利酒日記 kikizakenikki

2024年06月


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2024年6月7日 ROUGE
HORIZON DE LYNCHE / BORDEAX
オリゾン・ド・ランシュ / ボルドー
VINTAGE: 2018
Horizon de Lynch 18 FRANCE
フランス
地方: BORDEAUX
ボルドー
地区:
 
AOP: BORDEAUX
ボルドー
生産者: TURPIN FRERES ET RIOUT 輸入者: コルドンヴェール(株)
review
 千円台のボルドーは概してロクなものがないので、あまり期待してはいけないが、 エチケット(ラベル)の高級感に惹かれて購入。
 酒DSのやまやで、単体では税別1,280円。同価格帯(1,180〜1,280円)を2本で税別2,000円というセールが行われていたため、 買ってみたのだ。

 外観は黒に近い紅。かなり濃い。エッジはオレンジ〜薄茶色。熟成が進んでいるかな?
 香りは黒果実、土、ハッカ、墨などが深く、グラスを回すと薬草っぽいニュアンスが強くなる。
 味はまずタンニンのボリューム感がしっかりときて、黒っぽいベリーの風味とともに、深い甘みとコク。 タンニンは粗くなく、滑らかな舌触り。もちろん余韻も長め。

 ほとんど期待していなかっただけに、予想外の内容に驚いた。もし値段を知らないで飲んだら、 私は2,000円以上と答える。2,500円でも損はない。
 なお、LYNCH(ランシュ)という文字があるから LYNCH BAGES(5級格付 CH.ランシュ・バージュ)と関係があるのか? と思っていたが、どうやら無関係みたいである。
評定: A 価格 1,408円(本体価格1,280円+消費税128円) 購入店: やまや小曽根店(大阪府豊中市)
2024年6月27日 CIDRE
弘前 生シードル 紅玉リンゴ <限定醸造> / NIKKA
ひろさき なましーどる こうぎょくりんご <げんていじょうぞう> / ニッカ
VINTAGE: N.V.
NIKKA 弘前生シードル 紅玉リンゴ JAPAN
日本
地方:
 
地区:
 
AOC:
 
生産者: ニッカウヰスキー(株) 販売者: アサヒビール(株)
review
 既に60年以上の歴史のあるニッカシードルが、昨年(2023年)9月上旬から「弘前生シードル」とブランド名を変更している。
 この「紅玉リンゴ」は、毎年春に出されているもので、今年の発売は、4月9日であった。

 外観は、ごく淡いゴールド。細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
 香りは、いかにも酸味が強そうな、シャープなりんご香。
 味は香りの印象通りキリッとした口当たりで、酸味が強い。 これは通常版シードルにはない特徴。但し、発酵由来と思われる乳酸っぽい旨味や、 塩っぽいミネラル感がある。 飲み込んだ後には、その旨味の余韻がじんわり残る。
 アルコール分3%。原材料名:リンゴ(日本産)/炭酸、酸化防止剤(亜硫酸塩)。
 甘酸っぱい味わいと爽やかな香りが特長の「紅玉(こうぎょく)リンゴ」で醸造しました。
 紅玉の酸味が活かされたこの味わいは、ニッカシードルの中でも特別な存在であり、 今後も長く続けて頂きたい製品だ。
評定: A 価格 180ml入り291円 購入店: ダイエー(スーパー)

本日までで・・・今月合計2本/今年合計18本/当日記累計2112本
今月のワイン投資額・・・1,699円(本日まで)



[当日記における評価基準]

 絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。 例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、 ちょうど5,000円の価値あるものがCです。

 A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
 B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
 C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
 D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
 E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)

 なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、 若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。

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