利酒日記 kikizakenikki

2024年05月


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2024年5月5日 ROUGE
ALEXIS LICINE CUVÉE TRADITION / BORDEAX
アレクシス・リシーヌ キュヴェ・トラディシォン / ボルドー
VINTAGE: 2021
Alexis Licine Cuvee Tradition 21 FRANCE
フランス
地方: BORDEAUX
ボルドー
地区:
 
AOP: BORDEAUX
ボルドー
生産者: ALEXIS LICINE 輸入者: コルドンヴェール(株)
review
 先に結論めいたことを書いてしまうと、 以前飲んだ時に非常に低評価だったのにもかかわらず、 それを忘れて(というか自分の過去記事を確認もせず)再度購入してしまった。 ヴィンテージが違うので、もしかしたら?という一縷の望みはあったが、やはりそんなに甘くはない。
 一般に千円未満のボルドーなど、期待できないのは明白なのだが、 このワインはその懸念をさらに大きく下回るものである。

 外観は透過性あるすみれ色。エッジはピンク〜薄紫色。かなり若い印象。
 香りは黒果実や薬草、墨汁などで、若干のスパイシーさも。 しかし深みは感じない。
 味は香りの印象よりもさらにさらっとした導入部で、酸が非常にシャープ。 甘さやコクなどはほぼなく、タンニンにも力がない。 飲み込んだ後に余韻もほぼない。

 どこをどう褒めたらいいのか、良い点がほとんど見当たらない。 冒頭にも書いたとおり、スーパーで買える安いボルドーなどにまったく期待はできないのは当然ながら、 それをさらに大きく外すガッカリ感である。
評定: E 価格 968円(本体価格880円+消費税88円) 購入店: ダイエー(スーパー)

本日までで・・・今月合計1本/今年合計16本/当日記累計2110本
今月のワイン投資額・・・968円(本日まで)



[当日記における評価基準]

 絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。 例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、 ちょうど5,000円の価値あるものがCです。

 A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
 B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
 C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
 D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
 E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)

 なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、 若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。

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