利酒日記 kikizakenikki

2024年07月


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2024年7月8日 BLANC
いろ 甲州 / まるき葡萄酒
いろ こうしゅう / まるきぶどうしゅ
VINTAGE: 2022
まるき葡萄酒 いろ 甲州 JAPAN
日本
地方: 山梨県
山梨県
地区: 甲州市勝沼町
甲州市勝沼町
GI: Yamanashi
山梨
生産者: まるき葡萄酒(株) 販売者:
review
 久しぶりに国産ワイン。山梨県甲州市勝沼町の まるき葡萄酒 による「いろ 甲州」という名の白である。
 GI(地理的表示)「山梨」と表示されている、 即ち山梨県産ぶどうを用いて山梨県内でつくられた正真正銘の「日本ワイン」である。

 外観は、極めて淡いレモン色。
 香りは、甘いニュアンスを湛えた柑橘香に、少しスーッとするミントのようなハーブ香も。
 味は樽?あるいは木材みたいな香味がオレンジ的な甘酸っぱさに加わり、 白い花のような感じもあるが、基本的にキリッと酸が立っていて、すっきりとキレがある。 強すぎない酸の余韻がほどほどに。

 裏ラベルに次のような味わいの説明がある。
 甲州種の魅力である柑橘や白桃を思わせるアロマ、爽やかな酸味とすっきりした口当たりを十分に引き出しました。 和食・洋食を問わず、幅広いお料理とご一緒にお楽しみいただけるワインです。
 香りに桃はあまり感じなかったが、柑橘だけでなく、確かに甘さはあった。 甲州種らしい繊細さで、食事の邪魔をしない懐の深さは感じられた。
評定: B 価格 1,100円(本体価格1,000円+消費税100円) 購入店: 阪神百貨店本店(大阪市北区)
2024年7月22日 SPARKLING
嘉 SPARKLING CHARDONNAY BRUT / TAKAHATA WINERY
よし スパークリング シャルドネ ブリュット / タカハタワイナリー
VINTAGE: N.V.
高畠 SPARKLING CHARDONNAY BRUT JAPAN
日本
地方: 山形県
山形県
地区:
 
GI:
 
生産者: (株)高畠ワイナリー 輸入者:
review
 山形県の高畠ワイナリーによる 嘉 -yoshi- スパークリング・シャルドネ・ブリュット(辛口)。
 200ml入りのベビー瓶ともいえる小さなボトルだ。

 液色は極めて淡いイエローゴールド。注いでいる時、大きめの気泡が踊っている。
 香りはグレープフルーツのような柑橘香に、少し青臭いハーブ香と、 りんごのようなやや甘い果実香を感じる。
 味はシャープな酸が主体でキレがある。ミネラル感がほんのり。 青りんごのような甘酸っぱさに、かすかに苦味。 フレッシュな酸の余韻が残る。

 シャンパーニュなどの瓶内二次発酵とは違うので、泡のきめ細かさとか舌触りは若干荒っぽいものの、 キリッとした飲み心地なので、日常の食卓に少し贅沢な雰囲気を与えてくれる。
 飲み切りサイズの200ml入りで662円だったので、フルボトル(750ml)換算だと概ね2,500円弱。 そう考えると決して安いわけではないが、気軽に買える値段とサイズはありがたい。 本当はハーフボトルくらいのサイズが良かったのだが、売っていなかった。
評定: C 価格 662円(本体価格602円+消費税60円) 購入店: 川西阪急(兵庫県川西市)
2024年7月23日 BLANC
MUSCADET SÈVRE ET MAINE SUR LIE / PRESSIS-DUVAL
ミュスカデ セーヴル・エ・メーヌ シュール・リー / プレスィ・デュヴァル
VINTAGE: 2021
PRESSIS-DUVAL MUSCADET SEVRE ET MAINE SUR LIE FRANCE
フランス
地方: LOIRE
ロワール
地区: PAYS NANTAIS
ペイ・ナンテ
AOP: MUSCADET SEVRE ET MAINE
ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ
生産者: PRESSIS-DUVAL 輸入者: コルドンヴェール(株)
review
 キリッと爽やかなものがほしくて、とりあえず手頃な値段でそこそこの内容を期待して購入。 概ね1,000円のミュスカデ・シュール・リーだ。

 外観は濃いレモン色、あるいはゴールド。かなりしっかり濃い印象。
 香りはレモンのようなやや尖りのある柑橘香に、青臭いハーブ香、そしてそれらが融合して白い花のような香りを感じる。
 口当たりはキリッとシャープながら、ミネラル感をしっかり感じる。 適度なジューシー感。グレープフルーツ的な苦味。 キレがあるが、少しオイリーな感じの余韻が残る。

 ミュスカデを久々に飲んだが、概ね期待通りというか、スーパーで買った千円のワインとすれば、かなりの見所があった。
評定: A 価格 1,023円(本体価格930円+消費税93円) 購入店: ダイエー(スーパー)

本日までで・・・今月合計3本/今年合計21本/当日記累計2115本
今月のワイン投資額・・・2,785円(本日まで)



[当日記における評価基準]

 絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。 例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、 ちょうど5,000円の価値あるものがCです。

 A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
 B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
 C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
 D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
 E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)

 なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、 若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。

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