2022年4月24日[1]
No.9341: PILSNER URQUELL ピルスナー ウルケル
ぴるすなー うるける
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アサヒビールが醸造所を保有し、日本に輸入し流通させているチェコの
「ピルスナー ウルケル」缶が新しくなった。発売日は4月5日。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
泡は純白で非常にきめ細かいが、泡持ちはほどほど。
香りはモルトのどっしりしたイメージで、少し発泡酒みたいな雑穀臭を感じ取ることができるが、
これは輸送過程あるいは時間の経過による劣化かもしれない。
味は力強い苦味がビシッと感じられ、最初の押しが強い。
ただ、ピルスナーらしくキリッとした苦味であり、ボリューム感はそれほどでもない。
甘さはなく、締まりのある味わい。
アルコール分4%以上5%未満(4.4%)。
原材料名:麦芽、ホップ。原産国名:チェコ。輸入者及び引取先:アサヒビール株式会社
昨年(2021年)4月から首都圏、関信越エリアで先行販売し、その後6月と11月の数量限定販売を経て、
このたび全国で通年販売に至ったとのことである。
パッケージはリニューアルしたが、味は変更なし。
本場の伝統あるビールなので、中身は変えていないのだ。
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ビール
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2022年4月24日[2]
No.9342: 檸檬堂 無糖レモン ホームランサイズ / コカ・コーラ
れもんどう むとうれもん ほーむらんさいず / こか・こーら
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コカ・コーラ 檸檬堂 無糖レモン ホームランサイズ。
無糖レモン 自体は、以前の カミソリレモン
をリニューアルしたもので、3月29日の発売。既にレギュラー缶(350ml)はレビューを済ませている。
この ホームランサイズ は単に容量の多い500ml缶であり、中身はレギュラー缶と同じであるため、
味のレビューは割愛する。
アルコール分9%。果汁6%。原材料名:スピリッツ(国内製造)、レモン、食塩/炭酸、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)。
以前の カミソリレモン 時代は、果汁9%だったものが、この無糖レモンにリニューアル後は、
果汁6%に変更になった。その分、酸っぱさがやわらぎ、よりキリッとクリアな味わいになった。
賛否はあろうが、食事には合わせやすくなったと思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44675SEST#26 |
2022年4月25日[1]
No.9343: TOKYO CRAFT PALE ALE / サントリー
とうきょうくらふと ぺーるえーる / さんとりー
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サントリー TOKYO CRAFT「ペールエール」が新しくなっている。
今年(2022年)2月製造分からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、オレンジに近い、濃い黄金色。
泡はほんのりベージュ色で、非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは非常に濃密。トロピカルな深い甘さと、少し尖りある柑橘香も。
味は苦味が強く、凝縮感がある。力強いインパクトがあるが、
ボディの厚みはそれほどでもなく、意外にもすっきり爽やかな味わい。
苦味、甘味、酸味がからみあった余韻が長く残る。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(国内製造、外国製造)、ホップ。
爽やかな香りのペールエール
国産麦芽を使用した澄んだ味わいと柑橘系の爽やかな香り立ちが特徴です。
従来品 の味をはっきりと覚えているわけではないが、
何度も飲んだ身として、この製品はどんどん洗練された味わいへと変化しているように感じる。
その分、インパクトは弱くなっているのかもしれない。
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ビール
CODE:44676DAEE#RN02 |
2022年4月25日[2]
No.9344: E-WA! 滋賀県産いちごのチューハイ / アシードブリュー
いーわ しがけんさんいちごのちゅーはい / あしーどぶりゅー
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滋賀県を本拠地とするスーパー「平和堂」のP.B、E-WA!(イーワ)の「滋賀県産いちごのチューハイ」。
つい先日、出先で偶然 平和堂アルプラザ に立ち寄る機会があり、これを発見。
調べてみたところ、発売は昨年12月15日だったようである。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄ピンク色。気泡は少なめ。
香りは甘そうだが、あまりコクのなさそうないちご香。
味は香りの印象ほど甘くなく、代わりに酸味がかなり効いている。
よって、いちごにしてはかなり酸っぱい印象だ。
もちろん本物のいちごの中にはもっと酸味の強いものもあるが、
甘味を強めに仕上げることの多いいちご味チューハイの中では、この製品はかなり酸を強調しているほうだ。
飲み込んだ後にも、キュンとした甘酸っぱさが口に残る。
果汁2%。アルコール分5%。
原材料名:いちごピューレ、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
製造者:アシードブリュー株式会社 広島県福山市箕島町5725-1。
製造所:アシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。
缶側面に、次の説明文がある。
滋賀県産いちごのチューハイとは
JAレーク滋賀と平和堂ファームが企画し生産者7団体が出荷した滋賀県産苺のみを使用しました。
ストレート果汁を使うことで、果実本来の甘酸っぱいおいしさを再現しました。
不揃い品や規格外品を有効活用しフードロス削減に役立てています。
この甘酸っぱさはストレート果汁を用いたことによるものだという。
そもそも果汁はたった2%なので、どれほどナチュラルな味なのかという疑問もあるが、
果汁の味わいを損なわない程度の味付け(糖類、酸味料、香料等)であると信じたい。
ともあれ、いちごチューハイ=甘ったるい というイメージを破ったことだけは確か。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44676APTS#131 |
2022年4月26日[1]
No.9345: グリーンズフリー / キリン
ぐりーんずふりー / きりん
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キリンのノンアルコールビールテイスト飲料「グリーンズフリー」が大幅リニューアルしている。
発売日は、4月19日。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。
泡はかなりきめ細かく、しっかりと盛り上がって、泡持ちも悪くない。
ノンアルもここまで来たのか、と少し感動。
香りを嗅ぐと、最初に紅茶の茶葉のような、ノンアルコールビールに典型的な匂いを感じるものの、
ホップの香りもちゃんと感じる。
口当たりはかなり透き通っている。酸味がアクセントになり、苦味とともに骨格をつくっている。
香りに感じたノンアル特有の臭みはそんなに強くなく、クリアな味わい。
さらに軽い渋味があり、キレも良い。
アルコール0.00%。甘味料無添加。炭酸飲料。
原材料名:麦芽(外国製造)、大麦、ホップ/炭酸、香料、酸味料、乳化剤。
ニュースリリースでは、味について次のように説明する。
・3種のホップが香る、爽やかな味わいです。
・爽やかに香り高いニュージーランド産の希少ホップ「ネルソンソーヴィン」、華やかに香る「カスケードホップ」、
苦みにきく「ビターホップ」の3種のホップを絶妙にブレンドしました。
・麦とホップの素材の良さを引き出す日本初の製法で実現した、爽やかな味わいと清々しい後味です。
・甘味料不使用です。
「3種のホップ香る」とのことだが、それほどホップ香が強いわけではない。
ただ、昔のノンアルに比べると、かなり香り高くなっているのは事実。着実に進化を感じる。
なお、若干の酸味を感じ、それは決してマイナスではなく、味わいのアクセントになっているのだが、
従来品では使われていなかった酸味料が、今回は使われていることによるものだろう。
そう書くと、それが悪いことのように捉えられてしまうかもしれないが、
しょせんノンアルなので、こうした工夫で味を調えることは批判されることではなく、
むしろ努力の足跡と見るべきであろう。私はそう考える。
トータルで見て、あっぱれな仕上がりだと思う。
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ノンアルコール飲料
CODE:44677LSEK#07 |
2022年4月26日[2]
No.9346: 檸檬堂 鬼レモン ホームランサイズ / コカ・コーラ
れもんどう おにれもん ほーむらんさいず / こか・こーら
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コカ・コーラ 檸檬堂 鬼レモン ホームランサイズ。
3月29日にパッケージをリニューアルしたもので、中身自体は従来から変わっていない。
もちろん、350ml入りレギュラー缶とも中身は一緒。ただサイズが違うだけである。
よって、味のレビューは割愛する。
アルコール分9%。果汁17%。原材料名:レモン(輸入)、スピリッツ、果糖ぶどう糖液糖、食塩/炭酸、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
製造者:コカ・コーラボトラーズジャパン(株) 東京都港区赤坂9-7-1。
缶デザインのリニューアルポイントは、真ん中のレモンのイラストの中に、
従来品にはなかった「鬼レモン」
の文字が入ったこと。よく見ないとわからない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44677SEST#28 |
2022年4月27日[1]
No.9347: 氷結 シークヮーサー <限定出荷> / キリン
ひょうけつ しーくゎーさー <げんていしゅっか> / きりん
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キリン 氷結シリーズの限定「シークヮーサー」。
発売日は、4月26日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸はあまり強くなさそう。
香りは青臭い柑橘香で、ジューシー感を伴う。少しゆずにも似ている。
口当たりはキリッとシャープ。酸味中心の味ではあるが、その酸がそれほど尖ってもおらず、
穏やかな酸っぱさである。甘味は抑えめ。ゆえに軽やかな味わいと言える。
氷結らしい適度なジューシーさ。アルコール5%にしては、わりとちゃんとアルコールを感じる。
アルコール分5%。果汁0.3%。原材料名:シークヮーサー果汁、ウオッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
シークヮーサーの爽やかな香りが活きた、みずみずしくスッキリ爽快なおいしさをお楽しみください。
氷結(ストロングを除くスタンダードシリーズ)でこれまで シークヮーサー があったかどうか探ってみると、
2017年に通年品として 沖縄シークヮーサー という製品がリリースされ、
しばらく販売されていたのだが、いつのまにか終売となっていた。
当時の私自身のレビューコメントをみると、もっと酸っぱい味わいだったように記述している。
今回のあっさりとした仕上げは、最近の売れ筋を考慮してのことであろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44678DAEE#01 |
2022年4月27日[2]
No.9348: ニッカ 淡麗辛口ハイボール / アサヒ
にっか たんれいからくちはいぼーる / あさひ
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ニッカ「淡麗辛口ハイボール」は、当サイトで2年半ほど前に取り上げているが、
見慣れない缶を発見したために購入した。
グラスに注いだ液色は、透過性のある淡いゴールド。
細かな気泡が多量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、最初にレモンの爽やかさが際立っている。
そのお陰で、酒臭さはそれほどないが、ベースにウイスキーの香りはしっかりある。
味はレモンのキュンとした酸味が最初のインパクトとして感じられるが、
アルコール感も豊かで、芳醇なウイスキーの味わいがある。
甘さが抑えられているので、商品名のとおり淡麗な味。
キリッとして、シャープな後味。
無果汁。アルコール分7%。瀬戸内産レモンエキス入り。プリン体0.0。人工甘味料0。
原材料名:ウイスキー(国内製造)、食物繊維、レモンエキス、糖類/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素。
原材料は変わっていないし、香りや味も前回の私自身のコメントとおよそ相違はない。
缶デザインのみの変更だろうか。
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後日記:この商品は、やまや限定缶 であるとの情報が得られた。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44678YMMS#UK |
2022年4月28日[1]
No.9349: TOKYO CRAFT I.P.A. <限定醸造> / サントリー
とうきょうくらふと あい・ぴー・えー <げんていじょうぞう> / さんとりー
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サントリー TOKYO CRAFT「I.P.A.」。毎年出されているもので、今年の発売日は、4月26日。
グラスに注いだ液色は、オレンジ色に近い、しっかり深い黄金色。
泡はほんのりベージュ色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りはトロピカルで甘く、柑橘のように酸っぱさも感じさせる鮮烈なホップ香。
味はまず苦味のアタックが強烈で、最初の押しがとても強い。
その濃密なコクが口に広がり、とてもパワフルなのだが、ボディの厚みはほどほど。
ジューシーで苦酸っぱい感じの味わい。
飲み込んだ後には、舌の奥に強い苦味が残る。
アルコール分7%。原材料名:麦芽(国内製造、外国製造)、ホップ。
鮮烈な香りと力強い苦味のI.P.A.
シトラホップを一部使用した鮮烈な香りと力強い苦味が特徴です。
ニュースリリースに、今年の味について次のような説明がある。
中味は、これまでの発酵条件を見直すことで、シトラホップ由来の鮮烈な柑橘系の香りを強化しました。
力強い苦味にも負けない香りを、飲んだ後の余韻までお楽しみいただけます。
ホップ香を強めたとのことで、確かに香りの鮮烈さが一層持続するのはわかった。ただ、そのことにより、
苦味の重たさが少しかき消されているようにも感じた。
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ビール
CODE:44679FMMTS#02 |
2022年4月28日[2]
No.9350: TOPVALU BESTPRICE チューハイ まるごと仕込み うめ / 合同酒精
とっぷう゛ぁりゅ・べすとぷらいす ちゅーはい まるごとじこみ うめ / ごうどうしゅせい
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イオングループP.B.であるTOPVALU BESTPRICE シリーズのチューハイ「うめ」が新しくなっているようなので、購入してみた。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。
非常に細かな気泡が、多量グラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、キュンと酸っぱそうな梅。
味は香りの印象どおり酸味がシャープだが、甘味もしっかりつけられている。
べたつく感じはなく、軽快な味わい。
飲み込んだ後にも、甘酸っぱさが残るとともに、少し苦味も伴う。
アルコール分5%。国産梅酒入り。プリン体0。甘味料0。
原材料名:ウォッカ、梅酒、果糖ぶとう糖液糖(国内製造)。
添加物:炭酸ガス、酸味料、香料、カラメル色素。
販売者:イオントップバリュ株式会社 千葉市美浜区中瀬1-4。
製造場:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
従来品 と中身の違いはわからなかった。
変わっていないのかもしれない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44679DAEE#UK |
2022年4月29日[1]
No.9351: ファミマル スーパーチューハイ レモン / サントリー
ふぁみまる すーぱーちゅーはい れもん / さんとりー
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ファミリーマートの新P.B.「ファミマル」ブランドのサントリー「スーパーチューハイ」。
4月26日発売で、3種出た。3種のうち、今日はまず「レモン」を飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかに濁りがある。
細かな気泡が、グラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、少し尖りがあり、フレッシュ感満載のレモン香だが、酸味とともに甘味もありそうな香りである。
味は香りの印象どおり、弾けるようなレモンの酸味が強いが、同時に甘味もしっかり感じる。
アルコール感も強すぎず、良い意味で中庸な味わい。
単体ではバランスの良い味と感じるが、食事と一緒ならかなり甘いと感じるだろう。
飲み込んだ後には、鋭い酸味と甘味、そして軽い苦味が残る。
アルコール分5%。レモン浸漬酒使用。レモン果汁1%。
原材料名:レモン、スピリッツ(国内製造)/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、酸化防止剤(ビタミンC)。
新P.B.として出したけれど、従来品との味の違いを感じなかった。
もしかしたら中身は変えていないのかも。
ファミマルというP.B.は、以前あった ファミリーマートコレクション(ファミコレ)と、
色々物議を醸した お母さん食堂 とを統合する形で生まれた新ブランド。
統一すれば認知度向上に資するという良い面もあるが、同一ブランドで弁当も惣菜もパンもスイーツもソフトドリンクもお酒も・・
となると、イメージがぼやけてしまう側面もある(弁当や惣菜は、ファミマルキッチン という派生ブランドとしているようだが)。
いまやコンビニ第2位となったファミリーマートには、ファミマルを買いたいからファミマに行くというくらいに、
このブランドを一大看板に育てて頂きたいと思う。第1位コンビニの セブンプレミアム が既にそうであるように。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44680FMMTS#03 |
2022年4月29日[2]
No.9352: ベストテイスト チューハイ レモン / 三幸食品工業
べすとていすと ちゅーはい れもん / さんこうしょくひんこうぎょう
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本当に久々に SAKE市場グランマルシェ という酒DS店に寄り、同店で扱われている ベストテイストチューハイ の現行品を入手した。
製造者は三幸食品工業で、販売者はセントミハエルワインアンドスピリッツ。
「レモン」しか店頭になかった。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。
細かな気泡が、多量グラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、芳香剤のような人工的なレモン香で、酸味が強そう。
味は香りの印象どおりキュンと酸っぱく、それほど人工的な味でもなく、ジューシー感がしっかりとある。
アルコール感も強く、飲み応えがある。甘味もあるのだが、酸味に押されている。
飲み進めると、どんどん酸っぱさが実感されてくる。シャープな大人味。
アルコール分7%。果汁1%。
原材料名:ウォッカ(国内製造)、果糖ぶとう糖液糖、オリゴ糖シラップ/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC。
販売者:セントミハエルワインアンドスピリッツ株式会社 大阪市中央区南船場3-5-26。
製造場:三幸食品工業株式会社 広島県東広島市安芸津町三津4215-3。
100円未満の販売価格なので、多くを望めない。アルコールが強く、味に特に欠点がないから、十分と言える。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44680SIGMTS#UK |
2022年4月30日[1]
No.9353: ファミマル スーパーチューハイ グレープフルーツ / サントリー
ふぁみまる すーぱーちゅーはい ぐれーぷふるーつ / さんとりー
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ファミリーマートの新P.B.「ファミマル」ブランドのサントリー「スーパーチューハイ」。
4月26日発売で、3種出た。3種のうち、昨日既に レモン を飲んでいるので、
今日は2種目として「グレープフルーツ」を。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。気泡はあまり多くない。
香りは、昔ながらのグレフルチューハイに典型的な、ガムのように甘いグレフル香。
いかにも作り物っぽく、あまりジューシー感はない。
味は確かに甘味が強いものの、それを抑え込むように苦味が強く、さらに尖りのある酸味も効いている。
ゆえに甘ったるさはなく、飲み込んだ後には苦味が残る。
アルコール分5%。グレープフルーツ浸漬酒使用。グレープフルーツ果汁2%。
原材料名:グレープフルーツ、スピリッツ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
昨日飲んだレモン同様、こちらも従来品との違いがわからなかった。変わっていないのだろうか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44681FMMTS#04 |
2022年4月30日[2]
No.9354: 淡麗グリーンラベル / キリン
たんれいぐりーんらべる / きりん
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キリン淡麗グリーンラベルが新しくなっている。今年(2022年)3月製造分からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
泡は純白で概ねきめ細かく、当初はよく盛り上がるが、程なくして減衰。
香りは、発泡酒らしいミルキーな感じを少し伴いながらも、爽やかなホップ香もする。概ねクリアな印象。
味も香りの印象通り非常にクリア。適度な苦味がある。
新ジャンルみたいな甘みはなく、キリッとした口当たり。
糖質オフ製品にしては、適度なパンチがある。
アルコール分4.5%。糖質70%オフ。麦芽使用率25%未満。原材料名:麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類(国内製造)。
ニュースリリースでは、中身について次のように説明している。
雑味のないすっきりとした味わいと、ビールに近い満足感を両立した、爽やかなおいしさが特長です。
カラメル麦芽を増量し、すっきりとした味わいはそのままに、飲みごたえを強化しました。
発泡酒や新ジャンルで飲み応えを強化しようとすると、臭みが増してしまうことがしばしばあるが、
この製品はクリアさを保持しながら、少し苦味のパンチが増した程度であり、
上手なリニューアルと感じた。
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発泡酒
CODE:44681DAEE#RN03 |
2022年5月1日[1]
No.9355: ファミマル スーパーチューハイ 無糖レモン / サントリー
ふぁみまる すーぱーちゅーはい むとうれもん / さんとりー
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ファミリーマートの新P.B.「ファミマル」ブランドのサントリー「スーパーチューハイ」。
4月26日発売で、3種出た。3種のうち、既に レモン と
グレープフルーツ を飲んでおり、今日は最後に「無糖レモン」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。いや、微かに濁りがあるかな?という程度。
細かな気泡が、グラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、先日飲んだ レモンと同系統で、少し尖りがあってフレッシュな感じのレモン香。
但し、苦味が強そうである。
味は香りの印象以上にシャープ。ほぼ甘さを感じず、口に入れた瞬間から鋭い酸味が刺すように感じられ、
同時に強めの苦味も感じる。まるでレモンの皮成分だけのような味のなさで、ただ苦く、酸っぱい。
アルコール感は強め。飲み込んだ後にも、しっかり苦味と酸味が口に残る。
アルコール分7%。レモン浸漬酒使用。レモン果汁1%。糖類ゼロ・プリン体ゼロ・甘味料不使用。
原材料名:レモン、スピリッツ(国内製造)/酸味料、炭酸、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
糖類も甘味料も使っていないことから来るこのシャープさである。
以前のこのシリーズでは、無糖レモンはなかったので、今回 ファミマル ブランドとしての再出発を機に新投入された。
昨今のレモンサワーブームで、各社から甘くない缶チューハイがたくさん出ているので、P.B.としてもそこに参戦してきたわけだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44682FMMTS#05 |
2022年5月1日[2]
No.9356: スタイルフリー <生> / アサヒ
すたいるふりー <なま> / あさひ
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アサヒ スタイルフリー が新しくなっている。
3月上旬製造分からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白でやや粗く、
当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、糖質ゼロ製品にしてはかなりパンチがあるものの、
基本的には発泡酒らしく少し甘いニュアンスが感じられる。
口に含むと最初は強めの苦味と渋味が押してきて、そこそこ力がある。
その後はコクがなく、透明感のある味わい。
発泡酒特有の雑味や変な甘味はあまりない。
飲み込んだ後にもビシッと苦味、渋味が押している。
アルコール分4%。糖質0。原材料名:麦芽、麦芽エキス、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類(国内製造)、
酵母エキス、食物繊維、大豆たんぱく/カラメル色素、調味料(アミノ酸)。麦芽使用率25%未満。
ニュースリリースでは、次のように説明する。
今回のクオリティアップでは、大麦の使用比率を上げ、麦芽エキスを新たに採用することで、ビールらしい香りや味わいをより高めました。
パッケージは従来のデザインをベースに、糖質などに配慮したビール類の飲用者に関心が高い「カロリー」表示の視認性を高め、
缶体上部に“新”アイコンを大きく入れることでクオリティアップを訴求します。
ビールらしい香りや味わい とまではいかないが、かなり力強くなっていることは確か。
糖質オフ製品に対する不満を、ある程度解消してくれる発泡酒だ。
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発泡酒
CODE:44682DAEE#RN03U |
2022年5月2日[1]
No.9357: セブンプレミアム ゴールド 金のレモンサワー / サッポロ
せぶんぷれみあむ ごーるど きんのれもんさわー / さっぽろ
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セブン&アイグループのP.B.における最上位ブランド「セブンプレミアム ゴールド」の「金のレモンサワー」。
昨年(2021年)3月に発売されたのが最初だが、今年4月25日にリニューアル発売となった。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、苦そうな感じが前面に出た柑橘香で、レモンというよりはグレフル的。
酸っぱそうなニュアンスは強くない。
口当たりは極めてシャープ。甘味がほぼない感じで、キリッと苦い。
フレッシュ感があるが、酸味の尖りはさほどない。
ゆえに、キレは抜群。
果汁12%。アルコール分5%。
原材料名:レモン果汁(イタリア製造)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖、砂糖/炭酸、酸味料、ビタミンC。
飲むまでは、どうせ昨年のものと中身は同じなのだろうと思っていた。
ところが、文字通り蓋を開けてみてびっくり。まったくキャラクターの違うものに変わっていた。
昨年はもっと甘味と酸味が強く、もっと高い位置で均衡が取れていた。ところが今年はいわば脱力系。
甘味も酸味も控えめで、その結果苦味が前に出ている。フレッシュ感が強いのに、あっさり。
最近のトレンドをより意識したリニューアルなのかもしれない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44683SEST#07 |
2022年5月2日[2]
No.9358: アサヒ生ビール 黒生 / アサヒ
あさひなまびーる くろなま / あさひ
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アサヒ生ビール(マルエフ)「黒生」の334ml小びん入り。
2月15日の発売だが、当サイトでレビュー済の 缶入り は一般販売用であるのに対し、
このびん入りは基本的に料飲店で取り扱ういわゆる業務用市場向け商品である。
なぜ入手できたのかというと、こういった業務用商品を時々扱っている やまや の店頭で発見したため。
グラスに注いだ液色は、わずかに透過性のある黒色。泡は深いベージュ色できめ細かく、泡持ちも良い。
香りは穏やかなロースト香に、少し酸味を感じさせる香りが加わり軽妙。
味は甘味も苦味も酸味もどれも穏やかで、突出したものがない。バランスが良く、大人しくまとまっている。
キレがあり、甘味も苦味も残らない。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造、国内製造)、ホップ、米、コーン、スターチ。
中身は当然缶入りと同じだから、味も一緒である。
だが、缶特有の"缶臭さ"みたいなものがないからピュアな味に感じる。たぶん気のせいなのだろうが。
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ビール
CODE:44683YMMS#76 |
2022年5月3日[1]
No.9359: 和製サングリア 白ワインとパイナップル <限定出荷> / サッポロ
わせいさんぐりあ しろわいんとぱいなっぷる <げんていしゅっか> / さっぽろ
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イオングループ限定商品である サッポロ「和製サングリア」。
先週くらいに店頭で発見して入手したのだが、発売日はわからない。
2種あるうち、今日は「白ワインとパイナップル」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、淡いゴールド。非常に細かな気泡が少量立ち昇っており、
スパークリングワインのような見た目。
香りはパイナップルが強く、その奥に白ワイン香があるのだが、
何のワインかはわからない。
味は香りの印象どおり甘酸っぱい。フルーティ感が際立っており、
アルコール感は極めて弱い。
飲み込んだ後にも、パイナップル主体の甘酸っぱさが口に残る。
アルコール分3%。原材料名:濃縮還元果汁(ぶどう(外国産)、パインアップル(沖縄県産))
/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
甘さ設定が強いので、食中は難しく、食前酒として飲むべきだろう。
イオン限定のこのシリーズは、ずっと続いているところを見ると、
毎回それなりに売れているのだろう。アルコールが苦手な若者が増えている昨今では、
こうした口当たりの良い製品は一定の支持を得られやすい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44684DAEE#UK |
2022年5月3日[2]
No.9360: グース・アイピーエー GOOSE IPA / GOOSE ISLAND
ぐーす・あいぴーえー / ぐーす・あいらんど
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先々週くらいからLAWSON店頭に大量に並び始めた GOOSE IPA。
「お試し引換券」対象商品となったことがその理由と思われるが、そもそもなぜ今これなのだろう。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある深い黄金色。オレンジ色に近い。
泡は若干黄色っぽく、力強く盛り上がって、泡持ちは非常に良い。
香りは、トロピカルで甘いホップ香が力強く香り立つ。
この香りだけで、味わいのコク深さがはっきりと想像できる。
口に入れた瞬間、インパクトのある苦味のアタックとともに、甘いコクが広がる。
圧倒的なボリューム感。唇裏に強めの渋味も引っかかる。
飲み込んだ後にも、強い苦味と渋味が口に残る。
アルコール分6%。原材料名:大麦麦芽、ホップ。
原産国名:韓国。輸入者:アンハイザーブッシュインベブジャパン Anheuser-Busch InBev Japan株式会社。
住所・引取先:東京都渋谷区渋谷2-24-12-39F。
I.P.A.を飲んだことがない人に、I.P.A.ってどんなビール?と尋ねられたら、
これを飲ませればいい。そのくらい正統派のI.P.A.だ。
しっかり飲み応えがあって、1本で十分満足できる。
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ビール
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