利酒日記 kikizakenikki

2025年08月


 HOME  利酒日記のメニューページへ  産地別索引へ  前月へ  翌月へ


2025年8月31日 CIDRE
弘前生シードル 幸せの黄色りんご <期間限定> / NIKKA
ひろさきなましーどる しあわせのきいろりんご <きかんげんてい> / ニッカ
VINTAGE: N.V.
NIKKA CIDRE 幸せの黄色りんご JAPAN
日本
地方:
 
地区:
 
DO:
 
生産者: ニッカウヰスキー(株) 販売者: アサヒビール(株)
review
 かなり時間が経ってしまったが、6月3日に発売された、ニッカ弘前生シードルの期間限定「幸せの黄色りんご」。

 外観は極めて淡いゴールドだが、やや黄色みが強いか。 細かな気泡がグラスの中を立ち上っている。
 香りは、キリッと酸味の強そうなりんご香だが、甘味もありそう。
 味も香りの印象どおり、酸味と甘味のバランスが良い。 シードルにしては優しく、甘さが目立つものの、甘ったるいほどではない。 ふくよかな味わい。じんわりとした旨味が残る。
 アルコール分3%。原材料名:リンゴ(日本産)/炭酸、リンゴ酸、酸化防止剤(亜硫酸塩)。
 ひとに、農家に、未来にうれしい。黄色系りんご品種の「王林」、「トキ」を使用しています。 さわやかな甘味と芳醇な香り、穏やかな酸味が特長です。
 ニッカシードルブランドが「弘前生シードル」に生まれ変わっておよそ2年。
 リブランドされても、基本的にNIKKAシードルの魅力は変わらないのだが、以前ならトキのみ単品で用いていたのに、 今回は王林とトキの2種を用いていて、少しぼやけた印象もある。ただ、単品種で思うような品質が保てないのなら、 このような工夫も時には必要なのかもしれない。
 しかし、びっくりするのは、販売価格がかなり高くなったなあ、ということ。以前は税別300円未満だったのだが、 300円台後半になっている。品質を考えれば、致し方ないところではあるが。
評定: B 価格 180ml入り415円(本体価格378円+消費税37円) 購入店: ダイエー(スーパー)

本日までで・・・今月合計1本/今年合計10本/当日記累計2135本
今月のワイン投資額・・・415円(本日まで)



[当日記における評価基準]

 絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。 例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、 ちょうど5,000円の価値あるものがCです。

 A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
 B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
 C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
 D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
 E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)

 なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、 若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。

 HOME  利酒日記のメニューページへ  産地別索引へ  前月へ  翌月へ