利酒日記 kikizakenikki

2024年04月


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2024年4月8日 ROUGE
CHÂTEAU MERCIAN 藍茜 / MERCIAN
シャトー・メルシャン あいあかね / メルシャン
VINTAGE: 2019
Ch.Mercian 藍茜 JAPAN
日本
地方:
 
地区:
 
AOP:
 
生産者: メルシャン(株) 輸入者:
review
 日本のメルシャンから出ている シャトー・メルシャン「藍茜」。
 以前に飲んだ記憶はあるが、それがいつだったかまではもちろん覚えていない。 当サイトの記録をたどると、2012年に(2009年ヴィンテージを) 一度レビューしている。
 なんと、12年ぶりということだが、人は歳をとると、12年なんてちょっと前くらいの感覚である。
 なお、今回飲んだのは今から2週間ほど前だったのだが、例によってメモだけ残して当ページへの掲載を怠っていたもの。

 外観は極めて淡い青紫で、エッジはややオレンジっぽい。
 香りはラズベリーのような赤果実香と、カシスのような黒果実香のほか、 少しキノコあるいは土のような感じもある。
 味は酸がシャープだがそれほど粗暴ではなく、繊細できれい。 キュンと柑橘っぽい感じもあるが、しょうゆのような風味も感じる。タンニンはしなやか。 甘味はやさしい。スリムなのに、コクはちゃんとある。
 裏ラベルに、次のような説明文がある。
 赤い果実の香りと、心地よい酸と柔らかなタンニンがバランス良く調和した味わいのシャトー・メルシャン藍茜は、 欧州系品種と日本固有品種を日常の食卓によく合うようブレンドし、その味わいを日本の伝統的な色になぞらえ 『藍茜』と名付けました。日本の食卓にぴったり寄り添う日本ワインのスタンダードです。
 相性の良い料理:みりんやしょうゆを使った家庭料理(地鶏の照り焼きや豚肉の生姜焼きなど)
 実はこれを開けた日には鴨鍋を食したのだが、相性は良かった。 そもそもこのワインにはしょうゆっぽさとか、土臭い感じも若干あるので、ワイルドな肉の風味にも負けない。
 藍色茜色 が商品名のルーツであるが、今回のものはどちらかというと少し藍色寄りの見た目であった。
 和紙のようなエチケット(ラベル)に、ごく日本的な藍茜という名前。 そして、和食に合う繊細な味わい。
 外国からのお客様をおもてなしする際(そんな機会は私にはないが)に食卓に用意したいワインだが、 これがなんと2,000円未満というのは、実にありがたい。
評定: AA 価格 1,859円(本体価格1,690円+消費税169円) 購入店: 成城石井阪急三番街店(大阪市北区)
2024年4月9日 BLANC
LONGEVITY CHARDONNAY / CALIFORNIA
ロンジェヴィティ シャルドネ / カリフォルニア
VINTAGE: 2019
Longevity Chardonnay 19 AMERICA
アメリカ
州: CALIFORNIA
カリフォルニア
地区:
 
AVA:
 
生産者:LONGEVITY WINES 輸入者:(株)オーバーシーズ
review
 もう1か月以上前になるが、カルディコーヒーファームで45%オフ!で売られているとの情報を頂き、 すぐさま入手したカリフォルニアのシャルドネ。
 我が家では白を開けるタイミングというのがなかなかなく、買ってしばらく保管してあったのだが、 3月下旬にようやく開栓。飲んで記録を取ってはあったのだが、当サイトへの掲載が遅くなってしまった。

 外観はしっかり深い輝きのあるレモン色。ほぼ黄金色と言ってもいいくらいに濃い。
 香りは、樽由来と思われるバニラ香が強く、クリームパンあるいはたまごパンみたいなねっとりとした甘さ。 さらにビスケットのような香ばしさ、チーズ(白かびを主体に、若干ゴルゴンゾーラのような青かびっぽさも)の香りも感じられる。 複雑で、若いのに熟成感がある。
 味は香りに感じたバニラあるいはヨーグルトに、パイナップルジュースが多量加わったような甘酸っぱさ。 少しトリュフ的なニュアンスも。キュッとエレガントな酸味だが、中域の伸びがあり、マロンクリームみたいな甘さを感じる。 ただ、基本的に酸はシャープに差し込んでくる。余韻は長く、カスタードっぽい香味が残る。

 入手価格は税込1,098円。45%オフとのことだったので、本来の価格は2,000円弱か。 それを前提に評価しても、そこそこ見所のあるワイン。なので、A評価。
 ただ、ブルゴーニュの樽熟成したシャルドネに近いかというと、野太さというか荒削りなワイルドさが前面に立ち、 エレガントさはあまり感じなかった。もちろん、カリフォルニア的なまとめ方だとすれば、これが個性なのであるが。
 豚ロースの味噌漬けしたものをフライパンで焼き、このワインを合わせてみたが、バッチリの相性であった。 発酵食品である味噌は基本的にワインに合わないわけはなく、白味噌主体の場合は、このようなシャルドネかセミヨンなどが良い。 同じ発酵食品でも醤油の場合は、昨日掲載したような赤(マスカット・べーリーAのほか、意外とピノ・ノワールなども)がいいだろう。
評定: A 価格 1,098円(本体価格999円+消費税99円) 購入店: カルディコーヒーファーム江坂店(大阪府吹田市)
2024年4月29日 ROUGE
MONTIVAGO CABERNET SAUVIGNON / PAYS D'OC
モンティヴァゴ カベルネ・ソーヴィニヨン / ペイ・ドック
VINTAGE: 2022
Montivago Cabernet Sauvignon 22 FRANCE
フランス
地方: LANGUEDOC
ラングドック
地区:
 
IGP: OC
オック
生産者: 輸入者: (株)イナブコトレーディング
review
 U1K(千円未満)のI.G.P.モンティヴァゴ・カベルネ。

 外観は深いルビー色。エッジはオレンジ〜薄茶色。しっかりと深い色である。
 香りは鉛筆の芯(黒鉛)、黒果実、土など。少しほこりっぽく、重く、落ち着きがある。
 味は酸のアタックがシャープ。甘味は弱く、香りの印象とは違い、コクはあまりない。 タンニンはしっかりめ。黒っぽい果実の風味はあり、余韻として酸味が残る。

 南仏のIGPは、奔放なパワフルさをそのまま強調するものがある一方、 今日のこのwineのように、あえて濃さや甘味を抑え、スリムに仕上げるものもある。 どちらがいいということはないが、どこか一つ見所を作ってもらえると、 もう少し良い評価もできるというものだが。
評定: C- 価格 968円(本体価格880円+消費税88円) 購入店: いかりスーパーJR大阪店(大阪市北区)
2024年4月30日 ROUGE
M.CHAPOUTIER PAYS D'OC / MICHELLE CHAPOUTIER
シャプティエ ペイ・ドック / ミシェル・シャプティエ
VINTAGE: 2022
M.Chapoutier Pays d'Oc 22 FRANCE
フランス
地方: LANGUEDOC
ラングドック
地区:
 
IGP: OC
オック
生産者: M.CHAPOUTIER 輸入者: 日本リカー(株)
review
 昨日に引き続き OC の I.G.P。

 外観は深いルビー(赤紫)色で、エッジはピンク色。かなり若い印象。
 香りは赤い花束のような華やかさに、少し緑黄色野菜のような青臭さ。
 口に含むと、まず、まとわりつくようなタンニンの力強さが感じられ、パワフル。 酸は刺すように鋭く、甘みは深い。アルコールのボリューム感は強い。 つまり、全要素が強く主張し、ややまとまりを欠くような粗暴さ。

 味わいの粒立ちのようなものは良いので、決して低品質というわけではないが、 あえてコントロールしないでぶつかり合うに任せているかのような奔放さがあった。
評定: C- 価格 1,540円(本体価格1,400円+消費税140円) 購入店: いかりスーパーJR大阪店(大阪市北区)

本日までで・・・今月合計4本/今年合計15本/当日記累計2109本
今月のワイン投資額・・・5,465円(本日まで)



[当日記における評価基準]

 絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。 例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、 ちょうど5,000円の価値あるものがCです。

 A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
 B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
 C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
 D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
 E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)

 なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、 若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。

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