阪神タイガース応援板 2007



タイガースファンの私が、試合結果その他、日々の雑感を綴るページです。



・2007年公式戦開幕。相手は広島。結果は1vs4で、昨年同様黒星スタート。
 初の開幕投手を務めた下柳の出来は悪くはなかったが、 打線が援護できなかった。というよりも、広島黒田の出来を褒めるべきだろう。 FAの一件で彼が見せた純粋なカープ愛に、私も大きな感銘を受けていたので、一野球ファンとして、 ぜひ頑張って欲しいと願っている。わがタイガースは、先発陣が不安。これから打線の奮起を期待したい。
 なお、ここから先は蛇足だが、6回裏ノーアウト1・2塁での鳥谷のセカンド併殺打は、 VTRで見ても明白だが、2塁は足が離れていたし、1塁のタイミングもセーフであった。 もちろん審判の判断は絶対だから、それをとやかく言うつもりはないが、 ああいうとき打者鳥谷も、岡田監督も絶対に抗議をすべきだ。ジャッジは覆らないとか、 そういった次元の問題ではない。今日は闘志のなさで負けたようなものだ。(2007,3,30)

セ・リーグ順位表 2007/3/30現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日11001.000
巨 人11001.0000.0
広 島11001.0000.0
阪 神1010.0001.0
ヤクルト1010.0001.0
横 浜1010.0001.0

・対広島2回戦は、3vs2で今期初勝利。
 先発能見は今後に課題を残したが、後ろにJFKがいることで助けられた。
 今日はその3人と、なにより兄貴の逆転2ランによって勝てた。 早くも勝利の方程式を投入することができ、昨日のイヤな流れを払拭できたのではないだろうか。 (2007,3,31)

セ・リーグ順位表 2007/3/31現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日22001.000
阪 神2110.5001.0
巨 人2110.5001.0
広 島2110.5001.0
横 浜2110.5001.0
ヤクルト2020.0002.0

・対広島3回戦は、4vs2。
 ルーキー小嶋がプロ初先発にして勝利。 右打者内角へズバッと決まるストレートは、相当な強心臓であることを伺わせる。 だが、こんな調子で次も行けるなどとは思えない。これからもっと経験をして、 本物の背番号29に育って欲しい。
 今日は本当はJFKを休ませたかったのだが、久保田の好投で、 今年も頑張ってくれると安心できた。 (2007,4,1)

セ・リーグ順位表 2007/4/1現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日33001.000
阪 神3210.6671.0
巨 人3210.6671.0
広 島3120.3332.0
横 浜3120.3332.0
ヤクルト3030.0003.0

・対ヤクルト1回戦は、4vs3で辛くも逃げ切り3連勝。
 今日は、金本兄貴のバースデー・満塁アーチに尽きる。
 初先発のジャンは4回までは好投していたものの、5回に突然崩れだし、 あっという間に1点差まで詰め寄られてしまった。打線もそのあと沈黙し、 結局投手陣が橋本・久保田・ウイリアムス・藤川とつないで乗り切った。 先発投手の不安が、今日も露呈してしまった。(2007,4,3)

セ・リーグ順位表 2007/4/3現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日4310.750
阪 神4310.7500.0
巨 人4310.7500.0
横 浜4220.5001.0
広 島4130.2502.0
ヤクルト4040.0003.0

・ヤクルト戦は雨天中止。(2007,4,4)

セ・リーグ順位表 2007/4/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日5410.800
阪 神4310.7500.5
巨 人5320.6000.5
横 浜5230.4002.0
広 島5230.4002.0
ヤクルト4040.0003.5

・対ヤクルト2回戦は、1vs4。 ヤクルトが今季初勝利。
 今日は兄貴の一発だけ。それで良しとしよう。初先発のボーグルソンをはじめ、 継投が決まらなかった。こんな日もある。相手は必死に勝ちにきたし、 対戦成績1勝1敗なので、これで十分。 (2007,4,5)

セ・リーグ順位表 2007/4/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日6510.833
阪 神5320.6001.5
巨 人6330.5002.0
横 浜6330.5002.0
広 島6240.3333.0
ヤクルト5140.2003.5

・対巨人1回戦は、1vs6で完敗。
 下柳の出来が悪かった。仕方がない。きっと次は頑張ってくれるだろう。 打線も下位が全くと言っていいほど機能していない。これでは勝てない。 (2007,4,6)

セ・リーグ順位表 2007/4/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日7610.857
巨 人7430.5712.0
阪 神6330.5002.5
横 浜7340.4293.0
ヤクルト6240.3333.5
広 島7250.2864.0

・対巨人2回戦は、4vs3で辛勝。
 今日の勝ち方はダメである。スタメンに起用された林が活躍していたが、 打線がつながらず、ここぞというところで点が入らない。
 いつまでもJFKに負担のかかる戦い方はいけない。 今日はもっと楽に勝てたはずである。 (2007,4,7)

セ・リーグ順位表 2007/4/7現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日8620.750
阪 神7430.5711.5
巨 人8440.5002.0
横 浜8440.5002.0
広 島8350.3753.0
ヤクルト7250.2863.5

・対巨人3回戦は、0vs2で完敗。
 先発小嶋は悪くはなかったが、打線が悪すぎた。 相手投手・高橋が良かったというひと言では片付けられない。 打線の不振をどうにかしないと、どんどん沈んでゆく。 (2007,4,8)

セ・リーグ順位表 2007/4/8現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日9720.778
巨 人9540.5562.0
阪 神8440.5002.5
横 浜9450.4443.0
ヤクルト8350.3753.5
広 島9360.3334.0

・今季甲子園での初戦。対中日1回戦は、5vs2。
 先発ジャンは決して良くなかった。 4回までは打線にもまるで良いところがなく、1点を返したところでもう1本が出ず、 このまま終わりか?と思った。ところが、5回に様相は一変。 味方ながら甲子園は本当に怖いと思った。金本の同点タイムリーで打線の目が覚め、 今岡の勝ち越しで一気に形勢は逆転した。
 だがしかし、まだ本調子とはとても言えない。これまでがどん底状態だっただけに、 これからどれだけ復調できるかにかかっている。 今日の勝ちは、山本昌が自滅してくれたことに尽きる。決して褒められた試合ではない。 (2007,4,10)

セ・リーグ順位表 2007/4/10現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日10730.700
阪 神9540.5561.5
巨 人10550.5002.0
横 浜10550.5002.0
広 島10460.4003.0
ヤクルト9360.3333.5

・対中日2回戦は、延長12回6vs6引き分け。
 両チームとも先発がパッとせず、荒れた展開に。それでも大味にならないのは、 高いレベルでの真剣勝負だからだろう。
 登板した両チームの投手陣の格を考えれば、サヨナラ勝ちができた試合。 阪神にとって今日勝てなかったことは負けに等しく、 中日にとってあの継投で負けなかったことは勝ちに等しい。中日というチームは、明日は何が何でも絶対に勝つチームである。 だからこそ、今日の引き分けはとても痛い。
 福原が着実に復活しつつあるのを確認できたのが、今日の収穫である。(2007,4,11)

セ・リーグ順位表 2007/4/11現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日11731.700
阪 神10541.5561.5
巨 人11650.5451.5
横 浜10550.5002.0
広 島11470.3643.5
ヤクルト9360.3333.5

・対中日3回戦は、3vs1。今日の勝ちは、値千金である。
 両チームの先発投手をみれば、明らかに中日が数段格上。 にもかかわらず、ボーグルソンのパワー溢れる好投が光った。
 打線は、実は川上に結構抑えられていて、 ボーグルソンのHRはいわば事故みたいなものだから、それを除くと、 金本のタイムリーと、林の2ベース(走者アウトで無得点)くらいのもの。 そんな状況で勝てたのは実に大きい。
 来週の名古屋では1つ勝てるかどうかだと思うので、それまでにせっせと貯金すべし。 (2007,4,12)

セ・リーグ順位表 2007/4/12現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日12741.636
阪 神11641.6000.5
巨 人12750.5830.5
横 浜11560.4552.0
ヤクルト10460.4002.5
広 島12480.3333.5

・対横浜1回戦は、4vs6。9回裏降雨コールド。
 今日の先発は大方の予想に反して、下柳ではなく杉山。 その杉山が途中まで好投し、横浜のエース三浦と投手戦を演じた。 ところが、突如杉山が打たれだし、三浦も崩れ、ゲームは大味に。
 2点差を追う9回裏2アウト3塁、打者金本というところで雨足が強くなり、 ゲームセット。
 どうせ負けるにしても、最後までやりたかったが、相手が天気だから仕方ない。 明日、リベンジしよう。 (2007,4,13)

セ・リーグ順位表 2007/4/13現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日12741.636
巨 人13850.6150.0
阪 神12651.5451.0
横 浜12660.5001.5
ヤクルト11470.3643.0
広 島12480.3333.5

・対横浜2回戦は、0vs6で完敗。
 今日は現状のチームの問題点がくっきりと浮かび上がった。 打線がつながりを回復していない、あと1本が出ないということにはしばらく苦しむかもしれない。 ノーアウト満塁でクリンアップなのに得点ができなかった3回がそれを象徴している。
 そして、何よりも劣勢時の中継ぎ投手陣。昨日の橋本も、今日の桟原もまだまだ。
 今日光っていたのは、先発能見の7回までの踏ん張りと、最後に投げた吉野。 次は頑張ってくれるだろう。野手では赤松。足を活かして、良い選手に育ってくれるだろう。 (2007,4,14)

セ・リーグ順位表 2007/4/14現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日13751.583
巨 人14860.5710.0
横 浜13760.5380.5
阪 神13661.5001.0
ヤクルト12570.4172.0
広 島13580.3852.5

・対横浜3回戦は、10vs1の大勝。
 同じチームに3連敗するわけにはいかない。その思いが初回から爆発したようだった。 鳥谷の先頭打者HRに始まり、打者12人の猛攻で、一挙7得点。 まあ、横浜工藤投手が悪すぎたというのもあるのだけれど。
 金本はソロと2ランの2HRを含め4打点。安心してみていられる試合で、 今後のために気分を変えることができた。 (2007,4,15)

セ・リーグ順位表 2007/4/15現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日14851.615
巨 人15960.6000.0
阪 神14761.5831.0
横 浜14770.5001.5
ヤクルト13580.3853.0
広 島14590.3573.5

・対中日4回戦は、0vs5で完敗。
 先週甲子園で1つも勝てなかった中日。しかも前回崩れた山本昌投手。 絶対に勝たなきゃいけない今日の試合できっちり勝ってくるさすがは王者。
 それにしても41歳にして完投完封はすごい。負けたほうも気持ちがいい。 (2007,4,17)

セ・リーグ順位表 2007/4/17現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日15951.643
巨 人16970.5621.0
阪 神15771.5002.0
横 浜14770.5002.0
広 島15690.4003.5
ヤクルト13580.3853.5

・対中日5回戦は、9vs1と大勝。
 なんと初回から6点。相手先発、長峰投手が悪すぎた。守備のほうも、中日らしい精彩を今日は欠いていた。
 昨日の後だけに、今日は金本の3ランも含め、思う存分お返しができた。 これで少しはナゴヤドームへの苦手意識が薄らいでくれればいい。 まあ、明日は勝たせてはくれないだろうな。 (2007,4,18)

セ・リーグ順位表 2007/4/18現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日16961.600
巨 人171070.5880.0
阪 神16871.5331.0
横 浜14770.5001.5
ヤクルト13580.3853.0
広 島166100.3753.5

・対中日6回戦は、7vs9。
 一時は7vs1まで開いたのに、逆転されるなんて。 こんな試合ができるのは、12球団探しても中日以外にないであろう。 まあ、苦手の名古屋で3タテを免れただけでヨシとしよう。
 それにしても、またもや打ったボーグルソンは、面白い。 今後はもっと警戒されるだろうから同じようなことはないと思うが、 これだけ打力があれば、色々作戦は立てられそうだ。 (2007,4,19)

セ・リーグ順位表 2007/4/19現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日171061.625
巨 人181170.6110.0
横 浜15870.5331.5
阪 神17881.5002.0
ヤクルト14590.3574.0
広 島176110.3534.5

・対巨人4回戦は、延長12回裏5vs4でサヨナラ勝ち。
 この試合は、今シーズンの中でもひときわ大事な試合として語り継がれるだろう。 1vs1で迎えた12回表に相手に3点取られた時点で、誰もが諦めたに違いない。 その裏、鳥谷の2点タイムリー、赤星の同点タイムリーのあと、金本ヒット、 今岡敬遠で2アウト満塁。そして、代打狩野が驚きのサヨナラ打。チーム一丸となった勝利だった。

巨人 001 000 000 003
阪神 000 000 100 004x
(2007,4,20)

セ・リーグ順位表 2007/4/20現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日181071.588
巨 人191180.5790.0
阪 神18981.5291.0
横 浜16880.5001.5
ヤクルト15690.4003.0
広 島187110.3893.5

・対巨人5回戦は、2vs5。
 なんといっても中継ぎ陣のふがいなさに尽きる。せっかくチャンスを与えられたのに、 責任の重さに自滅した相木だったが、これを薬にして奮起して欲しい。 やはり度胸という意味では江草のほうが上のようだ。
 いつもJFKに頼るわけにはいかない。中継ぎがしっかりしていれば、今日は勝てる試合だった。 こういう試合を拾っていかないと、浮上は望めない。(2007,4,21)

セ・リーグ順位表 2007/4/21現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日191171.611
巨 人201280.6000.0
横 浜17980.5291.5
阪 神19991.5002.0
ヤクルト166100.3754.0
広 島197120.3684.5

・対巨人6回戦は、3vs10で大敗。
 今日は、先発小嶋の出来からして、勝てないであろうことは早い回からわかっていた。 そんな中でも、2試合連続でHRを放った狩野の頑張りが光っていた。打って良し、走って良し、リードして良し。 将来の正捕手の座がぐっと近づいた。 (2007,4,22)

セ・リーグ順位表 2007/4/22現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人211380.619
中 日201181.5791.0
横 浜181080.5561.5
阪 神209101.4743.0
ヤクルト177100.4124.0
広 島207130.3505.5

・対ヤクルト3回戦は、9回裏、2vs1でサヨナラ勝ち。
 テンポの良い投手戦だったが、野球の怖さをまざまざと見せられた試合だった。
 9回裏、シーツのフライをライトのガイエルが落球し一死2塁。金本敬遠、今岡四球で満塁となったあと、 林が同点タイムリー、そして矢野がサヨナラタイムリー。今日の勝ちはもらったようなものである。 (2007,4,24)

セ・リーグ順位表 2007/4/24現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日211281.600
巨 人221390.5910.0
横 浜191180.5790.5
阪 神2110101.5002.0
ヤクルト187110.3894.0
広 島217140.3335.5

・対ヤクルト4回戦は、7vs2で圧勝。
 久しぶりに安心して見ていられる試合だった。今岡、関本、シーツ等右打者にもようやく復調の兆しが見え、 福原の投球もまずまず。先発下柳にも勝ちが付いた。良い形で、カード勝ち越しを決めることができたが、 まだまだこれからだ。(2007,4,25)

セ・リーグ順位表 2007/4/25現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日221381.619
巨 人231490.6090.0
横 浜201190.5501.5
阪 神2211101.5242.0
ヤクルト197120.3685.0
広 島227150.3186.5

・対ヤクルト5回戦は、3vs1。3連勝。
 先発ボーグルソンと中継ぎ久保田の踏ん張りが目立った。 ジェフと藤川は、心配の必要すらない投球だった。 野手ではシーツと鳥谷の好守が、ピンチを救った。良い形での連勝。 あさってからの9連戦を前に、チーム状態は上向きだ。(2007,4,26)

セ・リーグ順位表 2007/4/26現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人241590.625
中 日231391.5911.0
阪 神2312101.5452.0
横 浜2111100.5242.5
ヤクルト207130.3506.0
広 島238150.3486.5

・対広島4回戦は、4vs8。
 今季初の4連勝は成らなかった。 今日は、先発杉山のふがいなさがすべて。相手投手も決して出来が良くなかっただけに、 もったいなかった。明日、明後日は連勝したい。(2007,4,28)

セ・リーグ順位表 2007/4/28現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人2515100.600
中 日2413101.5651.0
横 浜2212100.5451.5
阪 神2412111.5222.0
ヤクルト218130.3815.0
広 島249150.3755.5

・対広島5回戦は、1vs5。
 GW9連戦は、連敗スタートとなってしまった。 13安打で1得点。相手は9安打で5得点。要所要所で締められてしまった結果だ。 3連敗だけは絶対に阻止しなくてはならない。明日が大事だ。(2007,4,29)

セ・リーグ順位表 2007/4/29現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人2615110.577
横 浜2313100.5650.5
中 日2513111.5421.0
阪 神2512121.5002.0
ヤクルト229130.4094.0
広 島2510150.4004.5

・対広島6回戦は、4vs7。
 なんと3連敗。先発投手が不用意に相手の早打ちを許し、自滅。 その流れで打撃陣が焦り、得点力も削がれる。問題点は明らかだ。(2007,4,30)

セ・リーグ順位表 2007/4/30現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人2716110.593
横 浜2414100.5830.5
中 日2613121.5202.0
阪 神2612131.4803.0
広 島2611150.4234.5
ヤクルト239140.3915.0

・対横浜戦(横浜スタジアム)は、雨天中止。
連敗気分を断ち切る良い休養となった。(2007,5,1)

セ・リーグ順位表 2007/5/1現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人2817110.607
横 浜2414100.5831.0
中 日2713131.5003.0
阪 神2612131.4803.5
ヤクルト2410140.4175.0
広 島2711160.4075.5

・対横浜4回戦は、0vs4。
まったくと言っていいほど、良いところのない試合。勝てる気がまったくしなかった。 打線の不振は深刻だ。(2007,5,2)

セ・リーグ順位表 2007/5/2現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人2918110.621
横 浜2515100.6001.0
中 日2813141.4814.0
阪 神2712141.4624.5
広 島2812160.4295.5
ヤクルト2510150.4006.0

・対横浜5回戦は、6vs7。GW1勝もできずに、5連敗。
 先発がふがいない中、なんとかヒットを重ね、満塁になってもあと1本が出ない。 ようやく流れを呼び込み、連打しても同点止まり。その裏、いとも簡単に勝ち越される。 完全に勝利の女神に見放されているとしか言いようのない、応援する気すら削がれかねない展開。 この病気に効く薬は、「甲子園」しかないかもしれない。(2007,5,3)

セ・リーグ順位表 2007/5/3現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
横 浜2616100.615
巨 人3018120.6000.0
中 日2914141.5003.0
広 島2913160.4484.5
阪 神2812151.4444.5
ヤクルト2610160.3856.0

・対広島7回戦は、5vs11。どん底の6連敗。
 甲子園に戻っても、流れは変えられない。特に主軸が得点力を失っていることと、 先発がいとも簡単に先制を許すこの状況は、深刻。ただ、徐々にではあるが、 打線につながりが復活しつつあるし、私はそれほど失望してはいない。 あとは、開き直って、思い切りぶつかるのみ。
 ナインを叱咤しに、明日は私も甲子園に乗り込むぞ。(2007,5,4)

セ・リーグ順位表 2007/5/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人3119120.613
横 浜2716110.5931.0
中 日3015141.5173.0
広 島3014160.4674.5
阪 神2912161.4295.5
ヤクルト2710170.3707.0

・対広島8回戦は、0vs2。打つ手なしの7連敗。 もうこのまま2度と勝てないんじゃないかというくらいに、沈みきっている。 このメンバーで、なぜ打てないのだろう。なにがどうなっているんだろう。 もうほんとうにわからない。(2007,5,5)

セ・リーグ順位表 2007/5/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人3220120.625
横 浜2816120.5712.0
中 日3116141.5333.0
広 島3115160.4844.5
阪 神3012171.4146.5
ヤクルト2810180.3578.0

・甲子園での対広島戦は、雨天中止。 結局GW中は一つも勝てなかった。今が最悪の状態なのだから、 歯車がかみ合い出せば、また元に戻れるはず。休みも終わって、週明けから気分を入れ替えよう。(2007,5,6)

セ・リーグ順位表 2007/5/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人3320130.606
横 浜2917120.5861.0
中 日3216151.5163.0
広 島3115160.4844.0
阪 神3012171.4146.0
ヤクルト2911180.3797.0

・対巨人7回戦は、1vs7で完敗。8連敗。
 得点力をほとんど失っている現状では、勝てる要素がない。 こんなに全員が揃って不調というのは、極めてまれな状況。 何をやっても裏目に出るだけだから、今は堪え忍ぶしかない。 (2007,5,8)

セ・リーグ順位表 2007/5/8現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人3421130.618
横 浜3017130.5672.0
中 日3317151.5313.0
広 島3215170.4695.0
阪 神3112181.4007.0
ヤクルト3012180.4007.0

・対巨人8回戦は、5vs6。
 今日の展開で、藤川を出して逆転されてしまうとは。 もう打つ手なんかありません。 (2007,5,9)

セ・リーグ順位表 2007/5/9現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人3522130.629
横 浜3117140.5483.0
中 日3418151.5453.0
広 島3315180.4556.0
ヤクルト3113180.4197.0
阪 神3212191.3878.0

・対巨人9回戦は、3vs2。
 得点は金本の先制2ランと鳥谷のソロ。本来ならこういう勝ち方は良くないのだが、 今はどんな形でも、勝つことが大事。先発福原も気迫十分、藤川も昨日の雪辱を果たした。 やっと長いトンネルを抜けたが、まだまだ正念場は続く。 (2007,5,10)

セ・リーグ順位表 2007/5/10現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人3622140.611
横 浜3218140.5632.0
中 日3518161.5293.0
広 島3416180.4715.0
阪 神3313191.4067.0
ヤクルト3213190.4067.0

・対ヤクルト6回戦は、5vs3。
 とにかく先制点を取ることの大切さは、連敗中に痛感したはず。 今日は初回から積極的に行ったことが、まさに功を奏した。金本と林のホームランもさることながら、 先発出場の狩野の頑張りも、今後への明るい材料だ。今岡も、シーツも、着実に良くなってきている。 (2007,5,11)

セ・リーグ順位表 2007/5/11現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人3723140.622
横 浜3319140.5762.0
中 日3618171.5144.0
広 島3516190.4576.0
阪 神3414191.4247.0
ヤクルト3313200.3948.0

・対ヤクルト7回戦は、3vs2。
 接戦をものにしたというよりは、楽に勝てなかったというべきか。 連勝は好ましいことだが、JFKの登場なしに勝てるように、先発の踏ん張りと、 打線の奮起が望まれる。ともあれ3連勝。 (2007,5,12)

セ・リーグ順位表 2007/5/12現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人3823150.605
横 浜3420140.5881.0
中 日3719171.5283.0
広 島3616200.4446.0
阪 神3515191.4416.0
ヤクルト3413210.3828.0

・対ヤクルト8回戦は、8vs6。4連勝。
 初回にもらった4点を守りきれなかった先発ジャンの状態は最悪。ローテーションから外すべきだろう。 一方、中継ぎの中村と橋本は素晴らしかった。
 打撃陣では、勝ち越し打のヒーロー関本も立派だったが、今季初出場にして走者一掃ダメ押しタイムリーを 放った野口も光った。代走出場の赤松の存在も忘れてはいけない。控え選手の頑張りが、チームに刺激を与える。 もっともっとノッていこう。(2007,5,13)

セ・リーグ順位表 2007/5/13現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人3923160.590
横 浜3520150.5711.0
中 日3820171.5412.0
広 島3717200.4595.0
阪 神3616191.4575.0
ヤクルト3513220.3718.0

・対広島9回戦は、2vs7。
 チーム状態は上向いているはずなのに、どうも歯車がかみ合わない。 こういう日は、審判さえ敵になる。 投手陣が踏ん張れず、バッテリーミスが失点のきっかけになるような試合では、 勝てるはずがない。(2007,5,15)

セ・リーグ順位表 2007/5/15現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人4024160.600
横 浜3620160.5562.0
中 日3921171.5532.0
広 島3818200.4745.0
阪 神3716201.4446.0
ヤクルト3613230.3619.0

・対広島10回戦は、1vs6。
 戦い方が明白に違う。積極的な早打ち、好機でエンドラン、ダブルスチール。 今の広島の野球はどんどん仕掛けてくる。 一方、我が阪神は漫然と戦っているように見えて仕方ない。 何度もスコアリングポジションに走者を進めても、見逃し三振など、 拙攻が目立つ。まったく勝てる雰囲気がない。監督にも大いに責任があると思う。(2007,5,16)

セ・リーグ順位表 2007/5/16現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人4125160.610
中 日4022171.5642.0
横 浜3720170.5413.0
広 島3919200.4875.0
阪 神3816211.4327.0
ヤクルト3713240.35110.0

・対広島11回戦は、2vs3。
 スコアだけ見れば惜敗だが、実態はふがいない負け方。 広島ストッパーの永川投手の出来は相当悪かった。にもかかわらず、あと1本が出ない。 救いようのない試合展開だった。もう、嘆くことしかできない。 まだ大丈夫なんて言ってると、本当に取り返しのつかないことになるぞ。 (2007,5,17)

セ・リーグ順位表 2007/5/17現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人4226160.619
中 日4123171.5752.0
横 浜3820180.5264.0
広 島4020200.5005.0
阪 神3916221.4218.0
ヤクルト3813250.34211.0

・対横浜6回戦は、4vs1。
 久々投打の噛み合った試合、と言いたいところだけれど、 先発ジャンは再三相手の拙攻に助けられた。打も、先制機での今岡の凡退など、 改善すべき点はたくさんある。 (2007,5,18)

セ・リーグ順位表 2007/5/18現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人4326170.605
中 日4224171.5851.0
横 浜3920190.5134.0
広 島4020200.5004.5
阪 神4017221.4367.0
ヤクルト3813250.34210.5

・対横浜7回戦は、6vs0。
 先発杉山が嬉しい完封勝利。安打を打たれながらも、相手の再三の拙攻もあって、 なんとか9回を投げきった。先発陣不振の中、 一筋の光が見えた。打撃陣では、2打席連続弾を放ったシーツが、なんとか波に乗ってくれれば と思う。ともかく今は借金返済に邁進だ。 (2007,5,19)

セ・リーグ順位表 2007/5/19現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日4325171.595-
巨 人4426180.5910.0
横 浜4020200.5004.0
広 島4120210.4884.5
阪 神4118221.4506.0
ヤクルト3914250.3599.5

・対横浜8回戦は、1vs0。
 昨日に引き続き、今日も先発の中村が要所を締め、ゲームを作ってくれた。7回からのJFKも完璧だった。 ただ、相手の打撃がまったく振るわなかったからよかったものの、 こちらの打撃陣も、好機であと1本が出ない誠にふがいない攻めだった。 もっと投手に楽をさせてあげないといけない。交流戦では、 パ・リーグ各チームの積極的な攻めに打ち負けてしまわないことだけを祈る。 (2007,5,20)

セ・リーグ順位表 2007/5/20現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人4527180.600-
中 日4425181.5811.0
広 島4221210.5004.5
横 浜4120210.4885.0
阪 神4219221.4636.0
ヤクルト4014260.35010.5

・交流戦開幕! 対ソフトバンク1回戦は、1vs2で惜敗。
 先発福原はゲームをしっかり作ってくれた。 ただ、惜しい失投で先制を許してしまい、味方の援護のないまま、敗戦投手に。 責任は打撃陣にある。9回の金本の一発はすばらしかったが、 後が続かなかったのが、今日の対戦を物語っていた。
 今日はセ全チームが敗戦という、波乱のスタートとなった。 (2007,5,22)

セ・リーグ順位表 2007/5/22現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人4627190.587-
中 日4525191.5681.0
広 島4321220.4884.5
横 浜4220220.4765.0
阪 神4319231.4526.0
ヤクルト4114270.34110.5

・対ソフトバンク2回戦は、3vs1。
 下柳が持ち味を活かして粘りのピッチング。JFKは今日も盤石。 打撃陣では濱中の3安打が光ったが、終盤にダメ押しができなかったのは反省点。 (2007,5,23)

セ・リーグ順位表 2007/5/23現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日4626191.578-
巨 人4727200.5740.0
広 島4421221.4884.0
横 浜4321220.4884.0
阪 神4420231.4655.0
ヤクルト4214280.33310.5

・対オリックス1回戦は、1vs2。
 先発ボーグルソンを援護できなかった打撃陣の責任。連勝中のバファローズの勢いに勝てなかったか。 (2007,5,25)

セ・リーグ順位表 2007/5/25現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日4727191.587-
巨 人4727200.5740.5
横 浜4321220.4884.5
広 島4521231.4775.0
阪 神4520241.4556.0
ヤクルト4314290.32611.5

・対オリックス2回戦は、0vs7。連敗。いいところなし。
 ノーアウトで出塁しても、スコアリングポジションに行くと、途端に萎縮。 こういうムードでは何をやってもダメ。 (2007,5,26)

セ・リーグ順位表 2007/5/26現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日4828191.596-
巨 人4828200.5830.5
広 島4622231.4895.0
横 浜4421230.4775.5
阪 神4620251.4447.0
ヤクルト4414300.31812.5

・対ロッテ1回戦は、3vs14。
 最近のていたらくは、クリンナップをはじめとした主力選手たち皆の責任である。 ということは、監督の責任も重い。相当な意識改革を図らないと、この苦境を脱することは不可能に思える。 盗塁を強行してタッチアウトになっても、ランナー1塁で思い切り引っ張ってダブルプレーになっても いいではないか。そういう開き直りが必要。大事に考えすぎて萎縮していては、状況は打破できないと思う。 (2007,5,27)

セ・リーグ順位表 2007/5/27現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日4928201.583-
巨 人4928210.5710.5
広 島4723231.5004.0
横 浜4521240.4675.5
阪 神4720261.4357.0
ヤクルト4515300.33311.5

・対ロッテ2回戦は、0vs10。
 2年前の日本シリーズを思い起こさせるようなスコアだが、 今日は5回裏の好機に得点できなかったのがすべてだと思う。あそこであと1本が出ないことが、 今のチームをよく表している。もしあそこで得点できていたら、まったく違う展開になっていたに違いない。
 悔いても仕方ない。ふがいなさを嘆いても仕方ない。こんな状況が、長く続くわけがない。 ちょっとしたきっかけで、大きく変わることを期待している。 こんなときこそ、一丸となって応援するのが、真のファンである。 (2007,5,28)

セ・リーグ順位表 2007/5/28現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人5029210.580-
中 日5028211.5710.5
広 島4823241.4894.5
横 浜4621250.4576.0
阪 神4820271.4267.5
ヤクルト4615310.32612.0

・対西武1回戦は、3vs1。
 交流戦でようやく2勝目。しかも先発は同じ下柳。昨年も節目となったライオンズ戦で、 連敗を止められたのには意義がある。得点はHR2本だけで、決して好ましくはないが、 今は形よりも勝つことが大事。今岡と桧山が打ってくれたことが、何よりも嬉しかった。 (2007,5,30)

セ・リーグ順位表 2007/5/30現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人5130210.588-
中 日5128221.5601.5
広 島4923251.4795.5
横 浜4621250.4576.5
阪 神4921271.4387.5
ヤクルト4615310.32612.5

・対西武2回戦は、6vs3。
 2点先制されたものの、林のソロで勢いづき、鳥谷の3ランで逆転。 ようやく打線がつながってきた感じがあるが、この2連戦は相手の元気のなさに助けられた というのが事実だろう。今日の鳥谷とシーツの失策は、絶対にやってはいけないこと。 そういう基本を大切にしてゆかないと、今後の浮上は難しい。
 今日の収穫は、ボーグルソンのアクシデントで登板した中村泰の踏ん張りだろう。 先発ローテーション入りを前提に、これからも頑張って欲しい。 (2007,5,31)

セ・リーグ順位表 2007/5/31現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人5231210.596-
中 日5229221.5691.5
広 島5023261.4696.5
横 浜4621250.4577.0
阪 神5022271.4497.5
ヤクルト4716310.34012.5

セ・リーグ順位表 2007/6/1現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人5231210.596-
中 日5229221.5691.5
広 島5023261.4696.5
阪 神5022271.4497.5
横 浜4721260.4477.5
ヤクルト4817310.35412.0

・対日本ハム1回戦は、5vs8。
 先発が崩れて大量失点。打線も沈黙し、反撃が間に合わない。 今年の典型的なパターンだ。9回にようやく金本の満塁アーチが出たものの、時既に遅し。 (2007,6,2)

セ・リーグ順位表 2007/6/2現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人5332210.604-
中 日5330221.5771.5
広 島5123271.4607.5
阪 神5122281.4408.5
横 浜4821270.4388.5
ヤクルト4918310.36712.0

・対日本ハム2回戦は、0vs2。
 予想通りといってはいけないが、2連敗。 いくらピッチャーが好投しても、点が取れなければ、勝つことはできない。 (2007,6,3)

セ・リーグ順位表 2007/6/3現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人5433210.611-
中 日5430231.5662.5
広 島5224271.4717.5
阪 神5222291.4319.5
横 浜4921280.4299.5
ヤクルト5018320.36013.0

・対楽天1回戦は、10vs5。
 延長11回表に大量5得点だが、今日の試合はまったく褒められない。 主砲金本が逆転2ラン、再逆転2点タイムリー、延長での勝ち越しタイムリーと、 何度も流れを引き寄せ、最後はなんとか勝てたが、 こんな展開そのものが、今のチームを象徴している。9回、藤川で逃げ切れなかったのも、 もっと早くに決定打の出なかった打線の責任だ。明日の戦い方がとても重要になる。 (2007,6,5)

セ・リーグ順位表 2007/6/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人5533220.600-
中 日5530241.5562.5
広 島5324281.4627.5
阪 神5323291.4428.5
横 浜5022280.4408.5
ヤクルト5119320.37312.0

・対楽天2回戦は、1vs11。
 楽天田中投手あっぱれ。それに引き替え、我が阪神投手陣のふがいなさ。 打撃陣は安打を重ね、何度もチャンスを作りながらホームが遠いいつものパターン。 決してなめてかかっているわけではないだろうが、 こんな調子では、甲子園での対決も苦戦が予想される。 (2007,6,6)

セ・リーグ順位表 2007/6/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人5633230.589-
中 日5630251.5452.5
広 島5424291.4537.5
横 浜5123280.4517.5
阪 神5423301.4348.5
ヤクルト5220320.38511.0

・対オリックス3回戦は、2vs1。9回裏サヨナラ勝ち。
 どんな形でも勝てばいいと言う人があるが、私は、今日は負けるべき試合だったと思う。
 9回裏は、赤星四球、林2塁打、金本敬遠のあと、 藤本押し出し四球、鳥谷押し出し死球。結局1安打で勝ったことになる。 好投していたオリックス先発平野投手が実に気の毒だ。 9回に投手交代したことが、オリックスの敗因。それも含めて野球だと言えばその通りだが、 つまり敗因は監督の采配ミスである。一方、阪神の勝因は、監督の暴言退場だったかもしれない。 (2007,6,8)

セ・リーグ順位表 2007/6/8現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人5734230.596-
中 日5731251.5542.5
阪 神5524301.4448.5
広 島5524301.4448.5
横 浜5223290.4428.5
ヤクルト5320330.37712.0

・対オリックス4回戦は、1vs4。今年の対戦成績は1勝3敗であった。
 あと1本というところで見逃し三振。こういうシーンを今年は何度見せられるのだろう。 まったくチャンスを作れないのなら納得もゆくが、 技術以外に大きな問題があるように思う。 (2007,6,9)

セ・リーグ順位表 2007/6/9現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人5835230.603-
中 日5832251.5012.5
横 浜5324290.4538.5
阪 神5624311.4369.5
広 島5624311.4369.5
ヤクルト5421330.38912.0

・対ソフトバンク3回戦は、3vs1。延長10回、林のHRでサヨナラ勝ち。
 好投していた杉内投手を前に、8回まで無得点。今日もこのままあっさり負けるのかと思った9回裏、 鳥谷の2塁打を突破口に、野口のもう少しでHRという犠打で同点。 先発ジャンから続く投手陣の好投も功を奏して、延長10回のサヨナラ劇へとつながった。
 しかし、今日の陰のヒーローは、5回裏2死に大雨の中、四球で出塁した桜井だろう。その後長い中断に入ったのだが、 あそこでアウトになりゲームが成立していたら、あのままコールドになっていたかもしれない。 本当はもっと早い回になんとかしておかなければいけなかった。 (2007,6,10)

セ・リーグ順位表 2007/6/10現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人5935240.593-
中 日5933251.5691.5
横 浜5425290.4637.5
阪 神5725311.4468.5
広 島5724321.4299.5
ヤクルト5522330.40011.0

・対ソフトバンク4回戦は、0vs1。今年の対戦成績は、2勝2敗であった。
 確かに両先発投手は素晴らしかったが、息詰まる投手戦というよりは、 両チームとも打線が低迷していることによる低得点合戦と言った方がいいだろう。 あと1本が出ないまま8回までゼロ行進だったが、9回表にあと1本が出たソフトバンクに軍配。 藤川が打たれたとなれば、我が阪神としては、素直に敗北を認めるしかない。 今日セ・リーグで負けたのは、阪神だけだった。 (2007,6,11)

セ・リーグ順位表 2007/6/11現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人6036240.600-
中 日6034251.5761.5
横 浜5526290.4737.5
阪 神5825321.4399.5
広 島5825321.4399.5
ヤクルト5623330.41111.0

・対西武3回戦は、0vs7。まったくいいところなし。
 今期はせっかく絶好のチャンスを与えられている先発中村も、 あんな投球をしていたのでは今後任せることはできない。 重圧なのかもしれないが、チームを救える頼もしい左腕に育って欲しい。 その技量はあるのだから。
 今日セ・リーグで勝ったのは横浜のみだった。 (2007,6,13)

セ・リーグ順位表 2007/6/13現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人6136250.590-
中 日6134261.5671.5
横 浜5627290.4826.5
阪 神5925331.4319.5
広 島5925331.4319.5
ヤクルト5723340.40411.0

・対西武4回戦は、3vs4。あと一歩及ばず。今年の対戦成績は、2勝2敗であった。
 先発ルーキーの上園はしっかりゲームを作ったが、 打線の援護が足りなかった。今年はこんなふうに、打線に火がつかないまま 進んでしまうんだろうか。 (2007,6,14)

セ・リーグ順位表 2007/6/14現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人6237250.597-
中 日6234262.5672.0
横 浜5727291.4827.0
阪 神6025341.42410.5
広 島6025341.42410.5
ヤクルト5823350.39712.0

・対ロッテ3回戦は、11vs7。数年に1度あるかないかの、奇跡の勝利。
 8回までは、林のソロと庄田のソロの2得点のみ。2vs7と、今日も圧倒的な力負けかと思っていた。 ところが9回表、急に火がついたように連打。HRもなく9得点。なんだか安っぽいドラマをみているような 展開だった。
 しかし、こんな勝ち方は決して褒められたものではない。本当はもっと早い回から何とかしなくてはいけない。 ただ、これを一つのきっかけに目覚めてくれればと思う。 (2007,6,16)

セ・リーグ順位表 2007/6/16現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人6338250.603-
中 日6335262.5742.0
横 浜5828291.4917.0
阪 神6126341.43310.5
広 島6125351.41711.5
ヤクルト5924350.40712.0

・対ロッテ4回戦は、延長12回0vs0で引き分け。今年の対戦成績は1勝2敗1分であった。
 両チームとも先発投手が好投。特にロッテ成瀬投手は10回を投げきり、被安打3はお見事。 阪神ジャン投手は6回被安打6ながら、無失点で乗り切った。両チームとも決定打が出ず、 勝負がつかなかった。昨日の勢いに乗って、本当は勝ちたかったのだが、 少しずつ粘りが出てきたのは明るい兆候。 (2007,6,17)

セ・リーグ順位表 2007/6/17現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人6439250.609-
中 日6435272.5653.0
横 浜5928301.4838.0
阪 神6226342.43311.0
広 島6225361.41012.5
ヤクルト6024360.40013.0

・対楽天3回戦は、1vs0。
 投手戦というよりは、貧打戦。確かに先発下柳は、持ち味を活かした巧みなピッチングではあったが、 いつも無失点で逃げられるわけではない。これでは大型連勝は望めない。 (2007,6,19)

セ・リーグ順位表 2007/6/19現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人6540250.615-
中 日6536272.5713.0
横 浜6029301.4928.0
阪 神6327342.44311.0
広 島6325371.40313.5
ヤクルト6124370.39314.0

・対楽天4回戦は、5vs0。今年の対戦成績は、3勝1敗であった。
 今年初めての、阪神らしい試合だった。いや、一皮むけたと言っていい。 特に変わったのは、監督かもしれない。
 2回裏、無死1塁走者鳥谷、打者野口の時に、なんとエンドランを成功させる。 機動的な野球をやっていこうという、監督の強い意志を感じる場面だった。
 1安打好投の先発ルーキー上園を6回にスパッと変えたようなことは、 これまでにもある策ではあったが、そのあとJFKが締め(久保田には問題があったが)、打線もキッチリ追加点を重ねるという理想の展開。 いよいよ本格始動か?と感じさせる試合だった。 (2007,6,20)

セ・リーグ順位表 2007/6/20現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人6641250.621-
中 日6637272.5783.0
横 浜6130301.5008.0
阪 神6428342.45211.0
広 島6425381.39714.5
ヤクルト6224380.38715.0

・対日本ハム3回戦は、延長11回4vs6。
 総力戦だった。1回表に3点先制されるも、その裏林のタイムリー、 金本の3ランで逆転したのはお見事。 その後追いつかれ、延長戦へ突入。
 11回表に被弾した橋本だけが悪いのではない。 むしろ、JFKが投げている間に点が取れなかった打撃陣の責任である。 確かにダルビッシュ投手の出来は尻上がりに良くなっていたが、 あと1本が出ないと勝利はない。 強いチーム、弱いチームにはそれぞれ、理由があるのだ。 (2007,6,23)

セ・リーグ順位表 2007/6/23現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人6742250.627-
中 日6737282.5694.0
横 浜6231301.5088.0
阪 神6528352.44412.0
広 島6526381.40614.5
ヤクルト6325380.39715.0

・対日本ハム4回戦は、1vs3。今年の対戦成績は、0勝4敗であった。
 結局得点は、野口のソロHRの1点のみ。スコアリングポジションにランナーを進めても帰せない病気は、 どうしようもない。交流戦王者のファイターズに、力負け。
 交流戦の結果は、9勝14敗1分で借金を5つ増やした。昨年までとは対照的な結果であり、 これが今年の現状と受け止めるしかない。 (2007,6,24)

セ・リーグ順位表 2007/6/24現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人6842260.618-
中 日6837292.5614.0
横 浜6332301.5167.0
阪 神6628362.43812.0
広 島6626391.40014.5
ヤクルト6425390.39115.0

セ・リーグ順位表 2007/6/25現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人6842260.618-
中 日6837292.5614.0
横 浜6433301.5246.5
阪 神6628362.43812.0
広 島6626391.40014.5
ヤクルト6425390.39115.0

セ・リーグ順位表 2007/6/26現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人6942270.609-
中 日6837292.5613.5
横 浜6534301.5315.5
阪 神6628362.43811.5
広 島6626391.40014.0
ヤクルト6425390.39114.5

・対横浜戦は、雨天中止。 (2007,6,29)

セ・リーグ順位表 2007/6/29現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人7043270.614-
中 日6837292.5614.0
横 浜6534301.5316.0
阪 神6628362.43812.0
広 島6726401.39415.0
ヤクルト6425390.39115.0

・対横浜9回戦は、8vs2。目下の大切な相手に、快勝。
 相手のミスが発端とはいえ、2回の畳みかける先制劇はお見事。とにかく早い回に何とかすることが、 今の課題なので、好ましい試合展開だ。先発下柳も、よく持ち味を発揮していた。 金本と林のHRもうれしい。 (2007,6,30)

セ・リーグ順位表 2007/6/30現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人7143280.606-
中 日6937302.5524.0
横 浜6634311.5236.0
阪 神6729362.44611.0
広 島6827401.40314.0
ヤクルト6526390.40014.0

・対横浜10回戦は、5vs1。
 気持ちのいい連勝だった。坂のHRで1点を先制したあと、先発上園が打たれ同点に。 しかし今日も打線がつながり、こちらのペースで試合を進めることができた。 若手が活躍し、ベテランの主砲が2日連続でHRを放ち、最後はJFKで締める。 理想的な形だ。 (2007,7,1)

セ・リーグ順位表 2007/7/1現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人7244280.611-
中 日7037312.5445.0
横 浜6734321.5157.0
阪 神6830362.45511.0
ヤクルト6627390.40914.0
広 島6927411.39715.0

・対ヤクルト9回戦は、延長11回、2vs1でサヨナラ勝ち。リーグ戦復帰後、3連勝。
 しかし、サヨナラ勝ちという興奮はなかった。先発ジャンはダラダラと安打を許し、 持病のイライラ病で自滅しそうなシーンもあった。なんとか乗り越え、 JFKにつないだが、打線も決め手を欠き、延長戦へ。最後は藤本がピッチャー返しで決めたが、 なんとも勢いの感じられない試合だった。ただ、勝とうという執念だけは伝わってきたから、 もう少し見守ることにしよう。 (2007,7,3)

セ・リーグ順位表 2007/7/3現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人7344290.603-
中 日7138312.5514.0
横 浜6835321.5226.0
阪 神6931362.46310.0
ヤクルト6727400.40314.0
広 島7027421.39115.0

・対ヤクルト10回戦は、3vs4で惜敗。
 闘志あふれる接戦で、最後まで諦めない試合だった。 先発福原の立ち上がりに、相手に3点本塁打を許してしまうが、 それ以後はよく耐えた。打線も奮起した。 今日の負け方ならば、しょうがないと思う。 今岡の失策は、痛かったが。 (2007,7,4)

セ・リーグ順位表 2007/7/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人7445290.608-
中 日7138312.5514.5
横 浜6935331.5157.0
阪 神7031372.45611.0
ヤクルト6828400.41214.0
広 島7027421.39115.5

・対ヤクルト11回戦は、1vs4。2連敗して、カード1勝2敗となった。
 先発若竹は5回を投げて3失点だが、単打と3ランHRの2安打のみ。十分立派な初先発であった。 打線が援護してあげなければいけないのに、得点は野口のソロHRのみ。ただ、今日の試合展開では、 こちらにツキがまったくなかった。 (2007,7,5)

セ・リーグ順位表 2007/7/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人7445290.608-
中 日7239312.5574.0
横 浜6935331.5157.0
阪 神7131382.44911.5
ヤクルト6929400.42013.5
広 島7127431.38616.0

・対中日7回戦は、2vs0。下柳投手が通算100勝を達成(シモさん、おめでとう!)。
 ナゴヤドームということもあり、今日は苦しい展開が予想されたが、 我が投手陣の奮闘によって勝利。だが、今日の試合は、決して褒められない。 初回の打線のつながりだけは久しぶりにタイガースらしかったと言えるが、 2ケタ安打しながらその後無得点というのは情けない。ひたすら中日打線の拙攻に助けられた格好だ。
 こんな攻め方では、明日以降は勝つことは難しい。中軸の得点力不足は、本当に深刻。 (2007,7,6)

セ・リーグ順位表 2007/7/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人7545300.600-
中 日7339322.5494.0
横 浜6935331.5156.5
阪 神7232382.45710.5
ヤクルト7030400.42912.5
広 島7127431.38615.5

・対中日8回戦は、0vs3。昨日と同じような試合を、今度は相手にやられた。
 先発上園の出来はかなりよかった。ウッズの先制2ランも、たった1球の失投だった。 いや、あれは捕手野口の要求が中途半端だったせいだ。 一方、中日川上投手は決して万全ではなかったのに、攻略できなかった打撃陣の責任は重い。 後味の悪い試合だった。 (2007,7,7)

セ・リーグ順位表 2007/7/7現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人7645310.592-
中 日7440322.5563.0
横 浜7036331.5225.5
阪 神7332392.45110.5
ヤクルト7131400.43711.5
広 島7227441.38015.5

・対中日9回戦は、6vs3。ナゴヤドーム3連戦で予想外の勝ち越し。
 2点先制されたあと、すかさず林の同点弾。5回表には名手井端のまさかのエラーが きっかけとなり、満塁から主砲のタイムリーで勝ち越し。その裏、相手主砲が意地の同点タイムリーと、 まさに好ゲーム。しかし、矢野のHRで流れを引き寄せ、勝利。
 久しぶりにこういう試合を敵地でできたことの意味は大きい。ただ、5回の1アウト満塁で結局1点しか取れなかったことは、 大きな反省点。 (2007,7,8)

セ・リーグ順位表 2007/7/8現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人7745320.584-
中 日7540332.5483.0
横 浜7137331.5294.5
阪 神7433392.4589.5
ヤクルト7232400.44410.5
広 島7327451.37515.5

・対巨人10回戦は、2vs1。大切な9連戦の初戦を取った。
 先発福原は素晴らしかった。息詰まる投手戦の中で、口火を切った矢野の一発が実に大きかった。 金本のソロも、あれがなければ勝てていたかどうかわからなかった。
 藤川が点を取られると、大事件のような気がしてしまうが、恐い巨人打線を1点に抑えたのは、やはり素晴らしい。 一方、打撃陣はもっともっと暴れないといけない。 (2007,7,10)

セ・リーグ順位表 2007/7/10現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人7845330.577-
中 日7641332.5542.0
横 浜7237341.5214.5
阪 神7534392.4668.5
ヤクルト7333400.4529.5
広 島7427461.37015.5

・対巨人11回戦は、9vs4。ほぼ一方的なゲーム展開だった。
 連敗中の巨人がミスをきっかけにどんどん自滅してくれたような試合だったが、 そのきっかけを作ったのが、金本の同点アーチだった。あそこから崩れていったのが、 最近の巨人のチーム状態をよく表している。びっくりしたのは2回途中で先発若竹を下ろしたことだが、 結果的に正解だった。 (2007,7,11)

セ・リーグ順位表 2007/7/11現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人7945340.570-
中 日7742332.5601.0
横 浜7337351.5144.5
阪 神7635392.4737.5
ヤクルト7434400.4598.5
広 島7527471.36515.5

・対巨人12回戦は、延長12回4vs3。敵地で3タテ。
 両チームともヒットは出るが点に結びつかない展開で、4回裏巨人阿部の犠打1点のみで終盤へ。 阪神が初めて得点したのが8回表。矢野のタイムリーで1vs1に追いついた。延長に入り12回表に、昨日プロ初HRを放った桜井が、 2日連続で3ランを。これで楽勝かと思いきや、その裏2点返される。 相手の執念というよりは、ダーウィンが危なっかしすぎる。藤川の後を託されてマウンドに上がったのに、 3点あってもヒヤヒヤだなんて、これでは信頼は得られない。 (2007,7,12)

セ・リーグ順位表 2007/7/12現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人8045350.563-
中 日7842342.5531.0
横 浜7438351.5213.5
阪 神7736392.4806.5
ヤクルト7534410.4538.5
広 島7628471.37314.5

・甲子園での対中日戦は、雨天中止。 (2007,7,13)

セ・リーグ順位表 2007/7/13現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人8146350.568-
中 日7842342.5531.5
横 浜7539351.5273.5
阪 神7736392.4807.0
ヤクルト7634420.4479.5
広 島7728481.36815.5

・甲子園での対中日戦は、連夜の雨天(台風)中止。 (2007,7,14)

セ・リーグ順位表 2007/7/14現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人8246360.561-
中 日7842342.5531.0
横 浜7539351.5273.0
阪 神7736392.4806.5
ヤクルト7634420.4479.0
広 島7829481.37714.5

・対中日10回戦は、3vs6。
 ミスをしたほうが負ける。当たり前のことが、そのまま結果になった。 3回表の5失点のうち、3点はこちらから献上したようなものだ。 その後の地道な反撃を見れば、今、着実に上位チームと互角に戦える波に乗っている ことがわかる。今日の負けには意味があった。 (2007,7,15)

セ・リーグ順位表 2007/7/15現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日7943342.558-
巨 人8346370.5540.0
横 浜7539351.5272.5
阪 神7836402.4746.5
ヤクルト7634420.4478.5
広 島7930481.38513.5

・対巨人13回戦は、2vs4。
 内海投手の出来は最高だった。ところが完封目前の9回裏、 突然意識したのか崩れだし、林と桜井がタイムリーを放ってようやく2点返した。 阪神打線の何とかしようという姿勢も現れていた。中継ぎ陣も良い仕事をした。 先発福原には課題が残ったが、明日へつながる負けだったように思う。 (2007,7,16)

セ・リーグ順位表 2007/7/16現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人8447370.560-
中 日8043352.5511.0
横 浜7640351.5332.5
阪 神7936412.4687.5
ヤクルト7735420.4558.5
広 島8030491.38014.5

・対巨人14回戦は、4vs0で完封勝利。
 先発投手が試合を作り、守りがミスをせず、相手投手のわずかなスキを突くことができれば勝てる。 まさにセオリーどおりの快勝。猛打賞の赤星はもちろん素晴らしかったが、 ベテラン矢野の犠打が大きかった。あそこから代打桧山敬遠、代打庄田押し出し死球、 そして赤星の2点タイムリーへとつながったのだ。途中出場シーツの2塁打もうれしかった。 今は不振を極める右打者シーツ、今岡、関本らの復調が、これからの試合には欠かせないのだから。 (2007,7,17)

セ・リーグ順位表 2007/7/17現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日8144352.557-
巨 人8547380.5530.0
横 浜7740361.5262.5
阪 神8037412.4746.5
ヤクルト7835430.4498.5
広 島8131491.38813.5

・対巨人15回戦は、5vs3。先週の3連戦3連勝と合わせると、6戦で5勝1敗となった。
 昨日ヒーローの選手会長赤星、本日ヒーローの主砲兄貴と、傷を負った選手が存在感を示す。 そうやって中堅やベテランが模範を示せば、若手も奮起するしかない。後半戦へ向けて、 いい形ができつつある。久保田の被弾は余計だったが。 (2007,7,18)

セ・リーグ順位表 2007/7/18現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日8245352.562-
巨 人8647390.5471.0
横 浜7841361.5322.5
阪 神8138412.4816.5
ヤクルト7935440.4439.5
広 島8231501.38314.5

・対中日11回戦は、8vs5。
 期待された先発ジャンが負傷で交代。守りにもミスが出る。中盤までの試合展開を見る限り、 今日はツキがないと思われた。だが、相手にも今ひとつまとまりがなかった。
 中日のチーム状態はかなり悪い。そんな中でも積極果敢な攻撃で、試合を締めてくれた。 首位の底力を見せつけられた思いだ。我がタイガースは、今日のヒーロー狩野に象徴されるように、 若い力を活かすことが、今後とても重要になる。 (2007,7,24)

セ・リーグ順位表 2007/7/24現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日8345362.556-
巨 人8747400.5401.0
横 浜7942361.5381.5
阪 神8239412.4875.5
ヤクルト8035450.4389.5
広 島8332501.39013.5

・対中日12回戦は、8vs6。ナゴヤドームで2カード続けて勝ち越しを決めた。
 今日は序盤から両先発投手の立ち上がりを打撃陣が捉えて、点の取り合いとなった。 取れば取り返されるの繰り返しだったが、最後は打ち勝った。今日のヒーローは8回勝ち越し打の 藤本だが、今はこうやって日替わりヒーローで乗り切る形しかないだろう。 明日はまさか勝たせてくれるとは思えないが、全力でぶつかるのみだ。 (2007,7,25)

セ・リーグ順位表 2007/7/25現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日8445372.549-
巨 人8848400.5450.0
横 浜8042371.5321.5
阪 神8340412.4944.5
ヤクルト8135460.4329.5
広 島8433501.39812.5

・対中日13回戦は、3vs2で接戦をモノにし、なんとナゴヤドームで3タテ。
 中日李に先制ソロを打たれたすぐあと、阪神主砲金本が逆転2ラン。矢野の犠打でもう1点。 8回裏、久保田がなんとノーアウト満塁のピンチを招き、1点を返され、2アウトを取ったところで 藤川にスイッチ。見事ウッズを三振に取る。9回裏も3人でピシャリと締めた。
 借金を返済し、勝率5割。ここから本当の戦いが始まる。明日からの横浜戦が本当に大切だ。 (2007,7,26)

セ・リーグ順位表 2007/7/26現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人8949400.551-
中 日8545382.5421.0
横 浜8142381.5252.5
阪 神8441412.5004.5
ヤクルト8235470.42710.5
広 島8534501.40512.5

・対横浜11回戦は、5vs2。
 桜井の伸び伸びした野球。矢野の勝負強いバッティング。鉄人金本のここぞという時の一発。 すべてがうまく回っている。これで6連勝だが、そんなことは気にせず、 甲子園でもっと思う存分やってほしい。 (2007,7,27)

セ・リーグ順位表 2007/7/27現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人9050400.556-
中 日8645392.5362.0
横 浜8242391.5193.5
阪 神8542412.5064.5
ヤクルト8336470.43410.5
広 島8634511.40013.5

・対横浜12回戦は、2vs7。7連勝ならず。
 満塁で2度凡退したシーツの復調はまだ先のようだ。先発岩田はボール先行、 渡辺はもっとひどく、2連続押し出し。あんなことをしていては、絶対に勝てない。 今日は悪いところばかりが露呈した試合だった。 せっかく私はライトスタンドで応援していたのに。 (2007,7,28)

セ・リーグ順位表 2007/7/28現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人9150410.549-
中 日8746392.5411.0
横 浜8343391.5242.5
阪 神8642422.5004.5
ヤクルト8436480.42910.5
広 島8735511.40712.5

・対横浜13回戦は、9vs4。カード勝ち越し。
 再度打線が奮起。関本、鳥谷の一発が効果的に出た。 昨日ひどかった渡辺も今日は抑えた。シーツの復調が遠いと昨日書いたが、 今日は何とか存在感を見せた。さらに今後期待しよう。 (2007,7,29)

セ・リーグ順位表 2007/7/29現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人9251410.554-
中 日8847392.5471.0
横 浜8443401.5183.5
阪 神8743422.5064.5
ヤクルト8536490.42411.5
広 島8835521.40213.5

・対ヤクルト12回戦は、4vs3。
 幸先良く3点を先制した後、5回には追いつかれたが、6回には2アウトから林が三塁打を放ち、 矢野がそれを迎え入れた。若手とベテランが共に力を発揮して結果を残した理想的な形。 ジェフが怪我から復帰してくれたのも大きい。 (2007,7,31)

セ・リーグ順位表 2007/7/31現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日8948392.552-
巨 人9351420.5480.0
横 浜8544401.5242.5
阪 神8844422.5123.5
ヤクルト8636500.41911.5
広 島8935531.39813.5

・対ヤクルト13回戦は、3vs11。
 先発下柳は確かに打ちこまれてしまったが、それほどひどい状態ではなかった。 たまたま打球の飛んだ場所が悪かったり、守備のミスが重なって不要な失点が多かった。 こういう日は勝てない。一方、ヤクルト先発グライシンガーは素晴らしかった。 完敗である。 (2007,8,1)

セ・リーグ順位表 2007/8/1現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人9452420.553-
中 日9048402.5451.0
横 浜8644411.5183.5
阪 神8944432.5064.5
ヤクルト8737500.42511.5
広 島9036531.40413.5

・対ヤクルト14回戦は、6vs5。
 効果的にヒットを積み上げ、3点のリードを保っていた6回表に、 リグスにまさかの逆転満塁HRをあびる。 それまで好投していた先発ボーグルソンの失投だった。 意気消沈したのだが、そのまま終わらないのが、 今のタイガース。すぐさまその裏に、満塁から赤星の3点タイムリー2塁打。 こういう勝ち方ができる今のチーム状態なら、長期ロードも心配いらない。 (2007,8,2)

セ・リーグ順位表 2007/8/2現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人9553420.558-
中 日9048402.5451.5
横 浜8744421.5124.5
阪 神9045432.5114.5
ヤクルト8837510.42012.5
広 島9036531.40414.0

・対広島12回戦は、6vs2。
 長期ロード最初のカードは、今期ここまで2勝9敗と唯一負け越しているカープ戦。 今日も先発ジャンが持病のボークを連発するなど中盤までは不穏な空気。 一時は逆転を許すも、8回表に打線が目覚め、一挙5得点で試合を決めた。 特に、復帰した濱中の同点弾はうれしかった。 絶対に勝ちたかった試合だけに、明日からもノってゆけそうだ。 (2007,8,3)

セ・リーグ順位表 2007/8/3現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人9654420.562-
中 日9149402.5511.5
阪 神9146432.5174.5
横 浜8844431.5065.5
ヤクルト8937520.41613.5
広 島9136541.40015.0

・対広島13回戦は、7vs0で快勝。
 先発ルーキー上園が見事なピッチング。7・8回は再三ピンチを招きながらも江草が、 9回は桟原が見事な完封リレー。JFKを使わずに勝てたのは大きい。 打撃陣では徐々に復活しつつあるシーツと主砲金本が揃って2ラン。桜井もあとひと伸びで柵越えという 2塁打。先発マスクの野口と代打藤本のタイムリーも光った。色んな攻めで得点できるようになってきた。これからのカギは、とにかく先発陣の踏ん張りに尽きる。 (2007,8,4)

セ・リーグ順位表 2007/8/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人9755420.567-
中 日9249412.5442.5
阪 神9247432.5224.5
横 浜8945431.5115.5
ヤクルト9037530.41114.5
広 島9236551.39616.0

・対広島14回戦は、4vs2。今年、分が悪い広島に敵地で3タテ。
 3回表、鳥谷の先制ソロで口火を切り、連打で4点をもぎとる。ところがその後は、 再三チャンスをつくりながらも追加点ならず。先発岩田は4回持たず、 渡辺、杉山のリレーでなんとか6回までつないだ。まだまだ死角はたくさんある。 広島には今後も借りを返してゆかなければいけないし、上位チームに挑むためにも、 更なる弱点克服が必要だ。 (2007,8,5)

セ・リーグ順位表 2007/8/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人9856420.571-
中 日9349422.5383.5
阪 神9348432.5274.5
横 浜9046431.5175.5
ヤクルト9137540.40715.5
広 島9336561.39117.0

・対巨人16回戦は、2vs3で惜敗。これで対戦成績は8勝8敗となった。
 シーツの先制弾は、いよいよ彼の復活を告げるもの。 しかし、先発下柳が4回につかまり、阿部に逆転3ランを浴びる。最後は9回に1点を返すのが やっとだった。門倉投手のうれしい今期初勝利。今のタイガースの勢いを、 ジャイアンツの勢いが上回ったような試合だった。 ダメージはそんなに大きくない。明日また頑張ればよい。 (2007,8,7)

セ・リーグ順位表 2007/8/7現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人9957420.576-
中 日9450422.5433.5
横 浜9147431.52225.5
阪 神9448442.52175.5
ヤクルト9237550.40216.5
広 島9436571.38718.0

・対巨人17回戦は、15vs2。
 昨日の惜敗から打って変わって、なんと22安打の猛攻で大勝。 タイムリーと2ランのシーツはもう復活したといっていいだろう。 矢野も2発。関本も1発。金本は6打席4安打1四球。皆が爆発した試合。 こんな試合はそうあるものじゃないが、確実に次へとつながってゆくだろう。 (2007,8,8)

セ・リーグ順位表 2007/8/8現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人10057430.570-
中 日9550432.5383.5
阪 神9549442.5274.5
横 浜9247441.5165.5
ヤクルト9338550.40915.5
広 島9537571.39417.0

・対巨人18回戦は、2vs2引き分け。
 濱中が先制ソロを打てば、阿部が同点ソロ。 高橋がタイムリーで逆転すれば、関本が犠牲フライで同点。 その後、両チームとも決め手を欠き、12回までで決着付かず。 しかし、今日は負けなかったということが、大きい。 (2007,8,9)

セ・リーグ順位表 2007/8/9現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人10157431.570-
中 日9651432.5433.0
阪 神9649443.5274.5
横 浜9348441.5225.0
ヤクルト9438560.40416.0
広 島9637581.38917.5

・対横浜14回戦は、8vs6。
 1回裏に2点先制されたが、2回表にはピッチャー上園のタイムリーをきっかけに、濱中の2点タイムリーで逆転。 3回表には、桜井、代打葛城のヒットで更に3点。これで今日は楽勝かと思われたが、 なんと4回裏にシーツのエラーと佐伯の3ランで同点に追いつかれる。しかし、こういう展開でも今のチームなら大丈夫。 6回表に3番4番で2点勝ち越し。最後はJFKで逃げ切った。 まずは初戦を取れてよかった。 (2007,8,10)

セ・リーグ順位表 2007/8/10現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人10258431.574-
中 日9751442.5374.0
阪 神9750443.5324.5
横 浜9448451.5166.0
ヤクルト9538570.40017.0
広 島9738581.39617.5

・対横浜15回戦は、2vs3。
 2点を先行されたが7回に金本の犠牲フライ、8回に赤星のタイムリーで同点に追いつく。 この流れなら勝てるはずだったが、絶好の逆転機に3・4番が三振。 その裏、久保田が簡単に勝ち越しを許してしまった。 これで1勝1敗。明日勝てれば予定通りなのだが。 (2007,8,11)

セ・リーグ順位表 2007/8/11現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人10358441.569-
中 日9852442.5423.0
阪 神9850453.5264.5
横 浜9549451.5215.0
ヤクルト9639570.40616.0
広 島9838591.39217.5

・対横浜16回戦は、5vs1。
 久々の一軍先発の能見がうれしい2勝目。 初回にシーツの先制タイムリー、4回に林の3ラン、 8回には金本のダメ押しタイムリーと、効果的に得点。 能見は6回まで1失点、7回からJFKは無失点。 理想的な展開で、カード2勝1敗と勝ち越した。 (2007,8,12)

セ・リーグ順位表 2007/8/12現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人10458451.563-
中 日9953442.5462.0
阪 神9951453.5313.5
横 浜9649461.5165.0
ヤクルト9739580.40216.0
広 島9939591.39816.5

・京セラドームで行われた対中日14回戦は、5vs1で快勝。
 先発ボーグルソンは立ち上がりから絶好調で、いつ崩れるかと心配だった。 唯一の失投が、谷繁に許した同点ソロ。一方、中日先発山井は最初から制球が定まらなかったものの、 次第に調子を上げてきた。ただ、同点の8回に代打を出さず続投させるしかなかった中日の苦しい台所事情が、 その裏の阪神の猛攻を呼んでしまったようだ。林の2点タイムリー、桜井の2ランで試合を決めた。
 これほどチーム状態に大きな差があっても、まだ中日の勝ち数が上回っているのだから、 今後相当頑張らないと、中日に打ち勝つことはできない。まだまだこれからが正念場だ。 (2007,8,14)

セ・リーグ順位表 2007/8/14現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人10558461.558-
中 日10053452.5412.0
阪 神10052453.5362.5
横 浜9749471.5105.0
ヤクルト9840580.40815.0
広 島10040591.40415.5

・京セラドームで行われた対中日15回戦は、0vs2。
 中日先発朝倉投手の出来が素晴らしかった。今日はその一言に尽きる。 一方、阪神先発ジャンは内容が悪く、それでも2失点で収まったのは、 ひとえに中日打線が不調であるがゆえ。今日は負けるべくして負けた。 こういう負けは、後に引きずらない。明日頑張ればいい。 (2007,8,15)

セ・リーグ順位表 2007/8/15現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人10658471.552-
中 日10154452.5451.0
阪 神10152463.5312.5
横 浜9849481.5055.0
ヤクルト9941580.41414.0
広 島10141591.41014.5

・京セラドームで行われた対中日16回戦は、2vs3。
 先発川上と下柳の投げ合いで、途中まで投手戦だった。 ところが、ウッズに2ランを打たれて均衡が破られた。 遅まきながら金本のソロが出て、8回の攻防につながった。 ジャッジを巡って岡田監督が今期2度目の退場となったが、 指揮官の闘志は、きっとナインにも伝わっている。 次のカードも全力でぶつかってほしい。 (2007,8,16)

セ・リーグ順位表 2007/8/16現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日10255452.550-
巨 人10758481.5470.0
阪 神10252473.5252.5
横 浜9849481.5054.5
広 島10242591.41613.5
ヤクルト9941580.41413.5

・京セラドームで行われた対広島15回戦は、3vs1。
 先発杉山が好投。桜井の2ランで先制。途中ピンチもあり、1点を返されたが、 林の犠牲フライの時にホームでの微妙な判定で追加点。最後はJ−K−Fの継投で逃げ切った。
 今年唯一負け越している広島に、これで4連勝。まだまだ借りを返さなくてはいけない。 (2007,8,17)

セ・リーグ順位表 2007/8/17現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日10356452.554-
巨 人10859481.5510.0
阪 神10353473.5302.5
横 浜9949491.5005.5
広 島10342601.41214.5
ヤクルト10041590.41014.5

・京セラドームで行われた対広島16回戦は、6vs0。
 先発能見が前回登板に引き続き好投。今日は完封をやってのけた。 打撃陣も安打がつながり、2回2点、3回2点、6回1点。最後は7回裏、野口の押し出し四球で 6点め。関本とシーツも調子を上げてきたし、相変わらず野口も元気だ。 今は不調の選手がいても、他が補える。まだまだ広島には借金を返し続けなくては。 (2007,8,18)

セ・リーグ順位表 2007/8/18現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日10456462.549-
巨 人10959491.5460.0
阪 神10454473.5351.5
横 浜10050491.5054.5
ヤクルト10142590.41613.5
広 島10442611.40814.5

・京セラドームで行われた対広島17回戦は、0vs3。
 広島先発大竹投手に完全に抑えられた。後続も攻略できずに3安打無得点。 阪神先発ボーグルソンは押し出し四球で先制点を与えるなど、締まらない内容。 昨日の完封勝ちから一転したが、カードは2勝1敗で勝ち越し。まだまだ広島には 借金を返し終えていないのだが。 (2007,8,19)

セ・リーグ順位表 2007/8/19現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日10557462.553-
巨 人11060491.5500.0
阪 神10554483.5292.5
横 浜10150501.5005.5
広 島10543611.41314.5
ヤクルト10242600.41214.5

・対ヤクルト15回戦は、9vs7。
 先発ジャンが、序盤の試合をぶち壊してくれた。 初回3失点、2回に2失点。最後は武内への頭部死球で危険球退場。 2番手桟原もタイムリーを打たれ、なんと7点のビハインド。 もうこれで終わりかな?と思いつつも、こういう試合は荒れるだろうなと予想して見ていたら、 奇跡は起こった。
 3回表に鳥谷が2ラン。4回表に代打桧山が満塁HR。その後シーツの タイムリー2塁打で同点。5回には矢野の勝ち越しソロ。 3番手江草が好投し、その後JFKの完璧なリレーの中、赤星がダメ押しのタイムリーを放ち、 勝負あり。久々の桧山の大活躍に、大きな感動をもらった試合だった。
 これがチームの勢いの差なのか。ドラマ以上にドラマチックな展開に、 全国の虎党はこれから先に待っているもっと大きなドラマを夢想したかもしれない。 だが、試練はこれからだ。明日、明後日が本当に大事な試合になる。 (2007,8,21)

セ・リーグ順位表 2007/8/21現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日10658462.558-
巨 人11160501.5451.0
阪 神10655483.5342.5
横 浜10251501.5055.5
広 島10643621.41015.5
ヤクルト10342610.40815.5

・対ヤクルト16回戦は、12vs2で大勝。
 桜井の2ランとソロ、関本の2ラン、金本の3ラン。 HRだけでなんと8得点。結果的に12安打で12得点ということになった。 上園投手は、うれしい完投勝利。 最近の能見といい、1人で投げ通してくれる投手の存在を、どれほど待ち望んでいたことか。 この時期にきて、チームは理想的な状態になりつつある。 ぜひ、この勢いを継続して欲しい。 (2007,8,22)

セ・リーグ順位表 2007/8/22現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日10758472.552
巨 人11261501.5500.0
阪 神10756483.5381.5
横 浜10351511.5005.5
広 島10744621.41514.5
ヤクルト10442620.40415.5

・対ヤクルト17回戦は、1vs8で大敗。
 ヤクルト先発グライシンガーの出来が素晴らしく、手も足も出なかった。 唯一の得点は、代打桧山のタイムリー。
 勢いに乗って3連勝といきたいところだったが、そうはさせまいとするヤクルトの気迫に 押されてしまった。 (2007,8,23)

セ・リーグ順位表 2007/8/23現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人11362501.554-
中 日10858482.5471.0
阪 神10856493.5332.5
横 浜10452511.5055.5
広 島10844631.41115.5
ヤクルト10543620.41015.5

・対中日17回戦は、1vs8で大敗。
 中日先発朝倉投手に、2度続けてやられた。まったく手も足も出なかったというのが、 正直なところだろう。今日の負けは、かなり大きな意味を持つ。 もしかすると、この3連戦、3連敗するかもしれない。決して打線の調子が良いとは言えない中日に、 ここまで一方的にやられたことは、計り知れない痛手である。 とにかくこの負けを引きずらずに、最低1勝だけでもすることを考えよう。 (2007,8,24)

セ・リーグ順位表 2007/8/24現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日10959482.551-
巨 人11462511.5490.0
阪 神10956503.5282.5
横 浜10552521.5005.5
広 島10945631.41714.5
ヤクルト10644620.41514.5

・対中日18回戦は、2vs0。
 中日先発小笠原の素晴らしいピッチングに、15三振を喫する。 それに対抗するように、阪神先発ボーグルソンもなんとか無失点で切り抜けた。 9回表にようやく林の犠牲フライと、矢野のタイムリーで2点をもぎとり、 そのまま藤川が抑えた。 何度も好機に凡退を重ねるというお粗末な試合展開だったが、 もうこの時期になれば、とにかく勝つことが大事。 3連敗だけは避けられて良かった。 (2007,8,25)

セ・リーグ順位表 2007/8/25現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人11563511.553-
中 日11059492.5461.0
阪 神11057503.5332.5
横 浜10652531.4956.5
ヤクルト10745620.42114.5
広 島11045641.41315.5

・対中日19回戦は、3vs6。
 ここにきて、好機に凡退というていたらくがまた目立ってきた。 相手投手が好投して手も足も出ないという状況ならば仕方ない。しかし、 今日の中田投手は制球難に苦しんでいた。 守備では藤原が二度にわたる失策で、せっかくの反撃ムードをつぶしてしまった。 焦りはわかるが、ミスをしていては絶対に勝てない。
 カード負け越しそれ自体は大した問題ではない。取り返せる範囲内だ。だが、 好機でまったく手が打てない拙攻と、初歩的な失策だけは、取り返しのつかない事態を招く。 (2007,8,26)

セ・リーグ順位表 2007/8/26現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人11664511.557-
中 日11160492.5501.0
阪 神11157513.5283.5
横 浜10752541.4917.5
ヤクルト10846620.42614.5
広 島11145651.40916.5

・対広島18回戦は、延長12回3vs3引き分け。
 先発能見が打たれ同点とされた後、復帰した安藤、JFKが好投。 今やJFKに次ぐ好投手である江草と渡辺まで投入して必死に防戦したのに、 打線に決定打が出ない。今日の引き分けは、負けに等しい。 打撃陣の責任は大きすぎる。(2007,8,28)

セ・リーグ順位表 2007/8/28現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人11765511.560-
中 日11261492.5551.0
阪 神11257514.5284.0
横 浜10852551.4868.5
ヤクルト10946630.42215.5
広 島11245652.40917.0

・対広島19回戦は、2vs3。
 また貧打に泣いた。4回裏、高橋のタイムリーでせっかく1点差に詰め寄ったのに、 後が続かない。金本も桜井もチャンスで打てない。どうして今年は広島に分が悪いのだろう。 とにかくあと1本への必死さが欲しい。(2007,8,29)

セ・リーグ順位表 2007/8/29現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人11866511.564-
中 日11261492.5551.5
阪 神11357524.5235.0
横 浜10852551.4869.0
ヤクルト11046640.41816.5
広 島11346652.41417.0

・対広島20回戦は、4vs2。
 相手は大投手黒田。そう簡単に点は取れない試合で、 林に代わって5番に入っている桜井が甲子園初となるHRを放ち先制。 それ以外に目立ったチャンスもなかったが、6回についに黒田を捕らえる。 桜井の2点タイムリー3塁打に続き、葛城もタイムリー。久保田が1点を失ったものの、 JFで逃げ切った。3連戦なんとか五分で終わった。(2007,8,30)

セ・リーグ順位表 2007/8/30現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人11866511.564-
中 日11361502.5502.0
阪 神11458524.5274.5
横 浜10953551.4918.5
ヤクルト11046640.41816.5
広 島11446662.41117.5

・対ヤクルト18回戦は、6vs4。
 初回にシーツと高橋のタイムリーで2点先制。ところが3回表に先発ボーグルソンのいわば初めての失投で、ラミレスに同点弾を浴びる。 しかしその裏、金本がHR。高橋も移籍後初となるHRで続く。4回裏には関本にも一発が出て5vs2。 完全にこちらのペースかと思ったのだが、7回表ウイリアムスの時に関本のエラーと、不運なヒットで 1点差に詰め寄られる。ムードがヤクルト優勢に傾いた直後、赤星のタイムリーで流れをこちらに引き戻した。 あとはKFで締めた。
 絶対に取りこぼしの許されないカード。この勝ちは大きい。 (2007,8,31)

セ・リーグ順位表 2007/8/31現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人11966521.559-
中 日11462502.5541.0
阪 神11559524.5323.5
横 浜11054551.4957.5
ヤクルト11146650.41416.5
広 島11546672.40717.5

・対ヤクルト19回戦は、5vs2。
 3回表、ラミレスに先制タイムリーを許すも、その裏すぐさまシーツの2点タイムリー2塁打で追いつき、 さらに金本のタイムリー2塁打で勝ち越し。相手の再三のまずい守備などにも助けられ、 完全にこちらペースで勝てた。 (2007,9,1)

セ・リーグ順位表 2007/9/1現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人12066531.555-
中 日11562512.5491.0
阪 神11660524.5362.5
横 浜11155551.5006.5
広 島11647672.41216.5
ヤクルト11246660.41116.5

・対ヤクルト20回戦は、9回裏3vs2でサヨナラ勝ち。
 先発安藤投手が初回に失投でラミレスに2ランを許す。 なかなか反撃ができなかったのだが、後続投手が踏ん張って追加点を与えなかった。 そして6回に葛城のタイムリーで1点、8回にも葛城のタイムリーで同点。そして最終回は、 無死満塁から桜井が余裕を持ってセンターに弾き返し、サヨナラ。 良い形で3タテできた。これで勢いがつく。 (2007,9,2)

セ・リーグ順位表 2007/9/2現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人12167531.558-
中 日11662522.5442.0
阪 神11761524.5402.5
横 浜11255561.4957.5
広 島11748672.41716.5
ヤクルト11346670.40717.5

・対横浜17回戦は、6vs2。
 序盤から相手のミス連発で、有利に試合を進められた。これで5連勝。 先発能見の調子は決して良くなかったが、1失点で切り抜け、勝ちもついた。 打撃陣では鳥谷が4安打。調子を上げてきた。
 今日納得いかなかったのは、投手交代。ケガから復帰した橋本が9回に登板し、 安打を許したとはいえ、たった1球で下ろされた。打たれたら藤川と、ベンチでは決まっていたらしいが、 いくら藤川のタイトルのためといっても、もっと橋本の調子を見ても良かったのではないか。 しかも公式記録ルールの微妙な変更によって、今日藤川にはセーブがつかないことが、後で判明したらしい。 これはハッキリ言ってベンチのミスだろう。 (2007,9,4)

セ・リーグ順位表 2007/9/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人12267541.554-
中 日11763522.5481.0
阪 神11862524.5441.5
横 浜11355571.4917.5
広 島11848682.41416.5
ヤクルト11447670.41216.5

・対横浜18回戦は、3vs2。
 先発上園の調子は万全ではなく、1点先制されてしまう。 しかし、金本の好守などもあり、それ以上点を許さなかった。 4回裏の鳥谷の同点ソロによって雰囲気はガラリと変わり、 こちらのペースに。今日は藤川にセーブがつき、めでたく6連勝となった。 (2007,9,5)

セ・リーグ順位表 2007/9/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人12368541.557-
阪 神11963524.5481.5
中 日11863532.5432.0
横 浜11455581.4878.5
ヤクルト11548670.41716.5
広 島11948692.41017.5

・対横浜19回戦は、1vs0で9回裏サヨナラ勝ち。
 相手が三浦投手ということで、易々と点が取れないことは最初からわかっていた。 再三得点圏に走者を進めても、ホームが踏めなかった。 杉山投手も好投し、9回表まで両チームゼロ行進。 9回裏無死1塁からの鳥谷の送りバントをキャッチャーのフィルダースチョイスで 無死1,2塁となったところでマットホワイト投手が動揺し、赤星を四球。 シーツがサヨナラヒットで決めた。
 ヤクルトに続き横浜も3タテし、ついに7連勝。 反動が恐いが、巨人戦の目標はもちろん2勝1敗だ。 (2007,9,6)

セ・リーグ順位表 2007/9/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人12469541.561-
阪 神12064524.5521.5
中 日11963542.5383.0
横 浜11555591.4829.5
ヤクルト11548670.41717.0
広 島11948692.41018.0

・対巨人19回戦は、9vs8。
 死闘とはまさにこの試合のこと。1回表、シーツのタイムリーで先制。 1回裏、高橋のソロで同点。2回裏、李のソロ、ホリンズのソロで巨人2点勝ち越し。 4回裏、李の2打席連続ソロで1vs4。5回表、赤星のタイムリー、金本の押し出し四球、 桜井の押し出し死球、葛城の内野ゴロの間の1点で、計4点取って逆転5vs4。 5回裏、高橋の2ランで逆転5vs6。7回表、桜井と矢野のタイムリーで逆転7vs6。 8回表、金本のタイムリーで8vs6。8回裏、李のソロ、二岡のソロで8vs8同点。 9回表、代打桧山のソロで9vs8。最後は藤川が三者凡退で締めて、勝負あり。
 まさに球史に残るような一戦。計7本塁打を放っても勝てなかった巨人のダメージは計り知れないが、 8連勝の阪神にも、これから本当の正念場が来る。追いかけている今が一番楽なのかもしれない。

阪神 100 040 211 | 9
巨人 120 120 020 | 8
(2007,9,7)

セ・リーグ順位表 2007/9/7現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人12569551.5565-
阪 神12165524.55560.5
中 日12064542.5422.0
横 浜11655601.4789.5
広 島12049692.41517.0
ヤクルト11648680.41417.0

・対巨人20回戦は、2vs1。
 2日連続して異様な緊迫感に包まれた試合。 初回鳥谷の先頭打者初球本塁打で1点先制したものの、 そのあと久保投手を打てない。一方、阪神安藤投手の出来も素晴らしく、 5回までパーフェクトピッチング。ところが6回、李にソロを打たれ、同点。 7回表、葛城が値千金の勝ち越しソロ。江草、渡辺、久保田と無失点リレーで、 藤川に。9回裏、巨人矢野にいきなり2塁打を打たれるが、後続を断つ。 特に最後のバッター二岡のようなタイプは、藤川にとって手ごわい相手だと思うが、 気迫が勝った。
 一ファンの勝手な願いを言わせてもらえば、明日は負けたほうがいいと思う。 これからは、追いかけられる立場が一番つらい。こんな快進撃がずっと続くわけはないが、 とにかくどんな状況になろうとも、行くところまで行くしかない。 (2007,9,8)

セ・リーグ順位表 2007/9/8現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神12266524.559-
巨 人12669561.5520.5
中 日12165542.5461.5
横 浜11755611.47410.0
広 島12150692.42016.5
ヤクルト11748690.41017.5

・対巨人21回戦・首位攻防第3ラウンドは、9vs8で息詰まる接戦を制した。
 今日もどちらに転んでもおかしくない、力と力がぶつかりあった好ゲームだった。 初回、好調鳥谷の2塁打に始まり、シーツのタイムリーで先制。ただ、その後が続かなかった。 先発下柳の調子が悪く、1回裏すぐさま1vs3と逆転される。3回表には濱中のソロで2vs3。 4回表、代打起用がバッチリ当たって、狩野の同点3塁打が飛び出す。5回表、無死からの連打で、 金本の2点タイムリー2塁打が出て5vs3。しかしその裏、2点返されて同点。7回表、2死からの連打、 矢野のタイムリー2塁打が飛び出し7vs5。もうこれで決まったと思ったその裏、 二岡の同点2ランで7vs7。両者一歩も譲らず延長に入り、10回表鳥谷と藤原のタイムリーが出て9vs7。 その裏も巨人が必死に粘り、藤川から1点取り9vs8。しかし、試合はそこで終わった。
 これからの試合が本当に大切になる。しぶとい中日もすぐ後につけてきているし、 このタフな3連戦の反動で、次の広島戦に負け越すようなことだけは、 絶対に避けなければならない。ハードな9月は続く。

阪神 101 120 200 2 | 9
巨人 300 020 200 1 | 8
(2007,9,9)

セ・リーグ順位表 2007/9/9現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神12367524.563-
中 日12266542.5501.5
巨 人12769571.5481.5
横 浜11856611.47910.0
広 島12250702.41717.5
ヤクルト11848700.40718.5

・対広島21回戦は、0vs9。前の広島戦から始まった連勝が10でストップした。
 単に先発投手の出来云々ということではなく、前カードまでの緊張の糸が切れたような試合。 こういう事態は予測できたが、今年の広島に対する分の悪さが一気に出てしまった感じだ。 褒めるべき所が何もない。どうせ負けるなら、明日に引きずらないこういった展開でいい。 (2007,9,11)

セ・リーグ順位表 2007/9/11現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神12467534.558-
巨 人12870571.5510.5
中 日12366552.5451.5
横 浜11957611.4839.0
広 島12351702.42116.5
ヤクルト11948710.40318.5

・対広島22回戦は、2vs6。
 今日は阪神上園、広島青木の両先発とも好投し、投手戦が続いた。 しかし、打線が波に乗れないまま、4回裏の2点に続き、6回裏にも上園は2点を献上してしまう。 8回裏には橋本が作ったピンチを、代わった江草が守りきれず2失点。
 分の悪い広島に連敗。小休止ということで、明日以降がんばってもらおう。 (2007,9,12)

セ・リーグ順位表 2007/9/12現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神12567544.554-
巨 人12970581.5470.5
中 日12466562.5411.5
横 浜12058611.4878.0
広 島12452702.42615.5
ヤクルト12049710.40817.5

・対広島23回戦は、5vs3。
 絶対に勝たなくてはいけない試合に、先発杉山は好投した。5回表の攻撃時、 代打を出され降板となったが、褒めて良い出来だったと思う。 初戦と第2戦は、沈黙した打撃陣に責任があり、その意味では、今日はなんとか打撃陣も面目を保った。 沈滞ムードを打破したいときに一発が打てる主砲・金本はさすがのひと言。 守護神・球児が9回裏、栗原にHRを打たれたが、ご愛敬。そもそも今シーズンここまで被弾が なかったというのが異常なのだ。 (2007,9,13)

セ・リーグ順位表 2007/9/13現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神12668544.557-
中 日12567562.5451.5
巨 人13070591.5431.5
横 浜12158621.4839.0
広 島12552712.42316.5
ヤクルト12150710.41317.5

・対中日20回戦は、5vs7。
 表向き好ゲームではあったが、細部を見れば、反省すべき点はたくさんある。 4回裏に4vs1と逆転したときは、今日はこれでいけるかと思ったが、そこまでたったの2安打。 江草と渡辺の好投は今日も光ったが、結局久保田がウッズに2ラン、最終回には藤川がウッズにまさかの2点タイムリーを打たれ、 力尽きた。
 もしかするとこの3連戦、3連敗するかもしれない。そんな予感を感じさせた。お互いに 力を100%発揮できない拙攻合戦の中で、 結果的に敵の4番をヒーローにさせてしまったことの意味は、とてつもなく大きい。藤川1人の問題だけではない。 藤川が疲れているのは、当然わかっていることだろう。 チームは今本当に、正念場を迎えている。
 私は今日、甲子園で最後まで応援していたが、なんと私が今年球場に行った日は全敗。 なんだか責任を感じる。 (2007,9,14)

セ・リーグ順位表 2007/9/14現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神12768554.553-
中 日12668562.5480.5
巨 人13171591.5460.5
横 浜12258631.4799.0
広 島12652722.41916.5
ヤクルト12251710.41816.5

・対中日21回戦は、2vs0。
 中日小笠原、阪神安藤と、今調子の良い投手の投げ合いで、緊迫感のある展開。 中日は何度かチャンスがありながら、得点できなかった。一方、我が阪神は6回裏に濱中の2ランで 見事先制。7回からK−J−F。特にジェフは体調が心配されたが、今日の投球を見る限り、 まったく問題なく、相変わらず素晴らしい球が走っていた。 久保田も藤川も、昨日のリベンジを見事果たした。 明日の両チームの先発投手を考えると、厳しい試合展開が予想されるだけに、 今日の勝ちは本当に大きかった。 (2007,9,15)

セ・リーグ順位表 2007/9/15現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神12869554.556-
巨 人13272591.5500.5
中 日12768572.5441.5
横 浜12359631.4849.0
広 島12752732.41617.5
ヤクルト12351720.41517.5

・対中日22回戦は、0vs7。
 予想通り一方的な負けだった。やはり中田投手は打てない。ただ、今日の展開だと、 許されるのは3失点まで。あとの4点は橋本投手の責任。どうせ負けなのだから同じと思ってしまいがちだが、 あれで橋本の信頼は落ちた。もう、次に頑張ればいいなどと言っていられない時期なのだ。
 負け数と残り試合を考えれば、依然として巨人よりも有利な位置にいることは間違いない。 もちろん明日からの直接対決で2敗しないことが大前提だが。むしろ手ごわいのは中日。 取りこぼしの少ない方が、最後に笑うことになる。 (2007,9,16)

セ・リーグ順位表 2007/9/16現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人13373591.553-
阪 神12969564.5520.5
中 日12869572.5481.0
横 浜12460631.4888.5
広 島12852742.41318.0
ヤクルト12451730.41118.0

・対巨人22回戦は、4vs1。
 心配された先発下柳が今日は気合いの好投。無失点で内野ゴロの山を築いていたが、 6回表に失投を谷にレフトスタンドへ運ばれ、1vs1に。7回からK−J−Fと鉄壁のリレーの中、 打線は7回裏に1点、8回裏に2点を追加し、危なげなく終わった。
 絶対に負けてはいけない試合に、全員一丸となった勝利。 これで、明日、明後日のうち、どちらか1つ勝てればいい。 (2007,9,17)

セ・リーグ順位表 2007/9/17現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13070564.556-
中 日12970572.5510.5
巨 人13473601.5490.5
横 浜12561631.4928.0
広 島12952752.40918.5
ヤクルト12551740.40818.5

・対巨人23回戦は、5vs4。
 両軍とも先発の立ち上がりが不安定で、1回に1点ずつ取り合い、大味な試合になるかと予想された。 ところが巨人久保は回を追うごとに立ち直り、阪神能見は早々と下ろされ、代わった江草が見事な好投。 震えるような緊迫感の中、試合は続いた。4回裏に金本のソロで阪神が勝ち越せば、 7回表には二岡のタイムリーで2vs2に追いつく。7回裏に阪神がシーツと葛城のタイムリーで2点を勝ち越せば、 8回表に巨人が小笠原の2点タイムリーでまた追いつく。決勝点は、8回裏、門倉の暴投による5点め。 9回表も巨人があと1打という所まで迫り、まさに厳しい天王山だった。
 かなり大きな意味を持つ1勝であった。明日も緊張感を持って、最高の試合を見せて欲しい。 (2007,9,18)

セ・リーグ順位表 2007/9/18現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13171564.559-
中 日13070582.5471.5
巨 人13573611.5451.5
横 浜12661641.4889.0
広 島13053752.41418.5
ヤクルト12652740.41318.5

・対巨人24回戦(最終戦)は、1vs11で完敗。
 今日は初回からジャイアンツの絶対勝つぞという気迫が伝わってきた。 昨日の落胆が大きかったとは思うのだが、そのうっぷんを晴らすように打ちまくっていた。 今日のタイガースの問題点として一番大きなものは、橋本の投球だ。 この間に引き続き、どうにも締まらない内容だった。これでは今後の緊迫した試合を任せられない。 一方、福原の内容がまずまずだったのは救いだ。
 この3連戦、最悪2敗でもいいかと思っていたが、早々と2勝を決めたことで、 今日は気楽に見ていられた。中日からの6連戦を3勝3敗で切り抜けたのは立派。 この接戦の中では、5分をキープしてゆくことが大事だ。 (2007,9,19)

セ・リーグ順位表 2007/9/19現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13271574.555-
中 日13171582.5500.5
巨 人13674611.5480.5
横 浜12762641.4928.0
広 島13153762.41118.5
ヤクルト12752750.40918.5

・対ヤクルト21回戦は、1vs8。
 今一番期待される先発安藤が、ふがいない内容だった。 いくら相手がプレッシャーのない中でのびのびとやっているからといって、 それに勝ってゆかない限り、上昇はあり得ない。 (2007,9,21)

セ・リーグ順位表 2007/9/21現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日13272582.554-
巨 人13775611.5510.0
阪 神13371584.5500.5
横 浜12862651.4888.5
ヤクルト12853750.41418.0
広 島13253772.40819.0

・対ヤクルト22回戦は、6vs9。
 今日も先発杉山が打たれ、その後せっかく関本と鳥谷の2ラン2本で逆転したのに、 江草が打たれ、渡辺も打たれた。この時期の投手陣の疲労はどのチームも同じこと。 ヤクルト打撃陣の積極的な攻撃にこそ学ぶべきだ。 かなり厳しい状況に立たされたが、気持ちを切らさずに、明日から一戦一戦向かってゆくしかない。 (2007,9,22)

セ・リーグ順位表 2007/9/22現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日13373582.557-
巨 人13876611.5550.0
阪 神13471594.5461.5
横 浜12962661.4849.5
ヤクルト12954750.41918.0
広 島13353782.40520.0

・対ヤクルト23回戦は、0vs3。
 先発上園投手は立ち上がりこそ不安定だったが、1失点と十分に仕事を果たした。 ところが相手先発石井投手の出来がそれを遙かに上回っていた。 なぜあれが打てないのか、見ていてとても歯がゆかった。唯一のチャンスだった6回表、 ランナー2・3塁での濱中の三振がすべてだった。その後、ジェフがまさかの2失点。 この連敗で、もう本当に負けられなくなった。 (2007,9,23)

セ・リーグ順位表 2007/9/23現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人13977611.558-
中 日13473592.5531.0
阪 神13571604.5422.5
横 浜13062671.48110.5
ヤクルト13055750.42318.0
広 島13454782.40920.0

・対横浜20回戦は、4vs5。
 4回表に桜井の3ランで先制した直後、代打種田のタイムリーなどですぐ同点に追いつかれた。 6回表に代打桧山の押し出し四球で勝ち越し。その後、追加点のチャンスを生かせず、 1点を守るべく8回裏から藤川投入。ところが、2死走者なしから四球、単打の後、 佐伯に逆転タイムリーを打たれる。
 致命的な5連敗。藤川が打たれて優勝を逃すなら、仕方ない。 もういいよ、球児。これまで数え切れないほどの感動と勇気をもらった。 責任を感じることはない。これ以上無理して、肩をこわしたり、来年に影響を残すことだけはないようにしてほしい。 クライマックスシリーズで一発逆転をという人もいるが、リーグ優勝できなければ、負けは負けだ。 もちろん最後まで気持ちを切らさずに戦って欲しいけれど、どんな結果になろうと、応援を続ける。 我々は阪神が強いから好きなのではない。ただ阪神が阪神であるがゆえに、応援しているのだから。 (2007,9,24)

セ・リーグ順位表 2007/9/24現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日13574592.556M7
巨 人14077621.5540.0
阪 神13671614.5382.5
横 浜13163671.4859.5
ヤクルト13155760.42018.0
広 島13555782.41419.0

・対横浜21回戦は、3vs4で延長10回サヨナラ負け。
 1回表に金本のタイムリーで先制するも3回裏には内川の2ランで逆転。 4回裏、佐伯のソロで3点目。8回表、赤松のヒットを足がかりに、シーツのタイムリーで2vs3。 9回表、無死満塁から鳥谷の犠飛で同点。9回裏は藤川が3者凡退に抑えたものの、 10回裏、吉村にサヨナラタイムリーを打たれる。
 藤川の球に力がなくなっている。それは確かだが、それまでに勝ち越せない打撃陣に責任がある。 打てなければ、絶対に勝てないのだ。 (2007,9,25)

セ・リーグ順位表 2007/9/25現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14178621.557-
中 日13674602.5521.0/M7
阪 神13771624.5343.5
横 浜13264671.4899.5
ヤクルト13256760.42418.0
広 島13655792.41020.0

・対横浜22回戦は、1vs6。
 ついに横浜にも3連敗し、合計7連敗となった。 今日の得点は、金本のソロHRのみ。先発は打たれるし、打線はまったく元気がない。 こんなチーム状態で、勝てるわけがない。もっと悪いのは、 途中で試合を投げているような姿勢が見えたこと。あれは絶対にいけない。 優勝の夢は消えたが、少しでも前に進むことが重要。 (2007,9,26)

セ・リーグ順位表 2007/9/26現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14279621.560-
中 日13774612.5482.0/M7
阪 神13871634.5304.5
横 浜13365671.4929.5
ヤクルト13357760.42918.0
広 島13755802.40721.0

・対中日23回戦は、1vs4。
 今日から復帰した今岡が、意地を見せてくれた。しかし、その今岡が2塁打を放った6回裏、 無死2、3塁の好機で得点できなかったあの拙攻に、最近の阪神のすべてが出ていたように思う。 これで8連敗だが、そんなことよりも、明日勝たないと、 中日戦負け越しになってしまう。明日は意地で勝利を! (2007,9,27)

セ・リーグ順位表 2007/9/27現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14279621.560-
中 日13875612.5511.5/M6
阪 神13971644.5265.0
横 浜13365671.4929.5
ヤクルト13457770.42518.5
広 島13856802.41220.5

・対中日24回戦(最終戦)は、2vs1。
 相手先発は、タイガースキラーの異名を取る中田。 4回表に森野の内野ゴロの間に1点先制されてしまったが、 その裏、2死ランナーなしから今岡が四球を選び、 林が2ランを放って逆転。先発上園は5回まで好投し、 6回からは久保田。8回にはジェフがピンチを迎えながら、ウッズを見逃し三振に。 9回は球児が見事リベンジ。
 今日の勝ちは本当に大きい。長い連敗を脱出したという意味よりも、 タイガースとしての自信を取り戻すために。クライマックスシリーズに向けて、 もういちど波に乗るために。そして何より、これで対中日勝ち越しを決めることができた。 (2007,9,28)

セ・リーグ順位表 2007/9/28現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14279621.560M2
中 日13975622.5472.0
阪 神14072644.5294.5
横 浜13466671.4969.0
ヤクルト13557780.42219.0
広 島13856802.41220.5

・対広島24回戦(最終戦)は、3vs5。
 今年は最後まで、広島には分が悪かった。今日の試合展開の細部を見ても、打球の飛ぶ位置など、 徹底的に広島にツキがあるように見えた。阪神にはまったく良いところがなかったようだが、 8回裏、代打桧山が初球を見事にとらえたタイムリー、それに続く今岡のタイムリー、 そして9回裏、桜井の意地の一発など、打撃力低迷下での必死さは伝わってきた。 これからラストスパートに向けて、投手陣も含めなんとか試合を作る懸命さだけは失わないで欲しい。 (2007,9,29)

セ・リーグ順位表 2007/9/29現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14279621.560M2
中 日13975622.5472.0
阪 神14172654.5265.0
横 浜13566681.4939.5
ヤクルト13658780.42618.5
広 島13957802.41620.0

セ・リーグ順位表 2007/9/30現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14279621.560M2
中 日14076622.5511.5
阪 神14172654.5265.0
横 浜13566681.4939.5
ヤクルト13658780.42618.5
広 島14057812.41320.5

・対横浜23回戦は、9vs7。クライマックスシリーズ進出を決めた。
 今岡が初回の3ランを含め、5打点の大活躍。名実ともに復活した。今日は鳥谷の負傷により 1番センター桜井、8番ショート秀太。赤星も先発をはずれた。ケガ人続出の中で、 必死の戦いを見せてくれた。
 9vs4で迎えた9回裏、5点差あったからいいものの、ダーウィンが連打を浴び1失点、 続く藤川も村田のHRを含め2失点。気が緩んだわけではないだろうが、不安材料を残した。 ともあれ、まだ2位の可能性が残されている限り、あと2試合全力で戦って欲しい。 (2007,10,1)

セ・リーグ順位表 2007/10/1現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14279621.560M1
中 日14176632.5472.0
阪 神14273654.5294.5
横 浜13666691.48910.0
ヤクルト13658780.42618.5
広 島14158812.41720.0

・対横浜24回戦(最終戦)は、0vs5。まったくいいところなし。
 先発安藤は初回から不安定。4回までに4失点。リリーフの橋本も金城にHRを打たれた。 打線はまったく機能せず、わずかに2安打。まずい守備も多く見られ、やる気さえも疑われる 情けない試合だった。
 これで3位が確定。だが、今の調子では、クライマックスシリーズで勝ち上がることなど、 不可能に思える。けが人が多いとか、投手は投げ疲れたなんて、言い訳にもならないのだ。
 ところで今日、読売ジャイアンツがヤクルト戦で劇的な逆転サヨナラ勝ちをおさめ、リーグ優勝した。 ジャイアンツファンの皆さん、おめでとうございます。東京ドームで対戦できるように、 我々も頑張ります。 (2007,10,2)

セ・リーグ順位表 2007/10/2現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14380621.563優勝
中 日14176632.5472.5
阪 神14373664.5255.5
横 浜13767691.49310.0
ヤクルト13758790.42319.5
広 島14158812.41720.5

・対ヤクルト24回戦(最終戦)は、3vs0。今シーズン公式戦最終試合。 今期の成績は、74勝66敗4分の第3位。
 今日は新人上園に勝ちをつけようと、チームが一丸となって戦った。だが、攻撃のほうは 今岡の先制ソロこそ華々しかったものの、打線爆発とまではいかなかった。 上園は堂々7回を無失点で投げ抜き、久保田が続き、最後は藤川が3人でピシャッと締め、 今シーズンの最終戦を飾った。
 しかし、今日一番沸いたシーンは、「代打、オレ」。 ヤクルト古田選手兼任監督が、対阪神戦最後の登場となり、見事ヒットを放った。 阪神ファンからも惜しみない拍手と、古田コール。そう、我々野球ファンの共通の思いは、 彼こそ今の野球界の救世主であり、2リーグ制が続いているのも、 日本プロ野球選手会長としての彼の苦悩と決断によるところが大きいということだ。
 ありがとう、古田監督。あなたのような人がいてくれたからこそ、 我々はプロ野球ファンでいてよかったと、心から思えたのです。 できれば、またいつか、グラウンドに戻ってきてくださらないでしょうか。 (2007,10,3)

セ・リーグ順位表 2007/10/3現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14480631.559優勝
中 日14176632.5472.0
阪 神14474664.5294.5
横 浜13868691.4969.0
ヤクルト13858800.42019.5
広 島14158812.41720.0

セ・リーグ順位表 2007/10/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14480631.559優勝
中 日14277632.5501.5
阪 神14474664.5294.5
横 浜13968701.4939.5
ヤクルト13959800.42419.0
広 島14258822.41420.5

セ・リーグ順位表 2007/10/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14480631.559優勝
中 日14277632.5501.5
阪 神14474664.5294.5
横 浜14069701.4969.0
ヤクルト14059810.42119.5
広 島14258822.41420.5

セ・リーグ順位表 2007/10/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14480631.559優勝
中 日14378632.5531.0
阪 神14474664.5294.5
横 浜14169711.4939.5
ヤクルト14159820.41820.0
広 島14359822.41820.0

セ・リーグ順位表 2007/10/7現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14480631.559優勝
中 日14478642.5491.5
阪 神14474664.5294.5
横 浜14270711.4969.0
広 島14460822.42319.5
ヤクルト14259830.41520.5

セ・リーグ順位表 2007/10/8現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14480631.559優勝
中 日14478642.5491.5
阪 神14474664.5294.5
横 浜14371711.5008.5
広 島14460822.42319.5
ヤクルト14359840.41321.0

セ・リーグ順位表 2007/10/9全日程終了
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14480631.559優勝
中 日14478642.5491.5
阪 神14474664.5294.5
横 浜14471721.4969.0
広 島14460822.42319.5
ヤクルト14460840.41720.5

・セントラルリーグ、クライマックスシリーズ第1ステージ第1戦は、0vs7で完敗。
 あまりに予想通りで、悲しかった。現在の阪神と中日のチーム状況を見れば、 まったく勝てる要素などない。そんな状況下で、川上投手の出来はケタ違いに素晴らしく、 まったく付け入る隙がなかった。初回から3球勝負で、ズバズバときた。
 今日はもうダメだと思ったのは、1回裏。先頭荒木を関本のエラーで出してしまった後、 なんと荒木は次打者の初球で盗塁。そして井端はゴロできっちり3塁へ進める。 今日3番に入った森野がすかさずタイムリー。なんと1ヒットで1得点。 その後主砲は期待どおりHR。これぞ、中日の野球。お見事としか、言いようがない。
 対して阪神は、早打ちせず川上の球を選んで、結局三振や凡打の山。どんどん相手のペースに 引きずられていった。慎重に行き過ぎて、結局打開策が見えないという、典型的な負け試合。
 ところで今日、問題にしたいのは、中日の継投策。大量リードがありながら、 一時は1人1殺ともいえる継投で、計7人を注ぎ込んだ。短期決戦では、どんな手を使ってでも 勝たなければならない。それは確かにそうだ。相手に1点もやりたくない。その気持ちも当然だ。 相手の戦意を失わせたい。それもその通りだ。 落合監督は、確かにいつもイヤらしい戦い方をする。だが、まるで調整登板とも思える今日のあの継投は、 ハッキリ言って相手に失礼ではないか。
 阪神ファンを代表して、ひと言、バカにするな!と言いたい。
 このままだと、明日も非常に苦しい展開が予想されるが、タイガースナインよ、 このまま、バカにされたまま、悔しいままで終わってはいけない。 (2007,10,13)

・セントラルリーグ、クライマックスシリーズ第1ステージ第2戦は、3vs5。あと一歩及ばず。
 1回裏に満塁から5番・中村紀の2点タイムリー、6番・李の3ランでなんと5点先制され、先発上園がKO。 その後、渡辺、江草と中継ぎが踏ん張り、久保田、ウイリアムスにつないで追加点を許さず。 一方、打撃陣は4回表にようやく野口のタイムリーで1点を返し、8回にはシーツのヒットを足がかりに、 金本のタイムリー、代打桧山の犠飛で2点差まで詰め寄った。しかし、守護神岩瀬の前に、後続を断たれ、 万事休す。
 今年は最後まで、打てない、先発が抑えられないシーズンだった。 その1年を象徴するようなこの2試合。けが人が続出してしまったとはいえ、これが今の実力ということなのだろう。 戦術にしても、あまりにも無策で、積極性に欠ける野球だったように思う。 短期決戦では、これまでの自分たちの常識を壊すくらいの大胆さが必要だったのではないか。 まあ、中日のような泥臭い、イヤらしい野球をと言っても無理だろうし、我々ファンもそれを望んではいない。 ある意味淡泊だけれど、勢いに乗るとめっぽう強いというのが阪神のスタイル。もう少しの緻密さと、 気持ちの図太さがあれば、変わってくるに違いない。
 来季の課題は明らかだ。先発陣の充実と、打線のつながり。JFKの魔力だって、いつまでも続かない。 頑張って欲しいのは、今岡、鳥谷。次世代を担う選手として、林、桜井。 今岡のやるべきことは、本人が十分わかっているはずだが、鳥谷は1番を打つ以上、 もっとしつこく出塁にこだわり、もっと足を使わなくてはいけない。林と桜井が頑張れば、 濱中や関本も必死になるだろう。層の厚いチームだからこそ、自分の役割というものを自覚して、 9人が一丸となった野球を見せて欲しい。 (2007,10,14)

【プロ野球応援板】

・セントラルリーグ、クライマックスシリーズ(CS)第2ステージは、 3連勝で中日が勝利。日本シリーズ進出を決めた。
 セ・パ両リーグのCSを見ていて改めて感じたのは、パの野球のほうが、 より攻撃的で躍動感があるということ。そのパで完全優勝を収めた日ハムと、 CS未だ負けなしで勢いに乗る中日が、くしくも2年連続でぶつかる日本シリーズは、目が離せない。 (2007,10,20)

・日本シリーズ第1戦は、3vs1で日ハムがまず1勝。
 ダルビッシュ投手は初回からフル回転で、速球をズバズバと決めていた。 一方、川上投手は立ち上がりの不安定さを捕らえられ、 2四球の後セギノールに3ランを浴びてしまう。その後立ち直り、結局2安打という素晴らしい投球内容ながら、 敗戦投手に。短期決戦の恐ろしさをまざまざと見せつけられた試合だった。
 明日、中日が五分に戻せればいいが、日ハムが連勝ということになると、 このまま行ってしまいそうな感じもある。 (2007,10,27)

・日本シリーズ第2戦は、8vs1で中日が勝ち、1勝1敗に。
 昨日とは打ってかわってワンサイドゲームとなったが、 長打が出た後半ではなく、初回にこそ中日らしさが凝縮されていたように思う。 先頭荒木が初球を安打し、2番井端の初球に盗塁。プレイボールからたった2球で 無死2塁とした。このシーンだけで、今日の中日の勝ちが見えた。 どうしても先制点が欲しい試合に、自分たちらしい作戦を実行し、それを成功させる。 すばらしいのひと言だ。井端が安打でつなぎ、森野が犠飛で先制点。 その後、ウッズが併殺に倒れるが、あれは相手をほめるべきだろう。
 日ハムも最終回に意地を見せたが、結局追加点ならず。あそこで1点でも入っていれば、 次への気分がまったく違っていただろう。1日でここまで雰囲気が変わってしまった。 まだまだ何があるかわからない。 (2007,10,28)

・名古屋に場所を移した日本シリーズ第3戦は、9vs1でまたもや中日の圧勝。 2勝1敗に。
 初回から、まさに中日らしいつなぎの野球がみられた。 1本のHRもなく、1回裏に一挙7点。完全に自分たちのペースに持ち込んだ。 2回表、1点を返された後、走者3塁であえて前進守備を敷き、 ショートゴロで井端が本塁へ送球し、見事アウト。絶対に流れを渡さないぞという姿勢。
 この試合で、日ハムはかなり窮地に追い込まれた。明日の戦いに注目だ。 (2007,10,30)

・日本シリーズ第4戦は、4vs2で中日が勝ち、王手をかけた。
 1回表、チャンスをつくりながら得点できなかったことが、 日ハムにとって痛かった。一方、中日は、初回に連夜の先制。 ただ、その後試合は少し落ち着き、4回表に日ハムが1点返したところでムードが変わる。 更に5回表にも得点し、2vs2に。ここで一気に逆転できなかった時点で、 もう日ハムの勝ち目はなくなっていた。試合運びを見ていると、 中日の勝ちへの執念のほうが大きく上回っていたように思う。特に荒木、森野、中村はすばらしい。 守備に少々不安のある李も、闘志あふれるプレーを見せた。 チームががっちり一つにまとまっている中日が、あと一歩というところまできた。 (2007,10,31)

・おめでとう、中日ドラゴンズ。
 日本シリーズ第5戦は、1vs0で中日が勝ち、1敗の後の4連勝で優勝した。
 なんと8回までパーフェクトピッチングを続けていた先発山井を、 最終回には岩瀬に替え、見事パーフェクトリレー。 落合監督のこの采配には「非情」との声もあるが、私はそうは思わない。 シーズン中の成績を考えれば、この日の山井は出来過ぎ。絶対に1点を守りたい場面で、 一番信頼できるピッチャーに投げさせたいというのは、当然だ。 岩瀬に対して、やっぱり最後はお前だという監督の気持ちだったのだろう。
 見事MVPに輝いた中村紀洋選手の涙を見て、私も思わず目頭が熱くなってしまった。 素晴らしい活躍を見せてくれたノリに、野球ファンとして感謝の気持ちを捧げたい。 (2007,11,1)

・中日ドラゴンズ、アジアシリーズ優勝おめでとう。
 韓国SKとの最終決戦はまさにエキサイティングな試合。 同点に追いつかれた直後の9回表に井端のタイムリーで勝ち越し、最後は岩瀬が締め、 見事接戦を6vs5で制した。これでロッテ、日ハムに続いて3連覇となった。 (2007,11,11)

・北京オリンピックアジア最終予選で、日本はフィリピン、 韓国、台湾を破り、見事3連勝で五輪出場権を獲得した。 ふだん見ることのできない豪華な顔ぶれで戦った試合は、 絶対に負けられないプレッシャーの中、堂々の結果を残した。 特に韓国戦では、成瀬、川上、岩瀬、上原という夢のような継投で、 厳しい接戦を制した。この経験をもとに、 来年の五輪でもきっと素晴らしい試合を見せてくれるに違いない。 (2007,12,3)

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