知人から頻繁にLINEが来て返事が大変」と嘆いており、
私に言わせれば「だから言わんこっちゃない」。LINEみたいなアプリが登場したときから、
そうなることは目に見えていたから、私はかたくなに拒否を続けているのだ。
人がどこに行ったとか、何を食べたとか、いやなことがあったとか、そんなことどうでもよろしい。
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ビール
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2021年8月25日[1]
No.8871: ウォーターサワー レモン / サッポロ
うぉーたーさわー れもん / さっぽろ
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サッポロから低アルコール&無糖「ウォーターサワー」シリーズが誕生。
発売日は8月24日。
通年2種出たうち、まずは「レモン」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
注いでいる時は炭酸がサワサワとかなり音を立てているが、程なくして静まり、その後は細かい気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、非常にすっきり感のあるレモン香。レモンのエキスだけといった感じで、
果汁感はなく、さらにアルコール臭もほぼしないので、まるでフレーバー付き炭酸水のようである。
味は香りの印象通り、まったく甘くなく、ジューシー感もない。
ただ酸味と軽い苦味だけ。味の系統としては、
サントリー のんある晩酌 レモンサワー に近いが、
こちらはアルコールが入っているのにもかかわらず、もっと味が薄い。
飲み込んだ後には、少しヒリつく酸味と苦味が残る。
アルコール分3%。果汁0.8%。無糖。
原材料名:レモン果汁、ウォッカ(国内製造)/炭酸、香料、酸味料、乳酸Ca、酸化防止剤(ビタミンC)。
最近、業界ではこのような低アルコールで炭酸水に近いカテゴリーである「ハードセルツァー」を推していこうという動きが見られるが、
はたして新たなムーブメントになるのだろうか。関西にいる私が知らないだけで、
実はもう東京では空前のハードセルツァーブームが巻き起こっているのだろうか。いや、そんな話は聞こえてこない。
若い人たちのアルコール離れが進んでいるから、何とか飲酒の裾野を広げようとするメーカーさんの悪あがきのようにも見えてしまうのだが、
ここまで酒の味がしないのなら、もうアルコールを入れること自体に意味はないようにも思えてくる。
それでもなおアルコールを入れることにこだわるのは、常習性を期待してのこと、すなわち、
無自覚のプチアル中を大量に生み出そうとしているんじゃないか。そんな邪推すらしてしまう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44433DAEE#01 |
2021年8月25日[2]
No.8872: ザ・プレミアム・モルツ 香るエール 開運招き猫デザイン缶 / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ かおるえーる かいうんまねきねこでざいんかん / さんとりー
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昨日、ザ・プレミアム・モルツ「開運招き猫」デザイン缶を紹介したが、
今日は同時購入した 香るエール のほうを掲載する。
店頭で偶然発見したものだが、発売日は8月3日とのこと。
昨日飲んだ 通常のプレモルのほうは、ロング缶だったが、
同時購入したこちら香るエールのほうは、レギュラー缶である。
なお、こちらも中身は通年販売の香るエールなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
フルーティで豊かな味わいのエールビールです。
招き猫のデザインはいかにも縁起が良い感じであり、なおかつ外国人にも受けがよさそう
(今、外国人観光客がほとんどいないのが残念だが)である。
昨日飲んだ通常のプレモルのほうと同様、こちらもその場で当たりがわかる「開運くじ」がついている。
LINEポイントが最大1,000ポイント当たるという。まあ、確率はとことん低いのだろうが。
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昨日、私がLINEを使っていないことを書いたが、人からLINEが来ても忙しかったら無視すればいいではないか、
最近は"既読"をつければ特に返事をしなくてもかまわないという風潮もあるから気軽に考えればいい
・・といったご進言もあろうかと思うが、送られてきたら精一杯、誠心誠意返信をしないと気が済まないのが私の性分なのである。
軽くあしらうことができないというか、そんな自分は許せないと思うので、どうしても時間をかけてしまうし、
時間を掛けられないのなら最初からやらない、というのが私のスタンスである。
だから当サイトもかたくなに WEB SITE 形式を守り、直接メッセージを受け付けていないのである。
批判であっても荒らしであっても、もらったメッセージを無視できるほど、私の心臓は強くないし、
常に100%の力で応答しなければならない。それが人の道と考えるからである。
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ビール
CODE:44433DAEE#22 |
2021年8月26日[1]
No.8873: ザ・プレミアム・モルツ 香るエール 秋の芳醇 <2021限定醸造> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ かおるえーる あきのほうじゅん <2021げんていじょうぞう> / さんとりー
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ザ・プレミアム・モルツ 香るエール「秋の芳醇」。発売日は、8月24日。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある淡いアンバー(琥珀色)。泡はベージュ色で非常にきめ細かく、
力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、ロースティで甘い。香るエールらしい甘い香りだが、そこに焙煎麦芽の香ばしさがプラスされている。
味は、深い甘みと柔らかな苦味が特徴。しっかりと奥深いコクがあり、ほわっとした甘さが広がって、
その余韻が長く続く。ただ甘いだけでなく、苦味も残るので、適度な力強さも感じる。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
今しか飲めない芳醇でフルーティなエールビールです。
昨年まで 秋香るエール という名で出されていたものが、今年は名前を変えたようである。
缶はオレンジ色基調で黄色い銀杏の葉も描かれ、実に秋らしい。
このデザインも基本的に変わっていない。
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ビール
CODE:44434DAEE#02 |
2021年8月26日[2]
No.8874: KAVALAN BAR COCKTAIL ジントニック / 金車(輸入:日本酒類販売)
かう゛ぁらん・ばー・かくてる じんとにっく / きんしゃ(にほんしゅるいはんばい)
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当サイトで以前に取り上げた KAVALAN BAR COCKTAIL ハイボール の姉妹品
「ジントニック」をみつけ、入手した。台湾の KING CAR(金車股份有限公司)がつくっているものである。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、炭酸がシュワシュワッと音を立て、
その後は多量の気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、間違いなくジン・トニックだ。薬草っぽい匂いがしっかりと強く、濃い味が想像される。
口当たりは炭酸のピリッとした刺激に、ほのかな酸味と甘味。香りに感じたボタニカルな風味がしっかりあるものの、
アルコール感は弱い。ただ、度数のわりに、しっかりとお酒らしい味がする。
アルコール分4%。原材料名:ジン、糖類/炭酸、香料、酸味料。
原産国名:台湾。輸入者及び引取先:日本酒類販売株式会社 東京都中央区新川1-25-4。
KAVALAN BAR COCKTAIL ジントニックはカバランジンをベースにトニックウォーターを加えたカクテルです。
カバランジンはジュニパーベリーと6種類のボタニカルから作られます。爽やかな味わいのハーモニーが楽しめるジントニックです。
KAVALAN BAR COCKTAIL シリーズは、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC2020)にて
「年間世界最優秀蒸留所賞」に輝いた、台湾の「カバラン蒸留所」で製造された原酒をベースに使用したカクテルです。
自然豊かな台湾「雪山」山麓の清らかな伏流水が使用されています。
缶入りジントニックの多くは、あまりカクテルらしくない、お酒感の弱いものが少なくないが、
この製品はしっかりと飲みごたえがある。でもパンチが足りないので、これにさらにジンを足して飲んでみたくなる。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44434IKOS#UK |
2021年8月27日[1]
No.8875: −196℃ ストロングゼロ 洋梨ダブル <限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ ようなしだぶる <げんてい> / さんとりー
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サントリー社から事前の発売予告がなかった(少なくともニュースリリースにはない)が、
店頭で偶然遭遇したもの。サントリー -196℃ストロングゼロ「洋梨ダブル」。
発見した日から類推して、発売日はおそらく8月24日だったものと推測される。
イオン系のスーパーで発見し、他店では見ず、またネット検索してもイオン系店舗のチラシくらいしか引っかかってこないことから、
おそらくイオングループ限定商品と思われる。
グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、ツンと甘そうな洋梨香。そこに、豊かなアルコール臭が加わる。
かなり濃い味わいが想像される。
味は香りの印象通り、いやそれ以上とも言っていいくらいに甘味が強く、こってりした口当たり。
アルコール感がこれでもかというくらいに強い。
昨今のチューハイでは珍しく、濃さが際立っている。但し、苦味がアクセントになっており、
キレもある。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。西洋なし果汁1%。洋梨浸漬酒使用。
原材料名:西洋なし、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
これまで、和梨と洋梨を使った 梨ダブル は何度か売り出されたことがあるが、
「洋梨ダブル」はおそらく初めてである。洋梨の果汁と浸漬酒を使っているからダブルなわけだが、
洋梨特有の高貴な風味が好きな人なら、はまるかもしれない。ただ、9%なので、飲むときは1本を限度にして頂きたい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44435DAEE#04 |
2021年8月27日[2]
No.8876: ラムネサワー / 合同酒精
らむねさわー / ごうどうしゅせい
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以前から夏になると LAWSON店頭に突如として現れる GODO「ラムネサワー」を今年も発見。
発売がいつだったのかは、情報がなく不明。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時は、シュワーっと音がしているが、
ラムネにしては炭酸がそんなに強くはなさそう。その後は、細かな気泡が少しグラスの中を立ち昇っている。
一方、香りは実にラムネらしい。甘味が強そうだが、そんなに香りは強くない。
味はラムネらしい甘さとアルコール感がよくマッチしている。柔らかなのに、飲み進めるとしっかりお酒。
炭酸の刺激はやはり強くない。飲み進めると、甘味が結構口中に蓄積されてくる。
アルコール分4%。プリン体・糖質0。
原材料名:ウォッカ(国内製造)、スピリッツ/炭酸ガス、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
前回当サイトに掲載したのは、なんと7年前の 2014年。
その時の製品では糖類を使用していたが、今回のものは糖類の代わりに甘味料を使っている。
通常、甘味料を使うと甘さが引っかかる感じがあるものだが、ラムネは元々甘さレベルが高いので、
糖類(=自然な甘さ)との違いはそんなにわからない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44435LSEK#UK |
2021年8月28日[1]
No.8877: ウォーターサワー オレンジ / サッポロ
うぉーたーさわー おれんじ / さっぽろ
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サッポロから低アルコール&無糖「ウォーターサワー」シリーズが誕生。
発売日は8月24日。
通年2種出たうち、先日既に レモン を飲んでいるので、
今日はもう一方の「オレンジ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
注いでいる時は炭酸がサワサワとかなり音を立てているが、程なくして静まり、その後は細かい気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、オレンジの皮を指先でキュッと搾ったときにほとばしる果汁のような感じ。
フレッシュ感はあるが、苦そう。一方、ジューシーさはあまりない。
味は先日飲んだレモンと同じく、まったく甘くないし、ジューシー感もない。
ただ酸味と軽い苦味だけ。オレンジの皮を炭酸水の中に入れたようなイメージ。アルコール感はほぼない。
飲み込んだ後には、少しヒリつく酸味と苦味が残る。
アルコール分3%。果汁1%。無糖。
原材料名:オレンジ果汁、ウォッカ(国内製造)/炭酸、香料、酸味料、乳酸Ca、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(スクラロース)。
目をつぶり、鼻をつまんで飲んだら、本当にほぼ味がしない。ただ炭酸の刺激と若干の苦味のみ。
このあっさり感は、確かに夏にぴったりで、休日の午後にサンドウィッチなどを食べながら飲んでみたい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44436DAEE#04 |
2021年8月28日[2]
No.8878: 常陸野ネスト モザイクホップラガー / 木内酒造
ひたちのねすと もざいくほっぷらがー / きうちしゅぞう
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存在を知らなかったが、店頭で偶然発見して入手。
常陸野ネストビール「モザイクホップラガー」。
グラスに注いだ液色は、少し濁りのある淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、
泡持ちも良い。
香りは、商品名にホップがフィーチャーされているように、ホップ香がしっかりと強い。
夏の朝の草原のような、青々として爽やかな香りだ。
味は香りに感じたホップの香味がしっかりと広がるとともに、かなり苦味が強い。
キリッとした口当たりで、コクがやや弱めであることにより、後キレは良い。
飲み込んだ後にも、強い苦味が口に残る。
アルコール分4.5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
モザイクホップとアマリロホップで仕込んだラガービールです。
フルーティーなホップキャラクターとモルトのバランスをお楽しみください。
華やかな味わいが好みの人なら、一度試してみる価値はある。
一方、ホップ香プンプンのビールは苦手という人には、お勧めしない。
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ビール
CODE:44436IKOS#UK |
2021年8月29日[1]
No.8879: トリスハイボール缶 秋の味わいレモン <限定> / サントリー
とりすはいぼーるかん あきのあじわいれもん <げんてい> / さんとりー
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トリスハイボール缶の限定品「秋の味わいレモン」。発売日は8月24日。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールドで、やや黄色みが強い。
注いでいる時、大粒の気泡が踊り、その後は細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、爽やかなレモン香が立ってはいるが、ウイスキーの匂いとうまく混じり合っている。
味も香りの印象どおり、ウイスキーのアルコール感とレモン果汁の爽やかさが共存。
甘味は控えめ。度数のわりに、しっかりアルコールを感じる。
飲み込んだ後には、爽やかな甘酸っぱさが口に残る。
アルコール分6%。レモン浸漬酒使用。果汁0.1%。
原材料名:ウイスキー(国内製造)、レモンスピリッツ、レモン、糖類/炭酸、酸味料、香料。
考えてみれば、トリスブランドはウイスキーそのものの存在感が今ではそんなに大きくないものの、
缶入りハイボールの市場占有率は圧倒的。
日本が高度成長期にあった1960年代頃には、
トリスはサントリーオールドなどの上位ブランドに憧れる層からの根強い支持があり、
庶民の日常酒として広く浸透していたブランドだが、時代が下るとともにウイスキー自体の消費が低迷し、
その存在感は風前の灯であった。サントリーさんはその苦境を、
昔からあるハイボールという飲み方の再提案をすることにより打開し、
缶入りRTDという時代の要請にマッチする形で若い人たちの支持を取り付けた。文字にすると簡単なように見えるが、
その企業努力たるや、確固たる自信とチャレンジ精神が背後になければ成立しなかった偉業である。
昔を知っている私のような世代が今トリスハイボール缶を手にすると、そんな感慨を覚えずにはいられない。
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チューハイ・カクテル等
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2021年8月29日[2]
No.8880: 全農 大分県産 完熟かぼすサワー / ジェイエイフーズおおいた
ぜんのう おおいたけんさん かんじゅくかぼすさわー / じぇいえいふーずおおいた
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ちょっと前にセブンイレブンで発見して、購入しておいた。
赤い「全農」のロゴがキャッチーなパッケージデザインの「全農 大分県産 完熟かぼすサワー」。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。
細かな気泡が踊っているが、すぐに静まる。
香りは、ジューシーでありながら、かなり青臭い感じの柑橘香。かぼすとわかっているからかぼすらしい香りと感じるが、
実際のところすだちなのか、ゆずなのか、判別は難しい。ほのかにアルコール臭が混じるからなおさらだ。
味は酸味が鋭く、かぼす特有の杉樽みたいな香味があり、豊かなジューシー感と、ほんのりとした甘さがある。
飲み進めると、酸味の鋭さが際立ってくる。アルコール感はそれほどでもない。
かぼす果汁10%。アルコール分4%。原材料名:かぼす果汁(かぼす(大分県産))、アルコール、糖類(国内製造)/
炭酸、酸味料、香料。
販売者:株式会社ジェイエイフーズおおいた 大分県杵築市大字本庄1453番地の1。
製造所:株式会社ふくれん 福岡県朝倉市柿原223。
以前に、缶デザインがそっくりな 全農 広島県産 はっさく&レモンサワー
という商品を紹介したが、製造者(三幸食品工業)、販売者(国分)ともに本品とは異なる。
おそらく全農提供の果汁を使っているという点だけ一緒。
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チューハイ・カクテル等
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