阪神タイガース応援板 2005



タイガースファンの私が、試合結果その他、日々の雑感を綴るページです。



・タイガース好調で、私の機嫌も上々です。金本兄貴、300号HRおめでとう。 この時期に順位を言っても仕方ないけれど、やっぱり単独首位は気持ちいい。 このまま快進撃を!どこまでも。(2005,4,9)

・打線好調タイガース。出遅れていた藤本敦士選手の劇的なサヨナラ安打にはしびれました。 このまま、ずっと、快進撃を!(2005,4,11)

・お得意様巨人相手に阪神快勝(4/12)。やる気の違いが出てた感じだね。 Red Starは今日も快走。どこまでも突っ走れ!(2005,4,12)

・井川が投げると負けパターンになったのは、なんでだろー。 このコーナーがいつの間にか、タイガース告知板になったのは、なんでだろー。 今ごろこんな古めのギャグを使ってるのは、なんでだろー。
 拙者、笑いのセンスありませんから。切腹。(2005,4,13)

・巨人ファンは、強い巨人が好き。阪神ファンは、ただ阪神だから好き。そこですよ、決定的に違うのは。  今季初の負け越しは別に問題ではない。相手が巨人だったことも別に問題ではない。でも、福原で負けたのは、正直痛い。 ま、去年あんなに頑張ってくれたから、少しくらい、いいか。(2005,4,14)

・TVで中日vs阪神戦を見ていて「首位攻防」という言葉を聞き、ああそうだったんだよなあ、と改めて思う。 そのくらい、ドラゴンズには苦手意識があるからね。  でも、0対6で迎えた9回に5点も返したのには驚いた。 なのに、走者3塁まで行って、あと1打が出ないなんて、まるでナゴヤドームに呪われてるみたいだ。こりゃ厳しいな。 (2005,4,15)

・対中日戦で接戦を制し、なんとか首位を守ったわがタイガース。 先発安藤のあと、球児〜ジェフ〜久保田の必勝リレー。これで負けなくて、ほんとうに良かった。 まったく、ハラハラする。この1勝の価値は大きい。
 しかし今年のセは、混戦ですかね。でももし阪神が落ちていくと、中日が独走しかねないんで、 がんばってほしい。 (2005,4,16)

・中日阪神戦。はじめから難しい試合だとは思っていたけど、 山本昌投手が決して調子がいいとは言えない状況であったにもかかわらず、 代打HRでしか点が取れないなんて・・。こんなことでは、これから先、厳しいぞ、タイガース。
 それにしても、控えにいい選手がたくさんいるのに、なぜ鳥谷を・・。 (2005,4,17)

・巨人阪神戦。なんとか初戦をモノにしたわがタイガースだが、 この調子で最低でもこの3連戦で2勝はしなくては。
 決して手放しで喜べるような勝ち方ではなかっただけに・・。 (2005,4,19)

・20日の巨人阪神戦。ここまで鮮やかに負けると、もう何も言うことはない。明日にしこりは残らないだろう。3戦目はよい戦いを期待する。  それよりも、敵ながら清原選手の今年の頑張りには、一野球ファンとして、敬意を表したい。 (2005,4,20)

・やっと勝てました阪神のエース井川投手。巨人戦勝ち越しは、もちろんうれしいけれど、 勝ちも負けも、こんなに大差で大味なゲームになるのは、投打のアンバランスさを物語っている。
 やっぱり今年のセ・リーグは混戦かな? (2005,4,21)

・打てなければ勝てない。たった1球の失投でも、打たれてしまえば負ける。 そんなあたりまえのことを、実感せざるを得なかった、横浜・阪神の初戦。
 先発陣を固めることが急務だ。今のタイガース。
(2005,4,22)

・安心して見ていられません。今のタイガースの試合。勝ちはしたけれども、 ピッチャーが今ひとつピリッとしない。打線もダメを押せない。 それでもこの位置にいられるのは、他チームも今年は決め手に欠けるからだろう。 (2005,4,23)

・横浜vs阪神は、3対8。今年のタイガースは、8点・9点取って勝つか、 1点しか取れないか、みたいな試合が多い。良い傾向ではない。
 競り勝つ底力がないと、優勝は狙えないぞ。 (2005,4,24)

・なんだかこのまま3連敗してしまいそうな気がするのは、ファン失格かもしれないけれど。 このまま3連戦3連敗して、中日の独走を許してしまうのは、避けたいけれど。 (2005,4,26)

・シーズン開幕前は、中日、阪神、巨人の三つ巴だと私も思っていた。 ところが、現在のところ我が阪神にとって、とにかく中日に1つでも多く勝つことだけが目下の最大の課題だ。 まあ巨人がこのまま沈んでゆくというのは、考えがたいのだけれど。
 とにかく明日も頑張れ! (2005,4,27)

・ショックと腹立たしさのあまり、今日は本当は何も言いたくない。
 もし今年も中日が優勝するとしたら、今日の試合は、大事なキーポイントとして語りつがれることだろう。
 こういう圧倒的勝ち試合を落としてしまうところに、我が阪神の不甲斐なさが凝縮されている。 こういう試合をモノにしてしまうところに、中日のイヤらしさが現れている。完敗です。 もう何も言うことはありません・・。
 でも、たとえこのまま落ちてゆくとしても、ただ阪神であるがゆえに阪神を愛する。 それが阪神ファンの心意気だ! (2005,4,28)

・投手陣が万全でない。確かにそれも大きな理由。しかし、今のタイガースの最大の問題は、 あともう1本が打てないということに尽きる。。 (2005,4,29)

・先制するのにいつの間にか逆転負け。こらえ性のないピッチャー陣と、後半で点が取れない打撃陣。 潜在力を考えれば、もっと頑張れるはずだぞ、我らが阪神タイガース。 (2005,4,30)

・タイガースファンとしては、今は辛抱どころ。 この流れから脱し、投打が噛み合うようになるためには、 少し時間が必要だ。
 井川、福原で確実に勝てるようになること。藤川と久保田にばかり負担をかけないこと。 そして何より、チャンスで兄貴に頑張ってもらうこと。 (2005,5,3)

・藤川球児の素晴らしさは、もう何も言うことはない。 しかしそれ以上に、故障中・赤星憲広の野球人としての執念には、涙が出る思いだ。 そんなに無理をしてまで走ってくれなくてもいいのに・・。 そして、それに答えるように一層奮起したシーツ、今岡・・。なんて素晴らしいチーム。
 残る期待は、桧山進次郎だ! がんばれ。「この一打にかけろ。」 (2005,5,5)

・交流戦初戦。日ハムに快勝したタイガースだが、 36試合で少なくとも20勝以上しようと思えば、勝てるところにどんどん勝っておかなくてはならない。 (2005,5,6)

・勝っても負けても、セ・パ交流戦は楽しい。 ただ、ここで白星を重ねておかないと、浮上のきっかけはつかめないぞ、タイガース。 (2005,5,7)

・まずは交流戦1カードめ・日ハム戦を2勝1敗で乗り切ったわがタイガース。 この調子で少しずつ首位との差を詰めてゆこう。次は、今最高に勢いのあるロッテ戦だ。 いざ、千葉へ。 (2005,5,8)

・9点取るか0点か、という打線では、熾烈な優勝戦線を勝ち抜くことはできない。 確かに投球も万全でないとはいえ、勝ちに恵まれない福原投手がかわいそうだ。 阪神浮上のカギは、ここ一番で確実に得点し、接戦をモノにするしぶとさを獲得することだ。 (2005,5,10)

・首位中日も負けてくれているからいいようなものの、 やはり好調マリーンズに勝てないわがタイガース。
 これまで対戦の機会がなく攻略に手こずるのはお互いさまだから、 結局勝つのは底力なんだ。 (2005,5,11)

・絶好調マリーンズに、なんとか一矢報いたタイガース。 今季初めて、井川が、井川らしいピッチングをしてくれた。 その一方で、打線は決して褒めらたものではない。
 これで3勝3敗。もちろん次の楽天戦は、最低でも2勝1敗。 できれば、3タテを!! (2005,5,12)

・楽天には悪いが、チーム戦力を冷静に比較すれば、阪神が大勝して当然。 問題は内容だ。ここ一番での拙攻が目立ち、本来の野球ができていない。 9点か0点かという打線が変わらないかぎり、浮上は厳しいぞ。 (2005,5,13)

・阪神ファンとしては、今日いちばんうれしかったのが、 濱中の活躍。明日も期待しよう。 (2005,5,14)

・桧山!桧山!!桧山!!! やったぞ桧山進次郎。感動して、涙が出た。 この時を待っていた。
 楽天に3連勝して、さあ、ライオンズだ、ホークスだ。 (2005,5,15)

・福原忍がかわいそうだ。なぜか彼が投げたときには、点が取れない。 こういう壁を脱しないと、浮上できないぞ、タイガース。 (2005,5,17)

・決して万全の勝ち方ではないが、杉山投手の好投を讃えよう。 そして何より、松坂投手から見事本塁打を打った桧山選手に、拍手喝采だ。 (2005,5,18)

・エース井川の踏ん張り。赤星の選球眼。濱中の勝負強さ。主砲兄貴のひと振り。 セットアッパー球児の盤石の抑え。実に阪神らしい野球だったが、 クローザー久保田のもたつきは、明日への課題。
 さあ、気を引き締めて、福岡遠征だ。 (2005,5,19)

・大敗後は、気分を変えて、頑張っていこう。(2005,5,20)

・混戦の様相を呈してきたセ・リーグ。どこが浮上し、どこが沈んでもおかしくない。一戦一戦が、真剣勝負だ。  それにつけても我が阪神は、やっぱり金本兄貴だ。 (2005,5,21)

・最近、3連戦の初戦が取れない。たとえそのあと2つ取ったとしても、イマイチ勢いに乗れない原因は、そのあたりにある。 広島や巨人の調子が良く、本命のはずの中日が低迷している状況では、ますますセの行方がわからない。ここで踏ん張らないと、阪神にも明日はない! (2005,5,24)

・関西対決(対オリックス)第2戦。初回に5点取られた時は、もう今日も負けだと思った。金本、今岡、スペンサーのHRなどで同点、そして逆転した時には、 神がかり的な勢いを感じた。なのに、終わってみれば、延長12回の死闘の末の引き分け。
 まあ、今日はセ・リーグ5球団が負けた中で、唯一負けなかったというのは、結果として大きい。 (2005,5,25)

・関西対決第3ラウンドは、わがタイガースの快勝。
 何よりうれしかったのは、好投福原を打線が十二分に援護できたこと。これまで福原はかわいそうだったからね。 で、気がつけば交流戦前半成績は、2位らしい。 (2005,5,26)

・3連戦の初戦を落とす癖。なんと楽天相手にも。 相手の勢いを考えると、明日以降相当気合を入れて臨まないと、恐いぞ。 タイガースの取るべき最低限の責務、それは、残り2つを、2つとも勝つことだ。(2005,5,28)

・大勝かと思われた試合が、終わってみると内容的には辛勝。楽天の調子が上がってきているとはいえ、 こんな勝ち方ではダメ。決して能見投手一人の問題ではない。今こそ気を引き締めろ。(2005,5,29)

・今日は文句のない勝ち方で、楽天との対戦成績を5勝1敗とした阪神。
 思えば交流戦前は、36試合終わる時点で中日に追いついていればいい、と思っていたが、 フタを開けてみれば、今日現在、2位ヤクルトに1.5ゲーム、3位中日に2.5ゲーム差の首位。 交流戦成績は、13勝7敗1分の2位タイ。
 このペースで、残り15試合を最低でも9勝6敗(ソフトバンクとロッテとの6試合は3勝3敗。 他3チームとの9試合は6勝3敗)、合計22勝をクリアしてほしい。さて、私の皮算用通りに行くでしょうか。(2005,5,30)

・敵ながら、ホークス杉内投手はすばらしいピッチングだった。素直に拍手を贈りたい。完敗です。 気持ちのいい負け方だった。
また明日から頑張ろう!(2005,5,31)

・井川が悪すぎる。井川が投げると勝てる気がしない。っていうか実際負ける。 岡田監督が怒るのは当然だ。下に行って修行してこい!
 幸い投手層の厚いタイガースだが、それでも中継ぎと〆にこれ以上負担がかかるのはまずい。 井川よ頑張って調整し、復活してこい。
 星勘定のできない投手など、エースではない。そんなことでは、仮にメジャーに行っても 成功できるはずがないぞ。(2005,6,1)

・結果的にホークスに3連敗を喫してしまったが、今日の戦いはホントにすばらしいものだった。 いまやセ・リーグ随一の投手といえる藤川球児から200号本塁打を打った城島選手には、 敵ながら心からの拍手を送りたい。
 明日から一層、心を引き締めて頑張ろう!!
 ただ、ファンとして何より心配なのは、頭に死球を受けた兄貴。無事を祈るのみ・・。(2005,6,2)

・藤川が打たれたら、打ち返す。これぞ、今岡誠!これぞ、桧山進次郎!
 ヒーローインタビューでの今岡の言葉に感動した。「皆さんの声援のお陰で打てました。ありがとうございました」
 ありがとうは、こっちのセリフだ。あの渾身の一発で、こんなに幸せな一夜を過ごさせてもらったのだから。
 最強千葉ロッテも、思い知ったであろう。目前で金本が敬遠された時の今岡の集中力は、ホントに恐いと。(2005,6,3)

・以前から書いていることだが、接戦を競り勝てないと浮上は難しい。 途中まで食らいついていっても、あと一手が打てないと話にならない。
 中日が勢いを取り戻し、ヤクルトがペースダウン、そして阪神が大減速して、 セはいよいよ混沌としてきた。この6月はホントに大事だ。(2005,6,4)

・サブマリン渡辺投手とベテランの味下柳投手が互いに譲らぬ息の詰まる投手戦。 ともに防御率1点台の実力を遺憾なく発揮し、延長12回・1対1のドロー。見応え十分だった。
 対ソフトバンク、ロッテの6連戦は、1勝4敗1分。 この悔しさを、次につなげろ!(2005,6,5)

・セは上位3チームが揃って勝ち(正確には巨人以外の5チームが全部勝った) 新たな展開はなし。ここで脱落するわけにはいかない。
 阪神打撃陣のカギは、先頭の赤星にある。今日のような死球で出て盗塁というパターンは、 確実に点につながる。あとは、シーツ・金本・今岡の誰かが日替わりで活躍する今の形を守ること。
 気がかりなのは、投手陣。これから長いシーズンを考えると、藤川・久保田に負担を掛けすぎないことが大事だ。(2005,6,7)

・関西対決の第2ラウンド2試合めは、力でもぎ取ったような勝利。とにかく今岡のグランドスラムに尽きる。
 気になるのは、中継ぎエース・藤川に疲れが見えること。やはり先発陣が踏ん張って、完投できるようにならなくてはいけない。
 なんと今日の結果、ヤクルト、阪神、中日の3強がゲーム差なし。2ゲーム差で横浜。記録しておきたいような僅差だが、 いよいよ本格的な混戦模様へ突入か? 明日の試合がとても重要になってくる。オリックスも必死でぶつかってくるだろうしね。(2005,6,8)

セ・リーグ順位表 2005/6/8現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
ヤクルト5430240.556
阪 神5931253.5540.0
中 日5832260.5520.0
横 浜5427252.5192.0
広 島5623312.4267.0
巨 人5823314.4267.0

せっかくなので、この混戦模様を残しときましょうか。


・福原の完封で、オリックスに3連勝!  しかし今日は、味方野手のファインプレーや、相手野手のエラーに助けられた感もある。
 明日からは、現在連敗街道ばく進中の日ハムが相手。こんな時こそ、気を引き締めてかからないと、 痛い目に遭うぞ。今こそ踏ん張れ。(2005,6,9)

・兄貴!兄貴!!兄貴!!!
 今日はもう、金本兄貴に尽きる。ホントに最近は、ヒヤヒヤの試合が少なくないんだけれど、 必ずクリーンナップがなんとかしてくれる。この調子で、乗ってゆけ。(2005,6,10)

・先発投手が悪くても、中継ぎが締まらなくても、打って打って打ち返す。 我がチームながら、ホントに強いなあと思った。
 今日セで勝ったのは阪神だけ。交流戦ならではだが、中日がロッテと、ヤクルトがソフトバンクと当たっている間に、 日ハムから勝ちをもらうという巡りのよさにも恵まれている。実力半分、幸運半分と心得よ。(2005,6,11)

・今日は日ハムが連敗のうっぷんを晴らすような猛攻だった。まあ、こんな日もあっていい。 下柳で勝てなかったというのは痛いけれど。
 赤星のホームランが見られたということで、今日は良しとしましょう。(2005,6,12)

・二軍から帰ってきたエース井川が想像以上の奮起で勝利。監督の親心に応えるかのような気迫のピッチングだった。 あとはウイリアムス、藤川、久保田と、勝利の方程式。この継投策に、監督の決意も見えた。 井川で勝たなきゃだめだ。井川よ、お前がエースなんだ、と。(2005,6,14)

・あまり出番のない上坂が、町田が打った。関本が打った。鳥谷は1号本塁打。 今岡も本塁打。金本は2打席連続。今日は皆がヒーローだ。でも、6回2死満塁のタフな場面で、 見事おかわり君を三振に斬って取った藤川の踏ん張りがあってこそだった。
 やっと貯金が10。うまく回っている今の状態で、もっともっと貯金を殖やしてゆけ。(2005,6,15)

・赤星、関本を怪我で欠いた状態で、守備も打線もちぐはぐ。交流戦最後の西武戦は、勝てなくて当然だった。 またもや勝ちに恵まれなかった福原だが、簡単に本塁打を許す本人の責任も重い。
 さて、交流戦成績は21勝13敗2分と、一応良い結果に終わった。だが、内容を冷静に分析すると、行く先がとても不透明であることがわかる。 パの4チームに勝ち越しというが、負け越したのが2強のロッテとソフトバンク。さらに交流戦突入前のセリーグ公式戦の成績を見ると、 中日とヤクルトに負け越している。ということは、現在セリーグ首位にいるのはむしろ偶然で、実態は3位と考え、 これからの試合に相当の決意で臨まない限り、先は厳しいと思う。(2005,6,16)

・やはり中日は、簡単には勝たせてくれない。首位攻防初戦は4対3の辛勝。 自ら招いたピンチを、何とか乗り切ったクローザー久保田。苦しかったが、自信もついただろう。
 この3連戦、最低でも2勝1杯が至上命題。明日以降も真剣勝負が続く。(2005,6,21)

・いやあ、しんどい試合だった。守備にしても、攻撃にしても、いちばんソツがなくねちっこい野球をするのが中日だが、 阪神の勢いがそれに勝ったといっていい。
 延長12回の裏、一死で一塁に赤星。打席の鳥谷は本来なら盗塁を助けるのがセオリーなのに、それをせず、 思い切り振り抜いた打球はレフトスタンドへ。自身発のサヨナラ。そして一試合2本塁打。
 結果が良かったからいいではないかとの意見もあるかもしれないが、型破りな大物というだけでは、 将来の中軸は担えない。鳥谷敬の将来を思えばこそ、基本に忠実になれ、といいたい。(2005,6,22)

・ピッチャーが悪すぎた。先発の福原は散々だったが、リリーフ陣もボール先行の情けない投球。そして吉野でついにKO。
 まあ3連戦は予定どおりの2勝1敗だったから、今日の負けは別に痛くはない。先に2つ勝っておいたあとに福原でよかったというものだ。 これだけ敗因がはっきりしていれば、後遺症も残らない。気分を変えて次に臨もう。
 はっきり言って申し訳ないが、次の相手・巨人は、中日に比べれば相当気が楽。相手が苦手意識を持ってくれていることももちろんだが、 こっちの先発さえしっかりして巨人打線を抑え込めば、逆に巨人投手陣をこちらが打ち崩すのは簡単。
 ともあれ気を引き締めて行きましょう。(2005,6,23)

・阪神の拙攻を上回る巨人の拙攻のおかげで、最後に勝ちが転がってきた。 今岡の唐突なバントには驚いたが、その失敗を最後に払拭することができて、 本人もホッとしただろう。さあ、次も頑張れ。(2005,6,24)

・ちぐはぐな攻めながら、巨人も必死に食らいついてきた。今日の敗因は、やはり先発ブラウンだろう。 最終回、金本が出て今岡がなんとか返したことで、明日へと望みをつないだと思う。(2005,6,25)

・若手投手が好投し、打線はつながりを見せる。申し分のない展開で、巨人に快勝。2勝1敗は、まあ予定どおりなのだが。
 それにしても巨人打線は、ローズ、小久保、高橋、清原、阿部と、泣く子も黙る布陣なのに、 それでも勝てないのは、もう構造的な病理としか言いようがない。
 性格上、楽観的になれない私だが、今日初めて、わが阪神が確かに首位に立っていることを実感できた。 この調子で、貯金を殖やしてゆくことを、切に願う。大きな目標に向かって。(2005,6,26)

・終わってみれば14対4で広島に圧勝。相手先発黒田の不運や、救援陣のふがいなさを突いた阪神打線の猛攻に目が向きがちだが、 反省点もある。
 たまたま勝ちがついたものの、やはり井川は少なくとも6回まできちっと投げられるようでないと、エースなんて呼ばれる資格はないし、 とても先発を任せられない。一方、中継ぎ藤川は好調新井に打たれ、その後動揺はあったが、決して悪い内容ではなかった。 あそこは7回最後まで投げさせ、決着をつけさせるべきだったのに、中途半端に降ろしたベンチの判断は誤りではないのか (それとも何かあったのか?)。 その後の猛打爆発で隠れてしまったが、明日への反省点だと私は思う。(2005,6,28)

・先発投手がピリッとしなくても勝ててしまうのが、今のチーム状態。最近、井川、福原というのが明らかに鬼門だが、 大事に至らないのは、盤石の救援陣あればこそ。
 この2連戦、2連勝がいわば絶対条件だったから、予定どおりでホッとしている。それにしても、シーツ、金本の本塁打で試合が決するなんて、 広島ファンの心中は、察して余りある・・。(2005,6,29)

・今日の戦い方は、最初から負け試合。だから途中、逆転したのには驚いた。でも今日はやはり詰めが悪い。 結果的に1点差での敗北。まあ、毎日勝てるわけじゃないし、負けの内容として、悪いものではなかった。 明日また出直せばいい。今日は兄貴の一発が見れたので、それでヨシだ。(2005,7,1)

・連敗をしないこと。それが、今タイガースに求められる最低限のこと。その意味で、今日の試合は勝ちへの執念が感じられたのだが、 もっと楽に勝っておかなくてはいけないだろう。投手自ら打点を上げたのはいいが、そのあと相手投手に打たれてはいけない。
 さあ、もう一つ勝って、勝ち越しと行きましょうか。早いトコ勝率を6割に乗せないとね。(2005,7,2)

・惜しくも完投は逃したけれど、今日の安藤投手は安定感があった。最終回の本塁打は、完投へのプレッシャーだったのだろう。 それでも「勝てる先発投手」としての存在感を示すことができた。
 打撃陣も、好調を続けている鳥谷に加え、スペンサーや藤本の復調は大きい。(2005,7,3)

・ラミレスに一発は許したものの、今日の井川は上出来だった。ただ、勝ちにこだわり、後を藤川・久保田に任せた監督の采配は 正しかったと思う。不振の今岡に一発出たのも大きい。
 私がかねがね思ってきたのは、貯金15、2位とのゲーム差7以上になって、やっと一息つけるんだと。 ほぼそれに達したが、こんなに良い状況がずっと続くわけではない。もう一息つけるのは、今後もしぶとく勝ちを積み上げ、 貯金20、2位とのゲーム差10以上になった時だろう。(2005,7,5)

・今日の福原は良かった。1点差の緊迫した投手戦を制したのも良かった。その1点が主砲金本の一発というのも良かった。歯車がうまく回っている。
 ヤクルト戦連勝で早々勝ち越しが決まったわけだが、今週、この後の中日も含めて6試合を5割で戦えば十分なんだけど、 明日はまあ負けてもいいとして、中日戦も2勝1敗で行きましょうか。(2005,7,6)

・ヤクルトに3連勝しちゃいました。今日はホントに、なぜ勝てたのかわからないくらい。相手が自滅してくれたといってもいい。 2点を先制された後、矢野の逆転打、濱中の追加点など、気づけば完全にこっちのペースに。 最近はどのチームも、阪神の勢いに怖じけづいているようにすら見える。
 こうなると明日からの名古屋では、1勝すればいいくらいの感じだ。もし勝ち越すようなことになれば、 いよいよ「大きな二文字」が見えてくる。(2005,7,7)

・ひときわ安定感のあった先発下柳。今や球界を代表する中継ぎの藤川。そして、ウイリアムス、久保田。 今日も完璧な投手リレーだった。
 打撃のほうは、チャンスにつないで点が取れるものの、あともう一本のだめ押し打が出ないところは、大いに改善の余地がある。 それでも投手が相手に1点もやらないから、結果として勝ててしまう。こんなうまく行き過ぎの状況は、 何かをきっかけに崩れ始めることもある。だから今のうちにせっせと貯金すべし。
 中日との初戦を制し、今日で6連勝! 貯金は18。2位中日とのゲーム差は8。もうあと2つは負けてもいいくらいだけれど、この余裕がきっといい方向に作用するんだろうなあ。(2005,7,8)

・試合は中盤から膠着状態で、てっきり延長戦に入るものと思っていた。その矢先、9回裏、立浪に本塁打を打たれ、サヨナラ負け。
 打たれた江草を責めるのはよそう。フルカウントになり、どうしても四球を出したくない気持ちが、失投になった。 この失敗を、次につなげてくれればそれでいい。何より、いつもの救援陣が休めたことが、今日は一番良かった。
 ファンとしては、今日負けてくれてホッとしている。勝ち続ければ勝ち続けるほど、恐くなってくるからね。 どうせ大勢に影響はないし、なんなら明日も負けてくれていいよ。(2005,7,9)

・今日のヒーローは先発安藤だが、ウイリアムス、藤川、久保田のリレーももちろん冴えていた。 けれど今日、光っていたのは、相手投手の意表をついて3盗した金本と、2死走者無しから1塁にヘッドスライディングした今岡など、 チームを引っ張るリーダーたちの必死のプレーだった。あれで皆が燃えないわけはない。
 なんと9カード連続で勝ち越し。チーム史上初らしい。オールスター前までに貯金20以上、2位と10ゲーム差以上というのも、 現実的になってきた。(2005,7,10)

・今日も先発井川は悪かった。それでもなんとか6回まで投げた。7回表、井川の打順で送られた代打片岡が見事逆転打。 その裏、中継ぎエース藤川が打たれ、中途半端なところで降ろされた監督采配には大きな疑問を感じたが (あの場合、最後まで責任を持って火消しをさせるべき)、その後ウイリアムスの好投。
 何もかもが良い方へ転がっている。これが今のチームの勢いか。結果的に井川に勝ち星がつき、対ヤクルト4連勝。(2005,7,12)

・息の詰まる投手戦。福原も良く投げたが、ヤクルト川島投手にはあまり隙がなく、1点も取らせてもらえなかった。
 福原の後、江草もよく締めたし、今日悪かったところと言えば、数少ないチャンスであと1本が出なかったこと。 特に桧山の低迷ぶりはちょっと深刻だ。復調を待ちたい。
 ともあれ、こういう完敗は後に残らない。甲子園に戻って仕切り直しだ。(2005,7,13)

・阪神打線が爆発というよりも、広島の投手が揃いも揃ってあれだけ四球を出してくれると、労せずして点が入る。押し出しだけで4点ももらいました。 あれじゃあ守ってる野手もイヤになるよね。広島のチーム事情もさることながら、それだけ阪神打線が相手にとって驚異だということはできる。
 今岡が本塁打と2塁打で打点を伸ばしたのも良かったけれど、桧山が3安打3打点だったのはうれしい。
 しかし今日は、相手の自滅でもらった大量点。明日以降、気を引き締めて臨むべし。(2005,7,15)

・今日もいわば横綱相撲で快勝。昨日に引き続き、広島の自滅という感じが強かった。
 ついに貯金20(87試合52勝32敗)となったが、ちまたで言われる「独走」というのにはまだ早い。2位とは7.5差だが、 試合数が中日のほうが4つ少ないので(83試合44勝39敗)、実質的には5.5差と考えておいたほうがよい。 これで12カード連続負け越しなし(引き分け以上)だが、Bクラスチームに勝ち越しても、 当たり前と考えておくべきだ。(2005,7,16)

・今日は安藤の好投を讃えよう。10回完投して、たった1球、東出に打たれた一発が決勝打となり敗戦。 打線が援護できなかった。ただそれだけのこと。相手ピッチャーも実に素晴らしかったのだ。
 これで気落ちすることなく、むしろこれを糧として、安藤投手には次も頑張って欲しい。(2005,7,17)

・昨日、最高のピッチングで報われなかったのが阪神安藤だが、今日は横浜門倉の踏ん張りが実を結ばなかった。 少しのほころびをすかさず突いた阪神打線の勝ち。
 見ていて惚れ惚れするのは藤川の投球。しかし、ウイリアムスは今日も危なっかしかった。 久保田の堅い締めでなんとか完封リレーが完成。
 これで貯金を20に戻した。このカードも2勝1敗で乗り切れば、貯金20のまま前半戦を終えられる。 3タテすれば22だが、まあそこまでは望まない。勝ち越しペースを守りさえすれば、 2位以下が破竹の18連勝とかしてこない限りは追いつかれないからね。(2005,7,18)

・エース同士(井川vs三浦)の意地の投げ合い。片や暴投、片や押し出しと、いわばお互いミスから与えた1点だったが、 それ以外は最後まで守りきり、1対1の引き分け。 今日は、なんと言っても横浜クルーンの161kmが話題だが、まあそれは横に置くとして、 両チームとも、本当に負けなくて良かったと思える一戦だった。
 さあ、タイガースとしては、明日ぜひ勝って、2勝1分としたい。もちろん2位中日の6連勝は気にならないわけではないが、 まあ、ウチが負けなければいいことだからね。(2005,7,19)

・大局的に見れば、13カード連続負け越しなしを維持しているわけで、大きな不安はない。 だが、今日の敗戦は、次の3つの点で問題を提起した。
 (1)前半戦を勝ち星ターンで飾れなかった。このことの心理的ダメージは小さくない。
 (2)湿りがちの打線が上向くきっかけを示せなかった。
 (3)2位中日に、少なからぬ望みを与えてしまった。
 さて、後半戦を、どう戦いますか。(2005,7,20)

セ・リーグ順位表 2005/7/20 前半戦終了時点
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神9153344.609
中 日8748390.5525.0
横 浜8441403.5069.0
ヤクルト8440440.47611.5
巨 人8939464.45913.0
広 島8733522.38819.0

・後半戦の幕開けは、ずっと主導権を握ったままの完璧な試合だった。シーツの3発は圧巻だったが、 チームの勢いが勝ち取った勝利だといえる。井川で勝てたことも大きいし、藤川、久保田が今日も申し分ない投球を披露した。 桧山の復活を告げるHRもうれしかった。
 さあ、この調子で、ガンガン行きましょう。(2005,7,26)

・また出てしまった「福原が投げると打てない病」。打線がつながらなければ、勝てるはずもない。
 もちろん、毎試合毎試合勝てるわけではないから、すぐに気分を切り替えることが肝心。それにしても、 相手投手が左だからといって、自動的に6番をスペンサーにするのは、どうだろう。せっかく桧山が昨日のHRで乗っているし、 元々左投手を苦にしないほうなのだから、スタメンで使って欲しかった。(2005,7,27)。

・敵地での対巨人第3戦。2回表の9得点は、相手投手が悪すぎたから。でも、そこに容赦なくパンチを浴びせ続けた阪神打線の圧勝。 各自が立場を理解し、つなぐ野球に徹する素晴らしいチームプレー。
 最近低迷していた金本、今岡の本塁打はうれしかった。なんと、14カード連続で負け越しなし。 そしてそして何よりも、安藤投手初完投勝利おめでとう!!(2005,7,28)

・今日は見事な下柳劇場。安定感のあるピッチングは、ベテランならでは。最近好調のシーツが最後にしめてくれたのも、 大きい。
 3連戦の初戦をとるという定石をまた押さえた。いいぞ。(2005,7,29)

・相手館山投手が完璧だった、では済まされない。0-13という結果が問題だというのでもない。 最近、攻撃がちぐはぐだったり、ここ一番で決められないことが多いのに、 相手のミスなどで何となく勝ててしまったことが少なくない。
 大勝、大敗の繰り返しでは、明日が見えてこない。負けない野球ができるように、体勢を立て直す必要がありそうだ。(2005,7,30)

・藤川投手が打たれて負けたのなら、仕方がない。たった1球の失投。それ以外は問題がなかった。 たとえ藤川球児といえども、神様ではないのだ。
 今のチームがあるのは紛れもなく、彼のおかげ。ファンとしては、今日はむしろ晴れやかな気持ちですらある。 なぜなら僕らは、絶対に彼を信じているから。投手である以上、こういう日だってある。
 反面、打線に関しては、いくら最近どのチームも最高のピッチャーをぶつけてくるからといっても、 攻略の緒すらつかめないようでは、ダメだ。厳しく見つめてゆきたい。(2005,7,31)

・井川投手のお粗末な出来を考えると、3失点で抑えられたのはむしろ幸運。後続投手もよく踏ん張ったと言える。
 その間に点を奪わなければいけないのに、ほんとにあと1本が出ない打線は深刻。結果的に3連敗を喫してしまった。 今がどん底だと思って、これからの奮起を期待したい。まだ、余裕はある。(2005,8,2)

・ランナーが出ても、なかなか返せない。安打が続かない。これは相当に重症だ。 福原投手が投げると点が取れないというのも、悲しいけれどパターン化している。
 今日は、最終回に日本最速男クルーンが出てきて、金本兄貴と力の勝負が展開された。あの華やかなショーが見られただけで ヨシとしよう。しかも兄貴はヒットを打ってくれたし。(2005,8,3)

・まだまだ投打がしっくりこない。早い回から試合を決めに行けない。そんなどん底をはいつくばりながら、 今日は、やっと8回に決める人が決めてくれた。不振を極めながら、それでも打点トップを独走する今岡のグランドスラムは、 夜明けを告げる一打。
 これで調子を取り戻せないようなら、先行きは暗い。さあ、再出発だ。(2005,8,4)

・相手が変われば戦い方も変わる。今日の大勝だけを見て、トンネルを抜け出したなどと考えてはならない。
 確かに打線は元気を取り戻しつつある。赤星、鳥谷の1−2番コンビも今日は機能した。しかし、 トータル13得点は、何より相手投手が悪すぎたことと、古巣にめっぽう強いシーツの貢献があってこそ。 早く勝率を6割以上に戻し、今後も気を緩めずに戦ってほしい。(2005,8,6)

・先制したところまではよかったが、その後は完全に広島ペース。守り勝たれて、今日は完敗。
 昨日のように大勝したかと思えば、今日のようにペースをこちらに引き寄せられないまま完敗という デコボコな流れではダメだ。ノッてるときだけガンガン勝ちにいくという姿は、見ていて楽しいが、 それは本当の強者の戦い方ではない。ここ数日の戦い方だけを見てると、ウチは首位どころか、3位だ。(2005,8,7)

・今日の結果が今後にどうということはない。ただ、少し言わせてもらう。
 選手の皆は、何か勘違いしてるんじゃないか?ウチは追われてるんじゃなくて、 昨年Bクラスの「追う立場」なんだぞ。それを、まるでチャンピオンであるかのように、 相手の猛攻に浮き足立って、皆であんな無様な姿を晒すとは。
 これがいい薬になったんじゃないか。どうせなら連敗して、もっと屈辱感を味わった方がいい!(2005,8,9)

・「今日はウチらしい試合ができた」と岡田監督。確かに結果だけを見ればそうだろう。 一番打たなきゃいけない人から初回に快音が聞かれた。勝ちに恵まれない右のエースがよく踏ん張った。 その女房役が打ち、追加点を取った。リリーフ陣がなんとか抑えきった。
 だが、これで前日の浮ついた状態から脱却したわけではない。元に戻ったなどと、いい気になってはダメ。
 この時期の勝敗自体には大きな意味はない。もし、少しでも守る気持ちが生じるのなら、むしろ勝つことは明日への弊害ですらある。 唯一必要なのは、チャレンジング・スピリットを持ち続けること。それだけだ。(2005,8,10)

・昨日も書いたが、この段階での勝ち星1つにさほどの意味はない。緊張感を持続しなくてはいけない。
 遅まきながら夏男・金本のエンジンがようやくかかり始めた。フルスイングの特大ホームランが、それを物語る。 チームに与える影響力ももちろん大きい。
 さらに今日のポイントは、ずっと調子の悪かった今岡が、内角高めボール球を見事にたたいた逆転タイムリー。 技術ももちろんだが、気迫が形になった。
 主軸が必死のテンションを保ち続けること。その積み重ねだ。(2005,8,11)

・今日は鳥谷と金本の本塁打でしか点が取れなかった。一方、相手巨人も最後は二岡の一発で決めた。 両者必死にぶつかった結果だが、自分たちらしい野球のできなかった阪神の負け。
 守護神久保田が打たれて負けたのは気分の良いものではないが、もうそんなことでくよくよしている段階ではない。 明日も必死にぶつかればよい。(2005,8,12)

・なんとめずらしいことに、2夜連続延長サヨナラ負け。相手が巨人というのもめずらしい。
今日も後一本が出ずに泣いたわけだが、不思議と喪失感はない。巨人に負け越しても、 負け越した感じがしない。
 これで調子を崩すということも、ないだろう。(2005,8,13)

・両軍ともすばらしい守備のオンパレードで、引き締まった試合。だから、 4点も差がついたようには、とても見えなかった。
 巨人に3連敗することなどないと思っていたから、今日の勝ちは順当。 調子のあまりよくない今岡も打ったし、最後は好調シーツの本塁打。 JFKで負け越しても、傷はそう深くはない。(2005,8,14)

・今日もまた延長戦。東京ドームで2夜連続延長サヨナラ負けを食らったので、 延長試合というと良いイメージはないのだが。
 今日は両先発の好投による投手戦。井川も今日は良く投げた。JFKを注ぎ込んで、 引き分けに終わってしまったことが、明日へどう影響するかが心配。(2005,8,16)

・久しぶりの零封勝ち。先発福原が素晴らしかっただけでなく、お決まりの必勝リレーも効いた。
 ただ、今の段階で既にJFKの3人がフル出場(今日で7連投)という事態は、決して好ましいことではない。 しかし、もうこれから先は、連投で疲れているとか言っていられない状況になる。 少しでも彼らを休ませるためには、先発が完投することと、打線が大量点を奪って試合をリードすること。
 今日の収穫は、浅井捕手が見事、矢野不在の穴を埋めたことだ。(2005,8,17)

・今岡の技あり先制タイムリー、浅井の果敢な一打、代打片岡の一発・・。今日は、打撃陣に執念が感じられた。 だが、相手も意地で食い下がってくる。ウイリアムスが犠飛を打たれ、同点とされたものの、 頑張る浅井に休養をもらった矢野が、最後は決めてくれた。
 これぞ総力で勝ち取った勝利。これで貯金を20に戻した。対横浜2勝1分の良い流れのまま、この後のヤクルト、広島戦も踏ん張って、 ロードを締めて欲しい。(2005,8,18)

・神宮での対ヤクルト初戦は2対12で完敗。先発下柳は1回1/3で7失点。 ヤクルト16安打12点に対し、阪神は8安打でたった2点。ほとんど良いところのない試合の中で、今岡の一発だけはうれしかった。 こういう形であっても、とにかくJFKが休めたのもよかった。
 今年は時々こういう試合があるが、休養と思ってまた明日から仕切り直せばよい。(2005,8,19)

・苦手神宮での第2戦。序盤はやはり昨日を引きずる硬さが見られた。 しかし、先発杉山が3回裏に招いた無死満塁のピンチを無失点で乗り切ったところから流れは変わる。 桧山の同点弾。金本の試合を決めるグランドスラム。ダメを押す矢野のソロ。最後に今岡のタイムリー。結果は9対3で快勝。
 明日が大切だ。いかに打線のつながりを維持し、試合の流れをこちらに引き寄せるかだ。(2005,8,20)

・対ヤクルト第3戦は、3対1と緊迫した好ゲーム。先発安藤の出来が良く、ヤクルト打線を抑えきった。 J(ウイリアムス)が1点を許したものの、F(藤川)、K(久保田)が完璧に締めた。
 先発出場6番濱中は、今日は見せ場はなかった。なぜあえて使うのか?の疑問もあったが、 そのせいか代打出場のスペンサーが燃えて、決勝ツーランを放ってくれた。とても良い具合に回ったゲームだった。(2005,8,21)

・対広島第1戦は、7対1のワンサイドゲーム。今シーズンこれまでを考えれば、今日の井川投手の出来はとても良かったと言えるだろう。
 打撃のほうは、ラッキーなヒットあり、相手のエラーありで、それほど猛攻をしたという印象がない。なんとなく勝ってしまった。 それがチーム力の違いだと言ってしまえばそれまでだが、安心してはいけない。 もったいない残塁が少なくなかった点は、大いに反省すべきである。
 これで11年ぶりの長期ロード勝ち越しが決まってしまった。逆に、先が恐くなってきた。これからも、絶対に連敗だけはしない必死の戦いを! (2005,8,23)

・今日はまったく良いところがなかった(今岡のHRを除いて)。先発福原は崩れ、打線は2安打と低迷。広島・大島投手にやられてしまった。 まあ、次はこんなことにはならないだろうけどね。
 こういう負けは後を引かないし、「明日は是が非でも」なんて、意気込む必要もない。 明日は明日でできることをやればよい。(2005,8,24)

・長期ロードは10勝9敗1分の勝ち越しで終了。ロードが始まった時には、5割いけば十分と言われていたから、 目標は達成した。それにしても、最後に2連敗して帳尻を合わせることもないのに・・。しかも相手は広島。
 今岡の満塁HRは、まさに意地の一発。ピッチャーがまともであれば、十分勝てた試合だった。 先発下柳は、2試合続けて散々な結果。疲れか?プレッシャーか?
 いよいよ甲子園に帰る。気持ちを切り替えよう。(2005,8,25)

・長期遠征から帰り、おつかれモード? 打線が沈黙した一日だった。
 まあ、今日は巨人・工藤投手の好投を讃えよう。プロ野球ファンとして、尊敬のまなざしを向けざるを得ない。
 わがタイガースには、これから9月にかけて、もっともっとタフな場面が幾度となくやってくるだろう。今はそのための良い休養 (でも明日は甲子園に応援に行くから、勝ってくれるとうれしいな)。(2005,8,26)

・打つべき人が打つべき所でちゃんと打つ。ピッチャーも期待に応えて抑えきる。 久々気持ちの良い試合だった。
 金本の2本のHRはもちろん最高にうれしいが、 ここ数試合どん底だったシーツにも1本出たのは、ほんとうに良かった。
 これから1戦1戦が重みを増してくる。毎日の結果に一喜一憂せず、 地に足のついたゲームをお願いしたい。 (2005,8,27)

・主砲金本の力強さが増してきた。ここで1本欲しいという時に、きっちり決めてくれる。 これぞ4番の仕事。桧山のチームプレーに徹した送りバントにもしびれた。全員がその時々の自分の役割を ちゃんと自覚し、見事に実行している。
 ひとつ苦言を呈するとすれば、いかに経験がそれほど豊かでない杉山といえども、 いまや先発ローテーションの一翼を担う存在なのだから、先制点をやってはダメだ。 打線に期待せず、自分が全部抑えるという気概を若手投手にも持って欲しい。(2005,8,28)

・対中日戦の初戦。井川と川上の投げ合いで投手戦になるというのが大方の予想だったみたいだが、 私はそうは思っていなかった。私だけでなく、多くの阪神ファンは、井川では絶対に勝てないと最初からわかっていたはずだ。
 だから今日は、打線がよく奮起したと思う。ただ、つなぐ野球をやらせたら、元々中日のほうが一枚上手。 その上、大きいのを打たれたとあっては、勝ち目などない。よくあそこまで接戦に持ち込んだと思う。
 残り試合数を考えれば、今はまだゲーム差うんぬんで慌てる時期ではない。これからも全力で戦うのみだ。(2005,8,31)

・対中日第2戦。結果だけ見れば8対1の大勝だが、気の抜けない試合だっただけに、ワンサイドゲームという実感がなかった。
 1本目2ラン、2本目3ラン、次打席もあと数十センチで柵越えの3塁打と大活躍の今岡は、確かに今日のヒーローだが、 陰のヒーローは下柳だろう。最近のふがいなさを払拭し、今日はよく踏ん張った。
 決して小さくない勝利だが、たった1勝にすぎない。これからますますタフな試合が続くだろう。 一喜一憂する時期ではない。
 気になったのは、福原の使い方と引っ込め方。モチベーションを削ぐような使い方は×だ。これからは、皆が気持ちを持続し、 怪我をしないこと。それに尽きる。(2005,9,1)

・対横浜2連戦の初戦。安打数も少なく、相手に押されっぱなしの試合ではあったが、 相手のミスなどで効率的に点を重ね、もっと楽に勝てるはずの試合だった。盤石のJ・Fのあと、 久保田が9回裏にまさかの連打を浴び、 あと1打でサヨナラ負けという薄氷を踏むような終盤。もしこれを落としていたら、 たぶん尾を引く痛手になっていたに違いない。安藤でまた勝てたことも大きい。
 これで緊張の糸が切れて、明日ボロボロなんてことがないように、気を引き締めてかかれ。(2005,9,3)

・対横浜第2戦は、また接戦。今年横浜とは既に引き分けが3つもある。お互いに相手投手を攻めあぐねることが多いからだが、 今日もそんな展開で延長戦へ。
 10回表、四球や相手のミスもからみ転がってきたチャンスを、藤本が見事に捉えて決勝点。 逆らわずに、素直に打ち返した好打だった。
 緊張感を保つためにはよい2連戦だった。連勝してノッてゆけるとか、そういうことではない。 勝っても負けても必死さを持続することが大切なのだ。(2005,9,4)

・なぜ岡田監督は井川を使い続けるのだろう。我々ファンは、とっくに見限っているというのに。 今日も「先発井川」と聞いた瞬間、負けたと思い、最初から真剣に応援する気にもならなかった。
 確かに、使い続けて花開いた鳥谷の例はある。しかし、井川は既に「育てる」ような年齢ではない。 悠長なことをしている暇などないのだから、さっさと先発ローテーションから外すべきだ。まあ、使ったのが今日だった というのがせめてもの救い。後になるほど、厳しい試合になってくるから。
 この2連戦、1勝1敗で御の字とはいえ、明日負けたらちょっと切迫してくる。 必死さと粘りの感じられない選手を使うような余裕はない。(2005,9,6)

・野球ファンをやっていて本当によかったと思える試合。優勝を争うチームが総力でぶつかり合うと、 こんなにエキサイティングなゲームになる。何度か審判のジャッジに問題があったが、それも試合の緊迫感から生まれたものと言えるだろう。
 下柳が好投しつつも、藤川が打たれ同点となり、その後勝ち越したときは、これで楽勝かと思った。しかし、相手は中日。ちょっとの隙も逃さない。 久保田も、自分の蒔いた種とはいえ、よく9回裏を同点に抑えた。そして11回、中村豊の決勝弾。 勝ってよかったという安っぽい言葉よりも、伏兵に甘んじていた中村選手本人が一番感動しているであろう その気持ちを思うと、心が震える。おめでとう!中村豊。(2005,9,7)

・最後はベテランの力が必要だ。勝ち越しHRとダメ押し3塁打だけじゃない。金本兄貴がすごいのは、 全力疾走で内野ゴロを安打にし、守備でも果敢に足を活かしてヒット性の当たりを好捕。この必死さが、 チーム全体に伝わらないわけはない。ヒーローインタビューでも表情を緩めることなく、 まだまだ本当の戦いの半ばであると、態度で示した。
 残り20試合を切り、いよいよまったく息の抜けない総力戦になる。目標は、11勝8敗だ。 もちろん毎試合勝つつもりで臨むのは、当然のことなのだが。(2005,9,9)

・対広島第2戦は、先発安藤が10勝目。橋本、江草、桟原の中継ぎ「裏3本柱」もきっちり締めた。どんな展開でも絶対に気を抜かない姿勢が貫けた。
 打のほうは、先発全員打点と大暴れ。21得点は球団新記録らしいが、そのうち10点くらいは相手から献上された点だろう。 相手ながら、エラー続出の失態は、見ていられなかった。
 勝率1位マジック15が点灯。ますます心理的にも、体力的にも厳しくなってくる。まだまだ崖っぷちにいる緊迫感を持って、 明日ももちろん勝ちに行こう。今日、頭部に死球を受けた矢野が心配だが、無事を祈るしかない。 (2005,9,10)

・杉山がプロ初完投、初完封。昨日頭部に死球を受けた矢野が元気に出場し、杉山を好リードしたことが大きいだろう。 打では今岡が見事なバースデー・アーチ。昨日音無しだったけれど、今日は元気さが光った。
 広島戦3連勝。うち2試合大勝は、出来すぎ。今一番恐いのは、「これがチームの勢い」なんて慢心すること。 そういう意味では、ますます危ういところに追い込まれているのだ。これから大事なのは、 今日のように先発がきちっと投げて、打線は長打よりもつながりを意識した野球に徹すること。 そうやって一歩一歩進んでゆくこと。(2005,9,11)

・我が阪神と同じく巨人もここまで4連勝で波に乗ってる。ところが今日のウチの先発は井川。ということは、 もう完全に負けを予想していた。
 なのに、終わってみれば16対1と、3試合連続の2ケタ得点で圧勝。 井川は相変わらず制球が定まらず、ほぼ毎回走者を出す始末。にもかかわらず1失点は、十分すぎる打線の援護の結果、 落ち着いて投げられたからだろう。
 これで5連勝だが、シーズン終盤できっと連敗がくる。その時のために、今は1つでも多く勝っておきたい。 私の設定している勝数ノルマは84。つまり残16試合を8勝8敗でいいのだが、後に備え、 とにかく今は勝ち星先行で行きたい。大勝が続いているからといって、絶対に気は抜けない。(2005,9,13)

セ・リーグ順位表 2005/9/13現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13076495.608
中 日12670551.5606.0
ヤクルト12462620.50013.5
横 浜12354636.46218.0
巨 人13057694.45219.5
広 島12751733.41124.5

・9月14日。ついに、阪神に優勝マジック点灯。

セ・リーグ順位表 2005/9/14現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13076495.608M13
中 日12770561.5566.5
ヤクルト12563620.50413.0
横 浜12455636.46617.5
巨 人13057694.45219.5
広 島12851743.40825.0

・今こそ緊張の糸を緩めるな。
 止まらない阪神。まったく穴がみつからない。と、解説者も、スポーツ番組も、新聞もそう言う。 だが、続けて大勝した相手は、5位、6位チームであることを忘れてはならない。こんな調子が続くはずがない。
 長崎〜東京と対巨人変則2連戦の第2戦も出来すぎの7対1。今日は下柳が持ち味を生かし好投。今岡の満塁弾。 矢野の1000本安打達成ソロHR。いいことずくめ。
 勢いとかでなく、一戦必勝で次のヤクルトも行け。(2005,9,15)

セ・リーグ順位表 2005/9/15現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13177495.611M11
中 日12870571.5517.5
ヤクルト12664620.50813.0
横 浜12556636.47117.5
巨 人13157704.44920.5
広 島12951753.40526.0

・私が予告したとおり、相手が変われば戦い方も変わる。 今日は、ヤクルト・ゴンザレス投手が素晴らしかった。 それでもようやく8回裏に攻略できたのが収穫だった。 そのあと9回表に江草がダメ押し点を献上したのは余計だったけれど。
 初回に赤星が出塁したものの鳥谷が併殺に倒れた時点で「今日は負けだな」と思った。 まあ、小休止ということで、明日は頑張りましょう。(2005,9,17)

セ・リーグ順位表 2005/9/17現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13277505.606M10
中 日12970581.5477.5
ヤクルト12765620.51212.0
横 浜12758636.47916.0
巨 人13357724.44221.0
広 島13052753.40925.0

・対ヤクルト第2戦は、昨日と打って変わって11対5の快勝。 打線が沈黙した次の日には猛打で大量点ということが、今シーズンは本当に多い。今日も打つべき人がしっかり打ち、 その援護のおかげで、緊急先発の能見も予想以上の好投。まさにチーム一丸となった勝利。
 これからまだ連敗の危機に直面することもあるかもしれない。とにかく、どんなことがあっても、 力を出し切り自分たちらしい試合を積み重ねること。今はそれしかないだろう。(2005,9,18)

セ・リーグ順位表 2005/9/18現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13378505.609M8
中 日13070591.5438.5
ヤクルト12865630.50813.0
横 浜12859636.48416.0
巨 人13457734.43822.0
広 島13153753.41425.0

・最後の中日3連戦、初戦は2対12の大敗。今日は、中日が最近のうっぷんを晴らすような大暴れ。 こういう負けは、スカッとしていい。
 今日の最大原因は、前回好投した杉山が、真価の問われる場面で自分のスタイルを確立できずに舞い上がってしまったこと。 彼にとってはよい勉強になっただろう。次に期待したい。
 明日の先発が井川ならば、たぶんまた勝てないだろう。まあ、この3連戦は1つ勝てば御の字だし、 3連敗してもまだ余裕はある。もちろん一戦必勝で臨むべきなのは言うまでもないが。(2005,9,19)

セ・リーグ順位表 2005/9/19現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13478515.605M8
中 日13171591.5467.5
ヤクルト12965640.50413.0
横 浜12960636.48815.0
巨 人13558734.44321.0
広 島13253763.41125.0

・予想どおり井川の先発で、予想どおりの負け(2対5)。あれだけ球が荒れていると、守っている野手もペースを乱されるだろう。 「エースなのだからしっかりしろ」とか、「次に期待」と解説者なども言うが、私はとっくの昔から期待などしていない。 もう投げなくてよい。
 とはいえ、この段階で投げたことがせめてもの救い。今日の負けは大勢に影響ない。 むしろ少し心配なのは、一発を浴びてしまった藤川だ。こんなことに動じずに、次からもぜひ堂々の投球を続けて欲しい。(2005,9,20)

セ・リーグ順位表 2005/9/20現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13578525.600M8
中 日13272591.5506.5
ヤクルト13065650.50013.0
横 浜13061636.49214.0
巨 人13659734.44720.0
広 島13353773.40825.0

・対中日最終戦は、4対0で完勝。予定どおりの3戦1勝だ。
 下柳の危なげない零封といい、金本の狙って打った先制アーチといい、桧山の渋いタイムリーといい、 シーズンが押し迫るほど、ベテランの底力がとても重要になる。
 結局中日とは11勝11敗の五分。力の拮抗したチームが3試合すると、それこそ3様の展開を見せる。実に有意義な3連戦だった。 そして、マジックは6となった。残りも気を緩めず行こう。(2005,9,21)

セ・リーグ順位表 2005/9/21現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13679525.603M6
中 日13372601.5457.5
ヤクルト13165660.49614.0
横 浜13161646.48815.0
巨 人13760734.45120.0
広 島13454773.41225.0

・対広島初戦は8対6で結果的に辛勝。序盤で6対0としたものの先発福原がだらだらと点を許し6対5。その後、藤川も打たれ同点に。 そんな重苦しい流れの中、9回表桧山の決勝タイムリーに救われる。もっと楽に勝たなくてはいけない試合だった。
 福原にしても、井川にしても、日本シリーズで投げてもらわなきゃ困るのだから、 せっかく先制点をたたき出したバックのやる気を削ぐような醜態だけは見せないで欲しい。 自分たちがチームにとってなくてはならない存在なのだと自覚して、最後に奮起して欲しい。(2005,9,23)

セ・リーグ順位表 2005/9/23現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13780525.606M5
中 日13473601.5497.5
ヤクルト13265670.492415.0
横 浜13262646.492015.0
巨 人13860744.44821.0
広 島13554783.40926.0

・対広島第2戦は、6対3で快勝。矢野の同点弾のあと、なんと藤本も今季第1号。好調の桧山もタイムリー。 クリーンアップが打たなくても下位からでも得点できる。これが阪神の野球だ。
 先発能見の好投も忘れてはいけない。短期決戦での先発は無理にしても、ロングリリーフ要員として、 重要な戦力になるだろう。(2005,9,24)

セ・リーグ順位表 2005/9/24現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13881525.609M4
中 日13574601.5527.5
ヤクルト13265670.492415.5
横 浜13262646.492015.5
巨 人13960754.44422.0
広 島13654793.40627.0

・この期に及んで(と敢えて書かせてもらうが)、こんな劇的な勝ち方をするとは。
 対広島最終の3連戦は、今季の勝負強さを象徴するような今岡の9回2死からの逆転HRで、3連勝を達成。 藤川のリリーフ失敗で、敗色濃厚だったのに、なんと素晴らしい結末だろう。
 これでチームは4連勝。マジックは3。予定どおり甲子園での胴上げが見えてきた。(2005,9,25)

セ・リーグ順位表 2005/9/25現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13982525.612M3
中 日13675601.5567.5
横 浜13363646.49615.5
ヤクルト13365680.48916.5
巨 人14060764.44123.0
広 島13754803.40328.0

セ・リーグ順位表 2005/9/27現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13982525.612M3
中 日13776601.5597.0
横 浜13463656.49216.0
ヤクルト13365680.48916.5
巨 人14060764.44123.0
広 島13754803.40328.0

・ついに優勝マジック1。初回から6点を奪う猛攻は、チームの勢いをそのまま表している。2年前の最後のもたつきが嘘のように、 今年は最後にきて本当に強い。
 一方、6点をもらったにもかかわらず、また井川が締まらない。5回までに4失点を喫し、日本シリーズへ大きな課題を残した。 しかし、JFKが嫌なムードを払拭。最後に久保田が一発を打たれても、ほとんど心配はなかった。
 さあ、明日は甲子園で胴上げだ!!(2005,9,28)

セ・リーグ順位表 2005/9/28現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神14083525.615M1
中 日13876611.5558.0
横 浜13564656.49616.0
ヤクルト13465690.48517.5
巨 人14160774.43824.0
広 島13855803.40728.0

・祝!阪神タイガース優勝!!
 本拠地甲子園で、宿敵巨人(今や宿敵という言葉も虚しいが)を倒し、藤川投手がシーズン最多登板のプロ野球新記録を達成し、 岡田監督の亡父の誕生日に、優勝を決めた。これ以上の喜びはないだろう。
 約束どおり最後はJFK。今シーズンを象徴する好ゲーム。私が以前から予言していたとおり、84勝目での優勝。 さあ、最後の大きな目標に向かって、ダッシュだ。(2005,9,29)

セ・リーグ順位表 2005/9/29現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神14184525.618優勝
中 日13977611.5588.0
横 浜13664666.49217.0
ヤクルト13565691.48518.0
巨 人14260784.43525.0
広 島13955804.40728.5

・いやしかしビールかけの翌日なのに、しかも午前中から新幹線で移動だったのに、よく頑張った。 浜ちゃんもよく打った。今日の負けは、まあ予定どおりだろう。大切なのは、日本シリーズまでの体調管理と、 モチベーションを更に高めること。
 虎戦士のタイトルも気にはなるが、ヤクルト青木選手の200本安打に期待したい。赤星選手の好敵手として、 セ・リーグを大いに沸かせて欲しい。(2005,9,30)

セ・リーグ順位表 2005/9/30現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神14284535.613優勝
中 日14078611.5617.0
横 浜13664666.49216.5
ヤクルト13666691.48917.0
巨 人14260784.43524.5
広 島14055814.40428.5

・優勝が決まっても、手を抜かない。赤星の果敢な走り。金本の気迫の一発。 あと3試合。それそれが個人タイトルを狙って、ラストスパートだ。もちろんその先にある大きな目標と、 来季の更なる活躍のために。(2005,10,1)

セ・リーグ順位表 2005/10/1現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神14385535.616優勝
中 日14179611.5647.0
横 浜13765666.49616.5
ヤクルト13766701.48518.0
巨 人14360794.43225.5
広 島14155824.40129.5

・鳥谷が本塁打。今岡も打点王獲得を盤石なものにする本塁打。結果は7対0でヤクルトに快勝。 今のタイガースナインは、「消化試合」などとは思っていない。
 藤川球児も新記録を更新し、ついに登板試合数が80に。神様・仏様・球児様だ。 この勢いがあれば、「2年前の忘れ物」を取りに行ける。(2005,10,2)

セ・リーグ順位表 2005/10/2現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神14486535.619優勝
中 日14279621.5608.0
横 浜13865676.49217.5
ヤクルト13866711.48219.0
巨 人14461794.43625.5
広 島14256824.40629.5

・兄貴の40号HR。今日はこれに尽きる。もちろん残り1試合で広島・新井選手の43本に追いつくのは無論不可能だが、 大台に乗せたのは大きい。赤星も気がつけばヤクルト青木選手に肉薄する189安打。たとえタイトルは取れなくとも、 各選手が地道にこんな活躍を続けてきたところに、今年の勝因はあるのだ。(2005,10,4)

セ・リーグ順位表 2005/10/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神14586545.614優勝
中 日14379631.5568.0
横 浜13966676.49616.5
ヤクルト13967711.48618.0
巨 人14562794.44024.5
広 島14356834.40329.5

・今季最終戦。最後の最後で本当に素晴らしい試合を見せてくれた。 今岡の球団新記録となる147打点達成。そして鳥谷は2発。横浜に先制された後の同点弾と、最後に大きな仕事のサヨナラ弾。 下柳はなんと37歳にして10イニング完投で、ハーラー単独トップに立つ15勝目。
 今シーズンの鳥谷の成長は、何より信じて使い続けた岡田監督にとって、本当にうれしいだろう。 その期待に応えた鳥谷の頑張りも見事。私はここで、折に触れ鳥谷に関して厳しいことを書いてきたが、 監督の辛抱強さと確かな眼力には頭が下がる。
 そのヒーロー鳥谷がホームに帰ってきたとき、完投の下柳は、ひと回り以上若い殊勲の後輩に対して、 頭を下げて迎え入れた。このチーム思いで飾らない性格こそが、皆から尊敬され、慕われる理由なのだと思った。
 最高のシーズン。もう一つの大きな願いも、この選手たちなら叶えてくれそうな気がする。(2005,10,5)

セ・リーグ順位表 2005/10/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神14687545.617優勝
中 日14479641.5529.0
横 浜14066686.49317.5
ヤクルト14068711.48918.0
巨 人14662804.43725.5
広 島14457834.40729.5

・パ リーグプレーオフ第1ステージは、千葉ロッテが勝った。 いよいよソフトバンクとの間で第2ステージとなる。 阪神ファンとしては、ホークスに2年前の借りを返したいとの気持ちが強いが、 どっちが来ても、相手に不足はないことに変わりない。(2005,10,9)

セ・リーグ順位表 2005/10/9現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神14687545.617優勝
中 日14679661.54510.0
横 浜14368687.50016.5
ヤクルト14469732.48618.5
巨 人14662804.43725.5
広 島14558834.41129.0

・セ リーグ今シーズンの全日程を終了。終わってみれば勝率5割を超えたのが、阪神と中日のみ。 その1・2位のゲーム差が10。2・3位のゲーム差が7。途中でかなり辛い場面が何度もあったのに、 数字だけ見ると、阪神の強さが際立っている。
 パのプレーオフは、いよいよ千葉ロッテが王手。どちらが来ても、目標に向かって全力で戦うのみ。(2005,10,14)

セ・リーグ順位表 2005/10/14全日程終了
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神14687545.617優勝
中 日14679661.54510.0
横 浜14669707.49617.0
ヤクルト14671732.49317.5
巨 人14662804.43725.5
広 島14658844.40829.5

・パ リーグプレーオフがすごいことになっている。 昨日の第2ステージ第3戦は、ホークスが9回裏0対4から追いつき、10回裏に川崎のタイムリーでサヨナラ。 その神懸かり的な勢いで、今日も1点差で逃げ切った。
 やはりレギュラーシーズンでの戦い方そのままだ。ロッテが先行し、ソフトバンクが猛然と追い上げる。 泣いても笑っても、明日、勝者が決まる。どっちが勝っても、勢いに乗ってくるから、 阪神としては相当気合いを入れて臨まなくては。(2005,10,16)

・千葉ロッテマリーンズが、最後に執念を見せ、逆転勝利して、31年ぶりのリーグ制覇を決めた。 思えば第3戦の9回裏1死まで、勝利を確信していたのに、4点差をひっくり返されサヨナラ負け。第4戦も逆転負けして、タイに持ち込まれていた。 もしあのままソフトバンクが優勝していたら、「奇蹟」と言われていたに違いないが、ロッテの勢いが勝った。ただ、昨年に引き続き、 プレーオフのルール自体に問題も少なくない。来年への懸案事項だろう。
 ところで、阪神ファンとして言うべきことではないかもしれないが、 相手が決まらないまま、長々待ち続けた阪神と、プレーオフ第1ステージ、第2ステージと勝ち進み、 その勢いのまま日本シリーズに臨むロッテとでは、有利さに格段の差がある。 タイガースとしては、相当なハンデを背負った戦いになるのだ。まあそんな言い訳は許されないが。(2005,10,17)

・日本シリーズ第1戦は、1対10で大敗。慣れない敵地、井川の先発、そして何より実践から遠ざかっていて ロッテとの勢いの差が歴然という状況の中で、懸念通りの展開となった。
 今日のポイントは、初回。四球で歩いた赤星が盗塁の良いスタートを切ったとき、鳥谷がファール。 その後、1死1・2塁から金本が相手の好守に阻まれ併殺。この時点で、負けが見えた。キーとなる2人が 活躍できなければ、勝利は難しい。今岡にも良いところはなかった。
 ただ、点差ほどの「完敗」というイメージはない。ちょっと流れが変われば、分からないのが頂上決戦。 ロッテがこれで色気づいて「このまま連勝」なんて思ってくれたら、いくらでもスキはある。双方のチーム力を考えれば、 7戦まで行くことを前提に戦うべきだ。
 明日はサブマリン渡辺が来る。本当は下柳をぶつけるべきかとも思ったが、監督は、何よりも甲子園での必勝を期しているのだろう。 安藤の好投に期待すると共に、金本・今岡の打撃と、それを補う矢野・桧山らベテランの味にも期待したい。 (2005,10,22)

・日本シリーズ第2戦は、0対10。昨日よりも今日の方が、完敗という感じだった。 渡辺投手を打ち崩すのは簡単ではないと分かっていたが、ここまで完璧に抑え込まれるとは。
 このシリーズ、阪神はまだ阪神らしい野球を何一つできていない。一方、ロッテはシーズン中と同じ戦い、いや、 120%の力を出せている。反対に言えば、この調子でずっと行けるわけはない。もちろん短期決戦だから、 この勢いで押し切る可能性もなくはないが、甲子園に移れば流れは変わる。阪神としては、地元で早く実践感覚を取り戻して、 ちゃんとした試合ができるようになるしかない。まだ、先行きを占えるような状況ではないが、 第3戦も勝てないようだと、ほとんど終わってしまう。(2005,10,23)

・日本シリーズ第3戦は、またもや0対10。こんな展開、誰が予想しただろうか。
 阪神は、なぜ地に足のついた野球ができないのだろう。ロッテは、なぜここまで気楽に野球ができているのだろう。 今日の結果を見る限り、ロッテはこのままの勢いで行ってしまいそうだ。
 今日の最大の敗因は、監督である。なぜ、球児のあとをジェフに任せないのか。久保田に任せないのか。 たとえ打線の反撃が及ばないとしても、彼らに実践感覚をつかませることは、絶対に大切なはず。
 このまま良いところがひとつもないまま終わってしまえば、 それこそ日本シリーズ史に残る最低のチームである。勝ちを考えるのではなく、 とにかく阪神の野球を見せて欲しい。(2005,10,25)

・日本シリーズは終わった。結局タイガースは、タイガースらしい戦いができぬまま、まさか、まさかと言ううちに4連敗してしまった。
 実戦から離れていたから不利だったとか、いくらでも言い訳はあるが、短期決戦で相手の勢いを止められなかった、 こちらはいつもの野球ができなかったということも、すべてが実力の表れである。 赤星が足でかき回すことができなかったのも、金本がここぞと言うところで打てなかったのも、今岡が思うように打点を上げられなかったのも、 厳しいけれど、これが今の実力なのだと言わざるを得ない。 一方、プレッシャーを感じることなく、のびのびとプレーをしきったマリーンズナインは、お見事である。
 さて、これで来年の明確な目標が決まった。まずはセリーグ連覇に向けて、ぜひ足元を見直して欲しい。たとえどんな結果になろうとも、 我々ファンはどこまでもついてゆく。勝っても負けても、タイガースが好きだから。(2005,10,26)

・セ・リーグのMVPは、金本選手に決まった。次点は藤川投手ということで、ほぼ順当の選出だったのではないか。
 日本シリーズでは本来の力を出せずに涙をのんだタイガースだが、 レギュラーシーズンの奮闘がそれで否定されるものではない。
 金本を初め、打点王の今岡、5年連続盗塁王の赤星、史上最年長・最多勝投手の下柳、史上最多登板・初代ホールド王の藤川投手など、 今シーズンを彩る役者に事欠かない。
 この最高のチームに改めて感謝し、来季の更なる奮起に期待したい。(2005,11,4)

・阪神タイガース2005年セ・リーグ優勝パレードが、11月6日午前10時過ぎより、大阪市役所前(淀屋橋)から 長堀通(心斎橋)までの約2kmにわたって行われた。あいにくの雨にもかかわらず、約18万人が沿道を埋め尽くした。
 私たち家族は、出発前のセレモニーが行われた市役所前で、人混みの中、傘もさせないような状態で、必死に背伸びをし、 姿の見えない岡田監督の挨拶を聞いた。そして、3台のフロートがゆっくり通り過ぎるのを見守った。
 2年前と同じ雨。日本一になったら、きっと晴れてくれる。そう話す監督の言葉に、我々ファンも「来年こそは」の思いを強くした。 (2005,11,6)

・2005年は見事セ・リーグ制覇。来年こそは、日本一を目指して。 (2005,11,28)


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