日本酒の小部屋

No.021〜040


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2010年1月13日
No.21: 越の寒中梅 吟醸生貯蔵酒
 こしのかんちゅうばい ぎんじょうなまちょぞうしゅ
越の寒中梅 吟醸生貯蔵酒 review
 さりげなく可愛らしいラベルがおしゃれ。 越の寒中梅・吟醸生貯蔵酒の300mlびん。

 外観は透明で曇りなし。
 やわらかな麹香とりんごのようなフルーティな甘さのある香り。
 味わいもほんのりとしたピュアな甘味と酸があり、角のないやさしいタッチ。 バランスは抜群。水のようにさらさらとした後味。とっても上品で飲みやすく、 多くの人に好まれるキャラクター。
 アルコール分:14度。精米歩合:58%。原材料名:米・米こうじ・醸造アルコール。
 入手価格は469円。
 有名な越乃寒梅と間違えそうな名前だが、 中身は決してまがい物などではない。
製造者:新潟銘醸(株)
2010年1月16日
No.22: 熟成 ふなぐち 菊水 一番しぼり
 じゅくせい ふなぐち きくすい いちばんしぼり
熟成 ふなぐち 菊水 一番しぼり review
 通常の「ふなぐち 菊水 一番しぼり」は、コンビニやスーパーなど、 色んなところで目にするのだが、この「熟成」は、あまり見掛けない。 見掛けたときに入手しておかないと、すぐになくなってしまう。
 ということで、これはもう、1年くらい前に入手し、冷蔵庫で保管して、さらに熟成(追熟?)させていたものだ。

 外観は、かなり黄色みが強く、淡い琥珀と言っても良いくらい。
 香りはりんごのような甘さに、米の枯れたような感じ。かなり深みがある。
 とろんとした口当たり。味は甘味が強く、熟成感あり。そこにりんご的酸が加わり、 さらにホットなアルコール感と、ホワイトチョコレートみたいな甘さも。 シェリー酒にも近い。
 アルコール分:19度。精米歩合55%。熟成吟醸生原酒。原材料:米・米こうじ・醸造アルコール。
 「ふなぐち」の原料米をさらに磨き、醸し出した原酒を1年以上じっくり寝かせました。 従来の「ふなぐち」にはない、芳醇な香りとまろやかな味わいが楽しめます。
 同社サイトに「熟成ふなぐち誕生秘話」というのが、書かれている。
 そもそもこの製品は、従来のふなぐちのファンから寄せられた、 「冷蔵庫の奥や、戸棚にしまっておいたふなぐちが、意外においしいんだよね。」 という声をヒントに、開発されたものだというのである。
 熟成後のまろやかな味わいを出すために、従来のふなぐちが本醸造なのに対し、 吟醸造りにしたとのこと。

 サイトに情報がないので、色々検索してみたら、 日本酒度-6〜-2、酸度1.5〜1.9というデータがみつかった。
製造者:菊水酒造(株)
2010年1月18日
No.23: 五郎八
 ごろはち
五郎八 review
 菊水酒造から秋冬季限定で出ているにごり酒。

 当然だが、外観は白くどろっと濁りあり。でんぷんを思わせるとろみ。
 香りは甘そうで、豊潤。アルコール臭も強い。
 味は甘味が強く、酸も強い。炊いた米飯のようなふくよかさ。 後味もふっくらと甘い。とてもやさしいお酒である。
 アルコール分:21度。原材料名:雑酒・醸造アルコール・糖類・酸味料。
 入手価格は288円。
 寒い季節にはもってこいの製品だ。
製造者:菊水酒造(株)
2010年1月19日
No.24: 薫香 ふなぐち 菊水 一番しぼり
 くんこう ふなぐち きくすい いちばんしぼり
薫香 ふなぐち 菊水 一番しぼり review
 この製品が存在していることは、以前から菊水酒造のサイトで見て知っていた。 いつかきっとどこかで巡り会うだろうと思っていたが、私の生活圏内では、 一向にみつからない。
 そこで、同社のネット通販で、取り寄せることにした。

 外観はほぼ透明。
 香りは、通常版のふなぐちと同様の甘さがありながら、パンチのある米らしい香りが加わっている。 だが、それほど明確に目立つわけではない。「なんだ、あんまり違わないな」と率直に思う。
 ところが、口に入れると、極めて香ばしいクリスピーな香味が口中に広がる。 これが「薫香」の正体か。
 甘味が豊かで、アルコールのボリュームがある。アーモンドやヘーゼルナッツのような 香ばしい風味と、ピリッとした辛みも伴う。その味わいの余韻が、長く続く。
 他のふなぐちのシリーズが共通して持っている、やや間延びしたような甘さが、 この製品ではピリッとした辛みによって抑えられている。 ぶどうみたいな甘味がありながら、冗長にはなっていない。 なんというか、力を力で抑えたような、高いところでバランスをとっている。
 アルコール分:19度。精米歩合70%。酒粕焼酎入。原材料:米・米こうじ・単式蒸留しょうちゅう。
 菊水の酒粕を蒸留することにより生まれる、香り高い酒粕焼酎を加えた生原酒です。 生原酒の骨太な旨味と、深みのある華やかな香りをお楽しみください。
 サイトに情報がないので、色々検索してみたら、 日本酒度-3というデータだけみつかった。
製造者:菊水酒造(株)
2010年1月23日
No.25: 出羽桜 吟醸酒
 でわざくら ぎんじょうしゅ
出羽桜 吟醸酒 review
 山形県、出羽桜酒造の吟醸酒。

 外観は透明で曇りなし。
 青りんごの爽やかな香りが強く、グリーンな印象。 もっと極端に表現すると、キュウリの皮の部分のような匂いもある。 さらに米粉、あるいは白玉のような香りも。
 口当たりは非常にクリーンで、のびやか。スッキリとフルーティだが、 酸も少なくはない。丸みを帯び、バランスはよい。
 アルコール分:16度。精米歩合:50%。原材料名:米・米麹・醸造アルコール。
 180mlで入手価格は381円。
 香りを嗅いだ瞬間に、わかりやすい吟醸香。広く好まれるキャラクター。
 サイト情報によれば、日本酒度+3、酸度1.3。 使用米:出羽燦々、使用酵母:小川酵母。
製造者:出羽桜酒造(株)
2010年1月26日
No.26: 辛口ゴールド 真澄
 からくちごーると ますみ
辛口ゴールド 真澄 review
 きれいなびんに入って、しかもお手頃価格の清酒。

 外観は完全な透明で、特に色調もない。
 香りは米粉、白玉。とてもシンプルな印象。あまり強く香らない。
 口に含むと、米の風味とともに、軽い苦味を感じる。ボディは細く、甘味は穏やか。 極めてすっきりとして、透明感のある味わいなので、 どんな食事の邪魔もしない。その反面、 相性抜群という料理をみつけるのも難しいだろう。
 アルコール分:15度。原材料:米・米こうじ・醸造アルコール。
 諏訪大社のご宝物「真澄の鏡」を酒名に戴く清酒真澄は、 創業1662年より信州諏訪の地で酒造りに専念。この間、数々の品評会に抜群の入賞歴を残すと共に優良清酒 酵母"協会7号"の発祥蔵としてもその名を馳せて来ました。
 瑠璃色のとっくり型180mlびん入りで、入手価格は226円。リーズナブルで、日々の晩酌にもぴったり。
 サイトに以下のデータがある。
 米の種類:美山錦。精米歩合:68%。使用酵母:7号系酵母。 日本酒度:+3前後。酸度:1.1前後。アミノ酸度:1.2前後。
製造者:宮坂醸造(株)
2010年1月28日
No.27: 黄桜 辛口一献
 きざくら からくちいっこん
黄桜 辛口一献 review
 コンビニで買った一口サイズの清酒。100ml入り。95円也。

 外観はほぼ透明と言ってもいいが、やや黄色みがかっている。
 ツンと酸味のありそうなヨーグルトっぽい香りがたつ。
 口当たりも、最初にヨーグルトや白かびチーズを感じるが、甘さのふくらみはなく、スマート。 全体的には辛口で、最初に感じたチーズ的な酸味が、後味にもほろっと残る。
 アルコール分:14度。原材料:米・米麹・醸造アルコール・糖類。
 サイト情報によれば、日本酒度+4、酸度1.3、アミノ酸度1.0。
製造者:黄桜酒造(株)
2010年2月2日
No.28: 厳選辛口 吉乃川
 げんせんからくち よしのがわ
厳選辛口吉乃川 review
 新潟県長岡市の蔵元、吉乃川の「厳選辛口」である。

 外観はほぼ透明。香りはあまり立たず、やわらかい。
 口に含むと、口中で丸くスッキリした甘味と、リンゴ的な酸が感じられる。 いずれの要素もほどほどである。
 すうーっとなじんで、後キレもよい。アルコール感があまり強くない。 非常にシンプルで、飲み飽きしない辛口。
 アルコール分:15度。原材料:米・米こうじ・醸造アルコール。
 サイト情報によれば、日本酒度+7、酸度1.2とのこと。
 300ml入りで、入手価格は341円。非常にリーズナブル。
製造者:吉乃川(株)
2010年2月3日
No.29: コピリンコ。
 こぴりんこ。
コピリンコ。 review
 非常にユニークな名前のお酒だが、ちゃんと起源があるらしい。
 商品のラベルにも書かれているのだが、東京農業大学名誉教授で、 食文化論者・文筆家の小泉武夫氏の文章の中に、 日本酒を飲む様子を表す擬態語として「こぴりんこ、コピリンコ」という表現が出てくるらしい。 それが商品名となったわけだ。
 ラベル表記も、今回私が入手したのはカタカナで「コピリンコ。」。だが、 ひらがなで「こぴりんこ。」と書かれたものも存在する。中身はまったく同じということだが。

 外観はほぼ透明で曇りなし。香りはすっきりとクリアで、やや甘いニュアンスをまとっている。
 口中でもすっきりと、かすかに辛みや苦みすら感じる。非常に繊細なキャラクター。 とびきりの辛口である。
 アルコール分:15度以上16度未満。原材料:米・米こうじ。精米歩合55%。
 300ml入りで、入手価格は700円。そこそこ立派な値段である。色々検索してみたが、 日本酒度、酸度等の数値データはみつからなかった。

 ところでこの造り手である久須美酒造は、TVドラマ化もされた漫画「夏子の酒」のモデルとなった 蔵元だそうである。
製造者:久須美酒造(株)
2010年2月10日
No.30: VALUE LINE 蔵元造り
 う゛ぁりゅー・らいん くらもとづくり
VL 蔵元造り review
 百均店LAWSON STORE 100で売られている清酒。 同店のP.B.であるVALUE LINEのシリーズとして出されているもので、 当然売価は105円である。

 外観は透明で曇りはない。香りはやや甘く、軽やかで、米や白粉などを感じる。
 口に含むとやわらかな甘味が感じられ、ふんわりと米の香りが立つ。
 味は軽やかな辛みがあるのだが、酒としての骨格は細い。 ピュアなアルコールがもつ甘さが出ている。 キレは良く、水のよう。
 アルコール分14度以上15度未満。原材料:米・米こうじ・醸造アルコール。
 特筆すべき個性もないが、日常酒としては及第点。
製造者:灘酒造(株)
2010年2月16日
No.31: 純米吟醸 上善如水
 じゅんまいぎんじょう じょうぜんみずのごとし
純米吟醸 上善如水 review
 非常に有名な銘柄。びん入りはよく見るものの、 この小缶入りはめずらしい。みつけた瞬間にゲットした。 180ml入りで、入手価格は315円。

 外観は無色透明で、まったく曇りなどはなし。
 柔らかい米の香り。澄んだ印象で、パンチは弱い。口に含むと、すっきりと梨のような含み香。
 口当たりはさらっとし、味も甘みが弱く、すっきり。まさに名前のとおり、 水のような淡麗さを持つ酒。
 アルコール分:14度以上15度未満。原材料:米・米こうじ。精米歩合60%。
 料理の邪魔をしないので、基本的に和食には合う。 その一方で、個性には乏しいので、味の濃い食事だと負けてしまいそう。
 検索したら、日本酒度+5.0というデータだけは得られた。
製造者:白瀧酒造(株)
2010年3月9日
No.32: 酔鯨 純米吟醸 生酒
 すいげい じゅんまいぎんじょう なまざけ
酔鯨 純米吟醸 生酒 review
 名前からして土佐らしい、「鯨」の文字の入ったお酒。
 300ml入りで、入手価格は620円。

 外観は無色透明。
 すっきりとした米の香りや、白粉のニュアンス。フルーティさは弱く、あまり吟醸らしくない。
 口に含むと酸が強く、キリッとした口当たり。ストレートな味わいで、 後キレも良い。非常にスリムな酒躯。
 アルコール分:15度。原材料:米・米こうじ。精米歩合50%。
 きれいでさらっとした生酒。もう少しフレッシュ感とか、ふくよかさがあっても良いように感じた。

 サイトに以下のデータがある。
 日本酒度:+6.0。酸度:1.5。使用米:愛媛松山三井。
製造者:酔鯨酒造(株)
2010年3月16日
No.33: 玉乃光 純米大吟醸 備前雄町100%
 たまのひかり じゅんまいだいぎんじょう びぜんおまち100%
玉乃光 純米大吟醸 備前雄町100% review
 この玉乃光は、京都伏見の蔵元である。
 300ml入りで、入手価格は777円。

 外観はほぼ無色に近い。
 香りはまず麹のパンチがあるが、それほど強いものではない。 それから、若干りんごのニュアンスがある。
 口に含むと、さらに米、麹、白粉が広がって、フルーツ香は感じない。 適度な酸と、柔らかな甘味。
 アルコール分:16.0度以上17.0度未満。原材料:米・米こうじ。精米歩合50%。
 雄町で造った酒は、一般にふくよかさが特徴と言われるが、 これはそんな魅力がよく現れている。
製造者:玉乃光酒造(株)
2010年3月26日
No.34: 吉乃川 おけさカップ
 よしのがわ おけさかっぷ
吉乃川 おけさカップ review
 以前に「厳選辛口」を飲んだ吉乃川。
 これは、佐渡おけさをフィーチャーした新潟らしい商品。

 外観はほぼ無色。
 米の香りがやわらかく、あまりパンチはない。 すっきりした第一印象。
 口に含むと、やはりすっきり透明で、酸はほどほど。 エチルアルコールのようなピュアな含み香だが、 ややメロンのような香味もある。
 後味は、米というより餅のような白っぽい粉っぽい感じ。
 アルコール分:15度。原材料:米・米こうじ・醸造アルコール。
 180ml入りで、入手価格206円。 カテゴリーは普通酒であり、精米歩合等のデータはみつからなかった。

 ところで、この商品を買ったときのレシート(成城石井梅田店さんです)を見たら、 「オサケカップ」となっていた。確かにお酒のカップには違いないけど、笑った。
製造者:吉乃川(株)
2010年4月1日
No.35: 四万十川 純米吟醸酒
 しまんとがわ じゅんまいぎんじょうしゅ
四万十川 純米吟醸酒 review
 四国の酒であることがストレートにわかるネーミング。 水色のびんも美しい。

 外観はすっきり透明。
 丸っこい米の香りに白粉のようなニュアンス。やさしい。
 味もやわらかく、すっきりとした甘味がある。 やさしいが果実のような香味はなく、あくまでも米らしい。
 後キレが良い淡麗辛口。米焼酎にも似ている。
 日本を代表する清流の名に恥じない、 清らかな流れを想像させるさらさらとした味わいと喉ごし。
 アルコール分:14.0度以上15.0度未満。原材料:米・米こうじ。精米歩合60%。
 検索すると、次のデータが得られた。
 使用米:山田錦、日本酒度:+4、酸度:1.5。

 菊水酒造というと、コンビニなどでもよく見る小缶入り「ふなぐち」を思い浮かべるが、 あちらは新潟県の菊水酒造。 こちらは高知県であり、まったく関係がない。
製造者:菊水酒造(株)
2010年4月10日
No.36: 白鶴 まる 純米酒
 はくつる まる じゅんまいしゅ
白鶴 まる 純米酒 review
 コンビニで普通に売っているカップ酒。大手の造る純米酒である。

 外観はやや黄色みがかっている。
 まろやかだが、やや酸を感じさせる香り。複雑さはない。
 味はほのかな酸、甘味は弱め。シルクのような舌触りで、繊細。
 適度にふくよかさがあるが、スイスイ飲めてしまう。さらっとした後味。
 アルコール分:13度以上14度未満。原材料:米・米こうじ。精米歩合70%。
 検索すると、次のデータが得られた。
 日本酒度:+4、酸度:1.5、アミノ酸度1.2。
製造者:白鶴酒造(株)
2010年4月11日
No.37: 上撰 辛丹波 本醸造 原酒
 じょうせん からたんば ほんじょうぞうげんしゅ
上撰 辛丹波 本醸造原酒 review
 いつ買ったか忘れたが、確かディスカウント店で入手したもの。

 外観はやや黄色みがかっている。
 ややパンチに欠ける麹香。やわらかな米の香。但し、キリッとしており、酸を感じさせる。
 味は、甘みが強く、酸も強く、刺激的なパンチ力。口に入れてすぐ、カッと熱い感じがある。 口中でビリビリと、シャープな飲みごたえ。原酒らしいふくよかさも併せ持つ。
 アルコール分:19度以上20度未満。原材料:米・米こうじ・醸造アルコール。精米歩合70%。
 今、製造者・大関のサイトには載っていないので、詳細データはわからない。
製造者:大関(株)
2010年4月17日
No.38: 月桂冠 しぼりたて
 げっけいかん しぼりたて
月桂冠 しぼりたて review
 何週間か前に、LAWSONの"お試し引換券"(たまったポイントで商品と引き替える)を使って戴いたもの。 確か、必要ポイント数が30ポイントだったので、つまりは30円でゲットしたということ。

 外観はほぼ透明だが、やや黄色。
 香りはフレッシュで丸い。白玉粉のような匂いもあって、おとなしく、 爽やかな印象である。
 味も軽やかな酸と、丸みを帯びた甘み。すっきりとしたアルコール感。 さらさらとした喉ごし。後味までフレッシュである。非常に飲みやすい。
 アルコール分:13度以上14度未満。原材料:米・米こうじ・醸造アルコール。
 月桂冠のサイトを探したが、製品情報はみつからず。
製造者:月桂冠(株)
2010年4月29日
No.39: 黄桜 日本酒ハイボール
 きざくら にほんしゅはいぼーる
黄桜 日本酒ハイボール review
 ちょっと前に、スーパーで新製品として売られていたので、購入しておいた。
 黄桜がつくった清酒のソーダ割りである。

 外観は清酒らしく、やや黄色っぽく色づいている。
 米らしい香り。匂いだけで、やはりすぐに酒とわかる。
 口当たりは、香りの印象に比べて、非常にさっぱり。甘さも弱く、 べたつかない。軽快な飲み口で、後味もあっさり。
 アルコール分:8度。原材料:米・米麹・醸造アルコール・糖類・炭酸ガス。
 きりっとした味わい、ほのかな日本酒の香りと炭酸の爽快感をお楽しみください。 このままでも、氷を入れたグラスに注いでレモンなどの果汁を2,3滴で、さらに美味しくお召し上がりいただけます。
 サイト情報によれば、日本酒度:-1、酸度:0.7、アミノ酸度:0.5とのことである。

 ところで、写真でびんの首に引っかかっている小袋は、ライム果汁である。 これを入れてみたら、入れずに味を見たときの印象とはまた違って、 チューハイのように非常に爽快な味わいになった。
製造者:黄桜(株)
2010年5月1日
No.40: ワンカップ大関 淡麗 生貯蔵 <季節限定>
 わんかっぷおおぜき たんれい なまちょぞう <きせつげんてい>
ワンカップ大関 淡麗 生貯蔵 review
 1ヶ月くらい前にコンビニで入手したもの。季節限定と書かれているからとりあえず確保しておいたものだが、 案の定、最近ではもう見ない。

 外観はほぼ透明。
 香りはすっきり爽やかで、清冽。ふくよかさには欠ける。
 口当たりも柔らかく繊細。含み香にも米らしさは弱く、ウォッカみたいにピュア。適度な甘味。 引っかかりなくすいすいと喉を過ぎる。実にフレッシュな味わい。
 アルコール分:13度以上14度未満。原材料:米・米こうじ・醸造アルコール。
 今、製造者・大関のサイトには載っていないので、詳細データはわからない。
製造者:大関(株)

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