2007年5月1日 ROUGE
LES PAGODES DE COS / SAINT-ESTEPHE
レ・パゴド・ド・コス / サン・テステフ |
VINTAGE: 2004 |
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FRANCE
フランス
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地方: BORDEAUX
ボルドー
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地区: HAUT-MEDOC
オー・メドック
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AOC: ST-ESTEPHE
サン・テステフ
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生産者: Ch. COS DESTOURNEL
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輸入者: エノテカ(株)
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当日記もついに、通算テイスティング本数が999本となった。
べつに気負ったわけではないが、今日は安ワインとは呼びがたい1本。
スーパーセカンドと名高いCh.コス・デストゥルネルのセカンドだ。
色はかなり青みが強く、かつ深い。
香りは当初、やや閉じ気味の黒果実、土、コーヒーなど。
時間が経つとやや開いて、コーヒーの感じが強くなり、アニマリィな感じも出てきた。
味も当初は線が細い印象で、酸のアタックが結構強かったが、
徐々に甘味やジューシー感が増し、タンニンの粉っぽさも際立ってきた。
抜栓直後は、ずいぶん線が細いなあと感じたのだが、
まだ開いていなかったということだ。だが、やはり細身であることは間違いない。
もちろんあと数年熟成させても面白いと思うが、元々、圧倒されるような凝縮感を備えたヴィンテージではない。
値段の手頃さは、やはりこの内容ゆえであった。
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評定: C |
3,675円(本体価格3,500円+消費税175円) |
購入店: 阪神百貨店本店(大阪市北区) |
2007年5月9日 ROUGE
DOMAINE ARNAUD PINOT NOIR / VIN DE PAYS D'OC
ドメーヌ・アルノー ピノ・ノワール / ヴァン・ド・ペイ・ドック |
VINTAGE: 2003 |
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FRANCE
フランス
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地方: LANGUEDOC
ラングドック
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地区:
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VDP: OC
オック
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生産者: DOM. ARNAUD
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輸入者: 片岡物産(株)
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ついに、当日記通算1000本めを迎えた。
999本目から1週間以上空いてしまったのは、
1000本目を決めかねていたからではない。
外出して帰宅が遅かったり、連日チューハイをレビューのために2本飲んだりしていたので、
酒量を考え、ワインを敬遠していたためだ。
いよいよ迎えた1000本目は、何の変哲もないV.d.P。
安ワインの神髄、と言えるだろうか。
色は淡いが、やや黒ずんだ印象。
香りは黒果実に、ゴムのような香りが混じる。
どこか古タイヤのようなイメージがある。それから、メロンみたいな青臭い感じも。
酸味が強く、ボディと呼べるようなものはなく、非常に貧弱。タンニンにも力はない。
密度のとても薄い味わい。
いくら安ピノだから、南仏だからといって、これでは何の取り柄もない。
1000本目がE評価というのも、別に企んだわけではない。
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評定: E |
1,430円(本体価格1,362円+消費税68円) |
購入店: Ciel江坂店(大阪府吹田市) |
2007年5月10日 ROUGE
CHATEAU HAUT-BAILLY(GRAND CRU CLASSE)/ PESSAC-LEOGNAN
シャトー・オー・バイィ(グラン・クリュ・クラッセ)/ ペサック・レオニャン |
VINTAGE: 1997 |
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FRANCE
フランス
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地方: BORDEAUX
ボルドー
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地区: GRAVES
グラーヴ
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AOC: PESSAC-LEOGNAN
ペサック・レオニャン
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生産者: CH. HAUT-BAILLY
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輸入者: (株)成城石井
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成城石井で多数売られているボルドー・グランヴァンの97デミ(ハーフボトル)。
実はこのワイン、昨年の9月にも飲んでいた。それを忘れて、また購入してしまった。
色はやや赤みが強く、くすんだ感じ。
土、黒果実、黒豆のような香り。やや線が細い。
ややスパイシーな感じも。
酸のアタックが強く、血のような生々しい味わい。甘みはほのか。
タンニンは柔らかい。鉄っぽい後味。。
昨年の自分自身のコメントを今読んで、
驚いたところなのだが、まったく印象が違う。ボトル差なのか、時間が経ったからなのか。
それだけ元々パワーがなかったということなのか。
前回ほど評価できない。
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評定: C- |
ハーフ2,090円(フルボトル換算4,180円) |
購入店: 成城石井阪急三番街店(大阪市北区) |
2007年5月12日 BLANC
R DE RIEUSSEC / BORDEAUX BLANC SEC
エール・ド・リューセック / ボルドー・ブラン・セック |
VINTAGE: 2004 |
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FRANCE
フランス
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地方: BORDEAUX
ボルドー
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地区:
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AOC: BORDEAUX
ボルドー
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生産者: CH. RIEUSSEC
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輸入者: (株)成城石井
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貴腐ではその名をとどろかせるCh.リューセックが造る辛口。
もちろんこの"R"も、高品質・高C/Pとして有名なのだが。
色は淡いイエローグリーン。香りはグレープフルーツ的柑橘香に、
ビニールホースみたいな匂い。ややケミカル。ふくらみは乏しい。
味はオレンジ的な酸と、蜜の甘味。ミネラル分が豊かで、
塩辛いと感じるほど。
余韻は長めで、少しパインのようなトロピカルさも感じられる。
これまで飲んだ印象では、もっと気品に満ちた味わいだと感じていたワインだが、
このヴィンテージはやや冗長。決して買い損ではないのだけれど。
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評定: C+ |
2,690円(本体価格2,562円+消費税128円) |
購入店: 成城石井阪急三番街店(大阪市北区) |
2007年5月17日 ROUGE
アルガーノ クラン / 勝沼醸造
アルガーノ クラン / 勝沼醸造 |
VINTAGE: 2004 |
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JAPAN
日本
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地方: 山梨県
山梨県
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地区: 甲州市勝沼町
甲州市勝沼町
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AOC:
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生産者: 勝沼醸造(株)
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輸入者:
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久しぶりの国産ワイン。
これはいただきものだが、例によって美辞麗句を並べるようなことはしない。それが私のスタイルであるし、
心にもないことを言うほうがむしろ失礼だと思うから。
色は淡く赤みが勝るが、やや褐色がかってもいる。香りは干しぶどう、黒豆、
湿った土のほかタバコのニュアンスも。
酸のアタックが強く、香りの印象と同じ干しぶどうのような枯れた感じの味わいがある。
タンニンはすべすべというか力がない。重みがなく、繊細というのでもなく、
さらさらしすぎの印象。
セパージュはカベルネ、メルロー、マスカットベリーAとのことだが、
土臭く垢抜けない印象を与えているのはマスカットベリーAか。
深みがないなら、せめてもうちょっと果実味があってもよいように思った。
もちろん、甲州の気候風土からして繊細に仕上がるのは当然だが、
もっと美しいフィネスを感じさせてくれたらうれしい。
なお、値段がわからないので、評価はしないこととするが、
フルボトル換算で1,500円程度であれば、C評価。2,000円だったら、内容的にちょっと物足りない。
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評定: - |
- |
購入店: いただきもの |
2007年5月19日 ROUGE
CHATEAUX GISCOURS (GRAND CRU CLASSE) / MARGAUX
シャトー・ジスクール(グラン・クリュ・クラッセ / 第3級)/ マルゴー |
VINTAGE: 2004 |
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FRANCE
フランス
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地方: BORDEAUX
ボルドー
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地区: HAUT-MEDOC
オー・メドック
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AOC: MARGAUX
マルゴー
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生産者: CH. GISCOURS
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輸入者: エノテカ(株)
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最近、私の中では、飲む本数を減らしてその代わりに1本あたりの単価を上げようという気持ちが働いている。
そんな考えのもとに、普段の何もない日でも、この程度のクラスを開けてみようかという気持ちになった。
やや青みの強い色。足は長い。
香りは黒果実、黒コショウ。ややおとなしめだが、スパイシーさがある。
タンニンはしっかり感じられ、やや粉っぽい。甘味が強く、酸はほどほど。
凝縮感のある果実味。時間が経つと樽のバニラ香がどんどん出てきた。それとともに粗い粉っぽさは角が取れ、
甘味はさらに妖艶に変化した。
これまでいくつか飲んだ印象からは、ボルドー04ヴィンテージは
良く言えば繊細、悪く言えばパワー不足との印象を持っていたが、
このワインに関しては、かなり力があった。しかもマルゴーというAOCからイメージされる
女性的柔らかさとはちょっと違う。そこが短所というよりは、
良い意味で個性となっている。なかなか魅惑的なワイン。支払った価格に十分見合っている。
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評定: C+ |
5,145円(本体価格4,900円+消費税245円) |
購入店: 阪神百貨店本店(大阪市北区) |
2007年5月20日 BLANC
BAROKES WINE CHARDONNAY SEMILLON
バロークス・ワイン シャルドネ・セミヨン |
VINTAGE: N.V. |
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AUSTRALIA
オーストラリア
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地方:
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地区:
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AOC:
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生産者: BAROKES
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輸入者: 日本酒類販売(株)
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以前に赤と、発泡性の赤、
発泡性の白を飲んでいるオーストラリア産の缶入りワインBAROKES。
今日は、スティルワイン(無発泡)の白を。
色は深いイエロー。香りはオレンジ、パインなど、甘酸っぱい雰囲気。
味もオレンジのような酸がチャーミングで、蜂蜜の甘さがある。
余韻にはシャルドネのミネラリーな感じもちゃんとあって、決して冗長ではない。
このシリーズは発泡性のものも含め、缶入りといえどもすべて侮れない実力を持っている。
フルボトル換算で900円なのに、この内容なら文句の付けようがない。
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評定: A- |
250ml入り300円 |
購入店: LIQUOR SHOP CRODE(大阪府吹田市) |
2007年5月21日 SPARKLING
MARQUES DE MONISTROL ROSE BRUT RESERVA / CAVA
マルケス・デ・モニストロル ロゼ・ブリュット・リゼルヴァ / カヴァ |
VINTAGE: N.V. |
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SPAIN
スペイン
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地方:
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地区:
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DO:
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生産者: MARQUES DE MONISTROL
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輸入者: (株)日食
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店頭で試飲の上、購入したもの。
実はこの前に、約2,000円にしてなかなか上質なカヴァを試飲したのだが、
念のため安い方もということで飲ませていただいたら、なんとこっちのほうが
さらに素晴らしかったので、迷わず購入したもの。
色は淡いチェリー色。香りはドライトマト、いちごのほか、
セイロン茶葉のニュアンスも。やや閉じ気味で地味な香りだが、
酵母臭が確かに感じられる。
味は甘さよりも苦味が感じられ、滋味あふれる味わい。
酸が強く、かすかに石油香も。後味はキリッと。
カヴァは低価格高品質のものが多いのだが、これはホントにこの値段でいいの?
と聞きたくなるくらい、素晴らしい内容。
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評定: A+ |
1,575円(本体価格1,500円+消費税75円) |
購入店: 阪神百貨店本店(大阪市北区) |
2007年5月24日 CIDRE
CIDRE 紅玉リンゴ <50周年限定醸造> / NIKKA
シードル こうぎょくりんご <50しゅうねんげんていじょうぞう> / ニッカ |
VINTAGE: N.V. |
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JAPAN
日本
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地方:
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地区:
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AOC:
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生産者: ニッカウヰスキー(株)
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販売者: アサヒビール(株)
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4月17日の発売から実に1ヶ月以上がたつ。その間、事あるごとに探してはみたが、
まったく売られているのに遭遇しなかった。これはもうネットで送料を負担して購入するしかないか
と、半ばあきらめかけていたとき、やっと巡り会った。
ニッカシードル発売50周年を記念した限定品。早速、期待して飲んでみた。
色は普通のシードル(スイート)とあまり変わらない、ほんのり淡いゴールド。
香りはシャープで、酸味の強いリンゴ特有の鉄っぽさとか、
人参ジュースみたいな青臭さがある。
口当たりも実にシャープ。酸がキュンとして、
甘味は必要最低限。キレが良く、爽やかな味わい。
飲み進めるほどに「酸っぱい」と実感される酸味。但し、薄っぺらい味ではない。
しっかりした果実味を伴っている。
アルコール分3%。原材料:リンゴ、酸化防止剤(亜硫酸塩)。
「50年前シードルが誕生したとき使用していたリンゴ「紅玉(こうぎょく)」
で特別に醸造した、フレッシュな香りと甘酸っぱい味わいが特長の「50周年限定醸造シードル」です。」
ニッカウヰスキーは、創業者の竹鶴政孝氏が北海道余市でウイスキー製造を始めるとき、
商品化までに数年かかるために、その間日銭を稼ぐ目的で、特産品のリンゴをジュースにして売ったので、
大日本果汁という社名でスタートした。それが詰まって日果(ニッカ)となったものだ。
だからリンゴは同社の創業時から縁の深いものであり、シードルも誕生後50年たつという。
紅玉といえば、昔は生食用としてもよく出回っていた品種だが、酸味が強いため、
最近ではお菓子作り等に用いられることの方が多くなったものだ。
このシードルには紅玉の特徴がうまく活かされていて、稀有な逸品となっている。
確かに原価は安いのかもしれないが、このクオリティの製品を500円未満で売ってしまう
ところに、同社の生真面目さというか良心が現れている気がする。すばらしいのひと言。
今回の入手価格は398円だったが、メーカー希望価格は480円。
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評定: AA+ |
360ml入り398円 |
購入店: 酒の楽市南吹田店(大阪府吹田市) |
2007年5月26日 BLANC
CHABLIS / DOMAINE R. ROUX
シャブリ / ルー |
VINTAGE: 2006 |
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FRANCE
フランス
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地方: BOURGOGNE
ブルゴーニュ |
地区: CHABLIS
シャブリ
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AOC: CHABLIS
シャブリ
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生産者: DOM. R. ROUX
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輸入者: (株)ドウシシャ
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そろそろ暑い季節になってくると、スッキリタイプの白が欲しくなる。
ということで、今日はディスカウント酒店にて購入したACシャブリを。
色は薄く、日本酒程度。
香りは白い花、梨、レモンなど。シャープでやや線が細い。
酸の収斂性が強い。ミネラル分はあまり豊かではない。若干のっぺりした表情。
スリムなボディで、さらっとした飲み口。
典型的な廉価版シャブリ。
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評定: C- |
1,580円(本体価格1,505円+消費税75円) |
購入店: 酒の楽市南吹田店(大阪府吹田市) |
2007年5月27日 ROUGE
BEAUJOLAIS NOUVEAU 2006 / LES BRAVELIERS
ボージョレ・ヌーヴォー 2006 / レ・ブラヴリエール |
VINTAGE: 2006 |
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FRANCE
フランス
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地方: BOURGOGNE
ブルゴーニュ
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地区: BEAUJOLAIS
ボージョレ
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AOC: BEAUJOLAIS
ボージョレ
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生産者: DOM. DES BRAVELIERS
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輸入者: 片岡物産(株)
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昨年秋のヌーヴォーが投げ売りされていたので、買ってみた。
これは、もともと3,500円近い値がついていたらしいのだが、
今回の入手価格は1,000円だ。
色はしっかりめのルビーで、赤みが強い。
深みある赤い果実の香りが印象的で、新酒らしさは弱い。
グラスを回すと、少し赤い花のような香りがたつ。
酸はピチピチと若々しく、ここで初めて新酒らしさを実感。
タンニンはやわらかく、飲み口はなめらか。芯は細い。
ただ、後味に若干、血のような鉄のようなニュアンスがあり、なかなか飲みごたえがある。
飲み進めてゆくと、びんの底のほうに沈んでいた澱がグラスに入ってきた。
裏ラベルの輸入者の記載によると、樹齢60年の古樹から造られているとは書いてあるが、
ノンフィルターとは書いてない。でも、おそらくフィルターがけはしていないのだろう。
ヌーヴォーということは考慮せず、今回の入手価格1,000円を前提に、
このクオリティを評価すればA評価。但し、当日記では「ヌーヴォー基準」(飛行機代が乗っているために、
その分価格が高くても仕方ないということを容認)を採用しているから、
ヌーヴォー基準のもとに、ディスカウント前価格(3,500円弱)を前提として評価すると、C評価。
ヌーヴォー基準で今回入手価格1,000円を前提とするなら、AA+。
ひとことで言えば、1,000円で売っていたらぜひ買うべきワイン。
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評定: C |
1,000円(本体価格953円+消費税47円) |
購入店: Ciel江坂店(大阪府吹田市) |
2007年5月28日 BLANC
BOUZERON / DOMAINE A. ET P. DE VILLANE
ブズロン / A&P・ド・ヴィレーヌ |
VINTAGE: 2005 |
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FRANCE
フランス
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地方: BOURGOGNE
ブルゴーニュ
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地区: COTE CHALONNAISE
コート・シャロネーズ
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AOC: BOUZERON
ブズロン
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生産者: DOM. A. ET P. DE VILLANE
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輸入者: (株)ファインズ
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当日記ではこれまで00年と04年ヴィンテージを飲んでいるヴィレーヌのブズロン・アリゴテ。
今日はその05年だ。
色はごく淡い麦わら。香りはシャープなレモンのほか、
アクリルのようなケミカルな雰囲気。
酸のアタックは確かに鋭いのだが、
その後に豊かなミネラル感がある。グレープフルーツの苦味とともに、
密の甘さもあって、思いのほか分厚い味わい。だが、後味はまたシャープ。
通常のアリゴテAOCは、シャルドネの使用も認められているのだが、
このブズロンAOCを名乗るためには、100%アリゴテでなければならないらしい。
アリゴテだけでこの厚みが出ているというのは、何度飲んでもすごいワインだと思う。
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評定: A- |
2,100円(本体価格2,000円+消費税100円) |
購入店: 阪神百貨店本店(大阪市北区) |