2022年10月10日[1]
No.9641: 宮島ビール PALE ALE / 宮島ビール
みやじまびーる ぺーるえーる / みやじまびーる
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広島県の 宮島ビール PALE ALE(ペールエール)をたまたま発見したので入手した。
当サイトでは5年ほど前に Caramel Blond という製品を取り上げており、
同社製品は久々の掲載となる。
グラスに注いだ液色は、かなり濁りのある銅色。泡はベージュ色でやや粗く、当初こそ盛り上がるが、泡持ちはそこそこ。
香りは、キャラメルっぽい甘い香りに爽やかなホップ香が乗り、非常に華やか。
両者混じり合い、なぜかラベンダーみたいな匂いを感じる。各々要素を分離して嗅ぎ分ければ、
グレープフルーツやあんずなど、フルーティではあるのだが。
味はギュッと凝縮感のある苦味のインパクトが強いが、ほんのりと甘みもある。
但し、ボリューム感は今一つ。ゆえに、さらっとした喉越しなのだが、
飲み込んだ後には強い苦味と渋味が引っかかっている感じ。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(イギリス製造、ドイツ製造)・ホップ。
販売者:株式会社宮島ビール 広島県廿日市市宮島町401。
製造所:山口地ビール株式会社 山口県山口市下小鯖1360-4。
株式会社宮島ビールがプロデュースした、華やかな柑橘系の香りと苦味に特徴があるオリジナルビールです。
上記缶の説明にもあるように、宮島ビールはプロデュース役で、製造は山口地ビールという所に委託している。
パッケージには鹿やモミジが描かれ、いかにも宮島らしいデザインである。
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ビール
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2022年10月10日[2]
No.9642: −196℃ ストロングゼロ ビターレモン / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ びたーれもん / さんとりー
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サントリー -196℃ ストロングゼロシリーズ の2021年12月中旬リニューアル版の「ビターレモン」。
実は同シリーズは、最新では今年2022年8月中旬以降新パッケージにリニューアルしており、
今日ここで飲むのは、その最新リニューアル以前の製品。
通年6種の中では、ダブルレモン、
ダブルグレープフルーツ、
ダブルシークヮーサー、
無糖ドライ の4種は掲載済なのだが、他2種がまだだったのだ。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに白濁しているかな?という程度。
香りは、キリッとシャープなレモン香。青臭く、苦味が強そう。
味も香りの印象どおり、非常にシャープ。酸味と苦味がともに強く、甘さはわずか。
ただ、適度なジューシー感はある。アルコール感は極めて強い。
飲み込んだ後にも、苦味と鋭い酸味が口に残る。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。レモンピール・レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモンピール、レモン、ウオツカ(国内製造)/酸味料、炭酸、香料、酸化防止剤(ビタミンC)、
甘味料(アセスルファムK)。
これ以前の製品と比べ、果汁感をアップしたリニューアルだったようで、
確かにビターレモンにしては、適度なジューシー感を感じた。
あくまでも私自身の当サイトにおける記録との対比にはなるが、以前はもっとジューシー感がなく、
ただただ苦くてシャープな味だったようだ。
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チューハイ・カクテル等
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2022年10月11日[1]
No.9643: 氷結 無糖グレープフルーツ Alc.4% / キリン
ひょうけつ むとうぐれーぷふるーつ あるこーる4ぱーせんと / きりん
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キリン氷結 無糖シリーズから、新たに「グレープフルーツ」が出た。
発売日は、10月11日。
アルコール4%と7%の2種があるが、まずは4%から飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁っている。
多量の細かな気泡が、グラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、いかにもグレフルチューハイという甘苦い感じが強いが、
氷結らしくジューシーでほとばしるような香りである。無糖だから甘くはないのだろうが、
この香りの印象だと、かなりしっかり味が付いているのではと予想する。
口に含んでみて、やっぱり甘さがほとんどないことに気づく。
味そのものがないとも言える素っ気なさだが、不思議にジューシー感があり、果汁をしっかり感じる。
酸味は鋭く、ヒリヒリ感すらある。飲み込んだ後には、しっかり苦味も残る。
アルコール分4%。果汁3.6%。糖類・甘味料不使用。
原材料名:グレープフルーツ果汁、ウオッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
最近でこそすっきり系グレフルチューハイは珍しくなくなったが、昔は甘味の強いものが主体だった。
飲みやすさを考えてのことだったかもしれないし、果汁らしさを活かすためだったかもしれない。
しかし、この製品のように、甘くないのにジューシー感がしっかりあるのは、奇跡的とも言える味わいバランスである。
消費者の嗜好の変化と、それに答えるだけの技術の進歩もあるだろう。
グレフルチューハイの革命とも言える1本。無糖レモンを初めて飲んだ時とは、
比べものにならないくらいの驚きである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44845LSEM#00 |
2022年10月11日[2]
No.9644: 金しゃち 名古屋赤味噌ラガー / 盛田金しゃちビール
きんしゃち なごやあかみそらがー / もりたきんしゃちびーる
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名古屋の盛田金しゃちビールによる「名古屋赤味噌ラガー」。
当サイトでは、だいぶ昔にびん入り製品を掲載しているが、缶があることは知らなかった。
当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈され、今回飲むに至ったものである。
グラスに注いだ液色は、かなり深みのある琥珀色。泡はベージュ色で概ねきめ細かいが、
泡持ちはあまり良くない。
香りは、黒糖のようにブラウンでロースティなニュアンスが強く、甘さよりも苦さを彷彿とさせる。
味は香りに感じたややブラウンな苦味を伴いながら、かなりしっかり酸味が感じられる。
甘みはほのか。言われなければ、よもやこれが味噌だとは気づかない。
これは赤味噌だと認識しながら飲むと、確かに麹(あるいは酒粕)っぽいニュアンスがあるような気はする。
そう、気がする程度だ。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造)、糖類、ホップ、豆味噌。
販売者:盛田金しゃちビール株式会社 愛知県犬山市大字羽黒新田字高見1-4。
製造者:株式会社ディーエイチシー 東京都港区南麻布2-7-1。
製造所:静岡県御殿場市保土沢炭焼沢1015-1。
なんと製造をDHCに委託しているようである。だからどうということはないが、
DHCさんは近年、かなり手広く受託生産をしているようだ。
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ビール
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2022年10月12日
No.9645: 氷結 無糖グレープフルーツ Alc.7% / キリン
ひょうけつ むとうぐれーぷふるーつ あるこーる7ぱーせんと / きりん
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キリン氷結 無糖シリーズから、新たに「グレープフルーツ」が出た。
発売日は、10月11日。
アルコール4%と7%の2種があり、昨日既に 4%製品 をレビュー済。
今日は 7%のほうを飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁っている。
多量の細かな気泡が、グラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、昨日飲んだ4%製品と基本的に同じ。並べて比べたわけではないから少しは違うのかもしれないが、
いかにもグレフルチューハイという甘苦い感じと、氷結らしいジューシーさがある。
この香りだけ嗅ぐと、ある程度甘いのだろうなと思う。
しかし、実際の味は、ほぼ甘くない。
柑橘らしいジューシー感がありながら、極めてシャープで、ビリビリした舌触り。
このビリビリ感はもちろん炭酸なのだが、高アルコールも少し寄与しているかも。
酸味のシャープさと飲み込んだあとに残る強い苦味も、
4%製品と基本的に同じ。ただ、7%であることのボリューム感があるので、
結果的に味わいに厚みがあり、しっかり飲み応えがある。
アルコール分7%。果汁3.6%。糖類・甘味料不使用。
原材料名:グレープフルーツ果汁、ウオッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
長年「グレフルチューハイって、特にストロング系は、なぜガムのように甘いのか」と思わされてきた身からすると、
この製品は革命的である。もちろん、今は他社にもすっきりしたグレフルチューハイは存在しているけれども、
氷結はウオッカベースでお酒そのものがクリアであることから、ピュアさが際立っているのだ。
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チューハイ・カクテル等
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2022年10月13日
No.9646: ほろよい ライムジントニック / サントリー
ほろよい らいむじんとにっく / さんとりー
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サントリー ほろよい から通年新商品2種が登場。発売日は、10月11日。
2種のうち、今日は「ライムジントニック」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
注いでいる時はサイダーのように泡が立つが、すぐに静まる。
ほろよい なので、本格的なカクテルとは根本的に異なるだろうと想像しながら香りを嗅ぐと、
意外にもちゃんとジンっぽい香りの中に、ライムの爽やかな香りも感じ取れる。
但し、アルコール臭はほとんどせず、甘味も強そうなので、やはりカクテルという感じはしない。
味は香りの印象のまま。アルコールが弱く、甘みもついているが、ジンっぽい香味はある。
軽やかで適度にジューシー。ライムジントニックもどきの軽快な缶チューハイといった感じ。
アルコール分3%。ライム浸漬酒使用。
原材料名:ライム、スピリッツ、ジン、糖類(国内製造)/酸味料、炭酸、香料。
ジン特有のボタニカルな香味が再現されており、それなりに感心するが、ほろよいシリーズをよく買うような層に、
果たして受け入れられるだろうか。あまりたくさんのファンを獲得できないような気がする。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44847LSUHCH#02 |
2022年10月14日[1]
No.9647: ほろよい フルーツサングリア / サントリー
ほろよい ふるーつさんぐりあ / さんとりー
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サントリー ほろよい から通年新商品2種が登場。発売日は、10月11日。
2種のうち、昨日既に ライムジントニック を飲んでいるので、
今日はもう一方の「フルーツサングリア」を。
グラスに注いだ液色は、透過性のある暗赤紫色。
気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、赤ワインとカシスが使われているのがはっきりわかるが、その他のフルーツはよくわからない。
ただ、かなり甘味の強そうな香りである。
味は香りの印象通り確かに甘いが、甘ったるいというほどでもなく、すっきり仕上げようとしているのがわかる。
カシスの深い甘酸っぱさに、少しだけ柑橘っぽさが混じっているのがオレンジだろうか。
ワインらしさがあまりないので、赤ワインに慣れていない人にも飲みやすいだろう。
アルコール感も、もちろん強くない。
果汁1%。アルコール分3%。
原材料名:オレンジ、ぶどう、りんご、カシス、スピリッツ、ワイン、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
本格的なサングリアはワインの味わいが強く、飲みにくいと感じる人もいるかもしれないが、
本品は最初から軽快なR.T.D.を目指して、サングリアっぽい風味に仕上げているから、間口が広い。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44848LSUHCH#03 |
2022年10月14日[2]
No.9648: アサヒ・オリオン ザ・ドラフト ちむどんどんデザイン缶 / アサヒ(オリオン)
あさひ・おりおん ざ・どらふと ちむどんどんでざいんかん / あさひ(おりおん)
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アサヒ・オリオン ザ・ドラフト の「ちむどんどん」デザイン缶。
発売日や取扱店舗など、不明な点は多いが、先日ドン.キホーテ店頭でみつけたもの。
缶に「連続テレビ小説」の文字もあり、NHKにて放送された同名ドラマとのコラボ商品らしい。
中身は通常品なので、味のレビューは割愛。
アルコール分5%。伊江島産大麦使用 やんばるの水仕込み。
原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ。
製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。
販売元:アサヒビール株式会社 東京都墨田区吾妻橋1-23-1。
少し前に出ていた、本家オリオンビールによる ちむどんどんカリー デザイン缶 とは違う。
ちむどんどんという沖縄の言葉は、心ウキウキ、胸がドキドキといった意味があるが、
本品はあくまでもTVとコラボした商品という点に特色がある。
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ビール
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2022年10月15日
No.9649: 金麦 濃いめのひととき <2022限定醸造> / サントリー
きんむぎ こいめのひととき <2022げんていじょうぞう> / さんとりー
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サントリー金麦の季節限定派生商品「濃いめのひととき」。
今年で発売5年目の商品であるが、今年の発売日は、10月11日。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色で、琥珀色、あるいはオレンジ色にも近い。
泡はベージュ色でやや粗く、当初こそよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、華やかなホップ香とやわらかなロースト香があるが、
やはり新ジャンルらしく、甘いニュアンスが強い。
一方、味はそれほど甘みが強いわけではなく、力強い苦味と渋味の奥に、ふんわりと甘さがある。
だからそれほどこってりはしていない。飲み込んだ後には、強めの渋味とともに、
芳しいホップの香味が少し口に残る。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
昨年の製品 はもっとくどかったように思うのだが、
今年はそれが少し改善されたように感じた。
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新ジャンル
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2022年10月16日
No.9650: ヱビス プレミアムメルツェン <限定醸造> / サッポロ
ゑびす ぷれみあむめるつぇん <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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10月12日に発売された ヱビス「プレミアムメルツェン」。
メルツェンというビールは秋のドイツで行われる オクトーバーフェスト で飲まれるもの。
メルツェンとは3月を意味するが、なぜ10月に飲まれるのに3月なのかというと、
仕込みの時期が3月だからである。
そんなメルツェンをヱビス流にアレンジしたと思われるこの製品。
どんな味か飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、やや茶色に近い濃いめの黄金色。琥珀と言うほど濃くはない。
泡はほんのりベージュ色で非常にきめ細かく、泡持ちも良い。
香りは軽やかなホップ香がふわりと立ち、見た目の印象に反して軽快。
ロースト感などはない。
口に入れた瞬間ほのかな甘みが広がる。しかし、重みはなくクリーンな喉越し。
苦味はしっかりめだが、甘みが伴うためにマイルドでやさしい飲み応え。
キレも適度にある。
アルコール分5.5%。
原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
缶裏に次の説明がある。
乾杯を彩る、ヱビスのメルツェン
ドイツで開催される世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」で親しまれている「メルツェン」というビアスタイルを、
ヱビスならではのこだわりを加えてお届けします。
まさにこの時期に飲むのにふさわしいビール。自宅で手軽にオクトーバーフェスト気分を味わえる。
ヱビスのラインナップで、メルツェンは初リリースであろうと思うが、
しっかりヱビスらしい落ち着いたキャラクターに仕上がっていて、素晴らしい出来映えである。
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ビール
CODE:44850LSEEM#04 |
2022年10月17日[1]
No.9651: ジムビーム ハイボール缶 オレンジハイボール / サントリー
じむびーむ はいぼーるかん おれんじはいぼーる / さんとりー
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サントリー ジムビーム ハイボール缶「オレンジハイボール」。発売日は、10月11日。
缶には限定の文字はないが、期間限定品とのことである。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある淡いイエロー。細かな気泡が少量立ち昇るのが見える。
香りは、実にジムビームらしいグレーンウイスキーの香りに、甘酸っぱい柑橘香が混じる。
両者の一体感は素晴らしく、うまく溶け合っている。
味は、オレンジの酸味が先行するが、すぐにウイスキーの味わいが広がる。
アルコール感はしっかりめ。度数のわりに飲み応えがある。
アルコール分5%。果汁1%。
原材料名:ウイスキー(アメリカ製造)、スピリッツ、オレンジ、糖類/炭酸、酸味料、香料。
シリーズでオレンジが出るのは、当サイトで把握している限り、
2017年5月以降約5年ぶり2度目である。
バーボンウイスキーに何かフレーバーを付けるとしたら、オレンジがベストマッチだと私は思うのだが、
定番化してくれないばかりか、久々の限定発売である。今回の売上が良ければ、また近々出して頂けるだろうか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44851LSUHCH#06 |
2022年10月17日[2]
No.9652: 浅草ハイボール 電氣ブランサワー / 合同酒精
あさくさはいぼーる でんきぶらんさわー / ごうどうしゅせい
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今年5月16日に首都圏のセブンイレブンで先行発売された GODO「浅草ハイボール 電氣ブランサワー」が、
9月6日から全国発売された。私の住む関西でも入手可能となったため、改めて購入してみた。
中身は変わっていないため、味のレビューは割愛する。
既掲載記事 を参照頂きたい。
アルコール分5%。果汁1%。
原材料名:オレンジ果汁、ハーブ浸出液、醸造アルコール(国内製造)、果実酒、ブランデー、
糖類/炭酸ガス、酸味料、香料、カラメル色素。
明治時代より受け継がれる秘伝のお酒「電気ブラン」をサワーにしました。
サワーの隠し味に使用したオレンジがアクセントとなり、爽快な味わいです。
【神谷バー】
日本初のバー 東京・浅草「神谷バー」。明治13年(1880年)に創業し、多くの文豪にも愛されてきました。
今も昔も人々をあたたかく包み込む「下町の社交場」です。
神谷バーは、後に合同酒精(現オエノングループ)を興すことになる神谷傳兵衞氏が創業した店で、
いわば同社のルーツ。これだけ東京下町を押し出した商品だと、むしろ関東以外の地域では目新しさがあるから、
全国的ヒットも夢ではないだろう。まだあまり出回ってはいないようだが。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44851KSES#41 |
2022年10月18日
No.9653: 寶 丸おろし 赤ぶどう <限定> / 宝酒造
たから まるおろし あかぶどう <げんてい> / たからしゅぞう
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寶 丸おろし の限定「赤ぶどう」。発売日は、10月11日。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある紫色。
まさにぶどうジュースを割ったような色。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、見た目の印象通り、ころっと甘いぶどう香。たっぷりと豊潤。
甘味が強そうである。
味は確かに甘いが、さすがタカラ製品だけあって、それほどこってりした印象はない。
むしろぶどう果汁から甘さを少し取り去ったような味わい。
飲み込んだ後には、少し引っかかる感じの渋味が残る。
アルコール分6%。果汁13%。宝焼酎使用。プリン体0。甘味料0。
原材料名:ぶどう果汁(チリ製造、アメリカ製造)、ぶどうシロップ、ぶどうエキス、ぶどうピューレ、ぶどうスピリッツ、
焼酎、糖類/炭酸、酸味料、ぶどう果汁色素、香料。
タカラ製品の中でもこの 丸おろしシリーズは、甘味が強くなるのもいとわず、フルーティさを追求している。
ぶどうはその象徴的なフレーバーといえる。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44852LSUHCH#07/ |
2022年10月18日[2]
No.9654: −196℃ ストロングゼロ ダブル 完熟梅 / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶる かんじゅくうめ / さんとりー
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サントリー -196℃ ストロングゼロシリーズ の2021年12月中旬リニューアル版の「ダブル完熟梅」。
実は同シリーズは、最新では今年2022年8月中旬以降新パッケージにリニューアルしており、
今日ここで飲むのは、その最新リニューアル以前の製品。
通年6種の中では、ダブルレモン、
ダブルグレープフルーツ、
ダブルシークヮーサー、
無糖ドライ、
ビターレモン の5種が掲載済で、最後の1つがこれである。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールドで、わずかに濁りがあるかな?という程度。
香りは、しっかり梅酒のコクを感じ、甘味が強そう。
味は香りの印象どおり甘味が強いが、酸味も強い。
アルコール感が強烈で、甘さをより引き立てている感じ。
飲み込んだ後にも、しっかり甘酸っぱさが口に残る。
炭酸のビリビリ感がなければ、もっとくどい感じになっていることだろう。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。完熟 梅浸漬酒使用。
原材料名:梅、ウオツカ(国内製造)、梅酒、梅エキス/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
カラメル色素。
ストロングゼロシリーズの中でも、このダブル完熟梅は、取扱店が非常に少ないように思う。
柑橘系フレーバーに比べたら、売上も相当少ないのだろう。だから、リニューアルが実施されても、
以前の製品がかなり長く残っているようだ。
この甘く濃い味わいを日課のように毎日飲む人は多くないだろう。
しかし、商品として継続しているということは、根強い需要があるのだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44852DQES#RN2112M |
2022年10月19日
No.9655: 99.99 クリアユズ <限定> / サッポロ
ふぉーないん くりあゆず <げんてい> / さっぽろ
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サッポロ 99.99(フォーナイン)の限定品「クリアユズ」。
発売日は、10月12日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立て、
その後は細かな気泡が多量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、柚子らしい青臭さとともに、レモンのようなジューシーさもある。
味は酸のアタックが強いのだが、アルコールの甘いボリューム感が伴う。
味自体は甘くないのに、とろけるような甘いニュアンス。苦味もある。
キレが良いが、飲み込んだ後には苦味が残る。
アルコール分9%。果汁0.1%。無糖。原材料名:ウォッカ(国内製造)、ゆず果汁/炭酸、酸味料、香料。
前回発売は、当サイトで把握している限り 2020年11月だったので、およそ2年ぶり。
前回と大きく違うのは、無糖製品に生まれ変わったこと。前作までは糖類の甘みがわりとしっかり付けられていたが、
最近の風潮に合わせ、今回は無糖で仕上げたということか。
99.99シリーズの長所を活かすために、無糖というのは良い選択であろうと思う。
つまり、良いリニューアルである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44853KSES#07 |
2022年10月19日[2]
No.9656: 焼酎ハイボール ゆず / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる ゆず / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボール「ゆず」は2019年9月に通年品となり、
それ以来特にリニューアルもしていないのだが、
つい先日、店頭でこの缶をみつけて購入した。というのも、缶裏側に以前にはなかったはずのイラストが描かれていたためである。
中身は変わっていないと思うが、久々なのでじっくり味わってみたい。
グラスに注いだ液色は、淡いレモン色。
注いでいる時、このシリーズらしく炭酸が大きな音を立てて踊り、その後もグラスの中を大量の気泡が断続的に立ち昇っている。
香りは、ややグリーンな感じの柑橘香と、しっかり強い焼酎のアルコール臭が混じり合う。
口当たりはすっきりとシャープで甘くない。酸は穏やかで、
焼酎の味わいがしっかりと感じられる。香りに感じた青臭い柚子の味わいはほんのり。
キレの良さは抜群。
アルコール分7%。果汁0.5%。プリン体0。糖質0。甘味料0。
原材料名:焼酎(国内製造)、ゆず果汁、レモン果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
チューハイの原点
チューハイは昭和20年代後半の東京下町の大衆酒場で"焼酎ハイボール(酎ハイ)"として生まれたといわれています。
この元祖酎ハイの味わいを追求した宝焼酎ベースのキレ味爽快な辛口チューハイ、それがタカラ「焼酎ハイボール」です。
大衆酒場で愛され続ける辛口の味わいをお楽しみください。
BS TBS で放送されている 夕焼け酒場 という番組を私は毎週見ているのだが、
同番組のスポンサーはタカラさんである(1社提供)。
しかも、宝酒造としてではなく、タカラ焼酎ハイボール の提供番組ということになっている。
番組途中で流れるCMでは新商品の紹介もあったりするので、こういう地味なところでコアなファンをつなぎ止める宣伝活動を、
今後も期待したい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44853DAKO#UK |
2022年10月20日[1]
No.9657: 樽ハイ倶楽部 青ゆずサワー <期間限定> / アサヒ
たるはいくらぶ あおゆずさわー <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒ 樽ハイ倶楽部 の期間限定「青ゆずサワー」。発売日は、10月12日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
多量の細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、ゆずの青臭さがかなり強調されているのだが、ジューシー感はあまりなく、
ベースのウォッカの酒臭さを引き立てている。
味もとてもグリーンな感じで、甘みは弱い。香りの印象通りアルコール感が強く、輪郭のくっきりした味わいなので、
グラスに氷を入れて飲んでも良さそう。飲み込んだ後には、口中に甘さを残さない代わりに、アルコール感が残る。
アルコール分7%。果汁0.1%。人工甘味料無添加。原材料名:ウオッカ(国内製造)、ゆず果汁、糖類/炭酸、香料。
飲めば飲むほど青臭い風味と強いアルコール感が実感される。酒呑みのための缶チューハイと言える。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44854KSES#08 |
2022年10月20日[2]
No.9658: 麒麟特製コーラサワー / キリン
きりんとくせいこーらさわー / きりん
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麒麟特製サワーシリーズ「コーラサワー」の現行品。
昨年(2021年)12月製造分からリニューアルされたものだが、
通年品のうち中身が変わったのはレモンのみであり、他はパッケージのみ刷新のため、後回しになっていたものである。
グラスに注いだ液色は、まさにコーラ色。
注いでいる時、炭酸が大きく音を立て踊っているが、すぐに収まる。
香りもコーラらしい香草っぽさで、甘味が強そう。
味は香りの印象どおり甘味が非常に強く、アルコール感も強烈。
炭酸のビリビリした刺激が強いが、これがあって何とかバランスを保っている感じ。
とにかく甘い。
アルコール分9%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。
原材料名:ウオッカ(国内製造)、シトラスエキス/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
缶に「爽快な強炭酸仕立て」とあり、強炭酸は確かにそうだが、甘味が強いので爽快とまでは言えない。
でも、コーラなのだから、もちろんこれでいい。ヘタに薄くしたりすると、パンチが足りなくなる。
缶はパッと見、変わっていないようにも見えるが、従来ブランド名だった KIRIN The STRONG の表記がなくなっている。
正式に 麒麟特製サワー というブランド名になったのだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44854DAEE#RN01 |
2022年10月21日[1]
No.9659: 僕ビール、君ビール。満天クライマー / ヤッホーブルーイング
ぼくびーる、きみびーる。まんてんくらいまー / やっほーぶるーいんぐ
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コンビニ LAWSON で限定商品「僕ビール、君ビール。」の復活総選挙が行われ、
見事1位となりこの度復活を遂げたのが、2019年に登場した「満天クライマー」。
今回の発売日は、10月18日。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白でやや粗く、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、鮮烈でフルーティなホップ香が、圧倒的な存在感を主張する。
マスカットのようなころっとした甘さ、グレープフルーツのような苦そうな柑橘っぽさが混じり合っている。
味は、香りに感じた鮮やかなホップの香味がそのまま口いっぱいに広がる。
苦味の押しがかなり強いのに、それを豊かな甘さが包み込む。
両者がまるで抜きつ抜かれつして前に出てくるような感じなのだが、
適度にキレもある。飲み込んだ後には、また甘みと苦味の輪郭がくっきりと感じられる。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
製造者:株式会社ヤッホー・ブルーイング
長野県軽井沢町長倉2148。
ハッとする味と香り。これが僕らのビール。
見上げると、気づくことがある。上へ上へと行ってみようよ。自分のペースで、心のままに。
この新しいビールを片手に。
ビアスタイル「ブリュット アイピーエー」
上品なキレのある味わいと、爽快でトロピカルな香り。
この比較的新しいビアスタイルが選ばれるあたり、ビール好きがたくさん投票したんだなと思う。
噛んで味わえるようなジューシー感に、力強い苦味が加わって、全方位的な味わいなので、
何もつまみなどを従えず、ただこのビールだけを味わいたい。
個人的には毎日でも飲みたいくらいの内容だが、318円という価格は少々重たい。
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ビール
CODE:44855LSEK#03 |
2022年10月21日[2]
No.9660: 発酵レモンサワー / キリン
はっこうれもんさわー / きりん
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キリン 発酵レモンサワー が新しくなっている。7月製造品から順次切り替えである。
2種あるうち、まずはアルコール7% のスタンダード版を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、深く濁った黄色。
注いでいる時は炭酸が音を立てるが、程なくして静まる。
香りは、非常に濃く深いレモン香。苦味と酸味がともに強そう。
味は香りの印象通り苦味が極めて強いが、酸味はわずかに劣後する感じ。甘味はもちろん弱い。
レモンを皮ごと囓ったような苦味と、その後に少しヒリつく酸味がくる。
アルコール分7%。果汁10%。香料・酸味料・甘味料無添加。
原材料名:レモン(イスラエル)、発酵レモン果汁、シトラスエキス、米発酵エキス、スピリッツ、糖類/炭酸。
今回はパッケージのみのリニューアルということである。
従来品 との違いは、
缶下部の白い帯部分に「レモンが濃く爽やか」との文字があるところで、
従来ここは青緑地の帯に「発酵とつくる、心地いいおいしさ」という白抜き文字があった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44855DAEE#RN07 |