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2005年5月13日
「ブルックスのコーヒーって、良くないよね。」この不用意な私の一言が、すべての始まりだった。 私の知り合いに、ブルックスのコーヒーをたくさん買い込んで、 会社で毎日飲んでいるというヘビーユーザーのOLがいる。 「そんなことないです!」(キッパリ)と、すぐさま反論された。 (ブルックスって何?という方は、 こちらをどうぞ) とにかく試しにブルックスの色んなタイプのコーヒーを飲んでみてほしい。 その上で、感想を言ってほしいと、写真の14種類をくれた。 こういう挑戦は、私も大好きだから、ありがたく戴くことにした。 で、ここはきっちりと、そして冷静にテイスティングしてみよう、ということになった。 最初に私が「良くない」と言ったのは、コーヒーとしての絶対評価(丁寧にネルやペーパーフィルターで ドリップしたコーヒーなどと比べて)の意味合いももちろんだが、同種のドリップバッグ式と比べても、 あまり良い方ではない、という意味でもある。 そう私が感じたのには、理由があった。 以前、どこかからもらってきたブルックスのブレンドコーヒーを飲んだとき、 ほとんど風味のようなものが感じられなかった。相当劣化していたことも想像されるが、 そのときは、どうせこういう類のコーヒーなんて、こんなもんだろう、という勝手な思いこみもあった。 その印象が、尾を引いていたのだ。 だが、このような過去の印象による発言は、許されることではなかった。 大きく反省をし、改めて真っさらな気持ちで、試してみたいと思う。 というわけで、これから1種ずつ取り上げ、冷静に味の評価をしてゆこうと思う。 さて、どんな感想となることやら。第1弾は、明日。 2005年5月14日[1]
甘い香り。パンチに欠けるが、その分やさしい印象。液色は薄く、透明感がある。 味わいは、酸と甘味のバランスが良く、苦味は抑制が利いている。 ぐいぐい入ってゆく軽さで、ほんのり苦味の残るアフターが心地よい。
まず、香りをかいだ瞬間に、おおっと思う。想像以上に奥行きを感じたからだ。 味も、この手のドリップバッグにしては澄んでいて、酸化の様子もみられない。 もちろん、自分で豆を挽いてドリップしたコーヒーとは比ぶべくもないが、 手軽に淹れられて、後片付けも簡単で、これだけのクオリティが得られるのであれば、 何の不満もない。 やはり過去に飲んだものは、単純に劣化していたのだろう。 その経験だけで固定観念を持ってしまったのは、私の不徳の致すところ。反省したい。 というわけで、今後も順次、真面目にテイスティングしてゆきたい。 2005年5月14日[2]
ロースト香が強いが、甘さもかいま見える香り。液色は濃い。漆黒。 味わいは、苦味がほどよく強く、意外にも甘みに伸びがある。酸味は当然弱い。 やや単調さは否めないものの、適度なボリュームと、すっきりしたアフターは好印象。
2005年5月15日[1]
酸味が強そうな香りだが、深みも感じる。液色は中程度。ハイローストくらいの感じだろうか? 味わいは、酸がまろやかで、甘みも適度。苦味もほどよい。 パンチはないが、その分、全体のバランスの取り方が、絶妙。
2005年5月15日[2]
意外にもロースティでストロングな香りだが、モカらしい芳香がある。液色は濃い。焙煎が結構深め(シティ以上?)なのだろう。 味わいは、甘みが十分で、苦味も強い。酸はやさしい。 香ばしさが特徴で、モカに通常抱く印象よりはずっとコクがある。
2005年5月17日
香ばしいロースト香とともに、中域のしっかりした濃密度のある香り。液色はやや深め程度。 味わいは、酸がやや強いが丸っこい印象。甘みは十分。苦味はやさしい。 骨格は細いが、甘くやさしいアフターが特徴的。
2005年5月18日
酸と苦味が両方強そうな、やや中抜けした香り。液色は中程度。 味わいは、パンチがあり、苦味が口中に残る。酸とやや分裂気味。 骨格のがっしりしたワイルドなコーヒー。
2005年5月20日
軽やかで甘い香り。液色は薄め。 厚みはなく軽い甘味。酸が中心で、苦味は控えめ。 全体的におとなしく、とげとげしさのない味わい。
2005年5月24日
きな粉のような匂いがし、コーヒー感は弱い。液色は結構濃い。 味は平板で厚みはない。酸はほとんど感じられず、甘みもなく、苦味が中心。 とにかく粉っぽく、深みのない味。黒豆を配合したという健康志向だが、味もそれ相応。
2005年5月29日
香りは甘く、軽い。粉っぽい雰囲気。液色は結構深く、黒い。 味は酸が中心で、甘みは適度。苦味もほどほど。 香ばしい感じも乏しく、やさしいというよりは、取り柄がない。 これをブルマンらしいバランスと讃える気にはなれない。
2005年5月31日
ツンと苦味&酸が立ち、ストロングで香ばしい香り。液色はやや深め。 味は、酸が中庸〜やや強め、甘みが豊富、苦味も中庸。 テンションが高く、味わいのバランスが抜群。 ドリップバッグでこのバランスは特質もの。
2005年6月3日
ずっしり重みのある香り。液色はかなり深い。 味は、酸が弱く、甘みは適度。苦味は強い。 奥行きがそこそこで、思っていたより軽やかな印象。
2005年6月6日
タバコのような焦げ臭を伴う深いロースト香。液色は漆黒。 味は、ある程度酸を感じ、甘みは奥に引っ込む。苦味が強烈で、重み、奥行きもある。 これまで飲んだBROOKSの中では、一番ヘヴィな味わい。
2005年6月9日
香りは軽やかで香ばしい。大豆のような「豆」を想起させる。液色は中程度。焙煎は中深(ハイロースト〜シティロースト程度)といったところか? 味は、酸がやや強、甘みは中庸、苦味も中庸。あまりパンチがない。 「軽苦」といったイメージの味。
2005年6月13日
香りはタバコのような焦げ臭が強い。液色は漆黒。焙煎はフレンチ以上か? 味は、強烈な苦味が特徴的で、やや粉っぽい。酸はあまり感じないが、味わいに奥行きがある。 極めてストロングだが、バランスを欠いているわけではない。
これで14回にわたる徹底検証は、一応終わりを迎えた。 2005年10月24日
私はドトールコーヒーが、大好きである。 仕事の移動途中に、つかの間の安堵が欲しいときには、正直言ってスタバに寄ることのほうが多いのだが、
夜遅くまで仕事がある日、夕方、小腹が空いたのを納めるため、よくドトールに立ち寄る。 先月、ジャーマンドック・キャンペーンというのをやっていて、 シールを3枚集めて応募すれば、ジャーマンドック・クッションが当たるというので、 いつもどおりドトールに通い、せっせとジャーマンドックを食べて、 シールをもらった。結局1通しか応募しなかったから、まったく期待もしていなかったのだが、 なんと先日、写真の当選品が届いた。 これをどうやって使うべきかは難しい問題だが、リビングに置いておくだけで、なんだが和む。
現物を見て、私と子供は相当喜んだのだが、妻には「これどうするの?」と苦笑された。
さあ、どうするの?ではなく、ただ、もらったことに意味があるのだ。ドトールファンとして。 ジャーマンドックが実によく研究され、生み出されるまでに紆余曲折があったことは、 あまり知られていないが、以前、ドトール店頭に置かれていたリーフレットに、「ジャーマンドック物語」として書かれていた。 ソーセージの選定もさることながら、マスタードの開発に相当な労力が費やされているらしい。 ドック用パンも、焼くと外側がカリッとするのにもかかわらず、中はふっくらしている。あの食感は、素晴らしいの一言である。 この技術の粋を集めて作られた商品、200円でおつりが来るとは、感激である。 同じコーヒーショップでも、フード類のコストパフォーマンスに優れているところが、シアトル系カフェとの大きな違いである。 そして、今気づいたのだが、こうやってクッションを眺めるたびに、また店に行きたくなるのだから、 それこそ彼らの思うつぼなのかもしれない。 2006年4月23日
アサヒ飲料の懸賞「お誕生日プレゼント」にこのたび当選し、めでたく「ワンダ100年ブラック」30缶が送られてきた。 今月の初め、同社から「お誕生日おめでとうございます」という言葉とともに、 「4月にお誕生日を迎える方の中から抽選で100名様に、アサヒ飲料商品をお届けします」というメールが届いた。 どうせ当たらないだろうと思いながらも、いちおう応募してみたところ、なんとそのわずか2週間後に、写真の商品が送られてきた。 最近、かなり印象的なテレビCMがたくさん流れている、缶コーヒー・ワンダ100年ブラック。1ケース30本入りだ。 早速、ありがたく頂戴した。 飲んでみて、かなりびっくりした。香り高く、口に含んだ瞬間、しっかりとしたコーヒー感がありながら、 他社のブラック缶コーヒーにありがちな"えぐみ"のようなものがない。後味がやわらかで、実にスッキリと洗練されている。 アサヒブランドは、ビールだけでなく、ソフトドリンクまでもテイストに一貫性がある。 雑味を取り去った都会的な味わい。そこを否定的に捉えて「味がない」とか、「薄っぺらい」などという悪口も多く聞こえてくるのだが、 そのような発言の主は、味覚に鋭敏さが足りないのではないか、と私は思うのである。 缶コーヒーに関しては、以前から私は、いわゆるコーヒー専業メーカーの製品をほとんど評価していない。 無骨で乱暴な味を本格的な味わいと勘違いしているのではないか、と思うことが多いからだ。 そういう意味では、このアサヒの新製品は、真面目に美しい味を作り上げたと言っていいだろう。 もちろん、もらったからひいき目で見るなどということを私がするような性格でないことは、 皆さんもう十分お分かりであろう。今のところこれを超えるブラック缶コーヒーはないだろう、と素直に思う。 2007年10月26日
まさに、三者三様の結果となった。これならうまく棲み分けはできるだろう。但し、 ペットボトルのお茶の需要層というのが、どこまで味わいに敏感かを考えると、 やはり売上はイメージ戦略に左右されるだろう。 最後発の「綾鷹」は、テレビCMが秀逸である。 「急須のお茶には濁りがあるのに、ペットボトルのお茶はなぜ透明だったのか」 「濁りを除くと、お茶は痩せる」など、濁りがあるのが「お茶のあるべき姿」だと強調する。 ところが、急須で淹れた煎茶に現れる濁りを再現しているのかと思いきや、実は、 抹茶を混ぜて濁りを出しているようだ。その意味では、ちょっと誇大広告の感もなくなはい。 とはいえ、この独特の苦味や香ばしさは、さすがである。 私個人の好みを言うと、「辻利」の持つ比類なき繊細さや上品さに惹かれたが、 繊細さよりも強いお茶感や飲み応えを求める人には「伊右衛門」を勧める。 なお、「綾鷹」は他の製品より若干値段が高い。 いわゆるプレミアム緑茶の一番手ということになる。 追随者として伊藤園・おーいお茶プレミアムや、キリン生茶玉露なども出て、ますます競争が激しくなってきている。 2007年11月14日
伊藤園の製品は、プレミアムであっても、やはり伊藤園らしい味わいを失っていない、 しっかりしたキャラクターをもっている。従来からのファンを裏切らない出来映えだ。 飲み応えがあり、焙煎香がクリスピーなので、 たとえば海苔を巻いたおにぎりの磯の香りとの相性は抜群だろう。 一方、生茶玉露のほうは、繊細な和菓子との相性が良さそうだ。 たとえばようかん等の餡の甘味を引き立ててくれるだろう。
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