2023年1月29日[1]
No.9841: 金麦 ザ・ラガー / サントリー
きんむぎ ざ・らがー / さんとりー
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サントリー 金麦3種が12月製造分から新しくなっている。
それらのうち、今日は「ザ・ラガー」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡はほぼ白色だがほんのり黄色っぽい。勢いよく注ぐと盛り上がって、泡持ちも良い。
ここまでの見た目では、新ジャンルらしからぬ印象。
香りは、従来品同様、甘さが最初にあり、その割に凝縮感を感じず、やはり新ジャンルだと感じる。
ホップ香はちゃんとするのだが。
味は香りの印象とは異なって甘くなく、しっかり苦味のパンチが強い。
パワフルな押しの後に、ほんのりと甘味は感じるが、あくまでも控えめ。
ボリューム感があるので、キレが良いとは言えないが、締まりというか、後仕舞いが良い。
飲み込んだ後に、ビシッと渋味も残っている。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、コーン、糖類)、スピリッツ(小麦)。
金麦は季節に合わせて味わいを変えています。春夏秋冬いつでもおいしい金麦を。
上記にあるように、金麦は季節ごとに中身を変えているとのことで、
以前は"春の味"などと書かれた缶がリリースされていたのに、
このザ・ラガーに関しては2021年冬までであり、
昨年(2022年)からは季節表記がなくなった(本家金麦については、季節表記継続中)。
よって、いつのタイミングで中身を変えているのか、あるいはザ・ラガーと糖質オフについては変えていないのか、
真相はよくわからない。
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新ジャンル
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2023年1月29日[2]
No.9842: 東海CRAFT サマーフレッシュサワー / 三菱食品
とうかいくらふと さまーふれっしゅさわー / みつびししょくひん
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マックスバリュ東海の限定商品「東海CRAFT サマーフレッシュサワー」。
先日掲載した 緑茶ハイ と同時に、昨年(2022年)4月23日の発売されたもので、
取り扱いはマックスバリュ東海の全店舗だったようである。
当サイトの中京地区在住ご協力者 森康哲さん
(森康哲のブログ 運営者)から寄贈され、
飲むに至ったものである。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと黄色っぽく、かすかに濁りがある。
細かな気泡が少量立ち昇っている。
香りは、鋭い柑橘香だが、圧倒的に酒臭さが勝っている。
いやこれは、柑橘由来のリモネンのようでもある。この点は、GODO製の柑橘系チューハイにありがちな特徴である。
口に含むと、鋭い酸味のアタックがとても強く、甘味はほぼ感じない。
アルコール感は実は弱い。何口飲んでもシャープで、酸っぱさがどんどん蓄積されてくる。
キレは良いが、飲み込んだ後にも強い酸味が口に残っている。
アルコール分4%。果汁2%。
原材料名:サマーフレッシュ果汁、甘夏エキス、マイヤーレモンエキス、ウオッカ(国内製造)、砂糖/炭酸、香料。
販売者:三菱食品(株) 東京都文京区小石川1-1-1。製造場:オエノンプロダクトサポート(株) 兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
サマーフレッシュは、夏みかんとはっさくを掛け合わせた品種(主に三重県御浜町で生産)だとのことで、
爽やかな酸味が特長。その個性がうまく表現されたサワーだと言える。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44955PRST#281 |
2023年1月30日[1]
No.9843: 金麦 糖質75%オフ / サントリー
きんむぎ とうしつ75ぱーせんとおふ / さんとりー
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サントリー 金麦3種が12月製造分から新しくなっている。
それらのうち、今日は「糖質75%オフ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。但し、糖質オフ新ジャンルにしては、かなり濃い。
泡はほぼ白色でやや粗く、勢いよく注ぐと当初は盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、かなりクリア。少し昔の発泡酒のような穀物臭があるが、非常に弱い。
ほんのりホップ香も感じられる。
味もすっきりとクリアで、甘味なし。さらに苦味がわりとあり、適度な力強さ。
透明感があって、後キレが良く、飲み込んだ後にも変な甘さは残らない。
アルコール分4%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類、食物繊維)、スピリッツ(小麦)。
金麦は季節に合わせて味を変えています。春夏秋冬いつでもおいしい金麦を。
缶に「2冠受賞」とある。ジャパン・フード・セレクション第53回(2022年)グランプリと、
インターナショナルビアチャレンジ2021金賞 だそうである。
糖質オフ新ジャンルとしては、確かにトップクラスのクオリティを誇る製品であろうと思う。
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新ジャンル
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2023年1月30日[2]
No.9844: 濃厚レモンサワー / 宝酒造
のうこうれもんさわー / たからしゅぞう
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スーパー平和堂(滋賀県)が昨年(2022年)創業65周年を記念して販売したと思われる商品。
"思われる"と書いたのは、私自身が当時その情報を得ておらず、今回この商品を
当サイトのご協力者 森康哲さん(森康哲のブログ 運営者)
から寄贈されて知ったからである。
缶に「HEIWADO 65th」「65年間の感謝を込めて」などと表記がある、タカラ「濃厚レモンサワー」。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。濁っているゆえに、気泡はよく見えない。
商品名からして想像されるのは、サッポロ レモン・ザ・リッチ のような濃い味わいであるが、
香りは確かに似ていて、非常に深みのあるレモン香。ただ、派手にわざとらしく香らないところが、タカラ製品らしい。
口に含んだ瞬間のインパクトは、サッポロ製品とは明らかに違う。濃厚といっても無理に濃くしたような印象はなく、
酸味中心のフレッシュでさっぱりした口当たり。サッポロ製品がどちらかというと甘味のコクで押してくるのに対し、
本品に甘いコクはない。あくまでも自然なレモンらしい爽やかさである。
飲み進めると、ヒリヒリ感が増長してくるが、焼酎とのバランスが良く、飲み飽きしない。
飲み込んだ後には、強烈な酸味とともに、存在感のある苦味もしっかり残る。
果汁10%。アルコール分7%。
原材料名:レモン、レモンペースト、レモンエキス、焼酎(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
この商品は平和堂グループと宝酒造の共同開発商品です。
レモン混濁果汁と厳選した宝焼酎が織りなす濃厚な味わいをお楽しみください。
平和堂は自宅近所にはなく、通常巡回ルートに入っていないので、このような商品に出会う機会があまりない。
その点はセブン&アイグループのイトーヨーカドーとか、西友なども同様なのだが、一人で商品調達している以上、
限界がある。その意味で、こうして協力者からご提供頂き飲むことができるのはありがたいが、
すべてのGMS、SM、DS、CVS、酒販店・・等の限定品が手に入ったとして、
今度はその全部を飲んでレビューするのは不可能
(本数が多すぎて一人では消費しきれないし、私自身の高齢化の進行を考えると、
今後益々レビュー数は減らさざるを得ない)。
よって、フォローしきれない商品が出てしまうのは必然なのである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44956PRST#UK |
2023年1月31日[1]
No.9845: 本搾りチューハイ グレープフルーツ / キリン
ほんしぼりちゅーはい ぐれーぷふるーつ / きりん
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キリン本搾りチューハイが新しくなった。昨年(2022年)11月製造分からのリニューアルである。
但し、通年4種のうち、中身が変わったのはグレープフルーツとレモンの2種であり、
ピンクグレープフルーツとオレンジについてはパッケージのみの変更とのこと。
今日は「グレープフルーツ」を飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いオレンジ色で、深い濁りがある。
この濁りゆえ、気泡はほとんど見えない。
香りは、苦そうなグレフル香で、このシリーズらしくあまり強く香り立たずに奥ゆかしい。
味も香りの印象通り苦味が中心。
ただ、その苦味は強烈ではなく、ソフトなタッチ。
以前はもっと荒削りだったように思うのだが、かなり柔らかくなったように思う。
飲み込んだ後には、しっかり苦味とアルコール感が残る。
果汁28%。アルコール分6%。香料・酸味料・糖類 無添加。
原材料名:グレープフルーツ(南アフリカ、メキシコ、その他)、ウォッカ/炭酸。
ニュースリリースでは、リニューアルのポイントを次のように説明する。
丸ごと搾ったような果汁の満足感と、ちょうどよい甘さと苦さで飲み飽きない味わいを実現しました。
ちょうどよい甘さと苦さというのがポイントで、従来品よりもバランスよく仕上げたであろうことが忍ばれるが、
この工夫が果たして望ましいものだったかどうかは、人により評価が分かれるであろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44957DAKO#RN2211 |
2023年1月31日[2]
No.9846: CHEERS SELECTION RICEBERRY BEER / THAI ASIA PACIFIC BREWERY
チアーズ・セレクション ライスベリー・ビア / タイ・アジア・パシフィック・ブルワリー
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当サイトのご協力者 森康哲さん(森康哲のブログ 運営者)
から寄贈されたタイのビール。ライスベリーという米を使った製品である。
グラスに注いだ液色は、濃いめのアンバー(琥珀)で、透明感がある。
泡は濃いめのベージュあるいは薄茶色ともいえる色で、勢いよく注ぐと盛り上がったが、
泡持ちはあまり良くない。
香りは、軽い焙煎香も感じられるが、とにかく穀物臭く、ビールらしさはあまりない。
味も香りの印象通り、飼料のような穀物香ばかりが目立つ。
例えは悪いが、トウモロコシの煮汁を飲んでいるかのよう。
麦芽のロースティな感じがあるので、辛うじて飲み応えはあるが、
それ以外にコクのようなものは感じられない。
ALC.5.0%VOL. Brewed and Canned by Thai Asia Pacific Brewery Co.Ltd.
In Riceberry Beer, imported malt combines with signature Thai Riceberry purple rice to brew a uniquely
Asian, European style dark lager.
riceberry(ライスベリー)とは、調べてみるとタイのジャスミン米と黒米を自然交配して生まれた新品種とのこと。
栄養豊富なため世界中から注目されているスーパーフードとのことだが、
ビール醸造に向いているかというと、日本のうるち米のような淡泊さはなく、個性が強いので、
私はあまりビール向きとは思えなかった。
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ビール
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