ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.9761−9780


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2022年12月13日[1]
No.9761: 銀座ライオン ビヤホールスペシャル <限定醸造> / サッポロ
 ぎんざらいおん びやほーるすぺしゃる <げんていじょうぞう> / さっぽろ
サッポロ 銀座ライオン ビヤホールスペシャル サッポロ 銀座ライオン ビヤホールスペシャル review
サッポロ 銀座ライオン ビヤホールスペシャル
 12月6日にサッポロから発売された「銀座ライオン ビヤホールスペシャル」。 昨年もこの時季に出ていたものである。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濃いめの黄金色。 泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、落ち着いたモルト香主体。凝縮感があり、力強く重たい。 一方、ホップ香は穏やか。華やかさはない。
 味はまず甘味がなく、ビシッと強い苦味中心。 基本的にパワフルだが、適度に深いコクと、クリーンな飲み口。 キレがあり、飲み込んだ後にはじんわりと旨みが残る。ここが実にサッポロビールらしい。
 アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
 日本最古のビアホール「銀座ライオン」監修。 ビヤホールで飲む、生ビールの美味しさを徹底的に追求し、ほのかな香ばしさと、 ほどよい苦味の絶妙なバランス、飲み飽きることのない旨さをお楽しみください。
 銀座ライオンとは、サッポロビールグループで運営しているビヤホールであり、 同店で提供している生ビールを、缶で再現した商品だといえる。 しっかりとした飲み応えと、もう一口を誘うドリンカビリティを両立したビールである。
種別 ビール
CODE:44908DAEE#07
2022年12月13日[2]
No.9762: レモン・ザ・リッチ レモンの逸品 <数量限定> / サッポロ
 れもん・ざ・りっち れもんのいっぴん <すうりょうげんてい> / さっぽろ
サッポロ レモン・ザ・リッチ レモンの逸品 サッポロ レモン・ザ・リッチ レモンの逸品 review
サッポロ レモン・ザ・リッチ レモンの逸品
 サッポロ レモン・ザ・リッチ の限定品「レモンの逸品」。発売日は、12月6日。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りを嗅いで、「ああ、これはもう間違いなくサッポロだ」と感じるような、 しっかりコクのある酸っぱそうなレモン香。
 味は香りの印象通り酸味が鋭いが、少し乳酸のようなコクが感じられる。 これは恐らく、レモンペーストやレモン果皮エキス等が使われていることから生じる味の分厚さであろう。 飲み進めると、どんどん酸っぱく感じられ、苦味もはっきり実感。
 果汁6%。アルコール分5%。 原材料名:レモン果汁、レモンペースト(果皮、果肉)、レモン果皮エキス、ウォッカ、レモン浸漬酒、 水溶性食物繊維、糖類(国内製造)/酸味料、炭酸、香料、増粘剤(ペクチン)、ビタミンC。
 レモンが強いと、逆に爽やかではなくなるのだという見本。原材料名を見てわかるように、 レモン由来原料をこれでもかと使用している。分厚いレモンの味わいは、くどいとすら感じてしまうほど。
 ちょっと否定的な書き方をしてしまったが、レモン・ザ・リッチは、これでいい。 他社のやらない方法論を採用することで、差別化が図られ、コアなファンが生まれるのだ。 今から万人受けを狙っても、飽和市場でシェア拡大は至難の業。 近年、正攻法で戦って市場を大きく塗り替えることに成功したのは、 コカコーラ社の檸檬堂だけである。そしてあれは極めて特異な例である。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44908DAKO#07
2022年12月14日[1]
No.9763: 氷結 宮城産いちご もういっこ <冬限定> / キリン
 ひょうけつ みやぎさんいちご もういっこ <ふゆげんてい> / きりん
キリン 氷結 宮城産いちご もういっこ キリン 氷結 宮城産いちご もういっこ review
 キリン氷結の冬限定「宮城産いちご もういっこ」。発売日は、12月13日。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。 多量の細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
 香りは、明らかに香料だとはわかっていても、ナチュラルだと感じてしまう甘いいちご香。 実際のいちごなら、もう少し青臭さがあるはずなのだが、その青臭さだけを取り去り、 甘さだけを残したような、いわばピュアな感じである。
 味は一般的ないちご味チューハイから想像されるよりは甘さが強くなく、 その代わりに酸味が立っていて、すっきりしている。爽やかでくどさはなく、 飲み込んだ後にも甘味よりは軽快な酸味が残るような感じである。
 アルコール分4%。果汁0.3%。 原材料名:いちご果汁(もういっこ果汁)、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 宮城産いちご "もういっこ" の甘味と酸味のバランスが嬉しい、みずみずしくスッキリ爽快なおいしさをお楽しみください。
 いちご味の氷結はこれまでにも色々出されており、直近では昨年(2021年)1月に あまおう が発売されたが、 歴代いちご味の中でも、この製品は最も軽快な味わいであるように感じた。 これはおそらくいちご自体の個性をうまく活かした結果であろう。
 私自身、「もういっこ」といういちごは知らなかったので、食べたこともないのだが、 この爽やかさはチューハイ向きの銘柄だと感じた。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44909DAEE#01
2022年12月14日[2]
No.9764: ハイネケン ワールドセレブレーションズ缶 アメリカ (製造:キリン)
 はいねけん わーるどせれぶれーしょんずかん あめりか
HEINEKEN ワールドセレブレーションズ缶 アメリカ HEINEKEN ワールドセレブレーションズ缶 アメリカ review
 情報をチェックできていなかったので、店頭でみつけたとき、缶デザインが変わっていることに気づき、入手したもの。
 今年(2022年)9月製造品から投入されている ハイネケン「ワールドセレブレーションズ缶」といい、 実に全13国の国旗があしらわれた缶がリリースされている。 そのうち、今回私がゲットしたのは「アメリカ」である。

 中身は通常商品なので、味のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。 製造者:麒麟麦酒株式会社。
 本製品は、オランダ、ハイネケン社のライセンスにより、麒麟麦酒株式会社が製造しております。
 缶中央の星形の中に米国国旗がデザインされていて、USAと添え書きされているのだが、 その下に「国産」と書かれているのがおもしろい。もちろん、中身はキリンビールが造っているため国産には違いない。 アメリカ産ではないよということをわざわざ書いているのである。
 なお、ラインナップの13か国とは、 アメリカ、アルゼンチン、オーストラリア、オランダ、カナダ、韓国、 ナイジェリア、日本、ニュージーランド、ブラジル、フランス、 ベトナム、南アフリカ とのこと。ちなみに、びん入り商品も出ていて、そちらはなんと全25か国。 ラインナップは、 アメリカ、アルゼンチン、イタリア、エクアドル、オーストラリア、オランダ、 カナダ、韓国、コートジボワール、コンゴ民主共和国、ジャマイカ、 スペイン、タイ、タヒチ、チリ、ナイジェリア、日本、ニュージーランド、 パプアニューギニア、ブラジル、フランス、ベトナム、南アフリカ、メキシコ、ラオス。
 缶と瓶を合わせて計38種類もあり、コレクターであれば、全部揃えたくなるところだろうが、 当サイトは中身のレビューが目的なので、全部探し出そうなどとは思っていない。 だが、偶然遭遇した場合には、また購入するかもしれない。
種別 ビール
CODE:44909LSEE#UK
2022年12月13日[1]
No.9765: ブラックニッカ 星空のハイボール / アサヒ
 ぶらっくにっか ほしぞらのはいぼーる / あさひ
ブラックニッカ 星空のハイボール ブラックニッカ 星空のハイボール review
 ブラックニッカ「星空のハイボール」。
 12月6日に全国のセブンイレブン限定で発売された、400mlボトル缶入り商品である。

 グラスに注いだ液色は、淡いゴールド。缶入りハイボールにしては少し濃いめか。 細かな気泡が多量グラスの中を立ち昇っている。
 香りは甘く、しっとり落ち着いている。ベースはブレンデッドウイスキーだが、 モルトウイスキーのほうが強い印象で、しかも樽香がしっかりあって熟成感も感じさせる。
 味は香りの印象よりはシャープで、すっきりした口当たりなのだが、 香りに感じた甘さが広がり、ホワイトチョコレートのような風味がある。 アルコール感は強くなく、クリアで軽快だが決して辛口ではない。 あくまでも柔らかくやさしい味わいである。
 アルコール分7%。原材料名:モルト、グレーン/炭酸。
 ホワイトオーク新樽モルトと純水ソーダが生み出す、ウイスキーのやわらかな香りと、きめ細やかな泡に包まれて、 一日の終わりを、気持ちよく。
 ブラックニッカというと、失礼ながら普及版国産ウイスキーというか、廉価なイメージがあって、 あまり本格的な味わいを期待できるとは通常考えられないのだが(申し訳ない!)、 この製品は上記缶説明にもあるとおり、樽香が非常に心地よく、モルトウイスキーの品の良さが感じられる。
 実に日本人向けのハイボール缶だと言え、寒い季節の夜にゆったり飲むのに適している。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44910SETS#08
2022年12月15日[2]
No.9766: 御殿場コシヒカリラガー / GKB(御殿場高原ビール)
 ごてんばこしひかりらがー / じーけーびー(ごてんばこうげんびーる)
御殿場コシヒカリラガー 御殿場コシヒカリラガー review
 当サイトで4年ほど前に一度取り上げている「御殿場コシヒカリラガー」だが、 ふと缶を見ると製造者名が変わっていたので購入してみた。

 グラスに注いだ液色は、少しだけ濁りがあるように見える淡い黄金色。心なしか灰色っぽい感じもする。 泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちは概ね良好。写真は勢いよく注いで泡が収まる前に撮ったもの。
 香りは、米ぬかのような穀物っぽい匂いが強く、ホップ香はあまりしない。
 口当たりはキリッとして甘味がなく、シャープ。 香りの印象通り米ぬか、あるいは飼料みたいな香味が強い。 パンチがなく繊細。適度な甘味。 飲み込んだ後にも、柔らかな甘味と穀物的な風味が残る。
 アルコール分5.0%。原材料明:麦芽(外国製造)・ホップ・国産米(静岡県産御殿場こしひかり)。 製造所:静岡県御殿場市神山字前原703番地1 GKB株式会社。

 御殿場コシヒカリラガーとは
 富士山の伏流水により育った御殿場コシヒカリを使用して仕込みました。 お米の風味とスッキリとした飲み口が特徴。御殿場高原ビールからお届けするプレミアムビールです。
 前回飲んだ時の私の記録によると、アルコール度数が5.5%となっていて、 今回飲んだものよりも少しだけ高かった(記録が間違っていなければ)。 もっとも、それによる味の違いは何らわからなかった。 米の個性が前面に出た、いわば繊細なキャラクターは変わっていない。 米ぬかっぽい香味が気にならなければ、すっきり飲みやすいだろう。
 ところで社名だが、調べてみると、2020年にそれまでの御殿場高原ビールからGKBに変更したとのこと。 単にアルファベットの頭文字を並べただけといえばそれまでだが、おそらく事業展開上、 ビールという名前が前面に出ない方がいいとの判断なのではないか。
種別 ビール
CODE:44910IKOS#UK
2022年12月16日[1]
No.9767: CRAFT−196℃ ひきたつパイン <限定> / サントリー
 くらふといちきゅうろく ひきたつぱいん <げんてい> / さんとりー
サントリー CRAFT-196℃ ひきたつパイン サントリー CRAFT-196℃ ひきたつパイン review
 サントリー CRAFT-196℃(クラフトいちきゅうろく)の限定品「ひきたつパイン」。 発売日は、12月13日。

 グラスに注いだ液色は、かすかに濁りのある薄黄色。細かな気泡が少量グラスの中を立ち昇っている。
 香りは、ジューシー感のあるパイン香だが、人工的な感じであり、あまり生っぽい印象は受けない。
 口当たりは酸味が前面に出てシャープで、苦味すら感じる。 ただ、甘味もかなりあり、香りの印象よりはナチュラルな感じもする。 飲み込んだ後にも、鋭い酸味と甘味、パインらしい華やかな香味が口に残る。
 アルコール分5%。パイナップル果汁3%。パイナップル浸漬酒使用。 原材料名:パイナップル、ウオツカ(国内製造)、ラム、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 前回発売が5月24日だったので、概ね7か月ぶりの再登場ということになる。 中身は同じかと思いきや、前回のものはアルコール6%で、ジンが使われていた。 今回、度数を下げ、ジンではなくラムを使っているのは、 味わいを穏やかに、柔らかくしようという意図があったように思われる。
 CRAFT-196℃ シリーズは、当初すっきり甘ったるくなく、 大人向けのキャラクターで統一しようというコンセプトが感じられたものだが、 パインのような甘い果実に関しては、もっと甘くふくよかな仕上がりが消費者には好まれるとの判断だろうか。
 そのあたり、消費者の声を柔軟に受け止めて変えていくほうがいいのか、 ぶれずに当初のブランドイメージを堅持したほうがいいのか、悩ましいところではあるが、 万人受けするマスブランドを育てるのがうまいサントリーさんは、前者を選んだということか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44911DAEE#03
2022年12月16日[2]
No.9768: 花鳥風月 / アサヒ
 かちょうふうげつ / あさひ
アサヒ 花鳥風月 アサヒ 花鳥風月 review
 アサヒ「花鳥風月」は、東北地区限定商品として2021年10月に誕生したビールであるが、 エリア外在住の私としてはこれまで入手するすべがなく、飲んだことがなかった。 ギフトセットで売られていることもあったが、入手機会はなかった。
 今般、当サイトのご協力者・森康哲さん (森康哲のブログ 運営者)から寄贈され、 飲むに至った。

 グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。泡はやや黄色できめ細かく、当初よく盛り上がるが、 泡持ちはほどほど。
 香りは深く豊かで、モルトの力強さを感じさせるが、一方で華やかさはあまりない。 これはもしかすると、鮮度が落ちているためかもしれない。
 味は苦味が強く、しっかりとコクがある。 適度に甘くジューシーだが、苦味の重たさの方が勝っている。 渋味も伴い、キレ良いとは言えないが、甘やかなコクの余韻が残る。
 アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(大麦(国産))、ホップ。
 花鳥風月という商品名から、勝手に繊細な味わいを想像していたが、そうではなかった。 日本的な名前なので、副原料に米を使ったラガーなのかとも考えたが、いずれも違った。 実態はオールモルトで力強く、上面発酵でまろやかさもある。
 なお、この製品は今年10月18日からリニューアルされているようなのだが、 今日飲んだのは旧製品である。
種別 ビール
CODE:44911PRST#UK
2022年12月17日[1]
No.9769: TOKYO CRAFT 華やかI.P.A. <限定醸造> / サントリー
 とうきょうくらふと はなやかあい・ぴー・えー <げんていじょうぞう> / さんとりー
サントリー TOKYO CRAFT 華やかI.P.A. サントリー TOKYO CRAFT 華やかI.P.A. review
サントリー TOKYO CRAFT 華やかI.P.A.
 サントリー TOKYO CRAFTシリーズの限定品「華やかI.P.A.」。発売日は、12月13日。
 発売ごとに入手が難しくなっているような気もするが、今回はLAWSONにて購入。 他店では、今のところ売られているのを見ない。

 グラスに注いだ液色は、輝きのある中程度の黄金色。泡は純白できめ細かく、 力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、非常に甘いマスカット香が中心だが、もたつくような感じはなく、 甘いのに爽快。ホップのキャラクターが良く出ている。
 味は、含み香から白ぶどう感満載で、香りのフルーティな印象がさらに強く開花。 そのまま華やかさが続くかと思えば、しっかり強い苦味がきて、I.P.A.らしさを実感。 クリアで、ジューシーで、適度な重たさがあって、複雑な味わい。 それでいて適度なキレもあり、飲み込んだ後には、強い苦味が華やかな香味とともに残る。
 アルコール分6.5%。原材料名:麦芽(国内製造、外国製造)、ホップ。
 華やかで上品な白ぶどうを思わせる香りと、しっかりとした苦味が味わえる冬限定のI.P.A.です。
 このシリーズはどれも非常に高いクオリティを保っており、販売価格が安すぎるとすら思っているのだが、 一般受けはしないのか、大ヒットには至っていない。
 だが、サントリーさんが本気で挑んでいるシリーズだと思うので、 ぜひブランドを守って頂きたい。そのためなら、販売価格をあと50円くらい上げてもいいように思うが、 そうすると益々売れなくなるだろうから、難しいところである。
種別 ビール
CODE:44912LSEK#04
2022年12月17日[2]
No.9770: 麒麟特製 皮ごとレモンサワー <期間限定> / キリン
 きりんとくせい かわごとれもんさわー <きかんげんてい> / きりん
麒麟特製 皮ごとレモンサワー 麒麟特製 皮ごとレモンサワー review
麒麟特製 皮ごとレモンサワー
 麒麟特製「皮ごとレモンサワー」。発売日は、12月6日。

 グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。気泡は当初踊っているが、程なくして静まる。
 香りは、苦味の強そうなシャープなレモン香だが、同時に、豊かな揮発成分の感じられる弾けるような香りもある。
 味は香りの印象以上にシャープで落ち着いている。甘さは極めて抑制的で、 酸味が尖り、さらに強い苦味が加わる。この苦味の押しがこのサワーのポイントで、 後味にも強い苦味と酸味が同時に残る。アルコール感は、かなり強い。
 アルコール分7%。果汁1.0%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。 原材料名:ウオッカ(国内製造)、レモンリキュール、レモン果汁、シトラスエキス/炭酸、 酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)。
 ニュースリリースでは、こだわりのポイントとして次のような説明がある。
@うまみエキス
「麒麟特製」ブランドの特長である、複数の柑橘を12時間以上煮詰める(特許出願中)ことで、 奥行きのあるレモンのうまみを引き出しました。
Aビターリキュール
レモン果皮をアルコールに漬け込んだ「ビターリキュール」で果皮のほろ苦さ由来の味の厚みを持たせました。
B複数のレモン果汁
雑味感を抑えた透明レモンの「磨きレモン果汁」と、果実をそのまま搾った味わい豊かな「まるごと搾り果汁」を合わせることで、 爽やかな香りと深い味わいを実現しました。
 レモン感豊かなサワーというカテゴリーは、最近かなり飽和気味である。だからなのか、 発売直後にはそれほど多く流通しているようには見えなかった。大手人気ブランドの新商品としては、珍しい。 これだけ品質が高いのだから、なおさら寂しい。
 私の行動範囲内に限ったことかもしれないが、麒麟特製ブランドの商品群自体、 以前の勢いを急速に失っているように見える。
 他社製品で言うと、サッポロ レモン・ザ・リッチ もそうだが、 濃くてインパクトの強い商品というのは、そのわかりやすさから、最初は極めて高く評価されるものの、 長くリピートされにくいのではないか。対極にあるさりげない飲みやすさで長く支持されているのが、 氷結ブランドである。
 大手だから色々なコンセプトの商品群を維持できる体力もあり、 またその社会的使命もあるとは思うのだが、売上が伸びないブランドの担当者は、社内で肩身が狭いのだろうなと、 要らぬ心配をしてしまう。 
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44912KSES#11
2022年12月18日[1]
No.9771: ザ・レモンクラフト 濃醇レモン はちみつMix <冬限定> / アサヒ
 ざ・れもんくらふと のうじゅんれもん はちみつみっくす <ふゆげんてい> / あさひ
アサヒ ザ・レモンクラフト 濃醇レモン はちみつMix アサヒ ザ・レモンクラフト 濃醇レモン はちみつMix review
アサヒ ザ・レモンクラフト 濃醇レモン はちみつMix
 アサヒ ザ・レモンクラフト の冬限定「濃醇レモン」。発売日は12月13日。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。気泡は少なく、炭酸はあまり強くなさそう。
 香りは、このシリーズに共通の鮮烈な弾けるようなレモン香だが、そこに蜂蜜特有の甘さが加わり、 コクがありそう。
 蜂蜜入りというからには、しっかり甘いのだろうと想像しながら口に運ぶと、 意外にも最初に酸の鋭いアタックが来て、かなりシャープである。 確かに蜂蜜らしい味わいがあるのだが、こってり感はなく、レモンの尖った刺激のほうが圧倒的に強い。 さらに少し苦味も感じる。適度にキレもあり、最後までだらけた感じはしない。 飲み込んだ後にも、ヒリつくくらいの酸っぱさが口に残っている。
 果汁5%。アルコール分3%。原材料名:ウオッカ、レモンスピリッツ、レモン果汁、はちみつ、 レモンエキス、レモンピールエキス、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 冬限定チューハイには、このように蜂蜜を用いた製品が時々登場するが、 おそらく寒い季節に蜂蜜を入れて飲むホットレモネードをイメージしたものと思われる。 しかし、チューハイは基本的に冷やして飲むものなので、甘さ設定が難しい。 かなり甘味が強い製品も存在する中、本品は従来からのキャラクターであるレモンの弾けるような香りを前面に出し、 それを邪魔しない程度の甘さ設定にしている点が秀逸である。 ただ、いわゆる はちみつレモン を期待して飲むと、酸の刺激が強くてびっくりするかもしれない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44913KSES#05
2022年12月18日[2]
No.9772: ハイネケン ワールドセレブレーションズ缶 南アフリカ (製造:キリン)
 はいねけん わーるどせれぶれーしょんずかん みなみあふりか
HEINEKEN ワールドセレブレーションズ缶 南アフリカ HEINEKEN ワールドセレブレーションズ缶 南アフリカ review
 先日、ハイネケン「ワールドセレブレーションズ缶」の「アメリカ」を取り上げた。
 今年(2022年)9月製造品から投入されているデザイン缶で、 世界の国旗をデザインしたものである。 缶入りは全13種あり、びん入りは全25種あるので、そのすべてを集めることは容易ではなく、 何より当サイトはパッケージのコレクションを目的とはしていないので、 集めるつもりはない旨、先日書いた。ただ、偶然発見した場合には、購入するかもしれないとも書いた。
 というわけで、今回この「南アフリカ」を発見した次第である。

 中身は通常商品なので、味のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。 製造者:麒麟麦酒株式会社。
 本製品は、オランダ、ハイネケン社のライセンスにより、麒麟麦酒株式会社が製造しております。
 ラインナップの13か国とは、 アメリカ、アルゼンチン、オーストラリア、オランダ、カナダ、韓国、 ナイジェリア、日本、ニュージーランド、ブラジル、フランス、ベトナム、南アフリカである。
種別 ビール
CODE:44913IKOS#UK
2022年12月19日[1]
No.9773: 氷結 ピノ・ノワール <冬限定> / キリン
 ひょうけつ ぴの・のわーる <ふゆげんてい> / きりん
キリン 氷結 ピノ・ノワール キリン 氷結 ピノ・ノワール review
 キリン氷結の冬限定「ピノ・ノワール」。 発売日は、12月13日。

 グラスに注いだ液色は、透明感のあるごく淡いピンク色で、やや暗い感じ。細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
 香りは甘いが、甘いだけでなく高貴な感じをまとっている。 品種の特徴であろう。
 味は香りの印象どおり甘味が強いのだが、それを制するように強い炭酸の刺激がまずあり、 ぶどう特有の渋味も効いている。味わいにコクがなく、むしろそれが甘ったるさを阻止している。 適度にシャープで、ぶどう果皮のような渋味も感じられる。 アルコール感は強くない。 飲み込んだ後には、軽い甘味、酸味、渋味が口に残る。
 アルコール分5%。果汁0.3%。 原材料名:ぶどう果汁、ウオッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 ピノ・ノワールらしいフルーティーで華やかな香りとみずみずしいスッキリ爽快なおいしさをお楽しみください。
 ピノ・ノワールは、フランス・ブルゴーニュ地方で特に素晴らしい品質を持った赤ワインを生み出す品種で、 ワインになると繊細な酸味が特徴的なのだが、そもそもワイン醸造用ぶどうは糖度が高いものなので、 チューハイに用いたとしても扱いやすいだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44914KSES#06
2022年12月19日[2]
No.9774: 軽井沢高原ビール 2022年限定 American ESB / ヤッホー・ブルーイング
 かるいざわこうげんびーる 2022ねんげんてい あめりかん・いーえすびー / やっほー・ぶるーいんぐ
軽井沢高原ビール American ESB 軽井沢高原ビール American ESB review
軽井沢高原ビール American ESB
 ヤッホーブルーイングによる季節限定品、軽井沢高原ビール。 2022年版は「American ESB」。ESBは、Extra Special Bitter の略である。
 自分で購入したものではなく、当サイトのご協力者・森康哲さん (森康哲のブログ 運営者)から寄贈されたものである。

 グラスに注いだ液色は、オレンジに近い、濁りのある淡いアンバー。 泡は深いベージュ色あるいは薄茶色で、非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、オレンジやあんずが混じったようなフルーティで濃密なホップ香が強い。少しブラウンなロースト香もある。
 味は、口に含んだ瞬間から強烈な苦味が襲い、圧倒的凝縮感があるが、 ボディの厚みはほどほどであることから、こってりというよりは、ギュッと収斂性のある苦味が押してきて、 外側だけが堅い塊のような味。 但し、苦味は崩れることなく居座り、ジューシーなコクを取り囲んでいる。 冷えているときは、堅さだけが目立つが、温度が上がると、まろやかさやふくらみが出てくる。 口中で転がしているだけでも、徐々に柔らかくなってくる。 しかしそうやって時間をかけて飲んでいると、舌の奥にしびれるような苦味が蓄積される。
 アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、小麦。 軽井沢産小麦「ゆめかおり」使用。 製造者:株式会社ヤッホーブルーイング、 長野県軽井沢町長倉2148。
〜昼下がりを楽しむ、2021年限定のビール〜
 明治時代から続く由緒ある避暑地、軽井沢。当時の別荘は自然に溶け込むような佇まいで、この町の象徴として今も残されています。
 都会の喧噪から離れ、別荘で昼下がりに飲みたいビールをつくりました。 ゆっくりと流れる贅沢な時間をお過ごしください。
 オレンジを思わせる柑橘系のホップの香りが上品に広がります。 軽やかな飲み口の中に感じるモルトの風味をお楽しみください。
 缶には、リクライニングチェアでビールを飲むツキノワグマのイラストが描かれている。 デザインコンセプトは、昨年とほぼ同じである。
種別 ビール
CODE:44914PRST#UK
2022年12月20日[1]
No.9775: 檸檬堂 特別仕込み <数量限定> / コカ・コーラ
 れもんどう とくべつじこみ <すうりょうげんてい> / こか・こーら
コカ・コーラ 檸檬堂 特別仕込み コカ・コーラ 檸檬堂 特別仕込み review
 コカ・コーラのチューハイブランド・檸檬堂の数量限定「特別仕込み」。
 11月28日からコンビニエンスストア先行発売、12月12日から晴れて全国発売となった。 335mlびん入りのプレミアム製品である。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。注いでいる時は炭酸が踊っているが、 直ぐに静まる。液中に非常に細かな繊維質のようなものが見える。
 香りは、ナチュラルなレモン香。わざとらしくは香らず抑制的であり、 ベースの焼酎の香りがむしろ強くしっかり感じられる。
 味はレモンの酸が香りの印象通り抑制的で、焼酎の味わいがしっかり。 アルコール分が5%だから決して強くはないのだが、味は確かに焼酎だ。 レモンの皮の苦味が強調されたような味わい。 飲み進めると、わりとちゃんとレモンの味があり、 だんだん酸っぱく感じるように。
 アルコール分5%。果汁10%。 原材料名:レモン(輸入)、スピリッツ、麦焼酎、食塩、果糖ぶどう糖液糖/炭酸、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)。

 レモンサワー好きの皆様へ
 丸ごとすりおろしたレモンを、お酒にあらかじめなじませる独自の「前割りレモン製法」に麦焼酎を使用した、 お酒にこだわったレモンサワーが出来ました。麦焼酎のまろやかな旨みとレモンの酸味がクセになる、 今しか飲めない特別なおいしさをぜひお楽しみください。
 添加物はたくさん入ってはいるものの、かなり本格的な味わいだと感じた。 バランスが良いせいだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44915LSEK#22
2022年12月20日[2]
No.9776: KROMBACHER PILS
 くろんばっは ぴるす
KROMBACHER PILS KROMBACHER PILS review
KROMBACHER PILS
 近所のイオン系スーパーで売られていたので購入した。ドイツの KROMBACHER PILS(クロンバッハ・ピルス)。
 輸入者が同グループのコルドンヴェールなので、基本的にイオングループで販売されているものと思われる。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、 力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りを嗅いで、残念に思う。輸入品なので、基本的に鮮度が落ちているため、雑穀臭のような匂いが強い。
 味は軽快。苦味は弱く、劣化した香味を除けば、基本的に透明感のある味。 キレも良いのだが、決して水っぽいわけではない。柔らかな旨みが感じられる。 しかし、力強さや凝縮感はあまり感じられない。
 アルコール分4度以上5度未満。原材料名:麦芽、ホップ。 原産国名:ドイツ。輸入者:コルドンヴェール株式会社 東京都千代田区神田錦町1-1。 引取先:仙台市宮城野区榴岡3-7-35。
 販売価格が確か200円以下だったので、期待はしていなかったが、 まあ価格相応という感じがする。特に感動はない。
種別 ビール
CODE:44915DAKO#UK
2022年12月21日[1]
No.9777: 寶 丸おろし りんご <限定> / 宝酒造
 たから まるおろし りんご <げんてい> / たからしゅぞう
タカラ 丸おろし りんご タカラ 丸おろし りんご review
 寶 丸おろし の限定品「りんご」。発売日は、12月13日。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのあるややくすんだ薄黄色。 気泡は少なく、炭酸は弱そう。
 香りは、非常にナチュラルな、混濁タイプのりんごジュースのよう。 アルコール臭は極めて弱く、フルーティで穏やか。
 口当たりこそ炭酸のピリッとした刺激があるものの、すぐにりんごの芳醇で生っぽい風味が感じられる。 甘いが甘ったるくなく、酸味が効いているようで、もちろん強すぎない。 バランスが良く、さらっとした舌触り。 アルコール7%だから強くてもいいはずだが、アルコール感はそれほど強くない。 さらに、甘さを極力抑えているところが、タカラ製品らしい。
 アルコール分7%。果汁30%。 原材料名:りんご果汁(チリ製造、オーストリア製造、国内製造)、りんごピューレ、りんごエキス、りんごスピリッツ、 焼酎、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 丸おろし の商品コンセプトに、りんご はよく合っている。今回初登場なのが不思議なくらい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44916LSEK#08
2022年12月21日[2]
No.9778: 贅沢搾り ミルクテイストプラス バナナ <期間限定> / アサヒ
 ぜいたくしぼり みるくていすとぷらす ばなな <きかんげんてい> / あさひ
アサヒ 贅沢搾り ミルクテイストプラス バナナ アサヒ 贅沢搾り ミルクテイストプラス バナナ review
アサヒ 贅沢搾り ミルクテイストプラス バナナ
 アサヒ 贅沢搾り の限定品「ミルクテイストプラス バナナ」。 発売日は、12月13日。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある白色で、かすかに黄色っぽいようにも見える。 深い色ゆえ、気泡は見えない。
 香りは、商品名のとおりバナナミルク。しっかりと甘そうである。
 味も基本的に香りの印象通り、バナナの味とミルクが溶け合っている。 但し、ミルクがそんなに濃いわけではなく、舌触りはさらっとしている。 やさしいタッチで、アルコール感は弱く、軽い苦味もある。 飲み込んだ後には、バナナらしい甘い香味が口に残る。
 アルコール分3%。果汁5%。 原材料名:ウオッカ、バナナ果汁、脱脂粉乳、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、乳化剤。
 アサヒさんは、贅沢搾りをチューハイのメインブランドに据えたいのだろうが、 ここまで製品キャラクターが散らかっていると、ブランドイメージも醸成されにくい。 何でもかんでも同一ブランド名の下に押し込めてしまうと、ただ陳腐化するだけではないか。 今回はミルクテイストだが、これまでにはヨーグルトテイストプラスも存在している。 だが、通年品贅沢搾りの基本は、高果汁チューハイだったはずである。
 果汁たっぷりなのか、甘いのか、低アルコールなのか・・。真ん中に据えるコンセプトを明確に決めない限り、 多くの人に認知はしてもらえないと思うのだが。
 いや、他社では 氷結も、-196℃も、幅広い製品をリリースしているではないか、との反論があるかもしれないが、 ああいうことが有効なのは、既にブランド自体が強大なネームバリューを持った後だからである。 後発で大きなシェアを獲得したものは、檸檬堂や こだわり酒場など、 コンセプトが一貫していて、製品キャラクターにぶれがないブランドなのだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44916LSEK#08
2022年12月22日[1]
No.9779: −196℃ ストロングゼロ ダブルメロン <限定> / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶるめろん <げんてい> / さんとりー
サントリー -196℃ ストロングゼロ ダブルメロン サントリー -196℃ ストロングゼロ ダブルメロン review
 サントリー -196℃ ストロングゼロ の限定「ダブルメロン」。発売日は、12月13日。 昨年もこの時季に出ていたものである。
 発売日からLAWSONのお試し引換券対象商品となっており、80ポイントでもらってきた。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかに濁りがあるようにも見える。 多量の細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
 香りは、いかにも人工的なメロン香。クリームソーダみたいに、甘い香りがツンと立っている。
 味は香りの印象通り甘味が強いのだが、コクがないためにそれほどくどくはない。 アルコール感が極めて強く、甘味料特有の甘さと相まって、引っかかるよう。 飲み込んだ後にも、その甘さの余韻が残る。
 アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。メロン果汁0.2%。メロン浸漬酒使用。 原材料名:メロン、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 昨年の製品 と中身は変わっていないようである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44917LSEK#03
2022年12月22日[2]
No.9780: ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム ダイヤモンド麦芽の恵み / サントリー
 ざ・ぷれみあむ・もるつ ますたーずどりーむ だいやもんどばくがのめぐみ / さんとりー
サントリー ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム ダイヤモンド麦芽の恵み サントリー ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム ダイヤモンド麦芽の恵み review
サントリー ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム ダイヤモンド麦芽の恵み
 サントリー ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム「ダイヤモンド麦芽の恵み」。
 普通は季節のギフト専用商品としてのみ売られているものであるが、 これはコンビニ(LAWSON)店頭で発見したもの。最近、かなり多くのLAWSONで見かける。

 グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。 泡はやや黄色っぽく、非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは最初だけ微かに甘いニュアンスがあるが、基本的に重厚であり、やや粉っぽく、 モルトの力強さを感じる。
 味は強い苦味のアタックとともに、適度にジューシーな甘さも感じる。 粗暴な感じはなく上品で、丸みのある深いコク。 飲み込んだ後には、しっかりした苦味の余韻が残る。
 アルコール分4.5%。原材料名:麦芽(チェコ製造、カナダ製造、イギリス製造)、ホップ。
 希少なダイヤモンド麦芽のおいしさ。深いコクと上質な味わい。
 「上質で濃密。」な味わいをお愉しみください。
 実はギフト専用セットに組み入れられている同じ商品も入手済なので、後日飲んでみたい。
種別 ビール
CODE:44917LSUHCH#UK

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