ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.9921−9940


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2023年3月11日[1]
No.9921: スプリングバレー 豊潤 496 / キリン
 すぷりんぐばれー ほうじゅん 496 / きりん
キリン スプリングバレー 豊潤 496 キリン スプリングバレー 豊潤 496 review
 キリン「スプリングバレー 豊潤 496」が新しくなっている。 昨年(2022年)12月製造分からのリニューアルである。

 グラスに注いだ液色は、オレンジがかった深い黄金色。琥珀色と言ってもいいくらいに濃い。 泡はやや黄色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、甘く華やかなホップ香と、ぎっしり目の詰まったような力強いモルト香がともに感じられる。
 口に含むと、最初の当たりは滑らかだが、すぐに強い苦味と渋味の押しがくる。 その強さを、丸いコクが包んで全体として柔らかくまろやかな味わいになっている。 適度なキレがあり、飲み込んだ後にも、まろやかな旨みの余韻が長く続く。
 アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
 1から31を足した数、496。もしひと月飲んだとしても飽きることがない、完全な味わいを追求したい。 そんな願いと探究心が込められた、豊潤な味わいと綺麗な後味をどうぞ。
 リニューアルによってどこが変わったのか、ハッキリ言ってよくわからなかった。 強いて言うと、上記缶説明にもある後味のきれいさというか、とげのないまろやかさが一層向上したかな? という程度。従来から完成度の高い製品なので、大きく変えるべき部分はないのだ。
 ところで、商品名の「496」というのは「完全数」だという話は当サイトで前回 も書いているのだが、これまでパッケージにその説明はなかった。 味わいの完全な調和を、完全数である496という名前に込めたというのが、 開発者からの当初の説明だったように記憶している。
 完全数とは、自身を除くすべての約数を合計したものに等しくなる自然数で、 最小の完全数は6(=3+2+1)。次は28(=14+7+4+2+1)。そして3番目の完全数が496(=248+124+62+31+16+8+4+2+1)なのだが、 完全数の他の性質として、連続する自然数の和で表せるという性質がある。
 これは私も今回改めて気づいたことだったが、496 は 1から31までの合計(496=1+2+・・・+31)であり、 缶説明にあるように、1から31を足す、即ち1か月毎日飲み続けて、完全なる調和が生まれると解釈することもできる。
 実に奥深いなあと感心したし、こういう遊びは私も大好きである。 醸造技術者さんは理系出身者だと思われるので、こういう発想が出てくるんだろう。 まさに、 博士の愛した数式 の世界である。
種別 ビール
CODE:44996LSEM#RN2212
2023年3月11日[2]
No.9922: 贅沢搾り ぶどう / アサヒ
 ぜいたくしぼり ぶどう / あさひ
アサヒ 贅沢搾り ぶどう アサヒ 贅沢搾り ぶどう review
 アサヒ 贅沢搾り の現行品。
 昨年(2022年)2月15日に、通年全5種がリニューアルされたものであるが、 1年以上経ってようやく取り上げることに。
 ここまで、レモングレープフルーツキウイ と4種取り上げたが、 今日は残る「ぶどう」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、やや透過性のある深い赤紫色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、ころっと甘いぶどう香。見た目通り濃厚。
 味は確かに甘いものの、くどさはない。酸味や渋味がしっかりしているからだろうか。 たっぷりとジューシーさがありながら、適度なキレも。
 アルコール分4%。果汁37%。 原材料名:ウオッカ、ぶどう果汁(アメリカ製造、アルゼンチン製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 昨日飲んだ キウイ が果実1/2個分だったのと同様に、こちらはぶどうが1/2房分。 想像しただけでも濃そうである。
 贅沢搾りシリーズの通年品を続けて飲んでみて、どれも果実感あふれているのにくどさはなく、 ちょうどいいジューシーさに仕上がっていることが改めて分かった。もっと売れていい商品群だと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44996YMMS#389
2023年3月12日[1]
No.9923: −196℃ ストロングゼロ ダブル レモン / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶる れもん / さんとりー
サントリー -196℃ ストロングゼロ ダブルレモン サントリー -196℃ ストロングゼロ ダブルレモン review
 サントリー -196℃ ストロングゼロシリーズの現行品。
 昨年(2022年)8月中旬以降リニューアルされたもので、通年全6種ある。 そのうち、今日飲む「ダブルレモン」だけ中身が新しくなり、 他5種はパッケージのみの刷新とのこと。

 グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。注いでいる時は炭酸が音を立てており、 その後は細かな気泡がグラスの中に多量見える。
 香りは、ジューシーで深みのあるフレッシュなレモン香。
 味はキリッと酸味が強く、苦味も強い。さらには、圧倒的なアルコール感というか、 実に酒臭い。有無を言わさぬストロングさだ。 飲み進めると、酸のヒリヒリ感、レモンの皮のような苦味が広がり、 強いアルコールがすぐに回ってくる感覚がする。
 アルコール分9%。レモン果汁3%。レモン浸漬酒使用。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:レモン、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 ニュースリリースでは、今回のリニューアルについて、次のように説明する。
 レモン浸漬酒の配合を見直すことでさらに飲みごたえを感じられる味わいを目指しました。
 以前から強烈な味わいだったので、殊更飲み応えが強化されたとは感じなかったが、 酒臭さがパワーアップしたようには感じた。
 なお、他の通年品5種も入手してあるので、順次取り上げたい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44997LSEK#RN2208M
2023年3月12日[2]
No.9924: 寶クラフト 小笠原パッションフルーツ <地域限定> / 宝酒造
 たからくらふと おがさわらぱっしょんふるーつ <ちいきげんてい> / たからしゅぞう
寶クラフト 小笠原パッションフルーツ 寶クラフト 小笠原パッションフルーツ review
 宝酒造から出ているびん入りチューハイ・寶クラフト シリーズの「小笠原パッションフルーツ」。
 当初の発売は、2019年8月6日ということだから、もう3年半以上が経過しているが、 終売とはならずに販売継続しているということである。
 販売エリアは東京都、千葉県、埼玉県および神奈川県の一部地域限定ということで、私の居住エリアでは入手ができないものだが、 これは当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈されたものである。

 グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。 注いでいる時、炭酸がピキピキと音を立て、ガス圧が強めの印象。 確かにその後、細かな気泡がたくさん見える。
 香りは、パッションフルーツ特有のシャープな酸っぱさと、焼酎のしっかりアルコール臭が混じり合う。
 味は香りの印象どおり非常に酸味が強く、飲んだ瞬間に酸っぱいと感じるが、 とてもトロピカルな風味で、甘やかなニュアンスもある。アルコール感はやはり強い。 飲み進めると、酸のヒリヒリ感が増長される。
 果汁2%。アルコール分8%。東京都小笠原産パッションフルーツ果汁使用。 原材料名:パッションフルーツ、レモン、パッションフルーツスピリッツ(国内製造)、焼酎、糖類/酸味料、炭酸、香料。
 希少な小笠原諸島産のパッションフルーツをまるごと搾り、パッションフルーツスピリッツと厳選した樽貯蔵熟成焼酎を合わせた 「ひとてま造り」で丁寧に仕込みました。パッションフルーツの艶のある甘い香りと酸味、樽貯蔵熟成焼酎による深みのある味わいが特長です。
 頂いてからかなり時間が経ち、賞味期限も今年5月に迫ってはいるのだが、中身はフレッシュさを維持し、 まったくもって問題ないどころか、造りたてみたいな味わいであった。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44997PRST#UK
2023年3月13日[1]
No.9925: −196℃ ストロングゼロ ダブル グレープフルーツ / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶる ぐれーぷふるーつ / さんとりー
サントリー -196℃ ストロングゼロ ダブルグレープフルーツ サントリー -196℃ ストロングゼロ ダブルグレープフルーツ review
 サントリー -196℃ ストロングゼロシリーズの現行品。
 昨年(2022年)8月中旬以降リニューアルされたもので、通年全6種あるうち、 中身が変わったのは、昨日飲んだ ダブルレモン のみであり、その他はパッケージのみの刷新。
 ということで、中身の変わっていない「ダブルグレープフルーツ」を今日は取り上げたい。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ透明だが、微かに濁りがあるようにも見える。 多量の細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
 香りは穏やか。適度なジューシー感。 味は苦味中心で甘味は弱く、炭酸のピリピリ感が引き締める。 アルコール感は強い。飲み込んだ後には、軽い苦味とほんのり甘味が残る。
 アルコール分9%。グレープフルーツ果汁4%。グレープフルーツ浸漬酒使用。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:グレープフルーツ、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、 酸化防止剤(ビタミンC)。
 往年のグレフルチューハイに比べれば、かなりシャープに仕上がっている。 それでもまだ甘味はあるので、もっとドライに仕上げることは可能なんじゃないかとも思える。 飲み易さのため、あえてそうしないのだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44998LSEK#RN2208M
2023年3月13日[2]
No.9926: オークワプレミアム ドライな味わいのうめサワー / 能勢酒造
 おーくわぷれみあむ どらいなあじわいのうめさわー / のせしゅぞう
オークワプレミアム ドライな味わいのうめサワー オークワプレミアム ドライな味わいのうめサワー review
オークワプレミアム ドライな味わいのうめサワー オークワプレミアム ドライな味わいのうめサワー
 和歌山県を本拠とする食品スーパー・オークワ のP.B.オークワプレミアム の「ドライな味わいのうめサワー」。
 私は関西在住でありながら、この商品を知らなかったのだが、 当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈されたものである。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濃いめのゴールドで、かすかに濁りがあるように見える。 多量の細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
 香りは、コクのありそうな濃い梅酒。甘酸っぱい風味が想像される。
 味は確かに甘酸っぱいものの、酸の刺激は非常にマイルド。あまり切れ込むような感じはない。 では甘味が強いのか?というと、それも違って、甘味はとても穏やか。 青梅のような若い苦さが感じられるが、同時にはちみつ漬けのような上品な甘味。 飲み込んだ後には、キュッと締まりのある酸が若干残る感じがする。
 アルコール分6%。 原材料名:梅酒(果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、梅、醸造アルコール)、梅果汁、梅酢/炭酸、香料。 製造者:能勢酒造株式会社 大阪府豊能郡能勢町吉野358。
 ラベルには、"大阪府優秀技能表彰「なにわの名工」によるプロのひと手間"とあり、 "なにわの名工 監修 親方 村光有"の表記もある。なんだかすごい人が監修した商品であることは伝わる。 でもその表記が決して大げさではないことも、飲んでみてわかる。
 オークワは、私の生活圏内には存在しないため、日頃立ち寄ることはない。一度も行ったことがなかったかもしれない。 そのため、このような商品の存在を知るよしもない。
 日本の流通業は、イオンやセブン&アイなどのGMSを頂点に、地域密着型の中小規模スーパーなどまで含めると、 店舗数は相当多いわけで、それぞれのグループで扱われているプライベートブランドの全部を網羅することは、 事実上不可能。入手できたとしても、私の胃袋は一つなので、全部消化(消費)はできない。
 だからこそ、こうしてネタが切れることなくサイト運営ができてしまうわけだが、 奇特なご協力者がいて、こんな道楽が続けられる状況に、改めて感謝したいと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44998PRST#UK
2023年3月14日[1]
No.9927: −196℃ ストロングゼロ ダブル シークヮーサー / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶる しーくゎーさー / さんとりー
サントリー -196℃ ストロングゼロ ダブルシークヮーサー サントリー -196℃ ストロングゼロ ダブルシークヮーサー review
 サントリー -196℃ ストロングゼロシリーズの現行品。
 昨年(2022年)8月中旬以降リニューアルされたもので、通年全6種あるうち、 中身が変わったのは、ダブルレモン のみであり、その他はパッケージのみの刷新。
 ということで、中身の変わっていない「ダブルシークヮーサー」を今日は取り上げたい。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかに濁りが見える。 細かな気泡が少量立ち昇っている。
 香りは青臭い柑橘香で、ジューシー感もある。
 味は酸味が鋭いが、適度な甘味もある。 アルコール感は強烈。飲み込んだ後に酸味、苦味とほんのり甘味も残る。
 アルコール分9%。シークヮーサー果汁0.2%。シークヮーサー浸漬酒使用。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:シークヮーサー、ウオツカ(国内製造)、泡盛/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 昨日飲んだ グレフル同様、甘さ控えめの仕上がりだが、適度にジューシー感もある。 高アルコールにマッチした味わいである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44999LSEK#RN2208M
2023年3月14日[2]
No.9928: オークワプレミアム ドライな味わいのゆずサワー / 能勢酒造
 おーくわぷれみあむ どらいなあじわいのゆずさわー / のせしゅぞう
オークワプレミアム ドライな味わいのゆずサワー オークワプレミアム ドライな味わいのゆずサワー review
オークワプレミアム ドライな味わいのゆずサワー オークワプレミアム ドライな味わいのゆずサワー
 昨日、和歌山県を本拠とする食品スーパー・オークワ P.B.オークワプレミアム・ドライな味わいのうめサワー を取り上げたが、 今日は同じP.B.の「ドライな味わいのゆずサワー」を飲みたい。 当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈されたものである。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡いゴールド。 多量の細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
 香りは、ほんのりゆずらしい青臭い柑橘香がするものの、 アルコール臭が圧倒的に強く、漂白剤みたいな匂いになっている。
 味はゆず特有の青臭さ、苦さがしっかり出て、甘味は抑えめ。シークヮーサーにも少し似ているのだが、 そこまでシャープではない。飲み込んだ後には、柔らかい甘味と酸味、苦味が口に残る。
 アルコール分6%。 原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、醸造アルコール、ゆず果汁(ゆず(和歌山県産))、 ゆずリキュール(ゆず(国内製造)、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖)/炭酸、香料。 製造者:能勢酒造株式会社 大阪府豊能郡能勢町吉野358。
 ラベルには、"大阪府優秀技能表彰「なにわの名工」によるプロのひと手間"とあり、 "なにわの名工 監修 親方 村光有"の表記がある。 昨日飲んだ うめサワー と同じである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44999PRST#UK
2023年3月15日[1]
No.9929: −196℃ ストロングゼロ ダブル 完熟梅 / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶる かんじゅくうめ / さんとりー
サントリー -196℃ ストロングゼロ ダブル完熟梅 サントリー -196℃ ストロングゼロ ダブル完熟梅 review
 サントリー -196℃ ストロングゼロシリーズの現行品。
 昨年(2022年)8月中旬以降リニューアルされたもので、通年全6種あるうち、 中身が変わったのは、ダブルレモン のみであり、その他はパッケージのみの刷新。
 ということで、中身の変わっていない「ダブル完熟梅」を今日は取り上げたい。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールドだが、かすかに濁りがあるようにも見える。
 香りは、甘味の強そうな梅酒。 味は香りの印象どおり甘味が強く、酸味も強い。アルコール感も強烈。 飲み込んだ後にも、しっかり甘酸っぱさが口に残る。
 アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。完熟 梅浸漬酒使用。 原材料名:梅、ウオツカ(国内製造)、梅酒、梅エキス/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、 カラメル色素。
 梅酒ベースのストロングチューハイのいわばお手本のような商品。 あえてさっぱりとかすっきりした感じには仕上げていない。 もちろん、べたつくようなくどさは回避しているが、濃い飲み応えがあるのは間違いない。
 シリーズ中、この完熟梅に関しては、流通量が少ないように見える。 だから、リニューアルした製品をゲットするのもたいへんである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45000LSEK#RN2208M
2023年3月15日[2]
No.9930: オークワプレミアム ドライな味わいのみかんサワー / 能勢酒造
 おーくわぷれみあむ どらいなあじわいのみかんさわー / のせしゅぞう
オークワプレミアム ドライな味わいのみかんサワー オークワプレミアム ドライな味わいのみかんサワー review
オークワプレミアム ドライな味わいのみかんサワー オークワプレミアム ドライな味わいのみかんサワー
 一昨日、昨日と、和歌山県を本拠とする食品スーパー・オークワ P.B.オークワプレミアム・ドライな味わいのうめサワードライな味わいのゆずサワー を取り上げたが、 今日は同じP.B.の「ドライな味わいのみかんサワー」を飲みたい。 当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈されたものである。

 グラスに注いだ液色は、透過性はあるがやや暗い濃いめのオレンジ色。 多量の細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
 香りは、果汁の少ないオレンジドリンクのような、 コクのなさそうな柑橘香が、深いアルコール臭の中に溶けている。基本的には甘そうな匂いである。
 味は香りの印象通り甘味が強い。それも果汁というよりは砂糖水のような甘さで、 あまりジューシー感はない。酸味も弱い。ドライという商品名にも少し違和感がある。 飲み進めると、アルコールの強さがどんどん実感され、それと同時に甘味もしっかり口に残る。
 アルコール分6%。 原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、みかん果汁(みかん(和歌山県産))、醸造アルコール、 ゆず果汁、みかんリキュール(みかん(国内製造)、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖)/炭酸、香料、パプリカ色素。 製造者:能勢酒造株式会社 大阪府豊能郡能勢町吉野358。
 ラベルには、これまでに飲んだ2種と同様、"大阪府優秀技能表彰「なにわの名工」によるプロのひと手間"とあり、 "なにわの名工 監修 親方 村光有"の表記がある。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45000PRST#UK
2023年3月16日[1]
No.9931: WATTA 無糖アセロラ / オリオン
 わった むとうあせろら / おりおん
オリオン WATTA 無糖アセロラ オリオン WATTA 無糖アセロラ review
 オリオンのチューハイシリーズ "WATTA" が新しくなった。3月7日の発売である。
 通年品の全部が刷新されただけでなく、新ラインナップもお目見え。そのうちの1つが「無糖アセロラ」だ。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。 注いでいる時、大粒の気泡が踊っているが、その後はすぐに収まる。
 香りは、注いでいる時からアセロラ特有の酸っぱそうな香りが漂っており、 グラスに鼻を近づけて嗅いでも、その香りがより一層強く感じられるだけで、印象は変わらない。 そのくらい、シンプルでわかりやすい香りだ。
 味はまったく甘くない。糖類も甘味料も使われていないからだ。しかも、アセロラ自体が非常にシャープな味わいだから、 甘さの片鱗もない。ただ酸味が鋭いのだが、アルコールはそんなに強くないため、あまり強烈な印象は受けない。 さっぱりとキレが良いが、アセロラらしいトロピカルな香味がしっかりと残る。
 アルコール分5%。果汁0.5%。糖類・甘味料 無添加。沖縄県産シークヮーサー果汁使用。 原材料名:アセロラ果汁、アセロラエキス、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC。 販売者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。 製造所:オエノンプロダクトサポート株式会社 兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
 リニューアル後の WATTA の他の通年品は、パイナップル(新登場)、シークヮーサー、パッションフルーツ、雪塩シークヮーサー、 無糖シークヮーサー の5種だが、まだ全部を確保できているわけではないので、今後ゆっくりと紹介していきたい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45001WALIUM#09
2023年3月16日[2]
No.9932: サッポロ黒ラベル 「丸くなるな、星になれ。」デザイン缶 / サッポロ
 さっぽろくろらべる 「まるくなるな、ほしになれ。」でざいんかん / さっぽろ
サッポロ黒ラベル 丸くなるな、星になれ。デザイン缶 サッポロ黒ラベル 丸くなるな、星になれ。デザイン缶 review
サッポロ黒ラベル 丸くなるな、星になれ。デザイン缶
 サッポロビールの代表銘柄「黒ラベル」は、以前から「丸くなるな、星になれ。」をキャッチコピーとしてプロモーションを行っており、 CMでも最近はこのフレーズを多用している。
 そのキャッチコピーをそのままパッケージにしたのが、この缶である。
 中身は通常の黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
 「丸くなるな、星になれ。」は、まさにこのブランドのイメージに非常にマッチしており、 素晴らしいコピーだと思う。
 大人になり、社会人経験が長くなればなるほど、特に「協調」ということが重視されるこの国では、 周囲との軋轢を避け、次第に自分の意見を封印し、大人しく「丸い」人間になっていく。
 でもそれが本当に大人になるということなのだろうか。 真の大人だからこそ、自分の意見をしっかりと持ち、時に他者とぶつかることも厭わず、 主張をしていくべきではないのか。
 いつまでも「尖った」大人でいること。それを、「星になれ。」と言っているのではないか。 星は暗い空を照らす。しかも宇宙に唯一無二の存在。
 そんな気骨のある、しかしどこか不器用な人間。このビールは、「それがカッコいい生き方なんだ」と、 エールを送ってくれているように思える。
種別 ビール
CODE:45001SEES#UK
2023年3月17日[1]
No.9933: ザ・ビタリスト / アサヒ
 ざ・びたりすと / あさひ
アサヒ ザ・ビタリスト アサヒ ザ・ビタリスト review
アサヒ ザ・ビタリスト
 アサヒビールが立ち上げた新商品のテスト販売サイト ASAHI Happy Project で、 3月1日から申し込み受付を開始した THE BITTER-IST(ザ・ビタリスト)。
 これが第2弾とのことだが、私は不覚にもこれまで知らなかった。 今回たまたまニュースリリースで発売情報を知り、すぐさま注文した。

 グラスに注いだ液色は、輝きのある淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、 当初よく盛り上がり、泡持ちも悪くない。
 香りは、柑橘系のジューシーさを持つホップ香が立ち、意外にも軽快な印象。
 味は確かに苦味が強いものの、ジューシーなコクを伴った苦さであり、ググッと押してくるような強烈さはない。 酸味とほのかな甘味も感じられることから、そのトータルバランスが苦味を目立たなくしているよう。 いわば伸びやかで、角の取れた苦味。適度にキレもある。
 商品名に反して、随分優しいじゃないかと感じたのだが、 飲み込んだ後に、舌の奥両脇に収斂性のある強い苦味が居座っているのが分かる。
 アルコール分6.5%。原材料名:麦芽(カナダ製造、イギリス製造)、ホップ、スターチ。 製造所:軽井沢ブルワリー株式会社 長野県佐久市長土呂64-3。
 缶に、「最高級の苦味 最高級の香り ビールを愛する大人の味わい」とある。 商品名も THE BITTER-IST であり、相当に苦いであろうことを想像して飲んでみたのだが、 ぜんぜん強烈さは感じなかった。日頃から強いIPAなどを好んで飲んでいる身からすると、 むしろヤワで繊細なところがあると感じた。
 こういったネット限定テスト販売品などもフォローし始めると、本当に収拾が付かなくなる。 今回は商品名などから興味が湧き注文したが、次なる商品を入手するかどうかは決めていない。 よほど飲んでみたいと思う商品なら、購入するかもしれない。
種別 ビール
CODE:45002ASHP#16
2023年3月17日[2]
No.9934: −196℃ ストロングゼロ 無糖DRY / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ むとうどらい / さんとりー
サントリー -196℃ ストロングゼロ 無糖ドライ サントリー -196℃ ストロングゼロ 無糖ドライ review
 サントリー -196℃ ストロングゼロシリーズの現行品。
 昨年(2022年)8月中旬以降リニューアルされたものだが、通年全6種あるうち、 中身が変わったのは、ダブルレモン のみであり、その他はパッケージのみの刷新。
 今日は、中身の変わっていない「無糖ドライ」を。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
 香りは、ほぼエタノールのようなアルコール臭で、ほんのりレモンのような柑橘香が混じる。
 味はまったく甘くない。ピュアな味わいと言えるが、とにかくアルコール感が強く、 キリッとして後キレも良い。
 アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:レモン、グレープフルーツ、ライム、ウオツカ(国内製造)、スピリッツ/炭酸、酸味料、香料。
 レモンだけでなく、グレープフルーツとライムも使われている。でも一般的な柑橘系チューハイのようなジューシー感はなく、 あくまでも風味付けのための上品な使い方である。高アルコールで、まさに酒呑みのためのドライだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45002LSEK#RN2208M
2023年3月18日[1]
No.9935: 氷結 ロゼスパークリング <春限定> / キリン
 ひょうけつ ろぜすぱーくりんぐ <はるげんてい> / きりん
キリン 氷結 ロゼスパークリング キリン 氷結 ロゼスパークリング review
 キリン氷結 の春限定「ロゼスパークリング」。 発売日は、3月14日。

 グラスに注いだ液色は、淡いサーモンピンク。 微細な気泡が多量グラスの中を立ち昇っており、この見た目は、スパークリングワインのよう。
 香りもロゼワインに近い。甘酸っぱく、華やか。
 味は香りの印象ほど甘くはなく、キリッとして適度に引き締まっている。 以前、この製品が出たときには、もっと甘味が強かったが、 今回はかなりシャープに仕上げている。後キレも良く、甘さをほぼ口に残さない。
 アルコール分5%。果汁0.3%。 原材料名:ぶどう果汁、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、ブドウ果汁色素。
 ぶどうのみずみずしいおいしさと軽やかな炭酸感のバランスが良く、春らしい気分高まるスッキリ爽快なおいしさをお楽しみください。
 香りは甘いのに、味はスッキリ。でも薄いわけではない。ちゃんとフルーティさがある。 絶妙な計算の下に成立しているかのような味わいバランスは、さすが氷結。
 多くのファンをガッチリつなぎ止めているロングセラーブランドの神髄を見る思いである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45003DAEE#04
2023年3月18日[2]
No.9936: TOPVALU BESTPRICE バーリアル グラン / イオントップバリュ(製造:麒麟麦酒)
 とっぷばりゅ・べすとぷらいす ばーりある ぐらん / いおんとっぷばりゅ
TOPVALU BESTPRICE バーリアル グラン TOPVALU BESTPRICE バーリアル グラン review
 イオングループP.B.の TOPVALU「バーリアル」シリーズが、「バーリアル グラン」として生まれ変わった。
 事前に知らなかったのだが、日頃からイオングループのお店を利用しているため、 店頭で発見して購入した。調べてみると、発売日は3月16日のようである。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。 泡はやや黄色っぽく、概ねきめ細かく、当初よく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、意外にもさわやかなホップ香がふわっと立ち、この段階で、これがビールではないと判別する自信は私にはない。 そのくらい芳しい香りである。従来品とは大きく異なる(しかし、時間が経つと少し甘いニュアンスが出てくる)。
 味は苦み走っており、浮ついた甘さなどは当初感じないが、 明確にビールと違うのは、コクや厚みがないこと。その分スッキリとしているのは確かで、そこは好印象なのだが、 スッキリに続く旨みがなく、軽すぎる。 後キレも概ね良く、飲み込んだ後にも甘さや雑穀臭などは残さない。
 アルコール分5%。麦芽使用率25%未満。 原材料名:麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類(国内製造)。 販売者:イオントップバリュ株式会社。製造場:麒麟麦酒株式会社。
 従来品は新ジャンル(発泡酒にスピリッツ等を混ぜたもの)であったが、今回から「発泡酒」にカテゴライズされるものとなった。 それもあって、味わいから甘いニュアンスが消えたのではないかと思われる。 その意味では大きな変化であり、良い方向への刷新と言える。
 正直に白状すると、私がバーリアルを飲むのは、前回レビューした2021年9月以来だから、 およそ1年半ぶりである。そもそもこのようなサイトをやっていなければ、 プライベートで発泡酒や新ジャンルを飲もうとは思わないから、毎度レビューのためだけに購入しているのだ。 誰に強要されたわけでもないのに? そうだ、その通りだ。
 飲みたくもないものまで飲んで、ひたすら記録を取る。あらゆる製品を網羅する。 そのこと自体に喜びを感じている変わり者だからである。
 しかし時々、今回のように、思い掛けず品質良好なものに出会うことがある。これならマシだと思わせてくれる。 それは幸せである。
種別 発泡酒
CODE:45003DAEE#02
2023年3月19日[1]
No.9937: WATTA パイナップル / オリオン
 わった ぱいなっぷる / おりおん
オリオン WATTA パイナップル オリオン WATTA パイナップル review
 オリオンのチューハイシリーズ "WATTA" が新しくなった。3月7日の発売である。
 通年品の全部が刷新され、新ラインナップもお目見え。先日、無糖アセロラ を紹介したが、 今日はもう一つの新顔「パイナップル」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。 注いでいる時、大粒の気泡が踊っているが、その後はすぐに収まる。
 香りは、甘く優しいパイナップルで、混じりけがない。まさにトロピカルな香りだが、比較的スッキリとしている。
 味は口に含んだ瞬間、キリッとした酸味が感じられ、甘味はかなり抑えめ。 香りも確かにシャープではあったが、味はもっとシャープ。アルコール感は弱い。 飲み進めると、酸味がどんどんはっきりと感じられるようになり、甘ったるさはまったくない。
 アルコール分5%。果汁1%。沖縄県産パイナップル由来エキス使用。 原材料名:パイナップル果汁、パイナップルエキス、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC。 販売者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。 製造所:オエノンプロダクトサポート株式会社 兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
 パイナップルは、実に沖縄らしい素材で、このシリーズにぴったりの新顔である。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45004WALIUM#12
2023年3月19日[2]
No.9938: TOPVALU BESTPRICE バーリアル グラン リッチテイスト / イオントップバリュ(製造:麒麟麦酒)
 とっぷばりゅ・べすとぷらいす ばーりある ぐらん りっちていすと / いおんとっぷばりゅ
TOPVALU BESTPRICE バーリアル グラン リッチテイスト TOPVALU BESTPRICE バーリアル グラン リッチテイスト review
 イオングループP.B.の TOPVALU「バーリアル」シリーズが、「バーリアル グラン」として生まれ変わった。 発売日は3月16日。
 そのリニューアル品のうち、昨日まずレギュラーの バーリアル グラン を飲んだ。 今日はラインナップ全3種のうち「リッチテイスト」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。 泡はやや黄色っぽく、概ねきめ細かく、当初よく盛り上がって、泡持ちもまあ良い。
 香りは、昨日の バーリアルグラン と同系統のホップ香がわずかに感じられるものの、 こちらは甘くもっちりとしたニュアンスが強く、少し臭みを感じる。この時点で、ビールではないことが分かる。 濃い味にしようとしているから、この香りは致し方ないのか。
 味も香り同様、少し甘さをまとっている。力強さはあるのだが、甘苦い味。 ビールのコクとは異なるアルコールの厚み。渋味が引っかかり、キレも良くない。 飲み込んだ後にも、強い渋味、苦味とともに、どんよりとした甘さが残る。
 アルコール分6%。麦芽使用率25%未満。 原材料名:麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類(国内製造)。 販売者:イオントップバリュ株式会社。製造場:麒麟麦酒株式会社。
 こちらも昨日飲んだレギュラー品同様、カテゴリーが従前の 新ジャンル(発泡酒にスピリッツ等を混ぜたもの)から、 発泡酒 へと変更。しかしながら味わいは、スッキリ感が増したとか、バランスが良くなったというような変化は感じなかった。
 麦芽使用量が少ないのに味に厚みを出そうとすると、どうしても限界に突き当たってしまうようだ。
種別 発泡酒
CODE:45004DAEE#03
2023年3月20日[1]
No.9939: ザ・レモンクラフト グリーンレモン / アサヒ
 ざ・れもんくらふと ぐりーんれもん / あさひ
アサヒ ザレモンクラフト グリーンレモン アサヒ ザレモンクラフト グリーンレモン review
アサヒ ザレモンクラフト グリーンレモン
 アサヒのボトル缶シリーズである ザ・レモンクラフト、ザ・カクテルクラフト の商品群が新しくなった。 2月上旬出荷分からのリニューアルである。通年品は、前者3種、後者2種がある。
 先日、ザ・レモンクラフト 極上レモンを取り上げたが、 今日は2種目として「グリーンレモン」を。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかに白濁。細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
 香りは、少しだけ甘いニュアンスがあるものの、基本的にはほとばしるような鮮烈なレモン香。 非常に酸っぱそうであり、苦そう。この苦そうな感じが、グリーンレモンの特徴である。
 味はほぼ甘くない。香りに若干の甘さがあったが、味はそれを裏切る。 酸味が極めて強く、そこに苦味が加わる。透明感のある味わいで、キレが良い。 飲み進めると、口中がヒリヒリとする感じである。
 果汁1%。アルコール分7%。原材料名:ウオッカ(国内製造)、レモンスピリッツ、レモン果汁、レモンピールエキス、 レモンエキス、糖類/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC。
 グリーンレモンのみずみずしい香りと爽やかな酸味のプレミアムチューハイ
 非常にシャープな酸味は、リニューアル前から変わっていない。
 缶裏に「5種の贅沢レモン素材」との説明があり、それは、 瀬戸内産レモンエキス、凍結レモンピールエキス、レモンオイル、旬果レモンスピリッツ、シチリア産レモン果汁 とのこと。先日飲んだ 極上レモン と同じだが、これだけのレモン素材を使っているからこそのフレッシュ感であり、 容赦ない酸っぱさが実現できているのだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45005DAKO#RN02U
2023年3月20日[2]
No.9940: TOPVALU BESTPRICE バーリアル グラン 糖質50%オフ / イオントップバリュ(製造:麒麟麦酒)
 とっぷばりゅ・べすとぷらいす ばーりある ぐらん とうしつ50ぱーせんとおふ / いおんとっぷばりゅ
TOPVALU BESTPRICE バーリアル グラン 糖質50%オフ TOPVALU BESTPRICE バーリアル グラン 糖質50%オフ review
 イオングループP.B.の TOPVALU「バーリアル」シリーズが、「バーリアル グラン」として生まれ変わった。 発売日は3月16日。
 そのリニューアル品のうち、既にレギュラーの バーリアル グラン と、 バーリアル グラン リッチテイスト を飲んだ。
 今日はラインナップの3種め「糖質50%オフ」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。勢いよく注ぐと、泡が力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、ふわっと軽いホップ香があるものの、基本的には麦芽使用量が少ないことによる雑穀臭のようなものがする。
 味はクリアで、ビールらしいコクはない。糖質オフだから当たり前だ。 そして甘いニュアンスがある。だが、しっかりめの苦味や渋味が、引き締めてくれるので、 適度にコクがあるようにも感じられる。
 アルコール分4%。 原材料名:麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類(国内製造)。 販売者:イオントップバリュ株式会社。製造場:麒麟麦酒株式会社。
 今回リニューアル3種を飲んでみて、レギュラー品 が一番味わいバランスが良いと感じた。 従前の新ジャンルから発泡酒へと変更されたことで、スピリッツを添加した不自然さが払拭され、 ピュアになったと感じたからだ。 それに比べ、リッチテイスト は無理にコクを出そうとしていてくどさがあり、 今日飲んだ 糖質オフは、単純にコクが足りない(糖質オフだから当たり前だが)。 ただ、スッキリ感はあるので、ビールが苦手な人には飲みやすい。
種別 発泡酒
CODE:45005DAEE#04

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